JP2002065461A - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JP2002065461A
JP2002065461A JP2000268006A JP2000268006A JP2002065461A JP 2002065461 A JP2002065461 A JP 2002065461A JP 2000268006 A JP2000268006 A JP 2000268006A JP 2000268006 A JP2000268006 A JP 2000268006A JP 2002065461 A JP2002065461 A JP 2002065461A
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JP
Japan
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heat insulating
inner container
opening
insulating material
electric pot
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JP2000268006A
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English (en)
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Toshiaki Kawai
敏明 河合
Shoji Miyamae
昇治 宮前
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでありながら、しかも魔法瓶構造に
近い優れた断熱保温性能を有する電気ポットを提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 この発明の電気ポットは、外ケース
と、該外ケース内に収納された内容器と、該内容器およ
び上記外ケースの開口部を覆う蓋体とを備え、上記内容
器の開口部付近には、当該開口部の開口面の開口径およ
び液留部の胴径よりも所定寸法小径の内側に凹んだネッ
ク部が設けられてなる電気ポットにおいて、上記内容器
の外周囲には、上記外ケースとの間に位置して筒状に曲
げ変形可能な真空断熱材が、上記ネック部外周の凹部と
の間に所定の断熱空間を保った状態で配設されている。
したがって、内容器の外周囲に配設された曲げ変形可能
な真空断熱部材の存在により放熱面積の大きな内容器外
周囲の断熱・保温性能が大きく向上する。また、開口径
の縮小により保温性能向上作用を有するネック部外周の
凹部内空間が、上記真空断熱部材によって、確実に断熱
作用を果たすようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、断熱保温性能を
向上させた電気ポットの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気ポットは、ヒータ等の電気的な加熱
手段を備え、保温中にも通電による所定量の加熱が可能
であるために、外部温度の如何に関係なく常に一定温度
の湯を得ることができ、また湯量が少なくなった時など
には必要に応じて注ぎ足しもできるので、常に一定量の
湯を得ることができ、非常に便利である。
【0003】しかし、その反面、従来の魔法瓶タイプの
保温ポットと異なり、保温中にも通電により電力を消費
するので、省エネ性能の点で問題がある。
【0004】そこで、最近では、上記のような保温中の
電力消費量を可能な限り少なくするために、例えば本体
ケース内の湯が入った内容器自体の構造を、魔法瓶型の
真空2重壁構造にしたり、一重壁構造の内容器の外周を
断熱材で囲繞することにより、断熱機能を高めて、湯が
冷めにくくした節電型の電気ポットが、多く提案される
ようになっている。
【0005】また、機種によっては、夜間や外出時など
の湯を使わないときには、保温温度そのものを下げ、消
費電力を節減するようにしたものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記魔法瓶構
造のものは、保温性能は高いがコストが高い。他方、単
に断熱材で囲繞するものの場合、コストは大幅に低下す
るが、当該断熱材は、例えば発泡スチロールやグラスウ
ールなどの場合が一般的であり、魔法瓶構造のもののよ
うな高い保温性能を得ることはできない。
【0007】また、夜間や外出時などの非使用時に保温
温度を下げるものは、使用時には採用することができな
い補助的、付随的な省エネシステムであるにすぎない。
【0008】本願発明は、このような事情に対応してな
されたもので、低コストでありながら、しかも魔法瓶構
造に近い断熱保温性能を有した構造の電気ポットを提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、該目的を達
成するために、次のような課題解決手段を備えて構成さ
れている。
【0010】(1) 請求項1の発明 この発明の電気ポットは、外ケースと、該外ケース内に
収納された内容器と、該内容器および上記外ケースの開
口部を覆う蓋体とを備え、上記内容器の開口部付近に
は、当該開口部の開口面の開口径および液留部の胴径よ
りも所定寸法小径の内側に凹んだネック部が設けられて
なる電気ポットにおいて、上記内容器の外周囲には、上
記外ケースとの間に位置して筒状に曲げ変形可能な真空
断熱材が、上記ネック部外周の凹部との間に所定の断熱
空間を保った状態で配設されていることを特徴としてい
る。
【0011】したがって、該構成では、先ず上記内容器
の開口部付近に、当該開口部の開口面の開口径および液
留部の胴径よりも所定寸法小径の内側に凹んだネック部
が設けられていることにより、上記内容器の液留部より
上部にある開口部の開口径が有効に縮小されるので、最
も断熱性能が低い蓋体側への放熱面積が有効に縮減さ
れ、ネック部が無い場合に比べて保温性能が相当に向上
する。
【0012】そして、同構成では、その場合において、
さらに上記内容器の外周囲には、上記外ケースとの間に
位置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材が、当該ネッ
ク部外周の凹部との間に所定の断熱空間を保った状態で
配設されている。
【0013】したがって、内容器の外周囲に配設された
上記曲げ変形可能な真空断熱部材の存在により放熱面積
の大きな内容器外周囲の断熱・保温性能が大きく向上す
る。特に、上記ネック部外周の凹部内空間が真空断熱部
材によって閉塞されて断熱空間として有効に機能するよ
うになるので、該凹部空間部分からの放熱量が小さくな
り、上記ネック部を設けたことによる開口径の縮小に基
く保温性能の向上作用と相乗して保温性能の向上に有効
に寄与するようになる。
【0014】(2) 請求項2の発明 この発明の電気ポットは、外ケースと、該外ケース内に
収納された内容器と、該内容器および上記外ケースの開
口部を覆う蓋体とを備え、上記内容器の開口部付近に
は、当該開口部の開口面の開口径および液留部の胴径よ
りも所定寸法小径の内側に凹んだネック部が設けられて
なる電気ポットにおいて、上記内容器の外周囲には、上
記外ケースとの間に位置して筒状に曲げ変形可能な真空
断熱材が、上記ネック部外周の凹部内に嵌合する嵌合凸
部を有して上記ネック部との間に断熱空間を形成するこ
となく嵌合されて配設されていることを特徴としてい
る。
【0015】したがって、該構成では、先ず上記内容器
の開口部付近に、当該開口部の開口面の開口径および液
留部の胴径よりも所定寸法小径の内側に凹んだネック部
が設けられていることにより、上記内容器の液留部より
上部にある開口部の開口径が有効に縮小されるので、最
も断熱性能が低い蓋体側への放熱面積が有効に縮減さ
れ、ネック部が無い場合に比べて保温性能が相当に向上
する。
【0016】そして、同構成では、その場合において、
さらに上記内容器の外周囲には、上記外ケースとの間に
位置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材が、上記ネッ
ク部外周の凹部内に嵌合する嵌合凸部を有して上記ネッ
ク部との間に断熱空間を形成することなく嵌合されて配
設されている。
【0017】したがって、内容器の外周囲に配設された
上記曲げ変形可能な真空断熱材の存在により、本来的に
放熱面積の大きな上記内容器外周囲の断熱・保温性能が
大きく向上する。特に、上記ネック部外周の凹部空間内
が真空断熱材によって確実に閉塞されて断熱空間よりも
高性能の断熱部として機能するようになるので、該部分
からの放熱量が一層小さくなり、より以上に保温性能の
向上に有効に寄与するようになる。
【0018】(3) 請求項3の発明 この発明の電気ポットは、上記請求項1又は2記載の発
明の構成において、上記真空断熱材は、所定幅の芯材を
所定の隙間を保って複数枚配設し、それらの外周を耐熱
性のあるラミネートフィルムで真空ラミネートすること
によって、曲げ変形可能に一体化した帯状体により構成
されていることを特徴としている。
【0019】したがって、該構成では、上述のような作
用を果たす真空断熱材が各芯材間の隙間部ではラミネー
トフィルムのみで接続されることになり、同部分で簡単
に曲げることができることから、全体としても容易に可
撓性を発揮し、一般に円筒体構造をなしている内容器の
外周に密接させて比較的スムーズに巻き付けることがで
きる。その結果、配設も容易となる。
【0020】(4) 請求項4の発明 この発明の電気ポットは、上記請求項2又は3記載の発
明の構成において、上記ネック部外周面の凹部に嵌合さ
れる嵌合凸部の真空断熱材と内容器の外周囲を覆う真空
断熱材とが、相互に一体に構成されていることを特徴と
している。
【0021】このような構成によると、内容器の外周を
覆う真空断熱材と嵌合凸部の真空断熱部材とを別体に形
成する場合に比べて、真空断熱材自体の製造、形状設定
は複雑となるが、同真空断熱材の設置、組付作業が容易
になる。
【0022】(5) 請求項5の発明 この発明の電気ポットは、上記請求項2又は3記載の発
明の構成において、上記ネック部外周面の凹部に嵌合さ
れる嵌合凸部の真空断熱材と内容器の外周囲を覆う真空
断熱材とが、それぞれ別体に構成されていることを特徴
としている。
【0023】このような構成によると、真空断熱材自体
に一体に嵌合凸部を形成した場合に比べて、組付時の組
付工数は増えるが、真空断熱材自体の製造が容易にな
る。
【0024】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気ポットによ
ると、魔法瓶構造の場合の断熱保温性能に近い断熱保温
性能を実現しながら、魔法瓶構造の真空断熱構造体より
も遥かに低コストの断熱保温性能を有する電気ポットを
提供することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図6は、本
願発明の実施の形態1に係る電気ポットの電気ポット本
体および各部の構造を示している。
【0026】この電気ポットEPの電気ポット本体は、
先ず図1に示すように、容器本体1と該容器本体1の上
部に開閉自在に枢支された蓋ユニット2とからなってい
る。
【0027】容器本体1は、外装部を形成する略円筒状
の合成樹脂製の外ケース3と、貯湯部を形成する有底円
筒状のステンレス製の内容器4とを備えており、上記外
ケース3の底部は、合成樹脂製の底部材5により覆蓋さ
れている。
【0028】上記内容器4の底面中央部には上向きに凸
状の円台部4aが形成されており、該円台部4aの下面側
凹部内外周位には、当該内容器4内に収容された水を加
熱するための湯沸しおよび保温用の加熱手段であるヒー
タ6が付設されている。さらに、同内容器4の円台部4
aから若干上方に膨出した中央の膨出部4b裏面には、
その感熱部7aを当該膨出部4bの裏面に接触させた湯
温検出用の温度センサ(サーミスタ)7が設けられてい
る。
【0029】また、この内容器4の底面部における上記
円台部4aの外周部前部側位置には、湯沸し後保温中の
湯を外部へ注出するための湯注出通路8の湯吸入口部8
aが開口せしめられている。そして、該湯注出通路8
は、電動給湯ポンプ21および水位センサWSを介して
上記容器本体1の前面側上部の本体口部10内に設けら
れた湯注出口部8側の安全用開閉バルブ(転倒止水用の
電磁弁)9部分に連通せしめられている(電動給湯ポン
プ21の湯吐出口21aから安全用開閉バルブ9までの
途中の湯注出通路8は破線で図示)。
【0030】なお、上記本体口部10は上口部材10a
と下口部材10bを上下に嵌合一体化して形成されてお
り、それらの間の内部空間を利用して上記安全用開閉バ
ルブ9および湯注出口部8bが湯注出方向に向けて設け
られている。そして、上記上口部材10aの上面部側に
は操作パネル部50が設置され、同操作パネル部50に
は各種点灯表示部とともに給湯キーを含む各種の操作キ
ー50aが、またその裏側には当該点灯表示部に対応し
たLED部、各種操作キー50aに対応した操作スイッ
チ部等を備えた操作基板50bがそれぞれ設けられてい
る。
【0031】また、上記電動給湯ポンプ21は、上記の
ように湯注出通路8の上記湯吸入口部8aの直下流部分
にあって、当該操作パネル部50および操作基板11b
の給湯キーおよび給湯スイッチのONによって作動され
るようになっている。
【0032】そして、上記内容器4内に収容された内容
液(満水位FL)をヒータ6により加熱して沸騰させる
ことにより湯沸しを行ない、かつ所定時間のカルキぬき
を行った後、予じめ設定された保温温度の保温状態に保
持するとともに、必要に応じて該電動給湯ポンプ21を
ON作動させると、同電動給湯ポンプ21のポンプ作用
(揚水作用)により上記内容器4内の湯が上記湯吸入口
部8a、湯注出通路8、水位センサWS、安全用開閉バ
ルブ9を介して湯注出口部8bから外部下方へスムーズ
に注出されるようになっている。
【0033】一方、上記蓋ユニット2は、その上面部を
形成する合成樹脂製の上板11と、該上板11の下部に
一体化され、上板11とともに断熱ボックスを形成する
同じく合成樹脂製の下板12と、該下板12の下部に一
体化され上記内容器4の開口部4dを閉じる金属製の内
カバー13とからなり、上記上板11の後端部11aを
ヒンジ部14を介して上記本体側外ケース1の上部に取
付けられた肩部材15の後端部に対し、上下方向に開閉
可能に軸着して設けられている。
【0034】上板11には、その中央部よりも若干後方
に寄った位置においてグリル構造の蒸気排出口16が凹
面状に設けられているとともに、さらに、前方部位置に
おいて所定深さの凹溝部17を形成し、該凹溝部17内
にレバー構造の蓋ユニット開閉手段18が設けられてい
る。
【0035】一方、下板12の前方部分12aは、図示
のように、その上部側が上記上板11側の上記凹溝部1
7および蓋ユニット開閉手段18を収納可能とするため
の所定深さの収納凹部30に形成されている。他方、該
下板12の中央部から後方部部分は、下方側内カバー1
3部分から上方側上記蒸気排出口16の下方部付近まで
深く筒状に膨出成形されて蒸気パイプ部19を形成し、
その内側に蒸気放出空間部(蒸気放出路)20を形成し
ている。
【0036】この蒸気放出空間部20は、上記蒸気パイ
プ部19の天井部と、緩やかな傾斜面を有した漏斗形状
の仕切板27と、上記内カバー13との3つの部分によ
って断熱作用の高い第1,第2の上下2室24a,24
bに区画されているとともに、同仕切板27中央の開口
27aによって、それらが相互に連通せしめられてい
る。
【0037】一方、該仕切板27中央の開口27a下部
には、上記蒸気放出路からの湯の漏出を防止する転倒止
水弁28が設けられているとともに、該転倒止水弁28
に対応する内カバー13部分は若干下方に膨出され、該
膨出部13aの中央部に同転倒止水弁28に対応した湯
導入穴(図示省略)が形成されている。
【0038】また、上記内カバー13側には、上記膨出
部13aの外周囲の複数個所に位置して上記内容器4内
を上記蒸気放出路に連通させる蒸気放出穴(図示省略)
が形成されている。なお、上記転倒止水弁28は、ポッ
ト本体の転倒時には、上記湯導入穴から導入された湯に
よって移動し、上記仕切板27の開口27aを塞ぎ、上
記蒸気放出口16側への湯の漏出を防止する弁体よりな
っている。
【0039】また、上記蒸気放出空間部24の上方側第
2室24bの蒸気放出口16の下方部には、吹きこぼれ
防止用の下方に傾斜した蒸気遮蔽板29が設けられてい
る。
【0040】なお、符号33は上記蓋ユニット2の下部
に設けられた内カバー13外周のポリカバーパッキン、
また符号31は上記内カバー13を上記下板12側の内
カバー取付部に取付けるための取付ネジである。なお、
ポリカバーパッキン33は、上記内容器4の開口部4d
の後述するネック部40に対応して断熱性良くシールす
るようになっている。
【0041】以上のように、先ず本実施の形態の電気ポ
ットの構成では、蓋ユニット2内の蒸気放出空間部(蒸
気放出路)24の外周囲部分を断熱ボックス構造に形成
するとともに蒸気放出空間部20そのものを多層構造に
仕切り、それら各々の断熱空間部によって、蓋ユニット
2自体の断熱保温性能を可能な限り高くするようにして
いる。
【0042】したがって、従来のように蓋ユニット2自
体に特別な断熱保温構造を採用していないものに比べ
て、上記内容器4の上部開口部4d側の保温性能が良く
なり、電気ポット自体の保温性能が向上する。
【0043】一方、以上の構成において、この実施の形
態においては、さらに上記内容器4の開口部4d付近、
特に満水位FLと開口面との間に位置して、当該開口部
4dの開口径および下方側液留部4cの胴径よりも所定
寸法小さくなるように半径方向内側に凹まされたネック
部40が設けられ、同ネック部40に上記断熱構造の蓋
ユニット2の下部側内カバー13がポリカバーパッキン
33を介して対応せしめられるようになっている。そし
て、当該ネック部40によって上記内容器4の液留部4
cより上部にある開口部4dの開口径を有効に縮小する
ことによって、本質的に断熱性能が低い蓋ユニット2側
への放熱面積を可能な限り縮減し、ネック部40が無い
場合に比べて断熱保温性能を向上させるようにしてい
る。
【0044】また、この実施の形態においては、それに
加えて当該ネック部40を有する内容器4と上記外ケー
ス3との間に、例えば図2〜図6に示すような、蛇腹類
似構造をなし、当該内容器4の外周径に対応して最適に
曲げ変形可能で一定厚さに巻成される真空断熱材19が
上記ネック部40外周の凹部との間に所定の断熱空間4
0Aを保った状態で当該内容器4側に密に介設されるよ
うになっており、それによって当該内容器4の開口部4
dから液留部4c全体の断熱保温性を大きく向上させる
とともに、上記ネック部40外周の凹部内空間が同真空
断熱部材19の上端部20c部分によって確実に閉塞さ
れて断熱空間40Aとして有効に機能するようにし、特
に内容器4内満水位FLに対応する上記ネック部40の
一重壁構造の凹部空間部分から外方への放熱量が小さく
なるようにすることによって、上記のように内容器4の
満水位FLと開口面との間に位置してネック部40を設
けたことによる開口径の縮小に基く保温性能の向上作用
と相乗して、内容器4の開口部4d側部分の断熱保温性
能の向上に特に有効に寄与するように構成されている。
【0045】先ず、内容器4の開口部4dに形成された
ネック部40の構成と作用とから説明する。
【0046】すなわち、この実施の形態の内容器4で
は、上述のように外ケース3内に収納された上記内容器
4の開口部4dの液留部4c側満水位FLと開口面との
間には、当該開口部4dの開口面の開口径および液留部
40の胴径よりも所定寸法小径の内側にVの字形に凹ん
だネック部40が設けられている。
【0047】その結果、上記内容器4の液留部4cの満
水位FLより上部にある開口部4dの開口径が有効に縮
小されるので、最も断熱性能が低い蓋ユニット2側への
放熱面積が有効に縮減され、ネック部40が無い場合に
比べて電気ポットの断熱保温性能が相当に向上する。
【0048】そして、同実施の形態の構成では、その場
合において、さらに上記内容器4の外周囲には、上記外
ケース3との間に位置して筒状に曲げ変形可能な蛇腹類
似構造の真空断熱材19が、上記液留部4c外周および
上記ネック部40外周の凹部を覆って芯材20,20・
・・を中心とする一定の厚さで密に巻成され、その上端
部20c部分が特に上記ネック部40外周面との間に凹
部による断熱空間40Aを形成し、また下端部20d側
が内容器4の底部外周を覆うように配設されている。
【0049】この真空断熱材19は、例えば図2〜図6
に詳細に示されるように、例えばシリカ(二酸化ケイ
素)、パーライトなどの伝熱性の低い無機材粉末をステ
ィック状に略固型化してなる断面扇形の所定幅の芯材2
0,20・・・を所定の隙間19f,19f・・・を保
って複数枚並設し、それらの外周を、例えば表面側(外
面側)にアルミ等の金属箔21b,22bをコーティン
グ又は蒸着して有効な熱反射特性を付与したポリプロピ
レン、ナイロン等耐熱性のある合成樹脂製のラミネート
フィルム21a,22aで真空ラミネートすることによ
って、上記隙間19f,19f・・・部分で曲げ変形可
能に一体化した腹巻状の帯状体(図4〜図6参照)によ
り構成されている。該真空断熱材19の真空ラミネート
は、例えば上記合成樹脂製のラミネートフィルム21
a,22aの上縁部19b、下縁部19c、一端側縁部
19d、他端側縁部19e部分をそれぞれ所定幅に亘っ
て熱融着(ヒートシール)し、その一部に残した非熱融
着部から真空脱気を行ない、その後同部を熱融着するこ
とにより実現されている。
【0050】なお、この場合、上記ラミネートフィルム
部分は、必ずしも単層構造に限るものではなく、例えば
内袋と外袋の多重構造にしても良く、またその場合に、
それぞれを同一の素材で形成しても、別の素材で形成し
ても良い。
【0051】さらに、上記芯材部分も、必ずしも上記の
ようなものに限られるものではなく、例えばグラスウー
ルなどの無機繊維、硬質ウレタンフォーム、発泡樹脂な
どの耐熱素材でも良い。
【0052】したがって、該構成では、上述のような作
用を果たす芯材20,20・・・を有する真空断熱材1
9が各芯材20,20・・・間の隙間19f,19f・
・・部では表面に金属箔21b,22bをコーティング
した合成樹脂製のラミネートフィルム21a,22aの
みで接続されることになり、同部分で簡単に曲げること
ができることから、全体としても容易に可撓性を発揮
し、一般に円筒体構造をなしている内容器4の外周に例
えば図6のように芯材20,20の両端面を相互に突き
合わせながら隙間なく密接させて一端部19d側から他
端部19e側まで比較的スムーズに巻き付けて行くこと
ができる。その結果、内容器4の液留部4cおよびネッ
ク部40の凹部外周に簡単に図2のような芯材20,2
0・・・の厚さに対応した一定厚さの真空断熱部19a
を形成することができ、配設も容易となる。この時、ラ
ミネートフィルム21a,22aの上縁部19b側およ
び下縁部19c側は、それぞれ図3のように外周面側に
折り返して重合される。
【0053】以上のように、この実施の形態の電気ポッ
トは、外ケース3と、該外ケース3内に収納された内容
器4と、該内容器4および上記外ケース3の開口部4d
を覆う蓋ユニット2とを備え、上記内容器4の開口部4
d付近には、当該開口部4dの開口面の開口径および液
留部の胴径よりも所定寸法小径の内側に凹んだネック部
40が設けられてなる電気ポットにおいて、上記内容器
4の外周囲には、上記外ケース3との間に位置して筒状
に曲げ変形可能な真空断熱材19が、上記ネック部40
外周の凹部との間に所定の断熱空間40Aを保った状態
で配設されていることを特徴としている。
【0054】したがって、該構成では、先ず上記内容器
4の開口部4d付近に、当該開口部4dの開口面の開口
径および液留部4cの胴径よりも所定寸法小径の内側に
凹んだネック部40が設けられていることにより、上記
内容器4の液留部4cより上部にある開口部4dの開口
径が有効に縮小されるので、最も断熱性能が低い蓋ユニ
ット2側への放熱面積が有効に縮減され、ネック部40
が無い場合に比べて断熱保温性能が相当に向上する。
【0055】そして、同構成では、その場合において、
さらに上記内容器4の外周囲に、上記外ケース3との間
に位置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材19が、当
該ネック部40外周の凹部との間に所定の断熱空間40
Aを保ったブリッジ状態で配設されている。
【0056】したがって、内容器4の外周囲に配設され
た上記曲げ変形可能な真空断熱材19の存在により放熱
面積の大きな内容器4外周囲の断熱・保温性能が大きく
向上する。特に、満水位FLに対応した上記ネック部4
0外周の凹部内空間が真空断熱材19によって閉塞され
て断熱空間40Aとして有効に機能するようになるの
で、該凹部空間部分から外方への放熱量が小さくなり、
上記ネック部40を設けたことによる開口径の縮小に基
く保温性能の向上作用と相乗して保温性能の向上に有効
に寄与するようになる。
【0057】また、この実施の形態の構成では、上記の
構成において、上記真空断熱材19は、所定幅の芯材2
0,20・・・を所定の隙間を保って複数枚配設し、そ
れらの外周を表面にアルミ等の金属箔21b,22bを
コーティングした耐熱性のあるラミネートフィルム21
a,22aで真空ラミネートすることによって、曲げ変
形可能に一体化した帯状体により構成されていることを
特徴としている。
【0058】したがって、該構成では、上述のような作
用を果たす真空断熱材19が各芯材20,20・・・間
の隙間部ではラミネートフィルム21a,22aのみで
接続されることになり、同部分で簡単に曲げることがで
きることから、全体としても容易に可撓性を発揮し、一
般に円筒体構造をなしている内容器4の外周に密接させ
て比較的スムーズに巻き付けることができる。その結
果、配設も容易となる。また、該ラミネートフィルム2
1a,22aの表面には、アルミ等の金属箔21b,2
2bがコーティングされているので、内容器4側への熱
の反射性能が高く、内容器4側での熱の保持性能が高く
なる。
【0059】以上の結果、同電気ポットによると、魔法
瓶構造の場合の断熱保温性能に近い断熱保温性能を実現
しながら、魔法瓶構造の真空断熱構造体よりも遥かに低
コストの断熱保温性能を有する電気ポットを提供するこ
とが可能となる。
【0060】(実施の形態2)次に、図7は、本願発明
の実施の形態2に係る電気ポットの要部の構造を示して
いる。
【0061】この実施の形態の構成では、上述の実施の
形態の構成に比べて上記ネック部40の位置を若干下方
に下げる一方、上記内容器4の開口縁部4eの外周部分
に段部面41を形成して、上記実施の形態1の構成の真
空断熱材19の上端部20cと内容器4の開口縁部4e
との衝き合わせ係合状態を安定かつ良好なものにし、断
熱空間40Aに、より有効な断熱機能を発揮させること
ができるようにしたことを特徴とするものである。
【0062】その他の部分の構成は、上述の実施の形態
1のものと全く同一であり、同一の作用を奏する。
【0063】(実施の形態3)次に、図8〜図10は、
本願発明の実施の形態3に係る電気ポットの全体および
要部の構造を示している。
【0064】この実施の形態の構成では、上記実施の形
態1の構成の真空断熱材19の上端部20c部分(芯材
20,20・・・の上端部20c,20c・・・内側部
分)に上記内容器4の開口部4d付近のネック部40外
周の凹部内に均密に嵌合する形状の嵌合凸部20bを一
体に設けて、上記実施の形態1,2のものに比べて、よ
り一層有効な係合状態を確保するとともに、上記断熱空
間40Aよりも一層有効に断熱機能を発揮させることが
できるようにしたことを特徴とするものである。
【0065】すなわち、この実施の形態の内容器4で
も、上述のように外ケース3内に収納された上記内容器
4の開口部4d付近には、当該開口部4dの開口面の開
口径および液留部4cの胴径よりも所定寸法小径の内側
に凹んだネック部40が設けられている。
【0066】その結果、上記内容器4の実施の形態1の
場合と同様に上記液留部4cよりも上部にある開口部4
dの開口径が有効に縮小されるので、最も断熱性能が低
い蓋ユニット2側への放熱面積が有効に縮減され、ネッ
ク部40が無い場合に比べて保温性能が相当に向上す
る。
【0067】そして、同実施の形態の構成では、その場
合において、さらに上記内容器4の外周囲には、上記外
ケース3との間に位置して筒状に曲げ変形可能な蛇腹類
似構造の真空断熱材19が、その上端部20c側に上記
ネック部40外周の凹部内に嵌合する嵌合凸部20bを
有して上記ネック部40との間に実施の形態1のような
断熱空間40Aを形成することなく均密に嵌合されてい
る。
【0068】その他の部分の構成は、上述の実施の形態
1のものと全く同一であり、全く同一の作用を奏する。
【0069】以上のように、この発明の実施の形態の電
気ポットでは、外ケース3と、該外ケース3内に収納さ
れた内容器4と、該内容器4および上記外ケース3の開
口部4dを覆う蓋ユニット2とを備え、上記内容器4の
開口部4d付近に、当該開口部4dの開口面の開口径お
よび液留部4cの胴径よりも所定寸法小径の内側に凹ん
だネック部40が設けられてなる電気ポットにおいて、
上記内容器4の外周囲には、上記外ケース3との間に位
置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材19が、上記ネ
ック部40外周の凹部内に嵌合する嵌合凸部20bを有
して上記ネック部40との間に上記実施の形態1のよう
な断熱空間を形成することなく均密に嵌合されて配設さ
れている。
【0070】したがって、該構成では、先ず上記内容器
4の開口部4d付近に、当該開口部4dの開口面の開口
径および液留部4cの胴径よりも所定寸法小径の内側に
凹んだネック部40が設けられていることにより、上記
実施の形態1の場合と同様に、上記内容器4の液留部4
cより上部にある開口部4dの開口径が有効に縮小され
るので、最も断熱性能が低い蓋ユニット2側への放熱面
積が有効に縮減され、ネック部40が無い場合に比べて
保温性能が相当に向上する。
【0071】そして、同構成では、その場合において、
さらに上記内容器4の外周囲には、上記外ケース3との
間に位置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材19が、
上記ネック部40外周の凹部内に嵌合する嵌合凸部20
bを有して上記ネック部40との間に断熱空間を形成す
ることなく均密に嵌合されて配設されている。
【0072】したがって、内容器4の外周囲に配設され
た上記曲げ変形可能な真空断熱材19の存在により、本
来的に放熱面積の大きな上記内容器4外周囲の断熱・保
温性能が大きく向上する。特に、上記ネック部40外周
の凹部空間内が真空断熱材19によって確実に閉塞され
て断熱空間よりも高性能の断熱部として機能するように
なるので、該部分からの放熱量が一層小さくなり、より
以上に保温性能の向上に有効に寄与するようになる。
【0073】さらに、この実施の形態の構成では、上記
の構成において、上記ネック部40外周面の凹部に嵌合
される嵌合凸部20bの真空断熱材19部分と内容器4
の外周囲を覆う真空断熱材19部分とが、相互に一体に
構成されていることを特徴としている。つまり、芯材2
0の本体部20aと嵌合凸部20bとが一体のものとな
っている。
【0074】このような構成によると、内容器4の外周
を覆う真空断熱材19部分と嵌合凸部20bの真空断熱
材19部分とを別体に形成する場合に比べて、真空断熱
材19(芯材20,20・・・)自体の製造、形状設定
は複雑となるが、同真空断熱材19(芯材20,20・
・・)の設置、組付作業が容易になる。
【0075】以上の結果、同電気ポットによると、魔法
瓶構造の場合の断熱保温性能に近い断熱保温性能を実現
しながら、魔法瓶構造の真空断熱構造体よりも遥かに低
コストの断熱保温性能を有する電気ポットを提供するこ
とが可能となる。
【0076】(変形例)もちろん、上記ネック部40外
周面の凹部に嵌合される嵌合凸部20bの真空断熱材1
9と内容器4の外周囲を覆う真空断熱材19、つまり芯
材20,20・・・の嵌合凸部20b,20b・・・と
芯材20,20・・・の本体部20a,20a・・・と
は、それぞれ別体に構成することも可能である。
【0077】そのように構成すると、真空断熱材19
(芯材本体部20a,20a・・・)自体に一体に嵌合
凸部20b,20b・・・を形成した場合に比べて、組
付時の組付工数は増えるが、真空断熱材19自体(芯材
20,20・・・自体)の製造が容易になる。
【0078】(他の実施の形態)なお、上記真空断熱材
19の内容器4外周面への取付けは、例えば真空断熱材
19の内側に接着剤を介して接着するようにしても良
い。
【0079】また、真空断熱材19は、上記内容器4の
可及的底部側まで覆わせるようにして設けることも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る電気ポット本体
の全体的な構成を示す断面図である。
【図2】同電気ポット要部の巻成状態の斜視図である。
【図3】同電気ポット要部の断面図(図2の一部縦断面
図)である。
【図4】同電気ポット要部の展開状態の斜視図である。
【図5】同電気ポット要部の断面図(図4の横断面図)
である。
【図6】同電気ポット要部の断面図(図2の一部水平断
面図)である。
【図7】本願発明の実施の形態2に係る電気ポットの全
体的な構成を示す内容器4外周部の断面図である。
【図8】本願発明の実施の形態3に係る電気ポット本体
の全体的な構成を示す断面図である。
【図9】同電気ポット要部の構成を示す斜視図である。
【図10】同電気ポット要部の構成を示す断面図(図9
の一部の縦断面図)である。
【符号の説明】
1は容器本体、2は蓋ユニット、3は外ケース、4は内
容器、6はヒータ、19は真空断熱材、19aは断熱
部、19bは上端側縁部、19cは下端側縁部、19d
は一端側縁部、19eは他端側縁部、19fは隙間部、
20はスティック状の芯材、20aは芯材本体部、20
bは芯材嵌合凸部、20cは芯材上端部、20dは芯材
下端部である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4B002 AA12 AA16 AA18 BA22 CA32 CA34 4B055 AA34 BA23 BA27 BA29 CA05 CB18 DA02 DB02 FC11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外ケースと、該外ケース内に収納された
    内容器と、該内容器および上記外ケースの開口部を覆う
    蓋体とを備え、上記内容器の開口部付近には、当該開口
    部の開口面の開口径および液留部の胴径よりも所定寸法
    小径の内側に凹んだネック部が設けられてなる電気ポッ
    トにおいて、上記内容器の外周囲には、上記外ケースと
    の間に位置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材が、上
    記ネック部外周の凹部との間に所定の断熱空間を保った
    状態で配設されていることを特徴とする電気ポット。
  2. 【請求項2】 外ケースと、該外ケース内に収納された
    内容器と、該内容器および上記外ケースの開口部を覆う
    蓋体とを備え、上記内容器の開口部付近には、当該開口
    部の開口面の開口径および液留部の胴径よりも所定寸法
    小径の内側に凹んだネック部が設けられてなる電気ポッ
    トにおいて、上記内容器の外周囲には、上記外ケースと
    の間に位置して筒状に曲げ変形可能な真空断熱材が、上
    記ネック部外周の凹部内に嵌合する嵌合凸部を有して上
    記ネック部との間に断熱空間を形成することなく嵌合さ
    れて配設されていることを特徴とする電気ポット。
  3. 【請求項3】 真空断熱材は、所定幅の芯材を所定の隙
    間を保って複数枚配設し、それらの外周を耐熱性のある
    ラミネートフィルムで真空ラミネートすることによっ
    て、曲げ変形可能に一体化した帯状体により構成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の電気ポッ
    ト。
  4. 【請求項4】 ネック部外周面の凹部に嵌合される嵌合
    凸部の真空断熱材と内容器の外周囲を覆う真空断熱材と
    が、相互に一体に構成されていることを特徴とする請求
    項2又は3記載の電気ポット。
  5. 【請求項5】 ネック部外周面の凹部に嵌合される嵌合
    凸部の真空断熱材と内容器の外周囲を覆う真空断熱材と
    が、それぞれ別体に構成されていることを特徴とする請
    求項2又は3記載の電気ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014190443A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Zojirushi Corp 真空断熱パネル

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