JP2002067271A - 個別物品印刷装置 - Google Patents

個別物品印刷装置

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JP2002067271A JP2001179835A JP2001179835A JP2002067271A JP 2002067271 A JP2002067271 A JP 2002067271A JP 2001179835 A JP2001179835 A JP 2001179835A JP 2001179835 A JP2001179835 A JP 2001179835A JP 2002067271 A JP2002067271 A JP 2002067271A
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シュトラゥッフ カール
Wilfried Kammann
カンマン ウィルフリート
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Balsfulland Maschinenfabrik GmbH
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BALSFULLAND MASCHFABRIK GmbH
Balsfulland Maschinenfabrik GmbH
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F15/00Screen printers
    • B41F15/08Machines
    • B41F15/0872Machines for printing on articles having essentially cylindrical surfaces

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  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純なカム機構によって個別物品をホルダ内
で軸心周りに適正な方向に向けることができ、全ての処
理工程を通過する間もホルダ内の物品の向きを維持して
物品の印刷見当合わせを更新する必要のない印刷装置を
提供する。 【解決手段】 ガラスボトル等の個別物品に対するスク
リーン印刷装置。個々にホルダで担持された物品は周回
搬送軌道に沿って連続的に搬送される。搬送軌道には一
つ以上の処理ステーションと供給部及び取出部の二つの
移載ステーションが割当てられている。物品は印刷操作
中に軸心周りに回動され、印刷操作の終了と共に逆方向
に回動されて復帰される。回動手段は物品を保持したホ
ルダを軸心周りで周回軌道上の角度位置に応じて搬送装
置の回転に機械的に連動して限定的に制御するカム機構
で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個別物品印刷装置に
関するものであり、特に例えばスクリーン印刷によって
形状の安定したガラス或いはプラスチック製のボトルな
どの個別物品に装飾印刷を施すための連続処理式の印刷
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば米国特許第5985376号明細
書で知られているように、最近は環境に有害な成分を含
まず、例えば紫外線によって硬化可能な印刷インキが使
用されてきており、これによって印刷装置、特にスクリ
ーン印刷装置に対しては、極めて高い処理能力が要求さ
れるようになってきている。
【0003】一方、軽量ガラスボトル、特に飲料用の軽
量ガラスボトルは益々広汎且つ多量に使用されてゆく傾
向にあり、これらの形状の安定した比較的剛性の個別物
品に直接印刷を施す需要も増加している。このような個
別物品に効率よく印刷を施すには、印刷対象の個々の物
品をそれぞれ例えばホルダによって保持し、各ホルダ内
の物品を周方向に関して特定の向きに揃えた状態で印刷
を施す必要があるが、この向きを揃えるための位置決め
手段としてピン等の何らかの見当合わせ具を係合させる
ための見当合せマーク(所謂トンボ)をボトルの特に底
または底縁に凹部の形態で設けることは必ずしも常に可
能とは限らない。このような印刷対象の個別物品の向き
を揃える操作は、一般的に知られているように特に多色
印刷においては必ず行われ、この場合、多数の部分印刷
像が個々の物品に順次重ね印刷され、これらの部分印刷
像が補足し合って全体の多色印刷像となるので、個々の
部分印刷像の位置の合致が必須である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複雑
な姿勢位置制御システムを用いることなく単純なカム機
構によって例えばボトルのような形状の安定した個別物
品をホルダ内において軸心周りで特定の角度方向に適正
に向けることができ、全ての処理工程を通過する間もホ
ルダ内における物品の向きを維持して物品の見当合わせ
(所謂トンボ合わせ)を更新する必要のない個別物品印
刷装置を提供することである。また、特に多重印刷に際
して個々の印刷像を高精度・高品質とするために印刷装
置内を通過中に各ホルダの動きを正確に制御可能とする
ことも本発明の別の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の個別物品印刷装
置は、形状の安定した個別物品に印刷を施すために個々
にホルダで担持された複数の個別物品を周回搬送軌道に
沿って連続的に循環搬送するための搬送装置と、搬送軌
道に沿って配置された少なくとも1つの処理ステーショ
ン及び第1と第2の物品移載ステーションとを備えてお
り、この場合、第1と第2の物品移載ステーションのう
ちの一方が印刷対象の個別物品を搬送装置のホルダに装
入する物品供給ステーションとして構成され、第1と第
2の物品移載ステーションのうちの他方が印刷済みの個
別物品を搬送装置のホルダから取り出す取出ステーショ
ンとして構成されている。ここで本発明による個別物品
印刷装置は、前述の課題を解決するために、処理ステー
ションでの印刷操作中に個別部品(18)をその軸心周りで
印刷操作と搬送の方向によって定まる第1の方向に回動
させ、印刷操作の終了後に該個別物品をその軸心周りで
前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に回動させて元
の向きに復帰させる回動手段を更に備え、該回動手段は
ホルダを軸心周りで周回軌道上の角度位置に応じて前記
搬送装置の回転に機械的に連動して限定的に制御するカ
ム機構で構成されている。
【0006】本発明の好適な形態によれば、後述の実施
形態に示すように印刷対象の個別物品はその縦向きに軸
心軸の周りに360°、場合によっては僅かにそれ以上
の回動角度範囲で往復回動可能であり、印刷操作に際し
ては物品が第1の方向へ回動して印刷スクリーン枠上を
転動する。印刷操作が終了すると物品はその軸心周りに
逆向きの第2の方向へ回動されて再び元の向きに戻る
が、この第2の方向への回動の間に周回搬送軌道に沿っ
て配置された個々の処理ステーションの配列に応じて物
品を乾燥ステーション、好ましくは紫外線照射ステーシ
ョンに通して、塗布されたばかりの印刷インキを少なく
とも次の部分印刷像の塗布の前に乾燥固化でき、従って
既に印刷された第1の部分印刷像の品質が次の第2の部
分印刷像の印刷操作によって損なわれることはない。
尚、本発明で言う「乾燥」という用語は、広義の意味で
印刷インキを乾燥することを意味し、これには紫外線な
どのエネルギー線によるインキの硬化処理も包含され
る。
【0007】本発明の特に好適な形態によれば、印刷対
象の個別物品を保持するための搬送装置のホルダが下側
の第1保持部材と上側の第2保持部材を備え、第1保持
部材は個別物品の下端を支承する受容部を有し、第2保
持部材は個別物品の上端をクランプする可動クランプ部
材を有すると共に該可動クランプ部材は個別物品をホル
ダ上に同軸状に保持する第1位置と個別物品に対するク
ランプを解除する第2位置との間で往復動可能である。
この場合、好ましくはホルダの下側の第1保持部材はそ
の軸心と同軸の歯車に結合され、該歯車は往復回動可能
な扇形歯車部材と噛み合っており、該扇形歯車部材はそ
の回転軸に対して偏心したカムローラを備え、該カムロ
ーラは装置固定側に配置された曲線カムと係合し、搬送
装置によるホルダの移動に伴って第1保持部材がその軸
心周りに前記曲線カムの曲線によって定まる往復回動運
動を行うようになっている。このようなカム機構は極め
て高い精度で実施することができ、曲線カムをエンドレ
スカムとして構成するとカムローラは常に曲線カムと係
合したままとなるので、ホルダの向き、従ってそれに保
持された個別物品の向きは、カム機構による安定確実な
制御のもとに搬送軌道の全ての範囲で所定の向きに制御
可能である。
【0008】勿論、このような曲線カムとカムローラに
よるカム機構を採用しているので、搬送軌道に沿った特
定の区間では物品を軸心周りに回動させないまま搬送す
ることも可能である。このためには特別な付加的機構は
不要であり、単に所要の区間に亘って曲線カムを搬送軌
道と実質的に平行に延在させればよい。このような非回
動区間は、例えば印刷対象の個別物品を装置に装入する
ための搬送軌道領域、或いは逆に印刷済みの個別物品を
装置から取り出すための搬送軌道領域に設定することが
望ましい。即ちこれらの領域では、個別物品の装置への
装入又は装置からの取り出しの操作はホルダが回転しな
いほうが一層容易となるからである。
【0009】上記のようなホルダによって個別物品を往
復回動させることは、個別物品がその輪郭から横方向に
突出する例えば握りハンドルや取っ手を備えている場合
に特に有利である。というのも、1方向のみの回動とし
た場合にこれらの突出部のために必要となる余分なスペ
ースは殆どの印刷装置内に存在しないからである。いず
れにせよ、例えば個別物品をその取っ手の位置や或いは
そのような突出部が存在しない場合には例えば個別物品
の外面に形成されている成形シームの位置に依存してベ
ルトコンベアで搬入してくる間に個々の物品の向きを適
正に揃えることは公知技術で可能であり、本発明による
印刷装置では個々の印刷対象の個別物品はそれぞれのホ
ルダに導入される時にホルダに対して軸心周りの相対的
な向きが特定の角度方向に固定され、この向きは、全て
の処理ステーションを通過する間に亘って可動クランプ
部材によるクランプ作用とカム機構によるホルダの回動
制御により常に維持されるものである。
【0010】本発明の更に別の好適な形態による個別物
品印刷装置では、搬送装置が個別物品のための奇数個の
ホルダを備え、処理ステーションは少なくとも二つの印
刷ステーションと搬送方向に関してこれら印刷ステーシ
ョンよりも下流に位置する一つの共通乾燥ステーション
とを含み、前記二つの印刷ステーションは搬送軌道を通
過する個別物品の周回毎に共通乾燥ステーションの上流
でいずれか一方のみが印刷を実行するように設定されて
おり、周回移動中に同じ一つの個別物品に印刷を施す印
刷ステーション同士が搬送方向に関して二つの隣接する
ホルダ間の距離の偶数倍に相当する間隔距離で互いに離
され、搬送方向に関して共通乾燥ステーションの上流に
位置する二つの印刷ステーション間の間隔距離が二つの
隣接するホルダ間の距離の奇数倍に相当するように構成
されている。このような印刷ステーションと乾燥ステー
ションとの配置は、例えばスクリーン印刷ステーション
として構成される個々の印刷ステーションの下流に個別
の乾燥ステーションを設ける必要がないので設備投資コ
ストの面で有利である。更に、この装置は利用面でも一
層大きな柔軟性を備えており、特に例えば個別物品に多
色印刷を施す場合に格別有利である。即ち、例えば装置
が備えている印刷ステーションの数と同じ色数で多色印
刷ができるのは勿論、場合によってはそれぞれ例えば印
刷装置内に設けられた印刷ステーションの数の1/2に
相当する数の部分印刷像からなる二種類の多重印刷像を
同じ処理工程中に印刷することもでき、この場合は色数
は半分になるものの単位時間当りの印刷能力は前者の2
倍となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の特徴と利点を図示のガラ
スボトル用の印刷装置の場合の実施形態を参照して説明
すれば以下の通りである。
【0012】本実施形態による印刷装置10は、印刷対
象の個別物品18を矢印12の方向へ連続的に周回する
搬送装置の主要部として環状ディスク14を備え、この
環状ディスク周縁には規則的な間隔で複数のホルダ16
が配置されており、個々のホルダに一つずつの個別物品
18(本例では筒状のガラスボトルとして模式的に示し
てある)が保持されて環状ディスクの外周を巡る周回搬
送軌道に沿って循環搬送されるようになっている。環状
ディスク14の外周には、個別物品を装置に装入もしく
は装置から取り出したり、或いは装置内で印刷のための
各種の処理を行うために不可欠な付属設備、例えば物品
移載ステーション22又は30、或いは例えばスクリー
ン印刷ステーションとして構成された複数の印刷ステー
ションI〜VI、及び乾燥ステーションA〜Cが周回搬
送軌道に沿って配列されている。尚、図1では、構成を
見易くするために両方の物品移載ステーションとスクリ
ーン印刷ステーションI、IIの図示を省略してある。
【0013】図2は環状ディスクの周囲に配置された付
属設備と搬送方向との相対関係を装置の上方から見た図
として模式的に示しており、A図は印刷ステーションい
における一つの印刷像の印刷開始時点、B図は同じくそ
の印刷終了時点における状態を示している。図2Aに示
すように、印刷装置内での個別物品18の循環搬送方向
12に沿って各2つずつ組をなす印刷ステーションIと
II、IIIとIV、及びVとVIが順に配置され、こ
れら印刷ステーションの各組の後段に1つずつ乾燥ステ
ーションA、B、Cが配置されている。この実施例によ
る印刷装置は、最大で6色の多色印刷に対応可能であ
り、また3色の多色印刷を行う場合には6色の多色印刷
の場合の2倍の単位時間当たり処理量で印刷を実行する
ことができるようになっている。
【0014】個々の印刷ステーションによって印刷され
たインキは、別の印刷ステーションによる重ね印刷の前
に乾燥する必要があり、そのため本実施例では、物品1
8が周回搬送軌道を一回通過する際にそれぞれ搬送方向
12に関して各乾燥ステーションの直ぐ上流に位置する
組の二つの印刷ステーションのうちの一方においてのみ
印刷操作が実行されるようにシーケンスが組まれてい
る。この場合、一つの物品18については該物品が周回
搬送軌道を一回通過する間に三つの組の各一つずつの印
刷ステーションにより印刷が行われ、従って一回の周回
では3色の重ね印刷が行われるので、6色の重ね印刷に
は物品が周回搬送軌道を二回周回することになる。
【0015】即ち、本実施例では印刷ステーションが二
群に区分されており、第1群の印刷ステーションは一回
目の周回搬送中に各一つの部分印刷像を物品に印刷し、
図示の例では印刷ステーションI、IV、Vがこの第1
群に属する。第2群の印刷ステーションは二回目の周回
搬送中に各一つの部分印刷像を物品に印刷紙、図示の例
では印刷ステーションII、III、VIがこの第2群
に属する。この場合、第1群の印刷ステーションが物品
に印刷を行う一回目の周回搬送中においては第2群の印
刷ステーションII、III、VIは印刷を実行するこ
とはなく物品の通過を許容する。同様に、第2群の印刷
ステーションが物品に印刷を行う二回目の周回搬送中に
おいては第1群の印刷ステーションI、IV、Vは印刷
を実行することはなく物品の通過を許容する。
【0016】図2から明らかなように、一回目の周回搬
送で最初の第1の印刷像と次の第2の印刷像の印刷を実
行する印刷ステーションIとIVとの間の距離はホルダ
16の10個分の円弧配列距離に相当する。この第2の
印刷像の印刷を行った印刷ステーションIVと、一回目
の周回で最後の第3の印刷像の印刷を行う印刷ステーシ
ョンVとの間の距離はホルダ16の4個分の円弧配列距
離に相当する。第3の印刷像の印刷を行った印刷ステー
ションVと二回目の周回で最初に第4の印刷像の印刷を
行う印刷ステーションIIとの間の距離はホルダ16の
16個分の円弧配列距離に相当する。二回目の周回で第
4の印刷像の印刷を行った印刷ステーションIIから第
5の印刷像の印刷を行う印刷ステーションIIIまでの
距離はホルダ16の4個分の円弧配列距離に相当する。
この印刷ステーションIIIと最後の第6の印刷像の印
刷を行う印刷ステーションVIとの間の距離はホルダ1
6の10個分の円弧配列距離に相当する。
【0017】環状ディスク14には奇数個のホルダ、つ
まり本実施例では27個のホルダが設けられており、従
って第1群と第2群の印刷ステーションは、特に図2A
及びBから判るように、周方向、即ち搬送方向12に関
して、互いに対応する組配列で一方の群の印刷ステーシ
ョンと他方の群の印刷ステーションとの間の距離(位
相)がそれぞれ二つの隣接するホルダ間の距離の奇数倍
となるように相互にずらして配置されている。
【0018】印刷対象の個別物品18は、一定速度で移
動する搬入コンベヤベルト20(図2A、B)により本
発明による印刷装置10に供給され、この場合、個別物
品はコンベヤベルト上で一定間隔をあけて立った姿勢で
搬入されてくる。印刷対象の個別物品18をコンベヤベ
ルト20上から印刷装置のホルダ16の1つへ移載する
操作は物品供給ステーションとしての第1の物品移載ス
テーション22において行われる。この移載ステーショ
ンは、垂直回転軸により矢印23の方向に連続的に定速
回転される受け渡しディスク24を備え、このディスク
は、図6及び図7に示すように垂直回転軸の上端近傍で
コンベアベルト上の個別物品を一つずつその適当な高さ
位置で掴んでホルダ16に受け渡す複数のグリップ26
を周縁上に等間隔で備えている。ディスク24の連続的
な回転運動はコンベヤベルト20の側ではベルト搬送方
向28と同方向で速度が同期し、また印刷装置10側で
は環状ディスク14の周回搬送方向12と同方向で周速
が同期し、このような同期速度関係で個別物品の受け渡
しが連続的に滞りなく行われるように、コンベヤベルト
20上の個別物品の配置間隔と、コンベヤベルト20、
受け渡しディスク24及び環状ディスク14の各速度が
設定されている。これにより、受け渡しディスク24の
各グリップ26は、コンベヤベルト20上の印刷対象の
個別物品18が到来するたびにこれを同期したタイミン
グで一つずつ把持し、受け渡しディスク24の回転運動
でこれを印刷装置10側の供給ステーション内に到来す
るホルダ16へ装入する。
【0019】コンベヤベルト20は印刷装置10側の搬
送装置としての環状ディスク14に対して実質的に接線
方向に延在しており、このコンベヤベルト20の搬送方
向28に関して前記第1の物品移載ステーション22の
後段には、例えば図示の実施例のようにホルダ三つ分の
距離に相当する短い間隔をあけて第2の物品移載ステー
ション30が配置されている。この第2の物品移載ステ
ーション30は第1の物品移載ステーション22と同様
の構成を備え、環状ディスク14の搬送方向12に関し
ては第1の物品移載ステーション22よりも上流側に位
置している。第2の物品移載ステーション30は、第1
の物品移載ステーション22とは全く逆の移載動作を行
う物品取出ステーションであり、環状ディスク14の周
回搬送に同期して個々のホルダ16から印刷済みの個別
物品18を一つずつ取り出す作業を行う。取り出された
物品18は同様にコンベヤベルト20上に降ろされ、従
って同じコンベヤベルト20が印刷済み物品の排出にも
利用されている。
【0020】本発明による印刷装置により、印刷対象の
個別物品を周回搬送軌道に沿って2周させることで六つ
の印刷ステーションによる全ての部分印刷像からなる完
全な多色刷り印刷像を備えた印刷済み物品を取出部から
取り出す場合、それぞれ2周目を完了した個別物品、即
ち、例えば全6色で完全に印刷された物品のみが取出部
に位置する第2の移載ステーションによって逐次ホルダ
16から取り出されるようにシーケンスが組まれる。そ
の結果、2周めを終えて物品が取り出されたホルダ16
は搬送方向12で直ぐ下流に位置する供給部を通過する
際には既に空となり、この2周目を終えて空となったホ
ルダにのみ供給部に位置する第1の移載ステーション2
2によって印刷対象の個別物品を導入することが可能で
ある。この場合には、図6及び図7に示すように両移載
ステーション22及び30の受け渡しディスク24は三
つずつのグリップ26しか備えていない構成とし、各グ
リップをそれぞれ120度の均一な円弧角度間隔で受け
渡しディスクの周面に配置する。尚、図6及び図7に示
すように、未だ1周目の物品18’が両移載ステーショ
ン22及び30の領域を通過する際には、各移載ステー
ション22及び30では受け渡しディスク24のグリッ
プ間の間隔部分が丁度巡ってきており、或いはグリップ
部分が巡ってきてもそのグリップは不作動のまま物品1
8’の通過を許容するようにシーケンスを組むことは述
べるまでもない。
【0021】また、本発明による印刷装置により、印刷
対象の個別物品に対して第1群及び第2群のうちの一方
の群の印刷ステーションにおいてのみ印刷を施し、周回
搬送軌道を1周した印刷済みの個別物品を装置から逐次
取り出す場合は、各移載ステーション22及び30の受
け渡しディスク24にはそれぞれ六つずつのグリップを
配備し、各グリップ間の円弧角度間隔をそれぞれ60度
とする。これは、この場合の印刷動作シーケンスにより
取出部に到来する印刷済み個別物品が取出ステーション
30によってホルダ16からコンベアベルト20へ取り
出されたら、空になったホルダ16が直ぐ下流の供給部
を通過するタイミングで、該ホルダに供給ステーション
22によりコンベアベルト20上の新たな印刷対象の個
別物品を装入するためである。
【0022】尚、移載ステーション22及び30には、
図示の受け渡しディスク24に代えて、搬送装置を構成
する環状ディスク14の周回搬送軌道の一部に沿って個
別物品を搬入又は搬出することのできる他の循環・非循
環搬送手段、例えば周回搬送アームやチェーンコンベを
はじめとする種々の搬送機構を採用することも可能であ
る。
【0023】図示の実施例による印刷装置10は、前述
のように全部で27個、即ち奇数個のホルダ16を備え
ており、このホルダの具体的な構成例は特に図3及び図
4に示す通りである。即ち、各ホルダ16は個別物品の
下端を支承する受容部の形態の下側保持部材32と、個
別物品の上端をクランプする可動クランプ部材の形態の
上側保持部材34とを有している。図示の実施例では上
側保持部材34は昇降台40に緩衝バネ及び軸受を介し
て回動自在に保持されたピン状クランプとして構成さ
れ、クランプ部は下降位置においては例えばボトル状の
個別物品18の首上端部の開口内に適度の押込力で係合
可能である。このクランプは、下方の自由端に向って円
錐状の先細り形状に形成されていることが好ましい。上
側保持部材34の昇降台40は一対の垂直なガイド軸3
6に昇降可能に案内支持され、このガイド軸36は環状
ディスク14に固定された台座38上に立設されてい
る。上側保持部材34の昇降台40には水平軸心周りで
回転自在なカムローラ42が取付けられ、図3に示す状
態ではカムローラ42は装置固定フレーム側に配置され
ている周回カム46の一部のカム区間44(図1参照)
に係合している。
【0024】下側保持部材32は図示の実施例ではボト
ル状の個別物品を下から受ける皿状の受容部として形成
されており、この皿状の受容部は回動軸48によって同
心に担持され、回動軸48の受容部32から遠い方の端
部には歯車50が取り付けられている。この歯車50
は、環状ディスク14に対して垂直軸54により回動可
能に支承された扇形歯車部材52と噛み合っており、従
って下側保持部材32は扇形歯車部材の往復回動により
歯車50を介して往復回動可能である。
【0025】扇形歯車部材52はその回動中心軸から水
平方向に延在する延長部56を一体に備えており、この
延長部には、扇形歯車部材の回動中心軸に対して平行で
且つ偏心した軸心を有する回転自在なカムローラ58が
取り付けられている。カムローラ58は、搬送装置を構
成する環状ディスク14の下方で装置固定フレーム側に
定置された曲線カム60内に係合している。曲線カム6
0は環状ディスク14によって画定されたエンドレスの
周回搬送軌道全体に沿って例えば図5に示すようなカム
曲線で延設されており、このカム曲線は、環状ディスク
14の周回運動に伴ってホルダ16が予め定められた処
理ステーションの領域に位置したときに扇形歯車部材5
2の往復回動を引き起こすために以下の通りに選定され
ている。即ち、図2及び図5に示すように、周回搬送に
よってホルダ16が各処理ステーションに達すると、搬
送移動中にカムローラ58が扇形歯車部材52を垂直軸
54の周りに回動させ、これにより歯車50を介して下
側保持部材32の回動が引き起こされる。上下の保持部
材32及び34によって保持された物品18は、以上の
ような下側保持部材32の回動により軸心周りに回動さ
れ、この回動は、物品の周面の予め定められた印刷領域
の位置が各処理ステーション内における印刷動作中に占
めるべき角度位置となるように、例えばスクリーン印刷
用ステンシル枠の動きに同期した回動形態で行われる。
この場合、回動に関して非駆動の上側保持部材34のク
ランプ部は、物品18の回動に追従して昇降台40の軸
受内で回動する。
【0026】ホルダ16は周回カム46の領域のうち物
品移載ステーション22から30までの領域以外では物
品を上下両方の保持部材で相対移動しないように固定保
持した状態を維持する。この状態ではホルダ毎に個々に
割当てられたカムローラ42が図3に示す位置を占め、
且つ上側保持部材34が下側保持部材32の受容部に着
座して物品18を押付けている状態となっている。この
間に上側保持部材34が物品18の軸心周りの回動を許
容するための構成としては、そのクランプ部の少なくと
も物品上端との係合部分が昇降台40に対して相対回動
可能であれば充分である。
【0027】一方、印刷済み個別物品をホルダ16から
取出し、また新たな印刷対象の個別物品をホルダ内へ装
入するためにはホルダの開放動作が必要であり、このた
めに上側保持部材34のクランプ部材は昇降台40と共
にガイド軸36上を昇降可能となっている。この昇降台
40の昇降移動は、取出部および供給部の各物品移載ス
テーションの領域内において周回カム46の対応するカ
ム曲線によりカムローラ42を介して選択的に引き起こ
される。
【0028】即ち、周回カム46は各物品移載ステーシ
ョンの領域中に上昇用カム区間62を備えている。この
上昇用カム区間は、周回カム46の主区間、即ち昇降台
40を物品の保持のために下降位置に維持するカム区間
に対して上方に或る距離だけ変位している。この変位距
離は、主区間と上昇用カム区間62とを連絡する第1の
移行カム区間64内でカムローラ42を、従って昇降台
40を上昇させて、上側保持部材34をホルダ内の物品
との係合状態から開放するのに充分な大きさとなってい
る。
【0029】この場合、ホルダ上の物品18は遅くとも
上昇する第2保持部材34から物品18が解放される瞬
間までに取出部の物品移載ステーション30のグリップ
26の1つによって掴まれて保持され、その直後に該グ
リップが上昇運動を行って物品をホルダの下側保持部材
32の受容部から持上げ、受け渡しディスク24がさら
に回動して物品をコンベアベルト20上の位置へ運び、
次いでグリップ26の下降運動によってコンベアベルト
20上に下ろされ、コンベアベルトにより物品が継続し
て搬出されるようになっている。このようにして、物品
はコンベアベルト20による搬入中も、各処理ステーシ
ョンを通過中も、印刷後のコンベアベルト20による搬
出中も、そして各物品移載ステーション中でもその直立
位置を維持する。
【0030】上昇用カム区間62の領域を空のホルダが
搬送される間は、この空のホルダは開放状態のままであ
り、その直後に続く供給部で新たな印刷対象の個別物品
が第1の物品移載ステーション22のグリップ26によ
って今や開放状態のままのホルダ16内に運び込まれ、
上記グリップの下降運動によってホルダの下側保持部材
32の受容部32上に装入される。このように、本実施
例では上側保持部材34のグリップ26が昇降運動を行
うので、印刷対象の個別物品をホルダの受容部へ降ろす
際および印刷済みの個別物品をホルダの受容部から持上
げる際にホルダの下側保持部材32の受容部を上下運動
させる必要がないホルダ構成となっている。
【0031】ホルダが開放状態のまま矢印12の方向へ
搬送されて行く間に、物品18をホルダ16内に装入す
る工程は、ホルダが上昇用カム区間62と主区間46と
を連絡する第2の移行カム区間66に達するまでに完了
していなければならない。即ち、上側保持部材34のク
ランプ部材は、この第2の移行区間内でカムローラ42
の対応する下降運動によって下降してクランプ位置へ移
動し、このクランプ位置ではカムローラ42は再びカム
主区間46の高さレベルに復帰しており、その後の処理
ステーションを通過する間はカムローラ42が主区間4
6内を案内されて、これがほぼ1周して初めてカムロー
ラ42が再び第1の移行カム区間64の領域に達するこ
とになる。
【0032】両側の移行カム区間64と66を図1に示
す位置に固定したままにすると、各ホルダ16は毎回の
周回で必ず第1移行カム領域64において開放され、第
2移行カム区間62を過ぎるまでこの開放状態を維持す
ることになる。但し、このように移行カム区間を固定し
たままでは、物品18を装置外部への搬出のためにホル
ダから取り出す前に印刷装置内で再循環させることはで
きない。そこで、印刷処理内容に応じて物品の少なくと
も1回の再循環を選択的に可能とするために、本実施例
では上昇用カム区間62の下方に主区間46と同一レベ
ルの部分周回カム区間44が平行に固定配置されてい
る。即ち、本実施例では、図1に示すように周回搬送軌
道の物品移載ステーションの領域内において周回カム4
6が各第2保持部材34の可動クランプ部材を位置決め
するための第1と第2の二つカム区間44および62を
備え、第1のカム区間である部分周回カム区間44は第
2保持部材34の可動クランプ部材をクランプ位置に、
また第2のカム区間である上昇用カム区間62は第2保
持部材34の可動クランプ部材をクランプ解除位置にす
るようにそれぞれ設定されている。
【0033】また、部分周回カム区間44と上昇用カム
区間62の入口と出口部分には、搬送軌道上を周回して
くるホルダ16を物品移載ステーションの領域内で開放
状態とすべきか或いはクランプ位置に維持したままとす
るかに応じて部分周回カム区間44と上昇用カム区間6
2とを択一的に有効化または無効化するための切換機構
として、上下移動することにより傾斜状の移行カム区間
64及び66をその下方に設けられた水平直線状の移行
カム区間68及び70に切り換える一対の支持体72と
74が設けられている。即ち、入り口側の支持体72は
上部の上り傾斜状の移行カム区間64とその下方の水平
直線状の移行カム区間68を共通に担持し、出口側の支
持体74は上部の下り傾斜状の移行カム区間66とその
下方の水平直線状の移行カム区間70を共通に担持して
おり、それぞれの支持体がカム区間の転轍機の働きをす
るようになっている。
【0034】図示の実施例において、両方の支持体72
及び74はそれぞれに延長部76を備えており、この延
長部にカムローラ78が回転自在に軸止されている。各
カムローラ78はそれぞれ周回する駆動カム80と協動
し、これらの駆動カム80は共通の歯付ベルト82を介
して予め定められた作動シーケンスに従い所要時に電動
機により回転される。支持体72及び74の上下移動の
タイミングは各駆動カム80の特定の周速において駆動
カムのカム曲線により定めることができる。各支持体に
対して図示の実施例以外の別形式の駆動機構を採用して
もよいことは勿論であり、その場合、両支持体72及び
74を互いに独立して例えば時間差制御で上下移動させ
ることも可能である。このようにして、印刷工程の内容
に応じた動作シーケンスに従って支持体72と74を選
択的に上下に移動させて移行カム区間を転轍することに
より物品移載ステーションの領域を通過するホルダのク
ランプ動作を選択的に開放又は継続させることができ
る。
【0035】図示の実施例では各二つずつの印刷ステー
ションの下流に共通の乾燥ステーションが一つずつ設け
られているので、既に述べたように個々の個別物品に6
回の印刷を行って完成印刷像を得る場合、個々の個別物
品は印刷装置10の周回搬送軌道を実質的に2回通過す
ることになる。即ち、供給部に位置する第1の移載ステ
ーション22によって印刷装置10内に導入された個別
物品に対し、先ず印刷ステーションI内で第1印刷像が
印刷され、次にこの第1印刷像が乾燥ステーションA内
で乾燥され、次に印刷ステーションIV内で第2印刷像
が同じ物品に印刷される。この第2印刷像は乾燥ステー
ションB内で乾燥され、次にこの物品には乾燥ステーシ
ョンBに続く印刷ステーションVにおいて第3印刷像が
上刷りされ、この上刷りされた第3印刷像が乾燥ステー
ションC内で乾燥される。この乾燥ステーションCは、
取出部に位置する第2の移載ステーション30の入り口
よりも上流位置にある。
【0036】この場合、乾燥ステーションCを通過した
時点で3つの印刷像しか備えていない物品には、更に印
刷ステーションII、III、VIによる残り3つの印
刷像の印刷作業が残されているので、この物品は1周目
の搬送で印刷装置から取り出されるのではなく、更に1
周の再循環が行われる。このため、上記物品を保持した
ホルダが移行カム区間64に到来する直前に印刷装置の
制御シーケンスに従って両支持体72及び74が順次そ
れぞれ上方に移動され、水平直線状の移行カム区間68
及び70が周回カム46の主区間を部分周回カム区間4
4に連結する。部分周回カム区間44は主区間46と同
じ高さレベルで水平に延在し、従ってそこに到来したホ
ルダの上側保持部材34のカムローラ42はその高さ位
置を変えることなく図6に示すように物品18’をクラ
ンプしたまま2周目の周回搬送に進んで行く。
【0037】2周目では、1周目と同様に但し第2群の
印刷ステーションII、III、VIと共通乾燥ステー
ションA〜Cにより残り3つの印刷像の印刷作業が行わ
れ、2周目の最後にホルダが取出部の移載ステーション
30の領域に達すると、その直前に両支持体72及び7
4が下方へ移動されて図1に示した位置をとり、これに
より水平直線状の移行カム区間68と70が周回カム4
6に連絡されて有効となるのでホルダ16のカムローラ
42が上方へ移動し、これに追従してホルダの第2保持
部材34が物品18に対するクランプを解除する。この
ようにしてクランプから開放された物品は、既に述べた
ように移載ステーション30のグリップ26によって印
刷装置10からベルトコンベア20上へ移載されて外部
へ搬出されて行く。
【0038】このように個々の印刷対象の個別物品にそ
れぞれ6回の印刷操作を行う場合、2周後に取出部の移
載ステーションに達した印刷済みの個別物品だけが搬送
装置14のホルダから取り出される。この2周後に取出
部の移載ステーションを通過したホルダは直後の供給部
の移載ステーションの領域に入ってくる時点では既に空
となっているが、その前後のホルダには別の個別物品が
保持されている。このため、新たな印刷対象の個別物品
の装入は空のホルダの通過と移載ステーション30の受
け渡しディスク24の回転及びそのグリップ26の開閉
のタイミングを正確に合わせて行われ、支持体72及び
74の上下移動による転轍も、個々のホルダが通過した
後にそれぞれ適正なタイミングで行われるようになって
いる。その結果、両支持体72と74との間の区間で
は、前後して通過する二つのホルダ16のカムローラ4
2が一方は下側の部分周回カム区間44、他方は上側の
上昇用カム区間62と言うように交互に上下のカム区間
で案内され、これら二つのホルダのうち一方は開放状
態、他方はクランプ状態となっている。
【0039】図示の実施例において、両支持体72及び
74は前述のように延長部76に軸止されたカムローラ
78を介して駆動カム80の回転により上下に移動され
る。各支持体72及び74の移動タイミングと方向は、
駆動カム80を予め設定された周速で回転駆動し、この
駆動タイミングを印刷装置の制御シーケンス及び場合に
よってはホルダ上の物品の存否を検知する光センサーを
利用して制御すれば、駆動カム80のカム曲線によって
一義的に決定することができる。
【0040】図5はホルダの下側の第1保持部材32を
回動させるための曲線カム60のカム曲線を例示する模
式平面図である。この曲線カム60内に全てのホルダ1
6の扇形歯車部材52のカムローラ58が案内されてお
り、図5にはカムローラ58が説明の目的で一つだけ示
されている。曲線カム60のカム曲線は次のように選定
されている。即ち、各印刷ステーションI〜VIの領域
内において、曲線カム60は搬送方向12に関して環状
ディスク14の回転軸心88から徐々に離心する第1カ
ム区間84a〜84fと回転軸心に徐々に接近する第2
カム区間85a〜85fとを有している。第1カム区間
は物品18がスクリーン印刷用ステンシル枠に接触する
個所の直前から始まって、その印刷ステーションにおけ
る印刷操作が終了する個所の直後で終わっている。この
第1カム区間に続く第2カム区間は、直ぐ下流のステー
ションのカム区間の初端に至る部分まで延在している。
この場合、第1カム区間では曲線カム60が搬送方向1
2で直径を増大させ、第2カム区間では曲線カム60が
搬送方向12において直径を縮小させている。ホルダ1
6が搬送方向12へ移動するに伴い、各第1カム区間内
ではカムローラ58を介して扇形歯車部材52に回動運
動が伝達され、この回動運動が歯車50を介して第1保
持部材32、即ちその受容部に保持されている個別物品
18の少なくとも360度の回動、場合によってはそれ
以上の回動をもたらす。第1カム区間は各印刷ステーシ
ョンに割当てられており、図5又は図2A及びBで時計
方向の第1方向へ物品18を回動し、この回転方向で物
品18がステンシル枠上を転動してスクリーン印刷が行
われることになる。
【0041】図2Aには印刷ステーションIに関して扇
形歯車部材52の回動位置が破線で示されている。図2
Aには図示していないが、この扇形歯車部材52が所属
するホルダは矢印12の方向へ搬送されつつあり、その
カムローラ58が印刷ステーションIに割当てられた曲
線カム60の第1カム区間84aの入口領域に差しかか
っており、こうして扇形歯車部材52が反時計方向に回
動を開始して付属のホルダが個別物品と共にその軸心周
りに時計方向へ最初の回動を開始したところである。こ
の時点でスクリーン印刷用ステンシル枠89はホルダ上
の印刷対象物品の周面に接触している。これは一般に印
刷ステーションのドクター又はスキージ90の対応する
位置決め配置によって達成され、このスキージによって
ステンシル枠89が物品の被印刷面に押付けられる。印
刷操作の進行に伴って搬送中の物品が枠89上で時計方
向に転動し、これに追従してスキージ90が印刷操作終
了端位置90’まで反時計方向へ同期回頭する。図2B
に示すように、印刷終了端位置における扇形歯車部材5
2’はその回動運動をほぼ終了している。これは、カム
ローラ58が第1カム区間84aを通過して第2カム区
間85aへの移行部86(図5)に達し、この移行部8
6では回転軸心88に対するカム曲線の離心距離が一定
でカムローラ58の離心運動が行われないからである。
【0042】スキージ90がほぼ印刷終了端位置90’
にあるときに、印刷操作中にスキージによって垂直軸9
1の周りで僅かに回頭したステンシル枠89はスキージ
90が物品から少し引き戻されることによって物品との
接触から解放され、これによりステンシル枠のステンシ
ル自体の弾性に基づいてステンシル枠が完全に物品との
接触から解放される。
【0043】上記のステンシルの弾性はステンシルの反
り返り、つまり変形を生じることがある。但し、印刷操
作中に起きる運動は全てそれぞれ1方向のみであり、物
品は印刷操作中にその軸心周りに時計方向へ回転し、こ
れにより搬送方向12におけるスキージの運動方向も必
然的に定まっているので、ステンシルの反りも全ての印
刷ステーションで同一方向に現れることになり、従って
個々の印刷ステーション内で印刷される部分印刷像の相
互の位置が視覚上で変化することなない。
【0044】第1カム区間に後続する第2カム区間85
a(図5)を通過する際には、扇形歯車部材52は先ず
移行部86内で回動を停止したのち、再び少なくとも3
60度の同じ角度だけ逆方向に回動してその出発位置に
戻り、その結果、物品も逆方向に回動して再びその出発
位置に戻る。このときスキージ90も印刷終了端位置9
0’から逆方向へ回頭して再びその出発位置に復帰す
る。尚、ステンシル枠89が印刷操作中に移動した場合
も同様のステンシル枠の復帰動作が行われる。
【0045】ホルダ、従ってそれに保持された個別物品
の前記回動運動は各印刷ステーションの領域を通過する
際に同様に行われ、例えば次の印刷ステーションIIに
割当てられた第1カム区間84b(図5)にカムローラ
58が達すると第1方向における物品の回動が再び行わ
れる。そして、この区間に続く第2カム区間85bをカ
ムローラ58が通過するときに個別物品は反時計方向に
回動して再びその出発位置に戻される。但し、6色の多
色刷り印刷の場合は印刷ステーションIIのスクリーン
印刷用ステンシル枠は物品との接触から外れたままであ
り、従ってこの物品は事前に印刷ステーションIにおい
て印刷された印刷像を持ったまま印刷ステーションII
を通過し、搬送方向12に関して印刷ステーションII
の直ぐ下流に位置する乾燥ステーションAに向うだけで
ある。乾燥ステーションAによる印刷インキの乾燥操作
は、この物品を保持したホルダのカムローラ58が曲線
カム60の第2カム区間85bを通過するときに既に開
始することができ、このカムローラ58が印刷ステーシ
ョンIIIに割当てられた後続の第1カム区間84cの
初端に至るまで続けることができる。
【0046】印刷ステーションI内で塗布された印刷像
の乾燥が乾燥ステーションA内で行われ、乾燥操作の後
にこの物品は次の印刷ステーションIIIを印刷操作な
しに通過する。従ってこの場合にも印刷ステーションI
II内のステンシル枠は物品18との接触から外された
ままである。印刷ステーションIIIを通過する間に同
様にして第1カム区間84cにより物品が第1方向へ回
動され、次いでそれに続く第2カム区間85cにより逆
方向へ回動されて出発位置に復帰される。第1カム区間
85cとそれに続いて印刷ステーションIVに割当てら
れた第1カム区間84dとの間の移行部86内にカムロ
ーラ58が進入している状態では物品はこの出発位置を
占めている。
【0047】この物品は事前に乾燥ステーションA内で
乾燥操作を受けた第1印刷像を持っており、この第1印
刷像に重ねて刷られる第2印刷像の印刷は印刷ステーシ
ョンIV内で行われる。物品は既に述べたのと同様の仕
方で第1カム区間84dを通過する間にその軸心周りで
第1方向へ回動される。それに続く第2カム区間85c
を通過する間に物品が乾燥ステーションBの領域内に達
し、印刷ステーションIV内で印刷された印刷インキが
乾燥される。物品は印刷ステーションIV内で印刷操作
終了時の周面角度位置から、場合によっては印刷ステー
ションV内で行われる印刷操作のために、その出発位置
に復帰回動させる必要があるので、物品の周面は少なく
とも印刷領域全面が乾燥ステーションB内で放射作用に
曝され、それにより充分なな乾燥が保証されるようにな
っている。
【0048】この乾燥の保証に関しては他の乾燥ステー
ションA又はCにも同様のことが当てはまる。曲線カム
60のカム曲線は、印刷および照射の各処理の間に物品
がその軸心周りに定速回転するように選定されている。
【0049】乾燥ステーションBを通過後、扇形歯車部
材52のカムローラ58は次の印刷ステーションVに割
当てられた第1カム区間84eに達し、これにより印刷
対象の個別物品が印刷方向、即ち第1方向に回動されな
がら1周目の印刷ステーションV内で第3印刷像の印刷
が行われる。従って1周目ではこの印刷ステーションの
ステンシル枠が物品に接触させられる。それに続く第2
カム区間85eを通過する際に物品が再びその軸心周り
に逆回動されて出発位置に復帰する。印刷ステーション
V内で印刷を受けた物品は、次の印刷ステーションVI
をそのステンシル枠に接触することなく通過する。印刷
ステーションVIに同様に割当てられている第1カム区
間84fには同様に第2カム区間85fが続いている。
この第2カム区間85fを通過すると物品は乾燥ステー
ションCの領域に達し、印刷ステーションV内で印刷さ
れたインキがこの乾燥ステーションC内で乾燥される。
【0050】搬送方向12に関して乾燥ステーションC
の下流に位置する曲線カム60の領域は搬送装置14の
回転軸88に対して実質的に同心円状に延在している。
これは、物品移載ステーション30及び22の領域では
移載を容易とするために物品を軸心周りで回転ないよう
にしているためである。このように、曲線カム60の離
心距離に変化のないカム区間ではホルダの下側の第1保
持部材32、従ってその受容部に保持された個別物品に
回動が生じることはない。
【0051】以上のようにして、印刷ステーションI〜
VIを巡って1周する間に物品に第1群の三つの印刷ス
テーション、つまり印刷ステーションI、IV、Vでの
み印刷が施されたが、更に第2群の印刷ステーションI
I、III、VIでも印刷を行うために同じ物品を保持
したホルダを印刷装置内で再度周回搬送する必要があ
る。これは、1周後のホルダ16が取出ステーション3
0と供給ステーション22とを順にを通過する間に亘っ
て例えば図3に示すように上側保持部材34がクランプ
位置を維持することが前提である。このため、制御シー
ケンスにより両支持体72及び74の位置を順に上下に
切り換えて水平直線状に延在す移行カム区間68と70
により取出ステーション30の入り口から供給ステーシ
ョン22の出口までに亘る領域内の下側の部分周回カム
区間44をカム主区間46に連絡させ、周回カム内で案
内されるカムローラ42がその下側位置を維持したまま
移動するようにして、ホルダがクランプ状態を維持した
まま取出ステーション30及び供給ステーション22を
通過して2周目の周回搬送に進むようにする。
【0052】このホルダに保持されている個別物品には
1周目で既に印刷ステーションIによる印刷像が印刷さ
れているので、該個別物品が印刷ステーションIを通過
するときにはそのスクリーン印刷用ステンシル枠とは非
接触のままであるが、曲線カム60によるカムローラ5
8の案内動作によって1周目のときと同様に回動され
る。印刷ステーションIIを通過するときにも同様に個
別物品が回動されるが、但しこの場合は印刷ステーショ
ンIIによって個別物品に第4印刷像が印刷される。こ
れに続いて個別物品は再び乾燥のために乾燥ステーショ
ンAを通過する。このように、乾燥ステーションAは1
周目と2周目で共通に利用される共通乾燥ステーション
である。搬送方向12に沿って更に移動する間に個別物
品は印刷ステーションIII内で同様の回動運動と共に
第5印刷像の印刷を受け、また乾燥ステーションB内で
乾燥され、印刷ステーションIV及びVを単に通過して
から更に印刷ステーションVI内で同様に第6印刷像の
印刷を施される。印刷ステーションVI内での印刷を終
えた物品の印刷像は今や例えば6種類の色で完全に印刷
されており、この個別物品は乾燥ステーションCで乾燥
処理を受けてから取出ステーション30へ進んで行く。
【0053】このとき、取り出しステーション30では
ホルダ16のクランプを解除しなければならないので、
ホルダ16が取出ステーション30に到来する直前に印
刷装置の制御シーケンスに従って先ず先に支持体72が
下方に移動され、これにより上り傾斜の移行カム区間6
4が有効となって周回カム46の主区間が上昇用カム区
間62に連結される。上昇用カム区間62は主区間46
よりも高いレベルで延在しているので、そこに到来した
ホルダの上側保持部材34のカムローラ42はその高さ
位置を上昇させてクランプを解除する。この領域内では
曲線カム60のカム曲線によりホルダが回動運動を行わ
ないので、取出ステーション30内で受け渡しディスク
24とそのグリップ26により個別物品をホルダから取
り出し、空になったホルダが供給ステーション22を通
過する際にこの空のホルダに新たな印刷対象の個別物品
を導入することは難なく可能である。このホルダのカム
ローラ42が上昇用カム区間62の出口に達する直前に
支持体74が下方へ移動され、これにより搬送方向12
に関して下流側に続くカム主区間46との連絡が下り傾
斜の移行カム区間66を介して形成される。このホルダ
はそのカムローラ42が移行カム区間66を通過すると
きにクランプ状態となり、以後は再び取り出しステーシ
ョン30の領域に巡ってくるまで個別物品を保持したま
ま移動することになる。
【0054】このようにして新たに装入された個別物品
は、以下同様にして印刷装置を通過し、印刷装置から取
り出されるまでに合計でほぼ720度の周回軌道を搬送
されることになる。本実施例において、取出ステーショ
ンに到来するホルダには、全ての印刷が終了して印刷装
置から取り出すべき個別物品と、更に印刷像を重ねるた
めに印刷装置内に再循環させる必要のある個別物品(図
6の18’)とが一つずつ交互に保持されていることに
なるので、支持体72及び74の転轍動作は個々のホル
ダの通過毎に行うことが必要である。
【0055】上述の動作例とは異なって、個々の印刷対
象の個別物品に半分、即ち三つの部分印刷像を重ね刷り
して3色印刷像を得る場合には、1周目で印刷完了物品
を印刷装置から取り出すことが可能である。この場合、
ホルダによって搬送される一連の個別物品は一つ置きに
第1群の印刷ステーションI、IV、Vで印刷される第
1物品群と、第2群の印刷ステーションII、III、
VIで印刷される第2物品群とに分けて考えると好都合
である。第1物品群と第2物品群の物品は物品群同士で
同一の印刷像を印刷するものでもよく、互いに異なる印
刷像を印刷するものでもよい。また第1物品群と第2物
品群は物品群同士で同一形状寸法のものでもよく、互い
に異なる形状寸法のものでもよい。
【0056】いずれにせよ各物品群毎に周方向に関して
個々の物品同士の正確な整列が保証されていることは重
要である。これは、各ホルダ16が最終的にクランプ状
態となった後は物品とホルダとの相対位置関係が固定さ
れ、物品の位置の変更、特に周方向における角度位置
(向き)の変更は必ず曲線カム60のカム曲線にのみ依
存して行われ、またこのカム曲線に依存してのみ可能で
あるからである。
【0057】前述のように、3色印刷を全ての印刷ステ
ーションを利用して行う場合、単位時間当りの処理物品
数に関する印刷装置の処理能力は6色印刷の場合の2倍
である。従って6色印刷の場合に比べて単位時間当たり
2倍の数の物品が取出ステーションで印刷装置から取り
出され、2倍の数の物品が供給ステーションで印刷装置
に供給される。このようにして単位時間当り2倍の数の
物品を処理するには、環状ディスク14の同じ回転速度
に対して両方の物品移載ステーション22及び30も対
応して適合させる必要がある。図2に示す実施例では、
この適合を達成するために、両物品移載ステーションは
それぞれの受け渡しディスク24がその周縁に等間隔に
六つのグリップ26を備えている。このグリップの数
は、各1回の周回で3色印刷された二つの物品群の物品
を滞りなく印刷装置から排出するために選ばれている。
勿論、6色印刷の場合の半分の処理能力でよければ、こ
れら受け渡しディスク24のグリップ数は3でよい。
尚、両方の事例においてディスク24の周速度は同じと
想定していることは述べるまでもない。
【0058】物品を1回周回させただけで取り出す場
合、図1において各ホルダの上側の第2保持部材34を
昇降動作させるためのカムローラ42が常に両支持体7
2及び74の間の区間で上昇用カム区間62によって案
内されるように、両支持体72及び74は常に下方の位
置を取るように固定されていてもよい。
【0059】図2のA及びBに示すように、個々のホル
ダ16の扇形歯車部材52は両隣りの2つのホルダ16
の扇形歯車部材52に対して運動範囲が互いに緩衝しな
いように配置されている。即ち、互いに隣接するホルダ
の扇形歯車部材52同士で配置高さ位置を交互にずら
し、隣接する扇形歯車部材の存在によってその運動機能
が制限されることのないようにしてある。
【0060】各扇形歯車部材52に対する回動伝達用の
歯車50は、個別物品の被印刷面の直径とは無関係に全
てのホルダで同一直径の歯車とすることができ、例えば
或るロットの印刷対象の個別物品から別のロットに切り
替える際に個別物品の直径が異なってもホルダの歯車5
0を交換する必要はない。物品の直径が変わっても、こ
れは歯車50の直径をそのままにして印刷操作中にスク
リーン印刷用ステンシル枠が搬送方向12に関して物品
の運動方向またはその逆方向に移動されることで補償可
能である。ステンシル枠のこのような補償のための運動
は環状ディスク14によって決まる円形の搬送軌道に対
してほぼ接線方向の運動である。
【0061】尚、個別物品は印刷の最中にも円弧状の軌
道上を移動するので、印刷中にスクリーン印刷用ステン
シル枠89の向きを物品に適合させることが必要となる
場合がある。ほぼ垂直な平面内に位置するステンシル枠
の向きを印刷対象の個別物品に適合させる手法は、例え
ば米国特許明細書第4798135号に述べられてい
る。この米国特許明細書に開示されている内容は本発明
にも好適に適用可能である。別の可能な対応策は、印刷
中にステンシル枠を搬送装置の周回軌道の中心軸へ向か
って移動させ、物品の被印刷面と搬送軌道に対して接線
方向に配置されるステンシル枠との距離の変化を補償す
ることである。但し、多少湾曲したステンシル枠を使用
する可能性もあり、その際にはステンシル枠は物品が移
動する搬送軌道に対してほぼ同軸に配置すればよい。そ
の他、前述のように付属のドクター又はスキージを適切
に位置決めしてステンシル枠を或る程度弾性変形させる
ことによりステンシル枠と印刷対象の個別物品とを接触
または離反させ、それによって印刷操作及び物品に対す
るスキージの相対位置を最適に調節及び制御するように
してもよい。
【0062】また、前述のように供給部と取出部の両移
載ステーション22及び30は複数のグリップ26を備
えているが、これらのグリップは、個別物品の装入もし
くは取出し時にグリップ26が連続的に回転している環
状ディスク14のホルダの位置に逐次巡ってきて両者の
位置が或る限られた時間に亘ってほぼ一致するように構
成されている。この場合、各グリップは、この限られた
時間内でディスク24に対して付加的な昇降運動を行
い、ホルダ内で個別物品を垂直方向に立てたり、或いは
垂直方向にホルダ内の個別物品を持ち上げたりする。但
し本発明はこれに限定されるものではなく、既に冒頭で
触れたように個別物品をホルダ16に装入又はそこから
取り出すために上述以外の様式の移載ステーションを採
用してもよい。
【0063】上述実施例では27個のホルダと6つの印
刷ステーション及び3つの乾燥ステーションを備えた印
刷装置を例示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば4つの印刷ステーションと2つの乾燥ス
テーションを備えた印刷装置でも問題なく適用可能であ
り、その場合はこれらの処理ステーションを適切に配置
し、即ち搬送方向で2つずつ隣接する印刷ステーション
群の後方に各1つずつの乾燥ステーションを配置し、ホ
ルダ数は奇数、例えば21とすればよい。
【0064】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
形状の安定した個別物品に印刷を施すために個々にホル
ダで担持された複数の個別物品を周回搬送軌道に沿って
連続的に循環搬送するための搬送装置と、搬送軌道に沿
って配置された少なくとも1つの処理ステーション及び
第1と第2の物品移載ステーションとを備え、第1と第
2の物品移載ステーションのうちの一方が印刷対象の個
別物品を搬送装置のホルダに装入する物品供給ステーシ
ョンとして構成され、第1と第2の物品移載ステーショ
ンのうちの他方が印刷済みの個別物品を搬送装置のホル
ダから取り出す取出ステーションとして構成されている
個別物品印刷装置において、処理ステーションでの印刷
操作中に個別部品をその軸心周りで印刷操作と搬送の方
向によって定まる第1の方向に回動させ、印刷操作の終
了後に該個別物品をその軸心周りで前記第1の方向とは
逆向きの第2の方向に回動させて元の向きに復帰させる
回動手段を備え、該回動手段がホルダを軸心周りで周回
軌道上の角度位置に応じて前記搬送装置の回転に機械的
に連動して限定的に制御するカム機構で構成されている
ことにより、複雑な姿勢位置制御システムを用いること
なく単純なカム機構によって個別物品をホルダ内におい
て軸心周りで特定の角度方向に適正に向けることがで
き、全ての処理工程を通過する間もホルダ内における物
品の向きを維持して物品の見当合わせを更新する必要の
ない個別物品印刷装置を提供することができ、また特に
多重印刷に際して個々の印刷像を高精度・高品質とする
ために印刷装置内を通過中に各ホルダの動きを同じカム
機構で正確に制御することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る印刷装置を一部省略して
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る印刷装置の搬送系を説明
するための模式平面図であり、A図はホルダ回動機構が
印刷開始時の第1位置にある状態、B図は印刷終了時の
位置にある状態の図である。
【図3】ホルダとその内部に保持された個別物品を図2
の矢印III−III方向に見た側面図である。
【図4】ホルダを図3の矢印IV方向に見た斜視図であ
る。
【図5】ホルダに保持された個別物品の回動用の曲線カ
ムの模式平面図である。
【図6】図2の矢印VI方向に見た要部側面図である。
【図7】図6に対応する要部平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィルフリート カンマン ドイツ連邦共和国 32257 ビュンデ、ガ ウスシュトラーセ 1 Fターム(参考) 2C035 AA07 FA28 FA32 FD01 FD08 FD52

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状の安定した個別物品に印刷を施すた
    めに、個々にホルダ(16)で担持された複数の個別物品(1
    8)を周回搬送軌道に沿って連続的に循環搬送するための
    搬送装置(14)と、搬送軌道に沿って配置された少なくと
    も1つの処理ステーション(I, II, III, IV, V, VI; A,
    B, C)及び第1と第2の物品移載ステーション(22, 30)
    とを備え、第1と第2の物品移載ステーションのうちの
    一方が印刷対象の個別物品を搬送装置(14)のホルダ(16)
    に装入する物品供給ステーションとして構成され、第1
    と第2の物品移載ステーションのうちの他方が印刷済み
    の個別物品を搬送装置(14)のホルダ(16)から取り出す取
    出ステーションとして構成されている個別物品印刷装置
    において、 処理ステーションでの印刷操作中に個別部品(18)をその
    軸心周りで印刷操作と搬送の方向によって定まる第1の
    方向に回動させ、印刷操作の終了後に該個別物品をその
    軸心周りで前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に回
    動させて元の向きに復帰させる回動手段を備え、該回動
    手段がホルダを軸心周りで周回軌道上の角度位置に応じ
    て前記搬送装置の回転に機械的に連動して限定的に制御
    するカム機構で構成されていることを特徴とする個別物
    品印刷装置。
  2. 【請求項2】 物品移載ステーション(22, 30)において
    は個別物品(18)の軸心周りの回動が不能であることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 個別物品(18)がホルダ(16)内にある状態
    でその軸心がほぼ垂直に延在していることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 印刷対象の個別物品(18)を保持するため
    の搬送装置(14)のホルダ(16)が下側の第1保持部材(32)
    と上側の第2保持部材(34)を備え、第1保持部材(32)は
    個別物品(18)の下端を支承する受容部を有し、第2保持
    部材(34)は個別物品(18)の上端をクランプする可動クラ
    ンプ部材を有すると共に該可動クランプ部材は個別物品
    をホルダ(16)上に同軸状に保持する第1位置と個別物品
    に対するクランプを解除する第2位置との間で往復動可
    能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 ホルダ(16)の下側の第1保持部材(32)が
    その軸心と同軸の歯車(50)に結合され、該歯車(50)は往
    復回動可能な扇形歯車部材(52)と噛み合い、該扇形歯車
    部材はその回転軸(54)に対して偏心したカムローラ(58)
    を備え、該カムローラは装置固定側に配置された曲線カ
    ム(60)と係合し、搬送装置によるホルダの移動に伴って
    第1保持部材(32)が前記カム(60)の曲線によって定まる
    往復回動運動を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 カム(60)がエンドレス曲線カムであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 カム(60)が少なくとも物品移載ステーシ
    ョン(22, 30)の領域では搬送軌道に対して実質的に平行
    に延在していることを特徴とする請求項5に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つの処理ステーションが搬
    送方向と平行に移動可能な印刷スクリーン枠を備えたス
    クリーン印刷ステーションであり、歯車(50)の直径が印
    刷対象の個別物品(18)の直径と無関係に選ばれており、
    スクリーン印刷ステーションは印刷対象の個別物品の表
    面周速を搬送速度に対して整合させるために印刷スクリ
    ーン枠(89)の移動速度を調整する手段を備えていること
    を特徴とする請求項5に記載の装置。
  9. 【請求項9】 各物品移載ステーション(22, 30)に水平
    面上で連続的に周回する搬送要素(24)を備え、該搬送要
    素には印刷対象の個別物品(18)を個々のホルダ(16)に装
    入もしくは個々のホルダから取り出すグリップ(26)が担
    持されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  10. 【請求項10】 グリップ(26)が昇降可能に各搬送要素
    (24)に取付けられ、グリップ(26)の下降運動によって印
    刷対象の個別物品がホルダ(16)の第1保持部材(32)の受
    容部に嵌め込まれ、或いはグリップ(26)の上昇運動によ
    って印刷済みの個別物品が第1保持部材(32)の受容部か
    ら取り出されるようにしてあることを特徴とする請求項
    9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 搬送装置(14)が個別物品(18)のための
    奇数個のホルダ(16)を備え、処理ステーションは少なく
    とも二つの印刷ステーション(I, II, III, IV; V, VI)
    と搬送方向(12)に関してこれら印刷ステーションよりも
    下流に位置する一つの共通乾燥ステーション(A, B, C)
    とを含み、前記二つの印刷ステーションは搬送軌道を通
    過する個別物品(18)の周回毎に共通乾燥ステーションの
    上流でいずれか一方のみが印刷を実行するように設定さ
    れており、周回移動中に同じ一つの個別物品に印刷を施
    す印刷ステーション同士が搬送方向に関して二つの隣接
    するホルダ(16)間の距離の偶数倍に相当する間隔距離で
    互いに離され、搬送方向に関して共通乾燥ステーション
    の上流に位置する二つの印刷ステーション間の間隔距離
    が二つの隣接するホルダ(16)間の距離の奇数倍に相当し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 処理ステーションが少なくとも二つの
    乾燥ステーション(A, B, C)とこれら乾燥ステーション
    の間に位置する複数の印刷ステーション(I〜VI)とを含
    み、印刷対象の個別物品(18)が二つの乾燥ステーション
    (A, B, C)の間に位置する印刷ステーション(I〜VI)の数
    と同じ回数だけ搬送軌道(14)を周回し、周回毎に別の印
    刷ステーションで印刷を受けるようにしたことを特徴と
    する請求項9に記載の装置。
  13. 【請求項13】 処理ステーションが少なくとも二つの
    印刷ステーション(I〜VI)と搬送方向(12)に関してこれ
    ら印刷ステーションよりも下流に位置する一つの共通乾
    燥ステーション(A〜C)とを含み、印刷対象の各個別物品
    (18)が共通乾燥ステーション(A〜C)の上流で印刷ステー
    ション(I〜VI)のうちの一つのみによって印刷を受け、
    搬送軌道を一回通過したら外部へ取り出されるようにし
    たことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  14. 【請求項14】 処理ステーションとして合計六つの印
    刷ステーション(I〜VI)が周回搬送軌道に沿って配置さ
    れると共に二つずつの印刷ステーションの下流位置に少
    なくとも一つずつの共通乾燥ステーション(A, B, C)が
    配置され、印刷対象の個別物品(18)を各印刷ステーショ
    ンに合計2回ずつ通過させて各共通乾燥ステーション
    (A, B, C)の上流に位置する各二つの印刷ステーション
    のうちの各一方においてのみ印刷を実行することにより
    同一の個別物品に対して順次6回の印刷操作を行うよう
    に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 各ホルダの上側の第2保持部材(34)が
    可動クランプ部材を昇降させるためのカムローラを備
    え、これらカムローラと協働する周回カム(46)が周回搬
    送軌道に沿って装置固定側に配置され、各カムローラは
    搬送装置によるホルダの移動に伴って各第2保持部材(3
    4)の可動クランプ部材を周回カム(46)の曲線に従って昇
    降させるように周回カムに係合されていることを特徴と
    する請求項4に記載の装置。
  16. 【請求項16】 各ホルダの上側の第2保持部材(34)が
    可動クランプ部材を昇降させるためのカムローラを備
    え、これらカムローラと協働する周回カム(46)が周回搬
    送軌道に沿って装置固定側に配置され、各カムローラは
    搬送装置によるホルダの移動に伴って各第2保持部材(3
    4)の可動クランプ部材を周回カム(46)の曲線に従って昇
    降させるように周回カムに係合され、周回搬送軌道の物
    品移載ステーションの領域内では周回カム(46)が各第2
    保持部材(34)の可動クランプ部材を位置決めするための
    第1と第2の二つカム区間(44, 62)を備え、第1のカム
    区間(44)は第2保持部材(34)の可動クランプ部材をクラ
    ンプ位置に、また第2のカム区間(62)は第2保持部材(3
    4)の可動クランプ部材をクランプ解除位置にするように
    それぞれ設定され、第1と第2のカム区間の入口と出口
    部分には搬送軌道上を周回してくるホルダを物品移載ス
    テーションの領域内で開放状態とすべきか或いはクラン
    プ位置に維持したままとするかに応じて第1と第2のカ
    ム区間(44, 62)を択一的に有効化または無効化する切換
    機構が設けられていることを特徴とする請求項14に記
    載の装置。
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