JP2002073962A - 知的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
知的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002073962A JP2002073962A JP2000267313A JP2000267313A JP2002073962A JP 2002073962 A JP2002073962 A JP 2002073962A JP 2000267313 A JP2000267313 A JP 2000267313A JP 2000267313 A JP2000267313 A JP 2000267313A JP 2002073962 A JP2002073962 A JP 2002073962A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 知的財産に関する案件についての情報を迅速
かつ効率的に提供することが可能な知的財産管理システ
ムを提供する。 【解決手段】 この知的財産管理システム1では、所定
のタイミングで、内部用データ格納部13に格納された
内部用抄録データが参照され、出願日や出願番号等の経
過状況に関する情報に変更があった案件が要告知案件と
して検出される。そして、関係者リスト格納部15に格
納された関係者リストから当該要告知案件の関係者が読
み出された後、その要告知案件が出願されたこと等を示
す告知情報が、送信部52から関係者が利用する端末に
対して送信される。
かつ効率的に提供することが可能な知的財産管理システ
ムを提供する。 【解決手段】 この知的財産管理システム1では、所定
のタイミングで、内部用データ格納部13に格納された
内部用抄録データが参照され、出願日や出願番号等の経
過状況に関する情報に変更があった案件が要告知案件と
して検出される。そして、関係者リスト格納部15に格
納された関係者リストから当該要告知案件の関係者が読
み出された後、その要告知案件が出願されたこと等を示
す告知情報が、送信部52から関係者が利用する端末に
対して送信される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業等の組織内に
おいて知的財産を管理するための知的財産管理システ
ム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体に関する。
おいて知的財産を管理するための知的財産管理システ
ム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】特許や商標等の知的財産に関する案件
(本願において案件とは、出願前、出願中及び権利化後
の案件を含むものとする)を多数有する企業等では、自
社においてどのような案件を有しているのかを的確に把
握し、重複や漏れを排除した包括的な知的財産戦略を推
し進める必要がある。どのような案件を有しているのか
を容易に把握するためのシステムとして、書誌的事項等
が入力されたデータ(本願では包袋データという)や電
子出願対応の出願書類データ等に基づき抄録データを作
成するシステムが知られており、こうした技術は例えば
特開平4−369078号公報に開示されている。
(本願において案件とは、出願前、出願中及び権利化後
の案件を含むものとする)を多数有する企業等では、自
社においてどのような案件を有しているのかを的確に把
握し、重複や漏れを排除した包括的な知的財産戦略を推
し進める必要がある。どのような案件を有しているのか
を容易に把握するためのシステムとして、書誌的事項等
が入力されたデータ(本願では包袋データという)や電
子出願対応の出願書類データ等に基づき抄録データを作
成するシステムが知られており、こうした技術は例えば
特開平4−369078号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、情報の把握は容易になるものの、情報
提供の迅速性や効率性について問題があった。例えば、
ある発明案件の出願後速やかに学会発表を行ないたい者
は、毎日抄録データを参照してその発明案件が出願され
たか否かをチェックしなければならなかった。また、多
数の案件につき抄録データが作成されるため、自分に関
連する案件についての抄録データの選別が面倒であり、
効率的に抄録データを参照できなかった。
た従来技術では、情報の把握は容易になるものの、情報
提供の迅速性や効率性について問題があった。例えば、
ある発明案件の出願後速やかに学会発表を行ないたい者
は、毎日抄録データを参照してその発明案件が出願され
たか否かをチェックしなければならなかった。また、多
数の案件につき抄録データが作成されるため、自分に関
連する案件についての抄録データの選別が面倒であり、
効率的に抄録データを参照できなかった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、知的財産に関する案件についての情報を迅速か
つ効率的に提供することが可能な知的財産管理システ
ム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体を提供することを目的とする。
であり、知的財産に関する案件についての情報を迅速か
つ効率的に提供することが可能な知的財産管理システ
ム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る知的財産管
理システムは、組織内において知的財産に関する複数の
案件を管理するシステムであって、各案件の包袋データ
を格納する包袋データ格納手段と、各案件と当該各案件
の関係者とを対応づけた関係者リストを格納する関係者
リスト格納手段と、複数の案件のうち、所定の条件に該
当した案件を要告知案件として検出する案件検出手段
と、関係者リストから要告知案件の関係者を読み出すと
共に、当該関係者が利用可能な関係者端末に当該要告知
案件が所定の条件に該当したことを示す告知情報を送信
する送信手段とを備えることを特徴とする。
理システムは、組織内において知的財産に関する複数の
案件を管理するシステムであって、各案件の包袋データ
を格納する包袋データ格納手段と、各案件と当該各案件
の関係者とを対応づけた関係者リストを格納する関係者
リスト格納手段と、複数の案件のうち、所定の条件に該
当した案件を要告知案件として検出する案件検出手段
と、関係者リストから要告知案件の関係者を読み出すと
共に、当該関係者が利用可能な関係者端末に当該要告知
案件が所定の条件に該当したことを示す告知情報を送信
する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る知的財産管理方法は、
コンピュータシステムを用い、組織内において知的財産
に関する複数の案件を管理する方法であって、上記コン
ピュータシステム内に、各案件の包袋データを格納する
包袋データ格納ステップと、上記コンピュータシステム
内に、各案件と当該各案件の関係者とを対応づけた関係
者リストを格納する関係者リスト格納ステップと、上記
コンピュータシステム内において、複数の案件のうち、
所定の条件に該当した案件を要告知案件として検出する
案件検出ステップと、上記コンピュータシステム内にお
いて、関係者リストから要告知案件の関係者を読み出す
と共に、当該関係者が利用可能な関係者端末に当該要告
知案件が所定の条件に該当したことを示す告知情報を送
信する告知情報送信ステップとを備えることを特徴とす
る。
コンピュータシステムを用い、組織内において知的財産
に関する複数の案件を管理する方法であって、上記コン
ピュータシステム内に、各案件の包袋データを格納する
包袋データ格納ステップと、上記コンピュータシステム
内に、各案件と当該各案件の関係者とを対応づけた関係
者リストを格納する関係者リスト格納ステップと、上記
コンピュータシステム内において、複数の案件のうち、
所定の条件に該当した案件を要告知案件として検出する
案件検出ステップと、上記コンピュータシステム内にお
いて、関係者リストから要告知案件の関係者を読み出す
と共に、当該関係者が利用可能な関係者端末に当該要告
知案件が所定の条件に該当したことを示す告知情報を送
信する告知情報送信ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明に係る知的財産管理プログラ
ムを記録した記録媒体は、組織内において知的財産に関
する複数の案件を管理するコンピュータシステムが読み
取り可能なプログラムを記録した記録媒体であって、上
記コンピュータシステムに、各案件の包袋データを格納
する包袋データ格納処理と、各案件と当該各案件の関係
者とを対応づけた関係者リストを格納する関係者リスト
格納処理と、複数の案件のうち、所定の条件に該当した
案件を要告知案件として検出する案件検出処理と、関係
者リストから要告知案件の関係者を読み出すと共に、当
該関係者が利用可能な関係者端末に当該要告知案件が所
定の条件に該当したことを示す告知情報を送信する告知
情報送信処理とを実行させることを特徴とする。
ムを記録した記録媒体は、組織内において知的財産に関
する複数の案件を管理するコンピュータシステムが読み
取り可能なプログラムを記録した記録媒体であって、上
記コンピュータシステムに、各案件の包袋データを格納
する包袋データ格納処理と、各案件と当該各案件の関係
者とを対応づけた関係者リストを格納する関係者リスト
格納処理と、複数の案件のうち、所定の条件に該当した
案件を要告知案件として検出する案件検出処理と、関係
者リストから要告知案件の関係者を読み出すと共に、当
該関係者が利用可能な関係者端末に当該要告知案件が所
定の条件に該当したことを示す告知情報を送信する告知
情報送信処理とを実行させることを特徴とする。
【0008】これらの発明によれば、所定の条件に該当
した(例えば出願された)案件が要告知案件として検出
されると、各案件と当該各案件の関係者とを対応づけた
関係者リストから要告知案件の関係者が読み出され、そ
の関係者が利用可能な関係者端末に要告知案件が上記所
定の条件に該当したことを示す告知情報が送信される。
従って、上述したような問題を解決し、各案件について
の情報をその案件の関係者に対して迅速かつ効率的に提
供することが可能になる。
した(例えば出願された)案件が要告知案件として検出
されると、各案件と当該各案件の関係者とを対応づけた
関係者リストから要告知案件の関係者が読み出され、そ
の関係者が利用可能な関係者端末に要告知案件が上記所
定の条件に該当したことを示す告知情報が送信される。
従って、上述したような問題を解決し、各案件について
の情報をその案件の関係者に対して迅速かつ効率的に提
供することが可能になる。
【0009】この知的財産管理システムでは、各案件に
ついて、包袋データに基づき情報提供用データを作成す
る情報提供用データ作成手段と、情報提供用データを格
納する情報提供用データ格納手段とをさらに備えること
も好ましい。
ついて、包袋データに基づき情報提供用データを作成す
る情報提供用データ作成手段と、情報提供用データを格
納する情報提供用データ格納手段とをさらに備えること
も好ましい。
【0010】また、この知的財産管理方法では、上記コ
ンピュータシステム内において、各案件について、包袋
データに基づき情報提供用データを作成する情報提供用
データ作成ステップと、上記コンピュータシステム内
に、前記情報提供用データを格納する情報提供用データ
格納ステップとをさらに備えることも好ましい。
ンピュータシステム内において、各案件について、包袋
データに基づき情報提供用データを作成する情報提供用
データ作成ステップと、上記コンピュータシステム内
に、前記情報提供用データを格納する情報提供用データ
格納ステップとをさらに備えることも好ましい。
【0011】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、各案
件について、包袋データに基づき情報提供用データを作
成する情報提供用データ作成処理と、情報提供用データ
を格納する情報提供用データ格納処理とをさらに実行さ
せることも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、各案
件について、包袋データに基づき情報提供用データを作
成する情報提供用データ作成処理と、情報提供用データ
を格納する情報提供用データ格納処理とをさらに実行さ
せることも好ましい。
【0012】一般に、上記のような包袋データには、特
殊なデータ形式が用いられる場合があり、関係者が案件
を把握するのに不要な極めて詳細な情報が含まれること
も多い。そのため、データ形式の変換や不要な情報の削
除等により包袋データに基づき情報提供用データを作成
すれば、後述する各データを容易に作成することが可能
になる。
殊なデータ形式が用いられる場合があり、関係者が案件
を把握するのに不要な極めて詳細な情報が含まれること
も多い。そのため、データ形式の変換や不要な情報の削
除等により包袋データに基づき情報提供用データを作成
すれば、後述する各データを容易に作成することが可能
になる。
【0013】また、この知的財産管理システムでは、少
なくとも要告知案件について、包袋データ又は当該包袋
データをもとに作成された他のデータに基づき、組織内
部向けに情報を提供するための内部用抄録データを作成
する内部用データ作成手段をさらに備え、上記送信手段
が、関係者端末に内部用抄録データを送信することも好
ましい。
なくとも要告知案件について、包袋データ又は当該包袋
データをもとに作成された他のデータに基づき、組織内
部向けに情報を提供するための内部用抄録データを作成
する内部用データ作成手段をさらに備え、上記送信手段
が、関係者端末に内部用抄録データを送信することも好
ましい。
【0014】また、この知的財産管理方法では、上記コ
ンピュータシステム内において、少なくとも要告知案件
について、包袋データ又は当該包袋データをもとに作成
された他のデータに基づき、組織内部向けに情報を提供
するための内部用抄録データを作成する内部用データ作
成ステップと、上記コンピュータシステムから、関係者
端末に内部用抄録データを送信する内部用データ送信ス
テップとをさらに備えることも好ましい。
ンピュータシステム内において、少なくとも要告知案件
について、包袋データ又は当該包袋データをもとに作成
された他のデータに基づき、組織内部向けに情報を提供
するための内部用抄録データを作成する内部用データ作
成ステップと、上記コンピュータシステムから、関係者
端末に内部用抄録データを送信する内部用データ送信ス
テップとをさらに備えることも好ましい。
【0015】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、少な
くとも要告知案件について、包袋データ又は当該包袋デ
ータをもとに作成された他のデータに基づき、組織内部
向けに情報を提供するための内部用抄録データを作成す
る内部用データ作成処理と、関係者端末に内部用抄録デ
ータを送信する内部用データ送信処理とをさらに実行さ
せることも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、少な
くとも要告知案件について、包袋データ又は当該包袋デ
ータをもとに作成された他のデータに基づき、組織内部
向けに情報を提供するための内部用抄録データを作成す
る内部用データ作成処理と、関係者端末に内部用抄録デ
ータを送信する内部用データ送信処理とをさらに実行さ
せることも好ましい。
【0016】これらの発明のように、組織内部向けの内
部用抄録データを作成して関係者端末に送信すれば、関
係者は上述した告知情報と共に内部用抄録データを参照
することができ、各案件についての情報をいっそう容易
に把握することが可能になる。
部用抄録データを作成して関係者端末に送信すれば、関
係者は上述した告知情報と共に内部用抄録データを参照
することができ、各案件についての情報をいっそう容易
に把握することが可能になる。
【0017】また、この知的財産管理システムでは、各
案件について、包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに基づき、特許事務所向けに情報
を提供するための事務所用抄録データを作成する事務所
用データ作成手段をさらに備え、上記送信手段が、特許
事務所が利用可能な事務所端末に事務所用抄録データを
送信することも好ましい。
案件について、包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに基づき、特許事務所向けに情報
を提供するための事務所用抄録データを作成する事務所
用データ作成手段をさらに備え、上記送信手段が、特許
事務所が利用可能な事務所端末に事務所用抄録データを
送信することも好ましい。
【0018】また、この知的財産管理方法では、上記コ
ンピュータシステム内において、各案件について、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、特許事務所向けに情報を提供するための事
務所用抄録データを作成する事務所用データ作成ステッ
プと、上記コンピュータシステムから、特許事務所が利
用可能な事務所端末に事務所用抄録データを送信する事
務所用データ送信ステップとをさらに備えることも好ま
しい。
ンピュータシステム内において、各案件について、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、特許事務所向けに情報を提供するための事
務所用抄録データを作成する事務所用データ作成ステッ
プと、上記コンピュータシステムから、特許事務所が利
用可能な事務所端末に事務所用抄録データを送信する事
務所用データ送信ステップとをさらに備えることも好ま
しい。
【0019】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、各案
件について、包袋データ又は当該包袋データをもとに作
成された他のデータに基づき、特許事務所向けに情報を
提供するための事務所用抄録データを作成する事務所用
データ作成処理と、特許事務所が利用可能な事務所端末
に事務所用抄録データを送信する事務所用データ送信処
理とをさらに実行させることも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、各案
件について、包袋データ又は当該包袋データをもとに作
成された他のデータに基づき、特許事務所向けに情報を
提供するための事務所用抄録データを作成する事務所用
データ作成処理と、特許事務所が利用可能な事務所端末
に事務所用抄録データを送信する事務所用データ送信処
理とをさらに実行させることも好ましい。
【0020】これらの発明のように、特許事務所向けの
事務所用抄録データを作成して事務所端末に送信すれ
ば、特許事務所に対して各案件についての情報を提供す
ることができ、特許事務所の担当者等も各案件について
の情報を容易に把握することが可能になる。
事務所用抄録データを作成して事務所端末に送信すれ
ば、特許事務所に対して各案件についての情報を提供す
ることができ、特許事務所の担当者等も各案件について
の情報を容易に把握することが可能になる。
【0021】また、この知的財産管理システムにおい
て、上記案件検出手段は、上記所定の条件として、複数
の案件のうち、包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報
に変更があった案件を要告知案件として検出することも
好ましい。
て、上記案件検出手段は、上記所定の条件として、複数
の案件のうち、包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報
に変更があった案件を要告知案件として検出することも
好ましい。
【0022】また、この知的財産管理方法において、上
記案件検出ステップでは、上記所定の条件として、複数
の案件のうち、包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報
に変更があった案件を要告知案件として検出することも
好ましい。
記案件検出ステップでは、上記所定の条件として、複数
の案件のうち、包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報
に変更があった案件を要告知案件として検出することも
好ましい。
【0023】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体において、上記案件検出処理では、上記コ
ンピュータシステムに、上記所定の条件として、複数の
案件のうち、包袋データ又は当該包袋データをもとに作
成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報に
変更があった案件を要告知案件として検出させることも
好ましい。
した記録媒体において、上記案件検出処理では、上記コ
ンピュータシステムに、上記所定の条件として、複数の
案件のうち、包袋データ又は当該包袋データをもとに作
成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報に
変更があった案件を要告知案件として検出させることも
好ましい。
【0024】これらの発明のように、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータ(上述の情
報提供用データや内部用抄録データ等)に含まれる経過
状況に関する情報に変更があった案件を要告知案件とし
て検出すれば、案件の経過状況に合わせて関係者に情報
を提供することが可能になる。なお、ここでいう経過状
況に関する情報の変更の例としては、出願日や出願番号
が入力された場合(すなわち出願された場合)、公開日
や公開番号が入力された場合(すなわち出願公開された
場合)、登録日や登録番号が入力された場合(すなわち
権利化された場合)等が挙げられる。
該包袋データをもとに作成された他のデータ(上述の情
報提供用データや内部用抄録データ等)に含まれる経過
状況に関する情報に変更があった案件を要告知案件とし
て検出すれば、案件の経過状況に合わせて関係者に情報
を提供することが可能になる。なお、ここでいう経過状
況に関する情報の変更の例としては、出願日や出願番号
が入力された場合(すなわち出願された場合)、公開日
や公開番号が入力された場合(すなわち出願公開された
場合)、登録日や登録番号が入力された場合(すなわち
権利化された場合)等が挙げられる。
【0025】また、この知的財産管理システムでは、包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、複数の案件の統計データを作成する統計
データ作成手段をさらに備えることも好ましい。
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、複数の案件の統計データを作成する統計
データ作成手段をさらに備えることも好ましい。
【0026】また、この知的財産管理方法では、上記コ
ンピュータシステム内において、包袋データ又は当該包
袋データをもとに作成された他のデータに基づき、複数
の案件の統計データを作成する統計データ作成ステップ
をさらに備えることも好ましい。
ンピュータシステム内において、包袋データ又は当該包
袋データをもとに作成された他のデータに基づき、複数
の案件の統計データを作成する統計データ作成ステップ
をさらに備えることも好ましい。
【0027】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、複数の案件の統計データを作成する統計デ
ータ作成処理をさらに実行させることも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、複数の案件の統計データを作成する統計デ
ータ作成処理をさらに実行させることも好ましい。
【0028】これらの発明のように、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
複数の案件の統計データを作成すれば、例えば月別の出
願件数や登録件数といった情報を得ることができ、組織
全体の知的財産戦略の策定等に用いることが可能にな
る。
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
複数の案件の統計データを作成すれば、例えば月別の出
願件数や登録件数といった情報を得ることができ、組織
全体の知的財産戦略の策定等に用いることが可能にな
る。
【0029】また、この知的財産管理システムでは、包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、複数の案件の手続期限を管理するための
期限管理データを作成する期限管理データ作成手段をさ
らに備えることも好ましい。
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、複数の案件の手続期限を管理するための
期限管理データを作成する期限管理データ作成手段をさ
らに備えることも好ましい。
【0030】また、この知的財産管理方法では、上記コ
ンピュータシステム内において、包袋データ又は当該包
袋データをもとに作成された他のデータに基づき、複数
の案件の手続期限を管理するための期限管理データを作
成する期限管理データ作成ステップをさらに備えること
も好ましい。
ンピュータシステム内において、包袋データ又は当該包
袋データをもとに作成された他のデータに基づき、複数
の案件の手続期限を管理するための期限管理データを作
成する期限管理データ作成ステップをさらに備えること
も好ましい。
【0031】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、複数の案件の手続期限を管理するための期
限管理データを作成する期限管理データ作成処理をさら
に実行させることも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、複数の案件の手続期限を管理するための期
限管理データを作成する期限管理データ作成処理をさら
に実行させることも好ましい。
【0032】これらの発明のように、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
複数の案件の手続期限を管理するための期限管理データ
を作成すれば、この期限管理データにより知財担当者等
に注意を喚起することができ、手続期限の徒過防止を図
ることが可能になる。
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
複数の案件の手続期限を管理するための期限管理データ
を作成すれば、この期限管理データにより知財担当者等
に注意を喚起することができ、手続期限の徒過防止を図
ることが可能になる。
【0033】また、この知的財産管理システムでは、包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、各案件を所定の属性ごとに分類した分類
データを作成する分類データ作成手段をさらに備えるこ
とも好ましい。
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、各案件を所定の属性ごとに分類した分類
データを作成する分類データ作成手段をさらに備えるこ
とも好ましい。
【0034】また、この知的財産管理システムでは、上
記コンピュータシステム内において、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
各案件を所定の属性ごとに分類した分類データを作成す
る分類データ作成ステップをさらに備えることも好まし
い。
記コンピュータシステム内において、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
各案件を所定の属性ごとに分類した分類データを作成す
る分類データ作成ステップをさらに備えることも好まし
い。
【0035】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、各案件を所定の属性ごとに分類した分類デ
ータを作成する分類データ作成処理をさらに実行させる
ことも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、各案件を所定の属性ごとに分類した分類デ
ータを作成する分類データ作成処理をさらに実行させる
ことも好ましい。
【0036】これらの発明のように、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
各案件を所定の属性ごとに分類した分類データを作成す
れば、例えば法域、経過状況又は技術分野ごとの案件数
といった情報を得ることができ、組織全体の知的財産戦
略の策定等に用いることが可能になる。
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
各案件を所定の属性ごとに分類した分類データを作成す
れば、例えば法域、経過状況又は技術分野ごとの案件数
といった情報を得ることができ、組織全体の知的財産戦
略の策定等に用いることが可能になる。
【0037】また、この知的財産管理システムでは、包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、複数の案件から1又は複数の案件を検索
する検索手段をさらに備えることも好ましい。
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、複数の案件から1又は複数の案件を検索
する検索手段をさらに備えることも好ましい。
【0038】また、この知的財産管理方法では、上記コ
ンピュータシステム内において、包袋データ又は当該包
袋データをもとに作成された他のデータに基づき、複数
の案件から1又は複数の案件を検索する検索ステップを
さらに備えることも好ましい。
ンピュータシステム内において、包袋データ又は当該包
袋データをもとに作成された他のデータに基づき、複数
の案件から1又は複数の案件を検索する検索ステップを
さらに備えることも好ましい。
【0039】また、この知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、複数の案件から1又は複数の案件を検索す
る検索処理をさらに実行させることも好ましい。
した記録媒体では、上記コンピュータシステムに、包袋
データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデー
タに基づき、複数の案件から1又は複数の案件を検索す
る検索処理をさらに実行させることも好ましい。
【0040】これらの発明のように、包袋データ又は当
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
複数の案件から1又は複数の案件の検索を行なえば、所
望の案件についての情報をより迅速かつ効率的に提供す
ることが可能になる。
該包袋データをもとに作成された他のデータに基づき、
複数の案件から1又は複数の案件の検索を行なえば、所
望の案件についての情報をより迅速かつ効率的に提供す
ることが可能になる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係る知的財産管理システム、知的財産管理方
法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体
の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明
において、同一又は相当要素には同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。また、実施形態では、企業Aに
おいて発明案件を管理する例について説明する。
本発明に係る知的財産管理システム、知的財産管理方
法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体
の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明
において、同一又は相当要素には同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。また、実施形態では、企業Aに
おいて発明案件を管理する例について説明する。
【0042】まず、図1に示すブロック図を参照しなが
ら、本実施形態に係る知的財産管理システムの構成につ
いて説明する。同図に示すように、この知的財産管理シ
ステム1は、企業Aの社内LAN回線N1を介して発明
部門サーバB1、B2…及び知財部門サーバCと接続可
能であると共に、公衆通信回線N2を介して特許事務所
サーバD1、D2…と接続可能になっており、入力部2
と、抄録データ作成部3と、データ処理部4と、送信制
御部5と、包袋データ格納部11と、情報提供用データ
格納部12と、内部用データ格納部13と、事務所用デ
ータ格納部14と、関係者リスト格納部15と、事務所
リスト格納部16とを備えて構成される。また、この知
的財産管理システム1において、抄録データ作成部3、
データ処理部4及び送信制御部5はいわゆるグループウ
ェアシステムとして構成されており、知財部門サーバC
に接続された知財担当者端末c1…により社内LAN回
線N1を介して操作することが可能になっている。以
下、知的財産管理システム1の各要素について詳細に説
明する。
ら、本実施形態に係る知的財産管理システムの構成につ
いて説明する。同図に示すように、この知的財産管理シ
ステム1は、企業Aの社内LAN回線N1を介して発明
部門サーバB1、B2…及び知財部門サーバCと接続可
能であると共に、公衆通信回線N2を介して特許事務所
サーバD1、D2…と接続可能になっており、入力部2
と、抄録データ作成部3と、データ処理部4と、送信制
御部5と、包袋データ格納部11と、情報提供用データ
格納部12と、内部用データ格納部13と、事務所用デ
ータ格納部14と、関係者リスト格納部15と、事務所
リスト格納部16とを備えて構成される。また、この知
的財産管理システム1において、抄録データ作成部3、
データ処理部4及び送信制御部5はいわゆるグループウ
ェアシステムとして構成されており、知財部門サーバC
に接続された知財担当者端末c1…により社内LAN回
線N1を介して操作することが可能になっている。以
下、知的財産管理システム1の各要素について詳細に説
明する。
【0043】入力部2は、包袋データ格納部11、関係
者リスト格納部15及び事務所リスト格納部16とそれ
ぞれ信号線を介して接続されており、これらの各格納部
に対してデータの入力を行なうことが可能になってい
る。この入力部2としては、例えばキーボードが用いら
れる。包袋データ格納部11は、入力部2からの入力に
より、複数の発明案件についての包袋データを蓄積する
ことが可能になっている。この包袋データ格納部11と
しては、いわゆるリレーショナルデータベース管理シス
テム(RDBMS)等が用いられ、各案件についての詳
細な情報を含む包袋データが例えば2次元の表形式等で
格納される。また、関係者リスト格納部15及び事務所
リスト格納部16は、入力部2からの入力により、それ
ぞれ各案件とその関係者(発明者、知財担当者及びそれ
らの上司等)とを対応づけた関係者リスト、及び、各案
件とその代理を依頼する特許事務所とを対応づけた事務
所リストを格納することが可能になっている。
者リスト格納部15及び事務所リスト格納部16とそれ
ぞれ信号線を介して接続されており、これらの各格納部
に対してデータの入力を行なうことが可能になってい
る。この入力部2としては、例えばキーボードが用いら
れる。包袋データ格納部11は、入力部2からの入力に
より、複数の発明案件についての包袋データを蓄積する
ことが可能になっている。この包袋データ格納部11と
しては、いわゆるリレーショナルデータベース管理シス
テム(RDBMS)等が用いられ、各案件についての詳
細な情報を含む包袋データが例えば2次元の表形式等で
格納される。また、関係者リスト格納部15及び事務所
リスト格納部16は、入力部2からの入力により、それ
ぞれ各案件とその関係者(発明者、知財担当者及びそれ
らの上司等)とを対応づけた関係者リスト、及び、各案
件とその代理を依頼する特許事務所とを対応づけた事務
所リストを格納することが可能になっている。
【0044】抄録データ作成部3は、情報提供用データ
作成部31と、内部用データ作成部32と、事務所用デ
ータ作成部33とを備えており、包袋データ格納部1
1、情報提供用データ格納部12、内部用データ格納部
13及び事務所用データ格納部14とそれぞれ信号線を
介して接続されている。情報提供用データ作成部31
は、包袋データ格納部11に格納された各案件の包袋デ
ータを読み出すと共に、この包袋データに対してデータ
形式の変換や不要な情報の削除等の処理を行なうことに
より情報提供用データを作成し、情報提供用データ格納
部12にこの情報提供用データを格納させることが可能
になっている。また、内部用データ作成部32及び事務
所用データ作成部33は、情報提供用データ格納部12
に格納された各案件の情報提供用データを読み出すと共
に、この情報提供用データに基づきそれぞれ企業内部向
けの内部用抄録データ、及び、特許事務所向けの事務所
用抄録データを作成し、それぞれ内部用データ格納部1
3及び事務所用データ格納部14にこれらの抄録データ
を格納させることが可能になっている。
作成部31と、内部用データ作成部32と、事務所用デ
ータ作成部33とを備えており、包袋データ格納部1
1、情報提供用データ格納部12、内部用データ格納部
13及び事務所用データ格納部14とそれぞれ信号線を
介して接続されている。情報提供用データ作成部31
は、包袋データ格納部11に格納された各案件の包袋デ
ータを読み出すと共に、この包袋データに対してデータ
形式の変換や不要な情報の削除等の処理を行なうことに
より情報提供用データを作成し、情報提供用データ格納
部12にこの情報提供用データを格納させることが可能
になっている。また、内部用データ作成部32及び事務
所用データ作成部33は、情報提供用データ格納部12
に格納された各案件の情報提供用データを読み出すと共
に、この情報提供用データに基づきそれぞれ企業内部向
けの内部用抄録データ、及び、特許事務所向けの事務所
用抄録データを作成し、それぞれ内部用データ格納部1
3及び事務所用データ格納部14にこれらの抄録データ
を格納させることが可能になっている。
【0045】データ処理部4は、統計データ作成部41
と、期限管理データ作成部42と、分類データ作成部4
3と、検索部44とを備えており、内部用データ格納部
13及び送信制御部5とそれぞれ信号線を介して接続さ
れている。統計データ作成部41は、内部用データ格納
部13に格納された複数の案件の内部用抄録データを読
み出すと共に、この内部用抄録データに含まれる情報
(例えば出願日や登録日等の情報)に基づき例えば月別
の出願件数といった統計データを作成することが可能に
なっている。期限管理データ作成部42は、内部用デー
タ格納部13に格納された複数の案件の内部用抄録デー
タを読み出すと共に、この内部用抄録データに含まれる
出願期限日等の情報に基づき期限管理データを作成する
ことが可能になっている。分類データ作成部43は、内
部用データ格納部13に格納された複数の案件の内部用
抄録データを読み出すと共に、この内部用抄録データに
含まれる情報に基づき例えば技術分野ごとの案件数とい
った分類データを作成することが可能になっている。ま
た、検索部44は、知財担当者端末c1…からの検索条
件に関する情報を受け付けると共に、内部用データ格納
部13に格納された内部用抄録データを参照して当該検
索条件に合致する案件を検索することが可能になってい
る。
と、期限管理データ作成部42と、分類データ作成部4
3と、検索部44とを備えており、内部用データ格納部
13及び送信制御部5とそれぞれ信号線を介して接続さ
れている。統計データ作成部41は、内部用データ格納
部13に格納された複数の案件の内部用抄録データを読
み出すと共に、この内部用抄録データに含まれる情報
(例えば出願日や登録日等の情報)に基づき例えば月別
の出願件数といった統計データを作成することが可能に
なっている。期限管理データ作成部42は、内部用デー
タ格納部13に格納された複数の案件の内部用抄録デー
タを読み出すと共に、この内部用抄録データに含まれる
出願期限日等の情報に基づき期限管理データを作成する
ことが可能になっている。分類データ作成部43は、内
部用データ格納部13に格納された複数の案件の内部用
抄録データを読み出すと共に、この内部用抄録データに
含まれる情報に基づき例えば技術分野ごとの案件数とい
った分類データを作成することが可能になっている。ま
た、検索部44は、知財担当者端末c1…からの検索条
件に関する情報を受け付けると共に、内部用データ格納
部13に格納された内部用抄録データを参照して当該検
索条件に合致する案件を検索することが可能になってい
る。
【0046】送信制御部5は、案件検出部51と、送信
部52とを備えており、内部用データ格納部13、事務
所用データ格納部14、関係者リスト格納部15及び事
務所リスト格納部16と信号線を介して接続されてい
る。案件検出部51は、内部用データ格納部13に格納
された内部用抄録データを参照し、この内部用抄録デー
タに含まれる経過状況に関する情報に変更があった案件
を要告知案件として検出することが可能になっている。
ここでいう経過状況に関する情報の変更の例としては、
出願日や出願番号が入力された場合(すなわち出願され
た場合)、公開日や公開番号が入力された場合(すなわ
ち出願公開された場合)、登録日や登録番号が入力され
た場合(すなわち権利化された場合)等が挙げられる。
部52とを備えており、内部用データ格納部13、事務
所用データ格納部14、関係者リスト格納部15及び事
務所リスト格納部16と信号線を介して接続されてい
る。案件検出部51は、内部用データ格納部13に格納
された内部用抄録データを参照し、この内部用抄録デー
タに含まれる経過状況に関する情報に変更があった案件
を要告知案件として検出することが可能になっている。
ここでいう経過状況に関する情報の変更の例としては、
出願日や出願番号が入力された場合(すなわち出願され
た場合)、公開日や公開番号が入力された場合(すなわ
ち出願公開された場合)、登録日や登録番号が入力され
た場合(すなわち権利化された場合)等が挙げられる。
【0047】送信部52は、案件検出部51において検
出された要告知案件の経過状況に関する情報に変更があ
ったことを示す告知情報と、内部用データ格納部13か
ら読み出した要告知案件の内部用抄録データとを、関係
者リスト格納部15に格納された関係者リストから読み
出した当該要告知案件の関係者が利用する端末(発明者
端末及び知財担当者端末等)に対して送信することが可
能になっている。また、事務所用データ格納部14から
読みだした事務所用抄録データを、事務所リスト格納部
16に格納された事務所リストから読み出した特許事務
所が利用する端末(特許事務所端末)に対して送信する
ことが可能になっている。さらに、データ処理部4にお
いて作成された各データや検索結果情報を、当該データ
作成や検索処理を要求した知財担当者が利用する端末
(知財担当者端末)に対して送信することが可能になっ
ている。
出された要告知案件の経過状況に関する情報に変更があ
ったことを示す告知情報と、内部用データ格納部13か
ら読み出した要告知案件の内部用抄録データとを、関係
者リスト格納部15に格納された関係者リストから読み
出した当該要告知案件の関係者が利用する端末(発明者
端末及び知財担当者端末等)に対して送信することが可
能になっている。また、事務所用データ格納部14から
読みだした事務所用抄録データを、事務所リスト格納部
16に格納された事務所リストから読み出した特許事務
所が利用する端末(特許事務所端末)に対して送信する
ことが可能になっている。さらに、データ処理部4にお
いて作成された各データや検索結果情報を、当該データ
作成や検索処理を要求した知財担当者が利用する端末
(知財担当者端末)に対して送信することが可能になっ
ている。
【0048】一方、本実施形態に係る知的財産管理プロ
グラムを記録した記録媒体には、演算処理手段や格納手
段を備える汎用のコンピュータシステムに、上記知的財
産管理システム1の各要素と同等な機能を持たせるため
のプログラムが記録されている。従って、この知的財産
管理プログラムをコンピュータシステムに読み込ませる
ことにより、上記知的財産管理システム1と同等のシス
テムが形成される。より具体的には、例えばコンピュー
タシステムに含まれるマイクロプロセッサが、上記知的
財産管理システム1における抄録データ作成部3やデー
タ処理部4等の機能を果たし、例えばデータベースサー
バが上記知的財産管理システム1における各格納部の機
能を果たすことになる。
グラムを記録した記録媒体には、演算処理手段や格納手
段を備える汎用のコンピュータシステムに、上記知的財
産管理システム1の各要素と同等な機能を持たせるため
のプログラムが記録されている。従って、この知的財産
管理プログラムをコンピュータシステムに読み込ませる
ことにより、上記知的財産管理システム1と同等のシス
テムが形成される。より具体的には、例えばコンピュー
タシステムに含まれるマイクロプロセッサが、上記知的
財産管理システム1における抄録データ作成部3やデー
タ処理部4等の機能を果たし、例えばデータベースサー
バが上記知的財産管理システム1における各格納部の機
能を果たすことになる。
【0049】次に、図2〜図6を参照しながら、本実施
形態に係る知的財産管理システムの動作(知的財産管理
方法)について説明する。企業Aにおいて新規な案件が
発明されると、その案件についての包袋データが入力部
2により入力され、包袋データ格納部11へ格納され
る。各案件についての包袋データには、例えば図2に示
すような出願番号等に関する基本項目のほか、発明者や
出願人等に関する情報、要約等のような発明内容に関す
る情報、中間処理記録等のような経過状況に関する情
報、出願期限日等のような期限管理に関する情報、技術
分野等のような発明案件の属性に関する情報、知財担当
者に関する情報等の詳細な情報が多量に含まれる。ま
た、包袋データの入力と共に、各案件とその関係者とを
対応づけた関係者リスト及びその代理を依頼する特許事
務所とを対応づけた事務所リストが入力部2により入力
され、それぞれ関係者リスト格納部15及び事務所リス
ト格納部16に格納される。
形態に係る知的財産管理システムの動作(知的財産管理
方法)について説明する。企業Aにおいて新規な案件が
発明されると、その案件についての包袋データが入力部
2により入力され、包袋データ格納部11へ格納され
る。各案件についての包袋データには、例えば図2に示
すような出願番号等に関する基本項目のほか、発明者や
出願人等に関する情報、要約等のような発明内容に関す
る情報、中間処理記録等のような経過状況に関する情
報、出願期限日等のような期限管理に関する情報、技術
分野等のような発明案件の属性に関する情報、知財担当
者に関する情報等の詳細な情報が多量に含まれる。ま
た、包袋データの入力と共に、各案件とその関係者とを
対応づけた関係者リスト及びその代理を依頼する特許事
務所とを対応づけた事務所リストが入力部2により入力
され、それぞれ関係者リスト格納部15及び事務所リス
ト格納部16に格納される。
【0050】なお、いったん包袋データが入力された案
件について、経過状況や既に入力された事項に変更があ
った場合には、その都度入力部2により包袋データの更
新作業が行なわれる。例えば、出願がされた案件につい
ては包袋データの出願日や出願番号等の項目の入力が行
なわれ、また、出願人が変更になった案件については包
袋データの出願人項目の修正が行なわれる。同様に、関
係者や特許事務所に変更があった場合にも、その都度入
力部2により関係者リスト又は事務所リストの更新作業
が行なわれる。
件について、経過状況や既に入力された事項に変更があ
った場合には、その都度入力部2により包袋データの更
新作業が行なわれる。例えば、出願がされた案件につい
ては包袋データの出願日や出願番号等の項目の入力が行
なわれ、また、出願人が変更になった案件については包
袋データの出願人項目の修正が行なわれる。同様に、関
係者や特許事務所に変更があった場合にも、その都度入
力部2により関係者リスト又は事務所リストの更新作業
が行なわれる。
【0051】情報提供用データ作成部31においては、
所定のタイミング(例えば毎日18時)で、包袋データ
格納部11に格納された各案件の包袋データが読み出さ
れ、予め定められた変換基準や知財担当者端末c1…に
よる操作に基づき各包袋データに対してデータ形式の変
換や不要な情報の削除等の処理を行なうことにより、例
えば図3に示すような情報提供用データが作成される。
こうして作成された情報提供用データは、内部用又は事
務所用抄録データを作成する際の基礎となるデータであ
り、情報提供用データ格納部12に格納される。なお、
既に情報提供用データが作成されている案件について包
袋データの更新作業が行なわれた場合には、更新された
包袋データと既に作成された情報提供用データとの照合
すること等により包袋データの更新箇所が検出され、そ
れに基づき情報提供用データの更新作業が行なわれる。
所定のタイミング(例えば毎日18時)で、包袋データ
格納部11に格納された各案件の包袋データが読み出さ
れ、予め定められた変換基準や知財担当者端末c1…に
よる操作に基づき各包袋データに対してデータ形式の変
換や不要な情報の削除等の処理を行なうことにより、例
えば図3に示すような情報提供用データが作成される。
こうして作成された情報提供用データは、内部用又は事
務所用抄録データを作成する際の基礎となるデータであ
り、情報提供用データ格納部12に格納される。なお、
既に情報提供用データが作成されている案件について包
袋データの更新作業が行なわれた場合には、更新された
包袋データと既に作成された情報提供用データとの照合
すること等により包袋データの更新箇所が検出され、そ
れに基づき情報提供用データの更新作業が行なわれる。
【0052】また、内部用データ作成部32及び事務所
用データ作成部33においても、所定のタイミング(例
えば毎日19時)で、情報提供用データ格納部12に格
納された各案件の情報提供用データが読み出された後、
予め定められた作成基準や知財担当者端末c1…の操作
により、各案件の情報提供用データに基づき例えば図4
及び図5に示すような内部用抄録データ及び事務所用抄
録データがそれぞれ作成され、内部用データ格納部13
及び事務所用データ格納部14にそれぞれ格納される。
ここで、内部用データ作成部32において作成される内
部用抄録データは、企業A内部向けに各案件についての
情報を提供するためのものであり、企業A内特有の分類
や用語等を用いて企業A内部の関係者に把握しやすい形
式で作成されることになる。また、事務所用データ作成
部32において作成される事務所用抄録データは、特許
事務所向けに各案件についての情報を提供するためのも
のであり、企業A内の秘密事項等を排除した形式で作成
されることになる。なお、既に内部用又は事務所用抄録
データが作成されている案件について情報提供用データ
の更新作業が行なわれた場合には、上記と同様に、更新
された情報提供用データと既に作成された内部用又は事
務所用抄録データとを照合すること等により情報提供用
データの更新箇所が検出され、それに基づき内部用又は
事務所用抄録データの更新作業が行なわれる。
用データ作成部33においても、所定のタイミング(例
えば毎日19時)で、情報提供用データ格納部12に格
納された各案件の情報提供用データが読み出された後、
予め定められた作成基準や知財担当者端末c1…の操作
により、各案件の情報提供用データに基づき例えば図4
及び図5に示すような内部用抄録データ及び事務所用抄
録データがそれぞれ作成され、内部用データ格納部13
及び事務所用データ格納部14にそれぞれ格納される。
ここで、内部用データ作成部32において作成される内
部用抄録データは、企業A内部向けに各案件についての
情報を提供するためのものであり、企業A内特有の分類
や用語等を用いて企業A内部の関係者に把握しやすい形
式で作成されることになる。また、事務所用データ作成
部32において作成される事務所用抄録データは、特許
事務所向けに各案件についての情報を提供するためのも
のであり、企業A内の秘密事項等を排除した形式で作成
されることになる。なお、既に内部用又は事務所用抄録
データが作成されている案件について情報提供用データ
の更新作業が行なわれた場合には、上記と同様に、更新
された情報提供用データと既に作成された内部用又は事
務所用抄録データとを照合すること等により情報提供用
データの更新箇所が検出され、それに基づき内部用又は
事務所用抄録データの更新作業が行なわれる。
【0053】案件検出部51においては、所定のタイミ
ング(例えば毎日20時)で、内部用データ格納部13
に格納された内部用抄録データが参照され、前回のタイ
ミング(例えば前日の20時)と比較して、出願日や出
願番号等の経過状況に関する情報に変更があった案件が
要告知案件として検出される。例えば、前回の検出タイ
ミングでは空欄であった出願日や出願番号の項目が入力
されている場合、その案件は前回の検出タイミングから
今回の検出タイミングの間(上記例では前日20時から
本日20時の間)に出願されたものとして検出されるこ
とになる。こうした検出処理は出願公開された案件や権
利化された案件についても同様に行なわれる。なお、こ
の検出処理は、知財担当者端末c1…を利用する知財担
当者が社内LAN回線N1を介して案件検出部51を操
作することによって適宜行なうこともできる。
ング(例えば毎日20時)で、内部用データ格納部13
に格納された内部用抄録データが参照され、前回のタイ
ミング(例えば前日の20時)と比較して、出願日や出
願番号等の経過状況に関する情報に変更があった案件が
要告知案件として検出される。例えば、前回の検出タイ
ミングでは空欄であった出願日や出願番号の項目が入力
されている場合、その案件は前回の検出タイミングから
今回の検出タイミングの間(上記例では前日20時から
本日20時の間)に出願されたものとして検出されるこ
とになる。こうした検出処理は出願公開された案件や権
利化された案件についても同様に行なわれる。なお、こ
の検出処理は、知財担当者端末c1…を利用する知財担
当者が社内LAN回線N1を介して案件検出部51を操
作することによって適宜行なうこともできる。
【0054】要告知案件が検出されると、送信部52で
は、関係者リスト格納部15に格納された関係者リスト
から当該要告知案件の関係者が読み出された後、その要
告知案件の経過状況に変更があったことを示す告知情報
が関係者に対して送信される。より具体的には、この告
知情報は例えば図6に示すような電子メールとして、社
内LAN回線N1を介して関係者が利用する端末(発明
者端末b1…や知財担当者端末c1…等)に送信される
ことになる。また、送信部52では、内部用データ格納
部13から要告知案件の内部用抄録データが読み出さ
れ、上記告知情報と共に関係者に対して送信される。こ
れにより要告知案件の関係者(発明者、知財担当者及び
その上司等)は、その案件が出願された等の事実を迅速
に把握できると共に、その案件についての情報を内部用
抄録データにより参照することができる。
は、関係者リスト格納部15に格納された関係者リスト
から当該要告知案件の関係者が読み出された後、その要
告知案件の経過状況に変更があったことを示す告知情報
が関係者に対して送信される。より具体的には、この告
知情報は例えば図6に示すような電子メールとして、社
内LAN回線N1を介して関係者が利用する端末(発明
者端末b1…や知財担当者端末c1…等)に送信される
ことになる。また、送信部52では、内部用データ格納
部13から要告知案件の内部用抄録データが読み出さ
れ、上記告知情報と共に関係者に対して送信される。こ
れにより要告知案件の関係者(発明者、知財担当者及び
その上司等)は、その案件が出願された等の事実を迅速
に把握できると共に、その案件についての情報を内部用
抄録データにより参照することができる。
【0055】一方、送信部52では、所定のタイミング
(例えば毎日21時)で、事務所用データ格納部14に
格納された各案件の事務所用抄録データが読み出される
と共に、事務所リスト格納部16に格納された事務所リ
ストから各案件の代理を依頼する特許事務所が読み出さ
れる。そして、各案件の事務所用抄録データが、公衆通
信回線N2を介してその案件の代理を依頼する特許事務
所端末d1、d2…に対して送信される。これにより特
許事務所の担当者等も、各案件についての情報(例えば
出願人に変更があった等の情報)を迅速に把握すること
ができ、これらの情報を明細書作成の参考資料として利
用することができる。
(例えば毎日21時)で、事務所用データ格納部14に
格納された各案件の事務所用抄録データが読み出される
と共に、事務所リスト格納部16に格納された事務所リ
ストから各案件の代理を依頼する特許事務所が読み出さ
れる。そして、各案件の事務所用抄録データが、公衆通
信回線N2を介してその案件の代理を依頼する特許事務
所端末d1、d2…に対して送信される。これにより特
許事務所の担当者等も、各案件についての情報(例えば
出願人に変更があった等の情報)を迅速に把握すること
ができ、これらの情報を明細書作成の参考資料として利
用することができる。
【0056】さらに、この知的財産管理システム1にお
いて、知財担当者端末c1…を利用する知財担当者は、
社内LAN回線N1を介してデータ処理部4を操作する
ことにより、統計データ、期限管理データ及び分類デー
タの作成や案件の検索処理を行なうことができる。すな
わち、統計データ作成を指示する操作により、統計デー
タ作成部41では、内部用データ格納部13に格納され
た複数の案件の内部用抄録データが読み出されると共
に、この内部用抄録データに含まれる情報に基づき統計
データが作成される。例えば、月別の出願件数の統計デ
ータ作成を指示する操作を行なった場合、読み出された
各案件の内部用抄録データに含まれる出願日の項目を参
照し、出願日が1月の案件から順次カウントされること
により表形式又はグラフ形式等の統計データが作成され
る。そして、統計データ作成を指示した知財担当者端末
c1…に対して送信部52から送信されることになる。
いて、知財担当者端末c1…を利用する知財担当者は、
社内LAN回線N1を介してデータ処理部4を操作する
ことにより、統計データ、期限管理データ及び分類デー
タの作成や案件の検索処理を行なうことができる。すな
わち、統計データ作成を指示する操作により、統計デー
タ作成部41では、内部用データ格納部13に格納され
た複数の案件の内部用抄録データが読み出されると共
に、この内部用抄録データに含まれる情報に基づき統計
データが作成される。例えば、月別の出願件数の統計デ
ータ作成を指示する操作を行なった場合、読み出された
各案件の内部用抄録データに含まれる出願日の項目を参
照し、出願日が1月の案件から順次カウントされること
により表形式又はグラフ形式等の統計データが作成され
る。そして、統計データ作成を指示した知財担当者端末
c1…に対して送信部52から送信されることになる。
【0057】また、期限管理データ作成を指示する操作
により、期限管理データ作成部42では、内部用データ
格納部13に格納された複数の案件の内部用抄録データ
が読み出されると共に、この内部用抄録データに含まれ
る出願期限日等の情報に基づき期限管理データが作成さ
れる。例えば、読み出された各案件の内部用抄録データ
に含まれる出願期限日の項目を参照し、出願期限日の早
い順に案件が並べ替えられることにより期限管理データ
が作成される。そして、上記と同様に、期限管理データ
作成を指示した知財担当者端末c1…に対して送信部5
2から送信されることになる。
により、期限管理データ作成部42では、内部用データ
格納部13に格納された複数の案件の内部用抄録データ
が読み出されると共に、この内部用抄録データに含まれ
る出願期限日等の情報に基づき期限管理データが作成さ
れる。例えば、読み出された各案件の内部用抄録データ
に含まれる出願期限日の項目を参照し、出願期限日の早
い順に案件が並べ替えられることにより期限管理データ
が作成される。そして、上記と同様に、期限管理データ
作成を指示した知財担当者端末c1…に対して送信部5
2から送信されることになる。
【0058】また、分類データ作成を指示する操作によ
り、分類データ作成部42では、内部用データ格納部1
3に格納された複数の案件の内部用抄録データが読み出
されると共に、この内部用抄録データに含まれる情報に
基づき期限管理データが作成される。例えば、技術分野
ごとの分類データ作成を指示する操作を行なった場合、
読み出された各案件の内部用抄録データに含まれる技術
分野の項目を参照し、電気分野、機械分野等の技術分野
ごとに案件が並べ替えられることにより分類データが作
成される。そして、上記と同様に、分類データ作成を指
示した知財担当者端末c1…に対して送信部52から送
信されることになる。
り、分類データ作成部42では、内部用データ格納部1
3に格納された複数の案件の内部用抄録データが読み出
されると共に、この内部用抄録データに含まれる情報に
基づき期限管理データが作成される。例えば、技術分野
ごとの分類データ作成を指示する操作を行なった場合、
読み出された各案件の内部用抄録データに含まれる技術
分野の項目を参照し、電気分野、機械分野等の技術分野
ごとに案件が並べ替えられることにより分類データが作
成される。そして、上記と同様に、分類データ作成を指
示した知財担当者端末c1…に対して送信部52から送
信されることになる。
【0059】また、検索条件を与えて検索処理を指示す
る操作を行なうことにより、検索部44では、内部用デ
ータ格納部13に格納された内部用抄録データを参照
し、与えられた検索条件に合致する案件が検索される。
例えば、知財担当者Xが担当する案件を検索するという
検索条件を与えた場合、各案件の内部用抄録データに含
まれる知財担当者の項目を参照し、知財担当者の項目が
Xである案件のみが検索されて読み出される。そして、
上記と同様に、この検索結果が、検索処理を指示した知
財担当者端末c1…に対して送信部52から送信される
ことになる。
る操作を行なうことにより、検索部44では、内部用デ
ータ格納部13に格納された内部用抄録データを参照
し、与えられた検索条件に合致する案件が検索される。
例えば、知財担当者Xが担当する案件を検索するという
検索条件を与えた場合、各案件の内部用抄録データに含
まれる知財担当者の項目を参照し、知財担当者の項目が
Xである案件のみが検索されて読み出される。そして、
上記と同様に、この検索結果が、検索処理を指示した知
財担当者端末c1…に対して送信部52から送信される
ことになる。
【0060】以上説明したように、本実施形態に係る知
的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財
産管理プログラムを記録した記録媒体によれば、経過状
況に関する情報に変更があった案件が要告知案件として
検出されると、関係者リストから要告知案件の関係者が
読み出され、要告知案件の経過状況に関する情報に変更
があったことを示す告知情報が当該要告知案件の内部用
抄録データと共に関係者に送信される。従って、何らか
の動きのあった案件の関係者に対してその案件について
の情報を迅速かつ効率的に提供することができる。ま
た、特許事務所に対しても各案件についての情報を提供
することができる。
的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財
産管理プログラムを記録した記録媒体によれば、経過状
況に関する情報に変更があった案件が要告知案件として
検出されると、関係者リストから要告知案件の関係者が
読み出され、要告知案件の経過状況に関する情報に変更
があったことを示す告知情報が当該要告知案件の内部用
抄録データと共に関係者に送信される。従って、何らか
の動きのあった案件の関係者に対してその案件について
の情報を迅速かつ効率的に提供することができる。ま
た、特許事務所に対しても各案件についての情報を提供
することができる。
【0061】さらに、統計データ、期限管理データ及び
分類データを作成することによって、手続期限の徒過防
止を図ることができると共に、企業全体の知的財産戦略
の策定等に用いることができる。また、案件の検索処理
を行なうことによって、所望の案件についての情報をよ
り迅速かつ効率的に提供することができる。
分類データを作成することによって、手続期限の徒過防
止を図ることができると共に、企業全体の知的財産戦略
の策定等に用いることができる。また、案件の検索処理
を行なうことによって、所望の案件についての情報をよ
り迅速かつ効率的に提供することができる。
【0062】なお、本発明に係る知的財産管理システ
ム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体は、上記実施形態に記載の態様に限
定されるものではなく、他の条件等に応じて種々の変形
態様をとることが可能である。例えば、各案件の内部用
抄録データに送信日項目を設け、告知情報が送信された
案件について送信日項目に送信日を入力していくことと
してもよい。このようにすれば、各案件についての告知
情報が送信済であるか否かを判断することができ、告知
情報の送信漏れや重複送信を防止することができる。
ム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体は、上記実施形態に記載の態様に限
定されるものではなく、他の条件等に応じて種々の変形
態様をとることが可能である。例えば、各案件の内部用
抄録データに送信日項目を設け、告知情報が送信された
案件について送信日項目に送信日を入力していくことと
してもよい。このようにすれば、各案件についての告知
情報が送信済であるか否かを判断することができ、告知
情報の送信漏れや重複送信を防止することができる。
【0063】また、上記実施形態では、告知情報と共に
要告知案件の内部用抄録データを関係者端末に送信する
例について説明したが、内部用抄録データを関係者端末
に直接送信する代わりに、その関係者端末が接続された
発明部門サーバ又は知財部門サーバ等に内部用抄録デー
タを蓄積することとしてもよい。これにより、関係者端
末に送信するデータ容量を削減することができ、関係者
は必要に応じてサーバに蓄積された内部用抄録データを
参照することができる。
要告知案件の内部用抄録データを関係者端末に送信する
例について説明したが、内部用抄録データを関係者端末
に直接送信する代わりに、その関係者端末が接続された
発明部門サーバ又は知財部門サーバ等に内部用抄録デー
タを蓄積することとしてもよい。これにより、関係者端
末に送信するデータ容量を削減することができ、関係者
は必要に応じてサーバに蓄積された内部用抄録データを
参照することができる。
【0064】また、告知情報を含む電子メールに、例え
ば図7に示す「抄録データ」ボタンのような、内部用抄
録データが格納された内部用データ格納部のアドレスに
関する情報を含んだ(すなわち、内部用抄録データにハ
イパーリンクされた)アイコン等を付して関係者端末に
送信することも好適である。これにより、上記と同様
に、関係者端末に送信するデータ容量を削減することが
でき、関係者は電子メールに付されたアイコン等をクリ
ックすることにより内部用抄録データを参照することが
できる。
ば図7に示す「抄録データ」ボタンのような、内部用抄
録データが格納された内部用データ格納部のアドレスに
関する情報を含んだ(すなわち、内部用抄録データにハ
イパーリンクされた)アイコン等を付して関係者端末に
送信することも好適である。これにより、上記と同様
に、関係者端末に送信するデータ容量を削減することが
でき、関係者は電子メールに付されたアイコン等をクリ
ックすることにより内部用抄録データを参照することが
できる。
【0065】また、上記実施形態では、統計データ、期
限管理データ及び分類データの作成処理や案件の検索処
理を知財担当者の操作により行なう例について説明した
が、データ作成条件や検索条件を予め設定しておくこと
により、データ処理部において所定のタイミングでこれ
らのデータの作成や案件の検索を自動的に行なわせるこ
ともできる。また、こうして自動的に作成されたデータ
や検索結果は、所定のタイミングで知財担当者端末等に
自動的に送信されることとしてもよいし、知財担当者の
操作により(すなわち手動で)知財担当者端末等に送信
されることとしてもよい。
限管理データ及び分類データの作成処理や案件の検索処
理を知財担当者の操作により行なう例について説明した
が、データ作成条件や検索条件を予め設定しておくこと
により、データ処理部において所定のタイミングでこれ
らのデータの作成や案件の検索を自動的に行なわせるこ
ともできる。また、こうして自動的に作成されたデータ
や検索結果は、所定のタイミングで知財担当者端末等に
自動的に送信されることとしてもよいし、知財担当者の
操作により(すなわち手動で)知財担当者端末等に送信
されることとしてもよい。
【0066】また、上記実施形態では、統計データ、期
限管理データ及び分類データの作成処理や案件の検索処
理を個別に行なう例について説明したが、これらの処理
を組み合わせて行なうこともできる。例えば、知財担当
者Xが担当する機械分野の案件のみを検索したい場合に
は、技術分野ごとに案件を分類した分類データを作成し
た後、機械分野に分類された案件のなかから知財担当者
の項目がXである案件を検索すればよい。
限管理データ及び分類データの作成処理や案件の検索処
理を個別に行なう例について説明したが、これらの処理
を組み合わせて行なうこともできる。例えば、知財担当
者Xが担当する機械分野の案件のみを検索したい場合に
は、技術分野ごとに案件を分類した分類データを作成し
た後、機械分野に分類された案件のなかから知財担当者
の項目がXである案件を検索すればよい。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る知的財産管理システム、知
的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体によれば、知的財産に関する案件について
の情報を迅速かつ効率的に提供することが可能になる。
的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録
した記録媒体によれば、知的財産に関する案件について
の情報を迅速かつ効率的に提供することが可能になる。
【0068】すなわち、所定の条件に該当した案件が要
告知案件として検出されると、各案件と当該各案件の関
係者とを対応づけた関係者リストから要告知案件の関係
者が読み出され、その関係者が利用可能な関係者端末に
要告知案件が上記のような所定の条件に該当したことを
示す告知情報が送信されるため、各案件についての情報
をその案件の関係者に対して迅速かつ効率的に提供する
ことが可能になる。
告知案件として検出されると、各案件と当該各案件の関
係者とを対応づけた関係者リストから要告知案件の関係
者が読み出され、その関係者が利用可能な関係者端末に
要告知案件が上記のような所定の条件に該当したことを
示す告知情報が送信されるため、各案件についての情報
をその案件の関係者に対して迅速かつ効率的に提供する
ことが可能になる。
【0069】また、包袋データに基づき情報提供用デー
タを作成することによって、他の各データを容易に作成
することが可能になる。
タを作成することによって、他の各データを容易に作成
することが可能になる。
【0070】また、組織内部向けの内部用抄録データを
作成して関係者端末に送信することによって、関係者は
上述した告知情報と共に内部用抄録データを参照するこ
とができ、各案件についての情報をいっそう容易に把握
することが可能になる。
作成して関係者端末に送信することによって、関係者は
上述した告知情報と共に内部用抄録データを参照するこ
とができ、各案件についての情報をいっそう容易に把握
することが可能になる。
【0071】また、特許事務所向けの事務所用抄録デー
タを作成して事務所端末に送信することによって、特許
事務所に対して各案件についての情報を提供することが
でき、特許事務所の担当者等も各案件についての情報を
容易に把握することが可能になる。
タを作成して事務所端末に送信することによって、特許
事務所に対して各案件についての情報を提供することが
でき、特許事務所の担当者等も各案件についての情報を
容易に把握することが可能になる。
【0072】また、包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに含まれる経過状況に関する
情報に変更があった案件を要告知案件として検出するこ
とによって、案件の経過状況に合わせて関係者に情報を
提供することが可能になる。
とに作成された他のデータに含まれる経過状況に関する
情報に変更があった案件を要告知案件として検出するこ
とによって、案件の経過状況に合わせて関係者に情報を
提供することが可能になる。
【0073】また、包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、複数の案件の統計
データを作成することによって、例えば一ヶ月の出願件
数や登録件数といった統計情報を得ることができ、組織
全体の知的財産戦略の策定等に用いることが可能にな
る。
とに作成された他のデータに基づき、複数の案件の統計
データを作成することによって、例えば一ヶ月の出願件
数や登録件数といった統計情報を得ることができ、組織
全体の知的財産戦略の策定等に用いることが可能にな
る。
【0074】また、包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、複数の案件の手続
期限を管理するための期限管理データを作成することに
よって、この期限管理データにより知財担当者等に注意
を喚起することができ、手続期限の徒過防止を図ること
が可能になる。
とに作成された他のデータに基づき、複数の案件の手続
期限を管理するための期限管理データを作成することに
よって、この期限管理データにより知財担当者等に注意
を喚起することができ、手続期限の徒過防止を図ること
が可能になる。
【0075】また、包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、各案件を所定の属
性ごとに分類した分類データを作成することによって、
例えば所定の属性ごとの案件数といった情報を得ること
ができ、組織全体の知的財産戦略の策定等に用いること
が可能になる。
とに作成された他のデータに基づき、各案件を所定の属
性ごとに分類した分類データを作成することによって、
例えば所定の属性ごとの案件数といった情報を得ること
ができ、組織全体の知的財産戦略の策定等に用いること
が可能になる。
【0076】また、包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、複数の案件から1
又は複数の案件の検索を行なうことによって、所望の案
件についての情報をより迅速かつ効率的に提供すること
が可能になる。
とに作成された他のデータに基づき、複数の案件から1
又は複数の案件の検索を行なうことによって、所望の案
件についての情報をより迅速かつ効率的に提供すること
が可能になる。
【図1】本実施形態に係る知的財産管理システムの構成
及び他の要素との接続関係を示すブロック図である。
及び他の要素との接続関係を示すブロック図である。
【図2】包袋データの一部を示す図表である。
【図3】情報提供用データの1例を示す図表である。
【図4】内部用抄録データの1例を示す図表である。
【図5】事務所用抄録データの1例を示す図表である。
【図6】告知情報の1例を示す図である。
【図7】告知情報の1例を示す図である。
1…知的財産管理システム、2…入力部、3…抄録デー
タ作成部、4…データ処理部、5…送信制御部、11…
包袋データ格納部、12…情報提供用データ格納部、1
3…内部用データ格納部、14…事務所用データ格納
部、15…関係者リスト格納部、16…事務所リスト格
納部、31…情報提供用データ作成部、32…内部用デ
ータ作成部、33…事務所用データ作成部、41…統計
データ作成部、42…期限管理データ作成部、43…分
類データ作成部、44…検索部、51…案件検出部、5
2…送信部
タ作成部、4…データ処理部、5…送信制御部、11…
包袋データ格納部、12…情報提供用データ格納部、1
3…内部用データ格納部、14…事務所用データ格納
部、15…関係者リスト格納部、16…事務所リスト格
納部、31…情報提供用データ作成部、32…内部用デ
ータ作成部、33…事務所用データ作成部、41…統計
データ作成部、42…期限管理データ作成部、43…分
類データ作成部、44…検索部、51…案件検出部、5
2…送信部
Claims (27)
- 【請求項1】 組織内において知的財産に関する複数の
案件を管理するシステムであって、 前記各案件の包袋データを格納する包袋データ格納手段
と、 前記各案件と当該各案件の関係者とを対応づけた関係者
リストを格納する関係者リスト格納手段と、 前記複数の案件のうち、所定の条件に該当した案件を要
告知案件として検出する案件検出手段と、 前記関係者リストから前記要告知案件の関係者を読み出
すと共に、当該関係者が利用可能な関係者端末に当該要
告知案件が前記所定の条件に該当したことを示す告知情
報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする知的
財産管理システム。 - 【請求項2】 前記各案件について、前記包袋データに
基づき情報提供用データを作成する情報提供用データ作
成手段と、 前記情報提供用データを格納する情報提供用データ格納
手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載
の知的財産管理システム。 - 【請求項3】 少なくとも前記要告知案件について、前
記包袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他
のデータに基づき、組織内部向けに情報を提供するため
の内部用抄録データを作成する内部用データ作成手段を
さらに備え、前記送信手段は、前記関係者端末に前記内
部用抄録データを送信することを特徴とする請求項1又
は2に記載の知的財産管理システム。 - 【請求項4】 前記各案件について、前記包袋データ又
は当該包袋データをもとに作成された他のデータに基づ
き、特許事務所向けに情報を提供するための事務所用抄
録データを作成する事務所用データ作成手段をさらに備
え、 前記送信手段は、前記特許事務所が利用可能な事務所端
末に前記事務所用抄録データを送信することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の知的財産管理システ
ム。 - 【請求項5】 前記案件検出手段は、前記所定の条件と
して、前記複数の案件のうち、前記包袋データ又は当該
包袋データをもとに作成された他のデータに含まれる経
過状況に関する情報に変更があった案件を前記要告知案
件として検出することを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載の知的財産管理システム。 - 【請求項6】 前記包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、前記複数の案件の
統計データを作成する統計データ作成手段をさらに備え
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の知
的財産管理システム。 - 【請求項7】 前記包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、前記複数の案件の
手続期限を管理するための期限管理データを作成する期
限管理データ作成手段をさらに備えることを特徴とする
請求項1〜6のいずれかに記載の知的財産管理システ
ム。 - 【請求項8】 前記包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、前記各案件を所定
の属性ごとに分類した分類データを作成する分類データ
作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7
のいずれかに記載の知的財産管理システム。 - 【請求項9】 前記包袋データ又は当該包袋データをも
とに作成された他のデータに基づき、前記複数の案件か
ら1又は複数の案件を検索する検索手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の知的
財産管理システム。 - 【請求項10】 コンピュータシステムを用い、組織内
において知的財産に関する複数の案件を管理する方法で
あって、 前記コンピュータシステム内に、前記各案件の包袋デー
タを格納する包袋データ格納ステップと、 前記コンピュータシステム内に、前記各案件と当該各案
件の関係者とを対応づけた関係者リストを格納する関係
者リスト格納ステップと、 前記コンピュータシステム内において、前記複数の案件
のうち、所定の条件に該当した案件を要告知案件として
検出する案件検出ステップと、 前記コンピュータシステム内において、前記関係者リス
トから前記要告知案件の関係者を読み出すと共に、当該
関係者が利用可能な関係者端末に当該要告知案件が前記
所定の条件に該当したことを示す告知情報を送信する告
知情報送信ステップとを備えることを特徴とする知的財
産管理方法。 - 【請求項11】 前記コンピュータシステム内におい
て、前記各案件について、前記包袋データに基づき情報
提供用データを作成する情報提供用データ作成ステップ
と、 前記コンピュータシステム内に、前記情報提供用データ
を格納する情報提供用データ格納ステップとをさらに備
えることを特徴とする請求項10に記載の知的財産管理
方法。 - 【請求項12】 前記コンピュータシステム内におい
て、少なくとも前記要告知案件について、前記包袋デー
タ又は当該包袋データをもとに作成された他のデータに
基づき、組織内部向けに情報を提供するための内部用抄
録データを作成する内部用データ作成ステップと、 前記コンピュータシステムから、前記関係者端末に前記
内部用抄録データを送信する内部用データ送信ステップ
とをさらに備えることを特徴とする請求項10又は11
に記載の知的財産管理方法。 - 【請求項13】 前記コンピュータシステム内におい
て、前記各案件について、前記包袋データ又は当該包袋
データをもとに作成された他のデータに基づき、特許事
務所向けに情報を提供するための事務所用抄録データを
作成する事務所用データ作成ステップと、 前記コンピュータシステムから、前記特許事務所が利用
可能な事務所端末に前記事務所用抄録データを送信する
事務所用データ送信ステップとをさらに備えることを特
徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の知的財産
管理方法。 - 【請求項14】 前記案件検出ステップでは、前記所定
の条件として、前記複数の案件のうち、前記包袋データ
又は当該包袋データをもとに作成された他のデータに含
まれる経過状況に関する情報に変更があった案件を前記
要告知案件として検出することを特徴とする請求項10
〜13のいずれかに記載の知的財産管理方法。 - 【請求項15】 前記コンピュータシステム内におい
て、前記包袋データ又は当該包袋データをもとに作成さ
れた他のデータに基づき、前記複数の案件の統計データ
を作成する統計データ作成ステップをさらに備えること
を特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の知的
財産管理方法。 - 【請求項16】 前記コンピュータシステム内におい
て、前記包袋データ又は当該包袋データをもとに作成さ
れた他のデータに基づき、前記複数の案件の手続期限を
管理するための期限管理データを作成する期限管理デー
タ作成ステップをさらに備えることを特徴とする請求項
10〜15のいずれかに記載の知的財産管理方法。 - 【請求項17】 前記コンピュータシステム内におい
て、前記包袋データ又は当該包袋データをもとに作成さ
れた他のデータに基づき、前記各案件を所定の属性ごと
に分類した分類データを作成する分類データ作成ステッ
プをさらに備えることを特徴とする請求項10〜16の
いずれかに記載の知的財産管理方法。 - 【請求項18】 前記コンピュータシステム内におい
て、前記包袋データ又は当該包袋データをもとに作成さ
れた他のデータに基づき、前記複数の案件から1又は複
数の案件を検索する検索ステップをさらに備えることを
特徴とする請求項10〜17のいずれかに記載の知的財
産管理方法。 - 【請求項19】 組織内において知的財産に関する複数
の案件を管理するコンピュータシステムが読み取り可能
なプログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピ
ュータシステムに、 前記各案件の包袋データを格納する包袋データ格納処理
と、 前記各案件と当該各案件の関係者とを対応づけた関係者
リストを格納する関係者リスト格納処理と、 前記複数の案件のうち、所定の条件に該当した案件を要
告知案件として検出する案件検出処理と、 前記関係者リストから前記要告知案件の関係者を読み出
すと共に、当該関係者が利用可能な関係者端末に当該要
告知案件が前記所定の条件に該当したことを示す告知情
報を送信する告知情報送信処理とを実行させることを特
徴とする知的財産管理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項20】 前記コンピュータシステムに、 前記各案件について、前記包袋データに基づき情報提供
用データを作成する情報提供用データ作成処理と、 前記情報提供用データを格納する情報提供用データ格納
処理とをさらに実行させることを特徴とする請求項19
に記載の知的財産管理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項21】 前記コンピュータシステムに、 少なくとも前記要告知案件について、前記包袋データ又
は当該包袋データをもとに作成された他のデータに基づ
き、組織内部向けに情報を提供するための内部用抄録デ
ータを作成する内部用データ作成処理と、 前記関係者端末に前記内部用抄録データを送信する内部
用データ送信処理とをさらに実行させることを特徴とす
る請求項19又は20に記載の知的財産管理プログラム
を記録した記録媒体。 - 【請求項22】 前記コンピュータシステムに、 前記各案件について、前記包袋データ又は当該包袋デー
タをもとに作成された他のデータに基づき、特許事務所
向けに情報を提供するための事務所用抄録データを作成
する事務所用データ作成処理と、 前記特許事務所が利用可能な事務所端末に前記事務所用
抄録データを送信する事務所用データ送信処理とをさら
に実行させることを特徴とする請求項19〜21のいず
れかに記載の知的財産管理プログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項23】 前記案件検出処理では、前記コンピュ
ータシステムに、前記所定の条件として、前記複数の案
件のうち、前記包袋データ又は当該包袋データをもとに
作成された他のデータに含まれる経過状況に関する情報
に変更があった案件を前記要告知案件として検出させる
ことを特徴とする請求項19〜22のいずれかに記載の
知的財産管理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項24】 前記コンピュータシステムに、前記包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、前記複数の案件の統計データを作成する
統計データ作成処理をさらに実行させることを特徴とす
る請求項19〜23のいずれかに記載の知的財産管理プ
ログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項25】 前記コンピュータシステムに、前記包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、前記複数の案件の手続期限を管理するた
めの期限管理データを作成する期限管理データ作成処理
をさらに実行させることを特徴とする請求項19〜24
のいずれかに記載の知的財産管理プログラムを記録した
記録媒体。 - 【請求項26】 前記コンピュータシステムに、前記包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、前記各案件を所定の属性ごとに分類した
分類データを作成する分類データ作成処理をさらに実行
させることを特徴とする請求項19〜25のいずれかに
記載の知的財産管理プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項27】 前記コンピュータシステムに、前記包
袋データ又は当該包袋データをもとに作成された他のデ
ータに基づき、前記複数の案件から1又は複数の案件を
検索する検索処理をさらに実行させることを特徴とする
請求項19〜26のいずれかに記載の知的財産管理プロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000267313A JP2002073962A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 知的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000267313A JP2002073962A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 知的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002073962A true JP2002073962A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18754258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000267313A Pending JP2002073962A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 知的財産管理システム、知的財産管理方法、及び、知的財産管理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002073962A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133861A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-05-31 | Toshiba Corp | 知的財産管理システム、注意喚起方法およびプログラム |
JP2007265040A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Nomura Research Institute Ltd | 知財業務支援装置 |
JP2007265039A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Nomura Research Institute Ltd | 知財業務支援装置 |
WO2009128218A1 (ja) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | Yokota Kazuki | 期限管理システムおよび期限管理方法 |
-
2000
- 2000-09-04 JP JP2000267313A patent/JP2002073962A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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