JP2002065893A - 指体操健康補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】指の補助具内面えの接触、及び指回し中にその
指同志が触れ合う事無く、早期に収得し得る指回し体操
健康補助具を提供し、又指回転の他に指の前進及び横の
運動を通じて視覚による脳への刺激を与え得る補助具を
提供する。 【解決手段】 リング状本体１の外側面２に外ツボ圧用
凸４、５、６とリング状本体の内側面３に内ツボ圧用凸
７を各々５個づつ設け、指ヅレ防止用の指を挿入する孔
を、リング状本体内ツボ圧用凸７の中心にそれぞれ配し
た。リング本体の外側面と内側面ならびに指挿入孔内面
に永久磁石を装着し磁界内での運動を可能にした。又指
回し体操の他に歯車状本体の表及び裏に色彩を施した図
形を備えた指歩行体操健康補助具を構成する事で、左右
どちらか一方の手の指を本体支持孔に通し、他の指先で
本体の歯先を蹴って回す事により指先のツボを刺激する
と同時に本体支持孔に通した指先をも刺激するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、指体操健康補助具
に関し、指回し体操に際して左右の合わした指先のヅレ
防止や、指回転運動に加え、磁気及び手のツボ刺激に依
って一層の脳の活性化を計り自律神経を安定させて身体
全体の健康増進補助具とした指回し体操健康補助具と、
歯車状の本体１４に依って指先で回転させることによる
指先ツボ刺激と本体１４の色彩と図形を視覚でとらえ脳
の働きを促す指歩行健康補助具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、指回し体操補助具として特開平１
０−１４６４０１公報及び実願平６−１７４６４公報が
知られてをり、前者の公報には円盤状に指を固定するた
めの小さな孔と指回しする時のガイド用として大きめの
孔がそれぞれ５個づつ設けてああり、後者の公報には単
なるリング状に指固定孔を多数設けた考案が記載されて
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前記両公報は、円板
状、又リング状に孔を設けて指を固定するという事では
所期の目的は達成できるものであるが、指回しする際の
指の回転範囲が狭められて補助具に指が接触したり、指
どうしが接触したりして、のびのびとした指回し体操に
無理が生じ体操本来の指同志が触れないという姿に欠け
る問題点を有してをり又これらの補助具は指回し用のみ
に作成された物で他に活用するようには考えられていな
い。

【０００４】本発明は前記課題に着目し、指回し体操に
於いて回転指が補助具に触れないようにリング状の内部
空間を最大限に広め、大きなスペースを作り、又リング
状の内外側面に凸を設けそれを利用して補助具の機能を
拡大し更に大きく脳の活性化に寄与する指回し体操健康
補助具を提供することと更に、指の体操として指を回転
させるだけでなく、指の前後運動と共に本体の回転によ
る変化を視覚によって脳に活力を与える指歩行体操健康
補助具を提供することを目的としてなされたものであ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題は、リング状の
本体１に指を固定するための指挿入孔８を配し、リング
本体の外側の面２と、リング本体内側の面３に手のツボ
圧用凸４、５、６と７を設け、更にリング本体外側の一
面に据え置き用本体ベース１０を設けた指回し体操健康
補助具を構成し、更に効果を高めるためにリング本体の
外側面２と内側面３及び指挿入孔８の内面に永久磁石１
１、１２、１３を装着した、又歯車状本体の表及び裏に
色彩１８、１９ならびに図形１８、１９を施した指歩行
体操健康補助具を構成することで目的が達成される。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図を参照して説明する。図１、図２に指回し体操健
康補助具本体１を示す。図に於いて、１は木製及び合成
樹脂製の指回し体操健康補助具の本体１で、リング状か
らなりそのリング状に指先を固定するための指挿入孔８
を５箇所に配した。孔の位置はそれぞれリング状本体１
の内ツボ圧用凸７の中心にあり、図２、外ツボ圧用凸
４、５、６の内側の指挿入孔はほぼ正三角形の位置にあ
る。外ツボ圧用凸５、６の間にある２個の孔は等分され
ており、又この本体１はいろいろなカラ−に仕上げるこ
とが出来る。

【０００７】指挿入孔８は左右の指を互いに合わして指
回しする際に指先のズレを防止する役割りのものであり
指を挿入した際左右の指先が互いに触れ合うように貫通
している。また此等の孔の位置は本体１の内ツボ圧用凸
７の中心にあるためリング内側面３と多少離れる形とな
り結果的にこの分指回しリング内スペース９を広く取る
ことになり、指先回転の空間を充分確保する事に成っ
た。つまり、指回しの時に回転した指がリング本体内側
面３に接触することも、回転している指どうしが触れ合
うこともなくスム−ズに出来るのである。

【０００８】指回しは頭の働きが良くなり、リハビリ、
ボケ防止には大変に有効である事が認められておりま
す。更に体の敏捷性や柔軟性に効果を発揮し、頭の回転
が速くなると言われており、目、手、指の連動は知的機
能の最高レベルと言われ、指の働きが色々な中枢を通じ
て全身を活性化させる。

【０００９】リング本体１の外側面２及び内側面３の各
々５箇所に指挿入孔８を挟む形でツボ圧用凸を設けた。
内側面３に設けられた内ツボ圧用凸７は大きさは５個同
じである、外側面２に設けられた外ツボ圧用凸中６は３
個ほぼ同じ大きさであるが残りの２個は外ツボ圧用凸大
４と外ツボ圧用凸小５の様に凸の大きさが違う、これは
リング状本体１に指を挿入する際の方向性を示し一つの
目印とするためであるる、つまり本体ベース１０を手首
側にあわせ、リング外ツボ圧用凸大４側の孔に親指を、
外ツボ圧用凸小側の孔に小指を挿入する、残りの指は順
次挿入すればよい、これは左右の指を同じ要領で行な
う、このような区別をする事によって補助具の取り扱い
が便利である。

【００１０】又此等本体１の内外に設けた凸を握り締め
ることに依って指や手の掌のツボを刺激してくれる。外
ツボ圧用凸は手のみに限らず肩、背中、足と全身に応用
する事が出来る。手には、身体全身に対応するツボが集
中しているといわれ、手のツボを刺激し脳の活性化をは
かりボケ防止や病気の治療にも効果的であると言われて
いる。

【００１１】図３は、図１、図２の説明に記載された内
容を元にし、リング状本体１の外側全面に、リング外側
永久磁石１１、内側全面に、リング内側永久磁石１２を
設け、更に指挿入孔内面にも指挿入孔永久磁石１３を設
けた。磁石はその種類によって植込及び接着部材によっ
て装着する。これら永久磁石を装着する事によって磁界
のなかでの指回し体操が可能となりツボ圧用凸と合わせ
て手のひら、指のツボ刺激を実践することにより指、手
の血行を良くし自律神経を安定させ、ひいては身体全体
の健康増進に寄与するものである。

【００１２】図４は、指歩行体操健康補助具を示すもの
で、本体１４は木製やプラスチック製の板を歯車状にし
中央に本体支持孔１５を設け本体の一面に磁性体１７を
装着した。本体１４に設けた歯形は平、丸、剣等にする
ことが出来る。又、本体１４の一面及び両面に図案及び
色彩ａ１８、ｂ１９を施すことが出来る。図５は、前記
の指歩行健康補助具の活用方法の一例を示したものであ
る。先ず一方の親指と人差し指を中央の本体支持孔１５
に当て、両面から歯車の本体１４を支え、もう一方の二
本の指を交互に歯車の歯を蹴って回転させる。手は左右
どちらでも交互に自由に出来るし、補助具本体１４は立
てに使用したり、横に使用したり自由に出来る。親指と
人差し指を使用すると尺取り虫の形ちになり、中指と人
差し指を速めたりする事によって馬の前足だぐ、二本指
を横から当てると蟹の横這いとなったり、一つの型にと
らわれず自分の思うがままに指の歩行訓練が出来る。こ
こに於いても、歯車の歯に指先が触れるごとに指先のツ
ボを刺激し脳の働きに活性化を与える。

【００１３】本体の図柄や色彩は多数の組合せができ
る。渦巻き、巴、格子、その他此等に色彩を施す事によ
って本体が回ると次第に変化が表れ、したがってその変
化に躍動感があふれそれが心のケアにつながるのであ
る。変化することは手の動きが変化することであると同
時に目から入り脳を刺激することになる、これも一つの
ボケ防止でありリハビリに取ってもすこぶる有効であ
る。幸せに希望が持てる様にしたいものである。

【００１４】図６は、指回し体操健康補助具本体１のベ
ース１０に装着された永久磁石と指歩行体操健康補助具
本体１４に装着した磁性体１７により両者を合体させ一
つのアート感覚を示したものである。又指挿入孔８とリ
ング内スペース９を利用してお気に入りの写真などを飾
るのもよい。

【００１５】

【発明の効果】以上述べたように本発明は、リング状の
本体に指ヅレ防止策として指を挿入する孔を配し、リン
グ外側面と、リング本体の内側面にツボ圧用凸を設け更
にリング本体外側面の一部に据え置き用ベースを設け
た、此等によって何人も指のズレる事無く、何回でも早
く指回し体操が出来るようになり、脳の活性化を促し体
調を整え、更に永久磁石のリング本体装着や、指歩行体
操健康補助具の組合せにより一層の成果を得たものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】指回し体操健康補助具の実施例を示す正面図。

【図２】指回し体操健康補助具の実施例を示す斜視図。

【図３】指回し体操健康補助具の永久磁石装着の実施例
を示す斜視図。

【図４】指歩行体操健康補助具の実施例を示す斜視図。

【図５】指歩行体操健康補助具の活用実施例を示す斜視
図。

【図６】指回し体操健康補助具と指歩行体操健康補助具
の組合せ実施例を示す斜視図。

【符号の説明】

１ リング状本体 ２ リング状本体外側面 ３ リング状本体内側面 ４ 外ツボ圧用凸大 ５ 外ツボ圧用凸小 ６ 外ツボ圧用凸中 ７ 内ツボ圧用凸 ８ 指挿入孔 ９ リング内スペース 10 本体ベース 11 リング外側永久磁石 12 リング内側永久磁石 13 指挿入孔永久磁石 14 歯車状本体 15 本体支持孔 16 歯先 17 磁性体 18 柄と色彩ａ 19 柄と色彩ｂ 20 親指 21 人差し指 22 中指

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リング状の本体１に指を固定する為の指
   挿入孔８を配し、リング本体１の外側面２と、リング本
   体１の内側面３に、ツボ圧用凸４、５、６、と７を各々
   ５個づつ設け、更にリング本体１の外側面２の一部に据
   え置き安定用に本体ベース１０を設けた指回し体操健康
   補助具。
2. 【請求項２】 リング状本体１の外側面２、及び内側面
   ３、ならびに指挿入孔８の内面に永久磁石を装着した請
   求項１記載の指回し体操健康補助具。
3. 【請求項３】 歯車状本体１４の中央部に本体支持孔１
   ５を設け、又本体１４の一部に磁性体を装着し、本体表
   及び裏に色彩ならびに図形を施した指歩行体操健康補助
   具。