JP2002066369A - ディスポーザ - Google Patents

ディスポーザ

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JP2002066369A
JP2002066369A JP2000266674A JP2000266674A JP2002066369A JP 2002066369 A JP2002066369 A JP 2002066369A JP 2000266674 A JP2000266674 A JP 2000266674A JP 2000266674 A JP2000266674 A JP 2000266674A JP 2002066369 A JP2002066369 A JP 2002066369A
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JP
Japan
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rotary table
garbage
disposer
blade
striking
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JP2000266674A
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English (en)
Inventor
Takeo Fujii
武夫 藤井
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Teral Kyokuto Inc
Original Assignee
Teral Kyokuto Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスポーザの回転テーブル及び打撃刃の詰
まりを無くし、破砕効果を高める。 【解決手段】 ディスポーザにおいて、打撃刃が二つの
関節を持って、平板からなる中間体を介して回転テーブ
ル上に取付けられ、中間体及び打撃刃が夫々回転テーブ
ル上を滑動しながら円周方向且つ扇状に旋回する。さら
に、前記中間体を、左右方向に湾曲する弾性体によって
形成する。打撃刃の円周方向速度は、回転テーブルの回
転によって生じるものと、ハンマー自体が回転テーブル
上の支点を中心に回転することによって生じるものも加
わる。また、打撃刃が二つの枢軸からなる関節の間を、
板バネのような弾性体を介して回転テーブルに連結され
ていることによる、瞬間的な反発力、復元力も打撃刃に
加わることになり、打撃刃の円周方向速度を高め、生ゴ
ミと衝突して粉砕する運動エネルギーを増大させ、生ゴ
ミの破砕粒度を細かくし、残留量を減少させ、ディスポ
ーザの破砕時間を短くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、厨房で発生する
厨芥を破砕して、これらを流し台の排水口から別途厨芥
処理施設、下水管等に流出させるディスポーザに係り、
生ゴミの粉砕機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスポーザは図4に示すよう
に、厨房の流し台の、シンクと排水管の間に取付られる
ケーシング及び固定刃を収納するハウジング内に、電動
機の駆動により一定速度で回転する回転テーブルと、そ
の回転テーブル上に支持された回転自在の打撃刃、さら
に回転テーブルの外周に設置された固定刃により、生ゴ
ミを細かく粉砕する機構を持っている。このようなディ
スポーザにより生ゴミの粉砕処理を行うには、まず、流
し台の排水口の下側に配置されるディスポーザの投入口
から、生ゴミを吸込ケーシング内に投入し、その後水道
の水を連続的に流し込む。続いてスイッチを入れて電動
機を回転させることにより、回転テーブルとその回転テ
ーブル上の打撃刃を回転させる。投入された生ゴミは最
初、打撃刃に衝突して粉砕され、粉砕された生ゴミは遠
心力によって固定刃に押し付けられ、次に固定刃と打撃
刃の隙間に入ってさらに細かく粉砕される。細かく粉砕
された生ゴミは、水と一緒に固定刃と回転テーブルとの
隙間を流下して、吐出ケーシングの排水口に至り、粉砕
作用が完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスポーザの回転テ
ーブルは、図4に示すように、打撃刃が回転テーブル上
に回転自在に支持され、いわば1つの関節を持って運動
できるようにしてあるので、生ゴミの噛み込みロックを
防ぐばかりか、生ゴミと衝突して粉砕する運動エネルギ
ーを増大させている。なぜなら、運動エネルギーは質量
と速度の二乗の積に比例して増大するため、打撃刃の円
周方向速度が高まると効果が大きい。打撃刃の円周方向
速度は、回転テーブルの回転によって生じるものだけで
なく、打撃刃自体が回転テーブル上の支点を中心に回転
することによって生じるものも加わることになる。しか
しながら上記のような打撃刃付き回転テーブルによる破
砕では、必然的に騒音を発するものであり、粉砕作用に
要する時間が長引き、破砕された生ゴミが吸込ケーシン
グ内をいつまでも回転し続けるほど、使用者に不快感を
与えるので、限られた容積と電動機出力で破砕能力を高
め、破砕時間を出来るだけ短くすることが求められてい
る。このため、図5に示すような伸縮自在のチェーンを
回転テーブルに取付けて打撃刃とする形式のチェーンミ
ルが考案され、より静粛な破砕を行うことが出来るよう
になったが、強力な破砕力が失われ、粉砕時間が長くな
ったり、チェーン自体が不規則な変形を起こす等の不都
合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
ディスポーザにおいて、打撃刃が二つの関節を持って、
平板からなる中間体を介して回転テーブル上に取付けら
れ、中間体及び打撃刃が夫々回転テーブル上を滑動しな
がら円周方向且つ扇状に旋回するようにしたことを特徴
とする。このように平板からなる中間体と打撃刃とが回
転テーブル上に旋回自在に取り付けられているので、打
撃刃の円周方向速度は、回転テーブルの回転によって生
ずるものと、打撃刃自体が回転テーブル上の支点を中心
に回転することによって生ずるだけでなく、その回転テ
ーブル上支点と打撃刃の間の中間体を支点に回転するも
のも加わることになり、打撃刃の円周方向速度を高め、
生ゴミと衝突して粉砕する運動エネルギーを増大させ、
破砕粒度を細かくし、残留量を減少させ、破砕時間を短
くする。
【0005】さらに、前記平板からなる中間体が左右方
向に湾曲する弾性体によって形成されている場合には、
その弾性体の反発力、叉は復元力も加わって、瞬間的に
大きな運動エネルギーが打撃刃から生ゴミに加えられる
ことになるので、粉砕作用がより短時間で効率良く行
え、且つ生ゴミの破砕粒度もよリ細かくすることが出
来、ディスポーザ処理後の生ゴミの処理がよりスムーズ
に行える等の利点がある。
【0006】
【発明の実施の態様】厨房の流し台のシンク下側に円筒
状又は切頭円錐状のケーシング1を立設し、このケーシ
ング1の下端に、固定刃2、回転テーブル3及び打撃刃
4等を収納するハウジング5を固着させる。回転テーブ
ル3はハウシング5の更に下側に取付けたモータ6から
ハウジング5内に伸びる回転軸7に連結され、矢印A方
向に回転、叉は矢印B方向に逆回転する。
【0007】固定刃2は図1及び2に示すように、ステ
ンレス鋼等剛性材料により製作した環状体よりなり、そ
の内周面には断面が半円形の溝部8が多数連続して形成
されるとともに、隣接する溝部の間の突条部9は先細に
成形され、溝部8と共に固定刃の作動刃の部分を形成し
ている。
【0008】回転テーブル3はモータ6の回転軸7の先
端に取付けた円盤よりなり、円盤面上適所に枢軸10か
らなる関節によって旋回する、平板よりなる中間体11
を取付け、さらにこの中間体11の他端に枢軸12から
なる関節によって旋回する打撃刃4を設ける。この中間
体と打撃刃の組み合わせは、破砕用回転テーブル1枚に
ついて少なくとも2個取付ける。打撃刃4は枢軸12を
要とした扇形に、且つ外周に向かって肉厚になるように
形成する。
【0009】いま回転テーブル3がモータ6により矢印
A方向に回転駆動される時に、打撃刃4は遠心力により
扇形の円弧の部分が外側になるよう、枢軸12の周りを
旋回する。打撃刃4は、回転テーブル3が回転中はその
状態を保持しようとするので、あたかもハンマーのよう
にケーシング1からハウジング内に落下する厨芥の大塊
を打撃により破砕すると共に、厨芥に回転軸7を中心と
した回転運動を伝える。回転運動する厨芥は、回転運動
により発生する遠心力の作用で固定刃2の内周面に押付
けられ、突条部9のせん断作用により、細かく破砕され
る。
【0010】この発明の他の実施例として、図3に示す
ように、中間体11の一部を板バネで製作されたアーム
13によって構成し、アーム13の一端は回転テーブル
上に支持されて円周方向扇状に滑動旋回自在とし、さら
にそのアームの先端に支持された打撃刃4も、アームに
対して円周方向扇状に滑動旋回自在とする。回転テーブ
ルの回転中、打撃刃及び中間体は強い応力を受けるの
で、中間体の板バネは前記応力に打ち勝ってバネ作用を
保つために、バネ定数の大きなものが選ばれる。前記中
間体11の板バネは、鋼製板バネによって形成されるこ
とが望ましい。
【0011】打撃刃4の円周方向速度は、回転テーブル
3の回転によって生じるものと、ハンマー自体が回転テ
ーブル上の支点を中心に回転することによって生じるも
のも加わることになり、また、打撃刃4が二つの関節の
間を、板バネのような弾性体を介して回転テーブル3に
連結されていることによる、瞬間的な反発力、復元力も
打撃刃4に加わることになり、打撃刃の円周方向速度を
高め、生ゴミと衝突して粉砕する運動エネルギーを増大
させ、生ゴミの破砕粒度を細かくし、残留量を減少さ
せ、ディスポーザの破砕時間を短くする。
【0012】
【発明の効果】この発明のディスポーザは以上のように
構成したので、厨芥の流れ及び破砕はより円滑になり、
特に従来品の欠点であった打撃刃の枢着部分の目詰ま
り、すなわち打撃刃4と回転テーブル3との隙間に厨芥
が挟まって打撃刃4が枢動出来なくなることが、未然に
防止される。また、回転テーブルと打撃刃の間の、二つ
の関節の間を、板バネのような弾性体を介して連結して
いるので、瞬間的な大運動エネルギーの放出によって、
厨芥をより強く破砕することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のディスポーザの一実施例の、固定
刃、回転テーブル、打撃刃及び保護体、回転テーブル駆
動モータを実線で、ケーシング及びハウジングを想像線
で示した見取り図である。
【図2】 図1の実施例の、回転テーブルを示す見取り
図である。
【図3】 この発明の他の実施例として、回転テーブル
を支持する中間体の一部を板バネによって形成したもの
を示す。
【図4】 従来の打撃刃ミル式ディスポーザの見取り図
である。
【図5】 従来のチェーンミル式ディスポーザの見取り
図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 固定刃 3 回転テーブル 4 打撃刃 5 ハウジング 6 モータ 7 回転軸 8 半円形溝部 9 突条部 10 枢軸 11 中間体 12 枢軸 13 アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房の流し台の、上部に生ゴミ投入口及
    び生ゴミ保持部を有し、下部に吐出口を有するケーシン
    グ内に、厨芥破砕用回転テーブルと、回転テーブル上に
    枢軸によりそれ自体が回転テーブルに対して旋回する打
    撃刃と、回転テーブルの外周面に対向して設置された固
    定刃と、回転テーブルの駆動装置とが配置され、回転テ
    ーブルの回転によって、打撃刃と固定刃により生ゴミの
    粉砕を行うディスポーザにおいて、打撃刃が二つの枢軸
    からなる関節を持って、平板からなる中間体を介して回
    転テーブル上に取付けられ、中間体及び打撃刃が夫々回
    転テーブル上を滑動しながら円周方向且つ扇状に旋回す
    るようにしたことを特徴とするディスポーザ。
  2. 【請求項2】 前記中間体を、左右方向に湾曲する弾性
    体によって形成した、請求項1に記載のディスポーザ。
  3. 【請求項3】 前記中間体は鋼製板バネによって形成し
    た、請求項2に記載のディスポーザ。
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