JP2002064951A - 永久磁石埋め込み型ロータ - Google Patents

永久磁石埋め込み型ロータ

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JP2002064951A
JP2002064951A JP2000245810A JP2000245810A JP2002064951A JP 2002064951 A JP2002064951 A JP 2002064951A JP 2000245810 A JP2000245810 A JP 2000245810A JP 2000245810 A JP2000245810 A JP 2000245810A JP 2002064951 A JP2002064951 A JP 2002064951A
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yoke
permanent magnet
rotating shaft
brush
held
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Application number
JP2000245810A
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English (en)
Inventor
Kimio Hachisuga
公朗 蜂須賀
Takuro Kugimiya
卓郎 釘宮
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】永久磁石が欠けたり、若しくは損傷することな
く容易に該永久磁石を保持固定する永久磁石埋め込み型
ロータを提供する。 【解決手段】回転軸12の軸方向に対して所定角度離間
して6つのスロット90が、該回転軸12の軸方向に延
在してヨーク14を貫通するように形成される。このス
ロット90内には、磁極の異なる該永久磁石18が交互
にそれぞれ収容される。この場合、前記回転軸12の支
持部60によって前記永久磁石18の一端部18aが支
持される。さらに、前記永久磁石18の他端部18b
は、ヨーク14を構成する積層鋼板のうち末端に位置す
る鋼板14aの所望の部位をかしめることにより保持固
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石埋め込み
型ロータに関し、特に、永久磁石が欠けたり、若しくは
損傷することなく該永久磁石を保持固定することが可能
な永久磁石埋め込み型ロータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、永久磁石埋め込み型ロータとし
ては、例えば、けい素鋼板などの高透磁率材を積層した
ヨークに形成されたスロット内に永久磁石を保持固定し
たものが知られている。
【0003】前記永久磁石埋め込み型ロータの永久磁石
の保持方法としては、特許公報第2982410号に開
示された方法(第1の従来例)、特開平10−1743
26号公報に開示された方法(第2の従来例)、特開平
5−83892号公報に開示された方法(第3の従来
例)などがある。
【0004】前記の第1の従来例においては、図9に示
すように、ヨークAに形成されたスロットBの内壁面に
複数の突起部Cが形成され、該スロットB内に永久磁石
Dを収容する際、該突起部Cを押圧しながら該永久磁石
Dが圧入されて該永久磁石Dを該ヨークAに保持固定し
ている。
【0005】前記の第2の従来例においては、図10A
及び図10Bに示すように、ヨークEに略円弧状に形成
されたスロットF内に永久磁石Gを収容し、該永久磁石
Gの両端部に対向する部位Qを該永久磁石G方向に押し
込むことによって、該永久磁石Gを該ヨークEに保持固
定している。
【0006】前記の第3の従来例においては、図11に
示すように、ヨークHに形成されたスロットIに連通す
る溝Jが該ヨークHに形成され、該スロットI内に永久
磁石Kを収容した後、該溝JにピンLを挿入して該永久
磁石Kを該スロットIの内壁面に押圧することによっ
て、該永久磁石Kを該ヨークHに保持固定している。ま
たは、溝Jに、例えば、ポリエステル樹脂などの溶融樹
脂を射出充填して、永久磁石KをヨークHに保持固定し
ている。
【0007】また、その他の方法(第4の従来例)とし
ては、図12に示すように、ヨークMに形成されたスロ
ットN内に永久磁石Oを収容して、該ヨークMの両端を
該ヨークMと同材質(例えば、けい素鋼板など)の端面
板Pによって閉塞することにより、該永久磁石Oを該ヨ
ークMに保持固定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
第1の従来例においては、スロットB内に永久磁石Dを
収容する際に該スロットB内に形成された突起部Cを押
圧するため、該永久磁石Dが欠けたり、若しくは損傷し
てしまうという問題点が指摘されている。さらに、例え
ば、永久磁石Dにコーティングが施されている場合に
は、コーティングが剥落してしまうという不都合があ
る。
【0009】前記の第2の従来例においては、ヨークE
の永久磁石Gの両端部に対向する部位Qは薄肉のため、
該部位QをスロットF内に収容された該永久磁石Gの方
向に押し込むことにより、該永久磁石Gの半径方向外方
に位置する該ヨークEの外形が変形する(凹凸が発生す
る)おそれがある。例えば、ヨークEの外形に凸部が発
生した場合には、該ヨークEと該ヨークEを囲繞するス
テータとが干渉したり、若しくは該ヨークEと該ステー
タとの間のエアギャップが小さくなり磁路が短絡する不
具合がある。また、ヨークEの外形に凹部が発生した場
合には、ヨークEとステータとの間のエアギャップが大
きくなり磁束の低下を招く不具合がある。
【0010】前記の第3の従来例においては、前記の第
1の従来例と同様に、スロットI内に永久磁石Kを収容
した後、該スロットIに連通する溝JにピンLを挿入す
る際に該永久磁石Kが欠けたり、若しくは損傷してしま
うという問題点が指摘されており、かつ永久磁石Kにコ
ーティングが施されている場合には、コーティングが剥
落してしまうという不都合がある。さらに、溝Jに溶融
樹脂を射出充填する場合には、溶融樹脂の射出工程が増
えることによって製造工程が煩雑になるとともに新たな
射出装置を設置しなければならず、設備費用の高騰を招
く不具合がある。
【0011】前記の第4の従来例においては、端面板P
に、例えば、ヨークMと同材質であるけい素鋼板を用い
た場合、該端面板Pで漏れ磁束が増加して出力トルクの
低下を引き起こす不都合がある。また、端面板Pを非磁
性体にした場合、ヨークMと別部材となりコストアップ
の原因となる。
【0012】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、本発明に係る永久磁石埋め込み型ロータ
によれば、ヨークに永久磁石を保持固定する際、該永久
磁石が欠けたり、若しくは損傷することなく該永久磁石
を保持固定できるとともに、例えば、該永久磁石がコー
ティングされている場合でも、コーティングを剥落させ
ることなく該永久磁石をヨークに保持固定することが可
能となる。
【0013】しかも、本発明に係る永久磁石埋め込み型
ロータによれば、ヨークの外形を変形させることがない
ため、ヨークとステータとの間のエアギャップが一定に
保持され、磁路が短絡したり、又は磁束の低下を招くこ
とを可及的に阻止できる。さらに、新たな設備投資を行
う必要がないため、製造コストを低廉化することが可能
となる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヨークの軸に
対して所定角度離間するとともに、該ヨークの軸方向に
延在して該ヨークに複数形成されるスロットを有し、前
記スロットの寸法は永久磁石の寸法と比して大きく形成
されるとともに、前記スロット内に収容された前記永久
磁石が、回転軸に形成された支持部と前記ヨークのかし
め部とにより該ヨークに保持固定されることを特徴とす
る。さらに、前記ヨークが前記回転軸に圧入されるとと
もに、前記支持部と該回転軸のかしめ部とにより該ヨー
クが該回転軸に保持固定されるとよい。
【0015】また、本発明は、ヨークの軸に対して所定
角度離間するとともに、該ヨークの軸方向に延在して該
ヨークに複数形成されるスロットを有し、前記スロット
の寸法は永久磁石の寸法と比して大きく形成されるとと
もに、前記スロット内に収容された前記永久磁石が、前
記ヨークのかしめ部により挟持されて該ヨークに保持固
定されることを特徴とする。さらに、前記ヨークが回転
軸に圧入されるとともに、該回転軸に形成された支持部
と該回転軸のかしめ部とにより該ヨークが該回転軸に保
持固定されるとよい。
【0016】本発明によれば、永久磁石の寸法と比して
大きく形成されるスロット内に該永久磁石が収容され
る。従って、スロット内に永久磁石を収容する際、該永
久磁石が欠けたり、若しくは損傷することなく該スロッ
ト内に収容することができるとともに、例えば、該永久
磁石がコーティングされている場合でも、コーティング
が剥落することを防止することができる。しかも、ヨー
クの外形を変形させることがないため、ヨークと該ヨー
クを囲繞するステータとの間のエアギャップが一定に保
持され、磁路が短絡したり、又は磁束の低下を招くこと
を可及的に阻止できる。
【0017】また、漏れ磁束を生じさせるような端面板
を用いずに永久磁石を保持固定できるため、出力トルク
の低下を引き起こすことを阻止することが可能となる。
【0018】さらに、例えば、溶融樹脂を射出するため
の射出装置を用いずに永久磁石をヨークに保持固定でき
るため、新たな設備投資を行う必要なく、設備投資の抑
制を達成でき、廉価に永久磁石埋め込み型ロータを製造
することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る永久磁石埋め込み型
ロータについて、例えば、回転電機に適用した実施の形
態例を挙げ、添付の図1〜図8を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0020】第1の実施の形態に係る永久磁石埋め込み
型ロータ10は回転電機11に組み込まれ、回転軸12
と、該回転軸12と一体的に回転動作するとともに、高
透磁率材からなる鋼板(例えば、けい素鋼板)を積層し
たヨーク14を有する。この回転軸12の端部には回転
部16が嵌合されるととも、前記ヨーク14には永久磁
石18が保持固定されている。この永久磁石18の保持
状態については、後で詳述する。前記ヨーク14は前記
回転軸12に圧入されるとともに、該回転軸12に一体
的に形成される支持部60上に載置される(図1参
照)。さらに、前記回転軸12の上端部12aの所望の
部位をポンチによってかしめることにより、前記ヨーク
14は該回転軸12に保持固定される(図3参照)。な
お、図3中、参照符号19はかしめ部を示し、参照符号
21はポンチ痕を示す。また、前記ヨーク14は固定部
20に囲繞されており、該固定部20には第1〜第9電
磁コイル22a〜22iが固定されている。
【0021】ここで、第1の実施の形態においては、回
転軸12の軸方向の寸法を可及的に短くするために該回
転軸12の上端部12aとヨーク14の一番上端に位置
する鋼板14aとの間の寸法を可及的に短くしているた
め、確実に該回転軸12に該ヨーク14を保持固定すべ
く該上端部12aの所望の部位をかしめている。しかし
ながら、前記上端部12aと前記鋼板14aとの距離を
十分に確保できる場合には、圧入作用のみにより確実に
前記ヨーク14が前記回転軸12に保持固定されるた
め、該上端部12aをかしめる必要はない。
【0022】一方、回転部16には、図2に示すよう
に、バッテリ(図示せず)に電気的に接続された正極ブ
ラシ24及び負極ブラシ26と、正極ブラシ24、負極
ブラシ26にそれぞれ電気的に接続された第1〜第3正
ブラシ28a〜28c、第1〜第3負ブラシ30a〜3
0cと、第1ダイオード32a及び第2ダイオード32
bと、両ダイオード32a、32bにそれぞれ電気的に
接続された第1サブブラシ34a、第2サブブラシ34
bとが設置されている。
【0023】回転電機11は、さらに、回転部16を昇
降動作させるガバナ機構36(図1参照)と、絶縁領域
と第1〜第9電磁コイル22a〜22iの両端部に電気
的に接続された導電領域とからなり前記第1〜第3正ブ
ラシ28a〜28c、第1〜第3負ブラシ30a〜30
c、第1サブブラシ34a及び第2サブブラシ34bが
摺接する整流子38、正極ブラシ24が摺接する正極子
40、及び負極ブラシ26が摺接する負極子42を有す
る固定板44とを備える(図2参照)。
【0024】この回転電機11は、図1に示すように、
回転部16が上昇して上端に位置し、第1〜第3正ブラ
シ28a〜28c、第1〜第3負ブラシ30a〜30c
及び第1、第2サブブラシ34a、34bが整流子38
に摺接し、かつ正極ブラシ24、負極ブラシ26が正極
子40、負極子42にそれぞれ摺接する場合、モータと
して機能する。一方、回転部16が下降して前記各ブラ
シが固定板44から離間した場合には、発電機として機
能する。
【0025】上記した各構成要素は全て、内燃機関ケー
ス46とメインカバー48とからなるケース50内に収
容されている。以下、図1を参照して、回転電機11の
構成をさらに詳細に説明する。
【0026】内燃機関ケース46の図1における下端部
には、図示しない内燃機関を構成するクランクシャフト
52の先端部を通すための開口54が形成されている。
この開口54とクランクシャフト52の先端部との間
は、シール部材55によりシールされている。また、内
燃機関ケース46の略中腹部には段部56が形成されて
おり、この段部56にはボルト穴58が設けられてい
る。
【0027】回転軸12は、支持部60と該支持部60
から延在した小径部62とを有し、かつ中空状である。
すなわち、支持部60及び小径部62の軸方向中心部に
は、下端側から、奥部になるにつれてテーパ状に縮径し
たテーパ状挿入口64と、該テーパ状挿入口64に連通
するボルト挿入孔66と、該ボルト挿入孔66に連通し
て該ボルト挿入孔66よりも大径なファン固定用部材挿
入口68が形成されている。そして、テーパ状に縮径し
たクランクシャフト52の先端部は、内燃機関ケース4
6の開口54を通って回転軸12のテーパ状挿入口64
内に嵌合されている。
【0028】また、回転軸12には、支持部60の一部
を切り欠くことにより環状凹部70が形成されており、
該環状凹部70には、回転部16を弾発付勢するコイル
スプリング72が配置されている。
【0029】回転軸12の支持部60にはスカート状カ
バー74が一体的に形成されるとともに、小径部62の
側周壁には回転部16が係合されている(図1参照)。
上述したように、前記回転軸12には前記支持部60上
に載置されたヨーク14が保持固定されているため、該
回転軸12が回転動作する際には、該ヨーク14及び前
記回転部16も該回転軸12と一体的に回転動作する。
【0030】スカート状カバー74の内部には、ガバナ
機構36を構成する円盤76と、該円盤76上に載置さ
れた複数個のボール78とが配置されている。なお、ガ
バナ機構36は、さらに円盤76と回転部16とを連結
する複数本のシャフト80を有する。このガバナ機構3
6及びコイルスプリング72により、回転部16を回転
軸12の小径部62の側周壁に沿って昇降させることが
できる。
【0031】円盤76及びスカート状カバー74のテー
パ部74aから等径部74bに至る内壁には、ボール7
8の周面に合う曲率で切り欠かれた溝82、83がそれ
ぞれ形成されており、ボール78はこの溝82、83内
に移動可能に配置されている。また、円盤76には貫通
孔84が形成されており、該貫通孔84にはシャフト8
0の軸部80aの先端部が通っている。なお、この先端
部には環状溝86が形成されており、この環状溝86に
リング状の保持部材87が係合されることによりシャフ
ト80の円盤76からの抜け止めがなされている。
【0032】円盤76は、シャフト80により回転部1
6に連結されているので、該回転部16が前記コイルス
プリング72から弾発付勢されることに伴ってスカート
状カバー74内で上昇する。最終的には、ボール78が
スカート状カバー74のテーパ部74aの内壁と円盤7
6とで堅牢に挟持され、これにより円盤76がスカート
状カバー74内において上端に位置する。
【0033】そして、シャフト80の軸部80aは、回
転部16に形成されたビス用貫通孔88を通っている。
勿論、このビス用貫通孔88はシャフト80の頭部80
bよりも小径であり、したがって、シャフト80が回転
部16から脱落することはない。
【0034】ヨーク14には、6個の永久磁石18が保
持固定されている。具体的には、回転軸12の軸に対し
て所定角度離間して6つのスロット90が、該回転軸1
2の軸方向に延在してヨーク14を貫通するように形成
される(図3及び図4参照)。このスロット90の寸法
は、永久磁石18の寸法に比して大きい寸法である。具
体的には、永久磁石18の縦寸法(回転軸12の軸方向
の寸法)をH1とし、スロット90の縦寸法(回転軸1
2の軸方向の寸法)、すなわち、ヨーク14の縦寸法を
H2とした場合、H1<H2の関係を満足するととも
に、該永久磁石18の他端部18bの端面より該ヨーク
14を構成する積層鋼板のうち、図4において一番上端
に位置する鋼板14aの方が、図4において上方に位置
している。前記スロット90内には、磁極の異なる該永
久磁石18が交互に収容されている。この場合、回転軸
12の支持部60によって前記永久磁石18の一端部1
8aが支持されている(図4参照)。すなわち、前記支
持部60の半径方向外方の回転軸12の軸線からの距離
は、前記スロット90の内壁面の回転軸12の軸線から
の距離より長くなっている。
【0035】また、前記他端部18bは、前記鋼板14
aの所望の部位を、例えば、ポンチによってかしめるこ
とにより支持されている(図3参照)。すなわち、永久
磁石18は、支持部60とかしめ部91とによりヨーク
14に保持固定されている。この場合、永久磁石18の
縦寸法H1と、ヨーク14の縦寸法H2とは、H1<H
2の関係を満足し、かつ他端部18bの端面より鋼板1
4aの方が上方に位置しているため、該永久磁石18を
半径方向外方に押圧することなく鋼板14aの所望の位
置をかしめることができる。従って、前記ヨーク14の
前記永久磁石18の半径方向外方に位置する部位14c
の外形を変形させることを防止できる。なお、図3中、
参照符号93はポンチ痕を示す。
【0036】固定部20はヨーク14と同様に高透磁率
材からなる積層鋼板からなり、該ヨーク14を囲繞する
ようにケース50内に配置されている。そして、固定部
20は、該固定部20に形成されたボルト孔92を通っ
て内燃機関ケース46のボルト穴58に螺合されたボル
ト94により内燃機関ケース46に固定されている。
【0037】第1〜第9電磁コイル22a〜22iは、
図示しない絶縁部材を介してこの固定部(積層鋼板)2
0に巻回されている。このため、ヨーク14は、固定部
20に固定された第1〜第9電磁コイル22a〜22i
により囲繞される。なお、第1〜第9電磁コイル22a
〜22iの各一端は、固定板44に突出形成されたフッ
ク部96(図2参照)を介して整流子38の互いに隣り
合う導電領域に電気的に接続されている。
【0038】また、固定部20には、第1〜第9電磁コ
イル22a〜22iとは別の電磁コイル(図示せず)が
固定されている。この図示しない電磁コイルは、回転電
機11を発電機として機能させる際に、誘起電圧を発生
させるためのものである。
【0039】回転軸12の小径部62に係合された回転
部16は、回転軸12を囲繞する回転軸囲繞部98と、
該回転軸囲繞部98から延在し、かつ外径が該回転軸囲
繞部98よりも小さい中央突出部100とを有する。勿
論、この中央突出部100も回転軸12を囲繞してい
る。
【0040】前記コイルスプリング72は、回転部16
の中央突出部100を囲繞し、かつ一端が回転部16の
回転軸囲繞部98の一端面に着座している。回転軸12
が停止している場合や低速で回転している場合、このコ
イルスプリング72の弾発付勢により回転部16が上端
に位置する。
【0041】ここで、図2を参照して回転部16の全体
概略構成をさらに詳細に説明する。
【0042】回転部16において、回転軸囲繞部98の
周囲には、互いに120°ずつ離間した3個の壁部10
2が形成されており、ビス用貫通孔88(図1参照)は
この壁部102に設けられている。そして、上記したよ
うに、このビス用貫通孔88には、図2に頭部80bが
示されるシャフト80の軸部80aが通っている(図1
参照)。
【0043】回転部16には、回転軸囲繞部98と同心
円状に負極ブラシ26、正極ブラシ24が内側からこの
順序で設置されており、さらに、正極ブラシ24よりも
外側の同一円上に第1〜第3正ブラシ28a〜28c、
第1〜第3負ブラシ30a〜30c及び第1、第2サブ
ブラシ34a、34bが設置されている(図2参照)。
【0044】第1〜第3正ブラシ28a〜28cは互い
に120°ずつ離間して配置されており、かつ第1〜第
3負ブラシ30a〜30cも互いに120°ずつ離間し
て配置されている。なお、正ブラシ28a〜28cと負
ブラシ30a〜30cは交互に配置されている。この場
合、第1サブブラシ34aは第1負ブラシ30aと第2
正ブラシ28bとの略中間に位置しており、一方、第2
サブブラシ34bは第3正ブラシ28cと第3負ブラシ
30cの略中間に位置している。
【0045】なお、各ブラシは全て昇降動作することが
できる。すなわち、図5に示すように、各ブラシの下端
部はブラシボックス104内にそれぞれ挿入されてい
る。そして、該ブラシボックス104の中空内部にはコ
イルスプリング106が配置されており、該コイルスプ
リング106の一端はブラシボックス104の内部底面
に設置された着座用部材108に着座し、かつ他端は各
ブラシの下端面に着座している。このため、各ブラシ
は、コイルスプリング106により常時上方へと弾発付
勢されている。一方、各ブラシがその上端面から押圧さ
れた際には、各ブラシは、コイルスプリング106が収
縮することによりブラシボックス104の内部に指向し
て下降する。
【0046】勿論、各コイルスプリング106の弾発力
の総和はコイルスプリング72(図1参照)の弾発力に
比して小さく、したがって、回転部16がコイルスプリ
ング106の弾発付勢により下降することはない。
【0047】なお、この場合、各ブラシは第1柱状部1
10aと該第1柱状部110aよりも幅狭の第2柱状部
110bとからなり(図5参照)、ブラシボックス10
4の開口の各辺の長さは第1柱状部110aの各辺の長
さよりも小さい。これにより各ブラシのブラシボックス
104からの抜け止めがなされており、ブラシボックス
104の開口からは第2柱状部110bのみが突出す
る。
【0048】そして、回転部16の側周壁と回転軸囲繞
部98との間には段部112が複数箇所に設けられてお
り(図2参照)、そのうちの2箇所に第1ダイオード3
2a及び第2ダイオード32bがそれぞれ固定されてい
る。
【0049】なお、第1〜第3正ブラシ28a〜28c
は正極ブラシ24に電気的に接続されており、かつ第1
〜第3負ブラシ30a〜30cは負極ブラシ26に電気
的に接続されている。また、第1、第2サブブラシ34
a、34bは、第1、第2ダイオード32a、32bを
介して正極ブラシ24及び負極ブラシ26にそれぞれ電
気的に接続されている。さらに、正極ブラシ24及び負
極ブラシ26は、図示しないバッテリの正極及び負極に
それぞれ電気的に接続されている。
【0050】回転部16の上方に配置された固定板44
は、ケーブル止用部材114内に収容されている(図1
参照)。そして、固定板44及びケーブル止用部材11
4のそれぞれの中心部には、ファン固定用部材120
(図1参照)を通すための貫通孔121、122が形成
されている(図2参照)。なお、固定板44及びケーブ
ル止用部材114は回転動作しない。
【0051】固定板44は、図2に示すように円環状で
あり、互いに絶縁された負極子42、正極子40及び整
流子38を内側からこの順序で有する。このうち、負極
子42及び正極子40の上端面からは、負極端子板12
4及び正極端子板126がそれぞれ垂直に立ち上がって
いる。
【0052】両端子板124、126は、図2に示すケ
ーブル128a、128bにケーブル端子130a、1
30bを介してそれぞれ電気的に接続されている。例え
ば、負極端子板124とケーブル128aとは、図5に
示すように、負極端子板124及びケーブル端子130
aにそれぞれ形成された貫通孔(図示せず)を通ったボ
ルト131と、該ボルト131に螺着されるナット13
2とにより互いに連結される。同様に、正極端子板12
6とケーブル128bも互いに連結されている(図示せ
ず)。
【0053】ケーブル128a、128bの他端部は、
図示しない前記バッテリの正極、負極にそれぞれ電気的
に接続されている。結局、負極子42及び正極子40
は、ケーブル128a、128b、ケーブル端子130
a、130b及び負極端子板124、正極端子板126
を介して前記バッテリの負極及び正極に電気的にそれぞ
れ接続されている。
【0054】なお、ケーブル止用部材114の一部を切
り欠いて設けられた切欠溝133(図2参照)に係合さ
れたケーブル128cは、第2電磁コイル22bと図示
しない制圧整流器とを電気的に接続するためのものであ
る。
【0055】整流子38は、図2に示すように、9箇所
の絶縁領域(以下、第1〜第9スリットという)134
a〜134iと9箇所の導電領域(以下、第1〜第9セ
グメントという)136a〜136iとが交互に配列さ
れてなる。このうち、第1〜第9スリット134a〜1
34iは、第1、第2サブブラシ34a、34bに比し
て幅広に形成されている。また、第1〜第9セグメント
136a〜136iは、それぞれフック部96を有して
おり、上記したように、各フック部96に前記第1〜第
9電磁コイル22a〜22iのいずれかの一端が係止さ
れる。これにより、第1〜第9セグメント136a〜1
36iが第1〜第9電磁コイル22a〜22iの各一端
に電気的に接続される。
【0056】また、内燃機関ケース46と固定部20と
の間にはサブカバー142の大径開口端部142aが挿
入されており(図1参照)、これにより固定部20の芯
出しがなされている。また、サブカバー142の小径開
口端部142bは、ケーブル止用部材114に互いに1
20°ずつ離間して形成されたボルト穴144に螺合さ
れたボルト146によりケーブル止用部材114に固定
されている。
【0057】一方、上記したように、固定板44及びケ
ーブル止用部材114の貫通孔121、122にはファ
ン固定用部材120が通っている(図1参照)。このフ
ァン固定用部材120の下端面には突出部150が突出
形成されており、該突出部150は、回転軸12の小径
部62に形成されたファン固定用部材挿入口68に挿入
されている。
【0058】ファン固定用部材120もまた中空状であ
り、その内部に形成された貫通孔152にはボルト15
4の軸部が通っている。この軸部はさらに回転軸12の
ボルト挿入孔66を通っており、該ボルト154の先端
部は、クランクシャフト52の先端部に形成されたボル
ト穴156に螺合されている(図1参照)。
【0059】すなわち、ファン固定用部材120は、ボ
ルト154を介してクランクシャフト52に連結されて
おり、該クランクシャフト52が回転動作する際にこれ
と一体的に回転動作する。これにより、ファン固定用部
材120に固定された図示しないファンが回転動作する
に至る。なお、前記ファンに対向する位置には、例え
ば、ラジエータ等が配置される。
【0060】第1の実施の形態に係る永久磁石埋め込み
型ロータ10を組み込む回転電機11は、基本的には以
上のように構成されるものであり、次にその作用及び効
果について説明する。
【0061】まず、回転軸12が低速で回転動作する場
合には、ボール78が受ける遠心力よりもコイルスプリ
ング72の弾発力が大きい。したがって、回転部16が
コイルスプリング72により弾発付勢され、上端に位置
する。この際、各ブラシが固定板44に押圧されること
によりブラシボックス104内に配置されたコイルスプ
リング106が収縮され、これに伴い各ブラシが降下す
る。すなわち、各ブラシは固定板44に摺接可能な程度
にブラシボックス104から突出するので、各ブラシに
よって回転部16の回転動作が妨げられることはない。
【0062】回転部16が上端に位置することにより、
正極子40、負極子42の下端面に正極ブラシ24、負
極ブラシ26がそれぞれ摺接する。しかも、整流子38
の下端面に第1〜第3正ブラシ28a〜28c、第1〜
第3負ブラシ30a〜30c及び第1、第2サブブラシ
34a、34bが摺接する。これにより、バッテリから
供給された電流が、正極ブラシ24及び負極ブラシ26
を介してバッテリへと戻る。つまり、回転電機11が、
モータとして機能することになる。
【0063】そして、回転軸12が高速で回転動作する
ようになると、ボール78が受ける遠心力における回転
軸12の長手方向に沿う成分がコイルスプリング72の
弾発力よりも大きくなる。このため、ボール78は、円
盤76に形成された溝82及びスカート状カバー74の
テーパ部74aの内壁に形成された溝83内を転動また
は滑動し、該スカート状カバー74の等径部74bに至
る。これに伴い、図6に示すように、ボール78により
円盤76が押圧されて降下し、その結果、シャフト80
により回転部16が引き寄せられて、回転軸12の小径
部62の側周壁に沿って降下する。これにより、第1〜
第3正ブラシ28a〜28c、第1〜第3負ブラシ30
a〜30c及び第1、第2サブブラシ34a、34bが
整流子38から離間し、かつ正極ブラシ24、負極ブラ
シ26が正極子40、負極子42からそれぞれ離間す
る。結局、各ブラシは、バッテリから電気的に切り離さ
れる。
【0064】この場合、ヨーク14が回転動作している
ので、該ヨーク14に保持された永久磁石18により、
第1〜第9電磁コイル22a〜22iとは別の図示しな
い電磁コイルに誘起電圧が発生する。すなわち、回転電
機11は、発電機として機能することになる。
【0065】次に、本発明の第2の実施の形態に係る永
久磁石埋め込み型ロータ200について、図7及び図8
を参照しながら説明する。この第2の実施の形態に係る
永久磁石埋め込み型ロータ200において、第1の実施
の形態に係る永久磁石埋め込み型ロータ10における構
成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
【0066】第2の実施の形態に係る永久磁石埋め込み
型ロータ200は、前記第1の実施の形態に係る永久磁
石埋め込み型ロータ10と略同様の構成を有するが、永
久磁石18の保持構造が異なっている。
【0067】この第2の実施の形態に係る永久磁石埋め
込み型ロータ200においては、図7に示すように、ヨ
ーク14に形成されるスロット90内に収容された永久
磁石18が、該ヨーク14を構成する積層鋼板のうち、
両端に位置する鋼板14a及び14bの所望の部位を、
例えば、ポンチによってかしめることにより保持固定さ
れている。すなわち、前記永久磁石18の一端部18a
は該永久磁石18の他端部18bと同様に、かしめ部2
02によって支持されている(図8参照)。この場合、
回転軸12の支持部60の半径方向外方の回転軸12の
軸線からの距離は、スロット90の内壁面の回転軸12
の軸線からの距離より短くなっている(図7参照)。な
お、図7及び図8中、参照符号204はポンチ痕を示
す。
【0068】第2の実施の形態に係る永久磁石埋め込み
型ロータ200の作用及び効果については、上述した第
1の実施の形態に係る永久磁石埋め込み型ロータ10の
作用及び効果と略同様である。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、永久磁
石の寸法と比して大きく形成されるスロット内に該永久
磁石が収容される。従って、スロット内に永久磁石を収
容する際、該永久磁石が欠けたり、若しくは損傷するこ
となく該スロット内に収容することができるとともに、
例えば、該永久磁石がコーティングされている場合で
も、コーティングが剥落することを防止することができ
る。それと同時に、ヨークの外形を変形させることがな
いため、ヨークと固定部との間のエアギャップが一定に
保持され、磁路が短絡したり、又は磁束の低下を招くこ
とを可及的に阻止できる。
【0070】また、漏れ磁束を生じさせるような端面板
を用いずに永久磁石を保持固定できるため、出力トルク
の低下を引き起こすことを阻止することが可能となる。
【0071】さらに、例えば、溶融樹脂を射出するため
の射出装置を用いずに永久磁石をヨークに保持固定でき
るため、新たな設備投資を行う必要がなく、設備投資の
抑制を達成でき、廉価に永久磁石埋め込み型ロータを製
造することが可能になるという特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る永久磁石埋め込み型ロ
ータを組み込む回転電機の要部縦断面全体概略構成図で
ある。
【図2】図1の回転電機が備える回転部、固定板及びケ
ーブル止用部材の全体概略分解斜視図である。
【図3】図1におけるIII−III線からみた矢視説
明図である。
【図4】図1の永久磁石埋め込み型ロータが備える永久
磁石の保持状態を示す要部拡大縦断面説明図である。
【図5】図1の回転電機が備えるブラシの要部拡大縦断
面分解説明図である。
【図6】図1の回転電機が備える回転部が下降した状態
を示す要部縦断面全体概略構成図である。
【図7】第2の実施の形態に係る永久磁石埋め込み型ロ
ータが備える永久磁石の保持状態を示す要部拡大縦断面
説明図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線からみた矢
視説明図である。
【図9】第1の従来例に係る永久磁石埋め込み型ロータ
が備える永久磁石の保持状態を概略的に示す平面説明図
である。
【図10】図10Aは第2の従来例に係る永久磁石埋め
込み型ロータが備える永久磁石の保持状態を概略的に示
す平面説明図であり、図10Bは図10AにおけるXB
−XB線からみた一部省略矢視説明図である。
【図11】第3の従来例に係る永久磁石埋め込み型ロー
タが備える永久磁石の保持状態を概略的に示す平面説明
図である。
【図12】第4の従来例に係る永久磁石埋め込み型ロー
タが備える永久磁石の保持状態を概略的に示す分解斜視
説明図である。
【符号の説明】
10、200…永久磁石埋め込み型ロータ 12…回転軸 14…ヨーク 18…永久磁石 19、91、20
2…かしめ部 60…支持部 90…スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 19/10 H02K 19/10 A 21/14 21/14 M Fターム(参考) 5H002 AA07 AA08 AB07 AB08 AC03 AC06 AE08 5H619 AA03 AA05 BB02 BB06 BB15 BB24 PP02 PP05 PP06 PP08 5H621 AA03 BB10 GA01 GB08 HH01 JK05 JK08 JK15 JK17 JK19 5H622 CA02 CA05 CB05 PP03 PP10 PP12 PP14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヨークの軸に対して所定角度離間するとと
    もに、該ヨークの軸方向に延在して該ヨークに複数形成
    されるスロットを有し、 前記スロットの寸法は永久磁石の寸法と比して大きく形
    成されるとともに、 前記スロット内に収容された前記永久磁石が、回転軸に
    形成された支持部と前記ヨークのかしめ部とにより該ヨ
    ークに保持固定されることを特徴とする永久磁石埋め込
    み型ロータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の永久磁石埋め込み型ロータ
    において、 前記ヨークが前記回転軸に圧入されるとともに、前記支
    持部と該回転軸のかしめ部とにより該ヨークが該回転軸
    に保持固定されることを特徴とする永久磁石埋め込み型
    ロータ。
  3. 【請求項3】ヨークの軸に対して所定角度離間するとと
    もに、該ヨークの軸方向に延在して該ヨークに複数形成
    されるスロットを有し、 前記スロットの寸法は永久磁石の寸法と比して大きく形
    成されるとともに、 前記スロット内に収容された前記永久磁石が、前記ヨー
    クのかしめ部により挟持されて該ヨークに保持固定され
    ることを特徴とする永久磁石埋め込み型ロータ。
  4. 【請求項4】請求項3記載の永久磁石埋め込み型ロータ
    において、 前記ヨークが回転軸に圧入されるとともに、該回転軸に
    形成された支持部と該回転軸のかしめ部とにより該ヨー
    クが該回転軸に保持固定されることを特徴とする永久磁
    石埋め込み型ロータ。
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