JP2002068184A - 組み立て式コンテナ - Google Patents

組み立て式コンテナ

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JP2002068184A
JP2002068184A JP2000293115A JP2000293115A JP2002068184A JP 2002068184 A JP2002068184 A JP 2002068184A JP 2000293115 A JP2000293115 A JP 2000293115A JP 2000293115 A JP2000293115 A JP 2000293115A JP 2002068184 A JP2002068184 A JP 2002068184A
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Joji Ibata
▲じょう▼治 井畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 、積み荷の際の積み重ねでも坐屈を起こすこ
となく、コーナー部での強度も確保され、しかも、コン
テナ重量/積載重量の割合も、十分採算に載る折り畳み
式コンテナを提供する。 【解決手段】 フォークリフト用のパレットと、その上
に組み立てられる天板部材、4枚の側板部材から構成さ
れる組み立て式コンテナにおいて、各部材は、パネルを
囲む枠部材にアルミまたはアルミ合金の成形体を用い、
枠部材相互をテーパーリベットで接合しており、パレッ
トは、その少なくとも前後の枠部材に、これに対応する
側板部材の下縁を嵌合する凹溝条体を設けると共に、そ
の凹溝条体の内外両側縁に、上向き凸条および内向き係
合凸条を形成しており、また、前後の側板部材は、その
下縁にある枠部材に前記凹溝条体に嵌合する嵌合縁部
と、該嵌合縁部の両側で、前記上向き凸条に嵌合する下
向き溝条および前記凹溝条体内側で前記係合凸条に上向
きに係合する係合条とを、形成すると共に、その側縁に
ある枠部材は、隣接している左右の側板部材の側縁部を
嵌合する嵌合凹条を形成していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、小容
量、軽量物の積載に適した組み立て式コンテナに関し、
特に、フォークリフト用のパレットを底面として、その
上で組み立てられる組み立て式コンテナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、小容量、軽量物を梱包して、運搬
する際には、段ボール箱が使用されているが、所謂、通
い箱として、繰り返して使用する、比較的丈夫なもので
も、かなり短期で、損傷し、廃棄されるので、その後始
末が面倒である。そこで、半永久的に使用できるコンテ
ナの構造として、所謂、プラダンと称せされる、段ボー
ル構造に擬した合成樹脂製パネルが採用されるようにな
ったが、その折り畳み構造に工夫が必要であり、運搬、
取り扱いの不備で、損傷されるケースもかなりある現状
である。
【0003】特に、荷の積み重ねの際に坐屈を起こし、
あるいは、運搬過程で、コーナー部分に衝撃を与えて、
破損する畏れがある。しかしながら、強度上では十分
な、従来の鉄製コンテナでは、仮に、小容量適応の仕様
で作成しても、コンテナ重量/積載重量の割合が、採算
ベースに載らないから、通い箱のような、小容量、軽量
な貨物についての、軽便な使用目的には適合しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
基づいてなされたもので、その第1の目的は、積み荷の
際の積み重ねでも坐屈を起こすことなく、コーナー部で
の強度も確保され、しかも、コンテナ重量/積載重量の
割合も、十分採算に載る折り畳み式コンテナを提供する
ことにある。また、本発明の第2の目的とするところ
は、フォークリフトによる移動が可能な組み立て式コン
テナを提供することにある。更に、本発明の第3の目的
とするところは、食品運搬などにおいて、脱臭、消臭、
抗菌などの、衛生管理が、光触媒の作用で、自然に達成
できるように、配慮している折り畳み式コンテナを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
フォークリフト用のパレットと、該パレットを底板部材
として、その上に組み立てられる天板部材、4枚の側板
部材から構成される組み立て式コンテナにおいて、各部
材は、パネルを囲む枠部材にアルミまたはアルミ合金の
成形体を用い、枠部材相互をテーパーリベットで接合し
ており、パレットは、その少なくとも前後の枠部材に、
これに対応する側板部材の下縁を嵌合する凹溝条体を設
けると共に、その凹溝条体の内外両側縁に、上向き凸条
および内向き係合凸条を形成しており、また、前後の側
板部材は、その下縁にある枠部材に、前記凹溝条体に嵌
合する嵌合縁部と、該嵌合縁部の両側で、前記上向き凸
条に嵌合する下向き溝条および前記凹溝条体内側で前記
係合凸条に上向きに係合する係合条とを、形成すると共
に、その側縁にある枠部材は、隣接している左右の側板
部材の側縁部を嵌合する嵌合凹条を形成していることを
特徴とする。
【0006】この場合、本発明の実施の形態として、前
記嵌合縁部に、下向き溝条の係合を補強する別の係合段
部が形成されており、これに対向して、前記凹溝条体
に、前記係合段部に垂直面で係合する係合受け段部が形
成されていること、前記パレットの前後枠部材に設けた
凹溝条体は、その上面が前記パレットの床面より下側に
位置するように、前記パレットに設けられていること
は、有効である。
【0007】このような構成では、コンテナの面には、
軽量な材料を使用していても、これを囲む枠部材にアル
ミあるいはアルミ合金を採用することで、積み荷、運搬
取り扱いに際して必要とする強度を確保でき、しかも、
コンテナ重量/積載重量の割合も、採算に合うように軽
量化されていて、小容量、軽量の貨物について、軽便に
利用できる。また、パレットと一体化することで、フォ
ークリフトでの移動が可能となり、しかも、パレット上
で組み立てられるので、パレットに積荷を置いてから、
その外側から組み立てが実現でき、コンテナ収容、取出
しなどの作業性が向上する。
【0008】また、本発明では、上述のパレット、天板
部材、側板部材に対しては、塗膜構造が多孔質となる、
シリカ系などの無機系バインダーに二酸化チタンを固定
化している光触媒が、部材表面への、前記光触媒を保持
する塗料による塗布、吹き付け、焼き付け、もしくは、
その塗料への、部材の浸漬、もしくは、部材の一部が樹
脂製の場合は、その樹脂部分への練り混みによって、少
なくとも、部材表面を覆うように、装着されていること
を特徴とする。
【0009】これによって、このコンテナを用いての、
食品運搬などにおいて、脱臭、消臭、抗菌などの、衛生
管理が、光触媒の作用で自然に達成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明に係わる第1の実施の形態を、図面を参照して、具体
的に説明する。なお、図1は、本発明に係わる実施の形
態を示す斜視図、図2は、同じく、分解した斜視図、図
3は、同じく、パレットの部分的な分解状態を示す斜視
図、図4は、側板部材相互の組み立てを説明するための
分解斜視図、図5は、図1のA−A線に沿う縦断面図、
図6は、パレットと側板部材とを接合する構成を示した
拡大断面図、図7は、パレットに対する側板部材の接続
操作を説明するための縦断側面図、図8の(a)〜
(c)は、図4のB−B線およびC−C線に沿う縦断面
図、図9は、図4のB−B線に沿う横断面図である。ま
た、図10は、テーパーリベットの装着仕様を説明する
ための断面図、図11〜図13は、側板部材相互を固定
するための手段を、それぞれ、示す斜視図、図14は、
パレットに装備する底板部材の具体例を示す端面図であ
る。更に、図15は、コンテナを分解して、側板部材
を、パレットと天板部材との間に収納する場合を示す分
解斜視図である。
【0011】この発明の組み立て式コンテナは、図1お
よび図2に示すように、このコンテナの底面を構成する
フォークリフト用のパレット1、天板部材2、4枚の側
板部材3、4から構成される。各部材2〜4は、硬質合
成樹脂のパネル(所謂、プラダン)、あるいは、アルミ
またはアルミ合金の中空のパネル5を、アルミまたはア
ルミ合金の成形体からなる枠部材で囲んでいる構造のも
のである。これら枠部材相互は、テーパーリベット6
(詳細は後述する)で接合している。
【0012】パレット1は、全体がアルミニウムあるい
はその合金からなる部材(以下に詳述する)で構成され
ていて、この実施の形態では、そのパレット1の前後に
位置する枠部材11、11に、これに対応して組み立て
られる側板部材3、3の下縁を嵌合するため、U字形の
内向面を有する凹溝条体12、12を装着すると共に、
図6に示すように、その凹溝条体12、12の内側縁お
よび外側縁に、上向き凸条12a、12aおよび内向き
係合凸条12b、12bを形成している。また、側板部
材3、3の、安定した起立状態を確保するため、凹溝条
体12、12の嵌合溝条底部には、段差をもって垂直に
形成された係合受け条12c、12cが形成されてい
る。
【0013】なお、この実施の形態では、パレット1
は、それぞれの枠部材11の下に、また、両枠部材と平
行で、パレット1の中央を通る桁部材13の下に、前記
枠部材および桁部材の長手方向中間と両端とに位置し
て、各部材毎に、中空箱型である3個の下駄部材14を
装着しており、これら下駄部材14の下側に、板状の渡
し部材15を架橋し、また、各枠部材11の各端および
桁部材の各端にある下駄部材の間に、同様の渡し部材1
5を架橋していて、パレット1の四囲において、フォー
クリフトのフォーク挿入部16、16を構成している。
【0014】また、パレット1は、枠部材11、11の
間を架橋するように、枠部材11、11および桁部材1
3上に、組み立て式コンテナの底部を構成する底板部材
17を、簀の子状に装着している。なお、この実施の形
態では、図14に示すように、底板部材17に水切り用
の溝条17aおよびリベット装着のための溝条17bが
形成されている。また、パレット1の左右の縁には、側
枠部材4、4を載せるための支持部材18、18が設け
られている。なお、これらの部材による、上述のパレッ
ト1の組み立てには、接合手段として、テーパーリベッ
ト6が用いられている。
【0015】また、前後の側板部材3、3は、その下縁
にある下枠部材31、31に、図6に示すように、凹溝
条体12、12の嵌合溝条に対して上側から嵌合する弧
形の下向面を有する嵌合縁部31a、31aと、嵌合縁
部31a、31aの両側で、それぞれ、上向き凸条12
a、12aに嵌合する下向き溝条31b、31bと、前
記嵌合溝条内側で係合凸条12b、12bに上向きに係
合する係合条31c、31cとを形成している。更に、
係合受け条12c、12cに垂直面で係合する係合段部
31d、31dを形成している。また、前後の側板部材
3、3は、図4に示すように、その側縁にある側枠部材
32、32に、隣接している左右の側板部材4、4の側
縁部を嵌合する嵌合凹条32a、32aを形成してい
る。
【0016】ここに示す側板部材3、3は、それぞれ、
上枠部材33、33の端末に突出部33a、33aを形
成しており、これらが、側枠部材32の両側に形成した
凸条32b、32b上に載り、上枠部材33、33内に
挿入された側枠部材32、32の端部と共に、側枠部材
32、32上からの負荷を、側枠部材32、32に受け
させるようにしてある。また、側板部材4、4は、それ
ぞれ、その上側の上枠部材43、43、下側の下枠部材
41、41に、それぞれ、その両端に突出する突出部4
3a、43a、41a、41aがあり、これらが、側枠
部材42、42の上下端縁に形成した凸条42a、42
aに当接し、上枠部材43、43および41、41内に
挿入された側枠部材42、42の端部と共に、側枠部材
42、42上からの負荷を、側枠部材42、42に受け
させるようにしてある。このために、上枠部材33、3
3および43、43、並びに、下枠部材41、41に
は、側枠部材32、32および42、42の端部を嵌合
する個所で、内側に形成した凸条33b、33bおよび
43b、43b、並びに、41b、41bを除くよう
に、それぞれ、切り込み8が形成されている。
【0017】また、この実施の形態では、左右の側板部
材4、4には、コンテナ構造の補強のために、中間に、
縦リブとしての、アルミニウムあるいはアルミニウム合
金製の中間部材44が装備されている。この中間部材4
4は、図9に示すように、両側に嵌合凹溝条44a、4
4aが形成され、両側のパネル5、5を接合する形態に
なっている。また、パネル5に硬質合成樹脂板を採用し
た場合には、連結手段の一つとしてのフック81の取付
け個所として、十分な強度を確保する必要があるが、こ
の場合に、中間部材44を採用する意義がある。
【0018】また、天板部材2は、図2に示すように、
縁枠部材21を、その端部が45度の隅切りになってお
り、それらがパネル5の隅部で突き合わされるように、
前記パネル5に装着された構成である。なお、この実施
の形態において、縁枠部材21は、図10に示されるよ
うな断面形状になっており、その長手方向に、パネル5
の端縁と嵌合する嵌合溝条21aを形成すると共に、縁
部の強度を確保する中空の梁部21bを備えている。
【0019】更に、天板部材2には、その四隅にて、縁
枠部材21相互を接合するように、上付けのコーナー部
材22、および、各側板部材の位置決めと補強のための
コーナー部材23を装備してある。これらコーナー部材
22、23は、隣接する縁枠部材21の端部相互の上面
および側面にテーパーリベット6で接合されている。
【0020】これは、コンテナが空の際には、パレット
1の上に、側板部材3、4を重ね置きした上で、図15
のように、天板部材2を被せた際に、コーナー部材23
の下端が、パレット2の四隅に嵌合する。これによっ
て、側板部材3、4を収納した状態で、上下に縮小化さ
れたコンテナを構成することができる。なお、このため
に、側板部材3、4の縦横の設計寸法を、パレット1と
天板部材2との間に収容されるような値に制限する必要
がある。
【0021】また、この実施の形態における枠部材相互
の間、枠部材とコーナー部材との間、更には、枠部材と
底板との間の結合のために使用されるテーパーリベット
6は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製であっ
て、皿状のリベット頭61aと一体の筒状部61bとか
らなるリベット本体61と、筒状部61bの直径より若
干小さい直径の、扁平球状の頭部62aを有し、筒状部
61bに嵌挿する引き抜きピン62との組み合わせで構
成されている。この場合、リベット本体61の硬度より
も、引き抜きピン62の硬度を高いものとする。
【0022】この使用態様を、図10に示すように、縁
枠部材21とコーナー部材23との結合の事例を、代表
例として説明する。ここでは、外側のコーナー部材23
に、皿形の座繰り孔23aを形成し、内側の縁枠部材2
1には、ドリル孔21cを形成する(図10の(b)を
参照)。そして、テーパーリベット6を挿入する(図1
0の(c)を参照)。この状態でリベット頭部61aを
押しながら、引き抜きピン62を手前に強力に引きつけ
ると、硬度差の関係で、引き抜きピン6を剪断限界まで
引く過程で、筒状部61bが頭部62aに押されて変形
し、径方向に膨らみ、所謂、リベット打ちの状態とな
り、縁部材21とコーナー部材23とが、結合状態とな
る。この時点で、引き抜きピン6が筒状部61b内で剪
断され、図10の(a)の状態になるのである。
【0023】このような結合の手法を用いると、リベッ
ト打ちを片側から実現することができる。即ち、上述の
事例のように、縁枠部材21の中空な梁部21bに対し
ても、リベット打ちが可能となる。
【0024】以上で、パレット1、天板部材2、側板部
材3、4の各構成および相互連結個所の構成について説
明したが、以下に、このコンテナの組立の状況を、図7
を参照して説明する。ここでは、側板部材3をコンテナ
外側に若干、傾けた状態で、その下枠部材31をパレッ
ト1の枠部材11に対応させ、その嵌合縁部31aを凹
溝条体12の嵌合溝条内に嵌合する。そして、側板部材
3を直立させながら、その下向き溝条31bに上向き凸
条12aを嵌合させ、併せて、係合段部31dを、その
垂直面で滑らせて、係合受け条12cが形成させる。な
お、この状態では、側板部材3に引き上げ力が働いて
も、係合条31cが内向き係合凸条12bに係合してパ
レット1に対する係合が維持される。このように、側板
部材3をパレット1に対して、外側に傾けた状態から、
垂直にして装着するので、パレット1上に内容物(被梱
包物)を搭載してからでも、側板部材3、3の建て込み
ができる。
【0025】次に、側板部材3、3の各側枠部材32に
形成された嵌合凹条32aに、側板部材4、4の両側縁
部を上方から嵌合する。このようにして、パレット1の
四辺に側板部材3、3および4、4を起立した状態で、
コンテナを構成し、最後にコーナー部材23を前記側板
部材のコーナー部分に嵌合させることで、天板部材2を
被嵌するのである。
【0026】このように構成されたコンテナは、上下方
向に関しては、パレット1と側板部材3とが、それらの
内向き係合凸条12b、12bと係合条31c、31c
との係合で、結合状態が確保されている。そして、例え
ば、図1に示すように、天板部材2は、その嵌合縁部
(コーナー部材13)の嵌合状態を維持するように、側
板4、4に設けたフック81、天板部材2の縁枠部材2
1に設けたフック82、82およびこれらに引き掛ける
ゴム紐などの弾性締結環83から構成される連結手段
で、側板部材3、4に対する結合状態を確保している。
なお、コンテナを空状態で運搬する際の縮小形態を維持
するため(図15を参照)、パレット1の保持部材1
8、18には、フック81の代わりとなるフック84が
装着されている。
【0027】パレット1上に天板部材2、側板部材3、
4を組み立てる、この構造では、図示のように、パレッ
ト1の上面がフラットで、凹溝条体12の上面も、前記
上面より上に突出していないので、天板部材2、側板部
材3、4の組み立て前、あるいは、取り外し後の、パレ
ット1上の積載物の取り扱いは、水平方向に移動するな
どの自由な扱いが可能である。例えば、リールに巻き付
けた合成樹脂フィルムや磁気フィルムなどの半製品を、
多段に重ねた、所謂、スタッキング状態の積載物を、コ
ンテナ収納状態のまま加工現場に運び、そこで、天板部
材2、側板部材3、4を取り外し、そのままの状態で、
パレット1ごと、積載物を床面あるいは作業台に設置し
て、フィルムの引き出しを行うなどの生産上の効率的な
取り扱いも実現できることになる。
【0028】なお、上述の実施の形態で示されるパレッ
トは、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製で、テ
ーパーリベット6を用いて、互いに結合する構造を採用
しているが、フォークリフトでコンテナを持ち上げ、運
搬する際に使用する公知の構造のパレットに、枠部材1
1、凹溝条体12、支持部材18などを装着すること
で、本発明のコンテンナにおけるパレットを構成しても
よい。この場合、公知の構造体の部分には、必要なら、
硬質合成樹脂製、特に、繊維強化合成樹脂製のものを採
用してもよい。
【0029】なお、上述の実施の形態において、パネル
5には、例えば、天板部材や側板部材などにおいて、内
部にリブ5aを備えた、中空のアルミニウムあるいはア
ルミニウム合金製の成形体(図8の(a)を参照)を用
い、あるいは、所謂、プラダンなどの合成樹脂製の成形
体(図8の(b)を参照)を用いることができる。
【0030】また、この実施の形態において、側板部材
3および4を、その上端で互いに結合するための手段を
備えることは有効である。その具体例が、図11、図1
2および図13に示されている。図11に示すものは、
側板部材4の上端(即ち、上枠部材43)にL字形のフ
ック111を設けた構造で、側板部材4の側縁を嵌合凹
条32a、32aに嵌合した最終段階で、側板部材3の
側枠部材32、32の上縁に外側でフック111を係合
するのである。これにより、側板部材3が外側に傾くの
を積極的に防止する効果がある。
【0031】また、図12に示す連結手段は、側枠部材
32、32の側面に嵌合長孔121を形成し、これに嵌
合突起122aを嵌合するフック部材122を、そのヒ
ンジ部122bで、側板部材4の43、44に設けたヒ
ンジ受け部材123のヒンジ受け部123aに回動可能
に係合させた構造であり、嵌合突起122aを嵌合長孔
121に嵌合することで、側板部材3、4相互の結合を
確実なものとするのである。なお、図中、符号122c
と123bとは、フック部材122とヒンジ受け部材1
23とを係脱自在に係合する凸部および凹部である。な
お、上述の連結手段は、例示的なものであって、設計
上、種々の変形が可能であることは勿論である。
【0032】更に、図13および図14に示す連結手段
は、側板部材3、4の上枠部材33、33と43、43
とを結合するもので、一方の上枠部材、例えば、上枠部
材43の内部に、シリンダ131に収容した圧縮コイル
スプリング132を押し込む形で、シリンダ131に摺
動可能に係止ピン133の基端側を嵌挿した係止具を装
着し、係止ピン133の先端を、上枠部材43に形成し
た孔から外側に臨ませてある。また、先端部に係止爪1
34aを形成した連結用部材134を、枢支ピン135
で、上枠部材45(46)に枢支すると共に、係止ピン
133に係合するピン孔136を形成した構造になって
いる。
【0033】そして、側板部材3の嵌合凹条32aに側
板部材4の側枠部材42を嵌合した状態で、枢支ピン1
35を中心に、連結用部材134を回動操作して、上枠
部材33(即ち、側板部材3の側枠部材32の上端)に
おいて、係止爪134aを係止させ、同時に、ピン孔1
36に係止ピン133を飛び込ませて、外れ防止の状態
にする。なお、ピン孔13から係止ピン133を外すに
は、適当な手段(例えば、係止ピン133の先端に、圧
縮コイルスプリング132の弾力に抗して、連結用部材
134の連結解除操作時、ピン孔13から抜けるような
テーパを形成する)を用いる。このようにして、側板部
材3、4の上端での連結を達成するのである。
【0034】ここで、重要なことは、本発明に係わる上
述のパレット1、天板部材2、側板部材3(これらに付
帯する部品を含めて)に対しては、塗膜構造が多孔質と
なる、シリカ系などの無機系バインダーに二酸化チタン
を固定化している光触媒が、部材表面への、前記光触媒
を保持する塗料(例えば、オキツモ株式会社製の商品名
「エコーティオ」など)による塗布、吹き付け、焼き付
けがなされ、少なくとも、部材表面を覆うように、装着
されていることである。
【0035】なお、製作上のコスト低減を意図して、上
述のパレット1、天板部材2、側板部材3などを、上述
の光触媒塗料へ浸漬する手法で、部材表面を覆うよう
に、装着しても良い。あるいは、これら部材の一部が樹
脂製の場合は、例えば、この実施の形態におけるパネル
5が樹脂の場合(所謂、プラダンを採用した場合)は、
その成形に際して、溶融樹脂へ、前述の光触媒の粉末な
どを、練り混みによって投入し、その結果として、少な
くとも、全ての部材表面を光触媒の膜で覆うようすると
よい。
【0036】このように表面処理することで、本発明に
係わるコンテナは、光触媒の作用により、衛生的な状態
を保持できる。即ち、光触媒は、太陽光線や蛍光灯の光
に含まれる紫外線エネルギーにより活性化し、あらゆる
有機物を強力な酸化力で分解できる。例えば、光触媒と
しての二酸化チタンに、太陽光に含まれる400nm以
下の紫外線を当てると、電子と正孔の2つのキャリアが
生じ、これらキャリアが空気中の酸素、水分と結びつい
て、スーパーオキシドO2−やヒドロキシラジカル・O
Hなどの活性酸素種を生じる。これらの活性酸素種は、
いずれも強い酸化力をもっており、数々の酸化反応を起
こす。
【0037】この酸化反応によって、活性酸素に接触す
る物質が、例えば、NOxであれば大気浄化が、トリメ
チルアミンやホルムアルデヒトであれば空気浄化や脱臭
が、更に、菌やカビ類であれば、抗菌・抗カビなどの効
果が期待できる。これによって、このコンテナを用いて
の、食品運搬などにおいて、脱臭、消臭、抗菌などの、
衛生管理が、光触媒の作用で自然に達成できる。
【0038】(第2の実施の形態)この実施の形態につ
いては、図16および図17を参照して、具体的に説明
する。この実施の形態におけるコンテナの構造の特徴
は、第1の実施の形態におけるパレット2の両側の支持
部材18、18を扁平な形とし、何れの上にも、前述の
実施の形態における凹溝条体12、12を装着した点、
および、これらに対応して、側板部材4、4に、側板部
材3の下枠部材31と同様な構成を持つ嵌合縁部41
a、41aを形成した点である(即ち、凹溝条体12は
全部で、パレット1の四辺に設けられ、側板部材3、
3、4、4は、全て、これに対応する嵌合縁部を備えた
下枠部材31、31、41、41を持つことになる)。
【0039】このような構成では、パレット2に対し
て、まず、両側の側板部材4、4の建て込みを行い、そ
の後に、前後の側板部材3、3の建て込みを行うことが
できる。このメリットは、側板部材3、3を図17のよ
うに傾いた状態から、起立させることで、嵌合溝32a
に側板部材4の側縁部を嵌合できることで、第1の実施
例のように、側板部材3、3の上の方に側板部材4、4
を持ち上げた状態で、降下の過程で、嵌合溝32aに側
板部材4の側縁部を滑り込ませる必要がなくなる点(側
板部材4、4を高く持ち上げる必要がない)、および、
側板部材3、3と共に側板部材4、4も、パレット2側
に連結できる点(連結強度が倍加する)。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、フ
ォークリフト用のパレットと、該パレットを底板部材と
して、その上に組み立てられる天板部材、4枚の側板部
材から構成される組み立て式コンテナにおいて、各部材
は、パネルを囲む枠部材にアルミまたはアルミ合金の成
形体を用い、枠部材相互をテーパーリベットで接合して
おり、パレットは、その少なくとも前後の枠部材に、こ
れに対応する側板部材の下縁を嵌合する凹溝条体を設け
ると共に、その凹溝条体の内外両側縁に、上向き凸条お
よび内向き係合凸条を形成しており、また、前後の側板
部材は、その下縁にある枠部材に、前記凹溝条体に嵌合
する嵌合縁部と、該嵌合縁部の両側で、前記上向き凸条
に嵌合する下向き溝条および前記凹溝条体内側で前記係
合凸条に上向きに係合する係合条とを、形成すると共
に、その側縁にある枠部材は、隣接している左右の側板
部材の側縁部を嵌合する嵌合凹条を形成していることを
特徴とする。
【0041】従って、コンテナの面には、軽量な材料を
使用していても、これを囲む枠部材にアルミあるいはア
ルミ合金を採用することで、積み荷、運搬取り扱いに際
して必要とする強度を確保でき、しかも、コンテナ重量
/積載重量の割合も、採算に合うように軽量化されてい
て、小容量、軽量の貨物について、軽便に利用できる。
また、パレットと一体化することで、フォークリフトで
の移動が可能となり、しかも、パレット上で組み立てら
れるので、パレットに積荷を置いてから、その外側から
組み立てが実現でき、コンテナ収容、取出しなどの作業
性が向上する。
【0042】また、本発明では、上述のパレット、天板
部材、側板部材に対しては、塗膜構造が多孔質となる、
シリカ系などの無機系バインダーに二酸化チタンを固定
化している光触媒が、部材表面への、前記光触媒を保持
する塗料による塗布、吹き付け、焼き付けがなされ、少
なくとも、部材表面を覆うように、装着されていること
で、食品運搬などにおいて、脱臭、消臭、抗菌などの、
衛生管理が、光触媒の作用で自然に達成できるという効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく、分解した斜視図である。
【図3】同じく、パレットの部分的な分解状態を示す斜
視図である。
【図4】側板部材相互の組み立てを説明するための分解
斜視図である。
【図5】図1のA−A線に沿う縦断面図である。
【図6】パレットと側板部材とを接合する構成を示した
拡大断面図である。
【図7】パレットに対する側板部材の接続操作を説明す
るための縦断側面図である。
【図8】(a)〜(c)は、図4のB−B線およびC−
C線に沿う縦断面図である。
【図9】図4のB−B線に沿う横断面図である。
【図10】テーパーリベットの装着仕様を説明するため
の断面図である。
【図11】側板部材相互を固定するための手段の示す一
例を示す斜視図である。
【図12】同じく、他の例を示す斜視図である。
【図13】同じく、更に他の例を示す斜視図である。
【図14】パレットに装備する底板部材の具体例を示す
端面図である。
【図15】コンテナを分解して、側板部材を、パレット
と天板部材との間に収納する場合を示す分解斜視図であ
る。
【図16】本発明に係わる他の実施の形態を示す側板部
材およびパレットの分解斜視図である。
【図17】同じく、組み立て状態を説明する縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 パレット 11 枠部材 12 凹溝条 12a 上向き係合凸条 12b 内向き係合凸条 12c 係合受け条 13 桁部材 14 下駄部材 15 渡し部材 16 フォーク挿入部 17 底板部材 17a、17b 溝条 2 天板部材 21 枠部材 21c ドリル孔 22、23 コーナー部材 23a 座繰り孔 3、4 側板部材 31 下枠部材 31a 嵌合縁部 31b 下向き溝条 31c 係合条 31d 係合段部 32 側枠部材 32a 嵌合凹条 33 上枠部材 33a 凸条 41 下枠部材 42 側枠部材 43 上枠部材 44 中間部材 44a 嵌合溝条 5 パネル 5a リブ 6 テーパーリベット 61 リベット本体 61a 頭部 61b 筒状部 62 引き抜きピン 62a 頭部 8 切り込み 81、82、84 フック 83 弾性締結環 111 フック 121 嵌合長孔 122 フック部材 122a 嵌合突起 122b ヒンジ部 122c 凸部 123 ヒンジ受け部材 123a ヒンジ受け部 123c 凹部 131 シリンダ 132 圧縮コイルスプリング 133 係止ピン 134 連結用部材 134a 係止爪 135 枢支ピン 136 ピン孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフト用のパレットと、該パレ
    ットを底板部材として、その上に組み立てられる天板部
    材、4枚の側板部材から構成される組み立て式コンテナ
    において、各部材は、パネルを囲む枠部材にアルミまた
    はアルミ合金の成形体を用い、枠部材相互をテーパーリ
    ベットで接合しており、パレットは、その少なくとも前
    後の枠部材に、これに対応する側板部材の下縁を嵌合す
    る凹溝条体を設けると共に、その凹溝条体の内外両側縁
    に、上向き凸条および内向き係合凸条を形成しており、
    また、前後の側板部材は、その下縁にある枠部材に前記
    凹溝条体に嵌合する嵌合縁部と、該嵌合縁部の両側で、
    前記上向き凸条に嵌合する下向き溝条および前記凹溝条
    体内側で前記係合凸条に上向きに係合する係合条とを、
    形成すると共に、その側縁にある枠部材は、隣接してい
    る左右の側板部材の側縁部を嵌合する嵌合凹条を形成し
    ていることを特徴とする組み立て式コンテナ。
  2. 【請求項2】 前記嵌合縁部に、下向き溝条の係合を補
    強する別の係合段部が形成されており、これに対向し
    て、前記凹溝条体に、前記係合段部に垂直面で係合する
    係合受け段部が形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の組み立て式コンテナ。
  3. 【請求項3】 前記パレットの前後枠部材に設けた凹溝
    条体は、その上面が前記パレットの床面より下側に位置
    するように、前記パレットに設けられていることを特徴
    とする請求項1あるいは2に記載の組み立て式コンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 前記パレット、天板部材、側板部材に対
    しては、塗膜構造が多孔質となる、シリカ系などの無機
    系バインダーに二酸化チタンを固定化している光触媒
    が、部材表面への、前記光触媒を保持する塗料による塗
    布、吹き付け、焼き付け、もしくは、その塗料への、部
    材の浸漬、もしくは、部材の一部が樹脂製の場合は、そ
    の樹脂部分への練り混みによって、少なくとも、部材表
    面を覆うように、装着されていることを特徴とする請求
    項1ないし3の何れか1項に記載の組み立て式コンテ
    ナ。
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