JP2002074555A - 防災システム - Google Patents

防災システム

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JP2002074555A
JP2002074555A JP2000259471A JP2000259471A JP2002074555A JP 2002074555 A JP2002074555 A JP 2002074555A JP 2000259471 A JP2000259471 A JP 2000259471A JP 2000259471 A JP2000259471 A JP 2000259471A JP 2002074555 A JP2002074555 A JP 2002074555A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防災システムにおいて、受信機が複数の端末
器を同時に呼び出しても、ライン電圧の降下を防ぎ、シ
ステムの安定した動作を維持することにある。 【解決手段】 複数の端末器と、これら端末器を監視制
御する受信機2とを備える防災システム1において、端
末器の各々は、個別に設定されている個別アドレスと、
所定のグループごとに設定されているグループアドレス
とを有し、かつ、受信機2からの信号が個別アドレス信
号、グループアドレス信号、全端末信号のいずれである
かを判別する通信コマンド判別回路22と通電表示回路
25とを備える。各端末器は、受信機2からの信号につ
いて、通信コマンド判別回路22が、個別アドレス信号
であると判別した場合にはただちに通電表示回路25の
表示動作を行い、グループアドレス信号又は全端末信号
であると判別した場合には、個別アドレスに対応した遅
延時間後に表示動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信機によって
複数の端末器を監視制御する防災システムに関し、さら
に言えば端末器に設けられた動作表示灯の制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】受信機によって複数の端末器を監視制御
する防災システムが知られている。実公平1−4223
5号公報には、端末器が個別アドレス検出時の出力を利
用して表示灯を駆動する防災用監視制御装置が開示され
ている。この公報の構成によれば、例えば火災感知器や
中継器などの端末器に対して、中央装置(受信機)から
命令を送信したときにその端末器の表示灯(LED、発
光ダイオード)が一瞬点灯するので、どの端末器が受信
機に呼び出され応答しているのか分かるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成において、端末器を個別に呼び出す場合には問題はな
かったが、煙感知器全てといったグループ単位で、ある
いは全ての端末器を呼び出す場合には、多数の表示灯が
一斉に点灯するため、ラインの電圧が降下し、システム
ダウンにつながりかねないという問題があった。
【0004】本発明の課題は、防災システムにおいて、
受信機が複数の端末器を同時に呼び出しても、ライン電
圧の降下を防ぎ、システムの安定した動作を維持するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、例えば図1、図2に示す
ように、防災エリア内の各所に設けられる複数の端末器
(10a、10a、11a、11aなど)と、複数の端末
器を監視制御する受信機(2)とを備え、複数の端末器
の各々は、個別に設定されている個別アドレスを有し、
受信機は、端末器を個別に呼び出す場合には前記個別ア
ドレスを含む第1の信号を送信し、全ての端末器を呼び
出す場合にはその旨を示す第2の信号を送信し、各端末
器は、受信機から信号を受信したときに、第1の信号及
び第2の信号のいずれであるかを判別するアドレス判別
手段(通信コマンド判別回路22)と、受信機から信号
を受信したときに表示動作可能な表示手段(通電表示回
路25)とを備える防災システム(1)において、各端
末器は、アドレス判別手段による判別結果に応じて、表
示手段の表示動作制御を行うことを特徴とする。
【0006】請求項1において、第2の信号について、
全ての端末器が共通のアドレスを有し第2の信号がその
アドレスを含む信号であってもよいし、端末器側に共通
のアドレス設定はしないで、第2の信号が特定のコマン
ドを有する信号であって端末器がそのコマンドを受信す
ると呼び出されたと判断するように構成してもよい。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、例えば図
1、図2に示すように、防災エリア内の各所に設けられ
る複数の端末器(10a、10a、11a、11aな
ど)と、複数の端末器を監視制御する受信機(2)とを
備え、複数の端末器の各々は、個別に設定されている個
別アドレスと、複数の端末器の所定のグループごとに設
定されているグループアドレスとを有し、受信機は、端
末器を個別に呼び出す場合には前記個別アドレスを含む
第1の信号を送信し、所定のグループに属する端末器を
呼び出す場合には前記グループアドレスを含む第2の信
号を送信し、各端末器は、受信機から信号を受信したと
きに、第1の信号及び第2の信号のいずれであるかを判
別するアドレス判別手段(通信コマンド判別回路22)
と、受信機から信号を受信したときに表示動作可能な表
示手段(通電表示回路25)とを備える防災システム
(1)において、各端末器は、アドレス判別手段による
判別結果に応じて、表示手段の表示動作制御を行うこと
を特徴とする。
【0008】請求項2において、「所定のグループ」につ
いてのグループ分けは特に限定されないが、例えば煙感
知器や防火戸といった種別を同じくする端末器のグルー
プや、1階といった設置されている区域を同じくするグ
ループであってもよい。請求項1または2において、表
示手段の表示動作とは、点灯、点滅などであるが具体的
には限定されない。
【0009】請求項1あるいは請求項2に記載の発明に
よれば、各端末器は、アドレス判別手段による判別結果
に応じて、表示手段の表示動作制御を行うことから、例
えば、請求項3または請求項4に記載の発明のような動
作表示制御を行うことで、グループ全体の端末器や全て
の端末器が呼び出されたときのライン電圧の降下を防ぐ
ことができる。
【0010】すなわち請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の防災システムにおいて、各端末器
は、受信した信号について、アドレス判別手段が第1の
信号であると判別した場合には表示手段の表示動作を行
い、第2の信号であると判別した場合には、表示手段の
表示動作を行わないことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、第2の信
号、つまり所定のグループに属する全ての端末器を呼び
出す信号あるいは防災システム内の全ての端末器を呼び
出す信号であるときには、表示手段の表示動作を行わな
いことから、複数の端末器が同時に表示動作してライン
電圧が落ちてしまうようなことは全く生じない。
【0012】また請求項4に記載の発明は、請求項1ま
たは2に記載の防災システムにおいて、各端末器は、受
信した信号について、アドレス判別手段が第1の信号で
あると判別した場合にはただちに表示手段の表示動作を
行い、第2の信号であると判別した場合には、端末器ご
とに設定されている所定の遅延時間後に表示手段の表示
動作を行うことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、第2の信
号、つまり所定のグループに属する全ての端末器を呼び
出す信号あるいは防災システム内の全ての端末器を呼び
出す信号であるときには、端末器ごとに設定されている
所定の遅延時間後に表示手段の表示動作を行うことか
ら、複数の端末器は順々に表示動作することになり、同
時に表示動作することはないので、ライン電圧が降下す
ることはない。
【0014】請求項4において、「端末器ごとに設定さ
れている所定の遅延時間」は、例えばグループアドレス
を含む第2の信号により1つのフロアの端末器を全て呼
び出した場合に、煙感知器、熱感知器、ガス感知器とい
ったように種別によって順番を設定し遅延させてもよい
し、全ての煙感知器を呼び出した場合に1階の煙感知
器、2階の煙感知器といったように設置場所によって順
番を設定し遅延させてもよい。また、ライン電圧の降下
が生じない程度に複数個ずつ同じ遅延時間を設定しても
よい。
【0015】あるいは、請求項4において、請求項5に
記載の発明のように、遅延時間が個別アドレスに対応し
て設定されるように構成してもよい。請求項5に記載の
発明のように設定すれば、遅延時間は端末器の1つ1つ
について異なることになり、表示動作するタイミングを
呼び出された端末器の全てについてずらすことができ、
同時に表示動作する端末器はほとんどなく、ライン電圧
の降下が生じることはない。
【0016】なお、本発明においては、各端末器が個別
アドレスとグループアドレスを有し、受信機側も第2の
信号としてグループアドレスを含むグループアドレス信
号と、全ての端末器を呼び出す全端末信号の2種類を送
信可能であってもよい。その場合、端末器は、グループ
アドレス信号と全端末信号に対して、同じ表示動作をと
ってもよいし、グループアドレス信号に対しては請求項
4のように各端末器を順々に表示動作させ、全端末信号
に対しては請求項3のように表示動作を行わないといっ
たことでもよい。さらに、本発明においては、第2の信
号に対して、表示手段の発光量を落として表示動作させ
るといった制御を行ってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一例
の防災システムの概略構成を示すブロック図である。図
1に示す防災システム1は、建築物等に設置され火災監
視及び報知等の防災活動を行うもので、受信機2と、受
信機2から延びる線路Tから分岐する分岐線路T1、T
2、T3に4つずつ接続された12個の端末器10a、
10a…とから主に構成される。防災システム1では、
図1の12個の端末器に対してそれぞれ個別にアドレス
(個別アドレス)が設定され、受信機2が、その個別ア
ドレスを指定して端末器にコマンドを送信し、その送信
されたアドレスと一致した端末器がコマンドに応じたデ
ータを返信するという、いわゆるR型のシステムを採っ
ている。
【0018】受信機2は、例えば防災センターや管理人
室などに設けられ、防災システム1の動作を制御・統括
するもので、CPU(central processing unit)3、
ROM(read only memory)4、RAM(random acces
s memory)5、端末器との送受信を中継するインターフ
ェース6、操作部7、表示部8を備える。操作部7は各
種スイッチやボタン等からなり、表示部8は液晶表示画
面やLED(発光ダイオード)表示灯などからなる。
【0019】ROM4には、防災システム1全体を制御
するための制御プログラムや制御データなどが記憶され
ている。CPU3は、ROM4に格納された制御プログ
ラムや制御データに従い、RAM5を作業領域として、
防災システム1における各種動作を制御する。
【0020】上記構成を有する受信機2は、ある端末器
の個別アドレスとともに所定のコマンドを信号として送
信し、その端末器から現在の状況を送信させる。受信機
2は、これを順々に繰り返し、多くの端末器から情報を
収集する。この信号を個別アドレス信号(第1の信号)
とする。さらに、受信機2は、例えば防災システム1の
最初の立ち上げ時や、保守点検時などの際には、一度に
多くの端末器を呼び出す。例えば、全ての端末器を呼び
出すときは、端末器の個別アドレスの代わりに、「(0
0)16」(以下、全端末アドレス)を付し、信号を送信
する。この信号を全端末信号(第2の信号)とする。た
だし、各端末器側にこの「(00)16」がアドレスとして
メモリされているわけではない。また、後述するように
各端末器は所定のグループで分けられ、グループ内で共
通のグループアドレスを有している。受信機2は、特定
のグループに所属する端末器を呼び出すときは、前記全
端末アドレスに加えてグループアドレスを追加して、グ
ループに所属する全ての端末器を呼び出すようになって
いる。このときの受信機2からの信号をグループアドレ
ス信号(第2の信号)とする。
【0021】図1の12個の端末器は、例えば火災感知
器や中継器のような個別アドレスが設定され受信機2と
の通信機能を有するものである。分岐線路T1には端末
器10c、10c、11c、11cが接続され、建築物
等の1階に設置されており、これら端末器を1階グルー
プF1とする。分岐線路T2には端末器10b、10
b、11b、11bが接続され、2階に設置されてお
り、これら端末器を2階グループF2とする。分岐線路
T3には端末器10a、10a、11a、11aが接続
され、3階に設置されており、これら端末器を3階グル
ープF3とする。
【0022】また、端末器10a、10a、10b、1
0b、10c、10cは、例えば煙感知器といった同じ
種別のもので、これらを第1種別グループJ1とする。
端末器11a、11a、11b、11b、11c、11
cも、例えば中継器といった同じ種別のもので、これら
を第2種別グループJ2とする。12個の端末器は、上
記のようにグループに属しており、グループに共通のア
ドレス(グループアドレス)を有する。例えば、端末器
10aであれば、個別アドレスの他に、3階グループF
3と第1種別グループJ1それぞれのアドレスを有す
る。
【0023】図2には、12個の端末器に内蔵されてい
る制御回路20のブロック図を示す。制御回路20は、
主に、入力回路21、通信コマンド判別回路22、記憶
部23、遅延回路24、通電表示回路25、及びL端子
26、C端子27とから構成される。図1では、各端末
器に延びる線路T1、T2、T3は便宜的に1本で示し
たが、本来は受信機2及び端末器からの信号が送信され
るL線(図示略)、コモン線(C線、図示略)とからな
り、前記L端子26はL線に、前記C端子27はC線に
接続されている。
【0024】入力回路21は、送受信インターフェース
回路として機能する。遅延回路24は、カウンタとタイ
マを備え、通信コマンド判別回路22から出力信号が入
力すると、前記カウンタに自己の個別アドレスの数字を
セットし、タイマをONにする。その後、カウンタを所
定時間ごとに減算していき、カウンタが0になった時点
でタイマがオフになり、通電表示回路25に対して出力
信号を送出する。
【0025】通電表示回路25は、図示しないLED
(発光ダイオード)からなる表示灯を有する本発明の表
示手段であり、通信コマンド判別回路22あるいは遅延
回路24からの出力信号に応じて該表示灯を点灯させる
ようになっている。この表示灯が点灯することで、動作
中であり受信機2に対して応答していることが分かる。
なお、表示灯について、点灯ではなく、数回点滅させて
もよい。
【0026】アドレス判別手段としての通信コマンド判
別回路22は、入力回路21を介して受信機2から送信
されるコマンド情報を判別する。一方、記憶部23は、
記憶内容を消去したり書き込んだりできるEEPROM
などからなり、端末器の動作に必要な各種データを記憶
するもので、例えば個別アドレスの他に、前記グループ
アドレスを記憶している。
【0027】そして、通信コマンド判別回路22は、入
力回路21を介して受信機2から送信された信号の中の
アドレス部分について、記憶部23に記憶された自己の
個別アドレスやグループアドレスと比較し、自分宛ての
個別アドレス信号か、グループアドレス信号か、全端末
信号であるか判別する。通信コマンド判別回路22は、
自分宛ての個別アドレス信号であると判断した場合に
は、コマンドに対応した内容を受信機2に対して送信す
るとともに、直ちに通電表示回路25に対して出力信号
を送信する。グループアドレス信号あるいは全端末信号
であれば、コマンドに対応した内容を受信機2に対して
送信するとともに、遅延回路24を介して、所定時間後
に通電表示回路25に出力信号を送るようになってい
る。通信コマンド判別回路22は、自分宛の個別アドレ
ス信号やグループアドレス信号でもなく、全端末信号で
もなかった場合には、受信機2からの信号に応答しな
い。
【0028】図3には、図2の制御回路20で行われる
表示動作処理のフローチャートを示した。まず、ステッ
プS1において、受信機2からのコマンド信号を受信し
たか否か判定する。受信するまでこの処理を繰り返し、
受信したと判定すれば、ステップS2に移行し、コマン
ド信号内のアドレスが個別アドレスと一致するか否か、
つまり自分宛ての個別アドレス信号か否か判定する。一
致していれば、ステップS6において通電表示回路25
に出力信号を送出し表示灯を点灯させ、その後ステップ
S1に戻る。ステップS2において一致していないと判
定すれば、ステップS3に移行する。次いで、ステップ
S3において、コマンド信号内のアドレスから自分宛て
のグループアドレス信号や全端末信号であるか否か判定
し、自分宛のグループアドレス信号又は全端末信号であ
ればステップS4に移行し遅延回路24に出力信号を送
出する。次いで、個別アドレスに対応した所定の遅延時
間経過後ステップS5において表示灯を点灯させる。ス
テップS5の後、あるいはステップS3において自分宛
のグループアドレス信号でも全端末信号でもない場合に
はステップS1に戻る。
【0029】以上の防災システム1によれば、各端末器
は、グループアドレス信号や全端末信号のときには、個
別アドレスに対応した遅延時間の後に点灯することにな
るので、ほぼ同時に呼び出された端末器は順々に表示灯
を点灯させるようになるので、一度に多くの端末器が点
灯することがなく、システムのライン電圧の降下を防ぐ
ことができる。したがって防災システム1の安定した動
作を維持することができる。
【0030】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、適宜変更可能であるのは勿論である。グループアド
レス信号や全端末信号の場合、各端末器においては、遅
延回路を利用して個別アドレスに応じた時間分、遅れて
表示灯を点灯させたが、グループアドレス信号や全端末
信号を受信した場合には、表示灯を点灯(点滅)させな
いように構成してもよい。前述のように、グループアド
レス信号や全端末信号は、防災システムの立ち上げ時
や、保守点検時に一度に多数の端末器の動作を確認する
ために送信されることが多く、表示灯が動作しなくても
問題はない。あるいは、グループアドレス信号や全端末
信号のときには、表示灯の光量を落とすことによって、
ライン電圧に影響しないよう制御してもよい。このよう
に点灯させない、あるいは光量を落とすといった構成を
とることでも、ライン電圧の降下を防ぐことができる。
【0031】また、端末器のグループ分けは、図1に示
すものに限らない。例えば、複数種類の種別で1つのグ
ループとしてもよいし、設置されている端末器の数が非
常に多い場合には、階層を設け、1つのグループの中に
小さなグループをいくつか設けてもよい。さらに、本発
明において、線路の数、端末器が設置されている階、端
末器の数などについて図1に示すものに限定されること
はない。
【0032】
【発明の効果】請求項1または2に記載の発明によれ
ば、各端末器は、アドレス判別手段による判別結果に応
じて、表示手段の表示動作制御を行うことから、例え
ば、請求項3または請求項4に記載の発明のような動作
表示制御を行うことで、グループ全体の端末器や全ての
端末器が呼び出されたときのライン電圧の降下を防ぐこ
とができ、したがって防災システムの安定した動作を維
持することができる。
【0033】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、第2の信号、つまり所定のグループに属する全ての
端末器を呼び出す信号あるいは防災システム内の全ての
端末器を呼び出す信号であるときには、表示手段の表示
動作を行わないことから、複数の端末器が同時に表示動
作してライン電圧が落ちてしまうようなことは全く生じ
ない。
【0034】また、請求項4に記載の発明によれば、第
2の信号、つまり所定のグループに属する全ての端末器
を呼び出す信号あるいは防災システム内の全ての端末器
を呼び出す信号であるときには、端末器ごとに設定され
ている所定の遅延時間後に表示手段の表示動作を行うこ
とから、複数の端末器は順々に表示動作することにな
り、同時に表示動作することはないので、ライン電圧が
降下することはない。特に、請求項4において請求項5
に記載の発明のように設定すれば、遅延時間は端末器の
1つ1つについて異なることになり、表示動作するタイ
ミングを呼び出された端末器の全てについてずらすこと
ができ、同時に表示動作する端末器はほとんどなく、ラ
イン電圧の降下が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災システムの一例を示す概略ブロッ
ク図である。
【図2】図1の端末器の制御回路を示す概略ブロック図
である。
【図3】図2の制御回路により行われる表示動作処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 防災システム 2 受信機 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 インターフェース 7 操作部 8 表示部 10a、10b、10c、11a、11b、11c
端末器 20 制御回路 21 入力回路 22 通信コマンド判別回路(アドレス判別手段) 23 記憶部 24 遅延回路 25 通電表示回路(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 321D 321 321E G06F 1/00 334Q (72)発明者 吉川 由紀 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番6号 ニッ タン株式会社内 (72)発明者 ケント サンデル スウェーデン イエテボリ、ヴァストラ・ フロルンダ、ソドラ・ランゲベルグスガタ ン 34、エス−421 32 ニッタン・シス テム・エービー内 Fターム(参考) 5B011 EB06 FF03 MA14 MB11 5C087 AA03 AA25 BB03 BB74 CC48 DD04 EE08 FF01 FF04 GG12 GG66 GG70 GG79 GG83 5K048 AA06 BA51 CA07 CA08 DA02 DA05 DA08 DC04 EA11 EB02 EB12 EB13 FB08 FC01 GC02 HA01 HA02 HA05 HA07 HA24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防災エリア内の各所に設けられる複数の端
    末器と、複数の端末器を監視制御する受信機とを備え、 複数の端末器の各々は、個別に設定されている個別アド
    レスを有し、 受信機は、端末器を個別に呼び出す場合には前記個別ア
    ドレスを含む第1の信号を送信し、全ての端末器を呼び
    出す場合にはその旨を示す第2の信号を送信し、 各端末器は、受信機から信号を受信したときに、第1の
    信号及び第2の信号のいずれであるかを判別するアドレ
    ス判別手段と、受信機から信号を受信したときに表示動
    作可能な表示手段とを備える防災システムにおいて、 各端末器は、アドレス判別手段による判別結果に応じ
    て、表示手段の表示動作制御を行うことを特徴とする防
    災システム。
  2. 【請求項2】防災エリア内の各所に設けられる複数の端
    末器と、複数の端末器を監視制御する受信機とを備え、 複数の端末器の各々は、個別に設定されている個別アド
    レスと、複数の端末器の所定のグループごとに設定され
    ているグループアドレスとを有し、 受信機は、端末器を個別に呼び出す場合には前記個別ア
    ドレスを含む第1の信号を送信し、所定のグループに属
    する端末器を呼び出す場合には前記グループアドレスを
    含む第2の信号を送信し、 各端末器は、受信機から信号を受信したときに、第1の
    信号及び第2の信号のいずれであるかを判別するアドレ
    ス判別手段と、受信機から信号を受信したときに表示動
    作可能な表示手段とを備える防災システムにおいて、 各端末器は、アドレス判別手段による判別結果に応じ
    て、表示手段の表示動作制御を行うことを特徴とする防
    災システム。
  3. 【請求項3】各端末器は、受信した信号について、アド
    レス判別手段が第1の信号であると判別した場合には表
    示手段の表示動作を行い、第2の信号であると判別した
    場合には、表示手段の表示動作を行わないことを特徴と
    する請求項1または2に記載の防災システム。
  4. 【請求項4】各端末器は、受信した信号について、アド
    レス判別手段が第1の信号であると判別した場合にはた
    だちに表示手段の表示動作を行い、第2の信号であると
    判別した場合には、端末器ごとに設定されている所定の
    遅延時間後に表示手段の表示動作を行うことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の防災システム。
  5. 【請求項5】所定の遅延時間は、個別アドレスに対応し
    て設定されることを特徴とする請求項4に記載の防災シ
    ステム。
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