JP2002069202A - オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 - Google Patents

オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法

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JP2002069202A
JP2002069202A JP2000262010A JP2000262010A JP2002069202A JP 2002069202 A JP2002069202 A JP 2002069202A JP 2000262010 A JP2000262010 A JP 2000262010A JP 2000262010 A JP2000262010 A JP 2000262010A JP 2002069202 A JP2002069202 A JP 2002069202A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性、機械的強度、ゴム弾性に優れるオレ
フィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法の提
供。 【解決手段】 オレフィン系共重合体ゴム(成分
(A))と、その100重量部あたり5〜100重量部
のオレフィン系樹脂(成分(B))とを用いてオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー組成物を製造するに際し、成
分(A)の全量と、成分(B)の配合量の10〜90重
量%とを含む混合物を、ラジカル発生剤(成分(C))
の存在下で動的に熱処理した後、成分(B)の残量を混
合するオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィン系熱可
塑性エラストマー組成物の製造方法に関し、詳しくは軟
化剤のブリードが少なく、柔軟性、機械的強度、ゴム弾
性に優れるオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂、特にポリプロピ
レン系樹脂とエチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
とを有機過酸化物の存在下で動的に熱処理して、後者の
ゴムを部分的に架橋させたオレフィン系熱可塑性エラス
トマーが、特開昭48−26838号公報等に開示され
ている。このような熱可塑性エラストマーはゴム的な軟
質材料としての特性を示しつつ加硫工程が不要で、熱可
塑性樹脂と同様の成形加工性を有しているので、工程の
合理化やリサイクル性等の観点から注目され、自動車部
品、家電用品、医療用機器部品、電線、雑貨等の分野で
広く使用されている。
【0003】ところで、従来のオレフィン系熱可塑性エ
ラストマーは、加硫ゴムに比し、柔軟性、機械的強度、
ゴム弾性等の点で劣り、使用できる用途に限界がある。
そこで、柔軟性を付与するため、鉱物油系軟化剤や有機
過酸化物非架橋型の炭化水素系ゴム状物質、ゴム弾性を
改良するための架橋助剤の併用による架橋度向上等の試
みが種々行われてきた。
【0004】しかしながら、仮に架橋度を高めてゴム弾
性を改良したとしても、そのために柔軟性の低下、機械
的強度の低下、或いは組成物表面の軟化剤のブリード等
が起こり、物性バランスの優れたオレフィン系熱可塑性
エラストマー組成物を得るのは困難であった。上記の問
題点を解決するため、特公平7−103274号公報に
記載されるような、100℃ムーニー粘度が170〜3
50であるオレフィン系共重合体ゴムを含む溶液に鉱物
油系軟化剤を添加した後に脱溶媒して得られる油展オレ
フィン系共重合体ゴムとオレフィン系プラスチックとの
混合物を部分架橋してなる組成物が提案されている。し
かしながら、このような組成物であっても、機械的強
度、ゴム弾性の改良は依然として不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の実情
に鑑みてなされたものであり、その目的は、柔軟性、機
械的強度、ゴム弾性に優れるオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー組成物の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨は、
オレフィン系共重合体ゴム(以下「成分(A)」と記
す)と、その100重量部あたり5〜100重量部のオ
レフィン系樹脂(以下「成分(B)」と記す)とを用い
てオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物を製造する
に際し、成分(A)の全量と、成分(B)の配合量の1
0〜90重量%とを含む混合物を、ラジカル発生剤(以
下「成分(C)」と記す)の存在下で動的に熱処理した
後、成分(B)の残量を混合することを特徴とするオレ
フィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法、に存
している。
【0007】本発明の他の要旨は、成分(A)のオレフ
ィン系共重合体ゴムがゲルパーミエイションクロマトグ
ラフィーによるポリプロピレン換算の重量平均分子量が
25万以上である上記の製造方法、成分(A)のオレフ
ィン系共重合体ゴムが油展オレフィン系共重合体ゴム、
特にその油展の程度が、オレフィン系共重合体ゴム10
0重量部当たり10〜200重量部の鉱物油系ゴム用軟
化剤を含有するようなものを用いる上記の製造方法、成
分(A)のオレフィン系共重合体ゴムが、エチレン−α
−オレフィン系共重合体ゴムである上記の製造方法、及
び該エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムがエチレン
−プロピレン−非共役ジエン系共重合体ゴム、中でもこ
のエチレン−プロピレン−非共役ジエン系共重合体ゴム
が、エチレン含有量が50〜90重量%、非共役ジエン
含有量が1〜30重量%のエチレン−プロピレン−非共
役ジエン系共重合体ゴムである上記の製造方法、にも存
している。
【0008】本発明のもう一つの要旨は、成分(B)の
オレフィン系樹脂が、ポリプロピレン又はプロピレン−
α−オレフィン共重合体である上述の製造方法、及び成
分(C)のラジカル発生剤が有機過酸化物である上述の
製造方法にも存している。本発明の別の要旨は、複数の
原料供給口を有する押出機を用いて、成分(A)の全
量、成分(B)の配合量の10〜90重量%及び成分
(C)を含有する混合物を、より上流側のホッパーから
押出機に供給して動的熱処理を行い、次いで成分(B)
の残量を上記の原料供給口より下流側の原料供給口から
押出機に供給して混練処理を行う上記のオレフィン系熱
可塑性エラストマー組成物の製造方法に存している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明で使用する各成分について説明し、その上
で本発明の具体的方法について説明を加える。 (1)オレフィン系共重合体ゴム(成分(A)) 本発明において用いられる成分(A)のオレフィン系共
重合体ゴムとしては、例えばエチレン−プロピレン共重
合体ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合
体ゴム(EPDM)、エチレン−ブテン−非共役ジエン
ゴム、プロピレン−ブタジエン共重合体ゴムなどの、オ
レフィンを主成分とする無定型ランダム共重合体の弾性
体が例示できる。これらの中で、エチレン−α−オレフ
ィン系共重合体ゴムが好ましく、特にエチレン−プロピ
レン−非共役ジエン共重合体ゴムが好ましい。このエチ
レン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴムの非共役
ジエンとしてはジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサ
ジエン、シクロオクタジエン、メチレンノルボルネン、
エチリデンノルボルネン等が用いられ、特にエチリデン
ノルボルネンを用いると、得られる共重合体ゴムは適度
な架橋構造を与えることができ好ましい。
【0010】上記のような、エチレン−プロピレン−非
共役ジエン共重合体ゴムの好ましい例としては、エチレ
ン含有量が50〜90重量%、より好ましくは60〜8
0重量%、非共役ジエン含有量が1〜30重量%、より
好ましくは3〜20重量%のオレフィン系共重合体ゴム
である。エチレン含有量が90重量%を超える場合は、
得られる組成物の柔軟性が失われ、50重量%未満の場
合は機械的性能が低下する傾向となる。非共役ジエン含
有量が1重量%未満では得られる組成物の架橋度が上が
らないためか機械的特性が不十分となり、一方30重量
%を超えて多い場合は射出成形性が低下する傾向とな
る。
【0011】この成分(A)のゲルパーミエイションク
ロマトグラフィー(GPC)により測定したポリプロピ
レン換算の重量平均分子量は25万以上であるのが好ま
しく、更に好ましくは30万以上、特に好ましくは50
万以上のものである。重量平均分子量が25万未満では
機械的強度の改善が不十分となりやすい。また、通常こ
の成分(A)の重量平均分子量の上限は75万である。
【0012】なお、本発明においては、得られる組成物
の機械的強度が失われない範囲、例えば成分(A)、成
分(B)の合計量を100重量部としたときに、200
重量部以下の量で、分子量5万以上、25万未満のオレ
フィン系共重合体ゴムを併用することができる。 (2)オレフィン系樹脂(成分(B)) 本発明において用いられるオレフィン系樹脂としては、
プロピレン系樹脂、エチレン系樹脂、結晶性ポリブテン
−1樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アク
リル酸エステル共重合体等のエチレン系樹脂を挙げるこ
とができる。これらのオレフィン系の樹脂の中でも、プ
ロピレン系樹脂が好適に用いられ、その具体例として
は、プロピレンの単独重合体、プロピレンを主成分とす
るプロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂、プロピ
レン・エチレンブロック共重合体樹脂等が例示できる。
【0013】これらのプロピレン系樹脂のメルトフロー
レート(JIS−K7210、230℃、21.2N荷
重)は通常0.05〜200g/10分、好ましくは
0.1〜100g/10分である。メルトフローレート
が上記範囲未満のものを用いた場合は、得られる組成物
の成形性が悪化して外観に不良が生じやすく、上記範囲
を超えるものを用いた場合は、得られる組成物の機械的
特性、特に引張破壊強度が低下する傾向となる。
【0014】本発明のオレフィン系熱可塑性エラストマ
ー組成物を製造するにあたって、オレフィン系共重合体
ゴム(成分(A))100重量部あたり5〜100重量
部のオレフィン系樹脂(成分(B))を使用する。この
使用量が5重量部未満では、組成物の流動性が低下して
成形品の外観不良を招き、100重量部を超えて多い場
合は、組成物の柔軟性が失われる。 (3)ラジカル発生剤(成分(C)) 本発明において用いられるラジカル発生剤としては、ア
ゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物やジクミルパ
ーオキサイド等の有機過酸化物が例示できるが、中でも
有機過酸化物が好ましい。
【0015】このような有機過酸化物としては、芳香族
系もしくは脂肪族系のいずれも使用でき、単一の過酸化
物でも2種以上の過酸化物の混合物でもよい。具体的に
は、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチルクミルパ
ーオキシド、ジクミルパーオキシド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソ
プロピル)ベンゼン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等のジア
ルキルパーオキシド類、t−ブチルパーオキシベンゾエ
ート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベン
ゾイルパーオキシ)ヘキシン−3等のパーオキシエステ
ル類、アセチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド、p−クロロベンゾイルパ
ーオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキシド
等のヒドロパーオキシド類等が用いられる。この中で
は、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサンが好ましい。
【0016】このラジカル発生剤の添加量は動的に熱処
理される成分(A)と成分(B)との合計量(即ち、オ
レフィン系共重合体ゴム(成分(A))とオレフィン系
樹脂(成分(B))の配合量の10〜90重量%に相当
するものとの合計量)に対して0.05〜3.0重量
%、好ましくは0.07〜2.0重量%の範囲とするの
が好ましい。0.05重量%未満では架橋反応の効果が
小さく、3.0重量%を越えると架橋反応の制御が困難
になりやすい。 (4)鉱物油系ゴム用軟化剤 本発明においては、成分(A)として用いるオレフィン
系共重合体ゴムの100重量部当たり10〜200重量
部の鉱物油系ゴム用軟化剤を用いると、得られるオレフ
ィン系熱可塑性エラストマーを軟化させ、柔軟性と弾性
を増加させるとともに加工性、流動性が向上するので好
ましい。
【0017】特に、この鉱物油系ゴム用軟化剤を用いて
エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴムを予め含浸さ
せることにより油展しておくと、効果がより大きくなり
好ましい。このような鉱物油系ゴム用軟化剤は、一般に
芳香族系炭化水素、ナフテン系炭化水素、及びパラフィ
ン系炭化水素の混合物であり、全炭素量に対し、芳香族
系炭化水素の炭素の割合が35重量%以上のものは芳香
族系鉱物油、ナフテン系炭化水素の炭素の割合が30〜
45重量%のものはナフテン系鉱物油、またパラフィン
系炭化水素の炭素の割合が50重量%以上のものはパラ
フィン系鉱物油と呼ばれるが、本発明においては、ナフ
テン系またはパラフィン系の鉱物油が好ましい。
【0018】これらの鉱物油系ゴム用軟化剤としては、
40℃動粘度が20〜800cst(センチストーク
ス)、好ましくは、50〜600cstで、流動度が0
〜−40℃、好ましくは0〜−30℃、引火点(クリー
ブランド・オープンカップ法:COC)が200〜40
0℃、好ましくは250〜350℃のものが好適に使用
できる。
【0019】本発明においては、この鉱物油系軟化剤
は、予めオレフィン系共重合体ゴムを油展して用いる以
外に、本組成物の性能を損なわない範囲で、例えば成分
(A)と成分(B)の合計量に対して150重量%以下
の範囲で、追加して配合して用いることもできる。この
量を超えて配合した場合には、軟化剤のブリードが問題
となることがある。 (5)架橋助剤 本発明においては架橋助剤を用いることもできる。主な
架橋助剤としては、例えば、硫黄、p−キノンジオキシ
ム、p−ジニトロソベンゼン、1,3−ジフェニルグア
ニジン等の過酸化物用助剤、ジビニルベンゼン、トリア
リルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、ジア
リルフタレート等の多官能ビニル化合物、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート等
の多官能(メタ)アクリレート化合物等が挙げられる。
【0020】架橋助剤の添加量は、動的に熱処理される
成分(A)と成分(B)との合計量に対して、0.01
〜4.0重量%の範囲で用いればよい。好ましい使用量
は0.05〜2.0重量%である。0.01重量%未満
では架橋助剤の効果があまり現れず、4重量%を超えて
配合しても、その添加量に見合う効果の増加は得られ
ず、経済的に有利でない。 (6)その他の成分 本発明の熱可塑性エラストマー組成物には、上記必須成
分に加えて、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に
応じて他の任意の配合成分を配合することができる。
【0021】任意成分としては、例えば、充填材、酸化
防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、
滑剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤、分
散剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤、導電性付与剤、金
属不活性化剤、分子量調整剤、防菌剤、防黴材、蛍光増
白剤等の各種添加物、上記必須成分以外の熱可塑性樹
脂、上記必須成分以外のエラストマー、フィラー等を挙
げることができ、これらの中から任意のものを単独でま
たは併用して用いることができる。
【0022】ここで、必須成分以外の熱可塑性樹脂とし
ては、例えば、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ナイロ
ン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステル系樹脂、ポリオキシメチレンホモポリマー、
ポリオキシメチレンコポリマー等のポリオキシメチレン
系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂等を挙げるこ
とができる。
【0023】また、任意のエラストマーとしては、例え
ばスチレン・ブタジエン共重合体ゴム、スチレン・イソ
プレン共重合体ゴム等のスチレン系エラストマー、ポリ
ブタジエン等を挙げることができる。更に、充填材とし
ては、ガラス繊維、中空ガラス球、炭素繊維、タルク、
炭酸カルシウム、マイカ、チタン酸カリウム繊維、シリ
カ、金属石鹸、二酸化チタン、カーボンブラック等を挙
げることができる。 (7)熱可塑性エラストマー組成物の製造法 (7−1)エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴムの
油展 前項(4)で述べた通り、本発明においては、成分
(A)のオレフィン系共重合体ゴムを予め油展しておく
のが好ましい。このときの、鉱物油系軟化剤の使用量
は、オレフィン系共重合体ゴム100重量部あたり鉱物
油系軟化剤を10〜200重量部、好ましくは20〜1
80重量部、更に好ましくは30〜150重量部であ
る。この使用量が10重量部未満では得られるオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー組成物の流動性が低下し、特
に押出加工性と射出成形性が損なわれる。一方、200
重量部を超えて多く用いた場合は、加工性が悪くなり、
更に製品の物性などの性能が低下するので好ましくな
い。
【0024】ポリプロピレン換算の重量平均分子量が2
5万以上のEPDMを用い、かつ鉱物油系軟化剤として
上記の範囲の量を配合すると、柔軟性の確保と流動性の
向上による加工性の改良、及び機械的特性の改良を同時
に満足したオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物を
得ることができる。また、鉱物油系軟化剤を配合するこ
とにより、架橋時の発熱が抑制されるため、押出成形し
たときにブツの発生が少なく表面の平滑な物を得ること
ができる。
【0025】オレフィン系共重合体ゴムの油展方法は公
知の方法を用いることができる。例えば、ミキシングロ
ールやバンバリミキサーのような装置を用い、オレフィ
ン系共重合体ゴムと鉱物油系軟化剤をを機械的に混練し
て油展する方法、或いは、オレフィン系共重合体ゴム溶
液に所定量の鉱物油系軟化剤を添加し、その後スチーム
ストリッピング等の方法により脱溶媒して油展ゴムを得
る方法などがある。
【0026】好ましい油展方法としてはオレフィン系共
重合体ゴムの溶液を用いる方法であり、この溶液は重合
で得られるオレフィン系共重合体ゴムの溶液を用いるの
が、操作が容易となり好ましい。 (7−2)熱可塑性エラストマー組成物の製造 本発明方法においては、オレフィン系共重合体ゴム(成
分(A))と、その100重量部あたり5〜100重量
部のオレフィン系樹脂(成分(B))とを用いてオレフ
ィン系熱可塑性エラストマー組成物を製造するに際し、
成分(A)の全量と、成分(B)の配合量の10〜90
重量%とを含む混合物を、ラジカル発生剤(成分
(C))と必要に応じて用いられる架橋助剤の存在下で
動的に熱処理した後、成分(B)の残量を混合する。
【0027】この動的な熱処理は、溶融混練によって行
うのが好ましく、そのための混合混練装置としては、例
えば非開放型バンバリーミキサー、ミキシングロール、
ニーダー、二軸押出機等が用いられる。中でも二軸押出
機を用いるのが好ましい。この二軸押出機を用いた製造
方法の好ましい態様としては、複数の原料供給口を有す
る二軸押出機のより上流側の原料供給口(ホッパー)か
ら成分(A)、成分(B)の一部、及びラジカル発生剤
を含む混合物をシリンダー内に供給しながら溶融混練
し、成分(B)の残量を該ホッパーと別個のより下流側
に位置する原料供給口(ホッパー)からシリンダー内に
供給して更に熱処理し、部分的に架橋された熱可塑性エ
ラストマーを製造する方法である。
【0028】このように、成分(A)、成分(B)の一
部、及びラジカル発生剤を含む混合物を動的に熱処理し
て部分架橋させた後に、成分(B)の残りを加えること
により、後で加えられる成分(B)がラジカルによる分
子鎖の切断を受けにくいため、組成物として機械的強度
が高くなる。また、架橋時に成分(B)の相対量が減少
することにより、発生したラジカルが効果的に成分
(A)に作用して架橋度が高くなり、ゴム弾性が良好に
なる。
【0029】成分(A)と同時に初期仕込される成分
(B)成分の割合は、成分(B)の配合量の10〜90
重量%に相当する量である。より好ましくは20〜80
重量%である。成分(B)の初期仕込割合が90重量%
を超える場合は、得られる組成物の機械的強度とゴム弾
性の改良が不十分となり、一方、この量が10重量%未
満では押出成形品の外観が悪化する傾向にある。
【0030】熱処理の温度は、通常100℃〜300℃
で、時間は通常0.1分〜30分の範囲である。鉱物油
系ゴム用軟化剤等の副原料は本組成物の性能を損なわな
い範囲で、本発明の組成物を製造中のいかなる段階にお
いて配合しても構わない。本発明の熱可塑性エラストマ
ー組成物は、通常熱可塑性エラストマーに用いられる成
形方法、例えば、射出成形法、押出成形法、中空成形
法、圧縮成形法等によって、又はその後の積層成形、熱
成形等の二次加工によって、単独で又は他の材料との積
層体として成形体とされる。そして、自動車部品(ウェ
ザーストリップ、天井材、内装シート、バンパーモー
ル、サイドモール、エアスポイラー、エアダクトホー
ス、各種パッキン類等)、土木・建材部品(止水材、目
地材、窓枠等)、スポーツ用品(ゴルフクラブやテニス
ラケットのグリップ類)、工業用部品(ホースチュー
ブ、ガスケット等)、家電部品(ホース、パッキン
類)、医療用機器部品、電線、及び雑貨等の広汎な分野
での資材として用いられる。
【0031】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明の内容を更に具
体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、
以下の実施例によって限定されるものではない。なお、
以下の実施例・比較例で使用した原材料及び評価方法は
以下の通りである。 <原材料>(A)成分 A;油展エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネ
ン三元共重合体ゴム(エチレン含有量66重量%、エチ
リデンノルボルネン含量4.5重量%)、ポリプロピレ
ン(PP)換算の重量平均分子量547,000であ
り、共重合体ゴム100重量部あたり100重量部のパ
ラフィン系ゴム用軟化剤(後記)を含有する。(B)成分 B−1;ポリプロピレン単独重合体樹脂(メルトフロー
レート(230℃、21.2N荷重)0.5g/10
分) B−2;プロピレン−エチレンランダム共重合体樹脂
(エチレン含有量3.1重量%、メルトフローレート
(230℃、21.2N荷重)0.7g/10分)(C)成分(有機過酸化物) POX;2、5−メチル−2、5ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン(1分間半減期温度179℃)架橋助剤 DVB;ジビニルベンゼン鉱物油系軟化剤 パラフィン系オイル(重量平均分子量746、40℃の
動粘度382cSt(センチストークス)、流動点−1
5℃、引火点300℃、出光興産製「PW380」) <評価方法>以下の(1)〜(3)の測定には、インラ
インスクリュウタイプ射出成形機(東芝機械社製「IS
130」)にて、射出圧力50MPa、シリンダ温度2
20℃、金型温度40℃の条件で射出成形して得られた
シート(横120mm、縦80mm、肉厚2mm)を使
用した。 (1)硬度:JIS K6253準拠(JIS−A) (2)引張破壊強さ:JIS K6251準拠(JIS
−3号ダンベル、引張速度500mm/min) (3)圧縮永久歪み:JIS K6262準拠(70
℃、22時間,25%圧縮) <実施例/比較例> [実施例1]成分(A)と、その100重量部あたり成
分(B−1)25重量部を用いてエラストマー組成物を
製造する際に、成分(B−1)の一部(50重量%)を
成分(A)と混合し、得られた混合物に対して0.33
重量%のPOX及びDVB0.44重量%とを配合した
後、ヘンシェルミキサーにて1分間ブレンドした。この
ブレンド物を、2個の原料供給口を有する同方向2軸押
出機(神戸製鋼製「KTX44」、L/D=41、シリ
ンダブロック数=11)の第1供給口へ27kg/hの
速度で投入し、160℃で溶融混練することにより動的
に熱処理し、同時に押出機シリンダーの途中に設けられ
た第2の供給口から、残りの成分(B−1)(成分(B
−1)の添加量の50重量%)を3kg/hの速度で供
給して混練を行った後、ペレット化してオレフィン系熱
可塑性エラストマー組成物を製造した。評価結果を表1
に示す。 [実施例2]成分(B−1)を成分(B−2)に変更し
たこと以外は実施例1と同様の操作を行ってオレフィン
系熱可塑性エラストマー組成物を製造した。評価結果を
表1に示す。 [実施例3]成分(A)に予め混合して動的に熱処理を
行う成分(B−1)の量を、成分(B−1)の使用量の
25重量%とし、後添加する成分(B−1)の量を75
重量%としたこと以外は、実施例1と同様に操作を行っ
た。評価結果を表1に示す。 [実施例4]成分(A)に予め混合して動的に熱処理を
行う成分(B−1)の量を、成分(B−1)の使用量の
75重量%とし、後添加する成分(B−1)の量を25
重量%としたこと以外は、実施例1と同様の操作を行っ
た。評価結果を表1に示す。 [比較例1]成分(B−1)の使用量の全量を成分
(A)と混合して、同方向2軸押出機の第1供給口へ3
0kg/hの速度で投入して動的に熱処理を行い、第2
供給口からのフィードは行わなかったこと以外は実施例
1と同様の操作を行った。評価結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】*:添加量は動的な熱処理の対象となって
いる混合物量に対する重量%を示す。 <結果の評価>本発明方法により製造した熱可塑性エラ
ストマー組成物は、実施例1、3、4より明らかなよう
に、同じ組成であるが成分(B)を一括混合して熱処理
を行った、比較例1に比べて、ほぼ同様の硬度を示しな
がら、引張破壊強さもゴム弾性(圧縮永久歪み)の両者
とも改良されていることが分かる。
【0034】また成分(B)の樹脂を変更した実施例2
でも良好な結果を与えている。
【0035】
【発明の効果】本発明により、引張り強度や圧縮永久歪
み等の機械的特性を改良したオレフィン系熱可塑性エラ
ストマーの製造方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/16 C08L 23/16 91/00 91/00 Fターム(参考) 4F070 AA12 AA16 AA63 AB16 AE02 FA03 FA11 FA17 FC05 GA05 GB07 4J002 AE053 BB032 BB051 BB062 BB072 BB082 BB101 BB122 BB141 BB151 BB172 EK016 EK036 EK046 EK056 EK086 ET006 FD023 FD146 FD150

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系共重合体ゴム(以下「成分
    (A)」と記す)と、その100重量部あたり5〜10
    0重量部のオレフィン系樹脂(以下「成分(B)」と記
    す)とを用いてオレフィン系熱可塑性エラストマー組成
    物を製造するに際し、成分(A)の全量と、成分(B)
    の配合量の10〜90重量%とを含む混合物を、ラジカ
    ル発生剤(以下「成分(C)」と記す)の存在下で動的
    に熱処理した後、成分(B)の残量を混合することを特
    徴とするオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 成分(A)のオレフィン系共重合体ゴム
    がゲルパーミエイションクロマトグラフィーによるポリ
    プロピレン換算の重量平均分子量が25万以上である請
    求項1に記載のオレフィン系熱可塑性エラストマー組成
    物の製造方法。
  3. 【請求項3】 成分(A)のオレフィン系共重合体ゴム
    が油展オレフィン系共重合体ゴムである請求項1又は2
    に記載のオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 成分(A)のオレフィン共重合体ゴム
    が、その100重量部当たり10〜200重量部の鉱物
    油系ゴム用軟化剤を含有する油展オレフィン系共重合体
    ゴムである請求項3に記載のオレフィン系熱可塑性エラ
    ストマー組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 成分(A)のオレフィン系共重合体ゴム
    が、エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴムである請
    求項1〜4のいずれか1項に記載のオレフィン系熱可塑
    性エラストマー組成物の製造方法。
  6. 【請求項6】 エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴ
    ムがエチレン−プロピレン−非共役ジエン系共重合体ゴ
    ムである請求項5に記載のオレフィン系熱可塑性エラス
    トマー組成物の製造方法。
  7. 【請求項7】 エチレン−プロピレン−非共役ジエン系
    共重合体ゴムが、エチレン含有量が50〜90重量%、
    非共役ジエン含有量が1〜30重量%のエチレン−プロ
    ピレン−非共役ジエン系共重合体ゴムである請求項6に
    記載のオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 成分(B)のオレフィン系樹脂が、ポリ
    プロピレン又はプロピレン−α−オレフィン共重合体で
    ある請求項1〜7のいずれか1項に記載のオレフィン系
    熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
  9. 【請求項9】 成分(C)のラジカル発生剤が有機過酸
    化物である請求項1〜8のいずれか1項に記載のオレフ
    ィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
  10. 【請求項10】 複数の原料供給口を有する押出機を用
    いて、成分(A)の全量、成分(B)の配合量の10〜
    90重量%及び成分(C)を含有する混合物を、より上
    流側のホッパーから押出機に供給して動的熱処理を行
    い、次いで成分(B)の残量を上記の原料供給口より下
    流側の原料供給口から押出機に供給して混練処理を行う
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のオレフィン系熱可
    塑性エラストマー組成物の製造方法。
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