JP2002070748A - チューブポンプ及びチューブポンプを用いた分析装置 - Google Patents

チューブポンプ及びチューブポンプを用いた分析装置

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JP2002070748A
JP2002070748A JP2000263183A JP2000263183A JP2002070748A JP 2002070748 A JP2002070748 A JP 2002070748A JP 2000263183 A JP2000263183 A JP 2000263183A JP 2000263183 A JP2000263183 A JP 2000263183A JP 2002070748 A JP2002070748 A JP 2002070748A
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tube pump
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Hideo Enoki
英雄 榎
Koji Tamaoki
康二 玉置
Katsutoshi Yamada
勝利 山田
Toshihiro Onose
俊宏 小野瀬
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブをねじることによりチューブ内の液
体を圧送することができるチューブポンプを簡単な構成
で安価に提供する。 【解決手段】チューブ41と、正逆回転する回転軸21
を有するモータ2及び支持体3とからなるチューブポン
プであって、上記支持体3にモータ2の回転軸21と支
持体側結合手段51の中心軸が一致するようモータ2及
び支持体結合手段51を設けて、この支持体側結合手段
51にチューブ41の一端を結合し、また上記モータ2
の回転軸21に取り付けられたモータ側結合手段52に
チューブ41の他端を結合して、上記モータ2を正逆回
転させることにより、上記チューブ41にねじり、ほど
きを与えてチューブ41内の液体を圧送するようにした
もので、耐久性の高いチューブポンプが簡単な構成で安
価に提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチューブをねじるこ
とによってチューブ内の液体を圧送するチューブチュー
ブポンプ及びチューブポンプを用いた分析装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来チューブポンプはチューブを外部か
ら押しつぶすことにより、チューブ内の液体を吸入また
は排出するように構成されており、このようなチューブ
ポンプとしては、例えば特開平8−49657号公報に
記載されているように、円筒状壁面を有するケーシング
内を円筒状壁面に沿って回転するローラが、ケーシング
・ローラ間に挟まれたチューブ内の液体を順次入口側か
ら出口側に送る構造のものや、例えば特開平6−317
256号公報に記載されているように、直線状のチュー
ブにローラを押し当てローラをチューブに沿って移動さ
せる構造のもの、もしくは特開平−170590号公報
に記載されているように、チューブを順次押しつぶし蠕
動させて送液する構造のものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらのチュー
ブポンプは、何れもチューブをローラなどの機構で変形
させるため、ローラやローラを駆動するための機構が必
要なことから、構造が複雑で、かつ高価であると共に、
ローラとチューブ間に発生した滑りや摩耗により、流量
変動や、流量ドリフトが生じる恐れがあるため、吐出量
や流量を高精度に保つ必要がある場合は、シリンジポン
プが一般に使用されることが多い。
【0004】シリンジポンプは、例えば特開平10−1
84534号公報に記載されているように、回転/直動
変換機構によりモータの回転を直動に変換し、円筒状の
ピストンをシール部を介してポンプ室内に出し入れし、
ポンプ室内の有効体積を変化することによりポンプ室内
への液の出し入れを行うように構成されいる。
【0005】そしてポンプ室に設けた出入口にそれぞれ
バルブを接続して、吸引時には入口側のバルブを開き、
また出口側のバルブを閉じて、ピストンをポンプ室から
引き出すことにより液を吸入し、吐出時には逆に入口側
のバルブを閉じ、出口側のバルブを開いてピストンをポ
ンプ室に押し込むことにより液を吐出する構造のため、
従来のシリンジポンプでは、ピストンの出し入れに対応
して正確な液の吸引及び吐出が可能であるが、回転/直
動変換機構や、高精度のピストンが必要なためコストが
かかる上、シール部に摩耗が生じやすいことから、粒子
などを含まない清澄な液に用途が限定されるなどの問題
がある。
【0006】本発明はかかる従来の問題点を改善するた
めになされたもので、チューブをねじることによりチュ
ーブ内の液体を圧送することができるチューブポンプ及
びチューブポンプを使用した分析装置を簡単な構成で安
価に提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のチューブポンプは、チューブと、正逆回転する
回転軸を有するモータ及び支持体とからなるチューブポ
ンプであって、上記支持体にモータの回転軸と支持体側
結合手段の中心軸が一致するようモータ及び支持体結合
手段を設けて、この支持体側結合手段にチューブの一端
を結合し、また上記モータの回転軸に取り付けられたモ
ータ側結合手段にチューブの他端を結合して、上記モー
タを正逆回転させることにより、上記チューブにねじ
り、ほどきを与えてチューブ内の液体を圧送する用構成
すると共に、上記支持体結合手段に設けられた開口部及
びモータ側結合手段に設けられた開口部に、上記モータ
の正逆回転に同期して開閉される吸入弁及び吐出弁を設
けたものである。
【0008】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、チューブと、正逆回転する回転軸を有するモ
ータ及び支持体とからなるチューブポンプであって、上
記支持体にモータの回転軸と支持体側結合手段の中心軸
が一致するようモータ及び支持体結合手段を設けて、こ
の支持体側結合手段にチューブの一端を結合し、また上
記モータの回転軸に取り付けられたモータ側結合手段に
チューブの他端を結合して、上記モータを正逆回転させ
ることにより、上記チューブにねじり、ほどきを与えて
チューブ内の液体を圧送するよう構成すると共に、上記
支持体結合手段に設けられた開口部と、上記モータの回
転軸内を貫通して、モータ側結合手段の取り付け部と反
対側に設けられた開口部に、上記モータの正逆回転に同
期して開閉される吸入弁及び吐出弁を設けたものであ
る。
【0009】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、モータ側結合手段に開口された開口部に吐出
チューブの一端を接続し、かつ吐出チューブの他端を、
支持体または支持体に固定された支持体結合手段に固定
したものである。
【0010】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、モータ側結合手段の取り付け部と反対側に設
けられた開口部に、モータまたは支持体上に固定された
吐出チューブの端部を回転継手を介して接続したもので
ある。
【0011】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、支持体側結合部とモータ側結合部に取り付け
たチューブ内に、チューブ内容積よりも小さな容積を有
する部材または液体を設けたものである。
【0012】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、モータまたは支持体にモータ側結合手段上に
設けた突起、または回転軸別に結合した部材上に設けた
突起が、回転軸の回転により当接する位置にストッパを
設けたものである。
【0013】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、ストッパに突起が当接した状態がモータ回転
の原点として、この原点よりチューブをねじった状態で
チューブの端部を支持体側結合手段及びモータ側結合手
段に取り付けたものである。
【0014】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、チューブからの吐出量△Vをチューブねじり
角θ、不感帯θdとチューブ長さLo、チューブ肉部断面
積S o、チューブ内径rin、チューブ外径rout、チュー
ブ実効径reから、△Vを、
【数3】 とし、実際にチューブを回転したときのチューブからの
流体の吐出量データに上式をフィットすることにより、
不感帯θd、チューブ実効径reを求め、上式によりモー
タの回転軸の回転速度、回転角度を制御することによ
り、吐出量または流量を設定する制御部を設けたもので
ある。
【0015】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、チューブからの吐出量△Vをチューブねじり
角θ、不感帯θdとチューブ長さLo、チューブ肉部断面
積S o、チューブ内径rin、チューブ外径rout、係数a
から、△Vを、
【数4】 とし、実際にチューブを回転したときのチューブからの
流体の吐出量データに上式をフィットすることにより、
係数aを求め、上式によりモータの回転軸の回転速度、
回転角度を制御sることにより、吐出量または流量を設
定する制御部を設けたものである。
【0016】上記目的を達成するため本発明のチューブ
ポンプは、試料液が流れる流路と試薬が流れる流路が合
流することにより試料液と試薬を混合する混合部を備
え、混合液の吸光度を測定する分析装置において、上記
記載のチューブポンプにより試料液と試薬を送液するよ
うにしたものである。
【0017】上記構成により、構成が簡単で、かつ耐久
性の高いチューブポンプ及びこれを使用した分析装置が
安価に得られるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。図1はチューブポンプの側面図を
示すもので、1本以上の支持棒32の一端をモータ2に
ねじなどの結合手段で(図示しない)に取り付け、支持
棒32の他端に平板状のホルダ31をねじなどの結合手
段で取り付ける。円柱状のモータ側コネクタ52のモー
タ側には、円筒状の穴522と、穴522の中心軸に直
交するねじ孔523があり、止めねじ55によりモータ
側コネクタ52をモータ2の回転軸21に固定する。
【0019】また、モータ側コネクタ52のチューブ側
には、チューブ41の内径よりも大きな外径を有する円
柱状の突起524と、モータ側コネクタ52の外周に形
成した雄ねじ525が形成され、それぞれの中心軸が同
心円上にあると共に、突起524の中心軸に沿ってモー
タ側流路526が形成されている。モータ側流路526
は中途で直角に屈曲し、穴522に貫通することなくモ
ータ側コネクタ52の側面に開口しており、この開口部
527には雌ねじが切ってある。チューブ41を突起5
24の外周に挿入し、雄ねじ525に合致する雌ねじを
有する円筒状のキャップ521によりチューブ41を突
起524に押し付けねじ止めすることにより、チューブ
41の一端を固定する。
【0020】キャップ521のチューブ41側の内径は
チューブ41の外径程度で、モータ側(雌ねじ側)の内
径はチューブ41側の内径よりも大きくなっており、チ
ューブ41はチューブ41の内径よりも大きな外径を有
する突起524を弾性により締め付けて、キャップ52
1をモータ側コネクタ52側にねじ込むことにより、両
者の間に挟着してねじり方向、軸方向への滑りを規制し
ている。
【0021】チューブ41のホルダ側の端部はモータ側
端部と同様に、ホルダ側コネクタ51にキャップ521
と同形のキャップ511により締め付けて取り付けられ
る。ホルダ側コネクタ51は円筒状でチューブ側の形状
は、モータ側コネクタ52と同様にチューブ41の内径
よりも大きな外径を有する円柱状の突起514と、ホル
ダ側コネクタ51の外周に形成した雄ねじ515が形成
され、それぞれの中心軸が同心円上にあると共に、ホル
ダ側コネクタ51のホルダ側端面には、ホルダ31に設
けた孔を貫通する突起518があり、また突起518の
外周には雄ねじを切ってナット519によりホルダ31
に固定している。
【0022】ホルダ側コネクタ51をチューブ側の突起
514から突起518、開口部517に至るホルダ側流
路516が貫通しており、ホルダ31側の開口部517
からチューブ41を通過したモータ側コネクタ52の開
口部527に至る流路が形成されている。
【0023】以上の構成によりチューブ41をねじり、
ほどくことにより、チューブ内の流体を開口部から出し
入れすることができるようになっており、流体を送る場
合は、開口部517、開口部527双方に図示しない電
磁弁よりなる吸入弁及び吐出弁をそれぞれ接続して、チ
ューブ41のねじり、ほどきに同期してそれぞれの開口
部に接続した吸入弁及び吐出弁を交互に開閉することに
より、一方向に液体を送ることができると共に、チュー
ブの両端に液体の出入口を形成できるので、チューブ内
部やコネクタ内の流路での泡や流体の滞留がなく、また
泡による吐出量の変動や流体の滞留によるコンタミネー
ションが防止できる。
【0024】一方開口部527は、モータ2の回転軸2
1の正逆回転に伴い回動するので、、図1に示すように
開口部コネクタ53を設けて、開口部コネクタ53に一
端を取付けたフッ素系の樹脂等からなる吐出チューブ4
2の他端を、ホルダ31に取り付けた固定用のホルダ側
コネクタ54に取り付けて固定端とする。このとき吐出
チューブ42は若干たるませておき、モータ側コネクタ
52の動きによりはずれることを防止すると共に、チュ
ーブ42はたるんでいても、開口部コネクタ53の動き
による内部体積の変化はほとんどないため、チューブ4
1のねじりチューブポンプの吸入・吐出には影響を与え
ない。
【0025】なお、ホルダ側コネクタ54は必須の部品
ではなく、吐出チューブ42をホルダなどのチューブポ
ンプ部材以外の他装置、部品などに直接固定してもよ
く、流体の出入口が固定するので外部との流路の接続が
容易になる。またホルダ側コネクタ51、モータ側コネ
クタ52からの流体の取り出し部分は市販の汎用の流体
コネクタに合うように作っても勿論よい。
【0026】一方、定量の液体が圧送できるよう、モー
タ2のモータ側コネクタ52側の面から回転方向に離間
する1対のストッパ56を突出させて、これらストッパ
56の間にモータ側コネクタ52の止めねじ55と接触
させることにより、モータ2の正逆回転範囲を規制して
いる。すなわち一方のストッパ56に止めねじ55が当
接した点を回転方向の原点とし、またモータ2が正転し
て他方のストッパ(図示せず)に止めねじ55が当接し
たところで、モータ2を逆転させるもので、これによっ
てモータ2の回転軸21を常に原点にリセットさせてか
らモータ2を回動することができるので、回転軸21の
回転角度により吐出量を一定にコントロールすることが
できるようになる。尚、ステッピングモータの様に回転
角度を一定にできるモータであれば、原点用のストッパ
56のみで他方のストッパは不要である。また回転方向
の原点位置を設定する際、予めチューブ41にねじりを
加えてチューブ41をプリセットすることにより、モー
タ2の回転軸21の回転開始直後に吐出をはじめること
ができると共に、最初の吐出量漸増域以上にチューブ4
1をねじっておけば、ねじり角―吐出量の特性がリニア
に近くなり、流体の流量のコントロールが容易になる。
【0027】図2は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、次にこれを説明すると、モータ2は回転軸21がモ
ータ2の両側に突出した両軸タイプとなっている。モー
タ2の回転軸21には、回転軸21を貫通する孔を形成
し、孔の片端に雌ねじ211を形成して、この雌ねじ2
11にモータ側コネクタ57をねじ込む。モータ側コネ
クタ57は、チューブ41を接続する大径部571と回
転軸21に接続する雄ねじ572と、外径が回転軸21
の孔よりも小さな円管部573からなり、大径部571
側から円管部573の先端(開口部577が存在)まで
孔が貫通している。
【0028】円管部573の先端はモータ軸21を貫通
し、チューブ41と反対側のモータ軸端213から突出
しており、モータ軸端213側には、リング状のモータ
軸ホルダ551の孔にモータ軸21が挿入され、止めね
じ55により固定されている。この止めねじ55は、モ
ータ軸端213側のモータ側面に固定したストッパ56
(リング状でストッパねじ561が固定できるねじ穴が
円周上に複数あり)に固定したストッパねじ561当接
することにより、モータ2の回転軸21の回転方向の原
点となっており、ストッパねじ561と反対側のモータ
側面には、リング状の支持筒ホルダ34がモータ側面に
固定されている。
【0029】支持筒ホルダ34の孔には雌ねじが切って
あり、円筒状の支持筒33の中心軸がモータ軸の中心軸
に一致するようにねじで固定できるようになっていると
共に、支持筒33のモータ2と反対側先端には、中央に
孔を有するコネクタホルダ35が接着されていて、この
孔に雄ねじを切ったホルダ側コネクタ58(貫通孔あ
り、チューブ反対側が開口部587となる)がナット5
89で固定されている。ホルダ側コネクタ58の大径部
581(大径部571と同様の形状)とモータ側コネク
タの大径部571には、チューブ41の両端がそれぞれ
はめ込まれてチューブ41が固定されており、それぞれ
の大径部の外径はチューブ41の内径より大きいので、
チューブ41が回転方向・軸方向に滑らないようになっ
ているが、チューブの外側をリングやひも等で固定して
もよく、またチューブ41と大径部を接着してもよい。
【0030】以上の構成により、モータ軸21を正逆回
転してチューブ41にねじり、ほどきを与えることによ
り、チューブ41内の液体が開口部587、開口部57
7から出入りして、チューブ41内の液体を圧送するこ
とができるようになり、液体の流れが一直線になるの
で、泡や流体が滞留しにくくなると共に、チューブ41
が支持筒33により保護される。
【0031】またモータ側コネクタ57の開口部577
側端を、Oリングなどのシール部材591と、固定コネ
クタ59(固定コネクタホルダ592によりモータ2に
固定)よりなる回転継手を介して外部の流路に接続する
もので、シール部材591、固定コネクタ59、固定コ
ネクタホルダ592なしで開口部577にチューブを接
続し、チューブがたるんだ状態(例えばチューブをコイ
ル状にする)にして外部の流路に接続してもよく、チュ
ーブの出入口が両方とも回転することがないので、他の
流路への接続が容易に行える効果がある。
【0032】図3は本発明の他の実施の形態を示すも
で、次にこれを説明する。この実施の形態では、両軸の
モータ2の軸突出部分に、チューブ41を固定するチュ
ーブ固定部578、チューブ固定部579を設けてい
る。図3のようにチューブ41を取り付けるために固定
部を太くする必要がある場合は、リング状の部材を軸端
に嵌合して固定部とし、またチューブ41の内径が小さ
いため軸端を細くする場合は、軸を削り軸の外径を小さ
くし固定部とする。
【0033】モータ軸21は中空とし、液体が流通でき
るようにすると共に、モータ2の回転軸21の軸端にモ
ータ軸ホルダ551を挿入し、止めねじ55により回転
軸21に固定する。支持筒ホルダ341は、図示しない
ねじなどの固定手段によりモータ2に固定されており、
支持筒ホルダ341は、円筒形状でモータ軸ホルダ55
1や止めねじ55を囲む円筒状の空洞を有していると共
に、支持筒331を固定するねじ孔を有し、このねじ孔
に支持筒331を固定する。
【0034】支持筒331及び支持筒331のモータ2
と反対側先端には、図2の実施の形態と同様に中央に孔
を有するコネクタホルダ35、コネクタホルダ351を
それぞれ接着し、これらコネクタホルダ35,351の
孔に、雄ねじを切ったホルダ側コネクタ58、ホルダ側
コネクタ59がそれぞれナット589、ナット599で
固定されていると共に、モータ2の両軸双方のチューブ
固定部とホルダ側コネクタ58,581にチューブ4
1、チューブ43をそれぞれはめ込むことによりチュー
ブ41,43を固定する。
【0035】以上の構成により、モータ2の回転軸21
が回転すると、チューブ41、チューブ43が同時にね
じり、ほどけて、チューブ41,43内の液体が開口部
587、開口部597から出入りして、液体の圧送を行
うもので、チューブ41,43が2本になるので吐出量
が増加すると共に、液体の出入口が回転しないので外部
の流路への接続が容易になる効果がある。
【0036】また、図4の(a)に示すように、ホルダ
側コネクタ51の突起514、またはモータ側コネクタ
52の突起部524の片方、もしくは双方の先端をチュ
ーブ41の内径よりも小さく絞り延長するか、図4の
(b)に示すように、チューブ41内にチューブ41よ
りも外径が小さく長さが短い円筒形の部材411を封入
し、もしくは図4の(c)に示すように、チューブ41
内に非圧縮性で、かつ液体を圧送する際液体と混合しな
い流体やゲルなどの充填部材412を、チューブ41内
の容積とチューブ41からの最大吐出量の差程度充填す
る。
【0037】例えば水を送液する場合、シリコンオイル
などの油脂を出入口のうち、一方から充填し、ポンプと
して使用する場合、充填に使用した出入口を閉塞して、
水を残った一方の出入口から出し入れするもので、チュ
ーブ41内の液体の占める容積が減少するので、チュー
ブ41内の液体の入れ替えが早くなり、これによって泡
の滞留やコンタミネーションが防止できるようになる。
【0038】次に上記構成されたチューブポンプのねじ
りによるチューブ41からの吐出量について詳細に分析
する。チューブ41の肉部を構成するゴム材料は変形に
より体積がほとんど変化しないというゴム弾性特有の特
性を持っており、本発明の実施の形態では、チューブ4
1は両端が軸方向に固定されているため、チューブ41
の見かけ上の長さは変化しないが、チューブ41にねじ
りを加えることにより伸びるので、チューブ41の伸び
に反比例してチューブの断面積が減少する、と仮定する
と下記の近似式が求められる。
【数5】 ただし、Lo:チューブの長さ、So:変形前のチューブ
断面積(肉部)、re:チューブの代表径、θ:チュー
ブのねじり角であり、図1に示すチューブポンプのチュ
ーブ41に水を満たし、モータ2側の開口部527を閉
塞した状態で回転軸21を回転し、チューブ41をねじ
った時のねじり角度に対応する吐出量(チューブ内容積
の変化量)を実測し、その結果を図5に示す。
【0039】またチューブ41には従来のチューブポン
プ用のものを使用し、サイズは内径1.6mm、外径
4.8mm、長さ15mmのチューブAと、内径2.4
mm、外径5.6mm、長さ50mmのチューブBを使
用した。実測したチューブの場合、近似式に対して吐出
量の立ち上がりに遅れθdを生じるので、遅れの分を補
正し、reを変化して実測値にフィットする。チューブ
Aはθd=50°、re=0.6mm、チューブBはθd
=100°、re=1.25mmとすると近似式(数
5)はチューブの変形による吐出量の実測値とよく一致
する。
【0040】従って、実際のチューブでは(数6)に示
す近似式が妥当である。すなわち、不感帯を0〜θd
するとΔVは、
【数6】 となる。また、チューブの中心軸に垂直な方向にチュー
ブを同心の微小円筒に分割し、上記と各微小円筒で(数
5)と同様の仮定が成り立つとして、積分すると△Vは
【数7】 が得られる。(数5)と同様に実測値にフィットする場
合、立ち上がりの遅れθ dと係数aを導入し下記する
(数8)が得られる。
【数8】 実測値に(数8)をフィットした場合、チューブAはθ
d=50°、a=0.12、チューブBはθd=100
°、a=0.33とすると近似式(数8)はチューブの
変形による吐出量の実測値とよく一致する。
【0041】従って、実施の形態のチューブでは、(数
8)に示す近似式が妥当であり、また(数6)または
(数8)によりチューブの任意のねじり角によるチュー
ブからの吐出量が計算できるので、図示しない制御部に
数値テーブル化し記憶することにより、一定量吐出した
い場合は、制御部で数値テーブルから所用ねじり角を求
め、回転軸を制御部によりそのねじり角分回転すればよ
く、チューブのねじり角によるチューブからの吐出量を
事前に把握することができ、吐出量の制御や吐出流量の
制御が可能になるので高精度なポンプが実現できる。
【0042】以上の実測データ、解析から分かるよう
に、一定のねじり角(θd)以上になってチューブから
の液体が吐出するので、チューブを予めθd以上ねじっ
てストッパで固定することにより、予めチューブをプリ
セットする。これによって、モータ2の回転軸21の回
転開始直後に吐出をはじめることができると共に、最初
の吐出量漸増域以上にチューブをねじっておけば、ねじ
り角―吐出量の特性がリニアに近くなり、流体の流量の
コントロールが容易になる。
【0043】図7は水質監視装置の分析装置にチューブ
ポンプを使用した実施の形態を示すもので、次にこれを
説明する。湖沼や河川、海洋など水質監視や水道水の残
留塩素などの水質監視がメータサイズの計器で行われて
いる(例えば水道水質では「工業用水;第409号;p
96〜p102」に記載の水質監視装置などの例があ
る)が、装置が大型のため価格が高く設置場所に制限が
あるなどの問題がある。
【0044】そこでこの実施の形態では、半導体微細加
工技術により形成した検出器に本発明のチューブポンプ
により試料水、試薬を送液することにより、装置の小形
化と低コスト化を図っている。チューブポンプを使用し
た分析装置は図8に示すように、シリコン基板700の
片面に異方性エッチングし、台形断面の屈曲した溝を形
成し、溝側の面(表面と呼ぶ)にガラス板701を接合
して流路を構成し、裏面にガラス板702を接合して補
強したセル7を用いる。
【0045】表面の溝から構成されるセル7の流路は屈
曲部を境に上流側から(流体)導入流路703、検出部
流路704、排出流路705からなり、導入流路703
には、裏面から異方性エッチングし、複数の孔を設けて
いると共に、それぞれ、上流側から洗浄液孔706、基
準液孔707、試料液孔708、複数の微小な孔が配列
したミキサ709となっている。
【0046】また、図8(d)に示すように、それぞれ
の孔の上流側のガラス板702にも対応する孔が設けら
れており、ガラス板702の孔の上流側はセル7を乗せ
た流路ブロック74の流路718,719などに接続す
ると共に、流路ブロック74は光造形技術または、複数
の板(流路を形成、板間の流路をつなぐ孔などを形成)
を貼り合わせてセル7の流路から外部のポンプなどに接
続する流路718,719などを形成している。
【0047】セル7と流路ブロック74の流路の接続
は、図示しない0リングなどを介して行い、洗浄液孔7
06からは流路洗浄剤を導入すると共に、基準液孔70
7は測定基準となる液を導入し、校正を行うために設け
ている(なお洗浄液、基準液の導入路以前の構成は省略
する)。
【0048】試料液93と試薬92は、セル7の導入流
路703内に同時に注入され、ミキサ709で合流混合
するが、このとき図8(c)に示すように、ミキサ70
9の複数の微小孔から試薬92が試料液93内に微小な
プリュームとなり噴出するので、拡散により速やかに混
合する。混合液内では、試料液93内に含まれる特定成
分(例えば残留塩素)が試薬(例えば残留塩素測定の場
合はDPD試薬)と反応し、反応生成物を生じ発色する
と共に、発色量は特定成分の濃度と相関するため、下流
側の検出部流路704(図8(b)に断面を示す)で発
色量に応じた吸光度を測定する。
【0049】検出部流路704のガラス板701の上面
は、金属膜などを蒸着した反射面761となっていて、
検出部流路704の上流・下流端には反射膜のない窓部
があり、それぞれの窓部に対向してLEDなどの光源7
62と光センサ763を設置すると共に、光源762か
ら発した光は、窓部から検出部流路704に入り、検出
部流路704のシリコン下面と反射面761間を通過
し、反対側の窓部から出て光センサ763に至り検出さ
れる。
【0050】また本実施の形態では、図7(図7ではセ
ル内の流路や光学系は単純化して示しており、詳細は図
8に示す)に示すように、チューブポンプを2台用いて
おり、1台のチューブポンプ10は試薬の送液用、もう
1台のチューブポンプ11は試料液(水道水)の送液用
である。試薬92は流路311を通り、試薬タンク91
からバルブ611を介して、チューブポンプ10に至
り、さらにチューブポンプ10を通過した試薬92は、
流路312を通り、バルブ612を介して流路ブロック
74内の流路719を通過してセル7に至る。
【0051】一方試料液93は水道管から減圧弁(とも
に図示せず)を介して流路321に入り、バルブ621
を介してチューブポンプ11に至ると共に、さらにチュ
ーブポンプ11を通過した試料液93は流路322を通
り、バルブ622を介して流路ブロック74内の流路7
18を通過してセル7に至る。試料計測時には、制御部
8からの指令信号811、指令信号812に基づいてモ
ータ210、モータ211を回転すると同時に、制御部
8からの司令信号82,83,84,85に基づいてバ
ルブ611,612,621,622を(モータ21
0,モータ211の回転に伴う)チューブのねじり(モ
ータ正転、バルブ611,612閉、バルブ612,6
22開)、ほどき(モータ逆転、バルブ611,621
開、バルブ612,622閉)に従って交互に開閉し、
吐出、吸引することにより、試薬タンク91の試薬92
と試料液93をセル7側に送液する。
【0052】これにより、試料液と試薬がミキサ709
で合流混合し検出部流路704を満たすが、この時の混
合液の吸光度を表す光センサ763の出力信号86を制
御部8に取り込み特定成分の濃度データとして保存した
り、図示しない表示部に表示し、もしくは図示しない通
信部からデータを電話回線やインターネットを通じて水
道局などの外部機関に送信するようにしてもよい。
【0053】なお、初期に流路へ液を導入するなどの場
合は、片方のチューブポンプを用いて送液してもよい。
本実施例によれば、ポンプの構成が簡素で、検出部を半
導体微細加工技術により小形化するので装置が小形、低
コストとなる。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、チューブ
にねじり、ほどきを与えて、チューブ内の液体を圧送す
るように構成したことから、従来のシリンジポンプのよ
うな複雑な回転/直動変換機構や、高精度のピストンを
必要とせずに液体の圧送が可能となり、これによってチ
ューブポンプ及びこれを使用した分析装置が簡単な構成
で、安価に得られると共に、チューブを加圧して液体を
圧送する必要がないので、チューブの耐久性が従来のチ
ューブポンプに比べて大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になるチューブポンプの断
面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態になるチューブポンプ
の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態になるチューブポンプの断
面図である。
【図4】(a)ないし(c)は本発明の実施の形態にな
るチューブポンプの変形例を示す断面図である。
【図5】(a)及び(b)は本発明の実施の形態になる
チューブポンプの吐出特性を示す線図である。
【図6】(a)及び(b)は本発明の実施の形態になる
チューブポンプの吐出特性を示す線図である。
【図7】本発明の実施の形態になるチューブポンプを使
用した分析装置の構成図である。
【図8】(a)ないし(d)は本発明の実施の形態にな
るチューブポンプを使用した分析装置の説明図である。
【符号の説明】
2 モータ 21 回転軸 31 支持棒 32 支持筒 41 チューブ 42 吐出チューブ 51 ホルダ側コネクタ 52 モータ側コネクタ 53 開口部コネクタ 54 ホルダ側コネクタ 56 ストッパ
フロントページの続き (72)発明者 山田 勝利 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 小野瀬 俊宏 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 2G054 AA02 CA10 CE01 FA06 FA15 GB01 2G059 AA05 BB04 EE01 FF12 GG02 KK01 3H077 AA08 AA20 BB10 CC04 CC10 DD02 EE40 FF03 FF09 FF12 FF14 FF22 FF43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブと、正逆回転する回転軸を有す
    るモータ及び支持体とからなるチューブポンプであっ
    て、上記支持体にモータの回転軸と支持体側結合手段の
    中心軸が一致するようにモータ及び支持体結合手段を設
    けて、この支持体側結合手段にチューブの一端を結合
    し、また上記モータの回転軸に取り付けられたモータ側
    結合手段にチューブの他端を結合して、上記モータを正
    逆回転させることにより、上記チューブにねじり、ほど
    きを与えてチューブ内の液体を圧送するよう構成すると
    共に、上記支持体結合手段に設けられた開口部及びモー
    タ側結合手段に設けられた開口部に、上記モータの正逆
    回転に同期して開閉される吸入弁及び吐出弁を設けたこ
    とを特徴とするチューブポンプ。
  2. 【請求項2】 チューブと、正逆回転する回転軸を有す
    るモータ及び支持体とからなるチューブポンプであっ
    て、上記支持体にモータの回転軸と支持体側結合手段の
    中心軸が一致するようモータ及び支持体結合手段を設け
    て、この支持体側結合手段にチューブの一端を結合し、
    また上記モータの回転軸に取り付けられたモータ側結合
    手段にチューブの他端を結合して、上記モータを正逆回
    転させることにより、上記チューブにねじり、ほどきを
    与えてチューブ内の液体を圧送するよう構成すると共
    に、上記支持体結合手段に設けられた開口部と、上記モ
    ータの回転軸内を貫通して、モータ側結合手段の取り付
    け部と反対側に設けられた開口部に、上記モータの正逆
    回転に同期して開閉される吸入弁及び吐出弁を設けたこ
    とを特徴とするチューブポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1,2に記載のチューブポンプに
    おいて、モータ側結合手段に開口された開口部に吐出チ
    ューブの一端を接続し、かつ吐出チューブの他端を、支
    持体または支持体に固定された支持体結合手段に固定し
    てなるチューブポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のチューブポンプにおい
    て、モータ側結合手段の取り付け部と反対側に設けられ
    た開口部に、モータまたは支持体上に固定された吐出チ
    ューブの端部を回転継手を介して接続してなるチューブ
    ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか1項に記載の
    チューブポンプにおいて、支持体側結合部とモータ側結
    合部に取り付けたチューブ内に、チューブ内容積よりも
    小さな容積を有する部材または液体を設けてなるチュー
    ブポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか1項に記載の
    チューブポンプにおいて、モータまたは支持体に、モー
    タ側結合手段上に設けた突起、または回転軸別に結合し
    た部材上に設けた突起が、回転軸の回転により当接する
    位置にストッパを設けてなるチューブポンプ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のチューブポンプにおい
    て、ストッパに突起が当接した状態がモータ回転の原点
    として、この原点よりチューブをねじった状態でチュー
    ブの端部を支持体側結合手段及びモータ側結合手段に取
    り付けてなるチューブポンプ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れか1項に記載の
    チューブポンプにおいて、チューブからの吐出量△Vを
    チューブねじり角θ、不感帯θdとチューブ長さLo、チ
    ューブ肉部断面積So、チューブ内径rin、チューブ外
    径rout、チューブ実効径reから、△Vを、 【数1】 とし、実際にチューブを回転したときのチューブからの
    流体の吐出量データに上式をフィットすることにより、
    不感帯θd、チューブ実効径reを求め、上式によりモー
    タの回転軸の回転速度、回転角度を制御することによ
    り、吐出量または流量を設定する制御部を設けてなるチ
    ューブポンプ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7の何れか1項に記載の
    チューブポンプにおいて、チューブからの吐出量△Vを
    チューブねじり角θ、不感帯θdとチューブ長さLo、チ
    ューブ肉部断面積So、チューブ内径rin、チューブ外
    径rout、係数aから、△Vを、 【数2】 とし、実際にチューブを回転したときのチューブからの
    流体の吐出量データに上式をフィットすることにより、
    係数aを求め、上式によりモータの回転軸の回転速度、
    回転角度を制御することにより、吐出量または流量を設
    定する制御部を設けてなるチューブポンプ。
  10. 【請求項10】 試料液が流れる流路と試薬が流れる流
    路が合流することにより試料液と試薬を混合する混合部
    を備え、かつ混合液の吸光度を測定する分析装置であっ
    て、請求項1ないし8の何れか1項に記載のチューブポ
    ンプにより試料液と試薬を送液することを特徴とするチ
    ューブポンプを用いた分析装置。
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