JP2002065691A - 電気手術装置 - Google Patents

電気手術装置

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信二 八田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を
軽減して確実に凝固処置を行うことができる電気手術装
置を提供する。 【解決手段】 フットスイッチをONして高周波電流を
出力する場合、出力回数nでの出力開始直後の組織のイ
ンピーダンスZSnを測定し、所定時間経過後の出力停
止直前のインピーダンスZEnを測定して、所定時間出
力を一時停止し、インピーダンス差ΔZnを求め、この
値が凝固に対応する所定の条件を満たすか、出力回数が
所定回数に達したら高周波電流の出力停止をすることに
より、組織が付着する温度にまで上昇するのを防止しつ
つ、通電時間を増大して凝固機能をアップし、確実に凝
固可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気手術装置、更
に詳しくは高周波電流の出力制御部分に特徴のある電気
手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気メス等の電気手術装置は、
外科手術あるいは内科手術で生体組織の切開や凝固、止
血等の処置を行う際に用いられる。この様に電気手術装
置には、高周波焼灼電源と、この高周波焼灼電源に接続
される処置具が設けられており、処置具を患者に接触さ
せて高周波焼灼電源から高周波電流を供給することで上
記処置を行う。
【0003】生体組織に高周波電力を投与すると、加熱
により組織はタンパク変性し、その後組織内の水分が蒸
発することで乾燥して行く。この過程で組織は凝固され
る。組織が乾燥した後も高周波電流を投与しつづける
と、組織の炭化が発生し、組織の電極への付着が生じ
る。組織の電極への付着を防止するには、乾燥が発生し
た時点で高周波電流の供給を停止するべきである。
【0004】図18に示したように、生体組織に高周波
電力を投与すると、組織温度は組織の変性、乾燥に伴い
徐々に上昇してゆく。一方組織インピーダンスは、一旦
減少した後に組織の乾燥に伴い急激に上昇する。従来
は、組織インピーダンスまたは組織温度から乾燥が生じ
たことが分かった時点で、高周波出力を停止する等の制
御を行っていた。
【0005】上述した電気手術装置は従来より種々提案
されており、例えば特開平8−98845号公報では、
凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防
止するため、凝固の終了を組織インピーダンスより判定
し、高周波出力を停止する技術が示されている。また、
特開平10−225462号公報の電気手術装置では、
特開平8−98845号公報と同様の目的を達成するた
めの高周波出力を低下させる技術が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平8−988
45号公報の電気手術装置では、凝固する組織の体積が
極端に大きい場合、十分な凝固力を得るために出力を上
げる必要があり、完全に組織の炭化を防止、組織の電極
への付着を防止することが困難であった。
【0007】(発明の目的)本発明は上述した点に鑑み
てなされたもので、組織の炭化を防止し、組織の電極へ
の付着を軽減して確実に凝固処置を行うことができる電
気手術装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気手術装置で
は、高周波電流を発生する高周波電流発生手段と、前記
高周波電流の出力を変更する出力変更手段と、前記高周
波電流の出力を可変させるように前記出力変更手段を制
御する制御手段と、を有し、手術具に前記高周波電流を
供給する電気手術装置において、前記制御手段は、高周
波電流が出力/一時停止を繰り返す様に出力変更手段を
制御することにより、組織を炭化が発生しない温度範囲
に保ちつつ、繰り返し高周波電力を投与できるので、確
実に凝固を行いつつ組織の炭化を防止し、組織の電極へ
の付着を軽減できるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図12は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の高周波
焼灼装置の全体構成を示し、図2は高周波焼灼電源装置
の構成を示し、図3は出力トランスの構成を示し、図4
は出力トランスを構成する各トランスの特性を示し、図
5は本実施の形態における高周波焼灼処置する場合の高
周波電力を繰り返し供給する場合の出力/一時停止の波
形、組織温度及び組織インピーダンスの変化の様子を示
し、図6は本実施の形態における制御回路による制御の
流れを示し、図7は図6に示すように高周波電力を断続
的に供給した場合の波形と組織インピーダンスの変化の
様子を示し、図8は第1変形例による高周波焼灼電源装
置の作用の説明図を示し、図9は第2変形例による高周
波焼灼電源装置の作用の説明図を示し、図10は第1変
形例の高周波焼灼電源装置の構成を示し、図11は第2
変形例の高周波焼灼電源装置の構成を示し、図12は第
3変形例による高周波焼灼電源装置の作用の説明図であ
る。
【0010】図1に示すように、本発明の電気手術装置
としての第1の実施の形態の高周波焼灼装置1は、高周
波焼灼電力を供給する高周波焼灼電源装置2を備え、こ
の高周波焼灼電源装置2は先端に電極3を設けた接続ケ
ーブル4とコネクタ部5で接続され、電極3を介してベ
ッド6に載置される患者7に治療のための高周波焼灼電
力を供給して治療処置(手術処置)を行えるようにして
いる。また、高周波焼灼電源装置2には、高周波焼灼電
力のON/OFFの制御操作を行う例えばフットスイッ
チ8が接続されている。なお、電極3としては、単極、
多極いずれの電極を用いても良い。
【0011】図2に示すように、高周波焼灼電源装置2
は、図示しない商用電源と接続され、直流電源に変換し
てこの直流電源を供給する直流電源回路11と、直流電
源回路11からの直流電源により駆動し、高周波で発振
して処置用の高周波電力(高周波電流)を発生する高周
波発生回路12と、高周波発生回路12に対して出力さ
れる高周波電流の波形生成を指示する波形回路13と、
高周波発生回路12からの高周波電流を電極3に出力す
る出力トランス14と、出力トランス14より出力され
る出力電流を検出する電流センサ15aと、出力トラン
ス14より出力される出力電圧を検出する電圧センサ1
5bと、電流センサ15a及び電圧センサ15bにより
検出された電流値及び電圧値をA/D変換するA/D変
換回路16と、A/D変換機16からのデジタル化され
た電流データに基づいて直流電源回路11への電源のO
N/OFF及び波形回路13の波形生成の指示を制御す
る制御回路17とを備えて構成される。
【0012】そして、接続ケーブル4をコネクタ部5に
接続し、電極3で患者7の生体組織18等に対して高周
波焼灼処置を行えるようにしている。ここで、出力トラ
ンス14は図3に示すような構成である。図3に示すよ
うに、最大出力が出るインピーダンスがそれぞれ異なる
3つのトランスT1、T2、T3と、これらから1つの
トランスの1次側端子を高周波発生回路に、そして2次
側端子を組織側に選択して接続されるように連動して切
り替えるための切り替え器19a、19bとを有する。
【0013】図4はこれら3つのトランスT1、T2、
T3の特性を示し、最大出力が出るインピーダンスがそ
れぞれ異なる。図4では最大出力が出るインピーダンス
(ピークインピーダンス)が低い順からT1、T2、T
3となっている。
【0014】そして、電極3で患者7の生体組織18を
把持した際のインピーダンス値より小さいインピーダン
ス値で最大出力が出るトランスが使用されるように選択
する。
【0015】つまり、出力中の組織インピーダンスに応
じて最大出力が出るインピーダンスが組織インピーダン
スより小さくなるようにトランスを選択し、高周波発生
回路12から選択されたトランスを経て生体組織18側
に出力されるように2つの切り替え器19a、19bが
制御回路17により制御される。
【0016】なお、図4に示し鉗子インピーダンスは鉗
子で組織を把持した時の初期インピーダンスで、高周波
を出力して組織が凝固されるとそのインピーダンスが上
昇する。図4の初期インピーダンスの場合には、トラン
スT1が選択使用されることになる。
【0017】本実施の形態では、制御回路17は図5に
示すように(高周波)電力を断続的に生体組織側に供給
するように制御することが特徴となっている。
【0018】一般に、生体組織に高周波電力を投与する
と、加熱により組織はタンパク変性し、その後組織内の
水分が蒸発することで乾燥して行く。この過程で組織は
凝固される。組織が乾燥した後も高周波電力を投与しつ
づけると、組織の炭化が発生し、組織の電極への付着が
生じる。組織の電極への付着を防止するには、乾燥が発
生した時点で高周波電力の供給を停止するべきである。
【0019】図18に示すように、生体組織に高周波電
力を投与すると、組織温度は組織の変性、乾燥に伴い徐
々に上昇してゆく。一方組織インピーダンスは、一旦減
少した後に組織の乾燥に伴い急激に上昇する。従来は、
組織インピーダンスまたは組織温度から乾燥が生じたこ
とが分かった時点で、高周波出力を停止する等の制御を
行っていた。
【0020】これに対し、本実施の形態では高周波電力
の供給を図5に示したように断続的に行うと、一旦上昇
した組織インピーダンス、組織温度は、高周波電力の停
止に伴い低下する。ここで再度高周波電力を供給する
と、再び組織インピーダンス、組織温度は上昇する。こ
の過程を繰り返すことにより、組織の状態を変性、乾燥
の状態に止めて、(連続的に高周波電力を供給した場合
に起こり得る)温度上昇による炭化や付着を防止しなが
ら、多くの高周波電力が投入できる。この結果、前述の
従来の方法に比較し、より広範囲の組織を凝固すること
が可能となる。
【0021】この様に高周波電力の供給を断続的に行い
凝固が広範囲に及ぶと、各出力での組織インピーダン
ス、組織温度は、一回前の出力での値に比べ上昇して行
く。また、各出力での組織インピーダンス、組織温度が
上昇する速度は、一回前の出力での値に比べ速くなって
行く。各停止での組織インピーダンス、組織温度が低下
する速度も、同様に早くなって行く。この性質より、凝
固範囲がどの程度が広がったか、判断することが可能に
なる。
【0022】以上の生体組織の性質を利用した、本実施
の形態の作用について説明する。高周波焼灼電源装置2
の制御回路17は、フットスイッチ8が踏まれると、図
6に示すフローチャートに従って制御を開始する。
【0023】フットスイッチ8が踏まれると、制御回路
17はステップS1で出力回数(焼灼回数)n、(高周
波電流)出力中の組織のインピーダンスZE0、ZS0
を0に設定する。次にステップS2で高周波出力を開始
し、ステップS3で焼灼回数nを1つカウントアップす
る(n=1となる)。
【0024】ステップS4で電流センサ15a、電圧セ
ンサ15bの信号をA/Dコンバータ16を介して取り
込み、これから第n回目の出力開始直後のインピーダン
スZSn(この場合n=1)を測定する。つまり、電圧
センサ15bの信号の電圧値を電流センサ15aの信号
の電流値で除算する計算を行い、インピーダンスZS1
を算出して、その値を記憶する。その後ステップS5で
予め定められた時間まで出力を行ったか否かを判断し、
所定時間経過するのを待つ。
【0025】所定時間に達した場合は、ステップS6で
ステップS4同様に電流センサ15a及び電圧センサ1
5bの出力信号から第n回目の出力停止直前のインピー
ダンスZEn(ここではZE1)を計算し、記憶し、ス
テップS7で出力を停止する。
【0026】次のステップS8でZEn−ZSn(この
場合ZE1 −ZS1)をΔZn(n=1)として記憶
する。組織インピーダンスの変化とΔZ1を図7に示
す。
【0027】ステップS9では、ΔZ1/ZS1が予め
定められた値(凝固完了に相当する値)より小さく、か
つ負の値ではないかを判断し、上記条件を満足する場合
はステップS12で出力/停止の繰り返しを停止(出力
停止)して終了する。これにより、生体組織の所望の範
囲が凝固された時点で、高周波出力を停止できる。
【0028】またステップS9でΔZ1/ZS1が条件
を満足しない場合、ステップS10で出力休止時間が所
定の時間に達したか否かを判断する。更にステップS1
1で出力回数nが予め定められた所定値の回数より大き
いか判断し、大きい場合ステップS11で出力/停止の
繰り返しを終了する。これにより、正確に検知が行えな
い場合、高周波出力を停止できる。出力回数nが予め定
められた回数に達していない場合、ステップS2に戻
り、同様のステップを繰り返す。
【0029】尚、ステップS5で示した出力時間、ステ
ップS10で示した停止時間、ステップS11で示した
出力回数nの上限は、ユーザが所望の凝固状態に合わせ
て設定可能としても良く、また組織インピーダンス、組
織温度によって変化させてもよい。
【0030】図6ではΔZnをZEn−ZSnとして定
義して、1回の高周波出力の中でZSとZEを測定し、
その差ΔZを具体的には図7に示すように求めるように
したが、ΔZnをZEn−ZSn+1と定義し、図8に
示すように高周波出力停止時のZEnと、その後一時停
止期間後の出力開始時のZSn+1を測定し、その差Δ
Z=ZEn−ZSn+1、またはΔZを出力時間で割っ
た値が予め定められた値より大きくなった場合に出力/
停止の繰り返しを終了するかを判断するようにしてもよ
い。
【0031】また、図9に示すように、例えば、組織の
インピーダンスが11kΩなど所定の値Zthに達した
場合に出力・停止の繰り返しを終了しても良い。また、
ZSの代わりに、インピーダンスの最小値Zmin、最
大値Zmaxを用いΔZ=Zmax−Zminとして良
い。
【0032】また、図10に示す高周波焼灼電源装置2
Bに示すように、図2の高周波焼灼電源装置2におい
て、さらに直流電源回路21とこの直流電源回路21か
ら動作用電源が供給される検知用高周波発生回路22を
追加し、この検知用高周波発生回路22からの検知用高
周波を出力トランス14に出力して組織インピーダンス
を測定するとより正確な制御を行うことが出来る。
【0033】この場合、組織インピーダンスの測定は、
処置用の高周波電力が停止している間に行うのがノイズ
の影響を軽減でき好ましい。このため、直流電源回路1
1及び21の電源出力のON/OFFを制御回路17か
ら制御しても良い。
【0034】図11に示す高周波焼灼電源装置2Cに示
すように、図2の高周波焼灼電源装置2において、さら
に、温度センサ23を例えば電極3に設け、組織温度
が、図12に示すように、120度などの所定の温度値
Tthに達した場合に出力/停止の繰り返しを終了して
もよい。
【0035】本実施の形態では、繰り返し回数nに上限
を設けたが、更に下限に設けてもよい。また、ΔZ/Z
Sの値を基に組織の凝固状態を判定し、図示しない表示
パネルとモニタ画面に表示しても良い。
【0036】本実施の形態は以下の効果を有する。この
様に本実施の形態の形態では高周波電流の出力/停止を
繰り返すことにより、組織の温度を炭化が発生しない範
囲に保ちつつ繰り返し高周波電流を投与できるので、確
実に凝固を行い、炭化、組織の電極への付着を防止でき
る。
【0037】(第2の実施の形態)図13〜図17に本
発明による第2の実施の形態を示す。図13は高周波焼
灼電源装置2Dの構成を示す構成図、図14は図13の
高周波焼灼電源装置2Dの作用を説明する第1の説明
図、図15は高周波焼灼電源装置2Dの作用を説明する
第2の説明図、図16は図13の高周波焼灼電源装置2
Dの作用を説明する第3の説明図、図17は高周波焼灼
電源装置2Dの作用を説明する第4の説明図である。
【0038】第2の実施の形態は、第1の実施の形態の
形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、
同一の構成には同じ符号を付け説明は省略する。
【0039】図13に示すように本実施の形態における
高周波焼灼電源装置2Dでは、出力トランスから出力さ
れる高周波電流を測定する電流センサ15aのみで出力
を測定する。なお、図13では2つの電流センサ15a
を採用しているが、1つでも良い。
【0040】次に本実施の形態の作用を説明する。第1
の実施の形態で述べたように、組織の凝固が進むと、組
織インピーダンスはそれに伴い変化する。組織インピー
ダンスが大きくなると高周波電流は減少するため、高周
波電流は図14に示した様に組織インピーダンスと逆の
挙動を示す。
【0041】高周波電流の供給を図15に示したように
断続的に行うと、各出力で高周波電流は減少して行く
が、高周波電力の供給停止後再度出力を行うと、再び大
きい高周波電流を流すことが可能になる。
【0042】更に、この様に高周波電力の供給を断続的
に行い凝固が広範囲に及ぶと、各出力での高周波電流は
一回前の出力での値に比べ低下して行く。また、各出力
での高周波電流が低下する速度は、一回前の出力での値
に比べて水分の減少によってより速くなって行く。この
性質より、凝固範囲がどの程度広がったか、判断するこ
とが可能になる。
【0043】図16、17に示すように、各停止期間で
組織を加熱しない程度の微弱な高周波電流を流すと、こ
の微弱な高周波電流は停止期間中徐々に増加する。凝固
が広範囲に及ぶと、この微弱な高周波電流の値は、一回
前の停止期間に比較し低い値となる。また、その増加の
速度は、一回前の停止期間での値に比べ速くなる。この
性質からも、凝固範囲がどの程度広がったか判断するこ
とが可能になる。
【0044】以上の生体組織の性質を利用した、本実施
の形態の作用について説明する。フットスイッチ8が踏
まれると、第1の実施の形態で出力/停止を繰り返した
代わりに、制御回路17は設定に従った第1の出力と、
それにより小さい第2の出力を図16に示すように交互
に出力する。
【0045】第1の実施の形態では任意の出力の組織イ
ンピーダンスの初期値ZS、その回の出力最終値ZEを
測定してΔZを求めた(また、その変形例では初期値Z
S、その1回前の出力最終値ZEを測定してΔZを求め
た)代わりに、本実施の形態では、任意の第2の出力で
の高周波電流の初期値ISと最終値IEを測定し、その
差ΔI=IE−ISを用いてΔI/IE<所定値の条件
を満たした場合に第1の出力と第2の出力の繰り返しの
終了を判断する。
【0046】尚、第1の実施の形態と同様に、出力時
間、停止時間、出力回数nの上限は、ユーザが所望の凝
固状態に合わせて設定可能としても良く、また高周波電
流値、組織温度によって変化させてもよい。
【0047】本実施の形態では、図17に示すように、
任意の第2の出力での高周波電流の初期値IS、その一
回前の第2の出力での高周波電流の最終値IEよりΔI
=IE−ISを計算し、ΔI/ISまたはその変化率が
予め定められた値を超えた場合に、第1の出力と第2の
出力の繰り返しを終了するか判断しても良い。また、例
えば、高周波電流が150mAなどの所定の値を下回っ
た場合に第1の出力と第2の出力の繰り返しを終了する
か判断してもよい。
【0048】第2の高周波電流が小さく測定が難しい場
合には、より大きい値を示す第1の出力のISとIEを
用いて、第1の出力第2の出力の繰り返しの終了を判断
しても良い。
【0049】第1の実施の形態と同様に、検知用高周波
発生回路22、そのための直流電源回路21を追加し、
高周波電流を測定するとより正確な制御を行うことが出
来る。この場合、組織インピーダンスの測定は、第2の
出力の際に行うのがノイズの影響を軽減でき好ましい。
【0050】また、第1の実施の形態と同様に、図示し
ない温度センサを追加し、組織温度が、図12に示すよ
うに、120度などの所定の値に達した場合に第1の出
力と第2の出力の繰り返しを終了しても良い。第1の実
施の形態と同様に、繰り返し回数nに上限、下限を設け
ても良い。
【0051】本実施の形態は以下の効果を有する。この
様に本実施の形態の形態では高周波電流の出力/停止を
繰り返すことにより、組織の温度を炭化が発生しない範
囲に保ちつつ繰り返し高周波電流を投与できるので、確
実に凝固を行い、炭化、組織の電極への付着を防止でき
る。更に、本実施の形態では、電流センサーのみで制御
を行うので、装置の構成が複雑にならず、安価に実現で
きる。
【0052】また、設定より小さい高周波電流を出力し
ている際に測定を行うため、電流センサーが高周波電流
によるノイズの影響を受け難く正確に制御を行うことが
出来る。
【0053】[付記]0.高周波電流を発生する高周波
電流発生手段と、前記高周波電流の出力を変更する出力
変更手段と、前記高周波電流の出力を可変させるように
前記出力変更手段を制御する制御手段と、を有し、手術
具に前記高周波電流を供給する電気手術装置において、
前記制御手段は、高周波電流が出力/一時停止を繰り返
す様に出力変更手段を制御することを特徴とする電気手
術装置。
【0054】1.繰り返し終了判断手段を備え、制御手
段は、前記繰り返し終了手段からの情報により高周波電
流の出力/一時停止の繰り返しを終了し、高周波電流を
停止するように出力変更手段を制御することを特徴とす
る付記0の電気手術装置。
【0055】2.凝固状態判断手段を備え、繰り返し終
了判断手段が、凝固状態判断手段からの情報で繰り返し
終了を決定する付記1の電気手術装置。 3.凝固状態判断手段を備え、凝固状態判断手段からの
情報を表示する付記1の電気手術装置。 4.凝固状態判断手段が、生体情報を基に凝固状態を判
断する付記2、3の電気手術装置。
【0056】5.凝固状態判断手段が、繰り返し回数を
基に凝固状態を判断する付記2、3の電気手術装置。 6.凝固状態判断手段が、繰り返し回数と生体情報を基
に組織の凝固状態を判断する付記2、3の電気手術装
置。 7.高周波電流の出力中に、生体情報を取得する付記
4、6の電気手術装置。
【0057】8.高周波電流の停止中に、生体情報を取
得する付記4、6の電気手術装置。 9.生体情報が、生体組織の電気パラメータであること
を特徴とした付記4、6、7、8の電気手術装置。 10.生体情報が、生体組織の温度であることを特徴と
した付記4、6、7、8の電気手術装置。
【0058】11.生体組織の電気パラメータを処置用
の高周波電流により測定する付記9の電気手術装置。 12.生体組織の電気パラメータを処置用の高周波電流
とは別の検知用電流で測定することを特徴とした付記9
の電気手術装置。 13.生体組織の電気パラメータはインピーダンスであ
ることを特徴とした付記9、11、12の電気手術装
置。
【0059】14.生体組織の電気パラメータは電流で
あることを特徴とした付記9、11、12の電気手術装
置。 15.各回の出力時または出力停止時の生体情報を基
に、凝固状態の判断を行う付記4、6〜14の電気手術
装置。 16.生体情報が、予め定められた閾値により大きくな
る、あるいは小さくなった場合に、凝固状態の判断を行
う付記15の電気手術装置。
【0060】17.各出力また各出力停止時の生体情報
の最大値と最小値の少なくとも一つを基に、凝固状態の
判断を行う付記15の電気手術装置。 18.各出力または各出力停止時の生体情報の初期値を
基に、凝固状態の判断を行う付記15の電気手術装置。 19.複数回の各出力停止時の生体情報を基に、凝固状
態の判断を行う付記4、6〜14の電気手術装置。
【0061】20.各出力また各出力停止時の生体情報
と、一回目の各出力または各出力停止時の生体情報を比
較することにより凝固状態の判断を行うことを特徴とし
た付記19の電気手術装置。 21.各出力また各出力停止時の生体情報を最大値と最
小値の少なくとも一つと、一回目の各出力または各出力
停止時の生体情報の最大値と最小値の少なくとも一つを
比較することにより凝固状態の判断を行うことを特徴と
した付記19の電気手術装置。 22.各出力の出力開始時と停止時の少なくとも一方の
生体情報と、一回目の出力の出力開始時と停止時の少な
くとも一方の生体情報を比較することにより凝固状態の
判断を行うことを特徴とした付記19の電気手術装置。
【0062】23.各出力また各出力停止時の生体情報
と、一回前の出力また出力停止時の生体情報を比較する
ことにより凝固状態の判断を行うことを特徴した付記1
9の電気手術装置。 24.各出力また各出力停止時の生体情報の最大値と最
小値の少なくとも一つと、一回前の出力また出力停止時
出力の生体情報の最大値と最小値の少なくとも一つを比
較することにより凝固状態の判断を行うことを特徴とし
た付記23の電気手術装置。 25.各出力開始時と停止時の少なくとも一方の生体情
報と、一回目の出力の出力開始時と停止時の少なくとも
一方の生体情報を比較することにより凝固状態の判断を
行うことを特徴とした付記23の電気手術装置。
【0063】26.各出力の出力開始時の生体情報と、
一回前の出力の出力停止時の生体情報を比較することに
より凝固状態の判断を行うことを特徴とした付記25の
電気手術装置。 27.高周波電流を発生する高周波電流発生手段と、前
記高周波電流の出力を変更する出力変更手段と、前記高
周波電流の出力を可変させるように前記出力変更手段を
制御する制御手段と、を有し、出術具に前記高周波電流
を供給する電気手術装置において、前記制御手段は、第
一の出力と、前記第一の出力より小さい第二の出力を、
交互に出力する様に前記出力変更手段を制御することを
特徴とする電気手術装置。
【0064】28.第二の出力が、実質的に組織の温度
上昇を起こさない程度の出力である付記27の電気手術
装置。
【0065】29.繰り返し終了手段を備え、制御手段
は、前記繰り返し終了判断からの情報により高周波電流
の第一の出力と第二の出力の繰り返し終了し、第二の出
力のみ出力する様に出力変更手段を制御することを特徴
とした付記28の電気手術装置。 30.凝固状態判断手段を備え、繰り返し終了判断手段
が、凝固状態判断手段からの情報で繰り返し終了を決定
する付記29の電気手術装置。 31.凝固状態判断手段を備え、凝固状態判断手段から
の情報を表示する付記28の電気手術装置。
【0066】32.凝固状態判断手段が、生体情報を基
に凝固状態を判断する付記30、31の電気手術装置。 33.凝固状態判断手段が、繰り返し回数を基に組織の
凝固状態を判断する付記30、31の電気手術装置。 34.凝固状態判断手段が、繰り返し回数と生体情報を
基に組織の凝固状態を判断する付記30、31の電気手
術装置。
【0067】35.第一の高周波電流出力中に、生体情
報を取得する付記32、34の電気手術装置。 36.第二の高周波電流出力中に、生体情報を取得する
付記32、34の電気手術装置。 37.生体情報が、生体組織の電気パラメータであるこ
とを特徴とした付記32、34、35、36の電気手術
装置。
【0068】38.生体情報が、生体組織の温度である
ことを特徴とする付記32、34、35、36の電気手
術装置。 39.生体組織の電気パラメータを処置用の高周波電流
により測定する付記37の電気手術装置。 40.生体組織の電気パラメータを処置用の高周波電流
とは別の検知用電流で測定することを特徴とした付記3
7の電気手術装置。
【0069】41.生体組織の電気パラメータはインピ
ーダンスであることを特徴とした付記37、39、40
の電気手術装置。 42.生体組織の電気パラメータは電流であることを特
徴とした付記37、39、40の電気手術装置。 43.各回の第一または第二の出力中での生体情報を基
に、凝固状態の判断を行う付記32、34〜42の電気
手術装置。
【0070】44.生体情報が、予め定められた閾値よ
り大きくなる、あるいは小さくなった場合に、凝固状態
の判断を行う付記43の電気手術装置。 45.第一または第二の出力中での生体情報の最大値と
最小値の少なくとも一つを基に、凝固状態の判断を行う
付記46の電気手術装置。 46.第一または第二の出力での生体情報の初期値を基
に、凝固状態の判断を行う付記43の電気手術装置。
【0071】47.複数回の第一または第二の出力中で
の生体情報を基に、凝固状態の判断を行う付記32、3
4〜42の電気手術装置。 48.第一または第二の出力情報と、一回目の第一また
は第二の出力時の生体情報を比較することにより凝固状
態の判断を行うことを特徴とした付記47の電気手術装
置。 49.第一または第二の出力の生体情報の最大値と最小
値の少なくとも一つと、一回目の第一または第二の出力
の生体情報の最大値と最小値の少なくとも一つを比較す
ることにより凝固状態の判断を行うことを特徴とした付
記48の電気手術装置。
【0072】50.第一または第二の出力の出力開始時
と停止時の少なくとも一方の生体情報と、一回目の第一
または第二の出力開始時と停止時の少なくとも一方の生
体情報を比較することにより凝固状態の判断を行うこと
を特徴とした付記48の電気手術装置。 51.第一または第二の出力時の生体情報と、一回目の
第一または第二の出力時の生体情報を比較することによ
り凝固状態の判断を行うことを特徴とした吹き47の電
気手術装置。 52.第一または第二の出力の生体情報の最大値と最小
値の少なくとも一つと、一回目の第一または第二の出力
の生体情報をの最大値と最小値の少なくとも一つを比較
することにより凝固状態の判断を行うことを特徴とした
付記51の電気手術装置。
【0073】53.第一または第二の出力の出力開始時
と停止時の少なくとも一方の生体情報と、一回前の第一
または第二の出力開始時と停止時の少なくとも一方の生
体情報を比較することにより凝固状態の判断を行うこと
を特徴とした付記51の電気手術装置。 54.第一または第二の出力の出力開始時の生体情報
と、一回前の第一または第二の出力の出力停止時の生体
情報を比較することにより凝固状態の判断を行うことを
特徴とした付記51の電気手術装置。 55.複数の異なる負荷特性を作り出す、負荷特性変更
手段を有した、付記0、付記1〜54の電気手術装置。
【0074】56.生体情報により、負荷特性変更手段
が負荷特性を変更する付記55の電気手術装置。 57.生体情報が生体組織のインピーダンス値であり、
その値より低いインピーダンスで最大出力を出力する様
に負荷特性変更手段が負荷特性を変更する付記56の電
気手術装置。 58.高周波電流を発生する高周波電流発生手段と、前
記高周波電流を変化させて出力することが可能な高周波
電流出力手段と、前記高周波電流を第1の出力値で出力
し、第1の条件に達すると第2の出力値で出力し、第2
の条件に達すると第1の出力値で出力するようにして、
前記第1の出力値と第2の出力値の高周波電流を繰り返
し出力するように前記高周波電流出力手段を制御する制
御手段と、を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
周波電流を発生する高周波電流発生手段と、前記高周波
電流の出力を変更する出力変更手段と、前記高周波電流
の出力を可変させるように前記出力変更手段を制御する
制御手段と、を有し、手術具に前記高周波電流を供給す
る電気手術装置において、前記制御手段は、高周波電流
が出力/一時停止を繰り返す様に出力変更手段を制御す
るようにしているので、組織を炭化が発生しない温度範
囲に保ちつつ、繰り返し高周波電力を投与できるので、
確実に凝固を行いつつ組織の炭化を防止し、組織の電極
への付着を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の高周波焼灼装置の
全体構成図。
【図2】高周波焼灼電源装置の構成を示すブロック図。
【図3】出力トランスの構成を示す図。
【図4】出力トランスを構成する各トランスの特性を示
す図。
【図5】高周波焼灼処置する場合の高周波電力を繰り返
し供給する場合の出力/一時停止の波形、組織温度及び
組織インピーダンスの変化の様子を示す図。
【図6】制御回路による制御の流れを示すフローチャー
ト図。
【図7】図6に示すように高周波電力を断続的に供給し
た場合の波形と組織インピーダンスの変化の様子を示す
図。
【図8】第1変形例による高周波焼灼電源装置の作用の
説明図。
【図9】第2変形例による高周波焼灼電源装置の作用の
説明図。
【図10】第1変形例の高周波焼灼電源装置の構成を示
すブロック図。
【図11】第2変形例の高周波焼灼電源装置の構成を示
すブロック図。
【図12】第3変形例による高周波焼灼電源装置の作用
の説明図。
【図13】本発明の第2の実施の形態における高周波焼
灼電源装置の構成を示すブロック図。
【図14】電力を継続的に供給した場合における組織温
度及び組織インピーダンスの変化の様子を示す図。
【図15】高周波電力を繰り返し供給する場合の出力/
一時停止の波形、組織温度及び組織インピーダンスの変
化の様子を示す図。
【図16】第1変形例による高周波焼灼電源装置の作用
の説明図。
【図17】第2変形例による高周波焼灼電源装置の作用
の説明図。
【図18】従来例の高周波焼灼装置による処置する場合
の電力、組織温度、組織インピーダンスの変化の様子を
示す説明図。
【符号の説明】
1…高周波焼灼装置 2…高周波焼灼電源装置 3…電極 7…患者 8…フットスイッチ 11…直流電源回路 12…高周波発生回路 13…波形回路 14…出力トランス 15a…電流センサ 15b…電圧センサ 16…A/Dコンバータ 17…制御回路 18…生体組織
フロントページの続き (72)発明者 肘井 一也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 八田 信二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山内 幸治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 KK10 KK23 KK26 KK47

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電流を発生する高周波電流発生手
    段と、 前記高周波電流の出力を変更する出力変更手段と、 前記高周波電流の出力を可変させるように前記出力変更
    手段を制御する制御手段と、 を有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手術装
    置において、 前記制御手段は、高周波電流が出力/一時停止を繰り返
    す様に出力変更手段を制御することを特徴とする電気手
    術装置。
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