JP2002072713A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002072713A
JP2002072713A JP2000257209A JP2000257209A JP2002072713A JP 2002072713 A JP2002072713 A JP 2002072713A JP 2000257209 A JP2000257209 A JP 2000257209A JP 2000257209 A JP2000257209 A JP 2000257209A JP 2002072713 A JP2002072713 A JP 2002072713A
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JP2000257209A
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English (en)
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Hidetoshi Katayanagi
秀敏 片柳
Shigetaka Kurosu
重隆 黒須
Masashi Saito
正志 齊藤
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑剤などの付加手段を設けることなくトナー
が持つ潤滑剤を活用させることにより、複数のブレード
の捲れやエッジ磨耗を効率よく防止し、且つ感光体や中
間転写体や一次及び二次の各転写部材に対する傷の発生
も防止させる。 【解決手段】 像担持体上の非画像領域にトナー画像パ
ターンaを作成する手段と、二次転写部材への電圧印加
を行う電圧印加手段とを設け、該電圧印加手段は、一次
転写手段によって中間転写体上に転写された前記トナー
画像パターンaのトナーの大部分が二次転写部材表面に
転写されずに中間転写体表面に残るような電圧もしくは
電流値で印加する場合と、前記トナーの大部分が二次転
写部材表面に転写されるような電圧もしくは電流値で印
加する場合との二通りの制御が行える制御手段を有する
ことを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は像担持体としての感
光体や一次転写体としての中間転写体や、転写材に二次
転写を行なわせる転写部材に当接して清掃するクリーニ
ングブレードに起こる捲れやエッジ磨耗などを防止して
該ブレードが長時間安定して機能が果たせるようにした
制御手段を持つ画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯電、露光、現像手段を周囲に有する像
担持体上にトナー像を形成し、トナー像を中間転写体一
次転写して後、転写紙などの記録材に中間転写体からト
ナー像を転写ローラもしくは転写ベルトにより二次転写
させる画像形成装置においては、中間転写体表面で二次
転写位置より中間転写体回動方向下流側に二次転写残ト
ナーや付着物を除去するためにウレタンゴムなどから成
る弾性ブレードを当接させ、また二次転写ローラもしく
は二次転写ベルトの表面にトナーや付着物を除去し記録
媒体の裏面汚れを防止するためにウレタンゴムなどから
成る弾性ブレードを当接させ、また像担持体表面で一次
転写部より像担持体回動方向下流側に一次転写残トナー
や付着物を除去するためにウレタンゴムなどの弾性ブレ
ードを当接させるものが知られている。しかしながら、
中間転写体や二次転写ローラもしくは二次転写ベルト、
像担持体とウレタンブレードの当接をトナーが確実にス
クレープでき、ブレード捲れやブレードエッジ磨耗が発
生しないような条件に設定することは難しく、特開昭6
0−225870号、特開平2−106780号、特開
平3−269478号、特開平8−202173号、特
開平8−262952号、特開平11−174868号
などのように潤滑材などを中間転写体や二次転写部材、
像担持体の表面に塗布してウレタンブレードとの摩擦係
数を下げたり、ウレタンブレード表層に摩擦係数を下げ
るコーティングを施すなどのことを行いブレードめくれ
現象などの不具合が発生しないようにしている。この場
合、潤滑剤塗布機構を付加するために装置が複雑になっ
たり、ブレードにコーティングした場合はコーティング
剥がれが早く発生してしまうために耐久性がないという
問題点があった。また、特開平1−229281号、特
開平11−15292号、特開平11−38778号、
特開平11−95573号、特開平11−119626
号、特開平11−219040号のように像担持体の非
画像領域に帯状のトナー画像を作成し、この画像がブレ
ードエッジに到達してブレードと像担持体などの摩擦係
数を下げる動作を時々実施するものも考えられている
が、中間転写への一次転写や二次転写などの工程におい
ては、転写部材に所定の電圧を印加するとトナーの大部
分が静電的にトナー像担持体か転写部材のいずれか一方
の側だけに付着してしまい、上記のように沢山のクリー
ニングブレードを設けた場合、片方のクリーニングブレ
ードにしかトナーが十分供給されないという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の従来技
術のように、装置の複雑化を伴うことがなく、しかもク
リーニングブレードの捲れ現象やエッジ磨耗を防止した
画像形成装置を提供することを課題目的とするものであ
り、詳しくは像担持体としての感光体や一次転写体とし
ての中間転写体や、転写材に二次転写を行なわせる転写
部材に当接して清掃するクリーニングブレードに起こる
摩擦力を軽減させるような制御が簡単確実に行われるよ
うした画像形成装置を提供する事を課題とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(7)項の何れかによって達成される。
【0005】(1) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、前記二次転写部材表面
にクリーニングブレードBが当接されている画像形成装
置において、前記像担持体上の非画像領域にトナー画像
パターンaを作成する手段と、前記二次転写部材への電
圧印加を行う電圧印加手段とを設け、該電圧印加手段は
定電圧もしくは定電流電源から成り、該電圧印加手段
は、前記一次転写手段によって前記中間転写体上に転写
された前記トナー画像パターンaのトナーの大部分が二
次転写部材表面に転写されずに中間転写体表面に残るよ
うな電圧もしくは電流値で印加する場合と、前記トナー
の大部分が二次転写部材表面に転写されるような電圧も
しくは電流値で印加する場合との二通りの制御が行える
制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【0006】(2) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、前記二次転写部材表面
にクリーニングブレードBが当接されている画像形成装
置において、前記像担持体上の非画像領域にトナー画像
パターンaを作成する手段と、前記二次転写部材への電
圧印加を行う電圧印加手段とを設け、該電圧印加手段は
定電圧もしくは定電流電源から成り、該電圧印加手段
は、前記一次転写手段によって前記中間転写体上に転写
された前記トナー画像パターンaのトナーの大部分が二
次転写部材表面に転写されるような電圧もしくは電流値
のみで印加するものであり、前記トナー画像パターンa
のトナーが二次転写部へ来た場合に二次転写部材を中間
転写体へ接触させる場合と離間させる場合との二通りの
制御が行える制御手段を有することを特徴とする画像形
成装置。
【0007】(3) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、前記二次転写部材表面
にクリーニングブレードBが当接され、中間転写体表面
を帯電させる二次転写前帯電手段が一次転写部と二次転
写部との中間部に設けられている画像形成装置におい
て、前記像担持体上の非画像領域にトナー画像パターン
aを作成する手段と、前記二次転写部材への印加を行う
電圧印加手段とを設け、該電圧印加手段は定電圧もしく
は定電流電源から成り、該電圧印加手段は、前記一次転
写手段によって前記中間転写体上に転写された前記トナ
ー画像パターンaのトナーの大部分が二次転写部材表面
に転写されるような電圧もしくは電流値のみで印加する
ものであり、前記二次転写前帯電手段は帯電が遮断され
る場合と前記中間転写体上のトナーを一次転写後トナー
帯電極性とは異極性に帯電させる場合との二通りの制御
が行える制御手段を有することを特徴とする画像形成装
置。
【0008】(4) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、一次転写位置より像担
持体回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレ
ードCが当接されている画像形成装置において、前記像
担持体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作成す
る手段と、一次転写手段への電圧印加手段を設け、該電
圧印加手段は定電圧もしくは定電流電源から成り、該電
圧印加手段は、前記トナー画像パターンaのトナーの大
部分が中間転写体表面に転写されずに像担持体表面に残
るような電圧もしくは電流値で印加する場合と、前記ト
ナー画像パターンaのトナーの大部分が中間転写体表面
に転写されるような電圧もしくは電流値で印加する場合
の二通りの制御が行える制御手段を有することを特徴と
する画像形成装置。
【0009】(5) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、一次転写位置より像担
持体回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレ
ードCが当接されている画像形成装置において、前記像
担持体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作成す
る手段と、一次転写手段への電圧印加手段を設け、該電
圧印加手段は、前記トナー画像パターンaのトナーの大
部分が中間転写体表面に転写されるような電圧もしくは
電流極性のみを印加させるものであり、前記トナー画像
パターンaのトナーが一次転写部へ来た場合に一次転写
部材を中間転写体へ接触させる場合と離間させる場合の
二通りの制御を行う制御手段を有することを特徴とする
画像形成装置。
【0010】(6) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、一次転写位置より像担
持体回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレ
ードCが当接されている画像形成装置において、前記像
担持体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作成す
る手段と、一次転写手段への電圧印加手段を設け、該電
圧印加手段は定電圧もしくは定電流電源から成り、該電
圧印加手段は、前記トナー画像パターンaのトナーの大
部分が中間転写体表面に転写されるような電圧もしくは
電流極性のみを印加させるものであり、前記トナー画像
パターンaのトナーが一次転写部へ来た場合に一次転写
部材及び中間転写体を像担持体へ接触させる場合と離間
させる場合の二通りの制御を行う制御手段を有すること
を特徴とする画像形成装置。
【0011】(7) 帯電、露光、現像の各手段を周囲
に設けた像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を
一次転写部材によって中間転写体に転写させる一次転写
手段と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ロ
ーラもしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接
触静電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置
より中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリ
ーニングブレードAが当接され、一次転写位置より像担
持体回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレ
ードCが当接され、像担持体表面を帯電させる一次転写
前帯電手段を現像部と一次転写部の間に有する画像形成
装置において、前記像担持体上の非画像領域にトナー画
像パターンaを作成する手段と、一次転写手段への電圧
印加手段とを設け、該電圧印加手段は定電圧もしくは定
電流電源から成り、該電圧印加手段がトナー画像パター
ンaの大部分のトナーが中間転写体表面に転写されるよ
うな電圧または電流極性のみを印加させる手段を有し、
前記一次転写前帯電手段を遮断する場合と前記像担持体
上のトナーを現像後のトナー帯電極性とは異極性に帯電
させる場合との二通りに制御を行う制御手段を有するこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0012】(1)〜(7)項のいずれの場合において
も、一次及び二次の転写部において、捲れ防止用で非画
像部に形成されるトナー画像パターンaのトナーが像担
持体のクリーニングブレード、中間転写体のクリーニン
グブレード及び二次転写部材のクリーニングブレードの
何れにも均一に供給できるように、一次及び二次の転写
部における、転写部材に対するバイアス印加が二通りに
できるようにするための極性変換制御の動作や中間転写
体に対する該転写部材の圧着解除機構のON,OFF動
作や転写前帯電印加のON,OFF動作をさせるように
した。これにより滑剤などの付加手段を設けることな
く、複数のブレードの捲れを防止できるようにした構成
にしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術
的範囲や用語の意義を限定するものではない。
【0014】図1は本発明に係わるカラー画像形成装置
の実施形態の内、中間転写体(中間転写ベルト)を水平
方向に長く配設してモノカラーからフルカラーに至る画
像を形成することができる画像形成装置の概略構成図で
ある。
【0015】本実施の形態においては、画像形成体又は
像担持体としての感光体2、帯電手段としての帯電ロー
ラ1、画像書込手段としての露光光学系14及び現像手
段としての現像器3を少なくとも有するユニットとして
各色の画像形成ユニット100が複数組(本実施の形態
では4組)構成され、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)および黒色(K)の各色の前記画
像形成ユニット100がループ状に走行する中間転写体
としての中間転写ベルト15の水平な張架面に対向し
て、右からY、M、C、Kの順に配設されている。そし
て各色の画像形成ユニット100は4組とも同じ構成に
してある。
【0016】前記帯電ローラ1は、それぞれ所定の電位
に保持されたトナーと同極性の帯電によって感光体2に
対して帯電作用(本実施の形態においてはマイナス帯
電)を行い、感光体2に一様な電位を与える。
【0017】前記露光光学系14は、前記帯電ローラ1
に対して前記感光体2の回転方向下流側に配置される。
該露光光学系14は、該感光体2の回転軸と平行に主走
査方向に配列された、例えば、LED(発光ダイオー
ド)を複数個アレイ状に並べた露光素子と、結像素子と
しての光集束性光伝送体(商品名:セルフォックレンズ
アレイ)とで構成される露光用ユニットである。露光光
学系14としてはその他レーザ光学系を用いることも可
能である。露光光学系14は、例えば、別構成で設けた
画像読み取り装置によって読み取られメモリに記録され
た各色の画像データに従って感光体2の感光層を像露光
し、各色毎の静電潜像を形成する。
【0018】前記現像器3は、感光体2の周面に対し所
定の間隙を保ち、感光体2の回転方向と順方向に回転す
る円筒状の非磁性のステンレスあるいはアルミ材で形成
された現像スリーブ(図示せず)を有し、内部に各色毎
の現像色に従いイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、および黒(K)の一成分或いは二成分現像剤
を収容している。本実施の形態においては二成分現像剤
を収容している。現像器3のスリーブは不図示の突き当
てコロ等により、感光体2のドラム面と所定の間隙、例
えば100〜500μmをあけて非接触に保たれてお
り、その現像スリーブに対して直流電圧と交流電圧を重
畳した現像バイアスを印加することにより、非接触の反
転現像を行い、感光体2のドラム上にトナー画像を形成
する。
【0019】中間転写体(中間転写ベルト)15は、中
間転写ベルト駆動ローラ11、中間転写ベルトテンショ
ンローラ12、中間転写ベルト支持ローラ9,10及び
二次転写バックアップローラ8に外接して張架され、中
間転写体15の回転方向が反時計方向になるように、設
けられている。また、二次転写バックアップローラ8に
対向して中間転写ベルト15を介して二次転写ローラ7
が設けられている。そして5のクリーニングブレードA
が前記駆動ローラ11の位置の中間転写ベルト15に、
18のクリーニングブレードBが前記二次転写ローラ7
に、4のクリーニングブレードCが像担持体としての感
光体2に、何れもカウンタ方向に当接して設けられてい
る。また、同様に、中間転写体15を挟んで各色毎の一
次転写ローラ6が感光体2に対向して設けられている。
【0020】この中間転写体としての中間転写ベルト1
5は、体積抵抗が106〜1012Ω・cmの無端ベルト
であり、例えばポリカーボネート(PC)、ポリイミド
(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリビニリデ
ンフルオライド(PVDF)、エトラフルオロエチレン
−エチレン共重合体(ETFE)等の樹脂材料や、EP
DM、NBR、CR、ポリウレタン等のゴム材料にカー
ボン等の導電性フィラーを分散させたり、イオン性の導
電材料を含有させたりしたものが用いられ、厚みは、樹
脂材料の場合50〜200μm程度、ゴム材料の場合は
300〜700μm程度の設定にすることが好ましい。
【0021】中間転写体(中間転写ベルト)15の駆動
は不図示の駆動モータによる駆動ローラ11の回転によ
って行われる。
【0022】駆動ローラ11は、例えばステンレス等の
導電性芯金(符号なし)の周面に、ポリウレタン、EP
DM、シリコーン等のゴムや樹脂材料に、カーボン等の
導電性フィラーを分散させた導電または半導電性(符号
なし)を被覆したものが用いられる。
【0023】前記一次転写ローラ6は、中間転写体15
を挟んで感光体2に対向して設けられ、中間転写体15
と感光体2との間に転写域15bを形成する。一次転写
ローラ6にはトナーと反対極性(本実施形態においては
プラス極性)の直流電圧を印加し、転写域15bに転写
電界を形成することにより、感光体2上に形成される各
色のトナー像が中間転写体15上に転写される。
【0024】この各色毎の第1の転写手段である一次転
写ローラ6は、例えば外径8mmのステンレス等の導電
性芯金(不図示)の周面に、ポリウレタン、EPDM、
シリコーン等のゴム材料に、カーボン等の導電性フィラ
ーを分散させたり、イオン性の導電材料を含有させたり
して、体積抵抗が105〜109Ω・cm程度のソリッド
状態または発泡スポンジ状態で、厚さが5mm、ゴム硬
度が20〜70°程度(Asker−C)の半導電弾性
ゴム(不図示)を被覆して形成される。
【0025】転写材の表面に転写を行う二次転写ローラ
7は中間転写体15を挟んで接地された二次転写バック
アップローラ8に対向して設けられ、トナーと反対極性
(本実施の形態においてはプラス)の直流電圧が直流電
源19によって印加され、中間転写体15上に担持され
る重ね合わせトナー画像を二次転写ローラ7を介して転
写材の表面に転写する。
【0026】中間転写体上のカラートナー像を記録材上
に再転写する第2の転写手段である二次転写ローラ7
は、例えば外径8mmのステンレス等の導電性芯金(不
図示)の周面に、ポリウレタン、EPDM、シリコーン
等のゴム材料に、カーボン等の導電性フィラーを分散さ
せたり、イオン性の導電材料を含有させたりして、体積
抵抗が105〜109Ω・cm程度のソリッド状態または
発泡スポンジ状態で、厚さが5mm、ゴム硬度が20〜
70°程度(Asker−C)の半導電弾性ゴム(不図
示)を被覆して形成される。二次転写ローラ7は一次転
写ローラ6と異なりトナーが接するため表面に半導電性
のフッ素樹脂やウレタン樹脂等の離型性の良いものを被
覆する場合がある。二次転写バックアップローラ8は、
ステンレス等の導電性芯金(不図示)の周面に、ポリウ
レタン、EPDM、シリコーン等のゴムや樹脂材料に、
カーボン等の導電性フィラーを分散させたり、イオン性
の導電材料を含有させたりした半導電性材料を、厚さが
0.05〜0.5mm程度被覆して形成される。
【0027】ここに、記録紙等の転写材は模式的に示し
た集積装置35から転写紙経路16を通り一枚ずつ搬送
され、前記二次転写ローラと二次転写バックアップロー
ラ8に挟まれた中間転写ベルト15に重ねられるように
搬送され二次転写を受けて定着器45に送られ熱溶着に
よる定着がなされて回収される。
【0028】尚、本実施の形態においては、感光体2の
帯電手段として帯電ローラ1を用い、一次転写部材とし
て一次転写ローラ6を用いたが、これに限られるもので
なくコロトロン放電器を用いた帯電器を使うこともでき
る。
【0029】第1の実施の形態では、前記直流電源19
のプラスとマイナスを切り換えて二次転写ローラ7に印
加される印加電流または電圧の極性を切り換えて、図2
に示すように、前記一次転写手段によって前記中間転写
体15上に転写された(一旦中間転写体15に転写され
たトナーが中間転写回動方向下流側の別な一次転写部で
感光体に戻らないように各一次転写手段への電圧印加が
行なわれる。例えばマイナス帯電トナーの場合、各一次
転写手段へはプラスの電圧を印加する)前記トナー画像
パターンaのトナーの大部分が二次転写部材としての二
次転写ローラ7の表面に転写されずに中間転写体表面に
残るような電圧を印加する場合と、図1に示すように、
前記トナーの大部分が二次転写ローラ7の表面に転写さ
れるような電圧を印加する場合との二通りの制御が行え
る制御手段を設けた。前述の直流電源19の極性の切り
換え手段は、例えば、図9(a)の回路図に示すように
行える。即ち、切り換えスイッチa,bを同時に1又は
2に切り換えることによって極性も切り換えられる。こ
のようにして前者の制御により、中間転写体15の表面
と5のクリーニングブレードAの接触が円滑に行われ、
クリーニングブレードAの捲れが全くといって良いほど
無くなり、またクリーニングブレードAのエッジの局所
的な磨耗などの不具合も改善され、寿命を大きく延ばす
事ができるようになると共に、後者の制御を実施するこ
とにより二次転写ローラ7と18のクリーニングブレー
ドBの接触が円滑になりクリーニングブレードBの捲れ
が全くといって良いほど無くなり、またクリーニングブ
レードBのエッジの局所的な磨耗などの不具合も改善さ
れ、寿命を大きく延ばす事ができるようになった。そし
て、この二つの状態に適時変換させることによりA,B
両クリーニングブレードの寿命を共に良好にさせること
ができるようになった。
【0030】次に第2の実施の形態について図3の概略
構成図を用いて説明する。図3は図1の二次転写部材と
しての二次転写ローラ7が通常運転時の状態では中間転
写ベルト15に接触していて、前記一次転写手段によっ
て前記中間転写体15上に転写された画像パターンaの
トナーの大部分が二次転写部材としての二次転写ローラ
7の表面に転写するように前記直流電源19が印加され
るようにしてあり、前記一次転写手段によって前記中間
転写体15上に転写された前記トナー画像パターンaの
トナーの大部分を中間転写体表面にそのまま残し5のク
リーニングブレードAに供給させるようにし(例えばマ
イナス帯電トナーの場合、二次転写ローラ7へはプラス
の電圧を印加する)、二次転写ローラ7を中間転写ベル
ト15に接触させる場合と離間させる場合を適宜変換か
ら離間させるように制御する構造にした。
【0031】このような制御を実施することにより第1
の実施の形態とは異なり二次転写手段の電源の極性切り
換えを行なうことなく、クリーニングブレードA及びB
の当接部に前記トナー画像パターンを送り込むことがで
き、中間転写ベルト15と5のクリーニングブレードA
との接触が円滑になりクリーニングブレードAの捲れが
全くといって良いほど無くなり、またクリーニングブレ
ードAのエッジの局所的な磨耗などの不具合も改善さ
れ、寿命を大きく延ばす事ができると共に、二次転写ロ
ーラ7と18のクリーニングブレードBの捲れも全くと
いって良いほど無くなり、またクリーニングブレードB
のエッジの局所的な磨耗などの不具合も改善され、寿命
を大きく延ばす事ができるようになった。
【0032】次に第3の実施の形態について図4の概略
構成図を用いて説明する。前記直流電源19を、前記一
次転写手段によって前記中間転写体15上に転写された
前記トナー画像パターンaのトナーの大部分が二次転写
部材表面に転写されるような印加がなされる構造にした
まま、前記一次転写手段によって前記中間転写体15上
に転写された前記トナー画像パターンaのトナーの大部
分を中間転写体表面にそのまま残し5のクリーニングブ
レードAに供給させるようにする手段として、二次転写
前帯電手段17を設け、該二次転写前帯電手段17はO
FFされる場合と前記転写トナーとは異極性の帯電を印
加させる場合との二通りの制御が行える制御手段を設け
た。そして前者の制御が行われる場合は、二次転写部材
としての二次転写ローラ7に中間転写体としての中間転
写ベルト15上のトナー画像パターンaの転写が行わ
れ、後者の制御が行われる場合は、前記一次転写手段に
よって前記中間転写ベルト15上に転写された前記トナ
ー画像パターンaのトナーの大部分を中間転写体表面に
そのまま残し5のクリーニングブレードAに供給できる
ようにした。
【0033】このような二通りの制御を適宜実施するこ
とにより中間転写ベルト15と5のクリーニングブレー
ドAとの接触が円滑になりクリーニングブレードAの捲
れが全くといって良いほど無くなり、またクリーニング
ブレードAのエッジの局所的な磨耗などの不具合も改善
され、寿命を大きく延ばす事が確実になった。また、前
記二次転写前帯電手段17をOFFにすることによりト
ナー画像パターンaのトナーの大部分を二次転写ローラ
7を介して18のクリーニングブレードBに送り込み該
クリーニングブレードBの捲れが解消し、またクリーニ
ングブレードBのエッジの局所的な磨耗などの不具合も
改善され、その寿命を大きく延ばす事ができるようにな
った。
【0034】次に第4の実施の形態について図5の概略
構成図を用いて説明する。これは図1に示した概略構成
図で直流電源19をプラス電圧の印加に固定し、更に一
次転写部材6をプラス電圧の印加からマイナス電圧の印
加に切り換え可能にさせるように、電源装置20に例え
ば図9(b)に示すような切り換え手段を設けた。即
ち、切り換えスイッチa,bを同時に1又は2に切り換
えることによって電圧の極性が変わる。そして目的に応
じ適時制御できるようにしたものである。即ち、感光体
2の非画像域上に形成されたトナー画像パターンaは、
出力の電圧極性を切り換え可能にした電源装置20を一
次転写ローラ6にトナーと同極性(本実施形態において
はマイナス極性)の直流電圧を印加し、転写域15bに
転写電界を形成することにより、感光体2上に形成され
る各色のトナー像が中間転写体15上に転写されること
なく感光体2に残され4のクリーニングブレードCに供
給される場合と、反対極性(本実施形態においてはプラ
ス極性)の直流電圧を印加し、転写域15bに転写電界
を形成することにより、感光体2上に形成される各色の
トナー像が中間転写体15上に正規のトナー画像として
転写される場合との二通りに制御されるようにしたもの
である。後者の場合の中で中間転写体に一旦転写された
トナーがクリーニングブレードAまたはBに送り込まれ
るようにする場合には、一旦中間転写体15に転写され
たトナーが中間転写回動方向下流側の別な一次転写部で
感光体に戻らないように各一次転写手段への電圧印加が
行なわれる。例えばマイナス帯電トナーの場合、各一次
転写手段へはプラスの電圧を印加する。また、後者の場
合の中で、各一次転写手段への電圧印加極性を切り換え
ることにより、中間転写体に一旦転写されたトナーを、
中間転写回動方向下流側の別な他の感光体に当接するク
リーニングブレードに送り込まれるようにすることも可
能である(但し、この場合はトナーリサイクルを行なわ
ないことが前提となる)。
【0035】このような二通りの制御を適宜選択実施す
ることにより感光体2と4のクリーニングブレードCと
の接触が円滑になりクリーニングブレードCの捲れが全
くといって良いほど無くなり、またクリーニングブレー
ドCのエッジの局所的な磨耗などの不具合も改善され、
寿命を大きく延ばす事ができるようになった。Y、M、
C、K各々の感光体について、適宜このような制御を行
なえば、複数の感光体クリーニングブレードの寿命を延
ばすことができる。また、全ての一次転写部通過後に中
間転写体に保持されたトナーについては第1〜3の実施
の形態のようにすることにより、クリーニングブレード
AやBについても寿命を延ばすことができる。
【0036】次に第5の実施の形態について図6の概略
構成図を用いて説明する。これは図1に示した概略構成
図で直流電源19をプラス又はマイナスの電圧の印加に
固定し、更に一次転写部材としての一次転写ローラ6を
プラス電圧の印加にするように電源装置20を固定した
まま、感光体2上の非画像部に形成された前記トナー画
像パターンaのトナーが一次転写部へ来た場合に一次転
写部材を中間転写体15へ接触させる場合と離間させる
場合の二通りの制御を行う制御手段を有するようにした
ものである。前者の場合の中で中間転写体に一旦転写さ
れたトナーがクリーニングブレードAまたはBに送り込
まれるようにする場合には、一旦中間転写体15に転写
されたトナーが中間転写回動方向下流側の別な一次転写
部で感光体に戻らないように各一次転写部材の接触解除
が行なわれる。また、前者の場合の中で、各一次転写部
材の接触離間を切り換えることにより、中間転写体に一
旦転写されたトナーを、中間転写回動方向下流側の別な
他の感光体に当接するクリーニングブレードに送り込ま
れるようにすることも可能である(但し、この場合はト
ナーリサイクルを行なわないことが前提となる)。
【0037】このような制御を実施することにより感光
体2と4のクリーニングブレードCとの接触が円滑にな
りクリーニングブレードCの捲れが全くといって良いほ
ど無くなり寿命を大きく延ばす事ができた。Y、M、
C、K各々の感光体について、適宜このような制御を行
なえば、複数の感光体クリーニングブレードの寿命を延
ばすことができる。また、全ての一次転写部通過後に中
間転写体に保持されたトナーについては第1〜3の実施
の形態のようにすることにより、クリーニングブレード
AやBについても寿命を延ばすことができる。
【0038】次に第6の実施の形態について図7の概略
構成図を用いて説明する。これは図1に示した概略構成
図で直流電源19をプラス電圧の印加に固定し、更に一
次転写部材としての一次転写ローラ6をプラス電圧の印
加にするように電源装置20を固定したまま、感光体2
上の非画像部に形成された前記トナー画像パターンaの
トナーが一次転写部へ来た場合に一次転写部材としての
一次転写ローラ6及び中間転写体としての中間転写ベル
ト15を像担持体としての感光体2へ接触させる場合と
離間させる場合の二通りの制御を行う制御手段を有する
ようにしたものである。前者の場合の中で中間転写体に
一旦転写されたトナーがクリーニングブレードAまたは
Bに送り込まれるようにする場合には、一旦中間転写体
15に転写されたトナーが中間転写体回動方向下流側の
別な一次転写部で感光体に戻らないように各一次転写部
での感光体と中間転写ベルトの接触の解除が行なわれ
る。また、前者の場合の中で、各感光体と中間転写ベル
トの接触離間を切り換えることにより、中間転写体に一
旦転写されたトナーを、中間転写回動方向下流側の別な
他の感光体に当接するクリーニングブレードに送り込ま
れるようにすることも可能である(但し、この場合はト
ナーリサイクルを行なわないことが前提となる)。
【0039】このような制御を実施することにより感光
体2と4のクリーニングブレードCとの潤滑が円滑にな
りクリーニングブレードCの捲れが全くといって良いほ
ど無くなり寿命を大きく延ばす事ができた。Y、M、
C、K各々の感光体について、適宜このような制御を行
なえば、複数の感光体クリーニングブレードの寿命を延
ばすことができる。また、全ての一次転写部通過後に中
間転写体に保持されたトナーについては第1〜3の実施
の形態のようにすることにより、クリーニングブレード
AやBについても寿命を延ばすことができる。
【0040】次に第7の実施の形態について図8の概略
構成図を用いて説明する。これは図1に示した概略構成
図で直流電源19をプラス電圧の印加に固定し、更に一
次転写部材としての一次転写ローラ6をプラス電圧の印
加にしたままにし、像担持体としての感光体表面を帯電
させる一次転写前帯電器21を現像部と一次転写部の間
に設け、感光体2上の非画像部に形成された前記トナー
画像パターンaのトナーが一次転写部へ来た場合に、そ
こに設けた一次転写前帯電手段21の高圧電源23をス
イッチ24によって切替えてOFFする場合とトナーと
異極性の帯電を印加する場合との二通りに制御を行う制
御手段を設けてある。前者の場合、中間転写体に一旦転
写されたトナーは中間転写回動方向下流側の別な一次転
写部で感光体に戻らないように各一次転写部に電圧が印
加されているため、クリーニングブレードAまたはBの
当接部に送り込まれるようになる。
【0041】OFFにした場合は定常の一次画像転写が
あり、トナーと異極性の帯電が印加される場合にはトナ
ー画像パターンaは感光体2上に残されたままになり、
感光体2と4のクリーニングブレードCとの潤滑が円滑
になりクリーニングブレードCの捲れが全くといって良
いほど無くなり寿命を大きく延ばす事ができた。Y、
M、C、K各々の感光体について、適宜このような制御
を行なえば、複数の感光体クリーニングブレードの寿命
を延ばすことができる。また、全ての一次転写部通過後
に中間転写体に保持されたトナーについては実施例1〜
3のようにすることにより、クリーニングブレードAや
Bについても寿命を延ばすことができる。
【0042】
【発明の効果】一次及び二次の転写部における、転写部
材に対するバイアス印加が二通りにできるようにするた
めの極性変換制御の動作や中間転写体に対する該転写部
材の圧着解除機構のON,OFF動作や転写前帯電印加
のON,OFF動作をさせるようにした本発明の画像形
成装置により、非画像部に形成したトナー画像パターン
aのトナーを像担持体のクリーニングブレードC、中間
転写体のクリーニングブレードA及び二次転写部材のク
リーニングブレードBの何れにも任意に切り換えて供給
できるようになり、滑剤などの付加手段を設けることな
くトナーに存在する潤滑剤を活用させることにより、不
必要な摩擦抵抗の上昇を避け複数のブレードの捲れやブ
レードエッジ磨耗を効率よく防止でき、且つ像担持体や
中間転写体や一次及び二次の各転写部材に対する傷の発
生も防止できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の別
の状態を示す概略構成図である。
【図3】本発明の画像形成装置の第2の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図4】本発明の画像形成装置の第3の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図5】本発明の画像形成装置の第4の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図6】本発明の画像形成装置の第5の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図7】本発明の画像形成装置の第6の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図8】本発明の画像形成装置の第7の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図9】直流電源及び電源装置の極性変換手段の一例を
示す回路図である。
【符号の説明】
1 帯電ローラ 2 感光体 3 現像器(3Y:イエロー現像器、3M:マゼンタ現
像器、3C:シアン現像器、3K:ブラック現像器) 4 クリーニングブレードC 5 クリーニングブレードA 6 一次転写ローラ 7 二次転写ローラ 8 二次転写バックアップローラ 9 中間転写ベルト支持ローラ 10 中間転写ベルト支持ローラ 11 中間転写ベルト駆動ローラ 12 中間転写ベルトテンションローラ 14 露光光学系 15 中間転写ベルト 16 転写紙経路 17 二次転写前帯電手段 18 クリーニングブレードB 19 直流電源 20 電源装置 21 一次転写前帯電器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA50 EA03 EA09 EB04 EC03 EC20 ED24 ED27 ED28 EE07 EF09 2H032 AA05 BA09 BA23 BA29 BA30 CA01 CA13 2H034 AA02 AA06 BF00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、前記二次転写部材表面にク
    リーニングブレードBが当接されている画像形成装置に
    おいて、前記像担持体上の非画像領域にトナー画像パタ
    ーンaを作成する手段と、前記二次転写部材への電圧印
    加を行う電圧印加手段とを設け、該電圧印加手段は定電
    圧もしくは定電流電源から成り、該電圧印加手段は、前
    記一次転写手段によって前記中間転写体上に転写された
    前記トナー画像パターンaのトナーの大部分が二次転写
    部材表面に転写されずに中間転写体表面に残るような電
    圧もしくは電流値で印加する場合と、前記トナーの大部
    分が二次転写部材表面に転写されるような電圧もしくは
    電流値で印加する場合との二通りの制御が行える制御手
    段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、前記二次転写部材表面にク
    リーニングブレードBが当接されている画像形成装置に
    おいて、前記像担持体上の非画像領域にトナー画像パタ
    ーンaを作成する手段と、前記二次転写部材への電圧印
    加を行う電圧印加手段とを設け、該電圧印加手段は定電
    圧もしくは定電流電源から成り、該電圧印加手段は、前
    記一次転写手段によって前記中間転写体上に転写された
    前記トナー画像パターンaのトナーの大部分が二次転写
    部材表面に転写されるような電圧もしくは電流値のみで
    印加するものであり、前記トナー画像パターンaのトナ
    ーが二次転写部へ来た場合に二次転写部材を中間転写体
    へ接触させる場合と離間させる場合との二通りの制御が
    行える制御手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、前記二次転写部材表面にク
    リーニングブレードBが当接され、中間転写体表面を帯
    電させる二次転写前帯電手段が一次転写部と二次転写部
    との中間部に設けられている画像形成装置において、前
    記像担持体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作
    成する手段と、前記二次転写部材への印加を行う電圧印
    加手段とを設け、該電圧印加手段は定電圧もしくは定電
    流電源から成り、該電圧印加手段は、前記一次転写手段
    によって前記中間転写体上に転写された前記トナー画像
    パターンaのトナーの大部分が二次転写部材表面に転写
    されるような電圧もしくは電流値のみで印加するもので
    あり、前記二次転写前帯電手段は帯電が遮断される場合
    と前記中間転写体上のトナーを一次転写後トナー帯電極
    性とは異極性に帯電させる場合との二通りの制御が行え
    る制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、一次転写位置より像担持体
    回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレード
    Cが当接されている画像形成装置において、前記像担持
    体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作成する手
    段と、一次転写手段への電圧印加手段を設け、該電圧印
    加手段は定電圧もしくは定電流電源から成り、該電圧印
    加手段は、前記トナー画像パターンaのトナーの大部分
    が中間転写体表面に転写されずに像担持体表面に残るよ
    うな電圧もしくは電流値で印加する場合と、前記トナー
    画像パターンaのトナーの大部分が中間転写体表面に転
    写されるような電圧もしくは電流値で印加する場合の二
    通りの制御が行える制御手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、一次転写位置より像担持体
    回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレード
    Cが当接されている画像形成装置において、前記像担持
    体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作成する手
    段と、一次転写手段への電圧印加手段を設け、該電圧印
    加手段は、前記トナー画像パターンaのトナーの大部分
    が中間転写体表面に転写されるような電圧もしくは電流
    極性のみを印加させるものであり、前記トナー画像パタ
    ーンaのトナーが一次転写部へ来た場合に一次転写部材
    を中間転写体へ接触させる場合と離間させる場合の二通
    りの制御を行う制御手段を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、一次転写位置より像担持体
    回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレード
    Cが当接されている画像形成装置において、前記像担持
    体上の非画像領域にトナー画像パターンaを作成する手
    段と、一次転写手段への電圧印加手段を設け、該電圧印
    加手段は定電圧もしくは定電流電源から成り、該電圧印
    加手段は、前記トナー画像パターンaのトナーの大部分
    が中間転写体表面に転写されるような電圧もしくは電流
    極性のみを印加させるものであり、前記トナー画像パタ
    ーンaのトナーが一次転写部へ来た場合に一次転写部材
    及び中間転写体を像担持体へ接触させる場合と離間させ
    る場合の二通りの制御を行う制御手段を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 帯電、露光、現像の各手段を周囲に設け
    た像担持体上にトナー像を形成し、該トナー像を一次転
    写部材によって中間転写体に転写させる一次転写手段
    と、転写材に前記中間転写体からトナー像を転写ローラ
    もしくは転写ベルトから成る二次転写部材により接触静
    電転写させる二次転写手段とを有し、二次転写位置より
    中間転写体回動方向下流側の中間転写体表面にクリーニ
    ングブレードAが当接され、一次転写位置より像担持体
    回転方向下流側の像担持体表面にクリーニングブレード
    Cが当接され、像担持体表面を帯電させる一次転写前帯
    電手段を現像部と一次転写部の間に有する画像形成装置
    において、前記像担持体上の非画像領域にトナー画像パ
    ターンaを作成する手段と、一次転写手段への電圧印加
    手段とを設け、該電圧印加手段は定電圧もしくは定電流
    電源から成り、該電圧印加手段がトナー画像パターンa
    の大部分のトナーが中間転写体表面に転写されるような
    電圧または電流極性のみを印加させる手段を有し、前記
    一次転写前帯電手段を遮断する場合と前記像担持体上の
    トナーを現像後のトナー帯電極性とは異極性に帯電させ
    る場合との二通りに制御を行う制御手段を有することを
    特徴とする画像形成装置。
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