JP2002064839A - ピーククリップ方法およびピーククリップ回路 - Google Patents

ピーククリップ方法およびピーククリップ回路

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JP2002064839A
JP2002064839A JP2000252596A JP2000252596A JP2002064839A JP 2002064839 A JP2002064839 A JP 2002064839A JP 2000252596 A JP2000252596 A JP 2000252596A JP 2000252596 A JP2000252596 A JP 2000252596A JP 2002064839 A JP2002064839 A JP 2002064839A
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Kazunari Yamaguchi
一成 山口
Noriyuki Iwakura
紀行 岩倉
Takahiro Nakamura
孝弘 中村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過振幅入力時に用いるピーククリップ回路に
おいて、ホワイトバランスを崩さずにクリップ動作させ
ることを目的とする。 【解決手段】 最大入力値選択出力回路1は、RGBの
3つの色信号の中で値の最大のものを出力し、比較器2
は最大入力値選択出力回路1の出力値と表示媒体の表示
可能最大値mとを比較出力する。切替回路3は、比較器
2の比較結果に基づき、最大入力値選択出力回路1の出
力値と表示媒体の表示可能最大値mのうち、値の大きい
方が選択され出力される。除算器4は表示媒体の表示可
能最大値mを切替回路3の出力で除算した結果を出力
し、乗算器5a,5b,5cは、RGBの各入力に除算
器4の出力値を乗算した結果を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV信号、パソコ
ンなどの映像信号を表示する表示装置におけるピークク
リップ回路(映像信号振幅制限回路)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のピーククリップ回路の一例として
は、特開平10−234052号公報に記載されたもの
が知られている。
【0003】図7に従来のピーククリップ回路のブロッ
ク図を示し、図8に従来のピーククリップ回路の動作説
明図を示している。図7において、51は入力映像信号
の値によって、レジスタ53,55の値を設定するデコ
ーダである。52は入力映像信号とレジスタ53の出力
値を乗算する乗算器である。54は乗算器52の出力値
にレジスタ55の出力値を加算する加算器である。56
はR(赤)G(緑)B(青)の各色信号毎に設定される
飽和値を出力するレジスタである。58はレジスタ56
に設定された飽和値と加算器54の出力値とを比較する
比較器である。57はレジスタ58の出力値と加算器5
4の出力値とを、比較器58の出力により切り替えて出
力するセレクタである。
【0004】図7中において、符号51〜55のブロッ
クがガンマ補正やコントラスト制御等を行うガンマ補正
回路を構成し、符号56〜58のブロックが従来例とし
てのピーククリップ回路を構成している。
【0005】上記ピーククリップ回路の従来例の動作に
ついて説明する。入力映像信号Vinはデコーダ51で
入力信号レベルが検出され、その結果入力信号レベルに
応じた傾きan、切片bnがレジスタ53,55に設定
され、さらにレジスタ53,55から傾きan、切片b
nが出力され、乗算器52および加算器54において下
記式で表される出力値GAが得られる。
【0006】GA = an×Vin+bn つぎに、加算器54の出力値GAが、レジスタ56に各
色信号毎に設定されている飽和値より小さい場合は、比
較器58によってセレクタ57の出力は加算器54の出
力値GAが選択出力される。また、加算器54の出力値
GAの値が、飽和値と同じもしくはそれ以上の場合、比
較器58においてセレクタ57の出力はレジスタ56の
出力値である飽和値が出力される。その結果、セレクタ
57の出力値はレジスタ56に設定された飽和値以上の
値は出力されずにクリップされる。
【0007】ここで、レジスタ56に設定する飽和値
は、得ようとするホワイトバランスに合わせて色の構成
比より設定する。図8は、図7のピーククリップ回路に
おいて、RGBの各入力信号値Vinと出力信号値Vo
utの関係を示している。例えば図8の場合、Bが8b
itにおける最大値255となる場合を基準として、色
の構成比を R:G:B = VoR/255 : VoG/255
: 255/255 としたホワイトバランスを得ようとした場合、Rの回路
におけるレジスタ56はVoRを設定し、Gの回路にお
けるレジスタ56はVoGを設定することで、白ピーク
時でのホワイトバランスは R:G:B = VoR : VoG : 255 と固定されることにより、コントラスト可変などにより
過大振幅となり、一色(この例では、B)のみが最大値
255以上表示できない場合でも、Bがリミッタ動作し
た場合に、表示可能なホワイトバランスにより求まる
R、Gのリミッタ値をもつピークリミッタを同時に設け
ることで、白の過大振幅入力でのホワイトバランス変動
を無くしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このピーククリップ回
路においての課題を図9を用いて説明する。図9(a)
はホワイトバランスが崩れる例を示し、同図(b)は表
示媒体の色再現範囲を狭くしている例を示している。こ
の従来の発明では、白ピーク時のみのホワイトバランス
変動を抑制している。しかし、従来のピーククリップ回
路は3色とも同時にピーククリップ回路が動作した場合
だけ、ホワイトバランスを一定に保つが、図9(a)に
示すような、白では無い過大振幅入力信号の場合では、
白では無いために1色、もしくは2色のみにクリップ処
理が加えられ、色の構成比がピーククリップ回路により
変化し、その際にホワイトバランスが変動をしてしまう
という問題を抱えている。図9(a)では、入力c点
は、 R:G:B=306:204:0=3:2:0 であるが、Rのみにクリップ処理が加わるため、出力b
点は、 R:G:B=255:204:0=5:4:0 となり、入力と出力とで、色の構成比(色相)が異な
る。なお、図9(a)において、ハッチング部分は表現
可能な領域を示している。
【0009】また、図9(b)に示すように表示媒体の
表現可能な色であるにも関わらず、従来のピーククリッ
プ回路ではリミッタ回路による制限が加わるため、色表
現の範囲を狭くしているという問題を抱えている。図9
(b)の例では、入力d点は、 R:G:B=0:230:0 であるが、リミッタ回路のため、出力可能な入力をも、
振幅が制限され、出力e点では、 R:G:B=0:200:0 となり、表示媒体の色再現範囲が狭くなっている。な
お、図9(b)において、ハッチング部分は表現可能な
領域を示し、クロスハッチング部分は、表示媒体では表
現可能な領域であるが、リミッタ回路により実際の表示
には用いない領域を示している。
【0010】本発明は、コントラスト・ブライト制御な
どによる過大振幅入力信号のピーククリップを、表示媒
体の色表現能力を最大に保ちつつホワイトバランスを崩
さないで行うことが可能なピーククリップ回路を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、入力信号が過大振幅となった場合、RGB
の3つの色信号中の一番過大振幅の度合いが高い色信号
を選択し、選択された色信号の入力レベルを表示可能な
最大レベルとするような減衰係数(減衰量)を算出し、
全ての色信号に上記の減衰係数を乗算することでピーク
クリップするように構成したものである。
【0012】これにより、過大振幅入力信号を、表示媒
体の色表現能力を最大に保ちつつホワイトバランスを崩
さずに振幅抑制された映像信号が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明のピ
ーククリップ方法は、過大振幅信号入力時にピーククリ
ップする際、RGBの3つの色信号の中で値が最大であ
る色信号を表示媒体の表示可能最大値まで減衰させ、値
が最大である色信号を表示媒体の表示可能最大値まで減
衰させる減衰量を他の2つの色信号にも同じく適用し
て、他の2つの色信号を減衰させることを特徴とする。
【0014】この方法によれば、ピーククリップが必要
な過大振幅入力信号の場合のみ、RGBの3つの色信号
の中で、最も振幅の大きい色信号を表示媒体の表示可能
最大値まで減衰させ、上記の減衰量と同量の減衰量を他
の2つの色信号にも同じく適用して減衰させるという作
用を有する。
【0015】以下の請求項2から請求項6までの方法
は、請求項1の方法を具体化した方法である。
【0016】本発明の請求項2記載のピーククリップ方
法は、過大振幅信号入力時にピーククリップする際、表
示媒体の表示可能最大値をRGBの3つの色信号の中で
値が最大である色信号の値で除算して値が最大である色
信号を表示媒体の表示可能最大値まで減衰させる減衰量
を算出し、3つの色信号に減衰量を同時に適用して、3
つの色信号を減衰させることを特徴とする。
【0017】この方法によれば、ピーククリップが必要
な過大振幅入力信号の場合のみ、RGBの3つの色信号
の中で、最も振幅の大きい色信号を表示媒体の表示可能
最大値まで減衰させるための減衰量を、表示媒体の表示
可能最大値を最も振幅の大きい色信号の値で除算するこ
とで算出し、算出した減衰量を3つの色信号にも同時に
適用して3つの色信号を減衰させるという作用を有す
る。
【0018】本発明の請求項3記載の発明のピーククリ
ップ方法は、過大振幅信号入力時にピーククリップする
際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最大
である色信号と表示媒体の表示可能最大値とから、表示
媒体の表示可能最大値を値が最大である色信号の値で除
算することを近似する多項式を用いて、値が最大である
色信号を表示媒体の表示可能最大値まで減衰させる減衰
量を算出し、3つの色信号に減衰量を同時に適用して、
3つの色信号を減衰させることを特徴とする。
【0019】この方法によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、表示媒体の表示可能最大値を値が最大である色信号
の値で除算することを近似する多項式を用いて算出し、
算出した減衰量を3つの色信号にも同時に適用して3つ
の色信号を減衰させるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項4記載の発明のピーククリ
ップ方法は、過大振幅信号入力時にピーククリップする
際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最大
である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差に比例
し値が最大である色信号を表示媒体の表示可能最大値ま
で減衰させる減衰量を算出し、3つの色信号に減衰量を
同時に適用して、3つの色信号を減衰させることを特徴
とする。
【0021】この方法によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、値が最大である色信号と表示媒体の表示可能最大値
との差に比例した値として算出し、算出した減衰量を3
つの色信号にも同時に適用して3つの色信号を減衰させ
るという作用を有する。
【0022】本発明の請求項5記載の発明のピーククリ
ップ方法は、過大振幅信号入力時にピーククリップする
際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最大
である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差に対し
て折れ線関数を用いて値が最大である色信号を表示媒体
の表示可能最大値まで減衰させる減衰量を算出し、3つ
の色信号に減衰量を同時に適用して、3つの色信号を減
衰させることを特徴とする。
【0023】この方法によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、値が最大である色信号と表示媒体の表示可能最大値
との差に対して折れ線関数を用いて算出し、算出した減
衰量を3つの色信号にも同時に適用して3つの色信号を
減衰させるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項6記載の発明のピーククリ
ップ方法は、過大振幅信号入力時にピーククリップする
際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最大
である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差から、
値が最大である色信号を表示媒体の表示可能最大値まで
減衰させる減衰量を、値が最大である色信号と表示媒体
の表示可能最大値との差と値が最大である色信号を表示
媒体の表示可能最大値まで減衰させる減衰量との関係を
示すテーブルを参照することによって求め、3つの色信
号に減衰量を同時に適用して、3つの色信号を減衰させ
ることを特徴とする。
【0025】この方法によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、値が最大である色信号と表示媒体の表示可能最大値
との差から、テーブルを参照することによって求め、求
めた減衰量を3つの色信号にも同時に適用して3つの色
信号を減衰させるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項7記載の発明のピーククリ
ップ回路は、入力されるRGBの3つの色信号の中で値
が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選択
出力回路と、最大入力値選択出力回路の出力値と表示媒
体の表示可能最大値mとを比較する比較器と、比較器の
出力に応じて最大入力値選択出力回路の出力値と表示可
能最大値mとを切替出力する切替回路と、表示可能最大
値mを切替回路の出力値で除算する除算器と、除算器の
出力値をRGBの各色信号の値にそれぞれ乗算する3つ
の乗算器とを備えている。
【0027】この構成によれば、ピーククリップが必要
な過大振幅入力信号の場合のみ、RGBの3つの色信号
の中で、最も振幅の大きい色信号を表示媒体の表示可能
最大値まで減衰させるための減衰量を、表示媒体の表示
可能最大値を最も振幅の大きい色信号の値で除算するこ
とで算出し、算出した減衰量を3つの色信号にも同時に
適用して3つの色信号を減衰させるという作用を有す
る。
【0028】本発明の請求項8記載の発明のピーククリ
ップ回路は、入力されるRGBの3つの色信号の中で値
が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選択
出力回路と、最大入力値選択出力回路の出力値と表示媒
体の表示可能最大値mと比較する比較器と、表示媒体の
表示可能最大値mを値が最大である色信号の値で除算す
ることを近似する多項式の演算を最大入力値選択出力回
路の出力値を引数として実行する多項式演算回路と、比
較器の出力に応じて多項式演算回路の出力値と定数1と
を切替出力する切替回路と、切替回路の出力値をRGB
の各色信号の値にそれぞれ乗算する3つの乗算器とを備
えている。
【0029】この構成によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、表示媒体の表示可能最大値を値が最大である色信号
の値で除算することを近似する多項式を用いて算出し、
算出した減衰量を3つの色信号にも同時に適用して3つ
の色信号を減衰させるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項9記載の発明のピーククリ
ップ回路は、入力されるRGBの3つの色信号の中で値
が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選択
出力回路と、最大入力値選択出力回路の出力値から表示
媒体の表示可能最大値mを減算する第1の減算器と、第
1の減算器の出力値に定数kを乗算する乗算器と、定数
1から乗算器の出力値を減算する第2の減算器と、第2
の減算器の出力値を制限するリミッタ回路と、リミッタ
回路の出力値をRGBの各色信号の値にそれぞれ乗算す
る3つの乗算器とを備えている。
【0031】この構成によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、値が最大である色信号と表示媒体の表示可能最大値
との差に比例した(定数kを乗じることによる)値とし
て算出し、算出した減衰量を3つの色信号にも同時に適
用して3つの色信号を減衰させるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項10記載の発明のピークク
リップ回路は、入力されるRGBの3つの色信号の中で
値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選
択出力回路と、最大入力値選択出力回路の出力値から表
示媒体の表示可能最大値mを減算する第1の減算器と、
減算器の出力値としきい値tとを比較する比較器と、比
較器の出力値に応じて定数k1と定数k2とを切替出力
する切替回路と、減算器の出力値に切替回路の出力値を
乗算する乗算器と、定数1から乗算器の出力値を減算す
る第2の減算器と、第2の減算器の出力値を制限するリ
ミッタ回路と、リミッタ回路の出力値をRGBの各色信
号の値にそれぞれ乗算する3つの乗算器とを備えてい
る。
【0033】この構成によれば、ピーククリップが必要
な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色信号を
表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための減衰量
を、値が最大である色信号と表示媒体の表示可能最大値
との差に対して折れ線関数を用いて算出し(定数k1,
k2を選択的に乗じることによる)、算出した減衰量を
3つの色信号にも同時に適用して3つの色信号を減衰さ
せるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項11記載の発明のピークク
リップ回路は、入力されるRGBの3つの色信号の中で
値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選
択出力回路と、最大入力値選択出力回路の出力値から表
示媒体の表示可能最大値mを減算する減算器と、値が最
大である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差と値
が最大である色信号を表示媒体の表示可能最大値まで減
衰させる減衰量との関係を示すテーブルを格納したメモ
リと、減算器の出力値に応じてメモリから値を読み出す
ためのアドレスを発生させるアドレス発生回路と、メモ
リから読み出された値をRGBの各色信号の値にそれぞ
れ乗算する3つの乗算器とを備えている。
【0035】この発明の構成によれば、ピーククリップ
が必要な過大入力信号の場合のみ、最も振幅の大きい色
信号を表示媒体の表示可能最大値まで減衰させるための
減衰量を、値が最大である色信号と表示媒体の表示可能
最大値との差から、メモリ内のテーブルを参照すること
によって求め、求めた減衰量を3つの色信号にも同時に
適用して3つの色信号を減衰させるという作用を有す
る。
【0036】(第1の実施の形態;請求項1,2,7に
対応)以下、本発明の実施の形態について、図1と図2
を用いて説明する。
【0037】図1は本発明の第1の実施の形態によるピ
ーククリップ回路のブロック図を示す。図1において、
最大入力値選択出力回路1は、RGBの3つの色信号の
中で値(入力レベル)の最大のものを出力する。比較器
2は、最大入力値選択出力回路1の出力値と表示媒体の
表示可能最大値mとを比較出力する。
【0038】切替回路3は、最大入力値選択出力回路1
の出力値と表示媒体の表示可能最大値mとを比較器2の
出力に応じて切り替えて出力する。ここでは、最大入力
値選択出力回路1の出力値が、表示媒体の表示可能最大
値mより大きい場合、最大入力値選択出力回路1の出力
値が切替回路3より出力され、また、小さい場合は表示
可能最大値mが切替回路3より出力される。除算器4は
表示媒体の表示可能最大値mを切替回路3の出力値で除
算した結果を出力する。乗算器5a,5b,5cは、R
GBの各入力信号に除算器4の出力値(減衰係数)を乗
算した結果を出力する。
【0039】図2は本発明の第1の実施の形態にピーク
クリップ回路の動作説明図を示す。例として表示可能最
大値mを255とする表示媒体に対して、 R:G:B = 306:204:0 (=3:2:
0) という入力Aの信号が入力された場合、図1の最大入力
値選択出力回路1はRの306が出力され、表示可能最
大値m(=255)より大きいため、切替回路3では3
06が出力される。つぎに、除算器4で減衰係数sは、
切替出力が306であることから s=255/306 となる。この減衰係数sを乗算器5a,5b,5cでR
GBの各入力信号に掛けた結果、つまり出力A’は、 R:G:B = 306×s : 206×s : 0×s = 255 : 170 : 0 = 3:2:0 となり、Rの過大振幅が表示媒体に入力可能な最大値2
55に押さえられ、これと同時にRGBの構成比はもと
のまま維持され、色相の変化はない。
【0040】また、RGBの最大値が255以下で過大
振幅入力ではない場合、ピーククリップ動作は必要ない
ので、比較器2は切替回路3の出力値として、表示可能
最大値mを選択する。よって除算器4の出力値の減衰係
数sは s=m/m=1 となる。乗算器5a,5b,5cの出力値は、減衰係数
sが1であるため、RGBの入力そのものが出力され、
ピーククリップ動作が行われない。
【0041】なお、以上の説明では、過大振幅入力では
ない場合、減衰係数sが1となるように切替回路3を設
けているが、過大振幅入力ではない場合に乗算器5a,
5b,5cを通さずに出力するように切替回路を設けて
も同様に実施可能である。
【0042】この実施の形態によれば、ピーククリップ
が必要な過大振幅入力信号の場合のみ、RGBの3つの
色信号の中で、最も振幅の大きい色信号を表示媒体の表
示可能最大値まで減衰させるための減衰量を、表示媒体
の表示可能最大値を最も振幅の大きい色信号の値で除算
することで算出し、算出した減衰量を3つの色信号にも
同時に適用して3つの色信号を減衰させるので、過大振
幅入力信号のピーククリップを、表示媒体の色表現能力
を最大に保ちつつホワイトバランスを崩さないで行うこ
とが可能となる。
【0043】(第2の実施の形態;請求項1,3,8に
対応)つぎに、本発明の第2の実施の形態について、図
3を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ
構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【0044】図3は本発明の第2の実施の形態によるピ
ーククリップ回路のブロック図を示す。図3において、
多項式演算回路6は最大入力値選択出力回路1の出力値
を引数として多項式演算を行い、0<s≦1の減衰係数
sを出力する。この場合の多項式は、表示媒体の表示可
能最大値mを値が最大である色信号の値で除算すること
を近似するものである。
【0045】切替回路7は、比較器2の出力に応じて多
項式演算回路6の出力値と定数1を切り替えて出力す
る。ここでは、最大入力値選択出力回路1の出力値が、
表示媒体の表示可能最大値mより大きい場合、多項式演
算回路6の出力値が切替回路7より出力され、また、小
さい場合は値1が切替回路7より出力される。例えば、
多項式演算回路6で用いる多項式を、s=m/xをmの
近傍でテーラー展開したものの任意の次数までの項とす
れば、最大入力値選択出力回路1の出力値がmに十分近
いところでは前述の第1の実施の形態と同等の効果が得
られる。また、多項式の次数を高くすることでより高い
精度が得られる。
【0046】(第3の実施の形態;請求項1,4,9に
対応)つぎに、本発明の第3の実施の形態について、図
4を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同じ
構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【0047】図4は本発明の第3の実施の形態によるピ
ーククリップ回路のブロック図を示す。図4において、
減算器10は最大入力値選択出力回路1の出力値から表
示可能最大値mを減算する。乗算器8は減算器10の出
力値に定数kを乗じたものを出力する。減算器11は定
数1から乗算器10の出力値を減算する。リミッタ9は
減算器11の出力値pが0≦p≦1となるように制限す
る。上記の減算器11の出力値pが減衰係数に相当す
る。最大入力値選択出力回路1の出力値がmに十分近い
ところでは前述の第1の実施の形態と同等の効果が得ら
れる。
【0048】(第4の実施の形態;請求項1,5,10
に対応)つぎに、本発明の第4の実施の形態について、
図5を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同
じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【0049】図5は本発明の第4の実施の形態によるピ
ーククリップ回路のブロック図を示す。図5において、
比較器12は減算器10の出力値としきい値tとの比較
結果を出力する。切替回路13は比較器12の出力に応
じて定数k1と定数k2を切替出力する。乗算器8は減
算器10の出力値に切替回路13の出力値を乗じたもの
を出力する。しきい値tおよび定数k1,k2を適当な
値に設定することで最大入力値選択出力回路1の出力値
とmとの差が大きくなったときに前述の第3の実施の形
態よりも精度の高い減衰係数が得られる。また、しきい
値および比較器と切替回路を増やすことでより高い精度
を得ることができる。
【0050】(第5の実施の形態;請求項1,6,11
に対応)つぎに、本発明の第5の実施の形態について、
図6を用いて説明する。なお、前述した実施の形態と同
じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【0051】図6は本発明の第5の実施の形態によるピ
ーククリップ回路のブロック図を示す。図6において、
メモリ15は乗算器5a,5b,5cに入力する減衰係
数の列を保持する。具体的には、メモリ15は、値が最
大である色信号と表示媒体の表示可能最大値mとの差
と、値が最大である色信号を表示媒体の表示可能最大値
mまで減衰させる減衰量との関係を示すテーブルを格納
している。
【0052】アドレス発生回路14は減算器10の出力
値に応じてメモリ15から読み出す減衰係数を選択する
ためのアドレスを発生させる。例えば減算器10の出力
値とアドレスが一対一に対応するようにメモリ15を構
成し、各アドレスに対応して減算器10の出力値に対応
した減衰係数をメモリ15に各々格納しておけば、前述
の第1の実施の形態と全く同じ効果が得られる。なお、
減算器10の出力値とアドレスが一対一に対応するよう
にメモリ15を構成する必要はなく、一定範囲内の減算
器10の出力値に対して、メモリの一つのアドレスを対
応させるようにしてもよい。この場合、精度は多少低く
なるが、メモリ15の容量は小さくてよくなる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、過大振
幅信号入力時にピーククリップする際、RGBの各色信
号中一番値の大きい色信号のレベルを表示可能最大値ま
で減衰させ、その減衰量を他の2つの色信号にも適用す
ることで、色の構成比を維持しながらピーククリップ動
作を実現することにより、表示媒体の色表現能力を最大
に保ちつつホワイトバランスを崩さずに振幅抑制が可能
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるピーククリッ
プ回路のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるピーククリッ
プ回路の動作説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるピーククリッ
プ回路のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態によるピーククリッ
プ回路のブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態によるピーククリッ
プ回路のブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態によるピーククリッ
プ回路のブロック図である。
【図7】従来のピーククリップ回路のブロック図であ
る。
【図8】従来のピーククリップ回路の動作説明図であ
る。
【図9】従来のピーククリップ回路の課題説明図であ
る。
【符号の説明】 1 最大入力値選択出力回路 2,12 比較器 3,7,13 切替回路 4 除算器 5a,5b,5c,8 乗算器 6 多項式演算回路 9 リミッタ 10,11 減算器 14 アドレス発生回路 15 メモリ 51 デコーダ 52 乗算器 53,55,56 レジスタ 54 加算器 57 切替回路 58 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 孝弘 大阪府茨木市松下町1番1号 株式会社松 下エーヴィシー・テクノロジー内 Fターム(参考) 5C021 PA53 PA56 PA58 PA62 PA72 XA32 5C066 AA03 CA08 EA14 EA19 GA01 KD02 KD07 KE03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過大振幅信号入力時にピーククリップす
    る際、RGBの3つの色信号の中で値が最大である色信
    号を表示媒体の表示可能最大値まで減衰させ、前記値が
    最大である色信号を前記表示媒体の表示可能最大値まで
    減衰させる減衰量を他の2つの色信号にも同じく適用し
    て、前記他の2つの色信号を減衰させることを特徴とす
    るピーククリップ方法。
  2. 【請求項2】 過大振幅信号入力時にピーククリップす
    る際、表示媒体の表示可能最大値をRGBの3つの色信
    号の中で値が最大である色信号の値で除算して前記値が
    最大である色信号を前記表示媒体の表示可能最大値まで
    減衰させる減衰量を算出し、前記3つの色信号に前記減
    衰量を同時に適用して、前記3つの色信号を減衰させる
    ことを特徴とするピーククリップ方法。
  3. 【請求項3】 過大振幅信号入力時にピーククリップす
    る際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最
    大である色信号と表示媒体の表示可能最大値とから、前
    記表示媒体の表示可能最大値を前記値が最大である色信
    号の値で除算することを近似する多項式を用いて、前記
    値が最大である色信号を前記表示媒体の表示可能最大値
    まで減衰させる減衰量を算出し、前記3つの色信号に前
    記減衰量を同時に適用して、前記3つの色信号を減衰さ
    せることを特徴とするピーククリップ方法。
  4. 【請求項4】 過大振幅信号入力時にピーククリップす
    る際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最
    大である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差に比
    例し前記値が最大である色信号を前記表示媒体の表示可
    能最大値まで減衰させる減衰量を算出し、前記3つの色
    信号に前記減衰量を同時に適用して、前記3つの色信号
    を減衰させることを特徴とするピーククリップ方法。
  5. 【請求項5】 過大振幅信号入力時にピーククリップす
    る際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最
    大である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差に対
    して折れ線関数を用いて前記値が最大である色信号を前
    記表示媒体の表示可能最大値まで減衰させる減衰量を算
    出し、前記3つの色信号に前記減衰量を同時に適用し
    て、前記3つの色信号を減衰させることを特徴とするピ
    ーククリップ方法。
  6. 【請求項6】 過大振幅信号入力時にピーククリップす
    る際、入力されたRGBの3つの色信号のうちの値が最
    大である色信号と表示媒体の表示可能最大値との差か
    ら、前記値が最大である色信号を前記表示媒体の表示可
    能最大値まで減衰させる減衰量を、前記値が最大である
    色信号と表示媒体の表示可能最大値との差と前記値が最
    大である色信号を前記表示媒体の表示可能最大値まで減
    衰させる減衰量との関係を示すテーブルを参照すること
    によって求め、前記3つの色信号に前記減衰量を同時に
    適用して、前記3つの色信号を減衰させることを特徴と
    するピーククリップ方法。
  7. 【請求項7】 入力されるRGBの3つの色信号の中で
    値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選
    択出力回路と、 前記最大入力値選択出力回路の出力値と表示媒体の表示
    可能最大値mとを比較する比較器と、 前記比較器の出力に応じて前記最大入力値選択出力回路
    の出力値と前記表示可能最大値mとを切替出力する切替
    回路と、 前記表示可能最大値mを前記切替回路の出力値で除算す
    る除算器と、 前記除算器の出力値をRGBの各色信号の値にそれぞれ
    乗算する3つの乗算器とを備えたピーククリップ回路。
  8. 【請求項8】 入力されるRGBの3つの色信号の中で
    値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選
    択出力回路と、前記最大入力値選択出力回路の出力値と
    表示媒体の表示可能最大値mと比較する比較器と、 前記表示媒体の表示可能最大値mを前記値が最大である
    色信号の値で除算することを近似する多項式の演算を前
    記最大入力値選択出力回路の出力値を引数として実行す
    る多項式演算回路と、 前記比較器の出力に応じて前記多項式演算回路の出力値
    と定数1とを切替出力する切替回路と、 前記切替回路の出力値をRGBの各色信号の値にそれぞ
    れ乗算する3つの乗算器とを備えたピーククリップ回
    路。
  9. 【請求項9】 入力されるRGBの3つの色信号の中で
    値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値選
    択出力回路と、 前記最大入力値選択出力回路の出力値から表示媒体の表
    示可能最大値mを減算する第1の減算器と、 前記第1の減算器の出力値に定数kを乗算する乗算器
    と、 定数1から前記乗算器の出力値を減算する第2の減算器
    と、 前記第2の減算器の出力値を制限するリミッタ回路と、 前記リミッタ回路の出力値をRGBの各色信号の値にそ
    れぞれ乗算する3つの乗算器とを備えたピーククリップ
    回路。
  10. 【請求項10】 入力されるRGBの3つの色信号の中
    で値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値
    選択出力回路と、 前記最大入力値選択出力回路の出力値から表示媒体の表
    示可能最大値mを減算する第1の減算器と、 前記減算器の出力値としきい値tとを比較する比較器
    と、 前記比較器の出力値に応じて定数k1と定数k2とを切
    替出力する切替回路と、 前記減算器の出力値に前記切替回路の出力値を乗算する
    乗算器と、 定数1から前記乗算器の出力値を減算する第2の減算器
    と、 前記第2の減算器の出力値を制限するリミッタ回路と、 前記リミッタ回路の出力値をRGBの各色信号の値にそ
    れぞれ乗算する3つの乗算器とを備えたピーククリップ
    回路。
  11. 【請求項11】 入力されるRGBの3つの色信号の中
    で値が最大である色信号を選択して出力する最大入力値
    選択出力回路と、 前記最大入力値選択出力回路の出力値から表示媒体の表
    示可能最大値mを減算する減算器と、 前記値が最大である色信号と表示媒体の表示可能最大値
    との差と前記値が最大である色信号を前記表示媒体の表
    示可能最大値まで減衰させる減衰量との関係を示すテー
    ブルを格納したメモリと、 前記減算器の出力値に応じて前記メモリから値を読み出
    すためのアドレスを発生させるアドレス発生回路と、 前記メモリから読み出された値をRGBの各色信号の値
    にそれぞれ乗算する3つの乗算器とを備えたピーククリ
    ップ回路。
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