JP2002071780A - 位置補正情報データの提供システム - Google Patents

位置補正情報データの提供システム

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JP2002071780A
JP2002071780A JP2000263792A JP2000263792A JP2002071780A JP 2002071780 A JP2002071780 A JP 2002071780A JP 2000263792 A JP2000263792 A JP 2000263792A JP 2000263792 A JP2000263792 A JP 2000263792A JP 2002071780 A JP2002071780 A JP 2002071780A
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Kenjiro Fujii
健二郎 藤井
Kazuhide Ebine
一秀 恵比根
Shintaro Hatsumoto
慎太郎 初本
Norihisa Yanagihara
徳久 柳原
Hideyuki Torimoto
秀幸 鳥本
Makoto Ishii
真 石井
Koji Sasano
耕治 笹野
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Hitachi Ltd
DX Antenna Co Ltd
TV Asahi Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Asahi National Broadcasting Co Ltd
DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外的要因(例えば、電離層による変化等)に
よるGPS衛星からの位置測位信号の誤差をGPS衛星
からの位置測位信号に基づいて所定時間間隔で補正値を
演算し、GPS衛星からの位置測位信号に基づいて演算
された位置をリアルタイムで修正し精度の高い位置デー
タを得ることができる位置補正情報データの提供システ
ムを提供すること。 【解決手段】 放送によって位置補正情報データの提供
を行い、放送される位置補正情報データを受信できる受
信機器の提供を行い、位置補正情報データを受信しGP
S衛星から受信する位置情報を補正し受信者の精度の高
い位置を利用するシステムの提供を許可するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4個以上のGPS
衛星からの位置測位信号を受信して行う位置情測位報シ
ステムに係り、特に、外的要因(例えば、電離層による
変化等)によるGPS衛星からの位置測位信号の誤差を
GPS衛星からの位置測位信号に基づいて所定時間間隔
で補正値を演算し、GPS衛星からの位置測位信号に基
づいて演算された位置をリアルタイムで修正し精度の高
い位置データを得ることができる位置補正情報データの
提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】GPS衛星からの位置測位信号は、種々
の要因(例えば、電離層による変化等)によって誤差を
生じることが知られている。このGPS衛星からの位置
測位信号に基づいてGPS受信機を用いて測位を行う方
法には、1つのGPS受信機で受信した電波から位置を
計算し、測位を行う単独即位方式(精度10m〜100
m)、精度の高い位置が予め判っている位置に基準局を
設置し、観測局との相対位置関係から測位の補正を行う
DGPS方式(精度1m〜10m)、GPS衛星からの
電波を搬送波相対位相差計測技術を用い、測位の補正を
行うRTK(Real Time Kinemati
c)方式(精度1cm〜5cm)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような測位方式の
それぞれの精度は、明らかになっているもの、位置精度
1cm〜5cmを得ようとすると、基準局が測定する観
測局に近い位置に無ければならない等、種々の制約があ
り、RTK方式は一般に普及するに至っていない。
【0004】本発明の目的は、外的要因(例えば、電離
層による変化等)によるGPS衛星からの位置測位信号
の誤差をGPS衛星からの位置測位信号に基づいて所定
時間間隔で補正値を演算し、GPS衛星からの位置測位
信号に基づいて演算された位置をリアルタイムで修正し
精度の高い位置データを得ることができる位置補正情報
データの提供システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
放送によって位置補正情報データの提供を行い、放送さ
れる位置補正情報データを受信できる受信機器の提供を
行い、位置補正情報データを受信しGPS衛星から受信
する位置情報を補正し受信者の精度の高い位置を利用す
るシステムの提供を許可するようにしたものである。
【0006】本発明の第2の特徴は、放送によって位置
補正情報データの提供を行い、放送される位置補正情報
データを受信できる受信機器の提供を行い、受信機器に
よって受信した位置補正情報データに基づいて補正した
受信者の精度の高い位置を利用するシステムの提供を行
うようにしたものである。
【0007】本発明の第3の特徴は、放送によって位置
補正情報データの提供を行い、放送される位置補正情報
データを受信可能な受信機器と受信機器によって受信し
た位置補正情報データを用いて受信者の精度の高い位置
を利用するシステムとをセットで提供するようにしたも
のである。
【0008】本発明の第4の特徴は、放送によって位置
補正情報データの提供を行い、放送される位置補正情報
データを受信可能な受信機器の提供の許可を行い、受信
機器によって受信した位置補正情報データに基づいて補
正した受信者の精度の高い位置を利用するシステムの提
供を許可するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、2は、位置補正情報データ
の提供システムの第1の実施の形態を実施するための全
体構成および情報の送受信関係を示し、図3に、位置補
正情報データの提供システムの第1の実施の形態の相互
関連図が示されている。
【0010】サービス事業者1は、所定時間毎(例え
ば、2秒以下の間隔)にGPS衛星6からの位置測位信
号を受信し、RTK(Real Time Kinem
atic)方式に用いる位置補正情報データ(具体的に
は、基準点データと、メッシュ状に求めたグリッドデー
タとを合わせたデータ)を提供する。この位置補正情報
データの提供は、放送事業者4との放送契約に基づいて
放送事業者4からの放送によって行われる。すなわち、
サービス事業者1は、GPS衛星6からの位置測位信号
に基づいて演算した位置補正情報データの放送依頼を放
送事業者4に所定時間毎(例えば、2秒以下の間隔)に
特定回線8を用いて依頼する。この特定回線8を用いた
放送依頼を受けて、放送事業者4は、自局のアンテナか
ら電波9を用いて利用者2に放送する。このサービス事
業者1の放送依頼は、通信衛星10を用い、通信回線1
1によって位置補正情報データを送信し、通信衛星10
から通信回線12によって放送事業者4に送信するので
もよい。この場合、この通信回線12を用いて送信され
た位置補正情報データは、放送事業者4によって自局の
アンテナから電波13を用いて利用者2に放送される。
このサービス事業者1からの放送依頼を受けて、放送事
業者4が行う放送は、自局のアンテナから電波9を用い
て利用者2に放送する方法以外に、放送衛星16を用
い、放送事業者4から衛星回線17を用いて放送衛星1
6に送信し、この放送衛星16から衛星回線18を用い
て利用者2に放送する方法がある(図2)。
【0011】また、サービス事業者1は、利用者2に対
し、提供する位置補正情報データを受信する受信機器の
販売を行う。この利用者2は、ASC受信機器(TV音
声多重放送受信機)又はデータ放送受信機を購入するこ
とにより、サービス事業者1が提供する位置補正情報デ
ータの提供を受けることができる。しかし、このサービ
ス事業者1が提供する位置補正情報データの提供を受信
できても、GPS衛星6からの位置測位信号が受信され
ない限り利用者2は、自分の位置を知ることはできな
い。したがって、利用者2は、GPS衛星6からの位置
測位信号を受信するGPS受信機を持っている必要があ
る。この受信機器(ASC受信機器又はデータ放送受信
機)は、GPS受信機と共に使われて機能する。
【0012】このようにGPS受信機を有し、ASC受
信機器又はデータ放送受信機を購入しても、利用者2
は、サービス事業者1が提供する位置補正情報データを
受信し、GPS受信機によって受信した位置測位信号を
補正し、利用者2の精度の高い位置を得ることは可能で
あるが、これは、単なる測位の表示としてであり、これ
を具体的(例えば、地図の上)に表示することはできな
い。この精度の高い位置を示す測位の表示を利用するに
は、それを動かすシステムが必要となる。このシステム
を提供するのがシステム提供者3である。このシステム
提供者3からシステムの提供(矢印5)を受けて初めて
ASC受信機器又はデータ受信機器が機能する。このシ
ステム提供者3からシステムの提供(矢印5)は、サー
ビス事業者1が提供する位置補正情報データを利用する
ところから、サービス事業者1の許可を得て利用者2に
対して行われる。このシステム提供者3から利用者2へ
のシステムの提供(矢印5)は、システム提供者3と利
用者2とのシステム提供契約に基づいて行われる。この
システム提供者3からのシステムの提供は、システム提
供者3から例えば、CD−ROM、FD等で利用者2に
直接提供(矢印5)する方法の他、Webや電話回線を
用いて利用者2へ提供する方法があり、この他、システ
ム提供者3から通信衛星10を利用して、システムを通
信回線14で通信衛星10に送信し、通信衛星10から
通信回線15を用いて利用者2に送信する方法もある
(図2)。
【0013】このようにGPS受信機を有する利用者2
がサービス事業者1からASC受信機器又はデータ受信
機器を購入し、システム提供者3とのシステム提供契約
に基づいてシステムの提供(矢印5)を受けると、利用
者2は、GPS衛星6からの位置測位信号7を受信し、
補正演算を行って自分の位置を正確に得ることになる。
【0014】図3において、サービス事業者1は、利用
者2にASC受信機器又はデータ受信機器、又はASC
(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機を内蔵
したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデータ
受信機器)の販売を行う(102)。このASC受信機
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)を購入した利用者2は、AS
C受信機器、又はASC/GPS受信機器(GPS受信
機を内蔵したASC受信機器)の代金を支払う(10
4)。
【0015】一方、システム提供者3は、ASC受信機
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)を購入した利用者2に対し、
システム提供契約を行って、サービス事業者1の許可す
るシステムの提供を行う(106)。このシステム提供
者3からのシステムの提供に対して、利用者2は、シス
テム提供者3にシステムの提供代金を支払う(10
8)。
【0016】このような状況において、サービス事業者
1は、所定時間毎(例えば、2秒以下の間隔)にGPS
衛星6からの位置測位信号を受信し、RTK(Real
Time Kinematic)方式に用いる位置補
正情報データ(具体的には、基準点データと、メッシュ
状に求めたグリッドデータとを合わせたデータ)を得、
この位置補正情報データを所定時間毎(例えば、2秒以
下の間隔)に放送事業者4に提供して放送の依頼を行う
(110)。この放送依頼を受けた放送事業者4は、サ
ービス事業者1から提供された位置補正情報データを電
波に乗せて放送する(112)。この放送に対し、放送
事業者4は、サービス事業者1に対し、放送権料の請求
を行う(114)。この放送権料の請求は、月極、年契
約でも可能である。この放送事業者4からの放送権料の
請求があると、サービス事業者1は、放送権料の支払を
行う(116)。
【0017】サービス事業者1は、許可したシステムに
対する使用料(実際には、位置補正情報データの提供
料)をシステム提供者3に請求する(118)。このサ
ービス事業者1からの許可したシステムに対する使用料
の請求を受けて、システム提供者3は、許可したシステ
ムに対する使用料の支払を行う(120)。
【0018】また、システム提供者3は、ASC受信機
器又はデータ受信機器、又はASC(又はデータ)/G
PS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器
又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)を購入し
た利用者2に対し、システムの利用の追加(PCの利用
台数の増設等)、システムの利用の変更(システムの内
容がバージョンアップした場合等)が有ると、このシス
テムの利用の追加・変更の提供に対する請求を利用者2
に行う(122)。このシステム提供者3からのシステ
ムの利用の追加・変更の提供に対して、利用者2は、シ
ステム提供者3にシステムの利用の追加・変更の提供に
対する代金を支払う(124)。
【0019】位置補正情報データの提供システムを実施
するための利用者2の受信機器の構成が、図4に示され
ている。この受信機器は、GPS受信機を内蔵型の受信
機器となっている。このGPS受信機を別に購入してい
る場合は、GPS受信機を取り外した受信機器となる。
図において、CPUによって構成される制御装置40
(例えば、パソコン、オフコン等)には、通信ライン4
5を介して受信機器30が接続されている。この受信機
器30は、制御CPU31と、GPS受信機32と、A
SC受信機(又はデータ受信機器)34とによって構成
されている。すなわち、受信機器30の制御CPU31
には、受信機器30の地図上での位置情報をアンテナ3
3から受信するGPS受信機32と、放送事業者3から
放送される位置補正情報データをアンテナ35から受信
するASC受信機(又はデータ受信機器)34とが接続
されている。この制御CPU31には、通信ラインを介
して入出力表示器36が接続されており、この入出力表
示器36からの入力によって制御CPU31は駆動し、
アンテナ33を介してGPS受信機32から受信機器3
0の位置情報を受信し、制御装置40に供給する。この
受信機器30は、制御装置40と切り離して単独で利用
することができ、受信機器30を制御装置40から切り
離して単独で利用した場合は、図4には図示されていな
いが、制御CPU31に接続される記憶装置(RAM)
に記憶しておくことができ、後に、受信機器30に制御
装置40を接続して、制御CPU31を介して記憶装置
(RAM)に記憶されているデータを読み込むことがで
きるようになっている。
【0020】位置補正情報データの提供システムを実施
するためのサービス事業者1の構成が、図5に示されて
いる。図5において、CPU51には、マンマシン・イ
ンターフェース52が接続されており、必要なデータが
ディスプレイを見ながら入力できるようになっている。
また、このCPU51には、アンテナ53が接続されて
おり、必要な情報を送信可能になっている。このアンテ
ナ53を使ってCPU51は、通信衛星10を介して送
信されてくる情報(地図情報等)を受信する機能を有し
ている。また、CPU51には、メモリが接続されてお
り、このメモリは、補正情報データベース54と、受信
機器利用者データベース55と、放送管理情報データベ
ース56と、システム提供会社データベース57と、シ
ステム利用者データベース58と、データメモリエリア
59とを有している。
【0021】補正情報データベース54には、所定時間
毎(例えば、2秒以下の間隔)にサービス事業者1が放
送依頼する位置補正情報データそのものが所定期間蓄積
してデータベース化して収納されている。この補正情報
データベース54によって補正情報のチェックが可能と
なる。
【0022】受信機器利用者データベース55には、受
信機器を購入し、受信機器を利用する者の利用者データ
が蓄積されデータベース化して収納されている。この受
信機器利用者データベース55は、受信機器を購入が、
サービス事業者1から行われるため、容易にデータベー
ス化することができる。
【0023】放送管理情報データベース56には、放送
を依頼する放送局のデータと、各放送局毎に所定時間毎
(例えば、2秒以下の間隔)に放送依頼したか否かを示
すデータを所定期間蓄積してデータベース化して収納さ
れている。この放送管理情報データベース56によって
補正情報データが実際に放送されたかを確認することが
できる。また、放送権料の請求が正しく行われているか
の確認を行うこともできる。
【0024】システム提供会社データベース57には、
サービス事業者1がシステムの提供を許可したシステム
提供者3のデータを蓄積しデータベース化して収納され
ている。このシステム提供者3は、システムの提供に際
し、サービス事業者1とをシステム提供許可に関し契約
を締結し、その際に、システム提供会社のデータが作成
され、システム提供会社を把握することができ、この提
供会社データが蓄積しデータベース化することが可能と
なる。
【0025】システム利用者データベース58には、シ
ステム提供者3がシステム提供契約に基づいてシステム
を提供するシステム利用者(利用者2と一致するのが大
半だが、受信機器を購入した者がシステム利用者になら
ない場合もある)データを蓄積しデータベース化して収
納されている。これによって放送される位置補正情報デ
ータを利用している数を把握することができる。
【0026】データメモリエリア59には、その都度必
要と思われるデータ、事象等を随時記憶しておくもので
ある。
【0027】次に受信機器の販売に関するサービス事業
者1側の処理フローについて図6を用いて説明する。
【0028】まず、GPS衛星6からの位置測位信号7
を受信し、放送される位置補正情報データを受信して補
正演算を行って自分の位置を正確に知るためには、GP
S受信機とASC受信機器とが必要となる。このASC
受信機器は、サービス事業者1が販売している。
【0029】図において、放送される位置補正情報デー
タを受信して補正演算を行って自分の位置を正確に知る
ことを希望する者は、サービス事業者1にASC受信機
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)の購入の申込を行い、この購
入申込を受けたサービス事業者1は、ステップ202に
おいて、ASC受信機器又はデータ受信機器、又はAS
C(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機を内
蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデー
タ受信機器)の販売を行う。このGPS受信機は、単独
でも入手できるので、ASC受信機器又はデータ受信機
器のみの販売も有り得る。このステップ202において
受信機器の販売が行われると、ステップ204におい
て、サービス事業者1は、利用者2の支払うASC受信
機器又はデータ受信機器、又はASC(又はデータ)/
GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機
器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)の販売
代金を受け取る。このステップ204において受信機器
の販売代金を受け取ると、ステップ206において、サ
ービス事業者1は、利用者2に対し、受信機器の販売代
金の領収証を発行する。
【0030】このステップ202における受信機器の販
売の際に、ASC受信機器又はデータ受信機器、又はA
SC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機を
内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデ
ータ受信機器)の購入者データカードを作成し、この購
入者データカードを基にステップ208において、受信
機器利用者管理データの作成を行いメモリに格納する。
この受信機器利用者管理データは、受信機器を利用する
者の個人データが主となる。このステップ208におい
て受信機器利用者管理データの作成を行うと、ステップ
210において、受信機器利用者管理データを蓄積した
受信機器利用者管理データベースの作成を行い、受信機
器利用者管理データベース55を構築する。
【0031】このような受信機器を購入した利用者2に
対するサービス事業者1の位置補正情報データの提供の
処理フローについて図7を用いて説明する。サービス事
業者1から提供する位置補正情報データは、放送局の電
波に乗せて放送する。そこで、まず、ステップ222に
おいて、サービス事業者1と放送事業者(放送会社)と
放送契約を締結する。この放送契約に基づき放送を依頼
する放送局のデータを作成しメモリに格納する。このス
テップ222において放送契約を締結すると、ステップ
224において、サービス事業者1は、GPS衛星6か
らの位置情報信号を受信し、このステップ224におい
て受信した位置情報信号に基づいて、ステップ226に
おいて、位置補正情報データの演算を行う。このステッ
プ226において位置補正情報データの演算を行うと、
ステップ228において、演算結果に基づき位置補正情
報データの作成を行いメモリに格納する。このステップ
228において演算結果に基づき位置補正情報データの
作成を行うと、ステップ230において、位置補正情報
データを蓄積した位置補正情報データベースの作成を行
い、補正情報データベース54を構築する。このステッ
プ230において補正情報データベース54の作成をす
ると、ステップ232において、位置補正情報データの
放送を放送事業者(放送会社)に依頼する。このステッ
プ232において位置補正情報データの放送依頼を行う
と、ステップ234において、放送管理情報データベー
ス56に格納されている各放送局毎に所定時間毎(例え
ば、2秒以下の間隔)に放送依頼したか否かを示す放送
管理情報データを作成する。このステップ234におい
て放送管理情報データを作成すると、ステップ236に
おいて、放送管理情報データを蓄積して放送管理情報デ
ータベースを作成する。このステップ236において放
送管理情報データベースの作成を行うと、ステップ23
8において、放送局が発行する放送管理情報データの放
送に基づく放送権料の請求を受取、ステップ240にお
いて、放送局の請求に基づいて放送権料の支払を行う。
このステップ240において放送権料の支払を行うと、
ステップ242において、放送局への放送権料の支払に
基づく放送局からの領収証を受領し、フローを終了す
る。
【0032】次に、ASC受信機器又はデータ受信機
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)を購入した利用者2がシステ
ム提供者3とシステム提供契約を締結し、システムの提
供を受けるときのサービス事業者1側の処理フローにつ
いて図8を用いて説明する。まず、ステップ252にお
いて、サービス事業者1は、位置補正情報データを利用
するシステムの提供を許可するシステム提供者(システ
ム提供会社)3と利用者2に提供するシステムについ
て、補正情報データの提供契約(システムの利用契約)
を締結する。このステップ252において補正情報デー
タの提供契約を締結すると、ステップ254において、
補正情報データの提供契約に基づいてシステム提供者
(システム提供会社)3のデータを作成し、ステップ2
56において、システム提供会社データベースの作成を
行う。このステップ256においてシステム提供会社デ
ータベースの作成を行うと、ステップ258において、
システム提供会社がシステムを提供した(システム提供
契約をした)システム利用者のリストを受領する。この
受領したシステム利用者リストに基づいてステップ26
0において、システム利用者管理データを作成する。こ
のステップ260において作成したシステム利用者管理
データを蓄積して、ステップ262において、システム
利用者データベースの作成を行う。このステップ262
においてシステム利用者データベースの作成を行うと、
ステップ264において、システム提供会社に対し、利
用者2に提供した補正情報データの提供料を請求する。
このステップ264における補正情報データ提供料の請
求に基づいて、ステップ266において、システム提供
会社が支払った補正情報データ提供料を受領する。この
ステップ266において補正情報データ提供料を受領す
ると、ステップ268において、システム提供会社に対
し支払った補正情報データ提供料の領収証を発行し、フ
ローを終了する。
【0033】これらサービス事業者1側の一連の処理フ
ローについて図9を用いて説明する。まず、ステップ2
72において、ASC受信機器又はデータ受信機器、又
はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信
機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵し
たデータ受信機器)の販売を行と、ステップ274にお
いて、利用者2からASC受信機器又はデータ受信機
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)の販売代金を受け取り、この
販売代金支払に対し、支払領収証を発行する。このステ
ップ274において販売代金支払/支払領収証の発行を
行うと、ステップ276において、サービス事業者1
は、GPS衛星6からの位置情報信号を所定時間毎(例
えば、2秒以下の間隔)に受信し、ステップ278にお
いて、GPS衛星6からの位置情報信号の受信毎に補正
情報データの演算を行う。このステップ278において
補正情報データの演算を行うと、ステップ280におい
て、放送局に対し、補正情報データの放送を所定時間毎
(例えば、2秒以下の間隔)に依頼し、放送の確認を行
う。このステップ280において放送の依頼、放送の確
認を行うと、ステップ282において、放送局が発行す
る放送管理情報データの放送に基づく放送権料の請求を
受取し、ステップ284において、放送局に対し請求に
基づく放送権料の支払を行った通知を行い、放送局への
放送権料の支払に基づく放送局からの領収証を受領す
る。このステップ284において放送権料の支払通知/
放送局からの領収証を受領すると、ステップ286にお
いて、システム提供会社に対し、利用者2に提供した補
正情報データの提供料を請求し、ステップ288におい
て、システム提供会社が支払った補正情報データの提供
料を受領する。このステップ288において補正情報デ
ータの提供料を受領すると、ステップ290において、
システム提供会社に対し支払った補正情報データ提供料
の領収証を発行してフローを終了する。
【0034】図10、11は、位置補正情報データの提
供システムの第2の実施の形態を実施するための全体構
成および情報の送受信関係を示し、図12に、位置補正
情報データの提供システムの第2の実施の形態の相互関
連図が示されている。
【0035】本実施の形態が、図1、図2に図示の位置
補正情報データの提供システムの第1の実施の形態と異
なる点は、図1、図2に図示の位置補正情報データの提
供システムの第1の実施の形態がシステムの提供をシス
テム提供者3が利用者2に直接行っているのに対し、本
実施の形態が、システム提供者3が利用者2に提供する
システムをサービス事業者1を介して提供している点で
ある。すなわち、本実施の形態は、サービス事業者1が
受信機器とシステムとをセットで利用者2に販売してい
る点が、図1、図2に図示の位置補正情報データの提供
システムの第1の実施の形態と異なる点である。
【0036】すなわち、サービス事業者1は、所定時間
毎(例えば、2秒以下の間隔)にGPS衛星6からの位
置測位信号を受信し、RTK(Real Time K
inematic)方式に用いる位置補正情報データ
(具体的には、基準点データと、メッシュ状に求めたグ
リッドデータとを合わせたデータ)を提供する。この位
置補正情報データの提供は、放送事業者4との放送契約
に基づいて放送事業者4からの放送によって行われる。
すなわち、サービス事業者1は、GPS衛星6からの位
置測位信号に基づいて演算した位置補正情報データの放
送依頼を放送事業者4に所定時間毎(例えば、2秒以下
の間隔)に特定回線8を用いて依頼する。この特定回線
8を用いた放送依頼を受けて、放送事業者4は、自局の
アンテナから電波9を用いて利用者2に放送する。この
サービス事業者1の放送依頼は、通信衛星10を用い、
通信回線11によって位置補正情報データを送信し、通
信衛星10から通信回線12によって放送事業者4に送
信するのでもよい。この場合、この通信回線12を用い
て送信された位置補正情報データは、放送事業者4によ
って自局のアンテナから電波13を用いて利用者2に放
送される。このサービス事業者1からの放送依頼を受け
て、放送事業者4が行う放送は、自局のアンテナから電
波9を用いて利用者2に放送する方法以外に、放送衛星
16を用い、放送事業者4から衛星回線17を用いて放
送衛星16に送信し、この放送衛星16から衛星回線1
8を用いて利用者2に放送する方法がある(図11)。
また、サービス事業者1の放送依頼を、通信衛星10を
用い、通信回線11によって位置補正情報データを送信
し、通信衛星10から通信回線12によって放送事業者
4に送信し、この放送事業者4に送信された位置補正情
報データを放送衛星16を用い、放送事業者4から衛星
回線21を用いて放送衛星16に送信し、この放送衛星
16から衛星回線22を用いて利用者2に放送する方法
がある(図11)。
【0037】また、サービス事業者1は、システム提供
者3からシステムの提供19を受け、サービス事業者1
が利用者2に対してシステムの提供を行う。このシステ
ム提供者3からのシステムの提供は、このシステム提供
者3からのシステムの提供は、システム提供者3から例
えば、CD−ROM、FD等でサービス事業者1に直接
提供する方法の他、Webや電話回線を用いてサービス
事業者1へ提供する方法があり、この他、システム提供
者3から通信衛星10を利用して、システムを通信回線
23で通信衛星10に送信し、通信衛星10から通信回
線24を用いてサービス事業者1に送信する方法もある
(図11)。
【0038】このシステムの提供は、受信機器と別個に
行うことも可能であるが、本実施の形態においては、受
信機とセットで販売する例で説明してある。すなわち、
サービス事業者1は、利用者2に対し、提供する位置補
正情報データを受信する受信機器とシステムをセットに
して販売する。この利用者2は、ASC受信機器(又は
データ受信機器)とシステムをセットにして購入するこ
とにより、サービス事業者1が提供する位置補正情報デ
ータの提供を受けることができる。しかし、このサービ
ス事業者1が提供する位置補正情報データの提供を受信
できても、GPS衛星6からの位置測位信号が受信され
ない限り利用者2は、自分の位置を知ることはできな
い。したがって、利用者2は、GPS衛星6からの位置
測位信号を受信するGPS受信機を持っている必要があ
る。この受信機器(ASC受信機器又はデータ受信機
器)は、GPS受信機と共に使われて機能する。このよ
うにGPS受信機をシステムとセットで購入すれば、利
用者2は、サービス事業者1が提供する位置補正情報デ
ータを受信し、GPS受信機によって受信した位置測位
信号を補正し、利用者2の精度の高い位置を得ることが
可能となり、これを具体的(例えば、地図の上に)に表
示することができる。このようにGPS受信機を有する
利用者2がサービス事業者1から受信機器とシステムを
セットにして購入すると、利用者2は、GPS衛星6か
らの位置測位信号7を受信し、補正演算を行って自分の
位置を正確に得ることになる。
【0039】図12において、サービス事業者1は、シ
ステム提供者3からのシステムの提供を受ける(30
2)。そして、利用者2からASC受信機器又はデータ
受信機器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器
(GPS受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受
信機を内蔵したデータ受信機器)の購入の申込が行われ
ると(304)、サービス事業者1は、利用者2に対
し、ASC受信機器(又はデータ受信機器)とシステム
とをセットにし、又はASC(又はデータ)/GPS受
信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器又はG
PS受信機を内蔵したデータ受信機器)とシステムとを
セットにして販売を行う(306)。このASC受信機
器とシステムのセット、又はASC(又はデータ)/G
PS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器
又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)とシステ
ムのセットを購入した利用者2は、ASC受信機器(又
はデータ受信機器)とシステムのセット、又はASC
(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機を内蔵
したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデータ
受信機器)とシステムのセットの代金を支払う(30
8)。そして、システム提供者3にシステムの提供代金
を支払う(310)。一方、システム提供者3は、サー
ビス事業者1にシステムを提供し(302)、サービス
事業者1からシステムの提供に対する代価を受け取る
(310)。
【0040】このような状況において、サービス事業者
1は、所定時間毎(例えば、2秒以下の間隔)にGPS
衛星6からの位置測位信号を受信し、RTK(Real
Time Kinematic)方式に用いる位置補
正情報データ(具体的には、基準点データと、メッシュ
状に求めたグリッドデータとを合わせたデータ)を得、
この位置補正情報データを所定時間毎(例えば、2秒以
下の間隔)に放送事業者4に提供して放送の依頼を行う
(312)。この放送依頼を受けた放送事業者4は、サ
ービス事業者1から提供された位置補正情報データを電
波に乗せて放送する(314)。この放送に対し、放送
事業者4は、サービス事業者1に対し、放送権料の請求
を行う(316)。この放送権料の請求は、月極、年契
約でも可能である。この放送事業者4からの放送権料の
請求があると、サービス事業者1は、放送権料の支払を
行う(318)。
【0041】サービス事業者1は、システムに対する使
用料(実際には、位置補正情報データの提供料)をシス
テム提供者3に請求する(320)。このシステムに対
する使用料の請求を受けて、システム提供者3は、シス
テムに対する使用料の支払を行う(322)。
【0042】また、システム提供者3は、ASC受信機
器(又はデータ受信機器)とシステムのセット、又はA
SC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機を
内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデ
ータ受信機器)とシステムのセットで利用者2に販売し
たサービス事業者1に対し、利用者2にシステムの利用
の追加(PCの利用台数の増設等)、システムの利用の
変更(システムの内容がバージョンアップした場合等)
が有ると、このシステムの利用の追加・変更の提供に対
する請求をサービス事業者1に提供し(324)、サー
ビス事業者1を介して利用者2に提供する(326)。
このサービス事業者1からのシステムの利用の追加・変
更の提供(326)に対して、利用者2は、サービス事
業者1にシステムの利用の追加・変更の提供に対する代
金を支払う(328)。そして、サービス事業者1は、
システム提供者3に対し、システムの利用の追加・変更
の提供に対する代金を支払う(330)。
【0043】位置補正情報データの提供システムを実施
するための利用者2の受信機器の構成は、図4に示され
ている構成と同一である。位置補正情報データの提供シ
ステムの第2の実施を実施するためのサービス事業者1
の構成が、図13に示されている。図13において、C
PU51には、マンマシン・インターフェース52が接
続されており、必要なデータがディスプレイを見ながら
入力できるようになっている。また、このCPU51に
は、アンテナ53が接続されており、必要な情報を送信
可能になっている。このアンテナ53を使ってCPU5
1は、通信衛星10を介して送信されてくる情報(地図
情報等)を受信する機能を有している。また、CPU5
1には、メモリが接続されており、このメモリは、補正
情報データベース54と、受信機器利用者データベース
55と、放送管理情報データベース56と、システム提
供会社データベース57、システム利用者データベース
58と、データメモリエリア59と、システムデータベ
ース60と、地図データベース61とを有している。
【0044】補正情報データベース54、受信機器利用
者データベース55、放送管理情報データベース56、
システム提供会社データベース57、システム利用者デ
ータベース58、データメモリエリア59については、
前述した通りである。システムデータベース60には、
サービス事業者1がシステム提供者3から提供されたシ
ステムのデータを蓄積しデータベース化して収納されて
いる。このシステムデータベース60によって、過去・
現在どのようなシステムが利用者2に提供されるている
かを容易に知ることができる。地図データベース61に
は、全国を網羅し、特定地域を詳細に1cm〜5cm単
位で表示可能なものである。この地図データベース61
によって、自分が地図上のどの位置にいて、動きを1c
m〜5cm単位で捉えることができ、地図の測量が容易
に行える。このようなデータが図14に示す如きカード
状に記録され、これらの記録データから各種データベー
スが構築される。
【0045】位置補正情報データの提供システムの第2
の実施を実施するときの受信機器の販売に関するサービ
ス事業者1側の処理フローについて図15を用いて説明
する。図において、ステップ402において、サービス
事業者1は、ASC受信機器(又はデータ受信機器)と
システムのセット、又はASC(又はデータ)/GPS
受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器又は
GPS受信機を内蔵したデータ受信機器)の販売に当た
って、システムとセットで販売するため、システム提供
会社(システム提供者)3とシステム提供契約を締結す
る。ステップ402においてシステム提供契約を締結す
ると、ステップ404において、システム提供会社3か
らシステムの提供を受領する。このステップ404にお
いてシステムの提供を受領すると、ステップ406にお
いて、システム提供会社3とのシステム提供契約に基づ
いてシステム提供会社3のデータの作成を行う。このス
テップ406においてシステム提供会社3のデータの作
成を行うと、ステップ408において、システム提供会
社データベースの作成を行い、ステップ410におい
て、システム提供会社3から提供されたシステムに対す
るシステム提供料の請求書を受領する。このステップ4
10におけるシステム提供料の請求書を受領すると、ス
テップ412において、サービス事業者1は、システム
提供会社3からの請求書に基づいてシステム提供料の支
払処理を行う。このステップ412においてシステム提
供料の支払処理が行われると、ステップ414におい
て、システム提供料の支払処理に対してシステム提供会
社3が発行する領収証を受領する。
【0046】このシステム提供会社3からのシステムの
提供を受領すると、ステップ416において、サービス
事業者1は、利用者2に対してASC受信機器(又はデ
ータ受信機器)とシステムのセット、又はASC(又は
データ)/GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したA
SC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機
器)とシステムのセット販売を行う。このステップ41
6において受信機器とシステムのセット販売を行うと、
ステップ418において、利用者2が支払うASC受信
機器(又はデータ受信機器)とシステムのセット、又は
ASC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機
を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵した
データ受信機器)とシステムのセット代金を受領する。
このステップ418において受信機器とシステムのセッ
ト代金を受領すると、ステップ420において、利用者
2に対し受信機器とシステムのセット代金の支払領収証
を発行する。このステップ420において受信機器とシ
ステムのセット代金の支払領収証の発行を行うと、ステ
ップ422において、受信機器とシステムとをセットで
購入した利用者2のデータに基づいて、受信機器利用者
管理データを作成し、ステップ424において、受信機
器利用者管理データを蓄積した受信機器利用者管理デー
タベースを作成する。このステップ424において受信
機器利用者管理データベースを作成すると、ステップ4
26において、受信機器とシステムとをセットで購入し
た利用者2のデータに基づいて、システム利用者管理デ
ータを作成し、ステップ428において、システム利用
者管理データを蓄積したシステム利用者データベースを
作成する。このステップ428においてシステム利用者
データベースを作成すると、ステップ430において、
サービス事業者1を介してシステム提供会社3が利用者
2に提供したシステムを用いた補正情報データの利用に
対して、システム提供会社3に補正情報データの提供料
の請求を行う。このステップ430において補正情報デ
ータの提供料の請求を行うと、ステップ432におい
て、システム提供会社3がサービス事業者1に支払う補
正情報データの提供料を受領し、ステップ434におい
て、システム提供会社3のサービス事業者1への補正情
報データの提供料の支払に対して支払領収証を発行し、
この処理フローを終了する。
【0047】これらサービス事業者1側の一連の処理フ
ローについて図16を用いて説明する。まず、ステップ
502において、システム提供会社(システム提供者)
3とのシステム提供契約に基づいて、システム提供会社
3からシステムの提供を受領する。このステップ502
においてシステムの提供を受領すると、ステップ504
において、サービス事業者1は、システム提供会社3か
らの請求に基づいてシステム提供料の支払処理を行い、
システム提供料の支払処理に対してシステム提供会社3
が発行する領収証を受領する。このステップ504にお
いてシステム提供料の支払/領収証の受領が行われる
と、ステップ506において、システム提供会社3との
システム提供契約に基づいてシステム提供会社3のデー
タの作成を行い、システム提供会社データベースの作成
を行う。このステップ506においてシステム提供会社
データベースの作成を行うと、ステップ508におい
て、システム提供会社3が提供するシステムデータのデ
ータベースの作成を行う。
【0048】また、このステップ508においてシステ
ムデータベースの作成を行うと、ステップ510におい
て、サービス事業者1は、利用者2に対してASC受信
機器(又はデータ受信機器)とシステムのセット、又は
ASC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機
を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵した
データ受信機器)とシステムのセット販売を行う。この
ステップ510において受信機器とシステムのセット販
売を行うと、ステップ512において、利用者2が支払
うASC受信機器(又はデータ受信機器)とシステムの
セット、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器
(GPS受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受
信機を内蔵したデータ受信機器)とシステムのセット代
金を受領する。このステップ512において受信機器と
システムのセット代金を受領すると、ステップ514に
おいて、利用者2に対し受信機器とシステムのセット代
金の支払領収証を発行する。このステップ514におい
て受信機器とシステムのセット代金の支払領収証の発行
を行うと、ステップ516において、受信機器とシステ
ムとをセットで購入した利用者2のデータに基づいて作
成する受信機器利用者管理データを蓄積した受信機器利
用者管理データベースを作成する。このステップ516
において受信機器利用者管理データベースを作成する
と、ステップ518において、受信機器とシステムとを
セットで購入した利用者2のデータに基づいて作成する
システム利用者管理データを蓄積したシステム利用者デ
ータベースを作成する。
【0049】このステップ518においてシステム利用
者データベースを作成すると、ステップ520におい
て、サービス事業者1は、GPS衛星6からの位置情報
信号を所定時間毎(例えば、2秒以下の間隔)に受信
し、ステップ522において、GPS衛星6からの位置
情報信号の受信毎に補正情報データの演算を行う。この
ステップ522において補正情報データの演算を行う
と、ステップ524において、放送局に対し、補正情報
データの放送を所定時間毎(例えば、2秒以下の間隔)
に依頼し、放送の確認を行う。このステップ524にお
いて放送の依頼、放送の確認を行うと、ステップ526
において、サービス事業者1と放送事業者(放送会社)
と締結する放送契約基づき放送を依頼する放送局のデー
タ、放送局に対する所定時間毎(例えば、2秒以下の間
隔)の放送依頼に基づいて作成する放送依頼データを蓄
積した放送管理情報データベースを作成する。
【0050】このステップ526において放送管理情報
データベースを作成すると、ステップ528において、
演算によって求めた位置補正情報データの放送依頼に基
づいて放送事業者(放送会社)4が放送電波を利用して
放送し、この放送に基づいて放送事業者(放送会社)4
はサービス事業者1に放送権料の請求をし、このサービ
ス事業者1からの放送権料の請求書を受け取る。このス
テップ528において放送権料の請求書を受け取ると、
ステップ530において、放送事業者(放送会社)4に
対して放送権料の支払を行った旨の通知を行い、この放
送権料の支払に対する支払領収証を受け取る。このステ
ップ530において放送権料の支払の通知/支払領収証
の受取を行うと、ステップ532において、システム提
供会社に対し、利用者2に提供した補正情報データの提
供料を請求する。このステップ532における補正情報
データ提供料の請求に基づいて、ステップ534におい
て、システム提供会社が支払った補正情報データ提供料
を受領する。このステップ534において補正情報デー
タ提供料を受領すると、ステップ536において、シス
テム提供会社に対し支払った補正情報データ提供料の領
収証を発行し、フローを終了する。
【0051】図17は、位置補正情報データの提供シス
テムの第3の実施の形態を実施するための全体構成およ
び情報の送受信関係を示し、図18に、位置補正情報デ
ータの提供システムの第3の実施の形態の相互関連図が
示されている。
【0052】本実施の形態が、図1、図2に図示の位置
補正情報データの提供システムの第1の実施の形態と異
なる点は、図1、図2に図示の位置補正情報データの提
供システムの第1の実施の形態が受信機器の販売をサー
ビス事業者1が利用者2に直接行っているのに対し、本
実施の形態は、機器販売業者70が利用者2に受信機器
の販売を行っている点である。すなわち、本実施の形態
は、サービス事業者1が受信機器とシステムの両方とも
利用者2に販売していない点が、図1、図2に図示の位
置補正情報データの提供システムの第1の実施の形態と
異なる点である。
【0053】すなわち、サービス事業者1は、所定時間
毎(例えば、2秒以下の間隔)にGPS衛星6からの位
置測位信号を受信し、RTK(Real Time K
inematic)方式に用いる位置補正情報データ
(具体的には、基準点データと、メッシュ状に求めたグ
リッドデータとを合わせたデータ)を提供する。この位
置補正情報データの提供は、放送事業者4との放送契約
に基づいて放送事業者4からの放送によって行われる。
すなわち、サービス事業者1は、GPS衛星6からの位
置測位信号に基づいて演算した位置補正情報データの放
送依頼を放送事業者4に所定時間毎(例えば、2秒以下
の間隔)に特定回線8を用いて依頼する。この特定回線
8を用いた放送依頼を受けて、放送事業者4は、自局の
アンテナから放送電波9を用いて利用者2に放送する。
このサービス事業者1の放送依頼は、通信衛星を用い、
通信回線によって位置補正情報データを送信し、通信衛
星から通信回線によって放送事業者4に送信するのでも
よい。
【0054】このサービス事業者1からの放送依頼を受
けて、放送事業者4が行う放送は、自局のアンテナから
電波9を用いて利用者2に放送する方法以外に、放送衛
星を用い、放送事業者4から衛星回線を用いて放送衛星
に送信し、この放送衛星から衛星回線を用いて利用者2
に放送する方法がある。また、サービス事業者1の放送
依頼を、通信衛星を用い、通信回線によって位置補正情
報データを送信し、通信衛星から通信回線によって放送
事業者4に送信し、この放送事業者4に送信された位置
補正情報データを放送衛星を用い、放送事業者4から衛
星回線を用いて放送衛星に送信し、この放送衛星から衛
星回線を用いて利用者2に放送する方法がある。
【0055】利用者2は、サービス事業者1が提供する
位置補正情報データを受信するASC受信機器又はデー
タ受信機器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機
器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS
受信機を内蔵したデータ受信機器)を機器販売業者70
から購入する。この利用者2は、ASC受信機器(V音
声多重放送受信機)又はデータ受信機器を購入すること
により、サービス事業者1が提供する位置補正情報デー
タの提供を受けることができる。しかし、このサービス
事業者1が提供する位置補正情報データの提供を受信で
きても、GPS衛星6からの位置測位信号が受信されな
い限り利用者2は、自分の位置を知ることはできない。
したがって、利用者2は、GPS衛星6からの位置測位
信号を受信するGPS受信機を持っている必要がある。
この受信機器(ASC受信機器又はデータ受信機器)
は、GPS受信機と共に使われて機能する。この受信機
器(ASC受信機器又はデータ受信機器)は、サービス
事業者1が提供する位置補正情報データを受信し利用す
るものであるから、機器販売業者70は、受信機器(A
SC受信機器又はデータ受信機器)の販売に当たって
は、サービス事業者1の許可を得て利用者2に対して行
われる。この機器販売業者70から利用者2への受信機
器(ASC受信機器又はデータ受信機器)の販売は、機
器販売業者70とサービス事業者1との受信機器購入者
(利用者)に提供する補正情報データの提供契約に基づ
いて行われる。
【0056】このようにGPS受信機を有し、ASC受
信機器又はデータ受信機器を購入しても、利用者2は、
サービス事業者1が提供する位置補正情報データを受信
し、GPS受信機によって受信した位置測位信号を補正
し、利用者2の精度の高い位置を得ることは可能である
が、これは、単なる測位の表示としてであり、これを具
体的(例えば、地図の上に)に表示することはできな
い。この精度の高い位置を示す測位の表示を利用するに
は、それを動かすシステムが必要となる。このシステム
を提供するのがシステム提供者3である。このシステム
提供者3からシステムの提供を受けて初めてASC受信
機器が機能する。このシステム提供者3からシステムの
提供は、サービス事業者1が提供する位置補正情報デー
タを利用するところから、サービス事業者1の許可を得
て利用者2に対して行われる。このシステム提供者3か
ら利用者2へのシステムの提供は、システム提供者3と
利用者2とのシステム提供契約に基づいて行われる。こ
のシステム提供者3からのシステムの提供は、システム
提供者3から例えば、CD−ROM、FD等で利用者2
に直接提供するのではなく、システム提供者3から通信
衛星を利用して、システムを通信回線で通信衛星に送信
し、通信衛星から通信回線を用いて利用者2に送信する
方法もある。
【0057】このようにGPS受信機を有する利用者2
が機器販売業者70からASC受信機器を購入し、シス
テム提供者3とのシステム提供契約に基づいてシステム
の提供を受けると、利用者2は、放送事業者4放送電波
9を用いて放送するサービス事業者1によって提供され
た位置補正情報データを受信し、GPS衛星6から受信
する位置測位信号7によって自分の位置を正確に得るこ
とになる。
【0058】図18において、機器販売業者70は、利
用者2にサービス事業者1が販売を許可するASC受信
機又はデータ受信機器器、又はASC又はデータ)/G
PS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器
又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)の販売を
行う(602)。このASC受信機器又はデータ受信機
器器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(G
PS受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機
を内蔵したデータ受信機器を購入した利用者2は、機器
販売業者70に対しASC受信機器又はデータ受信機器
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)の代金を支払う(604)。
【0059】一方、システム提供者3は、ASC受信機
器又はデータ受信機器器、又はASC(又はデータ)/
GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機
器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)を購入
した利用者2に対し、システム提供契約を行って、サー
ビス事業者1の許可するシステムの提供を行い、利用者
2に提供するシステム使用料の請求を行う(606)。
このシステム提供者3からのシステム使用料の請求に対
して、利用者2は、システム提供者3にシステム使用料
の支払を行い、システム提供者3は、この利用者2のシ
ステム使用料の支払に対して支払領収証の発行を行う
(608)。
【0060】そこで、サービス事業者1は、機器販売業
者70からサービス事業者1が販売を許可したASC受
信機器又はデータ受信機器器、又はASC(又はデー
タ)/GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC
受信機器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)
を購入した購入者リストの提供を受ける(610)。こ
の機器販売業者70から提供される購入者リストに基づ
いて、販売を許可した受信機器に対する使用料(実際に
は、位置補正情報データの提供料)を機器販売業者70
に請求する(612)。このサービス事業者1からの販
売許可を受けた受信機器に対する使用料の請求を受け
て、機器販売業者70は、販売許可した受信機器に対す
る使用料の支払を行い、サービス事業者1は、この受信
機器に対する使用料を受領する(614)。
【0061】このような状況において、サービス事業者
1は、所定時間毎(例えば、2秒以下の間隔)にGPS
衛星6からの位置測位信号を受信し、RTK(Real
Time Kinematic)方式に用いる位置補
正情報データ(具体的には、基準点データと、メッシュ
状に求めたグリッドデータとを合わせたデータ)を得、
この位置補正情報データを所定時間毎(例えば、2秒以
下の間隔)に放送事業者4に提供して放送の依頼を行う
と共に依頼を行った放送の管理を行う(616)。この
放送依頼を受けた放送事業者4は、サービス事業者1か
ら提供された位置補正情報データを電波に乗せて放送す
る(618)。この放送に対し、放送事業者4は、サー
ビス事業者1に対し、放送権料の請求を行う(62
0)。この放送権料の請求は、月極、年契約でも可能で
ある。この放送事業者4からの放送権料の請求がある
と、サービス事業者1は、放送権料の支払を行う(62
2)。
【0062】サービス事業者1は、システム提供者3か
らサービス事業者1が提供を許可したシステムを利用す
るシステム利用者リストの提供を受ける(624)。こ
のシステム提供者3から提供されるシステム利用者リス
トに基づいて、提供を許可したシステムに対する使用料
(実際には、位置補正情報データの提供料)をシステム
提供者3に請求する(626)。このサービス事業者1
からの提供を許可されたシステムに対する使用料の請求
を受けて、システム提供者3は、提供を許可されたシス
テムに対する使用料の支払を行う(628)。
【0063】また、システム提供者3は、ASC受信機
器又はデータ受信機器器、又はASC(又はデータ)/
GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機
器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)を機器
販売業者70から購入し、システム提供契約を締結した
利用者2に対し、システムの利用の追加(PCの利用台
数の増設等)、システムの利用の変更(システムの内容
がバージョンアップした場合等)が有ると、システムの
利用の追加・変更の提供を行い、このシステムの利用の
追加・変更の提供に対する請求を利用者2に行う(63
0)。このシステム提供者3からのシステムの利用の追
加・変更の提供に対して、利用者2は、システム提供者
3にシステムの利用の追加・変更の提供に対する代金を
支払う(632)。
【0064】位置補正情報データの提供システムを実施
するための利用者2の受信機器の構成は、図4に示され
ている構成と同一である。位置補正情報データの提供シ
ステムの第3の実施を実施するためのサービス事業者1
の構成が、図19に示されている。図19において、C
PU51には、マンマシン・インターフェース52が接
続されており、必要なデータがディスプレイを見ながら
入力できるようになっている。また、このCPU51に
は、アンテナ53が接続されており、必要な情報を送信
可能になっている。このアンテナ53を使ってCPU5
1は、通信衛星10を介して送信されてくる情報(地図
情報等)を受信する機能を有している。また、CPU5
1には、メモリが接続されており、このメモリは、補正
情報データベース54と、受信機器利用者データベース
55と、放送管理情報データベース56と、システム提
供会社データベース57、システム利用者データベース
58と、データメモリエリア59と、システムデータベ
ース60と、受信機器販売会社データベース62とを有
している。
【0065】補正情報データベース54、受信機器利用
者データベース55、放送管理情報データベース56、
システム提供会社データベース57、システム利用者デ
ータベース58、データメモリエリア59、システムデ
ータベース60については、前述した通りである。受信
機器販売会社データベース62には、サービス事業者1
が提供する位置補正情報データを受信し、サービス事業
者1が販売を許可するASC受信機器又はデータ受信機
器器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(G
PS受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機
を内蔵したデータ受信機器)の販売を行う受信機器販売
会社データが蓄積されデータベース化して収納されてい
る。この受信機器販売会社は、ASC受信機器又はデー
タ受信機器器、又はASC(又はデータ)/GPS受信
機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器又はGP
S受信機を内蔵したデータ受信機器)の販売を許可する
段階で容易に把握することができ、受信機器販売会社デ
ータを容易に収集することができる。
【0066】次に受信機器の利用についてのサービス事
業者1側の処理フローについて図20を用いて説明す
る。
【0067】GPS衛星6からの位置測位信号7を受信
し、放送される位置補正情報データを受信して補正演算
を行って自分の位置を高精度に知るためには、GPS受
信機とASC受信機器又はデータ受信機器器とが必要と
なり、このASC受信機器又はデータ受信機器器は、機
器販売業者70が販売している。
【0068】まず、ステップ702において、サービス
事業者1は、機器販売業者70と、サービス事業者1が
提供する位置補正情報データを受信するASC受信機器
又はデータ受信機器器、又はASC(又はデータ)/G
PS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機器
又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)の販売に
ついて、このASC受信機器又はデータ受信機器器、又
はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信
機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵し
たデータ受信機器)を購入する利用者2にサービス事業
者1から提供する位置補正情報データの提供契約を締結
する。このステップ702において補正情報データの提
供契約の締結を行うと、ステップ704において、補正
情報データの提供契約に基づいて、受信機器販売会社の
データベースの作成を行う。そして、このステップ70
4において受信機器販売会社のデータベースの作成を行
うと、ステップ706において、サービス事業者1は、
機器販売業者70からサービス事業者1が販売を許可し
たASC受信機器又はデータ受信機器器、又はASC
(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信機を内蔵
したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデータ
受信機器)の購入者リストを受領する。このステップ7
06において受信機器の購入者リストを受領する。この
購入者リストは、機器販売業者70が受信機器の販売の
際に作成したASC受信機器又はデータ受信機器器、又
はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GPS受信
機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を内蔵し
たデータ受信機器)の購入者データカードを基に作成さ
れる。この購入者データカードを基にステップ708に
おいて、受信機器利用者管理データの作成を行いメモリ
に格納する。このステップ708において受信機器利用
者管理データの作成を行うと、ステップ710におい
て、受信機器利用者管理データを蓄積して受信機器利用
者管理データベースの作成を行う。このステップ710
において受信機器利用者管理データベースの作成を行う
と、ステップ712において、この機器販売業者70か
ら提供される購入者リストに基づいて、販売を許可した
受信機器に対する使用料(実際には、位置補正情報デー
タの提供料)を機器販売業者70に請求する。このステ
ップ712において受信機器に対する使用料の請求を行
うと、ステップ714において、機器販売業者70は、
サービス事業者1からの販売許可を受けた受信機器に対
する使用料の請求を受けて、販売許可した受信機器に対
する使用料の支払を行う。このステップ714において
販売許可した受信機器に対する使用料の支払を行う
と、、ステップ716において、サービス事業者1は、
機器販売業者70に対し、受信機器の使用料の領収証の
発行を行う。
【0069】次に、ASC受信機器又はデータ受信機器
器、又はASC(又はデータ)/GPS受信機器(GP
S受信機を内蔵したASC受信機器又はGPS受信機を
内蔵したデータ受信機器)を購入した利用者2がシステ
ム提供者3とシステム提供契約を締結し、システムの提
供を受けるときのサービス事業者1側の処理フローにつ
いて図21を用いて説明する。まず、ステップ720に
おいて、サービス事業者1は、位置補正情報データを利
用するシステムの提供を許可するシステム提供者(シス
テム提供会社)3と、利用者2に提供するシステムにつ
いて、補正情報データの提供契約(システムの利用契
約)を締結する。このステップ720において補正情報
データの提供契約を締結すると、ステップ722におい
て、補正情報データの提供契約に基づいてシステム提供
者(システム提供会社)3のデータを作成し、ステップ
724において、システム提供会社データベースの作成
を行う。このステップ724においてシステム提供会社
データベースの作成を行うと、ステップ726におい
て、システム提供会社がシステムを提供した(システム
提供契約をした)システム利用者のリストを受領する。
この受領したシステム利用者リストに基づいてステップ
728において、システム利用者管理データを作成す
る。このステップ728において作成したシステム利用
者管理データを蓄積して、ステップ730において、シ
ステム利用者データベースの作成を行う。このステップ
730においてシステム利用者データベースの作成を行
うと、ステップ732において、システム提供会社がA
SC受信機器又はデータ受信機器器、又はASC(又は
データ)/GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したA
SC受信機器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機
器)を購入した利用者2に提供するシステムデータベー
スの作成を行う。このステップ732においてシステム
データベースの作成を行うと、ステップ734におい
て、サービス事業者1は、システム提供会社3がシステ
ム利用者に提供したシステムに対し、システム提供会社
3に補正情報データの提供料(システム提供料)の請求
を行う。このステップ734において補正情報データの
提供料の請求を行うと、ステップ736において、サー
ビス事業者1がシステム提供会社3に対して行った補正
情報データの提供料(システム提供料)の請求の支払を
受領する。このステップ736において補正情報データ
の提供料(システム提供料)の請求代金の支払を受領す
ると、ステップ738において、サービス事業者1は、
システム提供会社3に対し、支払代金の支払領収証を発
行し、フローを終了する。
【0070】このような受信機器を購入した利用者2に
対するサービス事業者1の位置補正情報データの提供の
処理フローについて図22を用いて説明する。サービス
事業者1から提供する位置補正情報データは、放送局の
電波に乗せて放送する。そこで、まず、ステップ742
において、サービス事業者1と放送事業者(放送会社)
と放送契約を締結する。この放送契約に基づき放送を依
頼する放送局のデータを作成しメモリに格納する。この
ステップ742において放送契約を締結すると、ステッ
プ744において、サービス事業者1は、GPS衛星6
からの位置情報信号を受信し、このステップ744にお
いて受信した位置情報信号に基づいて、ステップ746
において、位置補正情報データの演算を行う。このステ
ップ746において位置補正情報データの演算を行う
と、ステップ748において、演算結果に基づき位置補
正情報データの作成を行いメモリに格納する。このステ
ップ748において演算結果に基づき位置補正情報デー
タの作成を行うと、ステップ750において、位置補正
情報データを蓄積した位置補正情報データベースの作成
を行い、補正情報データベース54を構築する。このス
テップ750において補正情報データベース54の作成
をすると、ステップ752において、位置補正情報デー
タの放送を放送事業者(放送会社)に依頼する。このス
テップ752において位置補正情報データの放送依頼を
行うと、ステップ754において、放送管理情報データ
ベース56に格納されている各放送局毎に所定時間毎
(例えば、2秒以下の間隔)に放送依頼したか否かを示
す放送管理情報データを作成する。このステップ754
において放送管理情報データを作成すると、ステップ7
56において、放送管理情報データを蓄積して放送管理
情報データベースを作成する。このステップ756にお
いて放送管理情報データベースの作成を行うと、ステッ
プ758において、放送局が発行する放送管理情報デー
タの放送に基づく放送権料の請求を受取り、ステップ7
60において、放送局の請求に基づいて放送権料の支払
を行う。このステップ760において放送権料の支払を
行うと、ステップ762において、放送局への放送権料
の支払に基づく放送局からの領収証を受領し、フローを
終了する。
【0071】これらサービス事業者1側の一連の処理フ
ローについて図23を用いて説明する。まず、ステップ
772において、サービス事業者1は、機器販売業者7
0からサービス事業者1が販売を許可したASC受信機
器又はデータ受信機器器、又はASC(又はデータ)/
GPS受信機器(GPS受信機を内蔵したASC受信機
器又はGPS受信機を内蔵したデータ受信機器)の購入
者リストを受領する。このステップ774において、機
器販売業者70から提供される購入者リストに基づい
て、販売を許可した受信機器に対する使用料(実際に
は、位置補正情報データの提供料)を機器販売業者70
に請求する。このステップ774において受信機器に対
する使用料の請求を行うと、ステップ776において、
機器販売業者70は、サービス事業者1からの販売許可
を受けた受信機器に対する使用料の請求を受けて、販売
許可した受信機器に対する使用料の支払を行う。このス
テップ776において販売許可した受信機器に対する使
用料の支払を行うと、ステップ778において、サービ
ス事業者1は、機器販売業者70に対し、受信機器の使
用料の領収証の発行を行う。
【0072】また、サービス事業者1は、ステップ78
0において、システム提供者(システム提供会社)3か
らサービス事業者1が提供を許可したシステムのシステ
ム利用者のリストを受領する。このステップ780にお
いてシステム利用者のリストを受領すると、ステップ7
82において、サービス事業者1は、システム提供会社
3がシステム利用者に提供したシステムに対し、システ
ム提供会社3に補正情報データの提供料(システム提供
料)の請求を行う。このステップ782において補正情
報データの提供料の請求を行うと、ステップ784にお
いて、サービス事業者1がシステム提供会社3に対して
行った補正情報データの提供料(システム提供料)の請
求の支払を受領する。このステップ784において補正
情報データの提供料(システム提供料)の請求代金の支
払を受領すると、ステップ786において、サービス事
業者1は、システム提供会社3に対し、支払代金の支払
領収証を発行する。
【0073】また、放送局の電波に乗せて放送する位置
補正情報データは、まず、ステップ788において、サ
ービス事業者1は、GPS衛星6からの所定時間毎(例
えば、2秒以下の間隔)に位置情報信号を受信し、この
ステップ788において受信した位置情報信号に基づい
て、ステップ790において、位置補正情報データの演
算を行う。このステップ790において位置補正情報デ
ータの演算を行うと、ステップ792において、位置補
正情報データの放送を放送事業者(放送会社)に行い、
放送事業者(放送会社)は、この放送依頼に基づいて補
正情報データの放送を行う。このステップ792におい
て補正情報データの放送依頼を行い、補正情報データの
放送が行われると、ステップ794において、放送事業
者(放送会社)が発行する補正情報データの放送に対す
る放送権料の請求を受取り、ステップ796において、
放送事業者(放送会社)の請求に基づいて放送権料の支
払を行う。このステップ796において放送権料の支払
を行うと、ステップ798において、放送事業者(放送
会社)への放送権料の支払に基づく放送事業者(放送会
社)からの領収証を受領し、フローを終了する。
【0074】
【発明の効果】本発明に係る位置補正情報データの提供
システムによれば、外的要因(例えば、電離層による変
化等)によるGPS衛星からの位置測位信号の誤差をG
PS衛星からの位置測位信号に基づいて所定時間間隔で
補正値を演算し、GPS衛星からの位置測位信号に基づ
いて演算された位置をリアルタイムで修正し精度の高い
位置データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置補正情報データの提供システムの第1の実
施の形態を実施するための全体構成および情報の送受信
関係を示す図である。
【図2】位置補正情報データの提供システムの第1の実
施の形態を実施するための全体構成および情報の送受信
関係を示す図である。
【図3】位置補正情報データの提供システムの第1の実
施の形態の相互関連図である。
【図4】位置補正情報データの提供システムを実施する
ための利用者の受信機器の構成を示す図である。
【図5】位置補正情報データの提供システムを実施する
ためのサービス事業者の構成を示す図である。
【図6】受信機器の販売に関するサービス事業者側の処
理フローチャートである。
【図7】受信機器を購入した利用者に対するサービス事
業者の位置補正情報データの提供の処理フローチャート
である。
【図8】受信機器を購入した利用者がシステム提供者と
システム提供契約を締結し、システムの提供を受けると
きのサービス事業者側の処理フローチャートである。
【図9】サービス事業者側の一連の処理フローチャート
である。
【図10】位置補正情報データの提供システムの第2の
実施の形態を実施するための全体構成および情報の送受
信関係を示すである。
【図11】位置補正情報データの提供システムの第2の
実施の形態を実施するための全体構成および情報の送受
信関係を示すである。
【図12】位置補正情報データの提供システムの第2の
実施の形態の相互関連図である。
【図13】位置補正情報データの提供システムの第2の
実施を実施するためのサービス事業者の構成図である。
【図14】メモリデータを示す図である。
【図15】位置補正情報データの提供システムの第2の
実施を実施するときの受信機器の販売に関するサービス
事業者側の処理フローチャートである。
【図16】サービス事業者側の一連の処理フローチャー
トである。
【図17】位置補正情報データの提供システムの第3の
実施の形態を実施するための全体構成および情報の送受
信関係を示す図である。
【図18】位置補正情報データの提供システムの第3の
実施の形態の相互関連図である。
【図19】位置補正情報データの提供システムの第3の
実施を実施するためのサービス事業者の構成を示す図で
ある。
【図20】受信機器の利用についてのサービス事業者側
の処理フローチャートである。
【図21】受信機器を購入した利用者がシステム提供者
とシステム提供契約を締結し、システムの提供を受ける
ときのサービス事業者側の処理フローチャートである。
【図22】受信機器を購入した利用者に対するサービス
事業者の位置補正情報データの提供の処理フローチャー
トである。
【図23】サービス事業者側の一連の処理フローチャー
トである。
【符号の説明】
1………………………サービス事業者 2………………………利用者 3………………………システム提供者 4………………………放送事業者 6………………………GPS衛星 10……………………通信衛星 16……………………放送衛星 70……………………機器販売業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 健二郎 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所産業機器グループ内 (72)発明者 恵比根 一秀 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所産業機器グループ内 (72)発明者 初本 慎太郎 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器グループ内 (72)発明者 柳原 徳久 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 鳥本 秀幸 東京都新宿区新宿1−10−1 デイエツク スアンテナ株式会社内 (72)発明者 石井 真 東京都新宿区新宿1−10−1 デイエツク スアンテナ株式会社内 (72)発明者 笹野 耕治 東京都港区六本木1−1−1 全国朝日放 送株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA01 AB05 AB07 AC02 AC14 AC19 AD01 5B075 ND20 5J062 AA00 AA01 AA08 BB05 CC07 EE04 EE05 FF01

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置補正情報データを放送によって提供
    し、前記放送される位置補正情報データを受信可能な受
    信機器の提供を行い、前記受信機器によって受信した位
    置補正情報データに基づいて補正した受信者の精度の高
    い位置を利用するシステムの提供を許可し、 前記受信機器購入者がGPS衛星から受信する位置情報
    を基に、前記放送される位置補正情報データを受信して
    受信者の精度の高い位置を自由に得、該得られた受信者
    の精度の高い位置を前記システム上で利用するようにし
    たことを特徴とする位置補正情報データの提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記放送は、放送局に放送の依頼を行
    い、該放送を依頼した放送局に位置補正情報データの提
    供を行い、該放送局から放送するようにしたものである
    請求項1に記載の位置補正情報データの提供システム。
  3. 【請求項3】 前記放送依頼に基づき放送の状況を記録
    した放送管理情報データベースを作成保存するようにし
    たものである請求項2に記載の位置補正情報データの提
    供システム。
  4. 【請求項4】 前記位置補正情報データについて行う放
    送の依頼は、一定時間毎に行うものである請求項1、2
    又は3に記載の位置補正情報データの提供システム。
  5. 【請求項5】 前記一定時間毎は、2秒以下の間隔であ
    る請求項4に記載の位置補正情報データの提供システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記放送の依頼を行う位置補正情報デー
    タを一定期間逐次保存する補正情報データベースを作成
    保存するようにしたものである請求項1、2、3、4又
    は5に記載の位置補正情報データの提供システム。
  7. 【請求項7】 前記受信機器の提供に基づいて、該受信
    機器の購入者データを作成し、該購入者データを蓄積し
    て受信機器利用者データベースを作成保存するようにし
    たものである請求項1、2、3、4、5又は6に記載の
    位置補正情報データの提供システム。
  8. 【請求項8】 前記受信機器は、前記放送される位置補
    正情報データのみを受信可能に構成したものである請求
    項1、2、3、4、5、6又は7に記載の位置補正情報
    データの提供システム。
  9. 【請求項9】 前記受信機器は、前記放送される位置補
    正情報データを受信するASC受信機とGPS衛星から
    の位置情報を受信するGPS受信機を備えたものである
    請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の位置補正
    情報データの提供システム。
  10. 【請求項10】 前記システムの提供の許可に基づい
    て、許可されたシステムの提供を行うシステム提供会社
    のデータを作成し、該提供会社データを蓄積してシステ
    ム提供会社データベースを作成保存するようにしたもの
    である請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9に
    記載の位置補正情報データの提供システム。
  11. 【請求項11】 前記システムの提供の許可に基づい
    て、該システムを利用する利用者データを作成し、該利
    用者データを蓄積してシステム利用者データベースを作
    成保存するようにしたものである請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9又は10に記載の位置補正情報
    データの提供システム。
  12. 【請求項12】 前記システムの提供の許可に基づい
    て、該システムを提供するシステム提供会社に対し、シ
    ステムの提供の許可代金を請求するようにしたものであ
    る請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又
    は11に記載の位置補正情報データの提供システム。
  13. 【請求項13】 前記システムの提供の許可代金は、放
    送によって提供する位置補正情報データの提供料に相当
    するものである請求項12に記載の位置補正情報データ
    の提供システム。
  14. 【請求項14】 位置補正情報データを放送によって提
    供し、前記放送される位置補正情報データを受信可能な
    受信機器の提供を行い、前記受信機器によって受信した
    位置補正情報データに基づいて補正した受信者の精度の
    高い位置を利用するシステムの提供を行い、 前記受信機購入者がGPS衛星から受信する位置情報を
    基に、前記放送される位置補正情報データを受信して受
    信者の精度の高い位置を自由に得、該得られた受信者の
    精度の高い位置を前記システム上で利用するようにした
    ことを特徴とする位置補正情報データの提供システム。
  15. 【請求項15】 位置補正情報データを放送によって提
    供し、前記放送される位置補正情報データを受信可能な
    受信機器と該受信機器によって受信した位置補正情報デ
    ータを用いて受信者の精度の高い位置を利用するシステ
    ムとをセットで提供し、 前記受信機購入者がGPS衛星から受信する位置情報を
    基に、前記放送される位置補正情報データを受信して受
    信者の精度の高い位置を自由に得、該得られた受信者の
    精度の高い位置を前記システム上で利用するようにした
    ことを特徴とする位置補正情報データの提供システム。
  16. 【請求項16】 前記放送は、放送局に放送の依頼を行
    い、該放送を依頼した放送局に位置補正情報データの提
    供を行い、該放送局から放送するようにしたものである
    請求項14又は15に記載の位置補正情報データの提供
    システム。
  17. 【請求項17】 前記放送依頼に基づき放送の状況を記
    録した放送管理情報データベースを作成保存するように
    したものである請求項16に記載の位置補正情報データ
    の提供システム。
  18. 【請求項18】 前記位置補正情報データについて行う
    放送の依頼は、一定時間毎に行うものである請求項1
    4、15、16又は17に記載の位置補正情報データの
    提供システム。
  19. 【請求項19】 前記一定時間毎は、2秒以下の間隔で
    ある請求項18に記載の位置補正情報データの提供シス
    テム。
  20. 【請求項20】 前記放送の依頼を行う位置補正情報デ
    ータを一定期間逐次保存する補正情報データベースを作
    成保存するようにしたものである請求項14、15、1
    6、17、18又は19に記載の位置補正情報データの
    提供システム。
  21. 【請求項21】 前記受信機器の提供に基づいて、該受
    信機器の購入者データを作成し、該購入者データを蓄積
    して受信機器利用者データベースを作成保存するように
    したものである請求項14、15、16、17、18、
    19又は20に記載の位置補正情報データの提供システ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記受信機器は、前記放送される位置
    補正情報データのみを受信可能に構成したものである請
    求項14、15、16、17、18、19、20又は2
    1に記載の位置補正情報データの提供システム。
  23. 【請求項23】 前記受信機器は、前記放送される位置
    補正情報データを受信するASC受信機とGPS衛星か
    らの位置情報を受信するGPS受信機を備えたものであ
    る請求項14、15、16、17、18、19、20、
    21又は22に記載の位置補正情報データの提供システ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記システムの提供に基づいて、該シ
    ステムを利用する利用者データを作成し、該利用者デー
    タを蓄積してシステム利用者データベースを作成保存す
    るようにしたものである請求項14、15、16、1
    7、18、19、20、21、22又は23に記載の位
    置補正情報データの提供システム。
  25. 【請求項25】 前記位置補正情報データに基づいて補
    正した受信者の精度の高い位置を利用するシステムは、
    システムを製作するシステム提供者から提供を受けるも
    のである請求項14又は15に記載の位置補正情報デー
    タの提供システム。
  26. 【請求項26】 前記システムの提供に基づいて、該シ
    ステムを提供するシステム提供会社に対し、システムの
    提供の許可代金を請求するようにしたものである請求項
    25に記載の位置補正情報データの提供システム。
  27. 【請求項27】 前記システムの提供の許可代金は、放
    送によって提供する位置補正情報データの提供料に相当
    するものである請求項26に記載の位置補正情報データ
    の提供システム。
  28. 【請求項28】 位置補正情報データを放送によって提
    供し、前記放送される位置補正情報データを受信可能な
    受信機器の提供を許可し、前記受信機器によって受信し
    た位置補正情報データに基づいて補正した受信者の精度
    の高い位置を利用するシステムの提供を許可し、 前記受信機購入者がGPS衛星から受信する位置情報を
    基に、前記放送される位置補正情報データを受信して受
    信者の精度の高い位置を自由に得、該得られた受信者の
    精度の高い位置を前記システム上で利用するようにした
    ことを特徴とする位置補正情報データの提供システム。
  29. 【請求項29】 前記放送は、放送局に放送の依頼を行
    い、該放送を依頼した放送局に位置補正情報データの提
    供を行い、該放送局から放送するようにしたものである
    請求項28に記載の位置補正情報データの提供システ
    ム。
  30. 【請求項30】 前記放送依頼に基づき放送の状況を記
    録した放送管理情報データベースを作成保存するように
    したものである請求項29に記載の位置補正情報データ
    の提供システム。
  31. 【請求項31】 前記位置補正情報データについて行う
    放送の依頼は、一定時間毎に行うものである請求項2
    8、29又は30に記載の位置補正情報データの提供シ
    ステム。
  32. 【請求項32】 前記一定時間毎は、2秒以下の間隔で
    ある請求項31に記載の位置補正情報データの提供シス
    テム。
  33. 【請求項33】 前記放送の依頼を行う位置補正情報デ
    ータを一定期間逐次保存する補正情報データベースを作
    成保存するようにしたものである請求項28、29、3
    0、31又は32に記載の位置補正情報データの提供シ
    ステム。
  34. 【請求項34】 前記受信機器の提供の許可に基づい
    て、許可された受信機器の提供を行う受信機器販売会社
    のデータを作成し、該販売会社データを蓄積して受信機
    器販売会社データベースを作成保存するようにしたもの
    である請求項28、29、30、31、32又は33に
    記載の位置補正情報データの提供システム。
  35. 【請求項35】 前記受信機器の提供の許可に基づい
    て、該受信機器を利用する機器利用者データを作成し、
    該機器利用者データを蓄積して受信機器利用者データベ
    ースを作成保存するようにしたものである請求項28、
    29、30、31、32、33又は34に記載の位置補
    正情報データの提供システム。
  36. 【請求項36】 前記受信機器は、前記放送される位置
    補正情報データのみを受信可能に構成したものである請
    求項28、29、30、31、32、33、34又は3
    5に記載の位置補正情報データの提供システム。
  37. 【請求項37】 前記受信機器は、前記放送される位置
    補正情報データを受信するASC受信機とGPS衛星か
    らの位置情報を受信するGPS受信機を備えたものであ
    る請求項28、29、30、31、32、33、34、
    35又は36に記載の位置補正情報データの提供システ
    ム。
  38. 【請求項38】 前記受信機器の提供の許可に基づい
    て、該受信機器を提供する受信機器販売会社に対し、受
    信機器の提供の許可代金を請求するようにしたものであ
    る請求項28、29、30、31、32、33、34、
    35、36又は37に記載の位置補正情報データの提供
    システム。
  39. 【請求項39】 前記受信機器の提供の許可代金は、放
    送によって提供する位置補正情報データを受信する制御
    装置の使用料に相当するものである請求項38に記載の
    位置補正情報データの提供システム。
  40. 【請求項40】 前記システムの提供の許可に基づい
    て、許可されたシステムの提供を行うシステム提供会社
    のデータを作成し、該提供会社データを蓄積してシステ
    ム提供会社データベースを作成保存するようにしたもの
    である請求項28、29、30、31、32、33、3
    4、35、36、37、38又は39に記載の位置補正
    情報データの提供システム。
  41. 【請求項41】 前記システムの提供の許可に基づい
    て、該システムを利用する利用者データを作成し、該利
    用者データを蓄積してシステム利用者データベースを作
    成保存するようにしたものである請求項28、29、3
    0、31、32、33、34、35、36、37、3
    8、39又は40に記載の位置補正情報データの提供シ
    ステム。
  42. 【請求項42】 前記システムの提供の許可に基づい
    て、該システムを提供するシステム提供会社に対し、シ
    ステムの提供の許可代金を請求するようにしたものであ
    る請求項28、29、30、31、32、33、34、
    35、36、37、38、39、40又は41に記載の
    位置補正情報データの提供システム。
  43. 【請求項43】 前記システムの提供の許可代金は、放
    送によって提供する位置補正情報データの提供料に相当
    するものである請求項42に記載の位置補正情報データ
    の提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005522701A (ja) * 2002-04-12 2005-07-28 アルカテル 衛星測位システムの補強のためのシステムおよび方法
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