JP2002063801A - 発光体 - Google Patents

発光体

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JP2002063801A
JP2002063801A JP2000249824A JP2000249824A JP2002063801A JP 2002063801 A JP2002063801 A JP 2002063801A JP 2000249824 A JP2000249824 A JP 2000249824A JP 2000249824 A JP2000249824 A JP 2000249824A JP 2002063801 A JP2002063801 A JP 2002063801A
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Hisashi Furuta
尚志 古田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自発発光可能な新しいタイプの発光体を提供
すること。 【解決手段】 発光体1Aは、可とう性を有し、シート
状をなしている。発光体1Aは、発電を行う層状の圧電
素子6と、かかる圧電素子6に絶縁層81を介して積層
され、発光する層状の有機EL素子2と、第1保護層7
1と第2保護層72とで構成され、圧電素子6および有
機EL素子2等を防水する防水手段7と、圧電素子6と
有機EL素子2とを電気的に接続する配線83、85と
を有している。この発光体1Aは、被着体に貼着され
て、使用される。そして、被着体等が動いて圧電素子6
が変形したり、圧電素子6に振動が加わったりすると、
圧電素子6は、発電を行う。この圧電素子6で発電され
た電気によって、有機EL素子2が発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】日が沈んでから行ういわゆるナイトダイ
ビングでは、暗闇のため、数メートル先ですらも、目印
なしでは分からない。また、昼間のダイビングにおいて
も、水が濁っていたり、深度が深くなると、同様の事態
が頻繁に起こる。ダイビングは、通常、数人でグループ
を組んで行うが、暗闇、濁り等により視界が悪い場合、
仲間の位置を常に把握することは、とりわけ重要なこと
となる。
【0003】通常、各メンバーは、他のメンバーからの
ライトの光をもとに、仲間の位置を把握する。しかし、
ライトの光は指向性を有しているため、一メンバーから
発せられた光は、ライトが向いている方向にいるメンバ
ーにしか認識されないという欠点がある。また、ライト
は、手で持つ必要があるため、ダイバーの手が塞がって
しまい、不便である。加えて、ライトは、電池を定期的
に交換する必要があるという点でも、不便である。
【0004】また、ダイバーは、化学反応を起こして数
時間発光する筒状の発光ツールを、自分の位置を仲間に
知らせるために用いる場合がある。この場合、ダイバー
は、かかるツールを、発光させてから、タンクに取り付
けたり、首にぶら下げたりする。各ダイバーは、このツ
ールの発光を頼りに、お互いの位置を把握することがで
きる。
【0005】しかし、残念なことに、かかるツールは使
い捨てであり、ダイバーは、ダイビングを行うたびに新
しいものを購入しなければならない。しかも、かかるツ
ールは、中に化学物質が詰まっているため、廃棄等によ
り環境の破壊を引き起こしかねないという問題を抱えて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自発
発光可能な新しいタイプの発光体を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(16)の本発明により達成される。
【0008】(1) 変形または振動によって発電する
発電素子と、前記発電素子に電気的に接続された発光素
子とを有し、前記発電素子で発電された電気によって前
記発光素子が発光することを特徴とする発光体。
【0009】(2) 前記発電素子および前記発光素子
は、いずれも層状または板状である上記(1)に記載の
発光体。
【0010】(3) 前記発光素子は、前記発電素子に
積層されている上記(2)に記載の発光体。
【0011】(4) 前記発光素子と前記発電素子と
は、中間層を介して積層されている上記(3)に記載の
発光体。
【0012】(5) 前記発光素子と前記発電素子との
積層体の前記発電素子側に、発光体を固定する固定手段
が設けられている上記(3)または(4)に記載の発光
体。
【0013】(6) 可とう性を有する上記(2)ない
し(5)のいずれかに記載の発光体。
【0014】(7) 厚さが0.1〜5mmである上記
(2)ないし(6)のいずれかに記載の発光体。
【0015】(8) 前記発光素子の面積は、前記発電
素子の面積よりも小さい上記(2)ないし(7)のいず
れかに記載の発光体。
【0016】(9) 前記発電素子および/または前記
発光素子の表面には、前記発電素子および/または前記
発光素子を保護する保護層が設けられている上記(1)
ないし(8)のいずれかに記載の発光体。
【0017】(10) 前記発光素子は、有機EL素子
である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の発光
体。
【0018】(11) 前記発電素子は、圧電素子であ
る上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の発光
体。
【0019】(12) 前記発電素子および前記発光素
子が濡れるのを防ぐ防水手段を有する上記(1)ないし
(11)のいずれかに記載の発光体。
【0020】(13) 発光体を固定する固定手段を有
する上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の発光
体。
【0021】(14) 前記固定手段は、粘着シートで
ある上記(13)に記載の発光体。
【0022】(15) 前記発電素子で発電した電気を
整流する整流手段を有する上記(1)ないし(14)の
いずれかに記載の発光体。
【0023】(16) 前記発電素子で発電した電気を
一時的に蓄える蓄電手段を有する上記(1)ないし(1
5)のいずれかに記載の発光体。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す好
適実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実
施形態では、本発明の発光体がダイビングに用いられる
場合を例に、説明する。図1は、本発明の発光体の第1
実施形態を示す断面斜視図である。図2は、図1に示す
発光体のI−I線断面図である。
【0025】本発明の発光体1Aは、可とう性を有し、
平面形状が例えば帯状(四角形)のシート状(または板
状)をなしている。そして、発光体1Aは、変形または
外部からの振動に応じて、自発発光することができる。
【0026】図1、2に示すように、本発明の発光体1
Aは、圧電素子6と、絶縁層81と、有機EL素子2
と、第1保護層71と第2保護層72とを備えた防水手
段7と、配線83、85とを有している。詳しくは、発
光体1Aは、発電を行う層状(または板状)の圧電素子
(発電素子)6と、かかる圧電素子6に絶縁層81を介
して積層され、発光する層状(または板状)の有機EL
素子(発光素子)2と、圧電素子6および有機EL素子
2等を防水する防水手段7と、圧電素子6と有機EL素
子2とを電気的に接続する配線83、85とを有してい
る。
【0027】このような発光体1Aでは、圧電素子6側
の表面に、粘着シート(固定手段)91が設けられてい
る。この粘着シート91には、剥離シート95が貼着さ
れている。例えば、発光体1Aは、剥離シート95を剥
離した後、フィンやウェットスーツ等の被着体に貼着、
固定されて、使用される。
【0028】そして、フィンやウェットスーツ等が動い
て圧電素子6が変形したり、圧電素子6に振動が加わっ
たりすると、圧電素子6は、発電を行う。この圧電素子
6で発電された電気によって、有機EL素子2が発光す
る。この光は、圧電素子6と反対側、すなわち有機EL
素子2側から出射する。
【0029】以下、説明の便宜上、発光体1Aに粘着シ
ート91および剥離シート95が設けられたものを、粘
着シート付き発光体10Aという。また、発光体1Aか
ら光が出射する方向(図2中の上側)を「正面側」、正
面側と反対方向(図2中の下側)を「背面側」という。
以下、発光体1Aを、各構成要素ごとに説明する。
【0030】☆まず始めに、圧電素子(ピエゾ素子)6
から説明する。図1に示すように、発光体1Aは、平面
形状がほぼ帯状(四角形)で可とう性を有する圧電素子
6を備えている。前述したように、この圧電素子6は、
発電を行うことができる。圧電素子6が変形したり、圧
電素子6に振動が加わったりすると、圧電素子6は、発
電を行う。
【0031】図2に示すように、圧電素子6は、圧電材
料層61と、かかる圧電材料層61の背面側に積層して
設けられた第1電極63と、圧電材料層61の正面側に
積層して設けられた第2電極65とを有している。
【0032】圧電材料層61は、圧電材料(ピエゾ材
料)を含有する層であり、この圧電材料層61に応力が
かかると、電気が発生する。この圧電材料層61を構成
する圧電材料としては、例えば、フッ素樹脂(テトラフ
ルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、
ポリフルオロビニリデンなど)等の圧電性樹脂、ジルコ
ン酸チタン酸鉛、チタン酸鉛、ニオブ酸リチウム等のセ
ラミックス、水晶などが挙げられる。その中でも特に、
圧電材料層61の圧電材料としては、フッ素樹脂等の圧
電性樹脂がより好ましく用いられる。圧電性樹脂は、可
とう性に優れ、被着体の貼りつけ面に対する追従性が良
い。また、圧電性樹脂は、例えばフィン等の動きに追従
して、円滑に変形することができる。このような圧電材
料層61の厚さは、特に限定されないが、20〜500
μm程度とすることが好ましい。
【0033】圧電素子6では、圧電材料層61を挟むよ
うに、層状の第1電極63と第2電極65とが設けられ
ている。これら第1電極63および第2電極65は、例
えば、アルミニウム等の金属などで構成されている。第
1電極63および第2電極65の厚さは、特に限定され
ないが、50nm〜10μm程度とすることが好ましい。
なお、圧電素子6の厚さは、特に限定されないが、30
〜500μm程度とすることが好ましい。
【0034】このような圧電素子6は、1〜8V程度の
電圧(最大電圧)を発生可能であることが好ましい。こ
れにより、有機EL素子2が、より好適に発光するよう
になる。特に、圧電素子6の一方の縁部(例えば図1で
は一方の短辺をなす縁部)付近と他方の縁部(例えば図
1では他方の短辺をなす縁部)付近とを手で持ち、振幅
10cm、1Hz程度で圧電素子6を手で波打たせた場合
(振動させた場合)、圧電素子6は、1〜8V程度の電
圧(最大電圧)を発生可能であることがより好ましい。
これにより、有機EL素子2が、さらに好適に発光する
ようになる。
【0035】本実施形態の発光体1Aのように、発電素
子に圧電素子を用いると、発電素子を薄くし、発光体1
Aのコンパクト化を図ることが可能となる。しかも、圧
電素子の発電効率は高い。加えて、発電される電気の電
力は圧電素子6の面積とほぼ比例するので、発光光の明
るさの設定、設計が容易となる。
【0036】☆このような圧電素子6には、可とう性を
有する有機EL素子2が、絶縁層81を介して接合され
ている。また、有機EL素子2は、配線83、85によ
り、圧電素子6に電気的に接続されている。
【0037】有機EL素子2は、比較的低電圧で発光可
能なため、圧電効果により発生した電気で発光する発光
体1Aに、最適である。しかも、有機EL素子2は、面
発光が可能なため、広範囲、広角度に光を照射すること
ができる。また、有機EL素子2の発光光は、視認性が
高く、幅広い角度から視認できる。以下、有機EL素子
2について説明する。
【0038】図1に示すように、有機EL素子2は、平
面形状がほぼ帯状(四角形)をなしており、圧電素子6
とほぼ平行に(長辺が圧電素子6の長辺とほぼ平行に)
配設されている。
【0039】この有機EL素子2の縁部では、短辺が、
圧電素子6の縁部の短辺とほぼ一致している。このよう
に、有機EL素子2の縁部と圧電素子6の縁部とが少な
くとも一部ほぼ一致していると、すなわち、発光体1A
に有機EL素子2の縁部と圧電素子6の縁部とがほぼ一
致している部位を設けると、有機EL素子2と圧電素子
6との配線が容易となる。
【0040】図1に示すように、発光体1Aでは、有機
EL素子2の面積(発光する部分の面積)は、圧電素子
6の面積よりも小さなものとなっている。これにより、
有機EL素子2に供給される電気の電流密度が高まり、
発光体1Aの発光光がより明るくなる。特に、発光体1
Aでは、有機EL素子2の面積を、圧電素子6の面積の
1/20〜2/3程度とすることが好ましく、1/10
〜1/2程度とすることがより好ましい。これにより、
発光するのに最適な電流密度の電気を、有機EL素子2
へ供給できるようになる。
【0041】図2に示すように、有機EL素子2は、陽
極3と、陰極5と、これらの陽極3と陰極5との間に設
置された有機EL層4とを有している。
【0042】有機EL素子2の正面側には、層状(平板
状)の陽極3が設置されている。この陽極3は、配線8
3を介して、圧電素子6の第1電極63に接続されてい
る。陽極3は、第1電極63から正孔を受け取り、後述
する正孔輸送層41へ正孔を付与する機能を有してい
る。この陽極3は、発光を見る側に設置されるため、実
質的に透明(無色透明、有色透明または半透明)なもの
とされる。このような観点からは、陽極3には、例え
ば、インジウムティンオキサイド(ITO)、酸化錫
(SnO2)、インジウオキサイド(IO)、インジウ
ムジンクオキサイド(IZO)等が用いられる。このよ
うな陽極3の厚さは、例えば、50〜500nm程度と
するのが好ましい。
【0043】陽極3の背面側の面には、有機EL層4が
設置されている。この有機EL層4は、図2に示すよう
に、正孔輸送層41と、電子輸送層42とを有し、正孔
輸送層41は陽極3に、電子輸送層42は陰極5に、そ
れぞれ接合して設けられている。
【0044】正孔輸送層41は、陽極3から正孔を受け
取り、この正孔を陰極5側に伝達、輸送する機能を有し
ている。一方、電子輸送層42は、陰極5から電子を受
け取り、この電子を陽極3側に輸送(伝達)する機能を
有している。
【0045】陽極3と陰極5との間に通電がなされる
(電圧が印加される)と、正孔輸送層41中を正孔が、
また、電子輸送層42中を電子が移動し、電子輸送層4
2内の正孔輸送層41との界面付近で、両者は再結合す
る。この再結合に際し放出されたエネルギーによりエキ
シトン(励起子)が生成し、このエキシトンが、基底状
態へ戻る際に、エネルギー(蛍光・リン光)を放出(発
光)する。すなわち、この電子輸送層42の正孔輸送層
41との界面付近は、発光層43を構成する。したがっ
て、有機EL層4は、発光層43を中間層とする3層で
構成されているとも言える。
【0046】正孔輸送層41の構成材料としては、例え
ば、芳香族アミン誘導体(TPD、α−NPD等)等が
挙げられ、これらの中でも、α−NPDがより好ましく
用いられる。正孔輸送層41の厚さは、特に限定されな
いが、例えば、1〜100nm程度とするのが好まし
く、20〜70nm程度とするのがより好ましい。正孔
輸送層41の厚さを前記の範囲内とすることにより、陰
極3から受け取った電子を、より確実に発光層43に付
与することができる。
【0047】電子輸送層42の構成材料としては、例え
ば、8−キノリノールアルミニウム錯体(Alq3)等が挙
げられる。また、このような電子輸送層42の構成材料
中には、必要に応じて、1種類以上の発光物質(蛍光物
質)を含有させてもよい。これにより、発光層43の発
光特性(例えば、発光色等)を変化させることができ
る。例えば、発光物質(蛍光物質)の種類、添加量等を
変更することにより、任意の色に発色する発光層43を
得ることができる。このような発光物質(蛍光物質)と
しては、例えば、次のようなものを用いることができ
る。赤色の発光色を有するものとしては、例えば、ロー
ダミン、DCMの誘導体等が挙げられる。緑色の発光色
を有するものとしては、例えば、キナクリドン、クマリ
ン6等が挙げられる。青色の発光色を有するものとして
は、例えば、ペリレン等が挙げられる。
【0048】電子輸送層42の厚さは、特に限定されな
いが、例えば、1〜100nm程度とするのが好まし
く、20〜70nm程度とするのがより好ましい。電子
輸送層42の厚さを前記の範囲内とすることにより、陰
極5から受け取った電子を、より確実に発光層43に付
与することができる。この内、発光層43の厚さは、特
に限定されないが、例えば、0.1〜20nm程度であ
るのが好ましい。
【0049】有機EL層4の背面側の面には、層状(平
板状)の陰極5が設置されている。この陰極5は、配線
85を介して、圧電素子6の第2電極65に接続されて
いる。陰極5は、第2電極65から電子を受け取り、電
子輸送層42に電子を付与する機能を有している。この
陰極5の構成材料としては、例えば、アルミニウム、マ
グネシウム、カルシウムのような金属(低仕事関数金
属)、または、これらを含む合金等が挙げられる。陰極
5の厚さは、特に限定されないが、例えば、50〜50
0nm程度であるのが好ましい。
【0050】陰極5は、その正面側の面(陰極5の有機
EL層4側の面)51は、光反射性を有しているのが好
ましい、すなわち、鏡面で構成されているのが好まし
い。発光層43から発せられた光は、有機EL素子2の
正面側のみならず、背面側にも発せられる。このとき、
陰極5の面51が鏡面で構成されていると、背面側に向
かって発せられた光は、面51で反射し、この反射光
は、有機EL層4、陽極3を透過し、有機EL素子2の
正面側から出射する。このため、有機EL素子2の正面
側で発光の明るさが増大(ほぼ2倍)し、光の有効利用
が図られる。なお、陰極5の面51は、鏡面としなくて
もよい。このような有機EL素子2の厚さは、特に限定
されないが、100〜700μm程度とすることが好ま
しい。
【0051】☆圧電素子6と有機EL素子2との間に
は、中間層として絶縁層81が設けられている。この絶
縁層81は、例えば樹脂等の絶縁体で構成されている。
これにより、有機EL素子2と圧電素子6との短絡が好
適に防止される。また、発光体1Aのように、圧電素子
6と有機EL素子2との間に中間層を設けた方が、両者
の接合が容易となる。
【0052】このような絶縁層81は、後述する第1保
護層71、第2保護層72と同種類の材料で構成するこ
ともできるし、異なる材料で構成することもできる。絶
縁層81を第1保護層71、第2保護層72と同種類の
材料で構成すると、発光体1Aの製造設備をより簡易な
ものとすることができる。絶縁層81を第1保護層7
1、第2保護層72と異なる材料で構成すると、絶縁層
81、および第1保護層71、第2保護層72は、それ
ぞれの機能を好適に発揮しやすくなる。このような絶縁
層81の厚さは、特に限定されないが、10nm〜100
μm程度とすることが好ましい。
【0053】なお、本実施形態では、圧電素子6と有機
EL素子2との間に設ける中間層として絶縁層81を挙
げたが、絶縁層81の代わりに中間層として、例えば、
圧電素子6と有機EL素子2とを接着する接着剤層等を
設けてもよい。
【0054】☆発光体1Aでは、圧電素子6、有機EL
素子2等が直接水で濡れるのを防ぐべく、防水手段7が
設けられている。この防水手段7は、有機EL素子2を
覆う第1保護層71と、圧電素子6を覆う第2保護層7
2とで構成されている。これら第1保護層71および第
2保護層72は、水不透過性を有している。そして、こ
れら第1保護層71と第2保護層72とは、圧電素子6
と有機EL素子2との積層体を完全に覆っており、これ
らの縁部は、図1に示すように、例えば融着または接着
されている。すなわち、発光体1Aの内部は、第1保護
層71と第2保護層72とにより封止・密閉されてい
る。このため、発光体1Aでは、内部に水が進入するこ
とが防止される。したがって、発光体1Aは、水中でも
好適に使用できる。
【0055】以上述べた機能に加えて、第1保護層71
は、有機EL素子2(および圧電素子6)を保護する機
能を有している。この第1保護層71により、有機EL
素子2は、傷付き、劣化等から、好適に保護される。ま
た、第2保護層72は、圧電素子6を保護する機能を有
している。この第2保護層72(および第1保護層7
1)により、圧電素子6は、傷付き、劣化等から、好適
に保護される。
【0056】なお、第1保護層71は、実質的に光透過
性を有するもの(透明または半透明)で構成される。こ
れにより、発光体1Aは、有機EL素子2の発光光を好
適に出射できるようになる。
【0057】第1保護層71および第2保護層72は、
樹脂で構成することが好ましい。これにより、前述した
機能・効果をより好適に得られるようになる。また、発
光体1Aの可とう性の向上に寄与できる。特に、第1保
護層71および第2保護層72をポリオレフィン(ポリ
エチレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレ
ート等)などの熱可塑性樹脂で構成すると、縁部を融着
して、発光体1A内部を封止・密閉することが、簡易に
できるようになる。この場合、第1保護層71および第
2保護層72を、同種類の材料で構成することが好まし
い。これにより、縁部の融着がさらに容易となる。した
がって、例えば第1保護層71にポリオレフィンを用い
た場合、第2保護層72にも、ポリオレフィンを用いる
ことが好ましい。また、例えば第1保護層71にポリエ
ステルを用いた場合、第2保護層72にも、ポリエステ
ルを用いることが好ましい。なお、第1保護層71およ
び第2保護層72を樹脂以外の材料で構成してもよいこ
とは、言うまでもない。これら第1保護層71および第
2保護層72の厚さは、特に限定されないが、10μm
〜2mm程度とすることが好ましい。
【0058】☆以上述べた発光体1Aの厚さTは、0.
1〜5mm程度とすることが好ましく、0.5〜2mm程度
とすることがより好ましい。発光体1Aを薄くしすぎる
と、発光体1Aの強度が低下する場合がある。また、発
光体1Aをあまり厚くしすぎると、内部応力が高まり、
発光体1Aが被着体から剥がれやすくなる場合がある。
また、発光体1Aをあまり厚くしすぎると、発光体1A
が変形しにくくなり、発電効率が低下する可能性も出て
くる。
【0059】なお、発光体1Aをダイビングに用いる場
合、発光体1Aの面積を、0.001〜0.3m2程度
とするとよい。これにより、仲間のダイバーは、発光体
1Aの発光を視認しやすくなり、しかも、発光体1Aを
装着したダイバーは、発光体1Aが邪魔になりにくい。
【0060】このような発光体1Aの第2保護層72
(圧電素子6側)には、粘着シート(固定手段)91が
接合されている。これにより、発光体1Aを被着体に容
易に貼着、固定できるようになる。特に、本実施形態の
ように、粘着シート91を有機EL素子2と反対側、す
なわち背面側に設けると、発光体1Aは、光を好適に出
射することができる。この粘着シート91は、公知のい
ずれのもので構成してもよい。その中でも特に、粘着シ
ート91は、粘着剤層(粘着剤よりなる層)、両面テー
プなどで構成することが好ましい。この粘着シート91
には、剥離シート95が貼着されている。この剥離シー
ト95には、公知のいずれのものを用いてもよい。
【0061】本実施形態の発光体1Aのように、発光体
をシート状(または板状)とすると、発光体がコンパク
トなものとなる。特に、本実施形態の発光体1Aのよう
に、圧電素子6と有機EL素子2とを積層した構成とす
ると、発光体1Aが極めてコンパクトなものとなる。ま
た、発光体1Aの強度も向上する。また、本実施形態の
発光体1Aのように、発光体1A自身が可とう性を有し
ていると、様々な形状の被着体に容易に貼着することが
できる。しかも、発光体1A自身が変形しやすくなり、
発電効率も向上する。
【0062】発光体1Aは、このような性質、利点を有
しているので、フィン等の被着体に容易に貼着でき、貼
着後即使用できるので、利便性が高い。しかも、発光体
1Aは、使用時、邪魔になりにくい。
【0063】☆以下、発光体1Aの作用について説明す
る。まず、発光体1Aに振動を与えたり、発光体1Aを
変形させたりする。これにより、圧電素子6が変形す
る、または、圧電素子6に振動が与えられる。そして、
この変形・振動により、圧電素子6は、電気を発生させ
る。この電気は、配線83、85を通って、有機EL素
子2に供給される。なお、発光体1Aでは、電気の発生
具合は、圧電素子6の振動・変形、すなわち、発光体1
Aの振動・変形に対応したものとなる。そして、圧電材
料層61の第1電極63側でプラス電荷が発生し、第2
電極65側でマイナス電荷が発生したときに、陽極3に
プラス電荷(正孔)が供給され、陰極5にマイナス電荷
(電子)が供給され、有機EL素子2が発光する。
【0064】例えば、発光体1Aをフィンに装着して、
このフィンを用いてダイビングを行うと、フィンを動か
した際に、発光体1Aはフィンの動きに対応して変形
し、また、発光体1Aにフィンの動き等に対応した振動
が加わる。このため、発光体1Aは、フィンの動きに対
応して発光する。したがって、発光体1Aは、ダイバー
の潜水・移動動作、停滞動作に対応したパターンで発光
することとなる。このため、他のダイバーは、暗闇中に
おいても、発光体1Aを装着したダイバーの位置を把握
できることはもちろんのこと、かかるダイバーがどのよ
うな動作をしているかも、推測することができる。
【0065】以上述べたように、本発明の発光体1A
は、発光体1Aを変形させたり、発光体1Aに振動を与
えたりすれば、自分で電気を発生させてその電気で発光
する。すなわち、発光体1Aは、自発発光する。このた
め、発光体1Aは、外部電源等に接続しなくても発光
し、極めて便利である。しかも、発光体1Aは、長寿命
で発光することが可能である。このため、使用者は発光
体1Aを繰り返し使用することができ、極めて経済的で
ある。加えて、発光体1Aからは、特段、発光に伴う廃
棄物等が出てこない。したがって、発光体1Aは、極め
てクリーンであり、環境に優しい。
【0066】以下、発光体の第2実施形態について説明
する。なお、以下の説明では、第1実施形態と相違する
事項を中心に説明し、共通する事項については、説明を
省略する。図3は、本発明の発光体の第2実施形態を示
す断面図である。
【0067】同図に示すように、本発明の発光体1B
は、配線83、85上に、整流器(整流手段)87を有
している。すなわち、発光体1Bでは、圧電素子6と有
機EL素子2とは、整流器87を介して、電気的に接続
されている。
【0068】この整流器87は、例えばブリッジダイオ
ードよりなり、圧電素子6で発生させた電気を整流(全
波整流)することができる。このため、発光体1Bで
は、圧電材料層61の第1電極63側でマイナス電荷が
発生し、第2電極65側でプラス電荷が発生したときで
も、陽極3にプラス電荷を、陰極5にマイナス電荷を供
給することができる。これにより、発光体1Bの発光効
率は向上する。すなわち、発光体1Bは、より明るく
(連続的に)発光することができる。
【0069】以下、発光体の第3実施形態について説明
する。なお、以下の説明では、第1実施形態、第2実施
形態と相違する事項を中心に説明し、共通する事項につ
いては、説明を省略する。図4は、本発明の発光体の第
3実施形態を示す断面図である。
【0070】同図に示すように、本発明の発光体1C
は、整流器87よりも有機EL素子2側の配線83、8
5上に、コンデンサー(蓄電手段)88を有している。
すなわち、発光体1Cでは、圧電素子6と有機EL素子
2とは、整流器87とコンデンサー88とを介して、電
気的に接続されている。
【0071】このコンデンサー88は、圧電素子6で発
生させた電気を一時的に蓄えることができる。このた
め、圧電素子6から有機EL素子2への電気の供給量が
低下した場合、コンデンサー88から有機EL素子2
に、電気が供給されるようになる。したがって、発光体
1Cでは、圧電素子6に振動、応力等が加わらなくな
り、圧電素子6の発電効率が低下した後も、一定時間、
有機EL素子2の発光が持続する。なお、本実施形態で
は、蓄電手段にコンデンサー88を用いたが、蓄電手段
には、例えば二次電池(Ni-Cd電池等)などを用いても
よい。
【0072】このように、圧電素子6と有機EL素子2
との間に絶縁層81を設けると、配線上に、整流器8
7、コンデンサー88等の素子を設けることが、容易と
なる。
【0073】以上、本発明を添付図面に示す好適実施形
態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、圧電素子の電極と有機EL素子の
電極とを、一部一体的なものとしてもよい。また、例え
ば、圧電素子と有機EL素子とを別体としてもよい。
【0074】以上述べた実施の形態では、固定手段(取
り付け手段)に粘着シートを用いたが、固定手段には、
粘着シート以外のもの、例えば、磁石、クリップ、吸盤
などを用いてもよい。以上述べた実施の形態では、変形
または振動によって発電する発電素子に圧電素子を用い
たが、発電素子には、圧電素子以外のもの、例えば変形
による摩擦がもたらす熱を利用した熱素子(例えばバイ
メタル)などを用いてもよい。同様に、発光素子には、
有機EL素子以外のものを用いてもよい。
【0075】以上述べた説明は、発光体をダイビングに
用いる場合、すなわち水中で使用する場合を例に説明し
たが、本発明の発光体は、水中使用以外の用途に使用可
能なことは、言うまでもない。本発明の発光体は、例え
ば、自転車、建設機械、靴、おもちゃ、ペット、自動
車、服、夜間作業用軽器材(例えば警棒など)、軽装置
(例えば移動可能な発電機)、その他振動を発する装置
等、様々なものに取り付けて、様々な用途に使用可能で
ある。当然、本発明の発光体を、物に取り付けず、単独
で使用してもよい。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、自発発光する新しいタ
イプの発光体を提供することができる。この発光体は、
外部電源を必要とせず、繰り返し使用可能であり、発光
により廃棄物等を特に排出しないという利点を有してい
る。したがって、本発明の発光体は、極めて便利である
とともに、環境に優しいツールでもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光体の第1実施形態を示す断面斜視
図である。
【図2】図1に示す発光体のI−I線断面図である。
【図3】本発明の発光体の第2実施形態を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の発光体の第3実施形態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1A、1B、1C 発光体 10A、10B、10C 粘着シート付き発光体 2 有機EL素子(発光素子) 3 陽極 4 有機EL層 41 正孔輸送層 42 電子輸送層 43 発光層 5 陰極 51 面 6 圧電素子(発電素子) 61 圧電材料層 63 第1電極 65 第2電極 7 防水手段 71 第1保護層 72 第2保護層 81 絶縁層(中間層) 83、85 配線 87 整流器(整流手段) 88 コンデンサー(蓄電手段) 91 粘着シート(固定手段) 95 剥離シート T 厚さ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形または振動によって発電する発電素
    子と、 前記発電素子に電気的に接続された発光素子とを有し、 前記発電素子で発電された電気によって前記発光素子が
    発光することを特徴とする発光体。
  2. 【請求項2】 前記発電素子および前記発光素子は、い
    ずれも層状または板状である請求項1に記載の発光体。
  3. 【請求項3】 前記発光素子は、前記発電素子に積層さ
    れている請求項2に記載の発光体。
  4. 【請求項4】 前記発光素子と前記発電素子とは、中間
    層を介して積層されている請求項3に記載の発光体。
  5. 【請求項5】 前記発光素子と前記発電素子との積層体
    の前記発電素子側に、発光体を固定する固定手段が設け
    られている請求項3または4に記載の発光体。
  6. 【請求項6】 可とう性を有する請求項2ないし5のい
    ずれかに記載の発光体。
  7. 【請求項7】 厚さが0.1〜5mmである請求項2ない
    し6のいずれかに記載の発光体。
  8. 【請求項8】 前記発光素子の面積は、前記発電素子の
    面積よりも小さい請求項2ないし7のいずれかに記載の
    発光体。
  9. 【請求項9】 前記発電素子および/または前記発光素
    子の表面には、前記発電素子および/または前記発光素
    子を保護する保護層が設けられている請求項1ないし8
    のいずれかに記載の発光体。
  10. 【請求項10】 前記発光素子は、有機EL素子である
    請求項1ないし9のいずれかに記載の発光体。
  11. 【請求項11】 前記発電素子は、圧電素子である請求
    項1ないし10のいずれかに記載の発光体。
  12. 【請求項12】 前記発電素子および前記発光素子が濡
    れるのを防ぐ防水手段を有する請求項1ないし11のい
    ずれかに記載の発光体。
  13. 【請求項13】 発光体を固定する固定手段を有する請
    求項1ないし12のいずれかに記載の発光体。
  14. 【請求項14】 前記固定手段は、粘着シートである請
    求項13に記載の発光体。
  15. 【請求項15】 前記発電素子で発電した電気を整流す
    る整流手段を有する請求項1ないし14のいずれかに記
    載の発光体。
  16. 【請求項16】 前記発電素子で発電した電気を一時的
    に蓄える蓄電手段を有する請求項1ないし15のいずれ
    かに記載の発光体。
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