JP2002073016A - エフェクト処理装置 - Google Patents

エフェクト処理装置

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JP2002073016A
JP2002073016A JP2000256770A JP2000256770A JP2002073016A JP 2002073016 A JP2002073016 A JP 2002073016A JP 2000256770 A JP2000256770 A JP 2000256770A JP 2000256770 A JP2000256770 A JP 2000256770A JP 2002073016 A JP2002073016 A JP 2002073016A
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program
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Koichi Saito
公一 斎藤
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Roland Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大容量のメモリを用いることなしに、複数のパ
ートのそれぞれに異なるエフェクトを付加する処理を行
うことができるようにする。 【解決手段】複数のパート毎に各種のエフェクトを付加
する処理を行うエフェクト処理装置において、複数種類
のエフェクトを実現可能なマルチ・エフェクト・アルゴ
リズム・プログラムを記憶する第1の記憶領域と、複数
のパートのそれぞれに対応して上記マルチ・エフェクト
・アルゴリズム・プログラムに使用するパラメータ群を
上記複数のパート毎に記憶する第2の記憶領域とを備え
た記憶手段と、上記記憶手段の上記第2の記憶領域に記
憶されたパラメータ群を、上記複数のパート毎に、上記
記憶手段の上記第1の記憶領域に記憶されたマルチ・エ
フェクト・アルゴリズム・プログラムに設定して、上記
複数のパートに対応して時分割で処理を行う演算手段と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エフェクト処理装
置に関し、さらに詳細には、複数のパートのそれぞれに
異なるエフェクト(effect:効果)を付加する処
理を行う際に用いて好適なエフェクト処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子楽器の分野においては、
音源などにより生成された複数のパートの楽音信号を入
力し、当該複数のパートの楽音信号のそれぞれに異なる
エフェクトを付加する処理を行うエフェクト処理装置が
知られている。
【0003】図1には、こうしたエフェクト処理装置の
ブロック構成図が示されており、このエフェクト処理装
置100は、具体的には、デジタル・シグナル・プロセ
ッサ(DSP)102により実現される。
【0004】そして、DSP102は、そのソフトウェ
ア・プログラムを実行することにより、各パート毎に複
数種類のエフェクトを付加する処理を行う複数のマルチ
・エフェクト(Multi Effect)部104
と、マルチ・エフェクト部104から出力された楽音信
号を入力しミキシングして出力する信号ミックス部10
6とを構成するようになされている。
【0005】ここで、複数のマルチ・エフェクト部10
4は、概念的には、マルチ・パート音源200などによ
り生成されるパート1、パート2、・・・パートk
(「k」は正の整数である。)の複数のパートの楽音信
号、即ち、同時に発音可能なパートの最大数kに対応し
てk個設けられているものである。
【0006】また、図2に示すように、マルチ・エフェ
クト部104には、概念的に、それぞれ異なる種類のエ
フェクトを付加する複数のエフェクト付加部が直列に配
設され、当該複数種類のエフェクト付加部それぞれの出
力側にはオン(エフェクトを付加する。)とオフ(エフ
ェクトを付加しない。)とを切り換えるスイッチ部が配
設されているものである。
【0007】なお、以下においては、説明を簡略化して
理解を容易にするために、マルチ・エフェクト部104
には、コンプレッサー(Compressor)108
a、ディストーション(Distortion)108
b、コーラス(Chorus)108c、ロータリー
(Rotary)108d、ディレイ(Delay)1
08e、リバーブ(Reverb)108fの6つのエ
フェクト付加部が直列に接続されているものとする。
【0008】そして、コンプレッサー108aの出力側
にはスイッチ部110aが配設され、ディストーション
108bの出力側にはスイッチ部110bが配設され、
コーラス108cの出力側にはスイッチ部110cが配
設され、ロータリー108dの出力側にはスイッチ部1
10dが配設され、ディレイ108eの出力側にはスイ
ッチ部110eが配設され、リバーブ108fの出力側
にはスイッチ部110fが配設されている。
【0009】ここで、DSP102は、ハードウェア構
成的には、演算部102aとプログラムRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)102bとを有して構成される
(図3(a)参照)。
【0010】DSP102のプログラムRAM102b
には、同時に発音可能な最大数kのパート分だけ当該パ
ート毎に、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログ
ラムとパラメータ・データ・プログラムとが記憶されて
いるものである。
【0011】ここで、マルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムは、上記した複数種類のエフェクト付加
部を構成するマルチ・エフェクト部104を実現する信
号処理プログラムであり、パラメータ・データ・プログ
ラムは、マルチ・エフェクト部104を構成する複数種
類のエフェクト付加部それぞれのスイッチ部のオン/オ
フを制御するプログラムである。
【0012】そして、演算部102aは、プログラムR
AM102bに記憶されているマルチ・エフェクト・ア
ルゴリズム・プログラムやパラメータ・データ・プログ
ラムに、プログラムRAM102bの先頭から順次アク
セスし、読み取りデコードして信号処理を実行するもの
である。
【0013】従って、例えば、プログラムRAM102
bのパート1に対応するパラメータ・データ・プログラ
ムが、スイッチ部108a,108cがオンであるとと
もに、スイッチ部108b,108d,108e,10
8fがオフの場合に、マルチ・エフェクト部104は、
図1に示すように、コンプレッサー108aとコーラス
108cとの2つのエフェクト付加部によって構成され
るマルチ・エフェクト部104−1を実現する。
【0014】また、プログラムRAM102bのパート
2に対応するパラメータ・データ・プログラムが、スイ
ッチ部108b,108e,108fがオンであるとと
もに、スイッチ部108a,108c,108dがオフ
の場合には、マルチ・エフェクト部104は、図1に示
すように、ディストーション108bとディレイ108
eとリバーブ108fとの3つのエフェクト付加部によ
って構成されるマルチ・エフェクト部104−2を実現
する。
【0015】そして、プログラムRAM102bのパー
トkに対応するパラメータ・データ・プログラムが、ス
イッチ部108dがオンであるとともに、スイッチ部1
08a,108b,108c,108e,108fがオ
フの場合には、マルチ・エフェクト部104は、図1に
示すように、ロータリー108dの1つのエフェクト付
加部によって構成されるマルチ・エフェクト部104−
kを実現する。
【0016】以上の構成において、図1において、マル
チ・パート音源200により生成された複数のパートの
楽音信号がそれぞれ、このエフェクト処理装置100に
入力されると、各パートにそれぞれ対応する所定のマル
チ・エフェクト部104(104−1〜104−k)へ
入力される。
【0017】この際、上記したようにしてマルチ・エフ
ェクト部104は、当該マルチ・エフェクト部104に
入力するパートに対応するプログラムRAM102bの
パラメータ・データ・プログラムに従って、所定の種類
のエフェクト付加部を実現するように構成されているも
のである。
【0018】従って、マルチ・エフェクト部104にお
いては、当該マルチ・エフェクト部104を構成する所
定の種類のエフェクト付加部によって、各パートの楽音
信号毎に所定の種類のエフェクトが付加される。
【0019】そして、マルチ・エフェクト部104にお
いて所定の種類のエフェクトが付加された各パートの楽
音信号は、信号ミックス部106へ入力され、当該信号
ミックス部106において複数のパートの楽音信号がミ
キシングされて、エフェクト処理装置100の外部へ出
力されるものである。
【0020】しかしながら、上記したようなエフェクト
処理装置100においては、DSP102のプログラム
RAM102bに、マルチ・エフェクト・アルゴリズム
・プログラムとパラメータ・データ・プログラムとがセ
ットで、同時に発音可能な最大数kのパート分だけ当該
パート毎に記憶されているので、DSP102のプログ
ラムRAM102bのメモリの容量が大きくなってしま
うという問題点があった。
【0021】また、上記したようにパート毎にマルチ・
エフェクト・アルゴリズム・プログラムとパラメータ・
データ・プログラムとが記憶された容量の大きいプログ
ラムRAM102bに順次アクセスし、所定の時間内に
複数のパート分の処理を行なうDSP102の演算部1
02aには、高速メモリアクセスと高速演算能力とが必
要とされるものである。
【0022】しかしながら、高速メモリアクセスが可能
で、かつ、高速演算能力を有するように、DSP102
の演算部102aを構成するには、複雑な回路を有する
高価なDSPチップをエフェクト処理装置100に配設
しなければならず、当該エフェクト処理装置100のコ
スト・アップを招来するという問題点があった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、大容量のメモリ
を用いることなしに、複数のパート毎にそれぞれに異な
るエフェクトを付加する処理を行うことができるように
したエフェクト処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0024】また、本発明の目的とするところは、高速
メモリアクセスが可能で、かつ、高速演算能力を有する
DSPチップを用いる必要性を排除して、コストアップ
を抑制したエフェクト処理装置を提供しようとするもの
である。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、複数のパー
ト毎に各種のエフェクトを付加する処理を行うエフェク
ト処理装置において、複数種類のエフェクトを実現可能
なマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムを記
憶する第1の記憶領域と、複数のパートのそれぞれに対
応して上記マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログ
ラムに使用するパラメータ群を上記複数のパート毎に記
憶する第2の記憶領域とを備えた記憶手段と、上記記憶
手段の上記第2の記憶領域に記憶されたパラメータ群
を、上記複数のパート毎に、上記記憶手段の上記第1の
記憶領域に記憶されたマルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムに設定して、上記複数のパートに対応し
て時分割で処理を行う演算手段とを有するようにしたも
のである。
【0026】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、複数のパートに共通して使用されるマルチ
・エフェクト・アルゴリズム・プログラムと各パート毎
のパラメータ群とを記憶できる程度の少量の記憶領域が
記憶手段に用意されればよく、このように記憶手段の記
憶領域が少量であっても、演算手段によって時分割で複
数のパートのそれぞれに異なるエフェクトを付加する処
理を行うことができる。
【0027】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明において、上記記憶手段の上
記第2の記憶領域に記憶されたパラメータ群は、上記記
憶手段の上記第1の記憶領域に記憶されたマルチ・エフ
ェクト・アルゴリズム・プログラムにより実現されるエ
フェクトを選択する選択情報であるようにしたものであ
る。
【0028】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、演算手段によってマルチ・エフェクト・ア
ルゴリズム・プログラムにより実現されるエフェクトを
選択する選択情報であるパラメータ群が、各パート毎に
マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムに設定
されると、当該マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プ
ログラムにより実現されるエフェクトが各パート毎に選
択されて、当該選択されたエフェクトを演算手段によっ
て時分割で複数のパートのそれぞれに付加する処理を行
うことができる。
【0029】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の発
明において、さらに、上記記憶手段の上記第1の記憶領
域に記憶されたマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プ
ログラムを変更する変更手段を有するようにしたもので
ある。
【0030】従って、本発明のうち請求項3に記載の発
明によれば、変更手段によって記憶手段の第1の記憶領
域に記憶されたマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プ
ログラムを変更することができ、当該変更されたマルチ
・エフェクト・アルゴリズム・プログラムによって実現
されるエフェクトが複数のパートのそれぞれに付加され
るようになり、実現可能なエフェクトの種類が増えて様
々な効果を複数のパートそれぞれに付加することができ
る。
【0031】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、請求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項
に記載の発明において、上記演算手段は、所定の順位に
従って上記複数のパートに対応して時分割で処理を行う
ようにしたものである。
【0032】従って、本発明のうち請求項4に記載の発
明によれば、所定の順位に応じて複数のパートの処理が
行われるので、例えば、所定の順位が低いパートを省い
て、所定の順位が高いパートに対してのみ時分割で処理
を行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明によるエフェクト処理装置の実施の形態の一
例を詳細に説明する。
【0034】なお、本発明によるエフェクト処理装置の
全体の構成は、上記した「従来の技術」の項におけるエ
フェクト処理装置100と同様であるので、当該説明を
援用することとする(図1ならびに図2参照)。
【0035】ここで、本発明によるエフェクト処理装置
と、「従来の技術」の項におけるエフェクト処理装置1
00とを比較すると、従来のエフェクト処理装置100
においては、DSP102のプログラムRAM102b
に、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムと
パラメータ・データ・プログラムとがパート毎にセット
で記憶されている(図3(b)参照)のに対して、本発
明によるエフェクト処理装置においては、DSP12の
プログラムRAM12bに、マルチ・エフェクト・アル
ゴリズム・プログラムが各パートで共有するように記憶
されているとともに、パラメータ・データ・プログラム
のみがパート毎に記憶されている点(図4(b)参照)
で、両者は異なっている。
【0036】より詳細には、ソフトウェア・プログラム
を実行することにより、本発明によるエフェクト処理装
置を実現するDSP12は、ハードウェア構成的には、
演算部12aとプログラムRAM12bとを有して構成
される(図4(a)参照)。
【0037】DSP12のプログラムRAM12bに
は、マルチ・タスク・カーネル・プログラムと、マルチ
・エフェクト・アルゴリズム・プログラムとが記憶され
ているとともに、同時に発音可能な最大数kのパート分
だけ当該パート毎にパラメータ・データ・プログラムが
記憶されている。
【0038】ここで、マルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムは、上記した複数種類のエフェクト付加
部を構成するマルチ・エフェクト部104を実現する信
号処理プログラムである。
【0039】また、パラメータ・データ・プログラム
は、最大数kのパート分記憶されており、複数のパート
のそれぞれに対応してマルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムに使用されるパラメータ群のプログラム
である。
【0040】なお、この実施の形態においては、当該パ
ラメータ・データ・プログラムは、マルチ・エフェクト
部104を構成する複数種類のエフェクト付加部(コン
プレッサー108a、ディストーション108b、コー
ラス108c、ロータリー108d、ディレイ108
e、リバーブ108f)それぞれのスイッチ部(スイッ
チ部110a,110b,110c,110d,110
e,110f)のオン/オフを制御するプログラムであ
る。
【0041】即ち、当該パラメータ・データ・プログラ
ムは、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラム
により実現されるエフェクトを選択する選択情報に相当
する。
【0042】なお、当該パラメータ・データ・プログラ
ムには、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラ
ムの計算に使用される途中のデータも含まれる。
【0043】一方、マルチ・タスク・カーネル・プログ
ラムは、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラ
ムの処理時間と、当該マルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムの計算に使用されるパラメータ・データ
・プログラムとを管理するとともに、このエフェクト処
理装置に入力されるパートそれぞれに対するマルチ・エ
フェクト部104における処理を実現するプログラムで
ある。
【0044】このマルチ・タスク・カーネル・プログラ
ムは、演算部12aに所定の処理時間毎に順次にパート
毎のマルチ・エフェクト部104における処理を実行さ
せ、演算部12aに時分割処理を行わせるものである。
【0045】つまり、マルチ・タスク・カーネル・プロ
グラムは、エフェクト処理装置に入力される複数のパー
トのうちの所定のパートに対して、マルチ・エフェクト
・アルゴリズム・プログラムと当該所定のパートに対応
するパラメータ・データ・プログラムとを用い、所定処
理時間内にマルチ・エフェクト部104における処理を
実行させるものである。
【0046】なお、マルチ・タスク・カーネル・プログ
ラムが所定のパートに対してマルチ・エフェクト部10
4における処理を実行させる所定処理時間は、1サンプ
リング時間よりも十分に短い時間であり、例えば、1サ
ンプリング時間を同時に発音可能なパート数kの倍数で
除算した商を所定処理時間とすることができる。
【0047】次に、図5には、マルチ・タスク・カーネ
ル・プログラムの処理ルーチンのフローチャートが示さ
れている。
【0048】このマルチ・タスク・カーネル・プログラ
ムの処理ルーチンは、サンプリング周期毎の割り込み処
理として起動されるものであり、マルチ・タスク・カー
ネル・プログラムによって、マルチ・エフェクト・アル
ゴリズム・プログラムの処理時間が管理され、当該マル
チ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムと、このエ
フェクト処理装置に入力される複数のパートのうちの所
定のパートに対するパラメータ・データ・プログラムと
によって、当該所定のパートに対応してマルチ・エフェ
クト部104における処理が実現されることになる。
【0049】そして、この図5に示すマルチ・タスク・
カーネル・プログラムの処理ルーチンが起動されると、
まず、マルチ・タスク・カーネル・プログラムがタスク
を切り換えるトリガとするための所定処理時間の計測を
開始する(S502)。
【0050】なお、このマルチ・タスク・カーネル・プ
ログラムの処理ルーチンにおける1タスクは、マルチ・
パート音源200が同時に発音可能な最大数kのパート
のうちの所定の1つのパートに対して、マルチ・タスク
・カーネル・プログラムがマルチ・エフェクト部104
における処理を実行させるものである。
【0051】次に、マルチ・タスク・カーネル・プログ
ラムを処理ルーチンにおける処理変数であるパート番号
iを「1」(パート1を示す)に初期化する(S50
4)。
【0052】このパート番号iに従って、マルチ・タス
ク・カーネル・プログラムは、現在のタスクで処理対象
とするパートと、現在のタスクで使用するべきパートの
パラメータ・データ・プログラムとを決定する。
【0053】それから、パート番号iのパートの処理フ
ラグを判定し(S506)、パート番号iの処理フラグ
が「処理」であると判断された場合には、パート番号i
のパートのパラメータ・データ・プログラムを、プログ
ラムRAM12bの当該パラメータ・データ・プログラ
ムがパート毎に記憶されている領域からコピーして、マ
ルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムへ設定す
る(S508)。
【0054】こうしてマルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムが、現在のタスクの処理対象であるパー
ト番号iのパートに対してマルチ・エフェクト部104
における処理を実行する準備が整う。
【0055】一方、S506の判断処理において、パー
ト番号iの処理フラグが「処理」ではない、即ち、「非
処理」であると判断された場合には、S518の処理へ
ジャンプして進む。
【0056】次に、時分割処理を行なうマルチ・タスク
・カーネル・プログラムによって、所定処理時間の管理
を行なうことを可能にするために、パート番号iのパー
トの処理開始時刻の記憶を行う(S510)。
【0057】それから、マルチ・エフェクト・アルゴリ
ズム・プログラムの処理を開始して、パート番号iのパ
ートに対してマルチ・エフェクト部104における処理
を実行する(S512)。
【0058】ここで、S514において所定処理時間の
終了が検出されない限りは、S512乃至S514の処
理を繰り返し行い、S514において所定処理時間の終
了が検出されると、マルチ・タスク・カーネル・プログ
ラムは、現在処理中のマルチ・エフェクト・アルゴリズ
ム・プログラムから、当該マルチ・エフェクト・アルゴ
リズム・プログラムの計算に使用されている途中のデー
タなどを対応するパラメータ・データ・プログラムの領
域へ書き戻す(S516)。
【0059】そして、次のパートを処理するために、パ
ート番号iの値を1だけインクリメントし(S51
8)、インクリメントされたパート番号iがパートの最
大数kを越えたかどうかの判断処理をする(S52
0)。
【0060】ここで、パート番号iがパートの最大数k
を越えている場合には、パート番号iを「1」に戻す処
理を行い(S522)、パート番号iがパートの最大数
kを越えていない場合には、S506の処理へジャンプ
して進み、S506以降の処理を実行する。
【0061】こうして、このマルチ・タスク・カーネル
・プログラムの処理ルーチンによって、パート毎にマル
チ・エフェクト部104における処理が実現されると、
このエフェクト処理装置に入力されるマルチ・パート音
源200により生成された複数のパートの楽音信号のそ
れぞれには、マルチ・エフェクト部104を構成する所
定の種類のエフェクト付加部によって所定の種類のエフ
ェクトが付加される。
【0062】例えば、プログラムRAM12bのパート
2に対応するパラメータ・データ・プログラムが、スイ
ッチ部108b,108e,108fがオンであるとと
もに、スイッチ部108a,108c,108dがオフ
である場合には、マルチ・エフェクト部104−2はデ
ィストーション108bとディレイ108eとリバーブ
108fとの3つのエフェクト付加部によって構成され
るようになり(図1ならびに図2参照)、パート2の楽
音信号にはマルチ・エフェクト部104−2においてデ
ィストーション108bとディレイ108eとリバーブ
108fとの3つのエフェクトが付加される。
【0063】そして、マルチ・エフェクト部104にお
いて所定の種類のエフェクトが付加された各パートの楽
音信号は、信号ミックス部106へ入力され、当該信号
ミックス部106において複数のパートの楽音信号がミ
キシングされて、エフェクト処理装置の外部へ出力され
るものである。
【0064】上記したようにして、本発明によるエフェ
クト処理装置においては、DSP12のプログラムRA
M12bに、マルチ・タスク・カーネル・プログラムと
マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムとを記
憶するとともに、同時に発音可能な最大数kのパート分
だけ当該パート毎に、パラメータ・データ・プログラム
を記憶するようにしている。
【0065】そして、マルチ・タスク・カーネル・プロ
グラムによって時分割で、所定のパートのパラメータ・
データ・プログラムを複数のパートに共通して使用する
マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムに設定
して、当該複数のパートのうちの所定のパートに所定の
種類のエフェクトを付加している。
【0066】このため、本発明によるエフェクト処理装
置においては、DSP12のプログラムRAM12bと
して、従来のように最大数kのパート分だけ当該パート
毎にマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムと
パラメータ・データ・プログラムとをセットで記憶する
巨大なメモリ(記憶領域)を用いる必要なくなり、1つ
のマルチ・タスク・カーネル・プログラムと複数のパー
トに共通して使用される1つのマルチ・エフェクト・ア
ルゴリズム・プログラムとパート毎のパラメータ・デー
タ・プログラムとを記憶できる程度の少量のメモリを用
意すればよい。
【0067】そして、DSP12のプログラムRAM1
2bのメモリが少量であっても、上記したようにしてマ
ルチ・タスク・カーネル・プログラムの実行によって、
時分割で複数のパートのそれぞれに異なるエフェクトを
付加する処理を行うことができる。
【0068】このように、本発明によるエフェクト処理
装置においては、DSP12のプログラムRAM12b
のメモリは少量なので、当該少ないメモリのプログラム
RAM12bにアクセスする演算部12aには高速メモ
リアクセスや高速演算能力は必要とされず、複雑な回路
を有する高価なDSPチップに代わって安価に入手可能
なDSPチップをエフェクト処理装置に配設することが
でき、当該エフェクト処理装置のコスト・アップを抑制
することができる。
【0069】また、図3(b)に示す従来のエフェクト
処理装置のように、最大数kのパート分だけ当該パート
毎にマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムと
パラメータ・データ・プログラムとがセットで記憶され
て巨大なメモリが予め用意されているような場合には、
最大数kに比べて極端に少ない数のパートが当該従来の
エフェクト処理装置に入力されると、DSP102のプ
ログラムRAM102bのメモリのほとんどが使用され
ない状態になってしまう。
【0070】一方、本発明によるエフェクト処理装置に
よれば、マルチ・タスク・カーネル・プログラムが、複
数のパートに共通して使用されるただ1つのマルチ・エ
フェクト・アルゴリズム・プログラムに、当該エフェク
ト処理装置に入力されたパート分だけパート毎にパラメ
ータ・データ・プログラムを設定する。
【0071】このため、最大数kに比べて極端に少ない
数のパートが本発明によるエフェクト処理装置に入力さ
れても、DSP12のプログラムRAM12bのメモリ
のうちのほとんどが使用されない状態になるようなこと
はなく、入力されたパートに対して必要な処理を必要最
小限のDSP資源で賄うことができる。
【0072】さらに、マルチ・パート音源200が同時
に発音可能な最大数kのパート分の発音をしたときに、
本発明によるエフェクト処理装置のDSP12の演算部
12aの演算能力があまり高速ではなく、当該音源側の
最大数kパートの発音数それぞれにマルチ・エフェクト
部104における処理を行うことが困難な場合もある。
【0073】この場合には、マルチ・タスク・カーネル
・プログラムの優先割り込み制御を行うようにすればよ
い。図6には、マルチ・タスク・カーネル・プログラム
の優先割り込み制御を示す説明図が示されている。
【0074】まず、マルチ・タスク・カーネル・プログ
ラムによって実現されるレベル判定部には、マルチ・パ
ート音源200によって1サンプリング時間内において
同時に発音可能な最大数kのパート分の楽音信号それぞ
れの音量レベルが記憶される。
【0075】そして、マルチ・タスク・カーネル・プロ
グラムは、当該レベル判定部に記憶されたパート毎の音
量レベルを参照して、音量レベルの最も大きいパートか
ら順次所定のパート数m個分のパートの処理フラグに
「処理」を記憶し、当該m個以外のパートの処理フラグ
に「非処理」を記憶する。
【0076】なお、所定のパート数mは、マルチ・パー
ト音源200が同時に発音可能な最大数kよりも小さく
し、1サンプリング時間内にマルチ・タスク・カーネル
・プログラムによりマルチ・エフェクト部104におけ
る処理を安定して行えるパートの総数に対応させるもの
である。
【0077】こうしてマルチ・タスク・カーネル・プロ
グラムにより、処理フラグに「処理」あるいは「非処
理」が記憶されると、複数のパートそれぞれの所定の優
先順位が決定され、当該複数のパートそれぞれは当該所
定の優先順位に従ってマルチ・エフェクト部104にお
ける処理が実行されることになる。
【0078】そして、演算部12aは、プログラムRA
M12bに記憶されているマルチ・タスク・カーネル・
プログラムや、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プ
ログラム、パラメータ・データ・プログラムに、アクセ
スし読み取りデコードして信号処理を実行するものであ
る。
【0079】従って、本発明によるエフェクト処理装置
においては、マルチ・タスク・カーネル・プログラムの
優先割り込み制御により、最大数kのパート分の楽音信
号のうちの最も大きい音量レベルのパートからm個分の
パートについてのみ、マルチ・エフェクト部104にお
ける処理を行うようにすることができる(図5ならびに
S506参照)。
【0080】このため、音源側においてたくさんのパー
トが同時に発音されたときに、実際に聴感上には他の大
きい音量レベルのパートによってマスクされてしまう音
量レベルの小さいパートに対するマルチ・エフェクト部
104における処理を省くことができる。
【0081】その結果、当該マルチ・タスク・カーネル
・プログラムの優先割り込み制御によって、マルチ・エ
フェクト・アルゴリズム・プログラムやパラメータ・デ
ータ・プログラムには何ら変更を行うことなしに、演算
能力があまり高速ではない演算部12aの処理を省くこ
とを複雑化せずに行うことができる。その一方で、省か
れた処理は、他のパートにマスクされてしまうようなパ
ートの処理であるので、使用者には聴感上の違和感ない
演奏として聞こえるものである。
【0082】なお、上記した実施の形態は、以下の
(1)乃至(3)に示すように変形することができるも
のである。
【0083】(1)上記した実施の形態においては、マ
ルチ・タスク・カーネル・プログラムの優先割り込み制
御において(図6参照)、音量レベルの最も大きいパー
トから順次所定のパート数m個分のパートの処理フラグ
に「処理」を記憶し、当該m個以外のパートの処理フラ
グに「非処理」を記憶するようにしたが、これに限られ
るものではないことは勿論であり、所定の音量レベルを
基準とし、当該基準音量レベルより大きいレベルのパー
トの処理フラグに「処理」を記憶し、当該基準音量レベ
ルより小さいレベルのパートの処理フラグに「非処理」
を記憶するようにしてもよい。
【0084】また、マルチ・パート音源200によって
1サンプリング時間内において同時に発音可能な最大数
kのパート分の楽音信号それぞれに対して、パートの種
類に応じて所定の種類のパートの処理フラグに「処理」
を記憶し、当該所定の種類以外の種類のパートの処理フ
ラグに「非処理」を記憶するようにしてもよい。
【0085】このようにすると、複数のパートからなる
楽曲が演奏されるときに、重要度の低い種類のパートは
省かれて、重要度の高い種類のパートに対してのみ確実
にマルチ・エフェクト部104における処理が行われる
ようにすることができる。
【0086】(2)上記した実施の形態においては、D
SP12のプログラムRAM12bに、複数のパートに
共通して使用されるただ1つのマルチ・エフェクト・ア
ルゴリズム・プログラムが記憶されるようにしたが(図
4(b)参照)、これに限られるものではないことは勿
論であり、複数のマルチ・エフェクト・アルゴリズム・
プログラムが記憶されるようにしてもよい(図7参
照)。
【0087】具体的には、上記した実施の形態において
説明した6つのエフェクト付加部(コンプレッサー10
8a、ディストーション108b、コーラス108c、
ロータリー108d、ディレイ108e、リバーブ10
8f)によって構成されるマルチ・エフェクト部104
を実現するマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログ
ラムをタイプAのマルチ・エフェクト・アルゴリズム・
プログラムとする。
【0088】そして、当該タイプAのマルチ・エフェク
ト・アルゴリズム・プログラムとは異なるタイプBのマ
ルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラム、即ち、
上記した6つのエフェクト付加部とは異なる種類のエフ
ェクト付加部によって構成されるマルチ・エフェクト部
104を実現するマルチ・エフェクト・アルゴリズム・
プログラムも、DSP12のプログラムRAM12bに
記憶する。
【0089】そして、マルチ・タスク・カーネル・プロ
グラムによって、当該タイプAかタイプBのいずれかの
マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムを選択
して、マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラム
のタイプを変更する。
【0090】その結果、当該変更されたタイプのマルチ
・エフェクト・アルゴリズム・プログラムに所定のパー
トのパラメータ・データ・プログラムが設定されて、当
該所定のパートに対してタイプAかあるいはタイプBの
いずれかのマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログ
ラムによって実現されるマルチ・エフェクト部104に
おける処理が実行される。
【0091】つまり、複数のパートのそれぞれに、異な
るタイプのマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログ
ラムのいずれかを用いて、各種のエフェクトを付加する
処理が行われるようになる。
【0092】このようにして、DSP12のプログラム
RAM12bに異なるタイプのマルチ・エフェクト・ア
ルゴリズム・プログラムを追加すると、実現可能なエフ
ェクトの種類を増やして様々な効果を複数のパートそれ
ぞれに付加することを、マルチ・エフェクト・アルゴリ
ズム・プログラムが動作させる先頭ポイントを変更する
だけで何らシステムが複雑化することなしに実現するこ
とができるとともに、多量のDSP資源を追加すること
によりシステムを肥大化させることなしに実現すること
ができる。
【0093】(3)上記した実施の形態ならびに上記し
た(1)乃至(2)に示す変形例は、適宜に組み合わせ
るようにしてもよい。
【0094】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、大容量のメモリを用いることなしに、複数
のパート毎にそれぞれに異なるエフェクトを付加する処
理を行うことができるようになるという優れた効果を奏
する。
【0095】また、本発明は、以上説明したように構成
されているので、高速メモリアクセスが可能で、かつ、
高速演算能力を有するDSPチップを用いる必要がな
く、コスト・アップを抑制することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エフェクト処理装置を示すブロック構成図であ
る。
【図2】図1に示すエフェクト処理装置のマルチ・エフ
ェクト(Multi Effect)部の構成の一例を
示すブロック構成図である。
【図3】(a)は、図1に示すエフェクト処理装置を実
現するデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を示
すブロック構成図であり、(b)は、(a)のDSPの
プログラムRAM(ランダム・アクセス・メモリ)の従
来の構成を示す説明図である。
【図4】(a)は、本発明によるエフェクト処理装置を
実現するDSPを示すブロック構成図であり、(b)
は、(a)のDSPのプログラムRAMの本発明による
構成の一例を示す説明図である。
【図5】マルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラ
ムの処理ルーチンのフローチャートである。
【図6】図4(b)に示すDSPのプログラムRAMに
おけるマルチ・タスク・カーネル・プログラムの優先割
り込み制御を模式的に示す説明図である。
【図7】DSPのプログラムRAMの本発明による構成
の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
12,102 デジタル・シグナル・プロセッ
サ(DSP) 12a,102a 演算部 12b,102b プログラムRAM(ランダム・
アクセス・メモリ) 100 エフェクト処理装置 104,104−1,104−2,104−k
マルチ・エフェクト(Multi Effect)部 106 信号ミックス部 108a コンプレッサー(Compr
essor) 108b ディストーション(Dist
ortion) 108c コーラス(Chorus) 108d ロータリー(Rotary) 108e ディレイ(Delay) 108f リバーブ(Reverb) 110a,110b,110c,110d,110e,
110f スイッチ部 200 マルチ・パート音源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパート毎に各種のエフェクトを付
    加する処理を行うエフェクト処理装置において、 複数種類のエフェクトを実現可能なマルチ・エフェクト
    ・アルゴリズム・プログラムを記憶する第1の記憶領域
    と、複数のパートのそれぞれに対応して前記マルチ・エ
    フェクト・アルゴリズム・プログラムに使用するパラメ
    ータ群を前記複数のパート毎に記憶する第2の記憶領域
    とを備えた記憶手段と、 前記記憶手段の前記第2の記憶領域に記憶されたパラメ
    ータ群を、前記複数のパート毎に、前記記憶手段の前記
    第1の記憶領域に記憶されたマルチ・エフェクト・アル
    ゴリズム・プログラムに設定して、前記複数のパートに
    対応して時分割で処理を行う演算手段とを有するエフェ
    クト処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエフェクト処理装置に
    おいて、 前記記憶手段の前記第2の記憶領域に記憶されたパラメ
    ータ群は、前記記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶さ
    れたマルチ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムに
    より実現されるエフェクトを選択する選択情報であるエ
    フェクト処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか1項
    に記載のエフェクト処理装置において、さらに、 前記記憶手段の前記第1の記憶領域に記憶されたマルチ
    ・エフェクト・アルゴリズム・プログラムを変更する変
    更手段を有するエフェクト処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれか1項に記載のエフェクト処理装置において、 前記演算手段は、所定の順位に従って前記複数のパート
    に対応して時分割で処理を行うものであるエフェクト処
    理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100411010C (zh) * 2002-05-20 2008-08-13 雅马哈株式会社 乐音信号生成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100411010C (zh) * 2002-05-20 2008-08-13 雅马哈株式会社 乐音信号生成装置

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