JP2002072992A - カラーディスプレイ装置 - Google Patents

カラーディスプレイ装置

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JP2002072992A
JP2002072992A JP2000254040A JP2000254040A JP2002072992A JP 2002072992 A JP2002072992 A JP 2002072992A JP 2000254040 A JP2000254040 A JP 2000254040A JP 2000254040 A JP2000254040 A JP 2000254040A JP 2002072992 A JP2002072992 A JP 2002072992A
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external light
color
color display
display device
light receiving
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JP2000254040A
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Kenichi Takahashi
憲一 高橋
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外光が暗くても操作スイッチ等をユーザーに操
作させることなく、自動でディスプレイの発光輝度と色
温度を補正制御することができるカラーディスプレイ装
置を提供する。 【解決手段】外光の照度データと色温度データを検出す
る外光受光部7を設ける。ビデオ入力信号をビデオ入力
回路22で増幅しビデオ変換回路24に供給する。同期
信号抽出回路23で抽出された同期信号を補正部19の
マイクロプロセッサ20に供給する。外光を受光する外
光受光部7を設け、そのRGB出力を補正部19に入力
する。ディスプレイ2の入力信号系にR補正回路3とG
補正回路4とB補正回路5を介挿する。補正部19によ
る制御でディスプレイ2の表示輝度と色温度を補正制御
する。外光受光部7で検出された外光の照度が所定値を
超えたときに正規の検出を行い、外光の照度が所定値を
下回ったときにディスプレイ2を消灯した状態で外光の
検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、カラーディスプレイ装置に関
し、特に、カラー画像を表示するカラーディスプレイ部
の設置環境の外光における照度データと色温度データを
検出し、該照度データと該色温度データに基づいて前記
カラーディスプレイ部における発光輝度と色温度特性を
制御するカラーディスプレイ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の画像信号が入力されるカラーディ
スプレイ装置におけるカラーディスプレイ部の形式は、
液晶素子等の非発光素子と補助照明部材とを組み合わせ
て形成されたカラーディスプレイ形式と、陰極線管等の
自発光素子のみで形成されたカラーディスプレイ形式の
2つがある。
【0003】これらのカラーディスプレイ部によってカ
ラー画像をモニタする場合には、外光が無い暗黒の環境
で使用されることは稀であり、カラーディスプレイ面の
発光画面に何らかの外光、例えば自然光や室内照明灯等
が付加された状態で使用されることが多い。
【0004】このようなカラーディスプレイ装置におい
て、カラーディスプレイ部の設置環境の外光における照
度データと色温度データを検出し、該照度データと該色
温度データに基づいて前記カラーディスプレイ部におけ
る発光輝度と色温度特性を制御して、外光環境の変化に
対応した画像モニタができるようにするための具体的回
路は、図5に示すように構成された例がある。
【0005】図5に示すカラーディスプレイ装置1は、
RGBの3原色の信号によってカラー画像を液晶表示す
るディスプレイ2を用いた例であり、入力端子R,G,
Bに入力されるR,G,B信号のそれぞれがR補正回路
3とG補正回路4とB補正回路5を介在してディスプレ
イ2に入力され、適宜のカラー画像が再現されるもので
あり、RGB信号入力系のそれぞれに「R補正回路3,
G補正回路4,B補正回路5」が介挿されている。この
「R補正回路3,G補正回路4,B補正回路5」のそれ
ぞれは、外光受光部7で受光されたデータが入力される
補正部6によって適宜に制御されるように構成されてい
る。
【0006】ディスプレイ2の設置されている環境の外
光を検出する外光受光部7は、R成分を検出するR受光
部8とG成分を検出するG受光部9とB成分を検出する
B受光部10を有し、それぞれの出力がバッファアンプ
11,12,13によって緩衝増幅されて補正部6に出
力される。このRGB出力は、補正部6に設けられたA
/D変換部14,15,16のそれぞれによってA/D
変換され、マイクロプロセッサ17に適宜のタイミング
で取り込まれる。
【0007】マイクロプロセッサ17に接続されたRO
M18aには、全体を複合的に動作させるための所定の
動作プログラム等が格納され、RAM18bには、外光
受光部7で得られた光情報、即ち、外光のRGB成分の
データとRGBデータを加算することによって得られた
外光の照度データを一時的に記憶させることができる。
【0008】従って、外光受光部7によって検出された
外光のR成分の大小に応じてR補正回路3が制御されて
R色の発光輝度が制御される。即ち、外光のR成分が大
きいときにはディスプレイ2のR発光輝度が低くされ、
外光のR成分が小さいときにはディスプレイ2のR発光
器度が高くされ、同様に、外光のG成分とB成分の大小
に応じてG補正回路4とB補正回路5が制御されてG色
の発光輝度とB色の発光輝度が制御されることになり、
外光の色温度に対応してディスプレイ2の総合的な色バ
ランスが制御され、外光環境には関係なく正規の色バラ
ンスが保たれたカラー画像表示を行なわせることができ
る。
【0009】さらに、外光受光部7によって得られたR
GB成を総合演算することによって外光の照度が求めら
れ、これによってR補正回路3,G補正回路4,B補正
回路5の3つが連動して増減されることによってディス
プレイ2の発光輝度が制御される。
【0010】このようにして、外光のRGB成分を検出
することによってRGB補正制御(色温度補正制御)が
自動で行われると共に、外光の照度を検出することによ
って発光輝度の制御が自動で行われるのであるが、ユー
ザーが色補正と輝度補正のデータを予め設定し、RAM
18bに格納しておき、必要に応じて取り出すことによ
って、いわゆるプリセット制御も行えるように構成され
ている。
【0011】なお、図5に示すディスプレイ2は、液晶
表示であるために、発光表示の輝度を増減するために、
主として背面もしくは側面からの補助照明の光量が可変
され、副としてRGB素子の表示制御が行われるもの
で、ディスプレイ2が陰極線管等の自発光素子であった
場合には、発光輝度そのものを直接に増減させることが
できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラーディスプ
レイ装置は、カラー画像を表示するカラーディスプレイ
部の設置環境の外光における照度データと色温度データ
を検出し、このデータに基づいてカラーディスプレイ部
における発光輝度と色温度特性を制御しているので、殆
どの場合に良好な輝度制御と色温度制御を行うことがで
きるものの、外光が暗い場合には、誤った色補正制御を
行ってしまうという問題がある。
【0013】即ち、外光の検出は、ディスプレイの発光
画面に対して照射される室内燈の光や自然光等の純粋な
外光成分を検出すると共に、ディスプレイの発光面から
の光も同時に検出されてしまい、当該発光面の光がカー
テン、床、壁、家具等々で反射された光も同時に検出さ
れてしまい、結果的に実際の環境における外光より明る
いという前提での補正制御が行われてしまう。
【0014】また、外光の照度のみならず外光の色温度
の検出においてもディスプレイの発光面からのそのもの
の光成分が直接もしくは反射して外光検出されるので、
結果的に実際の環境における外光の色温度とは異なった
色温度での補正制御が行われてしまうと共に、外光の色
温度がディスプレイのカラー画像の状態の影響を受け、
正確な色温度補正の制御が行えなくなる。
【0015】従って、外光が暗い場合には、正確な補正
制御を行うことが難しいために、外光受光部における光
検出感度を落とし、外光受光部による制御を行わないよ
うにしたり、外光に基づく補正制御をオフするためのス
イッチを設け、これをユーザーに操作させることを強い
ている。よって、外光が暗い場合には、ユーザーが手動
で補正制御を行うように設定するか、ユーザーがスイッ
チを操作することによって補正制御そのものを行わない
ようにしなければならず不便であった。
【0016】そこで、本発明の目的は、外光が暗くても
操作スイッチ等をユーザーに操作させることなく、自動
でディスプレイの発光輝度と色温度を補正制御すること
ができるカラーディスプレイ装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるカラーディスプレイ装置は、次に記載
するような特徴的な構成を採用している。
【0018】(1)カラー画像を表示するカラーディス
プレイ部の設置環境の外光における照度データと色温度
データを検出し、該照度データと該色温度データに基づ
いて前記カラーディスプレイ部における発光輝度と色温
度特性を制御するカラーディスプレイ装置において、前
記外光の照度データと色温度データを検出する外光受光
手段と、前記カラーディスプレイ部による発光表示がな
されているときに、前記外光受光手段で検出された照度
データと色温度データに基づいて前記カラーディスプレ
イ部における発光輝度と色温度特性を制御する第1モー
ドと、前記カラーディスプレイ部による発光表示を一時
的に停止させたときに、前記外光受光手段で得られた照
度データと色温度データに基づいて前記カラーディスプ
レイ部における発光輝度と色温度特性を制御する第2モ
ードとの2つの制御モードを有し、前記外光受光手段で
検出された外光の照度が所定値を超えたときに前記第1
モードによる制御を行い、前記外光受光手段で検出され
た外光の照度が所定値を下回ったときに前記第2モード
による制御を行う補正制御手段とを具備するカラーディ
スプレイ装置。
【0019】(2)前記(1)の補正制御手段は、前記
外光受光手段で検出された外光の照度が一定時間の間に
継続して所定値を超えたときに前記第1モードによる制
御を行うように構成するカラーディスプレイ装置。
【0020】(3)前記(1)の補正制御手段は、前記
外光受光手段で検出された外光の照度が一定時間の間に
継続して所定値を下回ったときに前記第2モードによる
制御を行うように構成するカラーディスプレイ装置。
【0021】(4)前記(1)の補正制御手段は、前記
外光受光手段で検出された外光の照度が一定時間の間に
継続して所定値を超えたときに前記第1モードによる制
御を行うように構成すると共に、前記外光受光手段で検
出された外光の照度が一定時間の間に継続して所定値を
下回ったときに前記第2モードによる制御を行うように
構成するカラーディスプレイ装置。
【0022】(5)前記(1)の補正制御手段は、前記
第1モードと前記第2モードによる制御に優先して、予
め設定したメモリデータに基づいて前記カラーディスプ
レイ部による表示の輝度制御と色温度制御を行うように
構成するカラーディスプレイ装置。
【0023】(6)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかのカラーディスプレイ部は、液晶素子等の非発光素
子と補助照明部材とを組み合わせて形成されたカラーデ
ィスプレイ装置。
【0024】(7)前記(1)ないし前記(6)のいず
れかのカラーディスプレイ部は、陰極線管等の自発光素
子のみで形成されたカラーディスプレイ装置。
【0025】(8)前記(1)ないし前記(7)のいず
れかの外光受光手段と前記補正制御手段とを補正ユニッ
ト化して構成すると共に、該補正ユニットをカラー画像
を表示させるためのカラーディスプレイ部の画像入力信
号系に着脱自在に介挿し得るように構成するカラーディ
スプレイ装置。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし図4を用いて詳細に説明する。先ず、本発
明の第1の実施の形態について図1と図2を用いて説明
する。この第1の実施の形態は、同期信号を複合化した
ビデオ信号が供給されることによってカラー画像を液晶
表示するディスプレイ2を用いた例であり、入力端子V
に入力されるビデオ信号は、ビデオ入力回路22によっ
て所定の増幅がなされ、ビデオ変換回路24に入力され
ると共に、同期信号抽出回路23によって同期信号が抽
出されその同期信号がビデオ変換回路24に入力され、
かつ補正部19のマイクロプロセッサ20に入力され
る。
【0027】ビデオ変換回路24から出力されるRGB
信号のそれぞれがR補正回路3とG補正回路4とB補正
回路5を介在してディスプレイ2に入力され、適宜のカ
ラー画像が再現されるように構成され、RGB信号入力
系のそれぞれに「R補正回路3,G補正回路4,B補正
回路5」が介挿されている。この「R補正回路3,G補
正回路4,B補正回路5」のそれぞれは、外光受光部7
で受光されたデータが入力される補正部19によって適
宜に制御されるように構成されている。
【0028】ディスプレイ2の設置されている環境の外
光を検出する外光受光部7は、R成分を検出するR受光
部8とG成分を検出するG受光部9とB成分を検出する
B受光部10を有し、それぞれの出力がバッファアンプ
11,12,13によって緩衝増幅されて補正部19に
出力される。このRGB出力は、補正部19に設けられ
たA/D変換部14,15,16のそれぞれによってA
/D変換され、マイクロプロセッサ20に同期信号抽出
回路23からの出力を基準とする適宜のタイミングで取
り込まれる。
【0029】このマイクロプロセッサ20に接続された
ROM21aには、全体を複合的に動作させるための所
定の動作プログラム等が格納され、RAM21bには、
外光受光部7で得られた光情報、即ち、外光のRGB成
分のデータとRGBデータを加算することによって得ら
れた外光の照度データを一時的に記憶させることができ
る。
【0030】また、R補正回路3とG補正回路4とB補
正回路5によって輝度制御と色温度制御を行う補正制御
手段は、第1モードと第2モードを有して構成されてい
る。
【0031】第1モードは、外光の照度データと色温度
データを検出する外光受光手段が外光受光部7によって
構成され、ディスプレイ2による発光表示がなされてい
るときに、外光受光部7で検出された照度データと色温
度データに基づいてディスプレイ2における発光輝度と
色温度特性を制御するものである。
【0032】第2モードは、ディスプレイ2による発光
表示を一時的に停止させたときに、外光受光部7で得ら
れた照度データと色温度データに基づいてディスプレイ
2における発光輝度と色温度特性を制御するものであ
る。
【0033】そして、外光受光部7で検出された外光の
照度が所定値を超えたときに第1モードによる制御を行
い、外光受光部7で検出された外光の照度が所定値を下
回ったときに第2モードによる制御を行う補正制御手段
が構成される。
【0034】この第1モードと第2モードの動作は、外
光受光部7によって検出される外光の照度がA/D変換
部14,A/D変換部15,A/D変換部16のそれぞ
れの出力をマイクロプロセッサ20で演算することによ
って求められた照度データが図2に示すフローチャート
のステップS1のように所定値以下であるか否かが判定
され、Noの場合には次のステップS2に進んで第1モ
ードの制御、即ち、外光受光部7で検出された照度デー
タと色温度データに基づいてディスプレイ2における発
光輝度と色温度特性を制御するものである。
【0035】従って、外光受光部7によって検出された
外光のR成分の大小に応じてR補正回路3が制御されて
R色の発光輝度が制御される。即ち、外光のR成分が大
きいときにはディスプレイ2のR発光輝度が低くされ、
外光のR成分が小さいときにはディスプレイ2のR発光
器度が高くされ、同様に、外光のG成分とB成分の大小
に応じてG補正回路4とB補正回路5が制御されてG色
の発光輝度とB色の発光輝度が制御されることになり、
外光の色温度に対応してディスプレイ2の総合的な色バ
ランスが制御され、外光環境には関係なく正規の色バラ
ンスが保たれたカラー画像表示を行なわせることができ
る。
【0036】さらに、外光受光部7によって得られたR
GB成分を総合演算することによって外光の照度が求め
られ、これによってR補正回路3,G補正回路4,B補
正回路5の3つが連動して増減されることによってディ
スプレイ2の発光輝度が制御される。
【0037】一方、ステップS1でYesの場合、即
ち、外光受光部7で検出された外光の照度が所定値を下
回ったときには第2モードによる制御が行われる。詳し
くは、先ずステップS3にてディスプレイ2の消灯がな
され、次のステップS4で外光受光部7によって純粋な
外光成分のみの検出が行われて、次のステップS5で第
2モード制御である、照度データと色温度データに基づ
いてディスプレイ2における発光輝度と色温度特性が制
御される。
【0038】このようにして、外光のRGB成分を検出
することによってRGB補正制御(色温度補正制御)が
自動で行われると共に、外光の照度を検出することによ
って発光輝度の制御が自動で行われるのであり、外光の
照度が低い場合に、ディスプレイ2の発光面の光がカー
テン、床、壁、家具等々で反射された光も同時に検出さ
れてしまい、結果的に実際の環境における外光より明る
いという前提での補正制御が行われてしまうという従来
の問題が解消される。
【0039】また、ユーザーが色補正と輝度補正のデー
タを予め設定し、RAM21bに格納しておき、必要に
応じて取り出すことによって、いわゆるプリセット制御
も行えるように構成されている。
【0040】なお、図1に示すディスプレイ2は、液晶
表示であるために、発光表示の輝度を増減するために、
主として背面もしくは側面からの補助照明の光量が可変
され、副としてRGB素子の表示制御が行われるもの
で、ディスプレイ2が陰極線管等の自発光素子であった
場合には、発光輝度そのものを直接に増減させることが
できる。
【0041】次に本発明の第2の実施の形態について図
3を用いて説明する。この形態は、外光受光部7等々で
構成される「外光受光手段」と、補正部19等々で構成
される補正制御手段とを補正ユニット化して構成すると
共に、その補正ユニットをカラー画像を表示させるため
のカラーディスプレイ部の画像入力信号系に着脱自在に
介挿し得るように構成されている。また、この補正ユニ
ットの出力が接続されるディスプレイの入力信号形態に
多種多様に対応できるように多数の信号出力が取り出せ
るように構成している。
【0042】即ち、R補正回路3とG補正回路4とB補
正回路5のそれぞれから出力されるRGB信号は、ビデ
オ変換回路25に入力され、同期信号抽出回路23によ
って抽出された同期信号に基づいてコンポジット信号V
aとSビデオ信号Vbとコンポーネント信号Vcの3種
類の信号に変換されて出力される。
【0043】また、R補正回路3とG補正回路4とB補
正回路5のそれぞれから出力される信号は、RGB変換
回路26に入力され、同期信号抽出回路23によって抽
出された同期信号に基づいてRGB信号に変換されて出
力される。従って、図4に示すように入力端子Vに供給
されるビデオ信号系統とディスプレイ2の入力信号系の
途中に補正アダプタ27が介挿されることになり、この
補正アダプタ27には、前述のような外光受光部28と
制御部29と補正部30を内蔵してユニット化して構成
され、画像入力信号系に着脱自在に介挿し得るように構
成されている。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よるカラーディスプレイ装置は、外光の照度データと色
温度データを検出する外光受光手段と、第1モードと、
第2モードとの2つの制御モードを有し、外光受光手段
で検出された外光の照度が所定値を超えたときに第1モ
ードによる制御を行い、外光受光手段で検出された外光
の照度が所定値を下回ったときに第2モードによる制御
を行う補正制御手段とを具備しているので次のような効
果がある。
【0045】外光が暗い場合には、ディスプレイの発光
を一時的に停止した状態で外光の照度と色温度を検出し
ているので、ディスプレイの発光画面に対して照射され
る室内燈の光や自然光等の純粋な外光成分のみを検出す
ることができ、ディスプレイの発光面からの光がカーテ
ン、床、壁、家具等々で反射された光がない状態での検
出であるので正確に外光検出でき、精度のよい補正制御
を行うことができる。
【0046】従って、外光が暗い場合に、光検出感度を
落としたり、外光受光部による制御を行わないようにし
たり、外光に基づく補正制御をオフするためのスイッチ
を設け、これをユーザーに操作させることを強いていな
いので、使い勝手のよいカラーディスプレイ装置が提供
でき、外光が暗くても操作スイッチ等をユーザーに操作
させることなく、自動でディスプレイの発光輝度と色温
度を補正制御することができるカラーディスプレイ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカラーディス
プレイ装置の概略回路構成を示すブロック回路図であ
る。
【図2】図1に示されるカラーディスプレイ装置の動作
説明用のフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるカラーディス
プレイ装置の概略回路構成を示すブロック回路図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態による補正アダプタを説明
するためのブロック回路図である。
【図5】従来のカラーディスプレイ装置の一例を示すブ
ロック回路図である。
【符号の説明】
1 カラーディスプレイ装置 2 ディスプレイ 3 R補正回路 4 G補正回路 5 B補正回路 6 補正部 7 外光受光部 8 R受光部 9 G受光部 10 B受光部 11,12,13 バッファアンプ 14,15,16 A/D変換部 17 マイクロプロセッサ 18a,21a ROM 18b,21b RAM 19 補正部 20 マイクロプロセッサ 22 ビデオ入力回路 23 同期信号抽出回路 24,25 ビデオ変換回路 26 RGB変換回路 27 補正アダプタ 28 外光受光部 29 制御部 30 補正部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/64 H04N 9/64 F Fターム(参考) 2H093 NA58 NC42 NC55 NC62 ND24 NE10 5C060 DB00 HA18 HB24 HB26 HB27 JA11 5C066 CA27 EA05 EA07 FA02 KE09 KE17 KE19 KL00 5C082 AA01 AA21 BA12 BA34 BA35 CA11 CA12 CA81 CB03 DA51 MM08 MM09 MM10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像を表示するカラーディスプレイ
    部の設置環境の外光における照度データと色温度データ
    を検出し、該照度データと該色温度データに基づいて前
    記カラーディスプレイ部における発光輝度と色温度特性
    を制御するカラーディスプレイ装置において、 前記外光の照度データと色温度データを検出する外光受
    光手段と、 前記カラーディスプレイ部による発光表示がなされてい
    るときに、前記外光受光手段で検出された照度データと
    色温度データに基づいて前記カラーディスプレイ部にお
    ける発光輝度と色温度特性を制御する第1モードと、前
    記カラーディスプレイ部による発光表示を一時的に停止
    させたときに、前記外光受光手段で得られた照度データ
    と色温度データに基づいて前記カラーディスプレイ部に
    おける発光輝度と色温度特性を制御する第2モードとの
    2つの制御モードを有し、前記外光受光手段で検出され
    た外光の照度が所定値を超えたときに前記第1モードに
    よる制御を行い、前記外光受光手段で検出された外光の
    照度が所定値を下回ったときに前記第2モードによる制
    御を行う補正制御手段とを具備することを特徴とするカ
    ラーディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】前記補正制御手段は、前記外光受光手段で
    検出された外光の照度が一定時間の間に継続して所定値
    を超えたときに前記第1モードによる制御を行うように
    構成することを特徴とする請求項1に記載のカラーディ
    スプレイ装置。
  3. 【請求項3】前記補正制御手段は、前記外光受光手段で
    検出された外光の照度が一定時間の間に継続して所定値
    を下回ったときに前記第2モードによる制御を行うよう
    に構成することを特徴とする請求項1に記載のカラーデ
    ィスプレイ装置。
  4. 【請求項4】前記補正制御手段は、前記外光受光手段で
    検出された外光の照度が一定時間の間に継続して所定値
    を超えたときに前記第1モードによる制御を行うように
    構成すると共に、前記外光受光手段で検出された外光の
    照度が一定時間の間に継続して所定値を下回ったときに
    前記第2モードによる制御を行うように構成することを
    特徴とする請求項1に記載のカラーディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】前記補正制御手段は、前記第1モードと前
    記第2モードによる制御に優先して、予め設定したメモ
    リデータに基づいて前記カラーディスプレイ部による表
    示の輝度制御と色温度制御を行うように構成することを
    特徴とする請求項1に記載のカラーディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】前記カラーディスプレイ部は、液晶素子等
    の非発光素子と補助照明部材とを組み合わせて形成され
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
    に記載のカラーディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】前記カラーディスプレイ部は、陰極線管等
    の自発光素子のみで形成されたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項5のいずれかに記載のカラーディスプレ
    イ装置。
  8. 【請求項8】前記外光受光手段と前記補正制御手段とを
    補正ユニット化して構成すると共に、該補正ユニットを
    カラー画像を表示させるためのカラーディスプレイ部の
    画像入力信号系に着脱自在に介挿し得るように構成する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに
    記載のカラーディスプレイ装置。
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