JP2002073351A - データ処理ユニット、データ処理装置および制御方法 - Google Patents

データ処理ユニット、データ処理装置および制御方法

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JP2002073351A
JP2002073351A JP2000259818A JP2000259818A JP2002073351A JP 2002073351 A JP2002073351 A JP 2002073351A JP 2000259818 A JP2000259818 A JP 2000259818A JP 2000259818 A JP2000259818 A JP 2000259818A JP 2002073351 A JP2002073351 A JP 2002073351A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一チップ上の処理ユニットからの割込み要
求に基づくアドレスの遷移を迅速に行えるデータ処理ユ
ニットを提供する。 【解決手段】 汎用データ処理ユニットPU2と専用デ
ータ処理ユニットVU3とを搭載したシステムLSIに
おいて、PU2にVU3から直に遷移先アドレスをセッ
トできる外部指定用レジスタ18を設ける。VU3から
割込み要求信号φ2に対し、外部指定用レジスタ13に
セットされた遷移先アドレスB1を出力して割込み処理
を実行できるので、従来では、遷移先アドレスをソフト
ウェアで書き換えながら割込み対応可能としていたのに
対し、割込み信号と同時に遷移先がダイナミックに変更
あるいは指定できる。このため、他の処理ユニットの要
因に応じた遷移がリアルタイムに極めて柔軟に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サやその機能を補完する周辺回路に関し、特に、割込み
処理を実行可能なデータ処理ユニットおよびその制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速ネットワークに関連する処理や、動
画に代表される画像処理等に使用されるプロセッサは非
常に高いクロック周波数で動作できるようになってお
り、特定のデータ処理をリアルタイムで実行する能力が
備わってきている。一方、半導体テクノロジは3年で集
積度を2倍にアップさせるといった速度で技術が向上し
ており、シリコンチップに搭載できる回路規模も数千万
ゲートになりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、システム全
体がワンチップに搭載されたシステムLSIの開発が盛
んに行われており、例えば、画像処理、符号化・復号化
などにおける特定のデータ処理を行うプロセッサ(専用
データ処理ユニット)と、外部要求に応じた割込要求な
どを含めた汎用的な処理を行うプロセッサ(データ処理
ユニット)をワンチップに搭載したシステムLSIが考
えられている。このシステムLSIでは、システム全体
の制御はソフトウェアにより行われるが、そのソフトウ
ェアの走行環境は汎用プロセッサ、すなわち、データ処
理ユニットによって提供される。したがって、専用デー
タ処理ユニットの動作も含めてソフトウェアで制御する
ことが可能であり、フレキシブルなシステムを構築でき
るシステムLSIを提供できる。また、実績のある専用
データ処理ユニットでは処理が難しい部分は、汎用デー
タ処理ユニットを用いてフレキシブルに対応することが
可能であり、実績のある専用データ処理ユニットと汎用
データ処理ユニットとを元に開発および設計を進めるこ
とができるので、短時間で性能が高く、信頼性の高いシ
ステムLSIを提供できるというメリットもある。
【0004】従来のシステムでは、汎用的なプロセッサ
が単体チップとしてプリント基板などのボード上に搭載
され、ボード全体として一つのシステムが構成されてい
る。このような経緯から、従来のプロセッサの機能の延
長でシステム全体がワンチップに収納されたデータ処理
装置を設計し、従来の汎用プロセッサを単純にシステム
LSIに組み込むだけでは、システムLSIの機能を十
分に活かしているとはいえない。すなわち、ボードに汎
用的なプロセッサを搭載するときには、ボードのプリン
ト配線を介して、ボード上に専用処理用に開発されたチ
ップあるいは専用回路として搭載されている各機能ブロ
ックと汎用プロセッサとを繋ぐ必要があるので、ピン数
制限、プリント回路の密度などによりプロセッサに接続
できる機能ブロックの数にはおのずと限界がある。これ
に対し、ワンチップに汎用プロセッサに加えて、各機能
ブロックとしての機能を果たす回路を搭載してシステム
インテグレーションを図ったシステムLSIにおいて
は、チップ、すなわち、半導体装置内で機能ブロックと
汎用プロセッサとを接続できるのでプリント配線と比較
すると遥かに多くの信号線を確保できる。したがって、
より多くの機能ブロックをワンチップ上で汎用プロセッ
サに接続することにより多機能で処理速度の速いシステ
ムLSIを提供することができる。
【0005】このような高性能のシステムLSIを実際
に実現しようにすると、各機能ブロックから割込み処理
の要求が汎用プロセッサに多数入り込んでくることにな
る。したがって、それらの割込み要求に対し柔軟かつ高
速に対処できなければ、機能ブロックを同一のチップ内
に収納して集積化した効果はそれほどなく、システムL
SIの高速化を図ることは難しい。特に、高速ネットワ
ークのデータ処理や動画データの処理を行う専用データ
処理ユニットではリアルタイムのデータ処理が行われる
ので、このような専用データ処理ユニットをシステムL
SIに集積化するために同一のチップに搭載された汎用
プロセッサ側にはより頻繁に割込み要求が入ってくるこ
とになる。このため、システムLSI化して専用データ
処理ユニット側と汎用プロセッサとの融合を図り、高速
処理が可能なシステムLSIを実現する際に、専用デー
タ処理ユニットを用いたリアルタイム応答性を損ねない
ためには、これらのユニットからの割込み要求を最小限
のクロック数で迅速に処理できることが要求される。
【0006】しかしながら、プロセッサにおける割込み
処理は、割込みレベルに応じたアドレスに遷移先アドレ
スを格納させておき、割込み要求があるとその予め設定
された遷移先アドレスから命令をフェッチして割込み処
理を実行する方法が採用されている。たとえば、コード
RAMのゼロ番地から7番地までに、割込み要求のレベ
ル0〜7に応じた遷移先アドレスがそれぞれ予め格納さ
れる。この方法では、遷移先アドレスを変更しようとす
る場合には、事前にコードRAMの内容を書き換えてお
く必要がある。したがって、専用データ処理ユニットな
どの他の処理ユニットから様々な割込み要求があったと
き、あるいは、複数の他の処理ユニットから異なる割込
み要求があったときに予め設定されている遷移先アドレ
スでは対応できない。また、それらの割込み要求に対応
するためにコードRAMを書き換えるなどの処理を行お
うとすると、それらの割込み要求に対応するために膨大
なクロックを消費することになる。したがって、他の処
理ユニットからの割込み要求に応じて柔軟に遷移先を変
更することは不可能であり、他の処理ユニットと同一チ
ップ内に収納されることにより集積化されデータの転送
処理などは高速化できるが、リアルタイム性が要求され
る専用データ処理ユニットをワンチップにインテグレー
トしてクロック単位で処理を進行できる信頼性の高いシ
ステムLSIを提供することができなかった。
【0007】汎用プロセッサのハードウェアを専用処理
ユニットなどの同一チップ内に搭載される他の処理ユニ
ットの構成に合わせて設計変更することにより、割込み
要求に対する処理を少ないクロックで実行できるように
することも可能であろう。しかしながら、それでは、シ
ステムLSI毎にプロセッサも設計しなおすことになり
実績のある汎用プロセッサを用いるメリットがなくなっ
てしまい、すべてがカスタムのシステムLSIを設計す
るのと同じになってしまう。したがって、システムLS
Iの開発期間が長くなり、コストが上昇する要因とな
り、実績のある専用データ処理ユニットと汎用データ処
理ユニットとを組み合わせ短期間に性能の良いシステム
LSIを提供することが難しくなる。
【0008】そこで、本発明においては、汎用性の高い
汎用処理が可能なデータ処理ユニットであって、さら
に、同一チップ上に搭載される専用データ処理ユニット
などの他の処理ユニットからの多彩な割込み要求に対し
ても柔軟に、最小限のクロックで対処することができる
データ処理ユニットおよびそれを搭載したシステムLS
Iであるデータ処理装置を提供することを目的としてい
る。特に、動画処理やネットワーク処理などのリアルタ
イムのデータ処理が要求されるシステムLSIにおい
て、汎用プロセッサと機能ブロックとなる他の処理ユニ
ット間の遷移および割込み制御をより柔軟にクロック単
位で制御することができるデータ処理ユニットおよびデ
ータ処理装置を提供することを目的としている。
【0009】そして、汎用のデータ処理ユニットと、専
用命令に基づくデータ処理を実行可能な専用データ処理
ユニットとを搭載したシステムLSIにおいて、リアル
タイム処理性能の高いシステムLSIとして提供するこ
とも本発明の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、汎用的なプロセッサであるデータ処理ユニット
に、データ処理ユニットと同一チップに搭載された他の
処理ユニットから遷移先アドレスを設定できる第2の記
憶手段を設け、遷移先アドレスを直に設定できるように
すると共に、その遷移先アドレスを他の処理ユニットか
らの第2の割込み信号により選択できるようにしてい
る。この結果、他の処理ユニットからの割込み要求に基
づく遷移先アドレスをフレキシブルに設定することが可
能となり、その遷移先アドレスを従来の予め設定されて
いる遷移先アドレスと同様にクロック単位で選択して遷
移先アドレスからの処理を実行することができる。
【0011】すなわち、割込み処理を実行可能な本発明
のデータ処理ユニットは、このデータ処理ユニットの外
部から供給される通常の割込み信号である第1の割込み
信号により遷移する第1の遷移先アドレスが格納された
第1の記憶手段と、データ処理ユニットと共に同一チッ
プに搭載される他の処理ユニットから供給される第2の
割込み信号により遷移する第2の遷移先アドレスが格納
された第2の記憶手段と、第1および第2の割込み信号
に基づき第1および第2の遷移先アドレスを選択して出
力する出力手段とを有し、第2の記憶手段の第2の遷移
先アドレスは他の処理ユニットから設定可能であること
を特徴としている。また、本発明のデータ処理ユニット
の制御方法は、データ処理ユニットの外部から第1の割
込み信号を受信すると第1の記憶手段に設定された第1
の遷移先アドレスを出力して第1の割込み処理を実行す
る工程と、このデータ処理ユニットと共に同一チップ上
に搭載された他の処理ユニットから第2の割込み信号を
受信すると、他の処理ユニットから第2の遷移先アドレ
スを設定可能な第2の記憶手段から第2の遷移先アドレ
スを出力して第2の割込み処理を実行する工程とを有す
ることを特徴としている。
【0012】本発明のデータ処理ユニットおよびその制
御方法では、データ処理ユニットの外部から供給される
第1の割込み信号により遷移する第1の遷移先アドレス
が格納された第1の記憶手段に加え、データ処理ユニッ
トと共に同一チップに搭載される他の処理ユニットから
供給される第2の割込み信号により遷移する第2の遷移
先アドレスが格納される第2の記憶手段とを備えてい
る。そして、レジスタなどにより構成される第2の記憶
手段の第2の遷移先アドレスは、専用データ処理ユニッ
トなどの他の処理ユニットから設定可能にしてある。し
たがって、他の処理ユニットからの第2の割込み信号に
対応して遷移するアドレスは、他の処理ユニットからダ
イレクトに設定することができ、第2の割込み信号によ
り、その遷移先アドレスからの処理を実行することがで
きる。このため、第1の記憶手段に格納された第1の遷
移先アドレスを変更することなく、他の処理ユニットか
らの割込み要求に柔軟に対処できる。
【0013】また、他の処理ユニットからの様々な割込
み要求に対処するために、第1の記憶手段に記憶された
第1の遷移先アドレスを変更するようなソフトウェア処
理は不要であり、また、その様な処理ができるハードウ
ェアも不要である。したがって、汎用プロセッサとして
汎用的に用いられる割込み機能あるいはシステムに変更
を加えずに、他の処理ユニットからの割込み信号に対
し、外部からの従来の割込み信号と同じレベルで、同様
の処理速度で、他の処理ユニットで指定された遷移先ア
ドレスからの処理をフレキシブルに実行できる。
【0014】さらに、第2の記憶手段の遷移先アドレス
は他の処理ユニットから設定することができるので、汎
用のデータ処理ユニットの構成あるいはシステムを変更
しなくても、それと共に搭載される他の処理ユニットに
より、その他の処理ユニットが要求する割込み処理の内
容をフレキシブルに遷移先アドレスとして変更あるいは
設定することができる。また、他の処理ユニットは、同
一チップ内に搭載されているために、プリント基板など
に搭載されている場合と異なり、第2の記憶手段を構成
するレジスタなどの記録媒体と他の処理ユニットとをバ
スなどの高速なデータ回線を介して簡単に接続すること
ができる。したがって、第2の記憶手段の遷移先アドレ
スを変更あるいは設定する処理もクロック単位で行うこ
とができ、第2の割込み信号を出力するタイミングと合
わせてクロック単位で遷移先を制御することができる。
【0015】第1および第2の割込み信号に基づき第1
および第2の遷移先アドレスを選択して出力可能な出力
手段においては、外部からの割込み信号(第1の割込み
信号)と、他の処理ユニットからの割込み信号(第2の
割込み信号)のいずれを優先するようにしても良い。し
かしながら、他の処理ユニットが、システムLSIとし
て要求される特定のデータ処理を行う専用データ処理ユ
ニットであることがほとんどとなるので、これら他の処
理ユニットからの割込み信号を優先して選択し、それら
の他の処理ユニットが要求する遷移先アドレスからの処
理を優先して実行できるようにすることが望ましい。
【0016】同一チップに複数の他の処理ユニットを搭
載しているデータ処理装置においては、複数の第2の記
憶手段を有する汎用のデータ処理ユニットを提供するこ
とも可能であるが、汎用性が少なくなるとともに構成が
複雑になるのでコストアップの要因である。これに対
し、それら複数の他の処理ユニットから供給される第2
の割込み信号および第2の記憶手段に設定される第2の
遷移先アドレスを選択してデータ処理ユニットに供給す
る割込み選択手段を設けることにより、第2の記憶手段
をそれぞれの他の処理ユニットに対応させなくても、そ
れらの割込み要求に対して柔軟に対応することができ
る。したがって、複数の専用データ処理ユニットなどの
他の処理ユニットと共に汎用性の高いデータ処理ユニッ
トにより、それらの他の処理ユニットの要求に対し柔軟
に、リアルタイムで応答できるデータ処理装置を提供で
きる。
【0017】このように、本発明にかかるデータ処理ユ
ニットと他のデータ処理ユニットとを搭載したシステム
LSIにおいては、データ処理ユニットの汎用性を維持
したまま、他の処理ユニットからの割込み要求に対し柔
軟かつ高速に対処することが可能であり、リアルタイム
のデータ処理に適したシステムLSIを提供することが
できる。このため、他の処理ユニットとして、特に、高
速ネットワークのデータ処理や動画データの処理を行う
専用データ処理ユニットを搭載したリアルタイムのデー
タ処理に適したデータ処理装置、すなわち、システムL
SIを提供することができる。
【0018】そして、本発明のデータ処理ユニットは汎
用性を維持したまま、他の処理ユニットからの割込み要
求に対し柔軟にリアルタイムに高速に対処できるので、
本発明のデータ処理ユニットと専用データ処理ユニット
とを組み合わせることにより、設計および開発時間を大
幅に短縮することが可能であり、短期間で高性能のシス
テムLSIを開発でき、低コストで提供することができ
る。
【0019】データ処理ユニットに、他の処理ユニット
に命令を供給可能なフェッチユニットを設けたデータ処
理装置においては、さらに、他の処理ユニットが指定す
る遷移先アドレスからプログラムにより自由に設定でき
る。したがって、ハードウェアを変更せずに、他の処理
ユニットからの割込み要求に対する処理内容をフレキシ
ブルに変更あるいは修正することが可能であり、遷移先
アドレスが柔軟に設定できるメリットと合わせて、非常
に柔軟性が高く、さらに、開発が容易なデータ処理ユニ
ットを提供することができる。そして、割込み要求に対
する遷移先を柔軟に設定して、その処理をリアルタイム
で制御することができるので、ネットワーク処理や動画
処理などのリアルタイム性が要求される用途にまさに適
したデータ処理装置を実際に提供することが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明に係るデータ処理
ユニット(以降では、PU)2と、所定のデータ処理に
特化した専用データ処理ユニット(他の処理ユニットま
たは専用回路、以降ではVU)3とを有するデータ処理
装置であるシステムLSI1の概略構成を示してある。
本例のPU2は、割込み処理や基本命令などの汎用的な
処理を実行する実行部5と、VU3および実行部5にデ
コードされた制御信号を提供する命令発行部6を備えて
いる。命令発行部6は、実行形式のマイクロプログラム
コード(命令)を内蔵したコードRAM7と、このコー
ドRAM7から命令をフェッチするフェッチユニット4
とを備えている。
【0021】フェッチユニット4では、命令の実行状
態、ステータスレジスタ9の状態さらにはシステムLS
I1の外部割込み用のインターフェース11を介して入
力された割込み信号φ1などによって決まる所定のコー
ドRAM7のアドレスを順次発行し、そのアドレスに記
憶された命令をフェッチするフェッチ部12を備えてい
る。本例のコードRAM7には、PU2の実行部5で実
行される汎用命令(一般命令)と、VU3で実行される
専用命令とを備えたプログラムが格納されており、フェ
ッチされた専用命令あるいは汎用命令はフェッチユニッ
ト4のデコード回路13によりデコードされ、専用命令
をデコードした制御信号φvあるいは汎用命令をデコー
ドした制御信号φpとしてVU3およびPU2に供給さ
れる。また、PU2からは実行状態を示すステータス信
号φsが返され、PU2およびVU3の状態がステート
レジスタ9に反映されるようになっている。PU2の実
行部5は、汎用レジスタ、フラグレジスタおよび演算ユ
ニット(ALU)などから構成される実行ユニット14
と、この実行ユニット14で処理を行う際の一時的な記
憶領域となるデータRAM15とを備えている。
【0022】一方、VU3は命令発行部6が供給する制
御信号φvによって特定のアプリケーションに特化した
処理、例えば、高速ネットワーク関連のデータ処理や動
画データの伸張/復号処理等をリアルタイムで行うこと
が可能な専用回路を備えた専用処理ユニットである。こ
のVU3の内部状態やVU3でのデータ処理結果等はP
U2の側で把握できるようになっており、PU2では把
握した情報を利用した処理が行える。
【0023】図2には、本例のLSI1に搭載されたP
U2の概略の機能構成をフェッチユニット4を中心に示
してある。本例のPU2のフェッチユニット4は、シス
テムLSI1のインターフェース11を介して入力され
た、例えば、8ビットの割込み要求信号(第1の割込み
信号)φ1、およびVU3から出力された割込み要求信
号(第2の割込み信号)φ2が入力され、それらの割込
み要求信号φ1およびφ2に基づいて遷移先アドレスを
選択して出力する出力部20を備えている。本例のフェ
ッチユニット4は、この出力部20により選択される2
つの遷移先アドレスを格納した記憶手段であるレジスタ
17および18を備えている。第1のレジスタ17は、
汎用レジスタであり、たとえば、16ビットの遷移先ア
ドレスA1〜A8が予め格納されており、割込み要求信
号φ1に基づき遷移するアドレスが格納されている。第
2のレジスタ18は、外部指定用レジスタであり、たと
えば、16ビットの遷移先アドレスB1が格納され、割
込み要求信号φ2により遷移するアドレスが格納されて
いる。
【0024】このため、本例の出力部20は、汎用レジ
スタ17および外部指定用レジスタ18のいずれかを選
択して、それらに格納された遷移先アドレスを次の命令
フェッチ用のアドレスとして出力可能なセレクタ21
と、このセレクタ21を、割込み要求信号φ1が送られ
てきたときには汎用レジスタ17の遷移先アドレスを出
力し、割込み要求信号φ2が送られてきたときには外部
指定用レジスタ18の遷移先アドレスが出力される制御
する制御信号φ5を出力するプライオリタイズ判定回路
22を備えている。このプライオリタイズ判定回路22
は、VU3からの割込み要求信号φ2を外部からの割込
み要求信号φ1に対し優先するように設定されており、
割込み要求信号φ1およびφ2が重なると、セレクタ2
1からは外部指定用レジスタ18に設定された遷移先ア
ドレスB1が優先的に出力され、その遷移先アドレスの
命令に従った処理が優先して行われる。
【0025】汎用レジスタ17に格納されている遷移先
アドレスA1〜A8は、それぞれ、コードRAM7に格
納された割込み処理用のマイクロプログラムの開始アド
レスを示す遷移先アドレスである。そして、これらの遷
移先アドレスA1〜A8は、初期設定などにより予め設
定されており、割込み要求信号φ1のレベルによって選
択できるようになっている。本例のレベルアサイン型の
割込み要求信号φ1は8レイヤであり、各レイヤに応じ
て遷移先アドレスA1〜A8が選択される。外部指定用
レジスタ18に格納されている遷移先アドレスB1もコ
ードRAM7に格納された割込み処理用のマイクロプロ
グラムの開始アドレスを示す遷移先アドレスである。そ
して、この外部指定用レジスタ18は、バス19により
VU3からダイレクトに遷移先アドレスB1が書き込め
るようになっている。このため、VU3は、外部指定用
レジスタ18に予め所望の遷移先アドレスB1を設定
し、割込み要求信号φ2を出力することにより、汎用の
データ処理ユニットであるPU2を用いて所望の割り込
み処理を自由に開始させることができる。
【0026】本例のコードRAM7には、VU3の処理
を進めるための専用命令VおよびPU2で行う処理を規
定する汎用命令Pを備えたマイクロプログラムが格納さ
れており、フェッチユニット12から順次出力されるア
ドレスによってそれらの専用命令Vおよび汎用命令Pが
フェッチされる。そして、フェッチされた命令はデコー
ド回路13でデコードされ、それぞれPU2の実行部5
およびVU3に供給される。このような専用命令Vおよ
び汎用命令Pを備えたマイクロプログラムに加えて、本
例のコードRAM7には、割込み処理用のマイクロプロ
グラムも格納されており、上述したように、割込み要求
信号φ1あるいはφ2に基づき、汎用レジスタ17に格
納された遷移先アドレスA1〜A7、あるいは外部指定
用レジスタ18に格納された遷移先アドレスB1が出力
されると、その遷移先アドレスの命令をフェッチして、
指定された処理が実行される。
【0027】図3には本例のシステムLSI1で行われ
る割込み処理の一例をフローチャートを用いて示してあ
る。まず、ステップ31において、割込み要求がある
と、ステップ32でその割込み要求がVU3からの割込
み要求信号φ2か判断される。VU3から割込み要求信
号φ2であれば、ステップ33で、予めVU3から外部
指定用レジスタ18に設定された遷移先アドレスB1が
出力される。その結果、遷移先アドレスB1に記憶され
ているマイクロプログラムが読み出されて実行される。
【0028】これに対して、VU3からではない外部か
らの割込み、たとえば、システムLSI1の外部のIO
回路、AD/DAコンバータ、他のCPU、DSPプロ
セッサ、ASIC回路など、さらにはシステムLSIに
内蔵されたIO回路などからの通常の従来型のレベル割
込みである割込み要求信号φ1に基づく割込み要求であ
る場合には、ステップ32で判断された後に、ステップ
34でVU3からの割込み要求φ2に基づく処理が行わ
れているかの判断が行われる。このステップ34におい
て、割込み処理が重ならない場合は、ステップ35で割
込み要求信号φ1のレイヤに応じて汎用レジスタ17に
セットされている遷移先アドレスA1〜A8のいずれか
が選択され、その遷移先アドレスからの処理が実行され
る。VU3からの割込み要求に基づく処理が実行されて
いれば、本例のシステムLSIにおいてはVU3からの
割込み要求信号φ2を優先するので、ステップ36にお
いて、通常の割込み要求信号φ1をマスクし、あるいは
その要求信号φ1に対する処理を待機された状態にす
る。
【0029】このように、本例のシステムLSI1にお
いては、VU3からの割込み要求信号φ2があると、そ
の割込み要求信号φ2は、従来のレベルアサイン型の割
込み要求信号φ1と同様に処理され、通常の割込み要求
信号φ1と同じ速度、すなわち、クロック数で割込み要
求信号φ2に対応する遷移先アドレスB1を出力するこ
とができる。そして、遷移先アドレスB1は、VU3か
らバス19を介して直に設定されるので、VU3の条件
あるいは割込み要求が発生したときの状況などに応じ、
VU自身が、PU2の処理を介さずに遷移先を設定でき
る。したがって、VU3の状況に応じて割込みが発生し
たときの遷移先を変更できる。このため、VU3の割込
み要求に対してPU2は非常にフレキシブルに対応する
ことができ、また、通常の割込みと同じレベルあるいは
同じ処理速度でリアルタイム性を喪失せずにVU3の割
込み処理を実行することができる。
【0030】また、VU3の遷移先はVU自身が設定で
きる構成となっているので、本例のPU2と、他の専用
処理機能を備えたVUとを組み合わせたシステムLSI
においても、PU2の機能あるいは構成を変更あるいは
修正しないで、他の専用処理機能を備えたVUに即した
割込み処理を行うことができる。そして、そのような割
込み処理はマイクロプログラムとしてコードRAM7に
格納することができるので、本例のVU3およびPU2
に共通のフェッチユニット4を備えたシステムLSI
(VUPU)の構成は、VU3の割込み要求による遷移
先アドレスがフレキシブルに設定できると共に、その割
込み要求による処理内容もマイクロプログラムで設定で
きる。したがって、専用データ処理に特化した専用デー
タ処理ユニットの専用回路で処理を実行するシステムL
SIでありながら、割込み処理を非常に柔軟に、さら
に,リアルタイムにクロック単位で実行することができ
る。
【0031】また、本例のVUおよびPUを搭載したシ
ステムLSIは、VU3あるいはPU2の基本的なハー
ドウェアおよび機能を変更しないで、様々な機能を備え
たVUを集積化してPUでそれらを制御することができ
るので、システムLSIの開発期間を大幅に短縮するこ
とが可能である。そして、プログラムと遷移先アドレス
の修正によって、開発途上あるいはその後の変更および
修正には非常に柔軟に対処することができるので、アプ
リケーションと相性が良く開発のリスクの小さな高性能
のシステムLSIを提供することができる。
【0032】VU3は、特殊な加減算や乗除算などを行
うデータパス部(専用回路)を備えた専用データ処理ユ
ニットであり、1つのPU2に複数のVU3を装着して
並列演算を行わせることも可能である。図4に示すよう
に、複数のVU(n)(nは整数)が搭載されたシステ
ムLSI1の場合、各VU(n)からの割込み要求信号
φ2および遷移先アドレスB1を選択的にPU2に入力
させるため割込み選択回路25を設けることが望まし
い。この選択回路25により、複数のVUから出力され
る割込み要求信号φ2と遷移先アドレスB1をひとつに
集約できるので、PU2に複数の外部指定用レジスタ1
8を設け、セレクタ21をマルチセレクタにしなくても
複数のVUからの割込み要求に対応することができる。
複数の外部指定用レジスタを設けることも可能である
が、同一のチップに搭載されるVUの数は決定できず、
また、レジスタの数を増やすとそれに対応して書き換え
用のバスを増やしたりなどハードウェアコストが増加す
るので経済的でない。これに対し、割込み選択回路25
を設けると、VUの数に影響されずに上記にて説明した
PU2を搭載し、VUからの割込み要求信号φ2にリア
ルタイムで対処することができる。割込み選択回路25
では、VU(n)毎に処理の優先順位を設定しておくこ
とも可能であり、また、VU(n)から割込み要求が発
生した順に随時PU2に送信するようにしても良い。割
込み選択回路25は先に説明したプライオリティ判定回
路22と同様にいかようにも設計可能であり、特に詳し
くは説明しない。
【0033】このように、本例のシステムLSI1は、
VU3の側においてデータ処理を行った結果、プロセッ
サであるPU2のプログラム遷移を行わせたい場合に、
遷移先アドレスをプロセッサの外部ではあるが同一チッ
プ内のVU3から指定することができる。たとえば、通
信・ネットワークの分野においては検出されたデータエ
ラーに対する処理が極めて重要であり、サービスの程度
に差がつき、システム商品の優劣が決定されてといって
も過言ではない。さらに、通信・ネットワークにおける
エラー処理はリアルタイム処理が要求され、瞬時に対応
しなければならない。本例のシステムLSIは、データ
パス実行ユニットであるVU3の側からエラーの検出と
その際の対応先のアドレスが直接指定することができる
ので、この構成をエラー処理に適用することにより、上
記の各条件を満足したシステムLSIを提供することが
可能である。動画などの他のリアルタイム性が要求され
るアプリケーションを処理するシステムLSIにおいて
も状況は同じであり、本発明にかかるLSIを採用する
ことにより、短期間で開発ができ、クロック単位の制御
が可能で、さらに柔軟性を持ったシステムLSIを提供
することができる。
【0034】なお、上記では、実行部5および命令発行
部6を備えたプロセッサをPUとして説明しているが、
命令発行部6に対してVU3と並列な環境になる実行部
5をPUと捉えてももちろん良い。さらに、本例ではL
SI外部からの割込み信号φ1を通常の割込み信号とし
て説明しているが、システムLSI内部のIO回路など
からの通常の割込み信号も含まれることは上述した通り
である。
【0035】また、上記では遷移先アドレスが設定され
る第1および第2の記憶手段としてレジスタを用いた例
を説明しているが、データRAMあるいはその他の記憶
手段を用いることも可能である。しかしながら、アクセ
ス速度とクロック単位での制御を考慮するとレジスタを
遷移先アドレスの格納あるいは記憶手段として用いるこ
とが最も望ましい。さらに、レジスタのビット数など、
上記にて参考のために数値を入れて説明している部分は
参考に過ぎず、上述した値に限定されるものではない。
【0036】さらに、図3に示した割込み処理に加え、
システムLSI内あるいは外で発生した致命的なエラー
に対処するためのマスク不能な割込み(最優先)に対す
る処理を設けることも可能である。すなわち、システム
LSI1のPU2に上記のマスク不能な割込みに対する
機能を組み込んで、このマスク不能な割込みをPU2で
最優先で処理するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理ユニットは、遷移先アドレスを同一チップ上の処理ユ
ニットから指定できる外部指定用レジスタを第2の記憶
手段として設けているので、同一チップ上の他の処理ユ
ニットからの割込み要求に柔軟に対応できると共に、ク
ロック単位で割込み要求に応じた処理を実行することが
できる。さらに、データ処理ユニットの汎用性を維持し
ながら、同一チップに搭載された他の処理ユニットに応
じた遷移先アドレスからの割込み処理が自由に行える。
したがって、遷移先アドレスが外部から指定でき、その
処理をクロック単位で制御することができるデータ処理
装置を提供できる。
【0038】このように、本発明によれば、遷移先アド
レスを外部から指定できる割込み構造を有する組み込み
型のプロセッサをデータ処理ユニットとして提供するこ
とができ、従来では、必要であれば、遷移先アドレスを
ソフトウェアで書き換えながら割込み対応可能としてい
たものに対し、本発明のデータ処理ユニットにおいては
割込み信号と同時に遷移先がダイナミックに変更あるい
は指定することが可能となる。したがって、遷移先アド
レスを指定できる同一チップ内の他の処理ユニットの要
因、すなわち外部要因の状況に応じた遷移が極めて柔軟
に行える。この効果は本発明のデータ処理ユニットおよ
び他の処理ユニットを組み込んだシステムLSI、たと
えば上述した組み込み型セミカスタムプロセッサVUP
Uのようなケースで、同一チップ上にプロセッサとデー
タパスユニットが存在している場合において特に顕著と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ処理ユニット(PU)を
備えたシステムLSIの概略構成を示す図である。
【図2】本例のデータ処理ユニット(PU)の概略構成
を示す図である。
【図3】図1に示すシステムLSIで行われる割込み処
理の一例を示すフローチャートである。
【図4】専用データ処理ユニットを複数備えたシステム
LSIの例を示す図である。
【符号の説明】
1 システムLSI(データ処理装置) 2 データ処理ユニット(PU) 3 専用データ処理ユニット(VU) 4 フェッチユニット 5 実行部 6 命令発行部 7 コードRAM 12 フェッチ部 13 デコード回路 17 汎用レジスタ(第1の記憶手段) 18 外部指定用レジスタ(第2の記憶手段) 20 出力部 21 セレクタ 22 プライオリタイズ判定回路 25 割込み選択回路 A1〜A8 遷移先アドレス(第1の遷移先アドレス) B1 遷移先アドレス(第2の遷移先アドレス) φ1 割込み要求信号(第1の割込み信号) φ2 割込み要求信号(第2の割込み信号)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割込み処理を実行可能なデータ処理ユニ
    ットであって、 このデータ処理ユニットの外部から供給される第1の割
    込み信号により遷移する第1の遷移先アドレスが格納さ
    れた第1の記憶手段と、 該データ処理ユニットと共に同一チップ上に搭載される
    他の処理ユニットから供給される第2の割込み信号によ
    り遷移する第2の遷移先アドレスが格納された第2の記
    憶手段と、 前記第1および第2の割込み信号に基づき前記第1およ
    び第2の遷移先アドレスを選択して出力する出力手段と
    を有し、 前記第2の記憶手段の第2の遷移先アドレスは前記他の
    処理ユニットから設定可能であるデータ処理ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記出力手段は前記
    第2の割込み信号を優先することを特徴とするデータ処
    理ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ処理ユニット
    と、このデータ処理ユニットと同一チップ内に搭載され
    た少なくとも1つの前記他の処理ユニットとを有するデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記他の処理ユニッ
    トは、特定のデータ処理を行う専用データ処理ユニット
    であるデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、複数の前記他の処理
    ユニットを有し、それらから供給される前記第2の割込
    み信号および前記第2の記憶手段に設定される前記第2
    の遷移先アドレスを選択して前記データ処理ユニットに
    供給する割込み選択手段を有するデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記データ処理ユニ
    ットは、前記他の処理ユニットに命令を供給可能なフェ
    ッチユニットを備えているデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 データ処理ユニットの外部から第1の割
    込み信号を受信すると第1の記憶手段に設定された第1
    の遷移先アドレスを出力して第1の割込み処理を実行す
    る工程と、 このデータ処理ユニットと共に同一チップに搭載された
    他の処理ユニットから第2の割込み信号を受信すると、
    前記他の処理ユニットから第2の遷移先アドレスを設定
    可能な第2の記憶手段から前記第2の遷移先アドレスを
    出力して第2の割込み処理を実行する工程とを有するデ
    ータ処理ユニットの制御方法。
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