JP2002071140A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2002071140A
JP2002071140A JP2000257155A JP2000257155A JP2002071140A JP 2002071140 A JP2002071140 A JP 2002071140A JP 2000257155 A JP2000257155 A JP 2000257155A JP 2000257155 A JP2000257155 A JP 2000257155A JP 2002071140 A JP2002071140 A JP 2002071140A
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JP
Japan
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heating
heater
cooking
control means
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000257155A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Miyamae
哲也 宮前
Hirotsugu Hoshino
裕嗣 星野
Hideki Watanabe
秀樹 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理物を均一に加熱できる加熱調理器を提供
する。 【解決手段】 制御手段41は、上ヒータ制御手段17
と下ヒータ制御手段18を通じて上ヒータ5及び下ヒー
タ6を通電制御して調理物を加熱し、調理終了の所定時
間前に達したとき上ヒータ5及び下ヒータ6の通電制御
を停止し、かつ、送風機制御手段42を介して送風機3
3を駆動して、上ヒータ5及び下ヒータ6により加熱さ
れた加熱室内の高温空気を循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等を加熱調理
する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の加熱調理器の外観を示す
斜視図、図15はその正面の縦断面図、図16はその加
熱調理器の制御ブロック図である。これらの図におい
て、1は調理器本体、2は調理器本体1内に形成された
前面に開口部を有する箱状の加熱室で、調理皿10を載
置する上棚2aと下棚2bが両側壁にそれぞれ一対形成
され、底部にターンテーブル9が設けられている。3は
加熱室2の開口部を開閉するドア、4はドア3に隣設さ
れた操作部である。
【0003】この操作部4には、調理時間等を表示する
表示器4aと、ヒータ加熱調理を選択するオーブン調理
キー4bと、高周波調理を選択する高周波調理キー4c
と、調理時間を設定する調理時間設定キー4dと、加熱
室2内の加熱温度を設定する加熱温度設定キー4eと、
調理の開始を指示するスタートキー4fと、各キーによ
り設定された機能を取り消す取消キー4gとが設けられ
ている。
【0004】5は加熱室2の上部に設けられた上ヒー
タ、6は加熱室2の下部に設けられた下ヒータ、7は加
熱室2内に高周波を発振する高周波発生装置のマグネト
ロン、8は前記ターンテーブル9を回転駆動するモータ
で、ターンテーブル9に載置された調理物の重量を検出
する重量検出器8aが一体に構成されている。11は加
熱室2内の温度を検出する温度検出器、12はマイクロ
コンピュータからなる制御装置で、操作部4の各キーの
操作に基づいてマグネトロン7、上・下ヒータ5、6等
を制御する。
【0005】ここで、前記制御装置12の詳細を図16
に基づいて説明する。この図に示す制御装置12は、何
れのキーが操作されたかを入力信号から判定して、その
結果を後述する制御手段15に入力するキー入力判定手
段13と、オーブン調理モードが設定された制御プログ
ラム、高周波調理モードが設定された制御プログラム等
が格納された記憶手段14と、前記制御手段15と、タ
イマ16と、上ヒータ5の通電を制御する上ヒータ制御
手段17と、下ヒータ6の通電を制御する下ヒータ制御
手段18と、マグネトロン7を駆動制御する高周波制御
手段19と、ターンテーブル9のモータ8を回転駆動制
御するモータ制御手段20とを備えている。
【0006】前記制御手段15は、オーブン調理キー4
bの操作をキー入力判定手段13が判定したとき記憶手
段14に格納されたオーブン調理モード設定の制御プロ
グラムを選択してオーブン調理モードの処理に入り、高
周波調理キー4cの操作を検知したときは高周波調理モ
ードが設定された制御プログラムを選択して高周波調理
モードの処理に入る。例えばオーブン調理モードを選択
した場合は、まず、上ヒータ5の加熱時間t1(例えば
18秒)を上ヒータ制御手段17に設定し、下ヒータ6
の加熱時間t2(例えば12秒)を下ヒータ制御手段1
8に設定する。
【0007】次に、加熱温度設定キー4eによって加熱
温度TH(例えば170℃)が設定されたときはその加
熱温度THをデータとして一時的に記憶手段14に格納
し、また、調理時間設定キー4dによって調理時間T
(例えば25分)が設定されたときはその調理時間Tを
タイマ16に設定する。スタートキー4fの操作をキー
入力判定手段13が判定したときは、タイマ16を作動
して調理時間Tをカウントダウンさせると共に、上ヒー
タ制御手段17と下ヒータ制御手段18を加熱時間t1
又はt2に基づいて交互に作動させる。
【0008】なお、重量検出器8aからの重量信号が入
力されたときはその重量信号に基づいて調理物10aの
調理時間T(例えば調理物が300gのときは25分)
を演算してタイマ16に設定する。また、上ヒータ制御
手段17又は下ヒータ制御手段18が動作しているとき
に、温度検出器11の検出温度信号(加熱室2内の温
度)が入力されると、加熱温度THとなるよう上ヒータ
制御手段17又は下ヒータ制御手段18の動作を制御
し、取消キー4gが操作されたときは、前に操作された
キーの設定機能を取り消す。
【0009】次に、前記のように構成された従来の加熱
調理器において、ロールケーキをオーブン調理するとき
の動作を図17に示すフローチャートに基づいて説明す
る。調理物10aのロールケーキの材料を収容した調理
皿10を図15に示すように加熱室2内の上棚2aにセ
ットしてドア3を閉塞し、オーブン調理キー4bを操作
し、加熱温度設定キー4eで加熱温度THを170℃に
セットし、そして、調理時間設定キー4dを操作して調
理時間Tを25分にセットすると、キー入力判定手段1
3は、まず、オーブン調理キー4bが操作された旨を制
御手段15に入力し、次に、加熱温度設定キー4eから
の設定信号を制御手段15に入力し、さらに、調理時間
設定キー4dからの設定信号を制御手段15に入力す
る。
【0010】一方、制御手段15は、オーブン調理かど
うかを判定しており(S1)、キー入力判定手段13か
らの入力により高周波調理と判断したときは高周波調理
モードに入るが(S2)、オーブン調理と判断したとき
は、記憶手段14に格納されたオーブン調理モードの制
御プログラムを選択して、その調理モードにおける上ヒ
ータ5の加熱時間t1(18秒)を上ヒータ制御手段1
7に設定し、下ヒータ6の加熱時間t2(12秒)を下
ヒータ制御手段18に設定する。その後、加熱温度設定
キー4eからの設定信号に基づいて加熱温度TH(17
0℃)を記憶手段14にデータとして一時的に格納する
(S3)。次いで、調理時間設定キー4dからの設定信
号に基づいて調理時間T(25分)をタイマ16に設定
する(S4)。そして、キー入力判定手段13を通じて
スタートキー4fが操作されたかどうかを判定し(S
5)、スタートキー4fの操作を検知したときは、上ヒ
ータ制御手段17に動作指令を出すと共に、タイマ16
を作動して調理時間T(25分)をカウントダウンさせ
る(S6)。
【0011】上ヒータ制御手段17は、前記指令を検知
すると、上ヒータ5をONして加熱時間t1(18秒)
のカウントダウンを開始し(S7、S8)、その加熱時
間t1(18秒)がゼロになったかどうかを判定する
(S9)。加熱時間t1(18秒)がゼロでないときは
S7に戻って上ヒータ5のON状態を保持し、加熱時間
t1(18秒)がゼロになったかどうかを判定する(S
8、S9)。
【0012】一方、制御手段15は、記憶手段14に格
納した加熱温度TH(170℃)と温度検出器11の検
出温度とを比較しており(図示せず)、加熱時間t1
(18秒)内で、その検出温度が加熱温度TH(170
℃)を超えたときは上ヒータ制御手段17にOFF指令
を出して上ヒータ5をOFFさせ、この状態において、
検出温度が加熱温度TH(170℃)より低下したとき
は上ヒータ制御手段17にON指令を出して上ヒータ5
を再びONさせ、加熱室2内の温度が加熱温度TH(1
70℃)に保たれ、調理皿10上のロールケーキが加熱
焼成される。上ヒータ制御手段17は、前述した制御を
実行しているときに、加熱時間t1(18秒)がゼロに
なると上ヒータ5をOFFして動作を停止し(S1
0)、その旨を制御手段15に入力する。
【0013】制御手段15は、上ヒータ制御手段17の
動作停止信号が入力されると、下ヒータ制御手段18に
動作指令を出して下ヒータ6をONさせる(S11)。
この時、下ヒータ制御手段18は、加熱時間t2(12
秒)のカウントダウンを開始して加熱時間t2(12
秒)がゼロになったかどうかを判定する(S12、S1
3)。加熱時間t2(12秒)がゼロでないときはS1
1に戻って下ヒータ6のON状態を保持し、加熱時間t
2(12秒)がゼロになったかどうかを判定する(S1
2、S13)。
【0014】一方、制御手段15は、前記と同様に加熱
温度TH(170℃)と温度検出器11の検出温度とを
比較しており(図示せず)、加熱時間t2(12秒)内
で、その検出温度が加熱温度TH(170℃)を超えた
ときは下ヒータ制御手段18にOFF指令を出して下ヒ
ータ6をOFFさせ、この状態において、検出温度が加
熱温度TH(170℃)より低下したときは下ヒータ制
御手段18にON指令を出して下ヒータ6を再びONさ
せ、加熱室2内の温度が加熱温度TH(170℃)に保
たれ、調理皿10上のロールケーキの下面が加熱焼成さ
れる。下ヒータ制御手段18は、前述した制御を実行し
ているときに加熱時間t2(12秒)がゼロになると
(S13)、下ヒータ6をOFFして動作を停止しその
旨を制御手段15に入力する(S14)。この時、制御
手段15は、調理時間T(25分)がゼロになったかど
うかをタイマ16を通じて判定し(S15)、調理時間
T(25分)がゼロでないときは、上ヒータ制御手段1
7に動作指令を出して上ヒータをONさせ(S7)、前
述した動作が繰り返し行われるようにする。また、調理
時間T(25分)がゼロになったときはロールケーキの
オーブン調理を終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の加熱調
理器では、ロールケーキや厚さの厚い調理物10aをオ
ーブン調理する場合、上ヒータ5と下ヒータ6からの放
射熱により加熱しているため、調理物10aの上面と下
面が焦げ目ができるだけで、側面部分には焦げ目が付か
なかった。
【0016】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、調理物の全表面に焦げ目が付けられる加
熱調理器を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
加熱調理器は、調理器本体と、該調理器本体に形成され
た加熱室と、該加熱室内の調理物を加熱する調理用ヒー
タと、前記加熱室内の空気を循環させる送風機と、前記
調理用ヒータ及び送風機を駆動制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電して調理
物を加熱し、所定時間経過後、当該調理用ヒータの通電
を停止して前記送風機を駆動するよう制御することを要
旨とするものである。
【0018】本発明の請求項2に係る加熱調理器は、調
理器本体と、該調理器本体に形成された加熱室と、該加
熱室内の調理物を加熱する調理用ヒータと、前記加熱室
内の空気を循環させる送風機と、該送風機による循環空
気を加熱する加熱用ヒータと、前記調理用ヒータ並びに
前記送風機及び前記加熱用ヒータを駆動制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電
して調理物を加熱し、所定時間経過後、当該調理用ヒー
タの通電を停止して前記送風機を駆動し、合わせて前記
加熱用ヒータに通電して循環空気を加温するよう制御す
ることを要旨とするものである。
【0019】本発明の請求項3に係る加熱調理器は、調
理器本体と、該調理器本体に形成された加熱室と、該加
熱室内の調理物を加熱する調理用ヒータと、前記加熱室
内の空気を循環させる送風機と、前記調理用ヒータ及び
送風機を駆動制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記調理用ヒータに通電して調理物を加熱すると共
に、所定時間経過後に前記送風機を駆動するよう制御す
ることを要旨とするものである。
【0020】本発明の請求項4に係る加熱調理器は、調
理器本体と、該調理器本体に形成された加熱室と、該加
熱室内の調理物を加熱する調理用ヒータと、前記加熱室
内の空気を循環させる送風機と、該送風機による循環空
気を加熱する加熱用ヒータと、前記調理用ヒータ並びに
前記送風機及び前記加熱用ヒータを駆動制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電
して調理物を加熱すると共に、所定時間経過後に前記送
風機を駆動し、合わせて前記加熱用ヒータに通電して循
環空気を加温するよう制御することを要旨とするもので
ある。
【0021】本発明の請求項5に係る加熱調理器は、前
記送風機は、加熱室の外側に配設され、加熱室壁面に形
成された複数の通気孔を介して加熱室内の空気を循環さ
せることを要旨とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す加熱調理器の制御ブロック図、図2及
び図3は実施の形態1に係る加熱調理器の構成を示す側
面の縦断面図で、図2はターンテーブル上に調理物を載
せたときの図であり、図3は上棚に調理物をセットした
ときの図である。なお、図14乃至図16で説明した従
来例と同一又は相当部部には同じ符号を付し説明を省略
する。
【0023】図2及び図3において、31は調理器本
体、32は調理器本体31の背面壁31aと加熱室2の
背面壁2cとの間に形成された送風室、32aは加熱室
2の背面壁2cのほぼ中央部に設けられた複数の吸引
口、32bはこの吸引口32aの外周の背面壁2cに設
けられた複数の送風口である。33は送風室32内の前
記背面壁31a側に取り付けられた送風機で、加熱室2
内の空気を複数の吸引口32aから送風室32内に吸引
して複数の送風口32bを介して加熱室2内に送り込
み、加熱室2内の空気を循環させる。34は円板上の回
転調理皿である。なお、加熱室2の一方の側壁には、従
来と同様に高周波を発振するマグネトロン7が設けられ
ている(図示せず)。
【0024】40は制御装置で、図1に示すようにキー
入力判定手段13と、記憶手段14と、タイマ16と、
上ヒータ制御手段17と、下ヒータ制御手段18と、高
周波制御手段19と、モータ制御手段20と、制御手段
41と、送風室32内に設けられた送風機33を駆動制
御する送風機制御手段42とを備えている。
【0025】前記制御手段41は、例えば、キー入力判
定手段13からの入力に基づいてオーブン調理と判断し
たときは、記憶手段14に格納されたオーブン調理モー
ド設定の制御プログラムを選択してオーブン調理モード
の処理に入る。まず、上ヒータ5の加熱時間t1(例え
ば18秒)を上ヒータ制御手段17に設定し、下ヒータ
6の加熱時間t2(例えば12秒)を下ヒータ制御手段
18に設定する。加熱温度設定キー4eによって加熱温
度TH(例えば170℃)が設定されたときはその加熱
温度THをデータとして記憶手段14に一時的に格納
し、重量検出器8aからの重量信号が入力されたときは
ターンテーブル9上に調理物10aがセットされている
と判断して、その重量信号から調理物10aの調理時間
T(例えば20分)を演算してタイマ16に設定し、か
つ、その調理時間T(20分)の例えば15%の時間を
調理残り時間TS(3分)として記憶手段14に一時的
に格納する。
【0026】そして、スタートキー4fの操作をキー入
力判定手段13を通じて検知したときは、タイマ16を
作動して調理時間T(20分)をカウントダウンさせる
と共に、上ヒータ制御手段17と下ヒータ制御手段18
を加熱時間t1(18分)、t2(12分)に基づいて
交互に作動させる。また、上ヒータ制御手段17又は下
ヒータ制御手段18が加熱時間t1又はt2をカウント
ダウンしているとき、温度検出器11の検出温度(加熱
室2内の温度)が加熱温度TH(170℃)になるよう
上ヒータ制御手段17又は下ヒータ制御手段18の動作
を制御する。さらに、調理時間T(20分)のカウント
ダウンが調理残り時間TS(3分)に達したときはその
調理残り時間TS(3分)を送風機33の駆動時間とし
て送風機制御手段42に動作指令を出す。なお、調理時
間T(20分)の間、モータ制御手段20を動作してタ
ーンテーブル9のモータ8を回転駆動させている。
【0027】また、重量信号が入力されることなく調理
時間設定キー4dからの設定信号が入力されたときは上
棚2a或いは下棚2bの何れかに調理物10aがセット
されていると判断して、その設定信号から調理時間TR
(例えば30分)をタイマ16に設定し、かつ、その調
理時間TR(30分)の15%の時間を調理残り時間T
X(4分30秒)として記憶手段14に一時的に格納す
る。その後は、上ヒータ5の加熱時間t3(例えば12
秒)を上ヒータ制御手段17に設定し、下ヒータ6の加
熱時間t4(例えば18秒)を下ヒータ制御手段18に
設定する。
【0028】そして、前述と同様にスタートキー4fの
操作をキー入力判定手段13を通じて検知したときは、
タイマ16を作動して調理時間TR(30分)をカウン
トダウンさせると共に、上ヒータ制御手段17と下ヒー
タ制御手段18を加熱時間t3(12秒)、t4(18
秒)に基づいて交互に作動させる。また、上ヒータ制御
手段17又は下ヒータ制御手段18が加熱時間t3又は
t4をカウントダウンしているとき、前述したように温
度検出器11の検出温度が加熱温度THになるよう上ヒ
ータ制御手段17と下ヒータ制御手段18の動作を制御
する。さらに、調理時間TR(30分)のカウントダウ
ンが調理残り時間TX(4分30秒)に達したときはそ
の調理残り時間TXを送風機33の駆動時間として送風
機制御手段42に動作指令を出す。
【0029】また、制御手段41は、キーが操作された
とき次のキーが操作されるまで何れのキーかを表示器4
aに表示し、次のキーが操作されないときは2秒後に前
のキーの表示を消去し、加熱調理中は、前述した調理時
間や調理残り時間のカウントダウンの時間を表示器4a
に表示する。
【0030】次に、前記のように構成された実施の形態
1の加熱調理器において、オーブン調理を行うときの動
作を図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明
する。加熱室2内に調理物10aが収納されてからドア
3が閉塞されると、キー入力判定手段13は、操作部4
からの入力信号を待ち、入力信号を検知したときは何れ
のキーからの信号かを判定し、その信号からオーブン調
理キー4bと判断したときはその旨を制御手段41に入
力する。
【0031】一方、制御手段41は、オーブン調理かど
うかを判定しており(S101)、キー入力判定手段1
3からの入力により高周波調理と判断したときは高周波
調理モードに入るが(S102)、オーブン調理と判断
したときは、オーブン調理モード設定の制御プログラム
を選択して、まず、キー入力判定手段13を通じて入力
される加熱温度設定キー4eからの設定信号の入力を待
ち、前記設定信号が入力されたときはその設定信号に基
づく加熱温度TH(170℃)をデータとして記憶手段
14に一時的に格納する(S103)。そして、重量が
検知されたかどうか、即ち、重量検出器8aからの重量
信号が入力されたかどうかを判定し(S104)、重量
信号が入力されなければ後述するS120に進む。重量
信号が入力されたときは、図2に示すように調理物10
aがターンテーブル9上にセットされていると判断し
て、その信号に基づいて調理物10aの調理時間T(2
0分)を演算してタイマ16に設定し(S105)、か
つ、その調理時間T(20分)の例えば15%の時間を
調理残り時間TS(3分)として記憶手段14に一時的
に格納する。
【0032】そして、上ヒータ5の加熱時間t1(18
秒)を上ヒータ制御手段17に設定し、下ヒータ6の加
熱時間t2(12秒)を下ヒータ制御手段18に設定
し、スタートキー4fが操作されたかどうかをキー入力
判定手段13を通じて判定する(S106)。スタート
キー4fの操作を検知したときは、上ヒータ制御手段1
7に動作指令を出すと共に、タイマ16を作動して調理
時間T(20分)をカウントダウンさせ(S107)、
かつ、モータ制御手段20に動作指令を出してターンテ
ーブル9のモータ8を回転駆動させる。
【0033】前記指令を受けた上ヒータ制御手段17
は、上ヒータ5をONして加熱時間t1のカウントダウ
ンを開始し(S108、S109)、その加熱時間t1
がゼロになったかどうかを判定する(S110)。加熱
時間t1がゼロでないときはS108に戻って上ヒータ
5のON状態を保持し、加熱時間t1がゼロになったか
どうかを判定する(S109、S110)。
【0034】一方、制御手段41は、記憶手段14に格
納した加熱温度TH(170℃)と温度検出器11の検
出温度とを比較しており(図示せず)、加熱時間t1
(18秒)内で、その検出温度が加熱温度TH(170
℃)を超えたときは上ヒータ制御手段17にOFF指令
を出して上ヒータ5をOFFさせ、この状態において、
検出温度が加熱温度TH(170℃)より低下したとき
は上ヒータ制御手段17にON指令を出して上ヒータ5
を再びONさせる。この制御により、加熱室2内の温度
が加熱温度TH(170℃)に保たれ、回転調理皿34
上の調理物10aが加熱される。この上ヒータ制御手段
17は、前述した制御を実行しているときに、加熱時間
t1(18秒)がゼロになると上ヒータ5をOFFして
動作を停止し(S111)、その旨を制御手段41に入
力する。
【0035】制御手段41は、上ヒータ制御手段17か
らの動作停止信号が入力されると、下ヒータ制御手段1
8に動作指令を出して下ヒータ6をONさせる(S11
2)。この時、下ヒータ制御手段18は、加熱時間t2
(12秒)のカウントダウンを開始して加熱時間t2
(12秒)がゼロになったかどうかを判定する(S11
3、S114)。加熱時間t2(12秒)がゼロでない
ときはS112に戻って下ヒータ6のON状態を保持
し、加熱時間t2(12秒)がゼロになったかどうかを
判定する(S113、S114)。
【0036】一方、制御手段41は、前述と同様に加熱
温度TH(170℃)と温度検出器11の検出温度とを
比較しており(図示せず)、加熱時間t2(12秒)内
で、その検出温度が加熱温度TH(170℃)を超えた
ときは下ヒータ制御手段18にOFF指令を出して下ヒ
ータ6をOFFさせ、この状態において、検出温度が加
熱温度TH(170℃)より低下したときは下ヒータ制
御手段18にON指令を出して下ヒータ6を再びONさ
せ、加熱室2内の温度が加熱温度TH(170℃)に保
たれるようにする。この制御中に下ヒータ制御手段18
が加熱時間t2がゼロになったことを検知すると、下ヒ
ータ6をOFFして動作を停止し(S114、S11
5)、その旨を制御手段41に入力する。
【0037】この時、制御手段41は、調理時間T(2
0分)の残り時間が予め記憶手段14に格納した調理残
り時間TS(3分)と同一かどうかを判定し(S11
6)、調理時間T(20分)の残り時間が調理残り時間
TS(3分)までカウントダウンされていないときは上
ヒータ制御手段17に動作指令を出して上ヒータをON
させ(S108)、前述した動作が繰り返し行われるよ
うにする。この動作により、調理物10aの上面と下面
が焼かれて焦げ目が付く。また、調理時間T(20分)
の残り時間が調理残り時間TS(3分)と同一になった
ときは、送風機制御手段42に動作指令を出す。
【0038】動作指令を受けた送風機制御手段42は送
風機33をONして回転駆動させ(S117)、制御手
段41は、タイマ16によってカウントダウンされてい
る調理残り時間TS(3分)がゼロになったかどうかを
判定する(S118、S119)。調理残り時間TS
(3分)がゼロでないときはこの動作を繰り返し行う。
この時、加熱室2内の高温空気が複数の吸引口32aを
通って送風室32内に吸引され複数の送風口32bから
再び加熱室32内に送り込まれ、加熱室2内を循環する
ことで調理物10aの側面に焦げ目が付く。
【0039】送風機33の駆動によって回転調理皿34
上の調理物10aに加熱室2の高温空気が循環送風され
ているときに、調理残り時間TS(3分)がゼロになる
と(S119)、制御手段51は、送風機制御手段42
に動作停止指令を出して送風機33の運転を停止させる
と共に、モータ制御手段20に動作停止指令を出してタ
ーンテーブル9のモータ8の回転駆動を停止させ、回転
調理皿34上の調理物10aのオーブン調理を終了す
る。
【0040】また、制御手段41は、前記S104で重
量検出器8aからの重量信号がなく調理時間設定キー4
dからの設定信号の入力がキー入力判定手段13よりあ
ると、調理物10aが上棚2a或いは下棚2bの何れか
にセットされていると判断して、前記設定信号に基づく
調理時間TR(30分)をタイマ16に設定し(S12
0)、かつ、その調理時間TR(30分)の15%の時
間を調理残り時間TX(4分30秒)として記憶手段1
4に一時的に格納する。そして、上ヒータ5の加熱時間
t3(12秒)を上ヒータ制御手段17に設定し、下ヒ
ータ6の加熱時間t4(18秒)を下ヒータ制御手段1
8に設定し、スタートキー4fが操作されたかどうかを
キー入力判定手段13を通じて判定する(S121)。
スタートキー4fが操作されたときは、上ヒータ制御手
段17に動作指令を出すと共に、タイマ16を作動して
調理時間TR(30分)をカウントダウンさせる(S1
22)。
【0041】前記指令を受けた上ヒータ制御手段17
は、上ヒータ5をONして加熱時間t3(12秒)のカ
ウントダウンを開始し(S123、S124)、その加
熱時間t3(12秒)がゼロになったかどうかを判定す
る(S125)。加熱時間t3(12秒)がゼロでない
ときはS123に戻って上ヒータ5のON状態を保持
し、加熱時間t3(12秒)がゼロになったかどうかを
判定する(S124、S125)。
【0042】一方、制御手段41は、前述したように記
憶手段14に格納した加熱温度TH(170℃)と温度
検出器11の検出温度とを比較しており(図示せず)、
加熱時間t3(12秒)内で、その検出温度が加熱温度
TH(170℃)を超えたときは上ヒータ制御手段17
にOFF指令を出して上ヒータ5をOFFさせ、この状
態において、検出温度が加熱温度TH(170℃)より
低下したときは上ヒータ制御手段17にON指令を出し
て上ヒータ5を再びONさせて、加熱室2内の温度がほ
ぼ加熱温度TH(170℃)に保たれるようにする。こ
の上ヒータ制御手段17は、前述した制御を実行してい
るときに、加熱時間t3(12秒)がゼロになると上ヒ
ータ5をOFFして動作を停止し(S126)、その旨
を制御手段41に入力する。
【0043】制御手段41は、上ヒータ制御手段17か
らの動作停止指令が入力されると、下ヒータ制御手段1
8に動作指令を出して下ヒータ6をONさせる(S12
7)。この時、下ヒータ制御手段18は、加熱時間t4
(18秒)のカウントダウンを開始して加熱時間t4
(18秒)がゼロになったかどうかを判定する(S12
8、S129)。加熱時間t4(18秒)がゼロでない
ときはS127に戻って下ヒータ6のON状態を保持
し、加熱時間t4(18秒)がゼロになったかどうかを
判定する(S128、S129)。
【0044】一方、制御手段41は、前述と同様に加熱
温度TH(170℃)と温度検出器11の検出温度とを
比較しており(図示せず)、加熱時間t4(18秒)内
で、その検出温度が加熱温度TH(170℃)を超えた
ときは下ヒータ制御手段18にOFF指令を出して下ヒ
ータ6をOFFさせ、この状態において、検出温度が加
熱温度TH(170℃)より低下したときは下ヒータ制
御手段18にON指令を出して下ヒータ6を再びONさ
せ、加熱室2内の温度が加熱温度TH(170℃)に保
たれるようにする。この制御中に下ヒータ制御手段18
が加熱時間t4(18秒)がゼロになると下ヒータ6を
OFFして動作を停止し(S129、S130)、その
旨を制御手段41に入力する。
【0045】この時、制御手段41は、タイマ16によ
りカウントダウンされている調理時間TR(30分)の
残り時間が予め記憶手段14に格納した調理残り時間T
X(4分30秒)と同一かどうかを判定し(S13
1)、調理時間TR(30分)の残り時間が調理残り時
間TX(4分30秒)までカウントダウンされていない
ときは上ヒータ制御手段17に動作指令を出して上ヒー
タをONさせ(S123)、前述した動作が繰り返し行
われるようにする。また、調理時間TR(30分)の残
り時間が調理残り時間TX(4分30秒)と同一になっ
たときは、送風機制御手段42に動作指令を出す。動作
指令を受けた送風機制御手段42は送風機33をONし
て回転駆動させ(S132)、制御手段41は、タイマ
16によってカウントダウンされている調理残り時間T
X(4分30秒)がゼロになったかどうかを判定する
(S133、S134)。調理残り時間TX(4分30
秒)がゼロでないときはこの動作を繰り返し行う。送風
機33が回転駆動することにより、加熱室2内の高温空
気が複数の吸引口32aを通って送風室32内に吸引さ
れ複数の送風口32bから再び加熱室32内に送り込ま
れ、加熱室2内を循環することで調理物10aの側面に
焦げ目が付く。
【0046】送風機33によって調理皿10上の調理物
10aに加熱室2の高温空気が循環送風されているとき
に、調理残り時間TX(4分30秒)がゼロになると
(S134)、制御手段51は、送風機制御手段42に
動作停止指令を出して送風機33の運転を停止させ、調
理皿10上の調理物10aのオーブン調理を終了する。
【0047】以上のように実施の形態1においては、上
ヒータ5と下ヒータ6を交互にON・OFFして調理物
10aを加熱調理し、調理時間T(TR)の残り時間が
調理残り時間TS(TX)と同一になったときは、調理
残り時間TS(TX)の間、送風機33のみをONして
加熱室2内の高温空気を循環させるようにしたので、調
理物10aの側面も十分に焼かれ焦げ目を付けることが
できる。
【0048】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2を示す加熱調理器の制御ブロック図、図7は実施の形
態2に係る加熱調理器の構成を示す側面の縦断面図であ
る。なお、図1及び図2で説明した実施の形態1と同一
又は相当部部には同じ符号を付し説明を省略する。図6
において、50は制御装置であり、実施の形態の制御装
置と異なる点は制御手段51と、後述する背面ヒータの
通電を制御する背面ヒータ制御手段52とを備えてい
る。53は前述した背面ヒータで、図7に示すように送
風室32内に設けられた送風機33と加熱室2の背面壁
2cとの間に配置されている。
【0049】前記制御手段51は、調理時間Tの残り時
間が調理残り時間TSと同一になったとき送風機制御手
段42に動作指令を出すと共に、背面ヒータ制御手段5
2に動作指令を出して、調理残り時間TSの間、送風機
33と背面ヒータ53とをONさせる。また、調理時間
TRの残り時間が調理残り時間TXと同一になったとき
は、前記と同様に送風機制御手段42に動作指令を出す
と共に、背面ヒータ制御手段52に動作指令を出して、
調理残り時間TXの間、送風機33と背面ヒータ53と
をONさせる。
【0050】調理時間Tは、前述したように調理物10
aの重量に基づいて演算した時間であり、調理残り時間
TSはその調理時間Tの15%の時間である。また、調
理時間TRは、調理時間設定キー4dによって設定され
た時間であり、調理残り時間TXはその調理時間TRの
15%の時間である。
【0051】次に、実施の形態2の加熱調理器の動作を
図8及び図9に示すフローチャートに基づいて説明す
る。なお、図8に示すフローチャートのS201〜S2
16は、実施の形態1で説明した図4のフローチャート
のS101〜S116と同じであるため、動作の説明を
省略する。また、図9に示すフローチャートのS221
〜S232は、実施の形態1で説明した図5のフローチ
ャートのS120〜S131と同じであるため、動作の
説明を省略する。
【0052】図8において、上ヒータ5と下ヒータ6が
交互にON・OFFしているときに、制御手段51が、
調理物10aの重量に基づいた調理時間Tの残り時間と
予め記憶手段14に格納した調理残り時間TSとが同一
になったことを検知すると(S216)、送風機制御手
段42に動作指令を出すと共に、背面ヒータ制御手段5
2に動作指令を出す。
【0053】この時、送風機制御手段42は送風機33
を回転駆動し(S217)、背面ヒータ制御手段52は
背面ヒータ53に通電し(S218)、制御手段51
は、タイマ16によってカウントダウンされている調理
残り時間TSがゼロになったかどうかを判定し(S21
9、S220)。調理残り時間TSがゼロでないときは
この動作を繰り返し行う。
【0054】この時、加熱室2内の高温空気は、送風機
33により複数の吸引口32aを通って送風室32内に
吸引され、背面ヒータ53によってさらに高温になり、
複数の送風口32bから再び加熱室32内に送り込ま
れ、加熱室2内を循環する(図7参照)。
【0055】送風機33と背面ヒータ53によって回転
調理皿34上の調理物10aが加熱されているときに、
調理残り時間TSがゼロになると(S220)、制御手
段51は、送風機制御手段42に動作停止指令を出して
送風機33を停止させると共に、背面ヒータ制御手段5
2に動作停止指令を出して背面ヒータ53の通電を停止
させ、また、モータ制御手段20に動作停止指令を出し
てターンテーブル9のモータ8の回転駆動を停止させ、
回転調理皿34上の調理物10aのオーブン調理を終了
する。
【0056】また図9において、制御手段51が、調理
時間設定キー4dによって設定された調理時間TRの残
り時間と予め記憶手段14に格納した調理残り時間TX
とが同一になったことを検知すると(S232)、前述
したように送風機制御手段42に動作指令を出すと共
に、背面ヒータ制御手段52に動作指令を出す。
【0057】この時、送風機制御手段42は送風機33
を回転駆動し(S233)、背面ヒータ制御手段52は
背面ヒータ53に通電し(S234)、制御手段51
は、タイマ16によってカウントダウンされている調理
残り時間TXがゼロになったかどうかを判定し(S23
5、S236)、調理残り時間TXがゼロでないときは
この動作を繰り返し行う。
【0058】この時、加熱室2内の高温空気は、前記と
同様に複数の吸引口32aを通って送風室32内に吸引
され、背面ヒータ53によってさらに高温になり、複数
の送風口32bから再び加熱室32内に送り込まれ、加
熱室2内を循環する。
【0059】送風機33と背面ヒータ53によって調理
皿10上の調理物10aが加熱調理されているときに、
調理残り時間TXがゼロになると(S236)、制御手
段51は、送風機制御手段42に動作停止指令を出して
送風機33を停止させると共に、背面ヒータ制御手段5
2に動作停止指令を出して背面ヒータ53の通電を停止
させ、調理皿10上の調理物10aのオーブン調理を終
了させる。
【0060】以上のように実施の形態2においては、上
ヒータ5と下ヒータ6を交互にONして調理物10aを
加熱調理し、調理時間T(TR)の残り時間が調理残り
時間TS(TX)と同一になったときは、調理残り時間
TS(TX)の間、送風機33をONして加熱室2内の
高温空気を循環させると共に、背面ヒータ53でさらに
高温になるようにしたので、調理物10aの全周が焼き
上がり焦げ目を付けることができる。
【0061】実施の形態3.以下、本発明の実施の形態
3に係る加熱調理器について説明する。なお、実施の形
態3では、加熱調理器の本体及び制御ブロックが実施の
形態1と同じ構成となっているので、図1及び図2を用
いて説明する。実施の形態3に係る加熱調理器の制御装
置40は、調理時間T(TR)の残り時間が予め記憶手
段14に格納した調理残り時間TS(TX)と同一にな
ったとき、調理残り時間TS(TX)の間、再び上ヒー
タ5と下ヒータ6を交互にON・OFFすると共に、送
風機33を回転駆動する制御手段41を備えている。
【0062】次に、実施の形態3の加熱調理器の動作を
図10及び図11に示すフローチャートに基づいて説明
する。なお、図10に示すフローチャートのS301〜
S316は、実施の形態1で説明した図4のフローチャ
ートのS101〜S116と同じであるため、動作の説
明を省略する。また、図11に示すフローチャートのS
328〜S339は、実施の形態1で説明した図5のフ
ローチャートのS120〜S131と同じであるため、
動作の説明を省略する。
【0063】図10において、制御手段41は、調理物
10aの重量に基づいた調理時間Tの残り時間と予め記
憶手段14に格納した調理残り時間TSとが同一になっ
たことを検知すると(S316)、送風機制御手段42
に動作指令を出して送風機33をONすると共に、調理
残り時間TSのカウントダウンをタイマ16に継続させ
(S317、S318)、次いで、上ヒータ制御手段1
7に動作指令を出す。
【0064】この時、上ヒータ制御手段17は、上ヒー
タ5をONすると共に、先に設定された加熱時間t1の
カウントダウンを開始してゼロになったかどうかを判定
する(S319〜S321)。加熱時間t1がゼロでな
いときはS319に戻って上ヒータ5のON状態を保持
し、加熱時間t1がゼロになったときは上ヒータ5をO
FFして動作を停止し(S322)、その旨を制御手段
41に入力する。
【0065】この入力信号により制御手段41は、下ヒ
ータ制御手段18に動作指令を出して下ヒータ6をON
させる(S323)。この時、下ヒータ制御手段18
は、先に設定された加熱時間t2のカウントダウンを開
始してゼロになったかどうかを判定し(S324、S3
25)、加熱時間t1がゼロでないときはS323に戻
って下ヒータ6のON状態を保持し、加熱時間t2がゼ
ロになったときは下ヒータ6をOFFして動作を停止し
(S326)、その旨を制御手段41に入力する。
【0066】この時、制御手段41は、タイマ16によ
ってカウントダウンされている調理残り時間TSがゼロ
になったかどうかを判定し(S327)、調理残り時間
TSがゼロでないときは、送風機33のON状態を保持
してタイマ16をカウントダウンさせ(S317、S3
18)、上ヒータ制御手段17と下ヒータ制御手段18
の動作を繰り返し行わせる(S319〜S326)。こ
の時、加熱室2内の高温空気は、送風機33により複数
の吸引口32aを通って送風室32内に吸引され、再び
上ヒータ5と下ヒータ5とで加熱されている加熱室32
内に複数の送風口32bから送り込まれ、加熱室2内を
循環する。
【0067】タイマ16によってカウントダウンされて
いる調理残り時間TSがゼロになると、制御手段41
は、送風機制御手段42に動作停止指令を出して送風機
33を停止させると共に、モータ制御手段20に動作停
止指令を出してターンテーブル9のモータ8の回転駆動
を停止させ、回転調理皿34上の調理物10aのオーブ
ン調理を終了する。
【0068】また図11において、制御手段41は、調
理時間設定キー4dによって設定された調理時間TRの
残り時間と予め記憶手段14に格納した調理残り時間T
Xとが同一になったことを検知すると(S339)、前
述したように送風機制御手段42に動作指令を出して送
風機33をONさせると共に、調理残り時間TXのカウ
ントダウンをタイマ16に継続させ(S340、S34
1)、次いで、上ヒータ制御手段17に動作指令を出
す。
【0069】この時、上ヒータ制御手段17は、上ヒー
タ5をONすると共に、先に設定された加熱時間t3の
カウントダウンを開始してゼロになったかどうかを判定
する(S342〜S344)。加熱時間t3がゼロでな
いときはS342に戻って上ヒータ5のON状態を保持
し、加熱時間t3がゼロになったときは上ヒータ5をO
FFして動作を停止し(S345)、その旨を制御手段
41に入力する。
【0070】この入力信号により制御手段41は、下ヒ
ータ制御手段18に動作指令を出して下ヒータ6をON
させる(S346)。この時、下ヒータ制御手段18
は、先に設定された加熱時間t4のカウントダウンを開
始してゼロになったかどうかを判定し(S347、S3
48)、加熱時間t4がゼロでないときはS346に戻
って下ヒータ6のON状態を保持し、加熱時間t4がゼ
ロになったときは下ヒータ6をOFFして動作を停止し
(S349)、その旨を制御手段41に入力する。
【0071】この時、制御手段41は、タイマ16によ
ってカウントダウンされている調理残り時間TXがゼロ
になったかどうかを判定し(S350)、調理残り時間
TXがゼロでないときは、送風機33のON状態を保持
してタイマ16をカウントダウンさせ(S340、S3
41)、上ヒータ制御手段17と下ヒータ制御手段18
の動作を繰り返し行わせる(S342〜S349)。こ
の時、加熱室2内の高温空気は、送風機33により複数
の吸引口32aを通って送風室32内に吸引され、再び
上ヒータ5と下ヒータ5とで加熱されている加熱室32
内に複数の送風口32bから送り込まれ、加熱室2内を
循環する。
【0072】タイマ16によってカウントダウンされて
いる調理残り時間TXがゼロになると、制御手段41
は、送風機制御手段42に動作指令を出して送風機33
を停止させて、調理皿10上の調理物10aのオーブン
調理を終了する。
【0073】以上のように実施の形態3においては、上
ヒータ5と下ヒータ6を交互にONして調理物10aを
加熱調理し、調理時間T(TR)の残り時間が調理残り
時間TS(TX)と同一になったときは、調理残り時間
TS(TX)の間、再び上ヒータ5と下ヒータ6を交互
にONすると共に、送風機33をONして加熱室2内の
高温空気を循環させるようにしたので、調理物10aの
全周が均一に焼き上がり焦げ目を付けることができる。
【0074】実施の形態4.以下、本発明の実施の形態
4に係る加熱調理器について説明する。なお、実施の形
態4では、加熱調理器の本体及び制御ブロックが実施の
形態2と同じ構成となっているので、図6及び図7を用
いて説明する。実施の形態4に係る加熱調理器の制御装
置50は、調理時間T(TR)の残り時間が予め記憶手
段14に格納した調理残り時間TS(TX)と同一にな
ったとき、調理残り時間TS(TX)の間、再び上ヒー
タ5と下ヒータ6を交互にON・OFF制御すると共
に、送風機33と背面ヒータ53をONする制御手段5
1を備えている。
【0075】次に、実施の形態4の加熱調理器の動作を
図12及び図13に示すフローチャートに基づいて説明
する。なお、図12に示すフローチャートのS401〜
S416は、実施の形態2で説明した図8のフローチャ
ートのS201〜S216と同じであるため、動作の説
明を省略する。また、図13に示すフローチャートのS
429〜S440は、実施の形態2で説明した図9のフ
ローチャートのS221〜S232と同じであるため、
動作の説明を省略する。
【0076】図12において、制御手段51は、調理物
10aの重量に基づいた調理時間Tの残り時間と予め記
憶手段14に格納した調理残り時間TSとが同一になっ
たことを検知すると(S416)、送風機制御手段42
に動作指令を出して送風機33をONさせると共に、背
面ヒータ制御手段52に動作指令を出して背面ヒータ5
3をONさせ(S417、S418)、かつ、調理残り
時間TSのカウントダウンをタイマ16に継続させる
(S419)。そして、上ヒータ制御手段17に動作指
令を出して上ヒータ5をONさせる(S420)。
【0077】この時、上ヒータ制御手段17は、図13
において、先に設定された加熱時間t1のカウントダウ
ンを開始してゼロになったかどうかを判定する(S42
1、S422)。加熱時間t1がゼロでないときはS4
20に戻って上ヒータ5のON状態を保持し、加熱時間
t1がゼロになったときは上ヒータ5をOFFして動作
を停止し(S423)、その旨を制御手段51に入力す
る。
【0078】この入力信号により制御手段51は、下ヒ
ータ制御手段18に動作指令を出して下ヒータ6をON
させる(S424)。この時、下ヒータ制御手段18
は、先に設定された加熱時間t2のカウントダウンを開
始してゼロになったかどうかを判定し(S425、S4
26)、加熱時間t2がゼロでないときはS424に戻
って下ヒータ6のON状態を保持し、加熱時間t2がゼ
ロになったときは下ヒータ6をOFFして動作を停止し
(S427)、その旨を制御手段51に入力する。
【0079】この時、制御手段51は、タイマ16によ
ってカウントダウンされている調理残り時間TSがゼロ
になったかどうかを判定し(S428)、調理残り時間
TSがゼロでないときは、送風機33と背面ヒータ53
のON状態を保持してタイマ16をカウントダウンさせ
(S417〜S419)、上ヒータ制御手段17と下ヒ
ータ制御手段18の動作を繰り返し行わせる(S420
〜S427)。この時、加熱室2内の高温空気は、送風
機33により複数の吸引口32aを通って送風室32内
に吸引され、背面ヒータ53によりさらに高温となり、
再び上ヒータ5と下ヒータ5とで加熱されている加熱室
32内に複数の送風口32bから送り込まれ、加熱室2
内を循環する。
【0080】タイマ16によってカウントダウンされて
いる調理残り時間TSがゼロになると、制御手段51
は、送風機制御手段42に動作停止指令を出して送風機
33を停止させ、背面ヒータ制御手段52に動作停止指
令を出して背面ヒータ53をOFFさせ、また、モータ
制御手段20に動作停止指令を出してターンテーブル9
のモータ8の回転駆動を停止させ、回転調理皿34上の
調理物10aのオーブン調理を終了する。
【0081】また、制御手段51は、調理時間設定キー
4dによって設定された調理時間TRの残り時間と予め
記憶手段14に格納した調理残り時間TXとが同一にな
ったことを検知すると(S440)、前述したように送
風機制御手段42に動作指令を出して送風機33をON
させると共に、背面ヒータ制御手段52に加熱開始指令
を出して背面ヒータ53をONさせ(S441、S44
2)、かつ、調理残り時間TXのカウントダウンをタイ
マ16に継続させる(S443)。そして、上ヒータ制
御手段17に動作指令を出して上ヒータ5をONさせる
(S444)。
【0082】この時、上ヒータ制御手段17は、先に設
定された加熱時間t3のカウントダウンを開始してゼロ
になったかどうかを判定する(S445、S446)。
加熱時間t3がゼロでないときはS444に戻って上ヒ
ータ5のON状態を保持し、加熱時間t3がゼロになっ
たときは上ヒータ5をOFFして動作を停止し(S44
7)、その旨を制御手段51に入力する。
【0083】この入力信号により制御手段51は、下ヒ
ータ制御手段18に動作指令を出して下ヒータ6をON
させる(S448)。この時、下ヒータ制御手段18
は、先に設定された加熱時間t4のカウントダウンを開
始してゼロになったかどうかを判定し(S449、S4
50)、加熱時間t4がゼロでないときはS448に戻
って下ヒータ6のON状態を保持し、加熱時間t4がゼ
ロになったときは下ヒータ6をOFFして動作を停止し
(S451)、その旨を制御手段51に入力する。
【0084】この時、制御手段51は、タイマ16によ
ってカウントダウンされている調理残り時間TXがゼロ
になったかどうかを判定し(S452)、調理残り時間
TXがゼロでないときは、送風機33と背面ヒータ53
のON状態を保持してタイマ16をカウントダウンさせ
(S441〜S443)、上ヒータ制御手段17と下ヒ
ータ制御手段18の動作を繰り返し行わせる(S444
〜S451)。この時、加熱室2内の高温空気は、前記
と同様に送風機33により複数の吸引口32aを通って
送風室32内に吸引され、背面ヒータ53によりさらに
高温となり、再び上ヒータ5と下ヒータ5とで加熱され
ている加熱室32内に複数の送風口32bから送り込ま
れ、加熱室2内を循環する。
【0085】タイマ16によってカウントダウンされて
いる調理残り時間TXがゼロになったとき、制御手段5
1は、送風機制御手段42に動作停止指令を出して送風
機33を停止させ、背面ヒータ制御手段52に動作停止
指令を出して背面ヒータ53をOFFさせ、上棚2a或
いは下棚2bにセットされた調理皿10上の調理物10
aのオーブン調理を終了させる。
【0086】以上のように実施の形態4においては、上
ヒータ5と下ヒータ6を交互にONして調理物10aを
加熱調理し、調理時間T(TR)の残り時間が調理残り
時間TS(TX)と同一になったときは、調理残り時間
TS(TX)の間、再び上ヒータ5と下ヒータ6を交互
にONさせ、かつ、送風機33をONして加熱室2内の
高温空気を循環させると共に、背面ヒータ53でさらに
高温になるようにしたので、調理物10aの全周が均一
に焼き上がり、しかも、調理を早くできるという効果が
ある。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の発明に
よれば、調理用ヒータに通電して調理物を加熱し、所定
時間経過後、調理用ヒータの通電を停止して送風機を駆
動して、加熱室内の高温空気を循環させるようにしたの
で、調理物の側面も十分に焼かれ焦げ目を付けることが
できるという効果がある。
【0088】本発明の請求項2の発明によれば、調理用
ヒータに通電して調理物を加熱し、所定時間経過後、調
理用ヒータの通電を停止して送風機を駆動し、合わせて
加熱用ヒータに通電して循環空気を加温するようにした
ので、調理物の全周が均一に焼き上がり焦げ目を付ける
ことができるという効果がある。
【0089】本発明の請求項3の発明によれば、調理用
ヒータに通電して調理物を加熱すると共に、所定時間経
過後に送風機を駆動して、加熱室内の高温空気を循環さ
せるようにしたので、調理物の全周が均一に焼き上がり
焦げ目を付けることができるという効果がある。
【0090】本発明の請求項4の発明によれば、調理用
ヒータに通電して調理物を加熱すると共に、所定時間経
過後に調理用ヒータに通電し、合わせて加熱用ヒータに
通電して循環空気を加温するようにしたので、調理物の
全周が均一に焼き上がり、しかも、調理を早くできると
いう効果がある。
【0091】本発明の請求項5の発明によれば、送風機
を、加熱室の外側に配設して、加熱室壁面に形成された
複数の通気孔を介して加熱室内の空気を循環させるよう
にしたので、加熱室内が高温のとき調理物に均一に熱を
加えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す加熱調理器の制
御ブロック図である。
【図2】 実施の形態1に係る加熱調理器の構成を示す
側面の縦断面図である。
【図3】 実施の形態1に係る加熱調理器の構成を示す
側面の縦断面図である。
【図4】 実施の形態1におけるオーブン調理時の動作
を示すフローチャートである。
【図5】 図4に続くフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2を示す加熱調理器の制
御ブロック図である。
【図7】 実施の形態2に係る加熱調理器の構成を示す
側面の縦断面図である。
【図8】 実施の形態2に係る加熱調理器の動作を示す
フローチャートである。
【図9】 図8に続くフローチャートである。
【図10】 実施の形態3に係る加熱調理器の動作を示
すフローチャートである。
【図11】 図10に続くフローチャートである。
【図12】 実施の形態4に係る加熱調理器の動作を示
すフローチャートである。
【図13】 図12に続くフローチャートである。
【図14】 従来の加熱調理器の外観を示す斜視図であ
る。
【図15】 従来の加熱調理器の正面の縦断面図であ
る。
【図16】 従来の加熱調理器の制御ブロック図であ
る。
【図17】 従来のオーブン調理時の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
4b オーブン調理キー、4e 加熱温度設定キー、4
d 調理時間設定キー、5 上ヒータ、6 下ヒータ、
8 モータ、8a 重量検出器、11 温度検出器、1
3 キー入力判定手段、14 記憶手段、16 タイ
マ、17 上ヒータ制御手段、18 下ヒータ制御手
段、20 モータ制御手段、33 送風機、40、50
加熱調理器の制御装置、41、51 制御手段、42
送風機制御手段、52 背面ヒータ制御手段、53
背面ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 裕嗣 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 渡邊 秀樹 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3L087 AA01 AC13 AC28 BC02 BC09 CB07 CC01 DA07 DA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器本体と、該調理器本体に形成され
    た加熱室と、該加熱室内の調理物を加熱する調理用ヒー
    タと、前記加熱室内の空気を循環させる送風機と、前記
    調理用ヒータ及び送風機を駆動制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電して調理物を
    加熱し、所定時間経過後、当該調理用ヒータの通電を停
    止して前記送風機を駆動するよう制御することを特徴と
    する加熱調理器。
  2. 【請求項2】 調理器本体と、該調理器本体に形成され
    た加熱室と、該加熱室内の調理物を加熱する調理用ヒー
    タと、前記加熱室内の空気を循環させる送風機と、該送
    風機による循環空気を加熱する加熱用ヒータと、前記調
    理用ヒータ並びに前記送風機及び前記加熱用ヒータを駆
    動制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電して調理物を
    加熱し、所定時間経過後、当該調理用ヒータの通電を停
    止して前記送風機を駆動し、合わせて前記加熱用ヒータ
    に通電して循環空気を加温するよう制御することを特徴
    とする加熱調理器。
  3. 【請求項3】 調理器本体と、該調理器本体に形成され
    た加熱室と、該加熱室内の調理物を加熱する調理用ヒー
    タと、前記加熱室内の空気を循環させる送風機と、前記
    調理用ヒータ及び送風機を駆動制御する制御手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電して調理物を
    加熱すると共に、所定時間経過後に前記送風機を駆動す
    るよう制御することを特徴とする加熱調理器。
  4. 【請求項4】 調理器本体と、該調理器本体に形成され
    た加熱室と、該加熱室内の調理物を加熱する調理用ヒー
    タと、前記加熱室内の空気を循環させる送風機と、該送
    風機による循環空気を加熱する加熱用ヒータと、前記調
    理用ヒータ並びに前記送風機及び前記加熱用ヒータを駆
    動制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記調理用ヒータに通電して調理物を
    加熱すると共に、所定時間経過後に前記送風機を駆動
    し、合わせて前記加熱用ヒータに通電して循環空気を加
    温するよう制御することを特徴とする加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記送風機は、加熱室の外側に配設さ
    れ、加熱室壁面に形成された複数の通気孔を介して加熱
    室内の空気を循環させることを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載の加熱調理器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8440948B2 (en) 2005-08-30 2013-05-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Heating cooker

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