JP2002064571A - 変調種類識別装置及び変調種類識別方法 - Google Patents

変調種類識別装置及び変調種類識別方法

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JP2002064571A
JP2002064571A JP2001197411A JP2001197411A JP2002064571A JP 2002064571 A JP2002064571 A JP 2002064571A JP 2001197411 A JP2001197411 A JP 2001197411A JP 2001197411 A JP2001197411 A JP 2001197411A JP 2002064571 A JP2002064571 A JP 2002064571A
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signal
modulation type
modulation
circuit
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JP2001197411A
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Veselin Brankovich
ベズリン ブランコビッチ、
Robert Morelos Zaragoza
ロベルト モレロス ザラゴザ
Dragan Krupezevic
ドラガン クルペシェビッチ、
Mohamed Ratni
モーハメド ラットニ
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Sony Deutschland GmbH
Sony Corp
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Sony International Europe GmbH
Sony Corp
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成により、事前の知識を用いること
なく、変調の種類を識別する。 【解決手段】 nポートジャンクション回路17の入力
端子に変調RF信号2と、変調RF信号2の搬送波周波
数に実質的に等しい周波数を有する第2のRF信号3と
を供給し、nポートジャンクション回路17の出力信号
を処理して、識別された変調RF信号2の変調種類を示
すフラグ10を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線伝送される高周
波信号の変調の種類を識別するための変調種類識別装
置、ソフトウェア定義の高周波装置、及び変調種類識別
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア定義無線(Software defin
ed radio:以下、SDRという。)装置は、無線で又は
ローカルからソフトウェアをダウンロードすることによ
り、Mアレー位相偏移変調(M-array, phase-shift key
ing:以下、M−PSKという。)又はMアレー直交振
幅変調(M-array quadrature-amplitude-modulation:
以下、M−QAMという。)等、様々なデジタル変調方
式で広い周波数帯域に亘って動作するよう再構成(reco
nfigured)することができ、そこで、複数のデジタル変
調方式を検出する方法が望まれる。特に、SDR受信機
において、いかなる事前の(a-priori)知識を用いるこ
ともなく変調の種類を判定する必要がある場合がある。
SDRについては、1995年5月に発行されたIEE
E通信マガジン(IEEE Communications Magazine)第3
3巻第5号第26頁〜28頁に記載のジェイ・ミトラ
(J. Mitola)著「ソフトウェア無線アーキテクチャ(S
oftware Radio Architecture)」に詳しく説明されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近年になっ
て、デジタル変調識別技術に関する関心が高まってい
る。1998年4月発行のIEEEトランスコム(IEEE
Trans. Comm.)第46巻第4号第431頁〜第436
頁に記載のナンディ(Nandi)他著「通信信号の自動認
識のためのアルゴリズム(Algorithms for Automatic R
ecognition of Communication Signals)」には、変調
方式の認識に関する2つの方法が開示されている。第1
の方法は、鍵となる特性(key features)を抽出するた
めに、信号の振幅、位相及び周波数に関する高次のモー
メント(high-order moments)を必要とするという意味
で、「決定理論的(decision-theoretical)」方法であ
る。第2の方法は、人工的なニューラルネットワークを
利用する。いずれの方法もパターン認識の問題に対する
解答であり、受信シンボルに対する膨大な処理を必要と
する。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、簡単な処理で、事前の知識を用いること
なく、変調の種類を識別することができる変調種類識別
装置及び変調種類識別方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、検出すべき変調された高周波信号(以
下、変調RF信号という。)と、例えば局部発振器から
の第2の高周波信号(以下、RF信号という。)とが供
給されるnポートジャンクション装置(n-portjunction
device)を使用する。nポートジャンクション装置
は、上述した2つのRF信号を線形に、すなわちRF混
合回路を用いることなく結合し、この線形結合の結果と
して1つのRF信号を生成し、生成したRF信号を少な
くとも1つのパワー検出器に供給する。
【0006】6ポート受信機技術によれば、マイクロ波
ネットワークの振幅及び位相の両方の散乱パラメータを
正確に測定することができる。ヘテロダイン受信機に代
えて6ポート受信機を用いることにより、ミリ波又はマ
イクロ波信号を直接測定することができる。この測定
は、少なくとも3つの異なるポートにおけるパワーレベ
ルを抽出することにより行われる。適切な較正処理を行
うことにより、ハードウェアの不完全性を補うことがで
きる。大きなダイナミックレンジ及び広い周波数範囲に
亘って、非常に正確な測定を行うことができる。6ポー
ト受信機は、パワーセンサの他、指向性カプラや電力分
配器等のマイクロ波素子を備える。以上のような回路
は、モノシリックマイクロ波集積回路(MMIC)や混成マ
イクロ波集積回路(HMIC)に容易に集積化できる。周知
の受信機は、ミリ波及びマイクロ波信号に対して、直接
位相/振幅復調を行う。
【0007】較正処理を行うことにより、例えばブリッ
ジの位相エラー等のハードウェアの不完全性を補うこと
ができる。特に、較正処理によりハードウェアの不完全
性を補うことにより、6ポート受信機は、ミリ波周波数
帯域までの広い帯域に亘って動作することができる。
【0008】ボシッシオ他の論文に開示される6ポート
受信機では、分散技術により実現された電力分配器と9
0°ハイブリッド回路が用いられている。この6ポート
受信機は、主に10GHz以上の周波数帯域の信号に対
して使用されるが、90°ハイブリッド回路に固有の周
波数選択特性に起因して、この6ポート受信機の動作周
波数帯域の範囲が不十分であるという問題がある。
【0009】1994年ヨーロッパマイクロ波コンファ
レンス(European Microwave Conference)第911−
915頁に記載されている、ディー・マウリン(D.Maur
in)、ワイ・スー(Y.Xu)、ビー・フイヤート(B.Huya
rt)、ケー・ウー(K.Wu)、エム・クハシ(M.cuhac
i)、アール・ボシッシオ(R.Bossisio)著「MHMI
C及びMMIC技術を用いたCPWミリ波6ポート反射
率計(CPW Millimeter-wave Six-Port Reflectometers
using MHMIC and MMIC technologies)」には、反射率
計のための広帯域トポロジーが開示されており、これ
は、11GHz〜25GHzの周波数帯域に対応するコ
プレーナ線路を用いることを特徴とする分布素子技術
(distributing element approach)に基づいている。
【0010】1991年ヨーロッパマイクロ波コンファ
レンス第1473−1477頁に記載されているブイ・
ビリク(V.Bilik)他著、「新型超広域集中6ポート反
射率計(A new extremely wideband lumped six-port r
eflectometer)」には、ホイートストンブリッジ及び抵
抗回路を用いた反射率計が開示されている。
【0011】1996年1月発刊、「マイクロ波理論及
び技術に関するIEEE会報(IEEETransactions on Mi
crowave Theory and Techniques)」第40巻に記載さ
れているリー(Li)、ジー・ボシッシオ(G.Bossisi
o)、ケー・ウー(K.Wu)著、「6ポート結合回路のデ
ュアルトーン較正技術及びその6ポート直接デジタル受
信機への応用(Dual tone Calibration of Six-Port Ju
nction and its application to the six-port direct
digital receiver)」には、4つの3dBハイブリッド
回路と、電力分配器と、減衰器とを用いた6ポート反射
率計トポロジーが開示されている。
【0012】米国特許第5498969号には、複数の
整合検波器及び1つの非整合検波器を用いた反射率計構
造の非対称トポロジーが開示されている。
【0013】米国特許第4521728号「マイクロ波
ネットワークの複素反射係数を決定する方法及び6ポー
トネットワーク(Method and six-port network for us
e indetermining complex reflection coefficients of
microwave network)」には、反射率計6ポートトポロ
ジーが開示されている。このトポロジーは、2つの異な
る方形ハイブリッド(quadrate hybrid)、移相器、2
つの電力分配器及び1つの方向性結合器を備え、マイク
ロ波ストリップ線路技術により実現されている。
【0014】欧州特許公開番号第0805561号に
は、6ポート結合回路を採用した直接変換受信機を実現
する手法が開示されている。ここでは、6ポート結合回
路を備える直接変換受信機が送信されてくる変調信号を
受信する。復調はアナログ的手法により行われる。
【0015】欧州特許公開番号第0841756号に
は、6ポート受信機のための相関回路が開示されてい
る。この相関回路では、受信信号は、様々な位相角にお
いて、局部発振器からの信号に加算される。ここで、局
部発振器からの信号と高周波信号との相回転は、相関器
の出力信号の加算とは独立して実行される。
【0016】特に、上述の目的を達成するために、本発
明に係る変調種類識別装置は、識別すべき変調RF信号
が供給される第1の入力端子と、変調RF信号の搬送波
周波数に実質的に等しい周波数を有する第2のRF信号
が供給される第2の入力端子と、変調RF信号の変調種
類を識別するフラグを出力する少なくとも1つの出力端
子とを有し、変調RF信号及び第2のRF信号が供給さ
れ、少なくとも1つのパワー検出器に少なくとも1つの
第3のRF信号を供給する、nを3以上の整数とする、
nポートジャンクション回路と、パワー検出器の出力信
号を処理して少なくとも1つのフラグを生成する信号処
理回路とを備える。
【0017】変調種類識別装置は、パワー検出器の出力
信号の少なくとも1つの分岐信号を所定のシンボル数に
亘って平均化し、平均化した信号を信号処理回路に供給
する平均化回路を備えていてもよい。
【0018】信号処理回路は、上記少なくとも1つのパ
ワー検出器の処理された出力信号と少なくとも1つの閾
値とを比較する少なくとも1つの比較回路を備えていて
もよい。
【0019】少なくとも1つの閾値は、少なくとも1つ
のパワー検出器の現在の処理された出力信号と少なくと
も1つのパワー検出器の平均化された出力信号との比で
ある少なくとも1つの相対パワー比に基づいて算出して
もよい。
【0020】信号処理回路は、少なくとも1つのパワー
検出器の処理された出力信号が少なくとも1つの閾値に
基づく少なくとも1つの所定の比較条件を満足させたこ
とを示すヒットの数をカウントするカウンタを備えてい
てもよい。
【0021】信号処理回路は、ヒットの数に基づいて、
各変調種類の確率を算出する演算回路を備えていてもよ
い。
【0022】信号処理回路は、算出された確率が所定の
確率閾値を超えたとき、対応する識別された変調種類を
示すフラグを出力してもよい。
【0023】信号処理回路は、変調RF信号のシンボル
期間に関する事前の情報が供給される入力端子を備えて
いてもよい。
【0024】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係るソフトウェア定義無線装置(software defined
radio device:SDR)は、上述の変調種類識別装置
を備える。
【0025】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係る変調種類識別方法は、無線伝送されてくる変調
RF信号の変調種類を識別するものであり、nを3以上
の整数とし、少なくとも1つのRF信号を出力するnポ
ートジャンクション回路の入力端子に変調RF信号と、
変調RF信号の搬送波周波数に実質的に等しい周波数を
有する第2のRF信号とを供給するステップと、nポー
トジャンクション回路の出力信号を処理して、識別され
た変調RF信号の変調種類を示すフラグを生成するステ
ップとを有する。
【0026】本発明に係る変調種類識別方法において、
nポートジャンクション回路の出力信号の少なくとも1
つの分岐信号を所定のシンボル数に亘って平均化しても
よい。
【0027】また、nポートジャンクション回路の出力
信号を処理するステップは、nポートジャンクション回
路の処理された出力信号と少なくとも1つの所定の閾値
とを比較するステップを有していてもよい。
【0028】また、nポートジャンクション回路の出力
信号を処理するステップは、nポートジャンクション回
路の処理された出力信号が少なくとも1つの所定の比較
条件を満足させたことを示すヒットの数をカウントする
ステップを有していてもよい。
【0029】また、nポートジャンクション回路の出力
信号を処理するステップは、ヒットの数に基づいて、各
変調種類の確率を算出するステップを有していてもよ
い。
【0030】また、nポートジャンクション回路の出力
信号を処理するステップは、算出された確率が所定の確
率閾値を超えたとき、対応する識別された変調種類を示
すフラグを出力するステップを有していてもよい。
【0031】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係るnポートジャンクション回路の使用方法は、2
つのRF信号入力ポートと、少なくとも1つのRF信号
出力ポートとを備える、nを3以上の整数とするnポー
トジャンクション回路を用いて、2つのRF信号入力ポ
ートの一方に供給された無線電送されてきた変調RF信
号の変調種類を事前の知識を用いることなく識別する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る変調種類識別
装置及び変調種類識別方法について図面を参照して詳細
に説明する。
【0033】図1は、本発明を適用した変調識別装置の
具体的構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、この変調識別装置1には、変調された高周波信号
(以下、変調RF信号という。)2が入力され、変調識
別装置1は、変調識別装置1に入力された変調RF信号
の伝送に使用された変調方式を検出し、この結果を示す
フラグ10を出力する。
【0034】また、この変調識別装置1には、変調RF
信号2の搬送波周波数に実質的に対応した周波数の第2
の高周波信号(以下、RF信号という。)3も供給され
ている。
【0035】変調識別装置1は、2つの部分から構成さ
れ、第1の信号処理回路5は、nを3以上の整数とした
nポートジャンクション回路17と、このnポートジャ
ンクション回路17のRF出力信号のパワーを検出する
少なくとも1つのパワー検出器18とを備える。周知の
ように、nポートジャンクション回路17は、変調RF
信号2と第2のRF信号3とを線形に、すなわちRF混
合処理や非線形処理を行うことなく結合し、結合したR
F信号をパワー検出器18に供給する。
【0036】nポートジャンクション回路17の内部構
造及び可能な構成例は、国際特許公開公報WO99/3
3166「Nポート直接受信機(N-port direct receiv
er)」に開示されている。
【0037】少なくとも1つのパワー検出器18は、第
2の信号処理回路6にパワー検出信号を供給する。ま
た、第2の信号処理回路6には、変調RF信号2のシン
ボル期間に関する情報4も供給されている。第2の信号
処理回路6は、デジタル処理、アナログ処理、又はデジ
タルとアナログのハイブリッド処理のいずれをも行うこ
とができる。第2の信号処理回路6の信号処理の結果に
応じて、変調RF信号2の伝送に使用されたと推定され
た変調方式を示すフラグが出力される。
【0038】図1に示すように、変調識別装置1は、変
調RF信号2の伝送に使用された変調方式に関する事前
の情報を用いることなく、変調の種類を検出することが
できる。
【0039】すなわち、本発明を適用した変調識別装置
1は、以下の要求を満たす。 a)変調種類の識別は、最小限のRF要素(RF element
s)を用いて、中間周波数ではなく、RF周波数におい
て直接行われる。 b)I/Q値を算出する必要はない。 c)デジタルとアナログのハイブリッド処理を行っても
よい。 d)S/Nが厳しい条件においても、位相ロック変調種
類(phase locked modulation types)を許容できる確
率で識別することができる。
【0040】図2は、図1に示す変調識別装置1の信号
経路の第1の部分の具体的構成を示すブロック図であ
る。この具体例では、図1に示すnポートジャンクショ
ン回路17は、5ポートジャンクション回路7であり、
5ポートジャンクション回路7は、2つの入力ポート
2,3と、3つの出力ポートを備える。5ポートジャン
クション回路7の3つの出力信号は、それぞれ低域通過
フィルタ(low-pass-filter:以下、LPFという。)
8でフィルタリングされる。これらLPF8によりフィ
ルタリングされた3つの信号P,P,Pは、それ
ぞれ2つのブランチに分岐し、第1のブランチには、平
均化回路9が設けられており、平均化回路9は、対応す
る3つの信号P,P,Pを所定数のシンボルに亘
って平均化し、それぞれ平均化された信号(以下、平均
化信号という。)P10,P20,P 30を出力する。
第2のブランチは、LPF8によりフィルタリングされ
た3つの現在の信号P,P,Pをそのまま出力す
る。このように、5ポートジャンクション回路7が3つ
の出力端子を備えている場合、合計6つの信号、すなわ
ち、現在の信号P,P,P及び平均化信号
10,P20,P30が生成され、図3を用いて説明
する処理に利用される。なお、LPF8で低域ろ波され
た信号は、アナログ/デジタル変換器16(analog-to-
digital converter:以下、A/D変換器という。)に
供給するようにして、平均化信号P10,P20,P
30をデジタル的に求めてもよい。
【0041】図3は、図2に示す信号経路に続く処理を
説明する図であり、この処理は、図1に示す第2の信号
処理回路6における処理に相当する。
【0042】図3に示すように、現在の信号P
,P及び平均化信号P10,P ,P30と閾
値TS1,TS2,TS3,TS4とを比較することに
より状態が設定される。まず、受信された各シンボルに
ついて、現在の信号P,Pがそれぞれ以下の条件を
満たすかが判定される。 TS1<P<TS2 TS3<P<TS4 第2の信号処理回路6は、カウンタ13を備え、カウン
タ13は、現在の信号P又はPにより対応する閾値
条件が満たされているシンボル(以下、ヒットとい
う。)の数、nhitをカウントする。ヒットの数は、
第2の信号処理回路6内に設けられている確率演算及び
決定論理回路(probability calculation and decision
logic)15に供給される。さらに、カウンタ13は、
受信したシンボルの総数nsym14をカウントし、こ
のシンボルの総数nsym14に対応する情報を確率演
算及び決定論理回路15に供給する。確率演算及び決定
論理回路15が実行する確率演算処理及び決定論理につ
いては後述する。確率演算及び決定論理回路15におけ
る確率演算処理及び決定論理に基づいて、対応するフラ
グ10が設定される。
【0043】本発明に基づく処理の手順について、図4
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0044】ステップS1において、nポートジャンク
ション回路17すなわち5ポートジャンクション回路7
は、変調RF信号2と局部発振器(図示せず)からの局
部発振信号である第2のRF信号3を線形結合し、その
結果得られる振幅を表すDC出力信号を生成する。
【0045】ステップS2において、nポートジャンク
ション回路17からのDC出力信号をLPF8により低
域フィルタリングする。
【0046】ステップS3において、検出され、低域フ
ィルタリングされたDC出力信号を、予め算出されてい
る第1の閾値と比較する。
【0047】ステップS4において、所定数nsym
シンボルに亘って、ステップS3の比較によりヒットし
たシンボルの数nhitをカウントする。
【0048】ステップS5において、ステップS4のヒ
ット数に基づき、少なくとも1つの変調種類に関する確
率を算出する。
【0049】ステップS6において、ステップS5によ
り算出された確率が第2の閾値を超える変調種類のフラ
グを出力する。
【0050】次に、本発明の原理について説明する。
【0051】動作原理 nポートジャンクション回路17には、変調種類を識別
するべき変調RF信号2と、第2のRF信号3、すなわ
ち局部発信信号が入力される。局部発信信号は位相が異
なる3つの信号からなり、これらの信号と変調RF信号
2を結合することによって、3つのRF信号が生成され
る。3つのRF信号はそれぞれパワー検出器18に供給
され、これら3つのRF信号のパワーレベルが検出さ
れ、検出されたパワーレベルを示すDC信号P
,Pが生成される。これらのDC信号P
,Pは、低域通過フィルタ8により低域フィルタ
リングされる。ここで、低域フィルタリングされたDC
信号P,P,Pをデジタル信号に変換してもよ
い。あるいは、DC信号P,P,Pをそれぞれ2
つのブランチに分岐させ、一方のブランチの信号P
,Pをアナログ的に平均化し、その後、平均化信
号P10,P20,P30と平均化されていないDC信
号P,P,Pとをデジタル信号に変換してもよ
い。直接のDC信号P,P ,Pと平均化信号P
10,P20,P30からなるこれら6つの情報は、信
号処理回路6においてアナログ的に、あるいはデジタル
的に処理される。mを16,64,256のいずれかと
し、mQAM変調における種類を識別するためには、後
述する閾値TS1,TS2が必要とされる。また、nを
2,4,8,16のいずれかとし、nPSK変調におけ
る種類を識別するためには、後述する閾値TS3,TS
4が必要とされる。
【0052】QAM変調識別 一般的な16QAM変調方式及び64QAM変調方式の
具体例を図5(a)に示す。平均パワー(P10)と5
ポート受信機のポートの現在のパワー(P)の相対的
パワー比は、決定閾値(decision thresholds)TS
1,TS2の定義に重要な役割を果たす。図5(a)で
は、16QAM変調と64QAM変調における相対パワ
ーレベル(P/P10)が示されている。また、図5
(b)には、これら相対パワーレベルのグラフが示され
ている。
【0053】閾値TS1は、関連する変調における最大
振幅レベルと、第1の中間のより低い振幅レベル(firs
t intermediate lower magnitude level)の1つとの距
離の1/2に設定される。閾値TS2は、同じ距離の最
大振幅より大きくなるように設定される。具体的には、
例えば図5(a)に示すように、64QAM変調では、
信号点配置における信号点(1.7500+1.7500i),(1.75
00+1.2500i)の相対的パワー比をそれぞれr,r
し、16QAM変調では、信号点(1.5000+1.5000i),
(1.5000+0.5000i)の相対的パワー比をそれぞれr
とすると、閾値閾値TS1,TS2は、それぞれ式
1,2で求められれる。そして、関連する全てのmQA
M変調に対して、現在のパワーPの値は、関連する閾
値TS1,TS2と比較され、ここでヒットがあった場
合、mQAM変調の種類に関連するカウンタがインクリ
メントされる。ここで、本発明を適用した変調識別装置
の16QAM方式及び他の変調方式に対する応答を図6
に示す。
【0054】
【数1】
【0055】
【数2】
【0056】PSK変調識別 PSK変調におけるパワーレベルp,pの平均値p
20,p30は、以下の式から求められる。
【0057】
【数3】
【0058】
【数4】
【0059】
【数5】
【0060】
【数6】
【0061】
【数7】
【0062】そして、各位相偏移変調(mPSK)に対
する閾値TS3,閾値TS4は、実際のパワーレベルp
と、入力信号の平均パワーレベルp20,p30と、
パワー検出器固有の定数とにより、式8,9に示すよう
に決定される。
【0063】
【数8】
【0064】
【数9】
【0065】ここで、α,αは、mPSK変調にお
ける位相角の閾値であり、式10,11によって求めら
れ、mは、mPSK変調におけるmに相当する。
【0066】
【数10】
【0067】
【数11】
【0068】ここで、本発明を適用した、mPSK変調
における位相角の閾値の具体例を表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】なお、上述したmPSK変調における位相
角の閾値を求める方法は、処理における負荷を最小にす
るために、非常に単純な数値的方法を示したものであ
る。また、mPSK変調の種類又は各特定の変調方式を
識別するために、異なる検出技術を用いるようにしても
よい。例えば、検出感度をさらに高めるために、特別な
非線形の閾値を定義するようにしてもよい。しかしなが
ら、この場合、さらなる処理が必要であり、この処理
は、必ずしも検出感度を向上させるとはかぎらない。
【0071】確率演算 以下、mPSK変調及びmQAM変調の両方に関する確
率演算のための情報の表現を以下の式に示す。
【0072】
【数12】
【0073】 nhit2−(p)領域のヒット数
【0074】
【数13】
【0075】nhit1−p領域のヒット数 nsym−シンボルの数 シミュレーションの結果、0.65の確率が変調をロッ
クするフラグを設定するのに十分な確率であることが見
出された。ここで、図7に、S/Nに対する各種変調方
式の識別確率を示す。
【0076】シミュレーション結果 周知の5ポート構造に関するシミュレーションを行っ
た。全ての演算において、45°の位相シフトを有する
理想的な5ポート構造について考察した。表2に、各種
変調方式の識別確率に対する要求されるS/Nを示す。
【0077】
【表2】
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る変調種類識
別装置は、変調RF信号及び局部発振信号が供給され、
少なくとも1つのパワー検出器に少なくとも1つの第3
のRF信号を供給する、nを3以上の整数とするnポー
トジャンクション回路と、パワー検出器の出力信号を処
理して少なくとも1つのフラグを生成する信号処理回路
とを備える。これにより、単純な構成で、事前の知識を
用いることなく、変調の種類を識別することができる。
【0079】また、本発明に係る変調種類識別方法は、
nを3以上の整数とし、少なくとも1つのRF信号を出
力するnポートジャンクション回路の入力端子に変調R
F信号と、変調RF信号の搬送波周波数に実質的に等し
い周波数を有する第2のRF信号とを供給するステップ
と、nポートジャンクション回路の出力信号を処理し
て、識別された上記変調RF信号の変調種類を示すフラ
グを生成するステップとを有する。これにより、簡単な
処理で、事前の知識を用いることなく、変調の種類を識
別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した変調種類識別装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す変調種類識別装置の第1の信号経路
を詳細に示すブロック図である。
【図3】図2に示す信号経路に続く第2の信号経路を詳
細に示すブロック図である。
【図4】本発明を適用した変調種類識別方法の手順を示
すフローチャートである。
【図5】(a)は、64QAM及び16QAMの場合に
おける相対パワーレベルを示す表であり、(b)は、こ
れら相対パワーレベルのグラフを示す図である。
【図6】本発明を適用した変調識別装置の16QAM方
式及び他の変調方式に対する応答を示す図である。
【図7】確率0.65でフラグを設定する変調識別装置
の精度を示す図である。
【符号の説明】
1 変調種類識別装置、2 変調RF信号、3 第2の
RF信号、4 シンボル期間情報、5 第1の信号処理
回路、6 第2の信号処理回路、10 フラグ、17
nポートジャンクション回路、18 パワー検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブランコビッチ、 ベズリン ドイツ連邦共和国、70327 シュトゥット ゥガルト ヘデルフィンガー シュトラー セ 61 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アドバ ンスド テクノロジー センター シュト ゥットゥガルト 内 (72)発明者 ザラゴザ ロベルト モレロス 日本国 東京都 品川区 東五反田 3− 14−13 高輪 ミューズ ビルディング 株式会社 ソニー コンピュータ サイエ ンス 研究所 先端情報通信研究室 内 (72)発明者 クルペシェビッチ、 ドラガン ドイツ連邦共和国、70327 シュトゥット ゥガルト ヘデルフィンガー シュトラー セ 61 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アドバ ンスド テクノロジー センター シュト ゥットゥガルト 内 (72)発明者 ラットニ モーハメド ドイツ連邦共和国、70327 シュトゥット ゥガルト ヘデルフィンガー シュトラー セ 61 ソニー インターナショナル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アドバ ンスド テクノロジー センター シュト ゥットゥガルト 内 Fターム(参考) 5K004 AA01 AA05 AA08 BD02 FA03 FA05 FA06 FD02 FG00 FH00 JA02 JA03 JD02 JG00 JH00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別すべき変調RF信号が供給される第
    1の入力端子と、上記変調RF信号の搬送波周波数に実
    質的に等しい周波数を有する第2のRF信号が供給され
    る第2の入力端子と、上記変調RF信号の変調種類を識
    別するフラグを出力する少なくとも1つの出力端子とを
    有する変調種類識別装置において、 上記変調RF信号及び第2のRF信号が供給され、少な
    くとも1つのパワー検出器に少なくとも1つの第3のR
    F信号を供給する、nを3以上の整数とするnポートジ
    ャンクション回路と、 上記パワー検出器の出力信号を処理して少なくとも1つ
    のフラグを生成する信号処理回路とを備える変調種類識
    別装置。
  2. 【請求項2】 上記パワー検出器の出力信号の少なくと
    も1つの分岐信号を所定のシンボル数に亘って平均化
    し、平均化した信号を上記信号処理回路に供給する平均
    化回路を備えることを特徴とする請求項1記載の変調種
    類識別装置。
  3. 【請求項3】 上記信号処理回路は、上記少なくとも1
    つのパワー検出器の処理された出力信号と少なくとも1
    つの閾値とを比較する少なくとも1つの比較回路を備え
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の変調種類識別
    装置。
  4. 【請求項4】 上記少なくとも1つの閾値は、上記少な
    くとも1つのパワー検出器の現在の処理された出力信号
    と該少なくとも1つのパワー検出器の平均化された出力
    信号との比である少なくとも1つの相対パワー比に基づ
    いて算出されることを特徴とする請求項3記載の変調種
    類識別装置。
  5. 【請求項5】 上記信号処理回路は、上記少なくとも1
    つのパワー検出器の処理された出力信号が少なくとも1
    つの閾値に基づく少なくとも1つの所定の比較条件を満
    足させたことを示すヒットの数をカウントするカウンタ
    を備えることを特徴とする請求項3又は4記載の変調種
    類識別装置。
  6. 【請求項6】 上記信号処理回路は、上記ヒットの数に
    基づいて、各変調種類の確率を算出する演算回路を備え
    ることを特徴とする請求項5記載の変調種類識別装置。
  7. 【請求項7】 上記信号処理回路は、上記算出された確
    率が所定の確率閾値を超えたとき、対応する識別された
    変調種類を示すフラグを出力することを特徴とする請求
    項6記載の変調種類識別装置。
  8. 【請求項8】 上記信号処理回路は、上記変調RF信号
    のシンボル期間に関する事前の情報が供給される入力端
    子を備えることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1
    項記載の変調種類識別装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8いずれか1項記載の変調
    種類識別装置を備えるソフトウェア定義無線装置。
  10. 【請求項10】 無線伝送されてくる変調RF信号の変
    調種類を識別する変調種類識別方法において、 nを3以上の整数とし、少なくとも1つのRF信号を出
    力するnポートジャンクション回路の入力端子に上記変
    調RF信号と、該変調RF信号の搬送波周波数に実質的
    に等しい周波数を有する第2のRF信号とを供給するス
    テップと、 上記nポートジャンクション回路の出力信号を処理し
    て、識別された上記変調RF信号の変調種類を示すフラ
    グを生成するステップとを有する変調種類識別方法。
  11. 【請求項11】 上記nポートジャンクション回路の出
    力信号を処理するステップは、該nポートジャンクショ
    ン回路の出力信号の少なくとも1つの分岐信号を所定の
    シンボル数に亘って平均化するステップを有することを
    特徴とする請求項10記載の変調種類識別方法。
  12. 【請求項12】 上記nポートジャンクション回路の出
    力信号を処理するステップは、上記nポートジャンクシ
    ョン回路の処理された出力信号と少なくとも1つの所定
    の閾値とを比較するステップを有することを特徴とする
    請求項10又は11記載の変調種類識別方法。
  13. 【請求項13】 上記nポートジャンクション回路の出
    力信号を処理するステップは、上記nポートジャンクシ
    ョン回路の処理された出力信号が少なくとも1つの所定
    の比較条件を満足させたことを示すヒットの数をカウン
    トするステップを有することを特徴とする請求項12記
    載の変調種類識別方法。
  14. 【請求項14】 上記nポートジャンクション回路の出
    力信号を処理するステップは、上記ヒットの数に基づい
    て、各変調種類の確率を算出するステップを有すること
    を特徴とする請求項13記載の変調種類識別方法。
  15. 【請求項15】 上記nポートジャンクション回路の出
    力信号を処理するステップは、上記算出された確率が所
    定の確率閾値を超えたとき、対応する識別された変調種
    類を示すフラグを出力するステップを有する請求項14
    記載の変調種類識別方法。
  16. 【請求項16】 2つのRF信号入力ポートと、少なく
    とも1つのRF信号出力ポートとを備える、nを3以上
    の整数とするnポートジャンクション回路を用いて、上
    記2つのRF信号入力ポートの一方に供給された無線電
    送されてきた変調RF信号の変調種類を事前の知識を用
    いることなく識別するnポートジャンクション回路の使
    用方法。
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