JP2002068005A - 農作業機の操向装置 - Google Patents

農作業機の操向装置

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JP2002068005A
JP2002068005A JP2000258785A JP2000258785A JP2002068005A JP 2002068005 A JP2002068005 A JP 2002068005A JP 2000258785 A JP2000258785 A JP 2000258785A JP 2000258785 A JP2000258785 A JP 2000258785A JP 2002068005 A JP2002068005 A JP 2002068005A
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国祐 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドクラッチが切られた一方の走行装置を
減速、あるいは、制動、もしくは、逆転駆動する旋回用
伝動手段が備えられ、ステアリング操作具が左右一方へ
操作されると、先ず、一方の走行装置のサイドクラッチ
が切られ、引き続く同方向への操向操作で、サイドクラ
ッチの切られた走行装置と旋回用伝動手段とを旋回用ク
ラッチを介して連動連結するよう構成した農作業機の操
向装置において、操向操作を円滑かつ確実に行えるよう
にする。 【解決手段】 サイドクラッチ20L,20Rの入り切
りに拘わらず走行装置1L,1Rに低トルクを常時伝達
するスリップ可能な低トルク伝達手段を旋回用クラッチ
30L,30Rに装備し、旋回用クラッチ30L,30
Rの従動側の摩擦板34L,34Rを、サイドクラッチ
ギヤ23L,23Rの歯部に直接に外嵌支持してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対のクロー
ラ型の走行装置を備えた農作業機の操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記操向装置としては、例えば、特開平
7−47973号公報に開示されているように、左右一
対のクローラ型の走行装置のそれぞれにサイドクラッチ
を装備するとともに、サイドクラッチが切られた一方の
走行装置を、サイドクラッチが切られていない他方の走
行装置の作動方向と同方向で、その作動速度より低速で
駆動する緩旋回駆動手段と、サイドクラッチが切られた
一方の走行装置を制動する急旋回駆動手段としての制動
機構とを備え、ステアリング操作具が、中立位置から左
右一方へ外れた第1操作域に操作されると、一方の走行
装置のサイドクラッチを切り、引き続く第2操作域に操
作されると、サイドクラッチの切られた走行装置を緩旋
回駆動手段によって減速駆動し、更に、引き続く第3操
作域に操作されると、サイドクラッチの切られた走行装
置を制動機構によって制動するように、ステアリング操
作具とサイドクラッチ、緩旋回駆動手段、および、制動
手段とを連係したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記操向装置は、ステ
アリング操作具の操作量が大きくなるに連れて、その旋
回機能が次第に高くなり、ステアリング操作量に対応し
た機体旋回を行うことができ、操作性に優れたものであ
るが、第1操作域の旋回モードから第2操作域の旋回モ
ードに移行する際に、サイドクラッチを構成するサイド
クラッチギヤがクラッチ切り位置から更にシフトされて
サイドギヤに軸心方向から咬合して、一気に減速駆動状
態に切り換わるようになっているので、サイドクラッチ
ギヤがサイドギヤに咬合する衝撃や咬合音が発生すると
ともに、機体旋回に軽いショックを伴うがことがあっ
た。
【0004】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、ステアリング操作量に対応した機体旋
回を行うことができるとともに、微妙で円滑な機体操向
を行うことのできる農作業機の操向装置を提供すること
を主たる目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明の
構成、作用および効果〕
【0006】(構成) 請求項1に係る発明の農作業機
の操向装置は、左右一対のクローラ型の走行装置のそれ
ぞれにサイドクラッチが装備されるとともに、サイドク
ラッチが切られた一方の走行装置を減速、あるいは、制
動、もしくは、逆転駆動する旋回用伝動手段が備えら
れ、ステアリング操作具が、中立位置から左右一方へ操
作されると、先ず、一方の走行装置のサイドクラッチが
切られ、引き続きステアリング操作具が同方向への操作
されると、サイドクラッチの切られた走行装置と前記旋
回用伝動手段とを旋回用クラッチを介して連動連結する
よう構成した農作業機の操向装置において、前記サイド
クラッチを、変速動力を左右の前記走行装置に分配する
伝動部材と、これの両側に咬合離脱可能に配備された左
右一対のサイドクラッチギヤとから構成し、前記旋回用
クラッチを、圧油供給によってクラッチ入り操作される
多板クラッチで構成するとともに、サイドクラッチの入
り切りに拘わらず走行装置に低トルクを常時伝達するス
リップ可能な低トルク伝達手段を前記旋回用クラッチに
装備し、前記旋回用クラッチの従動側の摩擦板を、前記
サイドクラッチギヤの歯部に外嵌支持してあることを特
徴とする。
【0007】(作用) 上記構成によると、例えば、ス
テアリング操作具を中立位置から右方へ操作すること
で、先ず、右側のサイドクラッチが切られるのである
が、この場合、サイドクラッチが切られていない左側の
旋回用クラッチにおいては左側の低トルク伝達手段が機
能し、左側の走行装置への動力の一部が左側の旋回用ク
ラッチに左側の低トルク伝達手段を介して逆伝達され
る。ここで、左右の旋回用クラッチの駆動側は左右いず
れの走行装置に対して並列関係にあって互いに連動連結
されているので、上記のように左側の旋回用クラッチに
左側の低トルク伝達手段を介して逆伝達された動力は、
右側の旋回用クラッチにまで回り込み伝達され、この回
り込み伝達された動力が、右側の旋回用クラッチに装備
された低トルク伝達手段を介してクラッチ切られる右側
の走行装置に伝達される。
【0008】従って、一方の走行装置がサイドクラッチ
が切られたとたんに走行負荷によって急に停止してしま
うようなことはなく、低トルク駆動力を受ける一方の走
行装置の低トルク駆動力と、サイドクラッチが切られな
い他方の走行装置との駆動力との差によって機体は緩や
かに旋回する。
【0009】また、引き続きステアリング操作具を同方
向に大きく操作すると、サイドクラッチの切られた走行
装置が旋回用伝動手段に連動連結され、サイドクラッチ
の切られた走行装置は、減速駆動、あるいは、制動、も
しくは、逆転駆動され、機体は速度差をもって駆動され
る左右の走行装置によって確実に旋回されてゆく。
【0010】この場合、サイドクラッチが切られた片駆
動による旋回モードから速度差をもった両駆動による旋
回モードへの切り換わりは、旋回用クラッチが入れられ
ることによるが、この旋回用クラッチの入り作動は多板
摩擦式によるので、かみ合い式のクラッチに比較して衝
撃なく滑らかに行われる。
【0011】また、ステアリング操作具を中立に戻して
直進に復帰する時も、サイドクラッチの切られた走行装
置には低トルクが伝達されているので、サイドクラッチ
が咬合式のものであっても、駆動側と従動側との速度差
の少ない状態での咬合が行われる。
【0012】また、旋回用クラッチの従動側の摩擦板
を、サイドクラッチギヤの歯部に外嵌支持してあるの
で、従動側の摩擦板を支持する専用のスプラインボスな
どの部材は不要となる。
【0013】(効果) 従って、請求項1に係る発明に
よると、ステアリング操作量に対応した機体旋回を行う
ことができるとともに、サイドクラッチの切られた走行
装置に途切れのないトルク伝達を行って、衝撃のない微
妙で円滑な機体操向を行うことのでき、一層操作性の優
れたものにすることができた。また、機体旋回後、直進
に復帰する際も、滑らかなサイドクラッチ入りが期待で
きる。
【0014】また、サイドクラッチが切られない側の走
行装置への動力を、旋回用クラッチとこれに装備した低
トルク伝達手段を介して、サイドクラッチが切られる側
の走行装置に回り込み伝達することになるので、低トル
ク動力の回り込み伝達経路が本来装備される伝動系を利
用したものとなり、構造簡単に所期の機能を発揮させる
ことができ、実用上の利便性が高いものとなる。
【0015】また、サイドクラッチギヤの歯部を、旋回
用クラッチの従動側の摩擦板に対する支持部に兼用する
ことができ、部品点数の削減と構造の簡素化を図ること
ができる。
【0016】〔請求項2に係る発明の構成、作用および
効果〕
【0017】(構成) 請求項2に係る発明の農作業機
の操向装置は、請求項1記載の発明において、作業モー
ド選択手段を備え、作業モード選択手段が「標準」作業
モードに選択されている時には、前記ステアリング操作
具が中立位置に近い第1操作域に操作されると、前記サ
イドクラッチのみを切る緩旋回状態がもたらされ、前記
第1操作域を越えて操作されると、サイドクラッチが切
られた側の走行装置が前記旋回用クラッチを介して前記
旋回用伝動手段に連動連結される旋回特性が設定され、
作業モード選択手段が「湿田」作業モードに選択されて
いる時には、前記ステアリング操作具が前記第1操作域
に操作されると、一方のサイドクラッチが切られるとと
もに、サイドクラッチが切られた側の走行装置が前記旋
回用クラッチを介して前記旋回用伝動手段に連動連結さ
れる旋回特性が設定されている。
【0018】(作用) 上記構成によると、乾田や機体
沈下の少ない湿田では「標準」作業モードを選択し、機
体沈下の大きい湿田では「湿田」作業モードを選択して
おく。そして、「標準」作業モードにおいては、請求項
1の発明の(作用)の欄で説明した通りの特性で機体操
向を行うことができ、また、湿田」作業モードにおいて
は、一方のサイドクラッチのみを切っての旋回状態は現
出されず、第1操作域に操作した時点から旋回内側の走
行装置が旋回用伝動手段からの動力で強制駆動された旋
回状態がもたらされる。つまり、湿田において一方のサ
イドクラッチのみを切って旋回すると、走行装置による
堀り込みや泥寄せが大きくなって思うように機体を旋回
することができなくなってしまいやすいが、サイドクラ
ッチを切った旋回内側の走行装置を低速で強制駆動すれ
ば、上記のような現象をもたらすことなく機体を確実に
旋回させることができる。
【0019】(効果) 従って、請求項2に係る発明に
よると、圃場条件に適した旋回特性での機体旋回を行う
ことが可能となり、旋回性能に優れた使い勝手の良い操
向装置を構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を適用した農作業
機の一例であるコンバインの右側面図が示されている。
このコンバインは、左右一対のクローラ型の走行装置1
L,1Rを備えた走行機体2の前部に、刈取り前処理部
3を昇降自在に連結するとともに、機体上に、脱穀装置
4、穀粒タンク5、エンジン6、操縦部7、などを搭載
した構造となっている。
【0021】以下、前記走行装置1L,1Rの伝動構造
を図2、図3、および、図4に基づいて説明するが、説
明における左右方向の記述は機体に対する左右方向に基
づいており、正面から見たこれらの図における左右方向
とは逆の関係となっている。
【0022】前記エンジン6の動力は、前後進の切換え
が可能な主変速装置としての静油圧式無段変速装置(H
ST)8に伝達され、その変速出力がミッションケース
9に入力される。ミッションケース9に入力された動力
は、ギヤG1 ,G2 を介して第1軸10に伝達された
後、ギヤG3 ,G4 を介して副変速機構11に伝達され
る。また、第1軸10からケース外に取り出された動力
のうち、正転動力のみがワンウエイクラッチOCを介し
て前記刈取り前処理部3にベルト伝達される。なお、前
記静油圧式無段変速装置8は、操縦部7に備えた主変速
レバー15によって操作される。
【0023】前記副変速機構11は、コンスタントメッ
シュ式に3段のギヤ変速を行うものであり、第2軸12
に遊嵌装着した小径ギヤG5 ,中径ギヤG6 ,大径ギヤ
G7を、第3軸13に固着したギヤG8 ,G9 ,G10に
それぞれ常時咬合させ、前記第2軸12上に配備した2
つのシフトスリーブS1 ,S2 をシフトすることで、3
組の常噛みギヤ対のいずれか一組を用いて、第2軸12
から第3軸13への3段の変速伝動を行うよう構成され
ている。なお、この副変速機構11は、操縦部7に備え
た副変速レバー16によって操作される。
【0024】前記第3軸13に伝達された動力は、中央
のギヤG9 を介して第4軸19のセンターギヤG11に伝
達された後、左右のサイドクラッチ20L,20R、車
軸ギヤ21L,21R、および、車軸22L,22Rを
介して左右の走行装置1L,1Rに伝達される。
【0025】前記サイドクラッチ20L,20Rは、第
4軸19に遊嵌されるとともに車軸ギヤ21L,21R
に常時咬合されたサイドクラッチギヤ23L,23Rを
シフトして、動力分配用の伝動部材である前記センター
ギヤG11の中心内歯に側方から咬合離脱させることで、
センターギヤG11から車軸22L,22Rへの動力伝達
を断続するよう構成されたものであり、前記サイドクラ
ッチギヤ23L,23Rをシフトする手段が以下のよう
に構成されている。
【0026】前記第4軸19は、中央部位が大径の段付
き軸に構成されるとともに、サイドクラッチギヤ23
L,23Rは、この第4軸19の大径部と小径部とに亘
って外嵌する段付きの内径を備えており、互いの段差部
の間が油室g,hとなっている。そして、常時は、バネ
24L,24RによってセンターギヤG11側にスライド
付勢されてクラッチ入り位置に保持され、第4軸19の
内部に穿設された油路a,bを介して油室g,hに圧油
が供給されて各サイドクラッチギヤ23L,23Rがバ
ネ24L,24Rに抗して限界までシフトされると、セ
ンターギヤG11から外れてクラッチ切り状態がもたらさ
れるようになっている。また、サイドクラッチギヤ23
L,23Rがクラッチ切り位置までシフトされると、圧
油供給用の前記油路a,bが、第4軸19の内部に穿設
された油路dに連通されるようになっている。
【0027】また、前記サイドクラッチギヤ23L,2
3Rは、センターギヤG11との咬合が外れたクラッチ切
り位置に到達した後、第4軸19の両端部位に遊嵌装着
された旋回用サイドギヤ25L,25Rに、多板式の旋
回用クラッチ30L,30Rを介して連結可能となって
いる。
【0028】前記旋回用クラッチ30L,30Rは、旋
回用サイドギヤ25L,25Rの側面に一体連設した大
径のクラッチケース部31L,31Rにディスク状のピ
ストン32L,32Rが内嵌装着されるとともに、クラ
ッチケース部31L,31Rに駆動側の複数枚の摩擦板
33L,33Rが外周において係合支持され、この駆動
側の摩擦板93L,93Rに接合される複数枚の従動側
の摩擦板34L,34Rが、サイドクラッチギヤ23
L,23Rの外周歯部に直接に外嵌係合された構造とな
っている。ここで、従動側の摩擦板34L,34Rは、
図4中に示すように、摩擦伝動部分と中央嵌合孔との中
間部位において周方向複数箇所に連通孔38が形成され
ており、ミッションケース内の潤滑油がクラッチ内部空
間に自由に出入りして、摩擦面の冷却、および、クラッ
チ切り時における潤滑を良好に行うことができるととも
に、クラッチ内部空間に油が封入されることを防止し
て、ピストン32L,32Rの作動に悪影響がでること
が回避されている。
【0029】旋回用クラッチ30L,30Rのピストン
32L,32Rを作動させる油室i,jは、サイドクラ
ッチ20L,20Rに圧油を供給する前記油路a,bに
それぞれ絞り流路k,mを介して連通接続されている。
【0030】さらに、旋回用クラッチ30L,30Rの
内部には、ピストン32L,32Rを摩擦板側、つま
り、クラッチ入り側に向けて押圧するバネ35L,35
Rが周方向複数箇所に組み込まれており、ピストン32
L,32Rを適度に軽く摩擦伝動部位に押し付けて、旋
回用サイドギヤ25L,25Rとサイドクラッチギヤ2
3L,23Rとの間で常に低トルクの動力伝達が行われ
るように構成されている。
【0031】また、前記旋回用サイドギヤ25L,25
Rは、第5軸36の両端部位に固着されたギヤ37L,
37Rに咬合されるとともに、第5軸36に遊嵌したギ
ヤG13が、前記センターギヤG11の側部に連設された小
径のギヤG12に咬合されて減速連動されている。
【0032】前記ギヤG13と第5軸36との間には、緩
旋回を司る多板式のクラッチSCが装備されている。こ
のクラッチSCは、常時は内装したバネ41によってピ
ストン42が後退復帰されて、クラッチ切り状態に維持
され、第5軸36の内部に穿設された油路cを介して圧
油が供給されることで、ピストン42がバネ41に抗し
て変位されてクラッチ入り状態に切換えられるようにな
っている。
【0033】また、ミッションケース9の右側面に、信
地旋回を司る多板式の制動機構Bが装備されている。こ
の制動機構Bは、リング状のピストン43が油圧の印加
によってケース内方へ進出して、押圧プレート44を内
装バネ45に抗して押圧変位させることで、第5軸36
に摩擦制動作用が付加され、油圧の印加が解除されて押
圧プレート44が内装バネ45によって復帰後退するこ
とで、制動が解除されるようになってる。
【0034】図5に、前記サイドクラッチ20L,20
R、旋回用クラッチ30L,30R、クラッチSC、お
よび、制動機構Bを操作する旋回用の油圧回路図および
制御系統図が示されている。図5おいて、V1 は、前記
サイドクラッチ20L,20Rのサイドクラッチギヤ2
3L,23Rを択一的にシフト操作するための操向切換
え弁であって、ミッションケース9の外側に配備したソ
レノイドや電動モータなどの電動アクチュエータA1 に
よって中立、および、正逆の3位置に選択操作される。
V2 は、前記クラッチSCあるいは制動機構Bのいずれ
かに圧油を選択供給して旋回モードを切換える旋回モー
ド切換え弁であって、通常はクラッチSCへの圧油供給
位置に付勢され、ミッションケース9の外側に配備した
ソレノイドや電動モータなどの電動アクチュエータA2
によって制動機構Bへの圧油供給位置に切換えられるよ
うになっている。
【0035】また、図5中のV3 は、前記第4軸19の
内部に形成された油路dに接続されたシーケンス弁であ
り、その作動圧は、サイドクラッチ20L,20Rのサ
イドクラッチギヤ23L,23Rをクラッチ切り位置ま
でシフトしてバネ24とバランスさせる圧に設定されて
いる。そして、このシーケンス弁V3 の下手側に可変リ
リーフ弁V4 が接続されて、作動油タンクを兼用するミ
ッションケース9に連通されるとともに、シーケンス弁
V3 と可変リリーフ弁V4 との間から分岐した油路eが
前記旋回モード切換え弁V2 の一次側に接続されてい
る。そして、この可変リリーフ弁V4 は電動モータなど
の電動アクチュエータA3 によってその作動圧力が調節
されるようになっている。
【0036】前記操向切換え弁V1 を操作する電動アク
チュエータA1 、モード切換え弁V2 を操作する電動ア
クチュエータA2 、および、可変リリーフ弁V4 を操作
する電動アクチュエータA3 は、操縦部7のハンドル塔
46に備えたステアリング操作具としてのステアリング
レバー47の左右操作位置に応じて制御されるように、
ステアリングレバー47の操作位置を連続的に検出する
センサしてのポテンショメータ48に制御装置49を介
して電気的に連係されている。また、制御装置49に
は、作業状況に応じて旋回特性を切換えるための作業モ
ード選択スイッチ50が接続されている。
【0037】なお、ステアリングレバー47は、左右の
みならず前後方向にも揺動可能な十字操作レバーに構成
されており、その中立位置から前方への揺動操作によっ
て前記刈取り前処理部3が下降され、また、中立位置か
ら後方への揺動操作によって刈取り前処理部3が上昇さ
れるように、図示しない前後操作位置検出センサの検出
情報に基づいて昇降制御手段が作動するようになってい
る。
【0038】また、図2中の51は、前記第3軸13の
端部に作用するよう配備された機体停止用および駐車用
のブレーキであり、操縦部7の足元に備えられた停止ペ
ダル52の踏み込み操作によって、エンジン6から静油
圧式無段変速装置8への伝動系に配備された図示しない
主クラッチが切り操作されるとともに、前記ブレーキ5
1が制動操作される。また、ペダル52を踏み込み位置
に係止保持しておくことで、駐車ブレーキをかけること
ができるようになっている。
【0039】本発明に係る操向装置は以上のように構成
されており、次に、その操向作動について説明する。な
お、乾田や機体沈下が少ない湿田での作業では前記作業
モード選択スイッチ50を「標準」作業モードに、ま
た、機体沈下が大きい湿田での作業では「湿田」作業モ
ードに切換えておくことになり、以下の説明は「標準」
作業モードに切換えられている状態である。
【0040】前記ステアリングレバー47が中立nにあ
る時には、サイドクラッチ20L,20Rは共にクラッ
チ入り状態にあり、左右のクローラ走行装置1L,1R
は同速で駆動され、機体は直進走行する。
【0041】ステアリングレバー42が中立nから左右
方向の一方、例えば左方の第1操作域Lcに揺動操作さ
れると、これがポテンショメータ48で検出されて電動
アクチュエータA1 が通電駆動されて、操向切換え弁V
1 が左旋回位置に切換えられる。これによって圧油が油
路aを介して油室gに給されてサイドクラッチギヤ23
Lがラッチ切り位置までシフトされ、左側のサイドクラ
ッチ20Rが切られる。このため、左側のクローラ走行
装置1Lだけが遊転状態となり、右側のクローラ走行装
置1Rのみの駆動により機体は左方向に緩やかに旋回し
てゆく。
【0042】この場合、サイドクラッチ23Rが切られ
ていない右側の旋回用クラッチ30Rにおいてはバネ3
5Rを介した低トルク伝達が行われて、サイドクラッチ
ギヤ23Rの動力の一部が操向用サイドギヤ25Rに伝
達され、これがギヤ37R、第5軸36、ギヤ37L、
および、旋回用サイドギヤ25Lを経て左側の旋回用ク
ラッチ30Lにまで回り込み伝達されてる。そして、こ
の回り込み動力がバネ35Lを介した軽い摩擦伝動によ
って、クラッチ切り位置にあるサイドクラッチギヤ23
Lに伝達され、左側のクローラ走行装置1Lは低トルク
の動力伝達を受けることになる。従って、左側のクロー
ラ走行装置1Lは、右側走行装置1Rの動力から取出し
た低トルクの動力伝達を受けながらサイドクラッチ23
Lが切り操作されることになり、サイドクラッチ23L
が切られて主動力の伝達が遮断されたとたんにクローラ
走行装置1Lが走行負荷によって完全に停止してしまう
ようなことはなく、サイドクラッチ23Lの切り作動に
伴うショックが緩和される。
【0043】また、左側のサイドクラッチ20Lを長く
切り続けると、油路aに供給された圧油の位置部が絞り
流路kを介して左側の旋回用クラッチ30Lの油室iに
も徐々に供給されて、旋回用クラッチ90Lが入れられ
ることになるが、ステアリングレバー47が第1操作域
Lcにある間は、可変リリーフ弁V4 の作動圧が未だ低
いために、モード切換え弁V2 を介して圧油供給を受け
る状態にあるクラッチSCはクラッチ入り作動すること
はなく、第5軸36およびギヤ37LはセンターギヤG
11からの動力で強力に駆動されていない。従ってこの状
態では、旋回用クラッチ30Lが入り操作されても機体
操向には関与しないことになる。
【0044】ステアリングレバー47が第2操作域Ls
にまで操作されると、可変リーフ弁V4 のリリーフ圧が
シーケンス弁V3 の作動圧を超えた大きさまで変更さ
れ、高い圧油が油路eおよび油路cを介してクラッチS
Cに供給され、クラッチSCが入り操作される。クラッ
チSCが入れられると、第5軸36はセンターギヤG11
からの動力で強力に駆動され、この第5軸36にギヤ3
7Lを介して連動連結されている旋回用サイドギヤ25
Lが所定の低速で駆動される。従って、この旋回用サイ
ドギヤ25Lの低速動力がクラッチ切り位置にあるサイ
ドクラッチギヤ23Lに旋回用クラッチ30Lを介して
伝達され、左側のクローラ走行装置1Lは所定の比率で
減速された低速状態で右クローラ走行装置1Rと同方向
に駆動され、左右クローラ走行装置1R,1Lの駆動速
度差に基づいて機体は左方向に緩やかにかつ確実に旋回
してゆく。
【0045】この場合、中立nにあるステアリングレバ
ー47を一気に第2操作域Lsにまで操作すると、上記
のように、左側サイドクラッチ20Lが切られるととも
に速やかにクラッチSCが入り作動し、かつ、左側の旋
回用クラッチ30Lもクラッチ入り作動するのである
が、油路aの圧油は絞り流路kを介して旋回用クラッチ
30Lにおける大きい断面積の油室iに除々に供給され
るので、旋回用クラッチ30Lのクラッチ入り作動は緩
慢かつ滑らかに行われる。従って、クラッチSCを介し
て旋回用サイドギヤ25Lに伝達された動力は衝撃なく
サイドクラッチギヤ23Lに伝達されることになり、左
側のクローラ走行装置1Lは滑らかに減速駆動状態にな
る。
【0046】ここで、前記クラッチSに印加される油圧
は、可変リリーフ弁V4 によって制限されているので、
第2操作域Ls内のステアリングレバー47が中立n側
に近いほどクラッチSCに印加される油圧は低く、クラ
ッチSCを介して伝達されるトルクは小さく、第2操作
域Ls内のステアリングレバー47が中立nから離れる
ほど、クラッチSCに印加される油圧も高くなり、クラ
ッチSCを介して左側のクローラ走行装置1Lに伝達さ
れるトルクは次第に大きくなる。そして、ついにはクラ
ッチSCは完全に繋がって、左側のクローラ走行装置1
Lは所定の比率で減速された低速状態で駆動されること
になるのである。
【0047】ステアリングレバー47が第2操作域Ls
を超えて第3操作域Lbにまで操作されると、これがポ
テンショメータ48で検出されて電動アクチュエータA
2 が通電駆動されて、モード切換え弁V2 が切換えら
れ、油路eが油路fにつながって圧油が制動機構Bに供
給されるとともに、クラッチSCに連通されている油路
cがドレン流路Dに連通されてクラッチSCが切られ
る。この場合、ステアリングレバー47が大きく操作さ
れていることで、前記リリーフ圧が既に高くなっている
ので、制動機構Bによって第5軸36は制動され、この
第5軸36に連動連結されている左側のクローラ走行装
置1Lは制動された状態で、右側のクローラ走行装置1
Rのみが駆動され、機体は左方向に急旋回(信地旋回)
する。
【0048】また、機体操向状態からステアリングレバ
ー47を中立nに戻すと、切られていた左側のサイドク
ラッチ23Lが入り作動して、再び直進状態に復帰する
のであるが、この場合、左側の旋回用クラッチ旋回用ク
ラッチ30Lにおいては低トルク伝達が行われて、左側
サイドクラッチギヤ23Lは少し回転しているので、セ
ンターギヤG11とサイドクラッチギヤ23Lとの速度差
が、サイドクラッチギヤ23Lが停止してしまっている
場合より小さくなり、咬合不良をもたらすことなく円滑
にサイドクラッチギヤ23LがセンターギヤG11に再咬
合する。
【0049】なお、言うまでもないが、ステアリングレ
バー47が右旋回方向に操作される場合も上記と同様
に、第1操作域Rcでは、左側のサイドクラッチ20R
のみを切っての緩やかな右旋回が行われ、第2操作域R
sでは、クラッチSCを入り操作して右側のクローラ走
行装置1Rを減速駆動しての右旋回が行われ、また、第
3操作域Rbでは、右側のクローラ走行装置1Rを制動
しての右方への急旋回(信地旋回)が行われる。
【0050】上記作動が作業選択スイッチ50を「標
準」にしての作動であるが、深い湿田では作業選択スイ
ッチ50を「湿田」に切換えておくことで、旋回作動の
特性が以下のように変更される。
【0051】作業選択スイッチ50を「湿田」に切換え
ておくと、ステアリングレバー47が中立nにある時か
らから可変リリーフ弁V4 の作動圧を高く設定しておく
ように電動アクチュエータA3 が制御される。この湿田
作業モードに設定しておくと、ステアリングレバー47
を第1操作域Lc、Rcに揺動操作した時からクラッチ
SCが直ちに入れられ、上記したように旋回内側のクロ
ーラ走行装置が減速駆動され、左右クローラ走行装置1
R,1Lの駆動速度差に基づく機体旋回が行われる。従
って、一方のサイドクラッチを切っただけの機体旋回作
動時に見られる旋回内側のクローラ走行装置による堀り
込みや、泥よせ、などの現象が抑制された滑らかで確実
な旋回が可能となる。
【0052】また、「湿田」作業モードでステアリング
レバー47を第2操作域Ls、Rsおよび第3操作域L
b、Rb以上に操作すると、モード切換え弁V2 が切換
えられ、上記したように、旋回内側のクローラ走行装置
を制動して外側のクローラ走行装置のみを駆動しての旋
回(信地旋回)が行われる。
【0053】本発明は、以下のような形態で実施するこ
ともできる。
【0054】(1)上記実施形態では、左右揺動自在な
ステアリングレバー47をステアリング操作具としてい
るが、回転操作するステアリングハンドルをステアリン
グ操作具として利用することもできる。
【0055】(2)第3操作域Lb,Rbを、サイドク
ラッチの切られた側の走行装置を、減速逆転駆動する超
信地旋回モードにして実施することもできる。
【0056】(3)第3操作域Lb,Rbを、上記のよ
うにサイドクラッチの切られた側の走行装置を制動する
ブレーキ旋回モードにするとともに、第3操作域Lb,
Rbの更に外側に、サイドクラッチの切られた側の走行
装置を減速逆転駆動する超信地旋回モードの第4操作域
を設けることも可能である。ただし、この場合は、前記
第5軸36に、逆転動力を入り切りする逆転クラッチを
装備する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の右側面図
【図2】走行用ミッションケースの伝動構造を示す概略
正面図
【図3】左右のサイドクラッチおよび旋回用クラッチ周
辺を示す正面図
【図4】左側のサイドクラッチおよび旋回用クラッチ周
辺を拡大した正面図
【図5】操向用の油圧回路と制御系の構成図
【符号の説明】
1L,1R 走行装置 20L,20R サイドクラッチ 23L,23R サイドクラッチギヤ 30L,30R 旋回用クラッチ 34L,34R 従動側の摩擦板 47 ステアリング操作具 G11 伝動部材(センターギヤ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 文男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 竹内 由明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 中村 国祐 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 高原 一浩 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 3D052 AA18 BB10 BB12 DD04 EE01 FF02 GG04 HH02 JJ02 JJ12 JJ24 JJ31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のクローラ型の走行装置のそれ
    ぞれにサイドクラッチが装備されるとともに、サイドク
    ラッチが切られた一方の走行装置を減速、あるいは、制
    動、もしくは、逆転駆動する旋回用伝動手段が備えら
    れ、ステアリング操作具が、中立位置から左右一方へ操
    作されると、先ず、一方の走行装置のサイドクラッチが
    切られ、引き続きステアリング操作具が同方向への操作
    されると、サイドクラッチの切られた走行装置と前記旋
    回用伝動手段とを旋回用クラッチを介して連動連結する
    よう構成した農作業機の操向装置において、 前記サイドクラッチを、変速動力を左右の前記走行装置
    に分配する伝動部材と、これの両側に咬合離脱可能に配
    備された左右一対のサイドクラッチギヤとから構成し、 前記旋回用クラッチを、圧油供給によってクラッチ入り
    操作される多板クラッチで構成するとともに、サイドク
    ラッチの入り切りに拘わらず走行装置に低トルクを常時
    伝達するスリップ可能な低トルク伝達手段を前記旋回用
    クラッチに装備し、 前記旋回用クラッチの従動側の摩擦板を、前記サイドク
    ラッチギヤの歯部に外嵌支持してあることを特徴とする
    農作業機の操向装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の農作業機の操向装置であ
    って、 作業モード選択手段を備え、作業モード選択手段が「標
    準」作業モードに選択されている時には、前記ステアリ
    ング操作具が中立位置に近い第1操作域に操作される
    と、前記サイドクラッチのみを切る緩旋回状態がもたら
    され、前記第1操作域を越えて操作されると、サイドク
    ラッチが切られた側の走行装置が前記旋回用クラッチを
    介して前記旋回用伝動手段に連動連結される旋回特性が
    設定され、作業モード選択手段が「湿田」作業モードに
    選択されている時には、前記ステアリング操作具が前記
    第1操作域に操作されると、一方のサイドクラッチが切
    られるとともに、サイドクラッチが切られた側の走行装
    置が前記旋回用クラッチを介して前記旋回用伝動手段に
    連動連結される旋回特性が設定されている農作業機の操
    向装置。
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