JP2002066632A - 鋼帯連続処理ラインの運転方法 - Google Patents

鋼帯連続処理ラインの運転方法

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JP2002066632A
JP2002066632A JP2000258996A JP2000258996A JP2002066632A JP 2002066632 A JP2002066632 A JP 2002066632A JP 2000258996 A JP2000258996 A JP 2000258996A JP 2000258996 A JP2000258996 A JP 2000258996A JP 2002066632 A JP2002066632 A JP 2002066632A
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Shigehiro Shikakura
成弘 鹿倉
Katsuaki Takahara
克明 高原
Shinichi Nakagiri
信一 中桐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋼帯処理ライン(連続焼鈍炉の出側ライン等)
において、ライン下流側の処理操作の影響を受けること
なく、上流側を通板状態に維持したライン運手を行な
う。 【解決手段】上流側処理部(スキンパスミル2)と下流
側処理部(サイドトリマー6、検査室9)との間に、鋼
帯貯留用ルーパー6を設置し、上流側と下流側のライン
速度の差をルーパー6で吸収する。下流側のサイドトリ
マー6や検査室9での鋼帯通板を一時停止しても、上流
側のスキンパスミル2の運転を維持することができる。
ルーパー4の鋼帯貯留は、下流側処理部の通板を再開し
た後、下流側速度を適宜増加して解消する。スキンパス
ミル2を停止させないので、ストップマーク(スキンパ
スミルのロール圧跡)とそれに付随する歩留りロス等の
不具合を解消することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼帯連続処理ライ
ン、例えば連続焼鈍設備の出側ラインである、スキンパ
スミル,サイドトリマー、鋼帯品質検査室等が配置され
た鋼帯処理ラインの鋼帯移送運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯連続焼鈍設備の出側ラインは、スキ
ンパスミルを保有し、その下流側に、鋼帯を所定の板幅
サイズに調整するサイドトリマーや、鋼帯品質をチェッ
クする検査室が配置されている。図2において、ライン
の上流側にスキンパスミル(2)、下流側にサイドトリ
マー(6)、検査室(9)が設置されている。3,7お
よび8は、鋼帯を走行駆動するドライブロールである。
連続焼鈍炉(1)から導出される鋼帯コイルCは、調質
圧延ミル(2)、サイドトリマー(6)、検査室(9)
の各処理部を順次通過してライン終端のテンションリー
ル(10)に巻き取られる。検査室(9)で品質異常が
検出されなければ、テンションリール(10)に巻き取
られた鋼帯コイルをそのまま出荷する直出荷操業も行な
われている。
【0003】サイドトリマー(6)は、鋼帯のパスライ
ンを挟んで対向配置された左右一対の回転刃物(図示せ
ず)を有する。トリミングを実施しない鋼帯(非トリム
材)が通板している間は、回転刃物は鋼帯の左右両側の
エッジ部から離れて位置しているが、トリミングの開始
に際して鋼帯エッジ部に係合する位置にセットされる。
回転刃物をセッティングする間(例えば数秒〜十数秒
間)、サイドトリマー(6)の鋼帯走行は停止される。
トリミング幅を変更するとき、およびトリミング操作を
解除するときにも、鋼帯の走行が一時的に停止される。
また検査室(9)では、鋼帯の板厚・板幅の測定、表面
疵/変形(カエリ等)のチェック等が実施される際に、
鋼帯走行の一時停止が繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記鋼帯処理ラインに
おいて、下流側のサイドトリマー(6)や検査室(9)
での鋼帯のライン走行を停止すると、上流側のスキンパ
スミル(2)では、鋼帯がワークロールに押圧挟持され
たまま停止した状態となり、そのため鋼帯にストップマ
ーク(停止マーク)と称されるロール圧痕を生じること
がある。このような品質異常が発生すると、同ラインの
終端で巻き取られた鋼帯コイルの直出荷が妨げられ、後
工程でこれを切断除去するための工数の増加、歩留りの
低下等を余儀なくされ、多大の収益損失となってしま
う。
【0005】サイドトリマー(6)としてAWC(aut
・wave・control)方式を適用する場合は、通板状態で
幅替え(走間幅替え)が行なわれるので、幅替えのため
の通板停止とそれに起因する上流側処理部での不具合
(ストップマーク等の発生)を回避することはできる。
しかし、幅替え操作中(幅替え開始から終了までの間)
にトリマー部を通過した鋼帯部分は幅不良となるため
に、それによる歩留りロスの影響は避け得ない。また、
この方式を採用しても、品質検査のための一時停止とそ
れに起因する上流側処理部の不具合に対する対策とはな
り得ない。本発明は、鋼帯連続処理ラインの下流側処理
部における鋼帯走行の一時停止が繰り返されても、上流
側処理部における鋼帯の連続通板状態を維持することが
でき、上流側処理部での品質異常の発生を防止し、製品
鋼帯の歩留り向上、直出荷率の向上等を可能とするライ
ン運転方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼帯連続処理ラ
インの運転方法は、上流側と下流側とに鋼帯処理部を有
し、下流側処理部における処理操作の実施の際に、同処
理部の鋼帯の通板が一時停止される鋼帯処理ラインにお
いて、上流側処理部と下流側処理部との間に、鋼帯貯留
用ルーパーを設置し、下流側処理部の通板が一時停止さ
れている間に上流側処理部を通過する鋼帯をルーパー内
に貯留し、下流側処理部の通板再開後、下流側の鋼帯走
行速度を適宜増加することにより、ルーパー内の鋼帯貯
留量を低減させるようにしている。
【0007】上流側処理部と下流側処理部とのライン速
度(鋼帯走行速度)の差は、鋼帯貯留用ルーパーの駆動
制御により吸収されるので、下流側処理部における鋼帯
の通板が一時停止されても、上流側処理部はラインを停
止する必要がない。ルーパー内の鋼帯貯留量(ループ
量)は、下流側処理部の通板再開後、下流側ライン速度
を上流側ライン速度より高めることにより短時間で解消
される。従って下流側で鋼帯通板の一時停止が繰り返え
されても、上流側の通板状態を維持したライン操業を安
定に維持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、サイ
ドトリマー(6)のトリム幅替えのために鋼帯の通板を
一時停止する場合を例に挙げて図1を参照して説明す
る。図中、4は鋼帯貯留用ルーパーであり、該ルーパー
(4)は上流側処理部と下流側処理部との間に設置され
ている。ルーパー(4)の鋼帯貯留量(ループ量)はル
ーパー駆動台車(4)の進退移動量により調節され
る。この例のライン構成は、ルーパー(4)が配置され
ている点を除いて図2のそれと同じように、上流側処理
部にスキンパスミル(2)、また下流側処理部としてサ
イドトリマー(6)と検査室(9)が配置されている。
【0009】いま定常運転状態から、サイドトリマー
(6)のトリム幅替えのために下流側における鋼帯走行
の一時停止を行なうとする。鋼帯Cは、図3のように鋼
帯CとCとが溶接で接合されている。先行鋼帯C
は非トリム材、後続鋼帯Cはトリミングされる鋼帯
(トリム材)であり、溶接線wが幅替え位置(トリミン
グ開始位置)である(矢符はライン内の鋼帯進行方向を
示している)。
【0010】鋼帯の溶接線wがサイドトリマー(6)の
幅替え位置に精度良く停止するように、溶接線wがサイ
ドトリマー(6)に近づく適当な時点で、必要に応じラ
イン速度(スキンパスミル出側速度Vおよびサイドト
リマー側鋼帯走行速度VD1)を定常運転速度(V
より低い適当な速度(V>V=VD1)に調節す
る。減速調節は、サイドトリマー(6)の前方に設置さ
れた溶接線検出器(5)で溶接線wを検知し、ドライブ
ロール(3)(7)(8)を制御することにより行なわ
れる。
【0011】鋼帯Cの溶接線wがサイドトリマー(6)
の幅替え位置に到達すると、下流側のドライブロール
(7)(8)、テンションリール(10)を停止してサ
イドトリマー(6)部の通板を停止(VD1=0)し、
トリマーの回転刃物をセットする。スキンパスミル
(2)の出側はそのままの速度Vに維持しておき、サ
イドトリマー(6)の通板停止と同時にルーパー(4)
の駆動台車(4)を駆動する。そのルーパー駆動制御
により、スキンパスミル(2)から送出される鋼帯をル
ーパー(4)に貯留する。駆動台車(4)の移動速度
はスキンパスミル出側の速度に同調して調節される。
【0012】サイドトリマー(6)の通板停止中に生じ
るルーパー内の鋼帯貯留量Lは、次式で与えられる。
【数1】L=V×tD1 [V:スキンパスミル出側速度、 tD1:サイドトリマー部の通板停止時間 ]
【0013】サイドトリマー(6)の幅替え終了後、通
板を再開する。通板再開後の下流側の鋼帯走行速度を、
スキンパスミル(2)の出側速度(V)より高い速度
(V D2)に調節すると同時に、その速度差(VD2
)に同調させてルーパーの駆動台車(4)を移動
する。このルーパー駆動により、ルーパー(4)内の鋼
帯貯留(貯留量L=V×tD1)を解消する。ループ
量の回復に要する時間tは下式で与えられる。
【0014】
【数2】t=V×tD1 /(VD2−V) [V:スキンパスミル出側速度 tD1:サイドトリマーの通板停止時間 VD2:サイドトリマー通板再開後の下流側速度(>V
)]
【0015】ルーパー(4)内の鋼帯貯留量が回復した
後、上流側および下流側を定常運転のライン速度
(V)に復帰させる。
【0016】検査室(9)において、鋼帯の板厚・板幅
の測定、形状チェック、ペーパーチェック(表面疵検
査)等のように鋼帯を停止して行なう品質検査(停止検
査)を実施する場合にも、上記と同じように上流側と下
流側のライン速度制御およびルーパー(4)の駆動制御
を行なうことにより、上流側の調質圧延ミル(2)の通
板状態を維持したまま下流側の品質検査を反復実施する
ことができる。
【0017】
【実施例】(実施例1−サイドトリマーの幅替え実施
−)図1の鋼帯連続処理ラインにおいて、鋼帯(先行鋼
帯Cは非トリム材、後続鋼帯Cはトリム材,図3)
の調質圧延とサイドトリミングを行なう。 [ルーパー仕様] 型 式 :2ロール油圧上下移動式 ストランド数:4 有効ループ貯蔵量:1.4m/ストランド×4ストランド=
5.6m 台車移動量:1500mm(Max) 台車移動速度:7m/分
【0018】溶接線検出器(5)で鋼帯Cの溶接線wが
検知されると、上流側および下流側のライン全体の速度
を28m/分まで減速する。この速度であれば調質圧延
品質(鋼帯の伸び率等)は十分に確保される。鋼帯の溶
接線wがサイドトリマー(6)の幅替え位置に到達する
と同時に、サイドトリマー(6)の鋼帯通板を停止し、
トリマーの幅替えを行なった。通板停止時間(tD1
は10秒である。スキンパスミル(2)の出側速度V
は、サイドトリマー(6)の幅替え開始から通板再開
後、ルーパー(4)の鋼帯貯留量が回復するまで28m
/分の速度をそのまま維持した。
【0019】サイドトリマー(6)の通板停止と同時
に、ルーパー駆動台車(4)を駆動制御して、スキン
パスミル出側とサイドトリマー側との速度差を吸収させ
た。サイドトリマーの通板停止(tD1=10秒)の間
に、ルーパー(6)内に生じる鋼帯の貯留量L、および
サイドトリマーの通板停止による速度差を吸収するため
のルーパー駆動台車(4)の移動速度VL1および移
動距離Sはそれぞれ下式のとおりである。
【0020】
【数3】ルーパー貯留量L=V×tD1=28m/分×1
0秒=4.67m 台車移動速度VL1=V/ストランド数=28m/分÷4
=7m/分 台車移動距離S=L/ストランド数=4.67m/4=1.17
m [V:サイドトリマー部通板停止時のスキンパスミル
出側速度 tD1:サイドトリマー部の通板停止時間
]
【0021】サイドトリマー(6)の幅替え後、サイド
トリマー側の通板速度(VD2)を56m/分と高めに
設定した(スキンパスミル出側の速度Vは28m/分
に保持)。ルーパーの貯留量を回復するに要する時間t
およびルーパー台車の移動速度VL2はそれぞれ下式
で与えられる。
【0022】
【数4】ループ回復所要時間t =L/(VD2−V)
=4.67m/(56m/分−28m/分)=0.167分≒10秒 台車移動速度VL2 =(VD2−V)/ストランド数=
(56m/分−28m/分)/4=7m/分 [VD2:サイドトリマー部通板再開後の下流側速度 V:サイドトリマー通板開始後のスキンパスミル出側
速度 ]
【0023】ルーパーの鋼帯貯留を解消した後は、スキ
ンパスミル(2)の出側およびサイドトリマー(6)側
の速度を統一しライン全体を定常運転状態に復帰させ
た。上記ライン運転によりスキンパスミルのストップマ
ークとそれに付随する歩留りロスは完全に解消された。
【0024】上記ラインのスキンパスミル−サイドトリ
マー間の距離(パスライン長さ)は約100mであるの
で、スキンパスミル(2)での通板が停止されるライン
運転では、鋼帯溶接線から100mの位置にストップマ
ークが発生し、その鋼帯長さ(約100m)を切断除去
しなければならない。その場合の歩留りは、同じゲージ
・サイズの鋼帯同士の比較において、発明例の歩留りを
100%とすると、約96%となり、両者の差異は大で
ある。
【0025】(実施例2−鋼帯品質の停止検査の実施
−)上記鋼帯処理ラインにおいて鋼帯の停止検査(板幅
・板厚、形状チェック、ペーパーチェック等)を実施す
る。上流側のスキンパスミル(2)を通板状態に維持し
たまま、鋼帯の検査対象部位が検査室に到達するつど、
ドライブロール(7)(8)およびテンションリール
(10)を停止し、検査室(9)の通板を停止させる。
検査時間(停止時間)は12秒である。
【0026】サイドトリマー(6)の通板再開後、下流
側速度LD2を56m/分に設定(スキンパスミル出側
速度Lはサイドトリマーの通板停止の前後を通じて2
8m/分に保持)してルーパー(4)の鋼帯貯留を解消
させ、貯留量が回復すると同時にライン全体を定常ライ
ン速度に復帰させた。
【0027】上記停止検査における、検査室の通板停止
によるルーパーの鋼帯貯留量L、スキンパスミル出側速
度と下流側速度との差を吸収するためのルーパー台車
(4)の移動速度Vおよび移動距離Sは次のとお
りである。
【数5】ルーパー貯留量L=V×tD1=28m/分×1
2秒=5.6m 台車の移動速度VL1=V/ストランド数=28m/分÷
4=7m/分 台車の移動距離S=L/ストランド数=5.6m/4=1.4
m [V:サイドトリマー部通板停止時のスキンパスミル
出側速度 tD1:サイドトリマー部の通板停止時間
]
【0028】また、検査室(9)の通板再開後、ルーパ
ー貯留量の回復に要する時間tとルーパー台車の移動
速度VL2はそれぞれ下記のとおりである。
【数6】ループ回復所要時間t =L/(VD2−V)
=5.6m/(56m/分−28m/分)=0.2分=12秒 台車移動速度VL2 =(VD2−V)/ストランド数=
(56m/分−28m/分)/4=7m/分 [VD2:サイドトリマー部通板再開後の下流側速度 V:サイドトリマー通板再開後のスキンパスミル出側
速度 ]
【0029】上記ライン運転において、鋼帯の停止検査
の実施にかかわらず、スキンパスミルのストップマーク
の発生とそれに付随する歩留りロスは完全に解消され
た。スキンパスミル−検査室の距離(パスライン長さ)
は約150mであるので、ストップマークによるロスを
生じる場合の歩留りは、同じゲージ・サイズの鋼帯同士
の比較において、発明例の歩留りを100%とすると、
約94%となり、両者の差異は大である。
【0030】本発明のライン運転は、上記のようにルー
プ容量の小さいルーパーを用いて実施することができる
ので、既設のラインへの適用も容易である。また、本発
明では、AWC方式のサイドトリマーのような幅替え途
中の幅不良を生じることがなく、同方式に比べてより高
い歩留りを確保することができる。
【0031】上記説明では、上流側処理として調質圧
延、下流側処理としてサイドトリミング、品質検査が行
なわれる場合を例に挙げたが、処理の種類・内容はこれ
に限定されず、下流側の処理操作の影響を受けずに上流
側の通板状態を維持することが望まれる各種処理ライン
に適用し同様の効果を奏し得るものである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、下流側で鋼帯通板の一
時停止が繰り返されても、上流側を一定の通板状態に維
持することができ、例えば連続焼鈍炉の出側ラインのよ
うに上流側にスキンパスミルを保有し、下流側にサイド
トリマーや鋼帯品質検査室等を備えた鋼帯処理ラインに
おいて、下流側の処理操作に影響されることなく、スキ
ンパスミルの通板状態を安定に維持し、ストップマーク
(スキンパスミルのロール圧痕)の発生およびそれに付
随する歩留りロス等を回避することができ、製造コスト
の低減、直出荷比率の向上等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における鋼帯処理ラインのライン構成例
を示す図である。
【図2】従来の鋼帯処理ラインのライン構成例を示す図
である。
【図3】鋼帯の構成(先行鋼帯と後続鋼帯の溶接接続)
を示す説明図である。
【符号の説明】
1:連続焼鈍設備 2:調質圧延ミル 3:ドライブロール 4:ルーパー 4:ルーパー台車 5:溶接線検出器 6:サイドトリマー 7:ドライブロール 8:ドライブロール 9:検査室 10:テンションリール C:鋼帯コイル C:先行鋼帯コイル C:後続鋼帯コイル w:溶接線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中桐 信一 大阪府堺市石津西町5番地 日新製鋼株式 会社堺製造所内 Fターム(参考) 4E002 AD06 BD04 BD06 CB08 4E026 HA02 HA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側と下流側とに鋼帯処理部を有し、
    下流側処理部における処理操作の実施の際に、同処理部
    の鋼帯の通板が一時停止される鋼帯処理ラインにおい
    て、上流側処理部と下流側処理部との間に、鋼帯貯留用
    ルーパーを設置し、下流側処理部の通板が一時停止され
    ている間に上流側処理部を通過する鋼帯をルーパー内に
    貯留し、下流側処理部の通板再開後、下流側の鋼帯走行
    速度を適宜増加することにより、ルーパー内の鋼帯貯留
    量を低減させる鋼帯処理ラインの運転方法。
  2. 【請求項2】 上流側処理部は、スキンパスミルを備え
    た調質圧延部である請求項1に記載の鋼帯処理ラインの
    運転方法。
  3. 【請求項3】 下流側処理部として、サイドトリマーを
    備えた鋼帯トリミング部及び/又は鋼帯の品質検査を行
    なう検査室が配置されている請求項2に記載の鋼帯処理
    ラインの運転方法。
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Cited By (3)

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WO2020053230A1 (de) 2018-09-10 2020-03-19 voestalpine Automotive Components Dettingen GmbH & Co. KG Verfahren und vorrichtung zum verbinden von blechteilen zu blechpaketen

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