JP2002067603A - 車両用軸受装置 - Google Patents

車両用軸受装置

Info

Publication number
JP2002067603A
JP2002067603A JP2000254911A JP2000254911A JP2002067603A JP 2002067603 A JP2002067603 A JP 2002067603A JP 2000254911 A JP2000254911 A JP 2000254911A JP 2000254911 A JP2000254911 A JP 2000254911A JP 2002067603 A JP2002067603 A JP 2002067603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
hub wheel
insertion hole
fitting
shaft portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000254911A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shima
孝爾 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2000254911A priority Critical patent/JP2002067603A/ja
Publication of JP2002067603A publication Critical patent/JP2002067603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用軸受装置において、軸部を挿通穴に挿
通する際に止め輪は縮径されるので、取付け溝の軸方向
の幅は止め輪の断面径よりもわずかに大きく形成してお
り、軸部の挿入後に止め輪が拡径されて止め輪が段付き
面に係合しても、軸心方向のがたつきが残ってしまう。 【解決手段】 ハブホイール1の嵌合凹部30に対向す
る位置で軸部4の中空断面部31の一部を拡径して嵌合
凸部32とすることでこれを嵌合凹部30に嵌着し軸部
4が挿通穴2から抜け出るのを防止するので、挿通穴2
に対して軸部を4を容易に取付けることができるととも
に軸心6方向へがたつくのを防止し、中空断面部31を
できるだけ軸心6方向に長く形成することで、装置全体
の軽量化を図り得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
におけるディスクブレーキ装置のディスクロータや車輪
が取り付けられる車両用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、自動車の駆動輪側に使用される
車両用軸受装置は、車輪を取付けるハブホイールと、こ
のハブホイールに形成された挿通穴に軸部がスプライン
嵌合した等速ジョイントと、車体側に取付けられるとと
もにハブホイールを回転自在に支持する複列転がり軸受
とを備えている。
【0003】そして、前記挿通穴の内周壁面途中に形成
した段付き面に、軸部の途中に形成した取付け溝に嵌合
した止め輪が係合することによって、ハブホイールに対
する等速ジョイントの抜け止めを行っている。
【0004】このような車両用軸受装置では、軸部の取
付け溝に止め輪を嵌合した状態で、止め輪が段付き面に
位置するように軸部を挿通穴に挿通する。そうすると、
止め輪がその弾性力により拡径して段付き面に係合し、
等速ジョイントの抜け止めが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用軸受
装置において、軸部を挿通穴に挿通する際に止め輪は縮
径されるので、取付け溝の軸方向の幅は、止め輪の断面
径よりもわずかに大きく形成している。このため、軸部
の挿入後に止め輪が拡径されて止め輪が段付き面に係合
しても、いわゆる軸心方向のがたつきが残ってしまって
いた。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決し得る車
両用軸受装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
手段は、車輪を取付けるためのハブホイールが、車体側
に固定される複列転がり軸受に軸心回りに回転自在に支
持され、前記ハブホイールを駆動軸に対して傾動可能に
支持する等速ジョイントが設けられ、この等速ジョイン
トは、ハブホイールを駆動軸に対して傾動案内する案内
玉群の軌道となる椀形の案内部の小径側に一体的に形成
された軸部を有し、この軸部が前記ハブホイールに形成
した挿通穴に対し車両インナ側からスプライン嵌合さ
れ、前記軸部が挿通穴から抜け出るのを防止するための
抜け止め手段が設けられ、この抜け止め手段は、ハブホ
イールの挿通孔の内周面の一部に周方向に沿って形成さ
れかつ径方向に拡大された嵌合凹部と、前記軸部を挿通
穴に対して挿入した状態で軸部の車両アウタ側に形成し
た中空断面部を前記嵌合用凹部に嵌着するよう拡径した
嵌合凸部とを備えている。
【0008】また、嵌合用凹部が、軸方向に離間して複
数個設けられ、嵌合凹部が挿通穴の途中に形成された湾
曲面とされ、さらに、嵌合凹部が、挿通穴の車両アウタ
側端部に形成した環状のテーパ面とされ、嵌合凸部が、
軸部の車両アウタ側に形成した中空断面部の端部をテー
パ面に当接するよう変形させた当接面とされている。
【0009】上記各構成において、ハブホイールの挿通
穴に等速ジョイントの軸部を、案内部の小径側端面がハ
ブホイールの車両インナ側端面に当接するまで挿入する
と、両者はスプライン嵌合されて、複列転がり軸受によ
って支軸回りに一体的に回転可能となり、中空断面部に
おいてハブホイールの嵌合凹部に対向する位置で軸部の
一部を拡径すると嵌合凸部となって、これがそのまま嵌
合凹部に嵌着し、軸部がハブホイールの挿通穴から軸心
方向へ抜け出てしまうのが防止され、外輪の小径側端面
がハブホイールの車両インナ側端面に当接するまで等速
ジョイントの軸部を挿通穴に挿入して嵌合凹部に嵌合凸
部を嵌着することで軸部が軸心方向へがたつくのを防止
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。まず、図1および図2に基づい
て本発明の実施の第一形態を説明する。本発明の実施の
第一形態に係る車両用軸受装置は、図1に示すように、
車輪を取付けるためのハブホイール1の挿通穴2に、車
両アウタ側が中空断面部31とされて外周部が肉薄に形
成された等速ジョイント3の軸部4がスプライン嵌合さ
れ、前記ハブホイール1は、車体側に固定される複列転
がり軸受5に、軸心6回りに回転自在に支持されてい
る。
【0011】前記ハブホイール1の外周面には、径方向
外方に突出する取付けフランジ7が形成され、この取付
けフランジ7の円周数箇所には、図示しないディスクブ
レーキ装置のディスクロータおよび前記車輪を固定する
ための取付けボルト9が貫通されている。
【0012】そして、前記挿通穴2の途中の所定位置1
箇所に周方向に沿って形成されかつ径方向に拡大された
環状の嵌合凹部(軸心方向に沿って円弧状)30が形成
されている。
【0013】前記等速ジョイント3は、ハブホイール1
を駆動軸22に対して傾動可能に連結するものであっ
て、ツェッパタイプ(バーフィールド型)と呼ばれる周
知のものが用いられる。この等速ジョイント3の具体的
構成は、ハブホイール1を駆動軸22に対して傾動案内
するための玉13と、内輪17および玉13の保持器1
5などが収納される椀形案内部(以下外輪という)19
と、この外輪19の小径側(車両インナ側)に一体に連
設される前記軸部4とを備えている。また、図において
外輪19の小径側端面は、ハブホイール1の車両インナ
側端面に当接している。符号27は、等速ジョイント3
をシールするためのシール用ブーツを示し、一端が等速
ジョイント3の外輪19開放側を覆い、他端が駆動軸2
2の途中を覆うように配設されている。
【0014】前記複列転がり軸受5は、二列で配設され
る転動体としての複数の玉11,12、これら玉11,
12を保持するための二つの冠形保持器14、内輪およ
び外輪18を備えており、内輪の軌道として、ハブホイ
ール1およびハブホイール1の車両インナ側に嵌着され
た環状内輪部材20が用いられる。すなわち、一方の玉
11列の軌道面としてハブホイール1の外周面が用いら
れ、他方の玉12列の軌道面として環状内輪部材20の
外周が用いられる。前記複列転がり軸受5の外輪18の
外周面には、車体などにボルト止めされる径方向外向き
の取付けフランジ8が形成されている。
【0015】また、前記複列転がり軸受5の外輪18
は、その車体アウタ側端面が前記ハブホイール1の取付
けフランジ7に近接するよう配置されている。
【0016】さらに、複列転がり軸受5の車両アウタ側
および車両インナ側とハブホイール1(環状内輪部材2
0)の外周面との間は、接触型シール部材21によって
シールされている。
【0017】次に、ハブホイール1に等速ジョイント3
を組付ける手順を説明する。まず、ハブホイール1の挿
通穴2に等速ジョイント3の軸部4を、外輪19の小径
側端面がハブホイール1の車両インナ側端面に当接する
まで挿入する。これにより両者はスプライン嵌合され
て、複列転がり軸受5によって支軸回りに一体的に回転
可能となる。
【0018】次に、拡径用の工具を、軸部4の車両アウ
タ側から中空断面部31にハブホイール1の嵌合凹部3
0に対向する位置まで挿入し、その後、拡径用の工具を
径方向に拡大させる。そうすると、図2に示すように、
軸部4の一部が拡径されて嵌合凸部32が形成され、こ
れが嵌合凹部30に嵌着される。なおこの作業の場合、
嵌合凸部32は塑性変形とする。
【0019】このようにして嵌合凹部30に嵌合凸部3
2を嵌着することで、軸部4がハブホイール1の挿通穴
2から軸心6方向へ抜け出るのを防止する。
【0020】また、外輪19の小径側端面がハブホイー
ル1の車両インナ側端面に当接するまで等速ジョイント
3の軸部4を挿通穴2に挿入して嵌合凹部30に嵌着す
る嵌合凸部32を形成するので、軸部4が軸心6方向へ
がたつくのを防止できる。
【0021】なお、ハブホイール1と等速ジョイント3
とを分解する場合は、嵌合凹部30と嵌合凸部32の嵌
着力に抗して等速ジョイント3の軸部4を挿通穴2から
無理抜きすることで行う。
【0022】このように、本発明の実施の第一形態によ
れば、外輪19の小径側端面がハブホイール1の車両イ
ンナ側端面に当接するまで等速ジョイント3の軸部4を
挿通穴2に挿入して、軸部4の一部を拡径することで嵌
合凸部32とし、嵌合凹部30に嵌着することで軸部4
が挿通穴2から抜け出るのを防止するようにしたので、
軸部4が軸心6方向へがたつくのを防止できる。また、
軸部4に形成する中空断面部31をできるだけ軸心6方
向に長く形成することで、装置全体の軽量化を図ること
ができる。さらに、ハブホイール1の嵌合凹部30に対
向する位置で軸部4の一部を拡径して嵌合凸部32とす
ることでハブホイール1に等速ジョイント3の軸部4を
取付けるので、両者の組付けを非常に容易行うことがで
きる。
【0023】また、例えば軸部4をかしめることで、こ
れをハブホイール1側に取付ける場合の作業に比べて極
めて容易な作業となり、軸部4の端部をボルト・ナット
等を用いてハブホイール1側に取付ける場合に比べて部
品点数の削減を行い得る。
【0024】次に、本発明の実施の第二形態を図3およ
び図4に基づいて説明する。上記実施の第一形態の場
合、嵌合凹部30は挿通穴2の途中の所定位置1箇所に
周方向に沿って形成したが、本発明の実施の第二形態に
係る車両用軸受装置では、嵌合用凹部30が、所定距離
だけ軸心6方向の車両アウタ側と車両インナ側に離間し
て複数個(この実施の形態の場合2個)設けられてい
る。
【0025】上記構成において、ハブホイール1に等速
ジョイント3を組付ける手順を説明する。まず、上記実
施の第一形態と同様に、ハブホイール1の挿通穴2に等
速ジョイント3の軸部4を、外輪19の小径側端面がハ
ブホイール1の車両インナ側端面に当接するまで挿入す
る。これにより両者はスプライン嵌合されて、複列転が
り軸受5によって支軸6回りに一体的に回転可能とな
る。次に、拡径用の工具を、軸部4の車両アウタ側から
中空断面部31にハブホイール1の嵌合凹部30に対向
する位置まで挿入し、一方(例えば車両アウタ側)の嵌
合用凹部30に対して軸部4の一部を拡径することで嵌
合凸部32を形成し、嵌合凹部30に嵌着するようにす
る。なおこの作業の場合、嵌合凸部32は塑性変形とす
る。
【0026】このようにして一方の嵌合凹部30に嵌合
凸部32を嵌着することで軸部4がハブホイール1の挿
通穴2から軸心6方向へ抜け出てしまうのを防止する。
【0027】また、外輪19の小径側端面がハブホイー
ル1の車両インナ側端面に当接するまで等速ジョイント
3の軸部4を挿通穴2に挿入して、嵌合凹部30に嵌着
する嵌合凸部32を形成するので、軸部4が軸心6方向
へがたつくのを防止できる。
【0028】なお、ハブホイール1と等速ジョイント3
とを分解する場合は、上記実施の第一形態と同様に、嵌
合凹部30と嵌合凸部32の嵌着力に抗して等速ジョイ
ント3の軸部4を挿通穴2から無理抜きすることで行
う。
【0029】ところで、等速ジョイント3の軸部4を挿
通穴2から抜いた後、ふたたびハブホイール1に等速ジ
ョイント3を組付ける場合、上記と同様にしてハブホイ
ール1の挿通穴2に等速ジョイント3の軸部4を、外輪
19の小径側端面がハブホイール1の車両インナ側端面
に当接するまで挿入する。そして拡径用の工具を、軸部
4の車両アウタ側から中空断面部31にハブホイール1
の他方の嵌合凹部30に対向する位置まで挿入し、軸部
4の一部を拡径することで嵌合凸部32を形成し、嵌合
凹部30に嵌着するようにする。このようにすることに
より、軸部4が軸心6方向へがたつくのを防止できる。
【0030】そして、本発明の実施の第二形態によれ
ば、嵌合用凹部30が、所定距離だけ軸心6方向の車両
アウタ側と車両インナ側に離間して複数個設けたもので
あるので、別の嵌合凹部30に対して、軸部4を変形さ
せて嵌合凸部32を嵌着することで、等速ジョイント3
の再利用が可能となり、経済的である。他の構成および
作用効果は、上記実施の第一形態と同様であるので省略
する。
【0031】次に、本発明の実施の第三形態を図5に基
づいて説明する。本発明の実施の第三形態に係る車両用
軸受装置は、軸部4が挿通穴2から抜け出るのを防止す
る抜け止め手段としての嵌合凹部30が、挿通穴2の車
両アウタ側端部に形成した環状のテーパ面とされ、嵌合
凸部32が、軸部4の車両アウタ側に形成した中空断面
部31の端部をテーパ面に当接するよう変形させた当接
面とされたものである。抜け止め手段以外の構成は、上
記実施の第一形態と同様であるので省略する。
【0032】本発明の実施の第三形態において、ハブホ
イール1の挿通穴2に等速ジョイント3の軸部4を、外
輪19の小径側端面がハブホイール1の車両インナ側端
面に当接するまで挿入する。その後、嵌合凹部30とし
てのテーパ面に、嵌合凸部32としての当接面を、軸部
4の中空断面部31の端部を塑性変形させて嵌着させ
る。
【0033】なお、テーパ面全体に当接面が圧接しにく
く、両者の間に隙間が生じるような場合は、適宜の位置
にシール材を設けるなどして対応することも可能であ
る。
【0034】本発明の実施の第三形態において、ハブホ
イール1と等速ジョイント3とを分解する場合は、嵌合
凹部30と嵌合凸部32の嵌着力に抗して等速ジョイン
ト3の軸部4を挿通穴2から無理抜きすることで行う。
他の作用効果は、上記実施の第一形態と同様であるので
省略する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、等速ジョイントの軸部がハブホイールの挿通穴から
抜け出るのを防止するための抜け止め手段として、ハブ
ホイールの挿通孔の内周面の一部に周方向に沿って形成
されかつ径方向に拡大された嵌合凹部と、前記軸部を挿
通穴に対して挿入した状態で軸部の車両アウタ側に形成
した中空断面部を前記嵌合用凹部に嵌着するよう拡径し
た嵌合凸部とを備えたので、等速ジョイントの端面とハ
ブホイールの端面を当接させた状態で嵌合用凹部に嵌合
凸部を嵌着させることで、ハブホイールに軸部を容易に
組付けて軸部が挿通穴から抜け出るのを確実に防止する
とともに、軸部が軸心方向へがたつくのを防止でき、軸
部に形成する中空断面部をできるだけ軸心方向に長く形
成することで装置全体の軽量化を図ることができる。
【0036】また、ハブホイールの嵌合凹部に対向する
位置で軸部の一部を拡径して嵌合凸部とすることでハブ
ホイールに等速ジョイントの軸部を取付けるので、例え
ば軸部をかしめることでハブホイール側に取付ける場合
の作業に比べて極めて容易な作業となる。
【0037】さらに、嵌合用凹部が軸方向に離間して複
数個設けられた構成によれば、等速ジョイントの軸部を
挿通穴から引抜いた後でも、再び軸部を挿通穴に挿入し
て軸部を変形させて別の嵌合凹部に嵌合凸部を嵌着する
ことで、等速ジョイントの再利用が可能となり、経済的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示す車両軸受装置に
おける軸部をハブホイールの挿通穴に挿通する途中の一
部断面図である。
【図2】同じく軸部をハブホイールの挿通穴に挿通して
嵌合用凹部に嵌合凸部を嵌合した状態の一部断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の第二形態を示す車両軸受装置の
一方の嵌合用凹部に嵌合凸部を嵌合した状態の一部断面
図である。
【図4】同じく他方の嵌合用凹部に嵌合凸部を嵌合した
状態の一部断面図である。
【図5】本発明の実施の第三形態軸部をハブホイールの
挿通穴に挿通して嵌合用凹部に嵌合凸部を嵌合した状態
の一部断面図である。
【符号の説明】
1 ハブホイール 2 挿通穴 3 等速ジョイント 4 軸部 5 複列転がり軸受 19 椀形案内部 30 嵌合凹部 31 中空断面部 32 嵌合凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を取付けるためのハブホイールが、
    車体側に固定される複列転がり軸受に軸心回りに回転自
    在に支持され、前記ハブホイールを駆動軸に対して傾動
    可能に支持する等速ジョイントが設けられ、この等速ジ
    ョイントは、ハブホイールを駆動軸に対して傾動案内す
    る案内玉群の軌道となる椀形の案内部の小径側に一体的
    に形成された軸部を有し、この軸部が前記ハブホイール
    に形成した挿通穴に対し車両インナ側からスプライン嵌
    合される車両用軸受装置であって、 前記軸部が挿通穴から抜け出るのを防止するための抜け
    止め手段が設けられ、この抜け止め手段は、ハブホイー
    ルの挿通孔の内周面の一部に周方向に沿って形成されか
    つ径方向に拡大された嵌合凹部と、前記軸部を挿通穴に
    対して挿入した状態で軸部の車両アウタ側に形成した中
    空断面部を前記嵌合用凹部に嵌着するよう拡径した嵌合
    凸部とを備えたことを特徴とする車両用軸受装置。
  2. 【請求項2】 嵌合用凹部が、軸方向に離間して複数個
    設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両用軸受
    装置。
  3. 【請求項3】 嵌合凹部が挿通穴の途中に形成された湾
    曲面とされたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の車両用軸受装置。
  4. 【請求項4】 嵌合凹部が、挿通穴の車両アウタ側端部
    に形成した環状のテーパ面とされ、嵌合凸部が、軸部の
    車両アウタ側に形成した中空断面部の端部をテーパ面に
    当接するよう変形させた当接面とされたことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用軸受装置。
JP2000254911A 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置 Pending JP2002067603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000254911A JP2002067603A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000254911A JP2002067603A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002067603A true JP2002067603A (ja) 2002-03-08

Family

ID=18743785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000254911A Pending JP2002067603A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002067603A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1178408A (ja) 車輪用転がり軸受ユニット
EP1201459B1 (en) Bearing apparatus for vehicle
JP4911333B2 (ja) 車輪用軸受装置における車輪取付け構造
WO2002014087A1 (fr) Dispositif de support pour essieu
US6832854B2 (en) Vehicle-use rolling bearing device
JP2000234624A5 (ja)
JP3965942B2 (ja) 転がり軸受の取付け構造
JPH115404A (ja) 車輪支持用ハブユニット
JP4706242B2 (ja) 転がり軸受装置の製造方法および転がり軸受装置
JP4779953B2 (ja) 軸受ユニット製造方法及び軸受ユニット
JP3988447B2 (ja) 転がり軸受の取付け構造
JP4161525B2 (ja) 車両用軸受装置
JP2002067603A (ja) 車両用軸受装置
JP2002114004A (ja) 車両用軸受装置
JP4042528B2 (ja) 転がり軸受装置
JP2003113839A (ja) 複列円すいころ軸受ユニットとその組立方法
JP4038982B2 (ja) 車両用ハブユニット
JP4182166B2 (ja) 車輪支持構造
JP2002070879A (ja) 車両用軸受装置
JP4023129B2 (ja) 制動用回転部材及びホイール付転がり軸受ユニット
JP2007223459A (ja) 動力伝達機構の製造方法
JP2002339964A (ja) 車軸用軸受装置
JP2022134633A (ja) 車輪用軸受装置
JP2001315502A (ja) 車両用ハブユニットおよびその製造方法
JP2003120700A (ja) 車輪用回転支持装置とその組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302