JP2002063786A - 電子機器並びに記録及び/又は再生装置 - Google Patents

電子機器並びに記録及び/又は再生装置

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JP2002063786A
JP2002063786A JP2000249935A JP2000249935A JP2002063786A JP 2002063786 A JP2002063786 A JP 2002063786A JP 2000249935 A JP2000249935 A JP 2000249935A JP 2000249935 A JP2000249935 A JP 2000249935A JP 2002063786 A JP2002063786 A JP 2002063786A
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JP
Japan
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control circuit
adjustment
recording
battery
opening
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JP2000249935A
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English (en)
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Toru Kuronuma
徹 黒沼
Yoshio Segawa
義雄 瀬川
Toshihiro Kusunoki
俊宏 楠
Masahito Kawabata
雅仁 川端
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御回路の電気的な調整作業の効率化を図
る。 【解決手段】 外筐2内に配置され、かつ、電子機器1
の各動作を制御する制御回路が設けられると共に該制御
回路の電気的調整を行うための調整用治具35の接続端
子35a、35a、・・・と接続される調整用接点27
a、27a、・・・を有する制御回路基板27と、外筐
に設けられ上記制御回路基板に駆動電流を供給する電池
34を収納すると共に制御回路の電気的調整時に調整用
治具の接続端子が挿入される挿入孔31bを有する電池
収納部28と、該電池収納部を開閉する開閉蓋30とを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器並びに記録
及び/又は再生装置に関する。詳しくは、電池収納部を
有し外筐内部に配置された制御回路基板の制御回路の電
気的調整を行う電子機器並びに記録及び/又は再生装置
についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、例えば、ディスク状記録媒体
に記録された情報信号を再生する携帯用の再生装置があ
り、通常、このような再生装置には、外筐の内部に電子
機器の各動作を制御する制御回路を有する制御回路基板
が設けられている。そして、再生装置のうち、特に、携
帯用の再生装置にあっては、各動作指令を為すためのリ
モートコントロール装置(以下、「リモコン装置」と言
う。)が付属されているものが多い。
【0003】一般に、製品(再生装置)の工場出荷前の
調整工程やメンテナンス等において、制御回路基板に形
成された制御回路の電気的な調整作業が行われ、この調
整作業はリモートコントロール装置から制御回路に所定
の電気信号を入力して行わせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の再生
装置のようにリモコン装置を付属させた場合には、リモ
コン装置が高価であるため、その分、再生装置がコスト
高になるという問題がある。
【0005】このような問題から、リモコン装置を有し
ない再生装置を製造しようとした場合にはコストの低減
を図ることは可能であるが、制御回路の電気的調整を行
うに際して外筐の一部を取り外した状態で行わなければ
ならず、調整作業に手間がかかり作業時間も長くなって
しまうという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、制御回路の電気的な調
整作業の効率化を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明電子機器は、上記
した課題を解決するために、外筐内に配置され、かつ、
電子機器の各動作を制御する制御回路が設けられると共
に該制御回路の電気的調整を行うための調整用治具の接
続端子と接続される調整用接点を有する制御回路基板
と、外筐に設けられ上記制御回路基板に駆動電流を供給
する電池を収納すると共に制御回路の電気的調整時に調
整用治具の接続端子が挿入される挿入孔を有する電池収
納部と、該電池収納部を開閉する開閉蓋とを設けたもの
である。
【0008】また、本発明記録及び/又は再生装置は、
上記した課題を解決するために、外筐内に配置され、か
つ、電子機器の各動作を制御する制御回路が設けられる
と共に該制御回路の電気的調整を行うための調整用治具
の接続端子と接続される調整用接点を有する制御回路基
板と、記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生
を行う記録再生部と、外筐に設けられ上記制御回路基板
に駆動電流を供給する電池を収納すると共に制御回路の
電気的調整時に調整用治具の接続端子が挿入される挿入
孔を有する電池収納部と、該電池収納部を開閉する開閉
蓋とを設けたものである。
【0009】従って、本発明電子機器並びに記録及び/
又は再生装置にあっては、制御回路の電気的な調整作業
の際に、外筐の全部又は一部を取り外す必要がない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に従って説明する。尚、以下に示した実施の形態
は、直径が略64mmの光磁気ディスクに対する記録及
び再生を行うことのできるディスク記録再生装置に適用
したものである。
【0011】ディスク記録再生装置1は、樹脂材料によ
って形成された外筐2内に所要の各部材及び各機構が配
置されて成り、外筐2は上面が開放された薄い箱状をし
た本体ケース3と該本体ケース3に後端部を支点として
回動自在に設けられ本体ケース3の上面を開閉するカバ
ー体4とから成る(図1及び図3参照)。
【0012】外筐2内には、本体ケース3にメカシャー
シ5が配置されている(図3及び図4参照)。そして、
メカシャーシ5には後端部を支点としてホルダー6が回
動自在に支持されている(図3及び図5参照)。ホルダ
ー6は、カバー体4が本体ケース3に対して回動動作す
るときに、後述する光磁気ディスクを有するディスクカ
ートリッジを保持して当該光磁気ディスクを後述する所
定の装着部(ディスクテーブル)に装着する装着位置と
該ディスク装着部から離間しディスクカートリッジの挿
脱を行う挿脱位置との間を移動する。
【0013】本体ケース3の底面部の前端部には横長の
略矩形状を為す開口3aが形成されている(図6参
照)。そして、本体ケース3の前面部の上縁には左右に
離間して係合凹部3b、3b、・・・が形成されている
(図6参照)。また、本体ケース3の前面部の左右方向
における中央部には、摘子支持孔3cが形成されている
(図6及び図17参照)。
【0014】カバー体4の上面の略左半部は、後述する
各操作釦が配置される釦配置部4aとして形成され、該
釦配置部4aには表示部配置孔7と複数の釦配置孔8、
8、・・・が形成されている(図2参照)。
【0015】表示部配置孔7は、横長の略矩形状を為し
カバー体4の前端部に寄った位置に形成されている。釦
配置孔8、8、・・・は、表示部配置孔7の直ぐ左側に
形成されたサーチ釦配置孔8aと、該サーチ釦配置孔8
aの略後側に形成された記録釦配置孔8bと、カバー体
4の後端部でその左端部に形成されたエンター釦配置孔
8cと、カバー体4の後端かつ左端の点である隅角点P
を中心として円弧状に延びるメニュー釦配置孔8dと、
隅角点Pを中心として円弧状に延びメニュー釦配置孔8
dより外側に形成された主釦配置孔8e、8eと、隅角
点Pを中心として円弧状に延び主釦配置孔8e、8eよ
り外側に形成された音量釦配置孔8f、8fとから成
る。
【0016】カバー体4の釦配置部4aの下面には、ネ
ジ穴を有する取付用ボス4b、4b、4bが所定の位置
に設けられている(図7参照)。
【0017】カバー体4の釦配置部4aの下面側には操
作部9が配置される(図7参照)。操作部9は各部が樹
脂材料によって一体に形成されて成り、表面に金属メッ
キ、例えば、アルミニウム材料によるメッキ処理が施さ
れている(図8及び図9照)。
【0018】操作部9は、外形が略矩形状を為す板状の
基部10と該基部10に形成された所定の形状を有する
孔10a、10a、・・・内に位置される各操作釦1
1、11、・・・とを有している。各操作釦11、1
1、・・・は、カバー体4に形成された各釦配置孔8、
8、・・・に対応して設けられ、基部10の前端部でそ
の左端部に設けられたサーチ釦11aと、該サーチ釦1
1aの略後側に設けられた記録釦11bと、基部10の
後端部でその左端部に設けられたエンター釦11cと、
基部10の後端かつ左端を中心として円弧状に延びるメ
ニュー釦11d、11dと、基部10の後端かつ左端を
中心として円弧状に延びメニュー釦11d、11dより
外側に設けられた主釦11e、11e、11eと、基部
10の後端かつ左端を中心として円弧状に延び主釦11
e、11e、11eより外側に設けられた音量釦11
f、11fとから成る。そして、各操作釦11、11、
・・・の下面には、それぞれ押圧突起12、12、・・
・が設けられている。
【0019】尚、サーチ釦11aは記録された情報信号
のエンド情報等の検索を行うための操作釦であり、記録
釦11bは情報信号の記録を行うための操作釦であり、
エンター釦11cは記録された情報信号の各種の編集を
行うための操作釦であり、メニュー釦11d、11dは
編集メニューの表示や再生位置の先送り又は後戻りを行
うための操作釦であり、主釦11e、11e、11eは
それぞれ記録された情報信号の再生、記録及び再生等の
終了、記録及び再生等の一時停止を行うための操作釦で
あり、音量釦11f、11fは再生音量の変更を行うた
めの操作釦である。
【0020】各操作釦11、11、・・・は、孔10
a、10a、・・・内において基部10に弾性を有する
板状の支持片13、13、・・・を介して上下方向へ変
位自在に支持されており、各上面が基部10より上方に
位置されている。
【0021】操作部9の基部10の下面には、円弧状を
為す接続用リブ10b、10b、10bが設けられ、ま
た、所定の位置から挿通部10cが下方へ向けて突設さ
れている(図7及び図9参照)。
【0022】操作部9は、サーチ釦11a、記録釦11
b、エンター釦11c、メニュー釦11d、11d、主
釦11e、11e、11e及び音量釦11f、11f
が、それぞれカバー体4のサーチ釦配置孔8a、記録釦
配置孔8b、エンター釦配置孔8c、メニュー釦配置孔
8d、主釦配置孔8e、8e及び音量釦配置孔8f、8
f内に配置される(図1参照)。そして、このように配
置された状態において、接続用リブ10b、10b、1
0bが、それぞれカバー体4の下面に設けられた取付用
ボス4b、4b、4bを側方から囲むように位置され、
接続用リブ10b、10b、10bの下面は、取付用ボ
ス4b、4b、4bの下面より僅かに下方に位置される
(図7及び図11参照)。
【0023】操作部9の下面側には操作回路基板14が
配置され、該操作回路基板14はネジ止めによりカバー
体4に取り付けられる(図7及び図10参照)。操作回
路基板14の前端部上面には液晶表示部15が設けられ
ている。そして、操作回路基板14には、操作部9の各
操作釦11、11、・・・にそれぞれ対応する位置に、
各操作釦11、11、・・・に対する操作により押圧突
起12、12、・・・によって押圧されて接点が接続さ
れるスイッチ14a、14a、・・・が設けられてい
る。また、操作回路基板14の左端部には挿通孔14b
が形成されている。さらに、操作回路基板14には、カ
バー体4の取付用ボス4b、4b、4bに対応する位置
に、それぞれネジ挿通孔14c、14c、14cが形成
され、該ネジ挿通孔14c、14c、14cの開口縁に
円弧状を為す電気的接点14d、14d、14dが設け
られている。
【0024】操作回路基板14は取付ネジ16、16、
16によって操作部9が配置されたカバー体4に取り付
けられる(図7及び図11参照)。そして、操作回路基
板14がカバー体4に取り付けられると、液晶表示部1
5がカバー体4の表示部配置孔7内に位置される(図1
参照)。また、操作部9の挿通部10cが操作回路基板
14の挿通孔14bから下方へ突出される(図7参
照)。
【0025】操作部9がカバー体4に配置された状態に
おいては、上記したように、接続用リブ10b、10
b、10bの下面が取付用ボス4b、4b、4bの下面
より僅かに下方に位置されているため、操作回路基板1
4がカバー体4に取り付けられると、操作回路基板14
の電気的接点14d、14d、14dと操作部9の接続
用リブ10b、10b、10bとが確実に接触される
(図11参照)。そして、操作回路基板14の後端部に
はフレキシブルプリント基板17の一端部が接続され
(図10参照)、該フレキシブルプリント基板17の他
端部が後述する制御回路基板に接続される。尚、フレキ
シブルプリント基板17にはアース専用のパターンが設
けられている。
【0026】上記したように、操作部9の各操作釦1
1、11、・・・は、カバー体4の略左半部の部分であ
る釦配置部4aに集合されて配置され、また、メニュー
釦11d、11dと主釦11e、11e、11eと音量
釦11f、11fとが、カバー体4の隅角点Pを中心と
して円弧状に配列されるため、操作者はディスク記録再
生装置1を把持したまま、その把持した指、例えば、親
指を適宜に動かすだけで各操作釦11、11、・・・の
操作を行うことができ、操作性の向上を図ることができ
る(図12参照)。
【0027】特に、ディスク記録再生装置1はリモコン
装置を有しておらず、全ての操作を直接指等で押圧等し
て操作することとなり、このようにリモコン装置を有し
ない記録再生装置を使用する場合には、操作者が記録再
生装置を把持した指を適宜に動かすだけで各操作釦1
1、11、・・・の操作を行うことができるようにされ
ていることは、極めて便利なものとなる。
【0028】メカシャーシ5は板状の金属材料によって
形成され、その中央部にはスピンドルモーター18が支
持され、該スピンドルモーター18のモーター軸の上端
部にディスクテーブル19が固定されており(図3及び
図4参照)、該ディスクテーブル19は光磁気ディスク
が装着される装着部としての役割を果たす。メカシャー
シ5には、スピンドルモーター18が配置された部分か
ら右側縁にかけて大きな開口部5aが形成され、該開口
部5aから上方を臨むようにして光学ピックアップ20
がディスクテーブル19に装着される光磁気ディスクの
半径方向に移動自在にされている(図3及び図4参
照)。
【0029】光学ピックアップ20は移動ベース21上
に対物レンズを有する2軸アクチュエーター22が配置
されて成り、移動ベース21の一端部がメカシャーシ5
の下面側に配設されたガイド軸23に摺動自在に支持さ
れ、移動ベース21の他端部に設けられた図示しないナ
ット部がリードスクリュー24に係合されている。従っ
て、図示しない送りモータの駆動によってリードスクリ
ュー24が回転されると、該リードスクリュー24と係
合しているナット部がリードスクリュー24の軸方向に
送られ、光学ピックアップ20が光磁気ディスクの半径
方向へ移動される。
【0030】ガイド軸23の一端部にはピニオン25が
固定されており(図5及び図24参照)、図示しない回
転駆動機構の駆動によってピニオン25がガイド軸23
と一体に回転されるようになっている。
【0031】メカシャーシ5の右側面には立壁部5bが
設けられ、該立壁部5bには前後方向に離間して支持ピ
ン5c、5cが設けられている(図5、図13及び図2
4参照)。そして、立壁部5bには、支持ピン5c、5
cを介して規制レバー26が前後方向に移動自在に支持
されている。
【0032】規制レバー26には、前後に離間して前後
方向に長い被支持孔26a、26aが形成され、該被支
持孔26a、26aに支持ピン5c、5cが挿入され、
これにより規制レバー26が前後方向へ移動自在に支持
されている。そして、規制レバー26の前端寄りの部分
の下縁にはラック26bが形成されている。また、規制
レバー26の前端部は規制部26cとして設けられてい
る。
【0033】上記ガイド軸23の一端部に固定されたピ
ニオン25が規制レバー26のラック26bと噛合され
ている。従って、回転駆動機構の駆動によってガイド軸
23とピニオン25とが一体に回転されると、その回転
方向に応じて規制レバー26が前後方向へ移動される
(図13及び図14参照)。
【0034】上記した記録釦11bが操作されると、回
転駆動機構の駆動によってピニオン25が回転され、後
方側に位置されていた規制レバー26が前方へ移動さ
れ、移動範囲の前端である記録位置に達する(図14参
照)。また、光磁気ディスクに対する記録動作が終了す
ると、回転駆動機構の駆動によって、ピニオン25が上
記した場合と反対方向に回転され、規制レバー26が記
録位置から後方へ移動され、移動範囲の後端である非記
録位置に達する(図13参照)。
【0035】本体ケース3には、メカシャーシ5の下面
に取り付けられる制御回路基板27が配置され、該制御
回路基板27の下面の所定の位置に調整用接点27a、
27a、・・・が設けられている(図15、図16及び
図25参照)。そして、制御回路基板27にはディスク
記録再生装置1の動作制御をするための所定の制御回路
が設けられ、制御回路基板27は上記フレキシブルプリ
ント基板17を介して操作回路基板14と接続される
(図25参照)。
【0036】本体ケース3の前端部には、電池収納部2
8が設けられている(図15及び図16参照)。電池収
納部28は、本体ケース3の底面部の前端部に形成され
た横長の上記開口3aをその上方側から収納ケース29
が覆うようにして配置されると共に収納ケース29に形
成された開口が本体ケース3の底面部に回動自在に支持
された開閉蓋30によって閉塞されることにより形成さ
れる。
【0037】電池収納部28には、開口3aの後側開口
縁から前方へ向けて突出された取付片31、31が設け
られ、該取付片31、31にはそれぞれ取付孔31a、
31aが形成されている(図6、図15及び図16参
照)。そして、一方の取付片31には、後述する調整用
治具の接続端子が挿入される挿入孔31bが形成されて
いる。
【0038】収納ケース29は外筐2と同じ樹脂材料に
よって形成され、下方に開口された横長の収納部32と
該収納部32の前面に一体に設けられ横長の略矩形状を
為す支持板部33とを有している(図6参照)。収納部
32の後側開口縁には下方へ突出された被取付片32
a、32aが左右に離間して設けられている(図15及
び図16参照)。支持板部33の上縁には、断面形状で
下方に開口されたコ字状を為す係合片33a、33a、
・・・が設けられている(図6参照)。そして、支持板
部33には左右に離間して左右方向に長い案内支持孔3
3b、33bが形成されている(図6参照)。また、案
内支持孔33b、33bが形成された部分は下方に突出
され、その下縁が摺動支持部33c、33cとして設け
られている(図6参照)。
【0039】収納ケース29は被取付片32a、32a
が上記取付片31、31の取付孔31a、31aに挿入
されると共に係合片33a、33a、・・・がそれぞれ
本体ケース3の前面部に形成された係合凹部3b、3
b、・・・に係合され、ネジ止め等の適宜の手段によっ
て本体ケース3内において開口3aをその上方側から覆
うようにして取り付けられる。そして、収納ケース29
は、支持板部33が本体ケース3の前面部に対向して配
置される。
【0040】開閉蓋30は収納ケース29と同様に外筐
2と同じ樹脂材料によって形成されており、長手方向の
両端部に被支持軸30a、30aが一体に設けられてい
る(図16参照)。そして、開閉蓋30は、被支持軸3
0a、30aが本体ケース3の開口3aの側方側の開口
縁のうち後端部に回動自在に支持され、本体ケース3に
対して開閉蓋30が回動されることにより電池収納部2
8が開閉される。
【0041】開閉蓋30が回動され閉塞されていた電池
収納部28が開放された状態において、電池、例えば、
単三形電池34の電池収納部28への装着又は取出を行
うことができる。そして、電池収納部28が開放された
状態においては、開閉蓋30によって閉塞されていた本
体ケース3の取付片31、31が外部から臨まされ、一
方の取付片31に形成された挿入孔31bが露出される
(図15及び図16参照)。
【0042】挿入孔31bの真上の位置には、上記制御
回路基板27の調整用接点27a、27a、・・・が位
置されており、調整用治具35を用いてディスク記録再
生装置1の外部から電気的な調整を行うことができる。
即ち、調整用治具35には調整用の接続端子35a、3
5a、・・・が設けられており、該接続端子35a、3
5a、・・・を取付片31に形成された挿入孔31bか
ら挿入して調整用接点27a、27a、・・・に接触さ
せ、これにより電気的な調整を行うことができる。
【0043】このようにディスク記録再生装置1にあっ
ては、電池収納部28に挿入孔31bを形成することに
より、電池収納部28を開放すれば調整用治具35を用
いて外部から電気的な調整を行うことが可能であり、本
体ケース3とカバー体4とを分離して調整を行うような
必要がなく、調整作業が容易であり作業効率の向上を図
ることができる。特に、ディスク記録再生装置1のよう
にリモコン装置を有しないためリモコン装置からの制御
回路基板27への信号を入力できない場合には、極めて
便利である。
【0044】また、電気的な調整を行わない場合には、
開閉蓋30によって電池収納部28が閉塞されるため、
取付片31やこれに形成された挿入孔31bが露出され
ることがなく、ディスク記録再生装置1の通常の使用状
態で塵埃等が外筐2の内部に侵入することがなく、ま
た、外観も良好なものとなる。
【0045】調整用治具35を用いた電気的な調整は、
例えば、電源調整、電圧調整等の他、サーボ調整をも行
うことができ、これらの各調整をディスク記録再生装置
1の外部から容易に行うことができる。
【0046】尚、開閉蓋30は上記したように樹脂材料
によって形成されており、僅かに撓めて被支持軸30
a、30aに対する支持状態を解除することにより、本
体ケース3への取付又は取り外しを行うことができる。
従って、電気的な調整も開閉蓋30を本体ケース3から
取り外した状態で行うことができ(図16参照)、開閉
蓋30を取り外せば調整時に調整用治具35が開閉蓋3
0と干渉することがあり得ないため、調整作業を一層適
正かつ確実に行うことができる。
【0047】また、ディスク記録再生装置1に電源とし
て用いられる電池は電池の中でも最も汎用性が高い単三
形電池34であり、収納ケース29、開閉蓋30及び本
体ケース3に設けられる取付片31、31等の設計が容
易であり、電気的調整を行うための設計の効率の向上を
図ることができる。
【0048】本体ケース3の前面部に形成された上記摘
子支持孔3cには、アンローディング操作部として機能
するオープン摘子36が左右方向へスライド自在に支持
されている(図3及び図18参照)。オープン摘子36
は被操作部36aと該被操作部36aの後面から後方へ
突出されさらに右方へ折り曲げられた押圧片36bとを
有している。そして、被操作部36aの後面には、先端
部に係合爪を有する被支持突片36c、36c、・・・
が摘子支持孔3cに前方から挿入され、係合爪が摘子支
持孔3cの後側開口縁に摺動自在に係合されることによ
りオープン摘子36が本体ケース3の前面部に左右方向
にスライド自在に支持される。
【0049】オープン摘子36がスライド自在に支持さ
れた状態においては、押圧片36bが本体ケース3の内
部に位置される。そして、オープン摘子36を右方へ移
動させることによって、情報信号の記録中以外の場合に
は、カバー体4の本体ケース3の上面を閉塞する閉塞位
置へのロックが解除されるようになっている。
【0050】上記収納ケース29の支持板部33には、
金属材料によって各部が一体に形成されたスライダー3
7が左右方向に移動自在に支持されている(図5、図1
9、図20及び図24参照)。
【0051】スライダー37は左右方向に長い本体部3
8を有し、該本体部38の左右方向における略中央部の
上縁から傾斜縁を有するロック爪39が突設されてい
る。そして、本体部38の上縁にはロック爪39を挟ん
で左右に離間して被支持片部38a、38aが設けら
れ、また、下縁には左右に離間して断面形状で凹部状を
為す被支持部38b、38bが設けられている。また、
本体部38には円形状を為す打出状の被支持突部38
c、38cが左右に離間して設けられている。
【0052】本体部38の背面側にはバネ支持部40が
設けられている。バネ支持部40は右側に位置する右側
支持部41とその左側に位置する左側支持部42とから
成る。そして、右側支持部41は本体部38に連続する
上下方向の幅が広いバネ受部41aと該バネ受部41a
に連続し左方へ突出する細幅の挿入支持部41bとから
成る。また、左側支持部42は本体部38の下縁から折
り曲げられた底面部42aと該底面部42aの左端から
上方へ突出されたバネ当部42bとを有し、底面部42
aの後縁には上方へ突出された後側押さえ部42cが設
けられ、バネ当部42bには挿入用スリット42dが形
成されている。
【0053】本体部38には後方へ突出された舌片状を
為す上側押さえ部38dが設けられ、該上側押さえ部3
8dはバネ受部42bの上端と同じ高さ位置で、かつ、
バネ当部42bの直ぐ右側に位置されている。そして、
本体部38の右端からは右斜め後方へ向けて被規制突部
43が突設されている。また、本体部38の下縁の左端
寄りの位置にはバネ掛け片38eが設けられている。
【0054】バネ支持部40には圧縮コイルバネ44が
支持される。圧縮コイルバネ40には、その一端側から
挿入支持部41bが挿入されて一端がバネ受部41aに
弾接されると共に他端がバネ当部42bに弾接されるこ
とによって支持される。そして、圧縮コイルバネ44が
このように支持された状態において、上下からそれぞれ
上側押さえ部38dと底面部42aとによって圧縮コイ
ルバネ44が押さえられ、また、前後からそれぞれ本体
部38と後側押さえ部42cとによって圧縮コイルバネ
44が押さえられ、これによりバネ支持部40からの圧
縮コイルバネ44の脱落が防止される。
【0055】スライダー37は被支持突部38c、38
cがそれぞれ収納ケース29の支持板部33の案内支持
孔33b、33bに挿入されて支持され、また、被支持
片部38a、38aがそれぞれ支持板部33に形成され
下方に開口された断面形状で凹部状を為す係合片33
a、33aに側方から挿入されて摺動自在に支持される
と共に断面形状で凹部状を為す被支持突部38c、38
cに摺動支持部33c、33cが側方から挿入されて被
支持突部38c、38cが摺動支持部33c、33cに
摺動自在に支持され、これにより支持板部33に対して
左右方向にスライド可能とされる(図5及び図24参
照)。従って、スライダー37の一部を支持板部33に
支持させた後、支持された部分にカシメを施してスライ
ダー37の支持板部33からの脱落を防止するような必
要がなく、作業効率の向上を図ることができる。尚、ロ
ック爪39は本体ケース3から上方へ突出される(図3
及び図18参照)。
【0056】スライダー37が支持板部33に摺動自在
に支持された状態においては、本体ケース3の前面部に
支持されたオープン摘子36の押圧片36bがスライダ
ー37の左側支持部42に形成された挿入用スリット4
2dを挿通されて圧縮コイルバネ44の他端に接する。
そして、スライダー37のバネ掛け片38eと本体ケー
ス3内に配置されたメカシャーシ5の左端部前端に設け
られた図示しないバネ掛け部との間に引張コイルバネ4
5が張設され、該引張コイルバネ45の引張力は上記圧
縮コイルバネ44の伸張力より弱くされている。上記オ
ープン摘子36に右方への力が付与されていないとき
は、引張コイルバネ45の引張力によってスライダー3
7は移動範囲の左端に位置している(図21参照)。
【0057】上記カバー体4の前端部の内面にはロック
部材46が取着され、該ロック部材46には正面から見
て右方へ突出され傾斜縁を有する係止部46aが形成さ
れている(図3及び図18参照)。
【0058】カバー体4を図3及び図18に示す開放位
置から下方へ回動していくと、ロック部材46が上記ス
ライダー37のロック爪39の傾斜縁と当接しロック爪
39を引張コイルバネ45の付勢力に抗して右方へ押圧
し、ロック部材46の係止部46aがロック爪39より
下に達するとスライダー37が引張コイルバネ45の付
勢力によって左方へ移動し、ロック爪39がロック部材
46の係止部46aに上側から係止される。これによっ
て、カバー体4は図1に示す閉塞位置にロックされる。
【0059】カバー体4の閉塞位置へのロックの解除
は、情報信号の記録動作が行われていないときにオープ
ン摘子36を右方へ移動させることにより行うことがで
きる。オープン摘子36を右方へ移動させると、押圧片
36bによって圧縮コイルバネ44が右方へ押圧され、
これによりスライダー37が引張コイルバネ45の付勢
力に抗して右方へ移動されてロック爪39がロック部材
46の係止部46aから外れる。そして、ロック爪39
がロック部材46の係止部46aから外れると、カバー
体4は上記ホルダー6に設けられた後述する弾発手段に
より僅かに上方へ回動され、その後、カバー体4の前端
部を持ち上げることにより図3及び図18に示す開放位
置まで回動させることができる。このとき、引張コイル
バネ45の引張力が圧縮コイルバネ44の伸張力より弱
くされているので、圧縮コイルバネ44は圧縮せず、引
張コイルバネ45が伸長されてスライダー37が右方へ
移動する。また、オープン摘子36に加えていた力を除
けば、オープン摘子36及びスライダー37は引張コイ
ルバネ45の付勢力によって左方に戻る。
【0060】上記したように、記録釦11bが操作され
ると、回転駆動機構の駆動によってピニオン25が回転
され、図21に示すように後方側に位置されていた上記
規制レバー26が前方へ移動され、移動範囲の前端であ
る記録位置に達する(図22参照)。このとき操作者が
誤ってカバー体4を開放しようとしても該カバー体4は
開放されないようになっている。
【0061】即ち、情報信号の記録中に、オープン摘子
36を矢印R方向へ移動させると、スライダー37は所
定量だけ移動されたところで被規制突部43が記録位置
に達している規制レバー26に当接し、スライダー37
の矢印R方向への移動が規制される(図22参照)。こ
のスライダー37の移動が規制された状態においては、
ロック爪39とカバー体4に取着されたロック部材46
との係合は解除されておらず、従って、カバー体4は開
放されず閉塞位置にロックされたままである。
【0062】このように情報信号の記録中に、オープン
摘子36を矢印R方向へ移動させても、カバー体4が誤
って開放されるようなことがないため、記録動作が中断
されてTOC情報が書き込まれないという不具合を回避
することができる。
【0063】スライダー37の移動が規制レバー26に
よって規制された状態において、操作者がさらにオープ
ン摘子36を矢印R方向へ操作しようとすると、スライ
ダー37は規制レバー26によって移動が規制されてい
るためこれ以上矢印R方向へ移動されないが、オープン
摘子36は押圧片36bが圧縮コイルバネ44の他端を
押圧するため、該圧縮コイルバネ44が圧縮される分矢
印R方向へ移動される(図23参照)。従って、このよ
うに操作者がスライダー37の移動が規制された状態か
ら必要以上にオープン摘子36をスライド操作してカバ
ー体4のロック解除を行おうとしても、操作者に違和感
を与えず、また、操作者の誤解による機構の破損を防止
することができる。
【0064】ディスク記録再生装置1にあっては、上記
した記録動作が中断されてTOC情報が書き込まれない
という不具合の回避と、必要以上にオープン摘子36を
スライド操作したときの操作者の違和感の発生の防止及
び操作者の誤解による機構の破損の防止という効果を、
オープン摘子36、スライダー37、規制レバー26及
び圧縮コイルバネ44という必要最小限の部品のみによ
って行っている。従って、ディスク記録再生装置1にあ
っては、部品点数の削減及びこれによる各部品の組付作
業の効率の向上を図ることができる。
【0065】また、ディスク記録再生装置1にあって
は、必要以上にオープン摘子36をスライド操作したと
きに付勢手段として圧縮コイルバネ44を用いこれを圧
縮させることによって操作者の違和感の発生の防止及び
操作者の誤解による機構の破損の防止を図っている。付
勢手段としては圧縮コイルバネ44に代えて引張コイル
バネを用いることも可能であるが、引張コイルバネを用
いた場合にはその両端部にそれぞれ引掛部を設けなけれ
ばならず、同様の材料を用い同じ線径及びコイル径にし
て圧縮コイルバネ44と同様のバネ力を得ようとすると
したときには、引掛部を設ける分、バネの軸方向におけ
る配置スペースを大きくせざるを得ず、装置全体が大き
くなってしまい易い。従って、上記のように付勢手段と
して圧縮コイルバネ44を用いることにより、ディスク
記録再生装置1の小型化を図ることができる。
【0066】また、引張コイルバネを用いたときには、
該引張コイルバネが伸長される分のバネの軸方向におけ
る配置スペースが必要となり、やはり装置全体が大きく
なってしまい易い。従って、上記のように付勢手段とし
て圧縮コイルバネ44を用いることにより、ディスク記
録再生装置1の一層の小型化を図ることができる。
【0067】尚、オープン摘子36はディスクテーブル
19に装着された記録媒体のアンローディングを行うた
めの操作部であり、オープン摘子36を介して動作され
るスライダー37の動作を規制することによりカバー体
4の不必要な開放を容易に防止することができる。
【0068】ホルダー6は後端部を支点としてメカシャ
ーシ5に回動自在に支持され、バネ弾性を有する板状の
金属材料により形成されている(図5参照)。ホルダー
6は、天板部47の両側縁から側面板部48、49が垂
設され、該側面板部48、49の下縁から互いに近づく
方向へ向けて受け板部50、50が突設されて成る。そ
して、天板部47と側面板部48、49と受け板部5
0、50とから成る扁平な空間内に後述するディスクカ
ートリッジが挿入されて保持される。
【0069】ホルダー6の側面板部48、49の前端部
上縁にはそれぞれ外方へ向かって引掛片48a、49a
が突設されている(図5参照)。そして、引掛片48
a、49aは上記カバー体4に形成された図示しない枠
状を為す引掛部に引っかけられるようになっている。即
ち、ホルダー6が装着位置にあると共にカバー体4が閉
塞位置にある状態から、カバー体4が稍開放位置へ向け
て回動されたところでカバー体4の引掛部がホルダー6
の引掛片48a、49aを引っ掛け、そこからさらにカ
バー体4が開放位置へ向けて回動されるのに従ってホル
ダー6が挿脱位置へ向けて回動されるようになってい
る。
【0070】ホルダー6の天板部47には付勢手段とし
ての2つのバネ部51、51が先端が稍上方に位置する
ように切り起こし状に形成されている(図5参照)。バ
ネ部51、51は先端側の部分が二股に形成され、それ
ぞれ幅広のカバー体押し上げ部51a、51aと幅狭の
カートリッジ押さえ部51b、51bとして形成されて
いる。そして、カバー体押し上げ部51a、51aの方
がカートリッジ押さえ部51b、51bより上側に位置
している。
【0071】ホルダー6のバネ部51、51のカバー体
押し上げ部51a、51aは、一方のもの51aがカバ
ー体4の下面に弾接され、他方のもの51aが上記操作
回路基板14の挿通孔14cを挿通された操作部9の挿
通部10cの下面に弾接されている。
【0072】ホルダー6の右側の側面部49の前端寄り
の部分には内側へ突出されたシャッター戻しバネ49b
が打ち出し状に形成されている(図5参照)。そして、
ホルダー6の右側の側面部49の後端寄りの部分には内
方へ突出された図示しないシャッター開放片が設けられ
ている。
【0073】ホルダー6の天板部47には、メカシャー
シ5の開口部5aに対応した位置に大きなヘッド挿入孔
47aが形成されている(図5参照)。そして、天板部
47には、ヘッド挿入孔47aの後縁に近接した位置に
ヘッドシフト板52が回動自在に支持され、該ヘッドシ
フト板52はヘッド挿入孔47a側に突出されている。
【0074】天板部47にはシフト板戻しバネ49cが
一体に形成され、該シフト板戻しバネ49cの先端部が
ヘッドシフト板52に下側から弾接されている(図5参
照)。従って、ヘッドシフト板52は前端部が略上方へ
付勢されている。
【0075】磁気ヘッド装置53は、ヘッド支持アーム
54と該ヘッド支持アーム54の先端部の下方への過剰
な変位を規制するアーム支持板55とを有しており、ヘ
ッド支持アーム54の先端部に磁気ヘッド56が支持さ
れている(図5及び図24参照)。
【0076】ヘッド支持アーム54は弾性を有する薄い
金属板を打ち抜いて形成されている。アーム支持板55
はL字状に折り曲げられた先端部55aがヘッド支持ア
ーム54の先端側の下面を支持し、アーム支持板55と
ヘッド支持アーム54の基端部が共に側面形状でコ字状
をした連結部材57の上端部57aに取り付けられてい
る。そして、連結部材57の下端部57bは上記光学ピ
ックアップ20の下面に固定されており、これにより磁
気ヘッド装置53は光学ピックアップ20と一体となっ
て光磁気ディスクの半径方向に移動される(図13及び
図14参照)。
【0077】ディスクカートリッジ100は、矩形の扁
平な箱状をしたケース体101内に光磁気ディスク10
2が回転可能に収納されて成る(図3参照)。ケース体
101の下面の中心部には図示しない中心孔が形成さ
れ、該中心孔の側方に図示しない透過孔が形成されてい
る。ケース体101の上面には、透過孔に対応した位置
に上記磁気ヘッド56が挿入されるヘッドアクセス孔1
01aが形成されている。
【0078】ケース体101には、透過孔及びヘッドア
クセス孔101aを開閉するシャッター103がスライ
ド自在に支持されている。そして、ケース体101のシ
ャッター103が支持された側の側面には、溝101b
が形成されている。また、シャッター103の側面部に
は係合孔103aが形成されている。尚、シャッター1
03は、透過孔及びヘッドアクセス孔101aを閉塞し
た状態において、ケース体101内に設けられた図示し
ないロック機構によってロックされている。
【0079】以下に、上記ディスク記録再生装置1の動
作について説明する。
【0080】図1に示す状態はカバー体4が閉塞された
状態であり、この状態で光磁気ディスク102に対する
記録又は再生が為され、また、停止時もこの状態であ
る。
【0081】停止時において、図1に示す状態からオー
プン摘子36を右方へ移動させると、上記したようにス
ライダー37のロック爪39とカバー体4に取着された
ロック部材46の係止部46aとの係合が解除されカバ
ー体4のロックが解除される。ロック爪39と係止部4
6aとの係合が解除されると、カバー体4が閉塞位置に
あることによってカバー体4によって押圧されて変形さ
れていたホルダー6のバネ部51、51の弾発力によ
り、カバー体4が僅かに開放位置へ向けて回動される。
そこで、カバー体4の前端部を持ち上げると、カバー体
4は図3に示す開放位置まで回動され、該カバー体4の
引掛部によって引掛片48a、49aが引っ張り上げら
れてホルダー6が図3に示す挿脱位置まで回動される。
【0082】上記のように、ホルダー6のバネ部51、
51のカバー体押し上げ部51a、51aは、一方のも
の51aがカバー体4の下面に弾接され、他方のもの5
1aが上記操作回路基板14の挿通孔14cを挿通され
た操作部9の挿通部10cの下面に弾接されているた
め、ホルダー6が図3に示す挿脱位置に達したときに
は、カバー体4の引掛部と引掛片48a、49aとが係
合した状態で、ホルダー6がカバー体4から稍下方へ離
間される。従って、ホルダー6に対するディスクカート
リッジ100の挿入及び取出を行い易くなる。
【0083】次に、ディスクカートリッジ100をホル
ダー6内に挿入する。
【0084】ディスクカートリッジ100をホルダー6
内に挿入していくと、ホルダー6の右側の側面部49に
形成されたシャッター開放片が相対的にディスクカート
リッジ100の溝101b内を前方へ移動され、シャッ
ター103のロックを解除し、引き続きシャッター10
3の端縁を押圧して該シャッター102が開放されてい
く。そして、シャッター103が開放されるとシャッタ
ー戻しバネ49bがシャッター103の係合孔103a
に係合され、ディスクカートリッジ100がホルダー6
内において保持される。
【0085】次に、カバー体4を閉塞位置へ向けて回動
すると、ディスクカートリッジ100のケース体101
の中心孔から上記ディスクテーブル19が挿入されて該
ディスクテーブル19に光磁気ディスク102が装着さ
れる。同時にロック部材46の係止部46aにロック爪
39が係合し、カバー体4が閉塞位置にロックされる。
【0086】カバー体4が閉塞位置にロックされた状態
においては、ホルダー6のバネ部51、51のカバー体
押し上げ部51a、51aがそれぞれカバー体4の下面
及び操作部9の挿通部10cによって下方へ押圧されて
おり、これによりカートリッジ押さえ部51b、51b
が天板部47から稍下方へ突出される。従って、ホルダ
ー6内に挿入されたディスクカートリッジ100のケー
ス体101がカートリッジ押さえ部51b、51bによ
って上方から押さえられ、ホルダー6内におけるディス
クカートリッジ100のガタツキが防止される。
【0087】光磁気ディスク102がディスクテーブル
19に装着され主釦11e、11e、11eのうちの再
生釦11eが押圧操作されると、スピンドルモーター1
8の駆動によってディスクテーブル19が回転されて光
磁気ディスク102が回転されると共に光学ピックアッ
プ20が光磁気ディスク102の半径方向へ移動され2
軸アクチュエーター22の対物レンズを介してケース体
101の透過孔を通って光磁気ディスク102にレーザ
ー光が照射され、情報信号の再生が行われる。このとき
磁気ヘッド装置53は上方側に位置され磁気ヘッド56
と光磁気ディスク102とは離間されている。また、上
記規制レバー26は移動範囲における前端には移動され
ない。
【0088】一方、光磁気ディスク102がディスクテ
ーブル19に装着され記録釦11bが押圧操作される
と、スピンドルモーター18の駆動によってディスクテ
ーブル19が回転されて光磁気ディスク102が回転さ
れると共に光学ピックアップ20が光磁気ディスク10
2の半径方向へ移動され2軸アクチュエーター22の対
物レンズを介してケース体101の透過孔を通って光磁
気ディスク102にレーザー光が照射される。このと
き、図示しない昇降機構によってヘッドシフト板52が
回動され、磁気ヘッド56がホルダー6のヘッド挿入孔
47a及びディスクカートリッジ100のヘッドアクセ
ス孔101aを挿入され、磁気ヘッド56が光磁気ディ
スク102に接触される(図14参照)。従って、上記
したように光磁気ディスク102にレーザー光が照射さ
れると共に磁気ヘッド56を介して光磁気ディスク10
2に磁界が印可され、情報信号の記録が行われる。この
とき、上記したように、規制レバー26は移動範囲にお
ける前端に移動されている。
【0089】上記した情報信号の再生又は記録が終了さ
れ主釦11e、11e、11eのうちの停止釦11eが
押圧操作されると、ディスクテーブル19の回転が停止
されると共に光学ピックアップ20の駆動が停止されて
再生動作が終了し、又は、ディスクテーブル19の回転
が停止されると共に光学ピックアップ20の駆動が停止
される他、昇降機構によって磁気ヘッド56が光磁気デ
ィスク102から上方へ離間され磁界の印加が停止され
て記録動作が終了する。
【0090】そして、オープン摘子36を右方へ移動さ
せることにより、スライダー37のロック爪39とカバ
ー体4に取着されたロック部材46の係止部46aとの
係合が解除されカバー体4のロックが解除され、カバー
体4が開放位置まで回動されたところで図示しないイジ
ェクト機構によってディスクカートリッジ100の一部
がホルダー6から前方へ突出され、ディスクカートリッ
ジ100を引き抜くことによりホルダー6から取り出す
ことができる。
【0091】尚、ディスクカートリッジ100の一部が
前方へ突出されるときには、係合孔103aに係合され
ているシャッター戻しバネ49bが相対的に後方へ移動
されシャッター103が閉塞され、再びシャッター10
3はロック機構によってロックされる。そして、シャッ
ター開放片は相対的にディスクカートリッジ100の溝
101b内を後方へ移動され、溝101bから後方へ外
れる。
【0092】上記したように、ディスク記録再生装置1
において各動作を実行するときには、所定の操作釦1
1、11、・・・を操作する。ディスク記録再生装置1
にあっては、コストの低減を図るために外筐2を樹脂材
料によって形成しているが、外筐を金属材料によって形
成した場合に比し静電気が外筐2の内部の回路に影響を
与え易くなる。そこで、ディスク記録再生装置1におい
ては、静電気の影響を防止するために、以下のような2
つのアース経路を設けて、耐静電気対策を施している。
【0093】上記のように、操作回路基板14の電気的
接点14d、14d、14dと操作部9の接続用リブ1
0b、10b、10bとが接触されており、操作回路基
板14の前端部に取り付けられたフレキシブルプリント
基板17の他端部が制御回路基板27に接続されてい
る。従って、操作者が操作釦11、11、・・・を押圧
操作したときに、静電気は、メッキ処理が施された操作
部9(接続用リブ10b、10b、10b)→操作回路
基板14(電気的接点14d、14d、14d)→フレ
キシブルプリント基板17→制御回路基板27という第
1のアース経路58を流れていく(図25参照)。
【0094】上記のように、ホルダー6の他方のバネ部
51のカバー体押し上げ部51aが上記操作回路基板1
4の挿通孔14cを挿通された操作部9の挿通部10c
の下面に弾接されている。従って、操作者が操作釦1
1、11、・・・を押圧操作したときに、静電気は、メ
ッキ処理が施された操作部9(挿通部10c)→ホルダ
ー6(カバー体押し上げ部51a)→ホルダー6を支持
するメカシャーシ5→制御回路基板27という第2のア
ース経路59を流れていく(図25参照)。
【0095】このように、ディスク記録再生装置1にあ
っては、第1のアース経路58と第2のアース経路59
とを静電気が流れていくため、これらの耐静電気対策に
より動作の信頼性を確保した上で外筐2を樹脂材料によ
って形成することにより製造コストの低減を図ることが
できる。
【0096】また、ディスク記録再生装置1にあって
は、上記したように、操作部9がカバー体4に配置され
た状態において、接続用リブ10b、10b、10bの
下面が取付用ボス4b、4b、4bの下面より僅かに下
方に位置されるようにしているため、操作回路基板14
がカバー体4に取り付けられたときに操作回路基板14
の電気的接点14d、14d、14dと操作部9の接続
用リブ10b、10b、10bとが確実に接触される。
従って、第1のアース経路58が確実に形成され、耐静
電気対策の信頼性の向上を図ることができる。
【0097】さらに、ディスク記録再生装置1にあって
は、もともとホルダー6に備わっているバネ部51のカ
バー体押し上げ部51aを操作部9の挿通部10cに弾
接させているため、第2のアース経路59を形成するた
めに製造コストの増大を来たすことがなく、また、カバ
ー体押し上げ部51aの弾性を利用して確実に第2のア
ース経路59が形成されるため、耐静電気対策の信頼性
の向上を図ることができる。
【0098】尚、上記した実施の形態において示した各
部の形状及び構造は、何れも本発明の実施に際しての具
体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによっ
て、本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならないものである。
【0099】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明電子機器は、外筐内に配置され、かつ、電子
機器の各動作を制御する制御回路が設けられると共に該
制御回路の電気的調整を行うための調整用治具の接続端
子と接続される調整用接点を有する制御回路基板と、外
筐に設けられ上記制御回路基板に駆動電流を供給する電
池を収納すると共に制御回路の電気的調整時に調整用治
具の接続端子が挿入される挿入孔を有する電池収納部
と、該電池収納部を開閉する開閉蓋とを備えたことを特
徴とする。
【0100】従って、電池収納部を開放すれば調整用治
具を用いて外部から電気的な調整を行うことが可能であ
り、調整作業が容易であり作業効率の向上を図ることが
できる。特に、リモコン装置を有しない電子機器の場合
には、極めて便利である。
【0101】また、電気的な調整を行わない場合には、
開閉蓋によって電池収納部が閉塞されるため、挿入孔が
露出されることがなく、電子機器の通常の使用状態で塵
埃等が外筐の内部に侵入することがなく、また、外観も
良好なものとなる。
【0102】請求項2に記載した発明にあっては、制御
回路の電気的調整として電子機器の電源調整又は電圧調
整を行うようにしたので、これらの各調整を電子機器の
外部から容易に行うことができる。
【0103】請求項3に記載した発明にあっては、上記
開閉蓋を電池収納部に対して着脱自在としたので、電気
的な調整を開閉蓋を外筐から取り外した状態で行うこと
ができ、開閉蓋を取り外せば調整時に調整用治具が開閉
蓋と干渉することがあり得ないため、調整作業を一層適
正かつ確実に行うことができる。
【0104】請求項4に記載した発明にあっては、上記
電池収納部に収納される電池として単三形電池を用いた
ので、電池の中でも最も汎用性が高い電池を用いること
により、電池収納部や開閉蓋等の設計が容易であり、電
気的調整を行うための設計の効率の向上を図ることがで
きる。
【0105】また、本発明記録及び/又は再生装置は、
外筐内に配置され、かつ、電子機器の各動作を制御する
制御回路が設けられると共に該制御回路の電気的調整を
行うための調整用治具の接続端子と接続される調整用接
点を有する制御回路基板と、記録媒体に対して情報信号
の記録及び/又は再生を行う記録再生部と、外筐に設け
られ上記制御回路基板に駆動電流を供給する電池を収納
すると共に制御回路の電気的調整時に調整用治具の接続
端子が挿入される挿入孔を有する電池収納部と、該電池
収納部を開閉する開閉蓋とを備えたことを特徴とする。
【0106】従って、電池収納部を開放すれば調整用治
具を用いて外部から電気的な調整を行うことが可能であ
り、調整作業が容易であり作業効率の向上を図ることが
できる。特に、リモコン装置を有しない記録及び/又は
再生装置の場合には、極めて便利である。
【0107】また、電気的な調整を行わない場合には、
開閉蓋によって電池収納部が閉塞されるため、挿入孔が
露出されることがなく、記録及び/又は再生装置の通常
の使用状態で塵埃等が外筐の内部に侵入することがな
く、また、外観も良好なものとなる。
【0108】請求項6に記載した発明にあっては、制御
回路の電気的調整として記録及び/又は再生装置の電源
調整又は電圧調整を行うようにしたので、これらの各調
整を記録及び/又は再生装置の外部から容易に行うこと
ができる。
【0109】請求項7に記載した発明にあっては、制御
回路の電気的調整としてサーボ調整を行うようにしたの
で、サーボ調整を記録及び/又は再生装置の外部から容
易に行うことができる。
【0110】請求項8に記載した発明にあっては、上記
開閉蓋を電池収納部に対して着脱自在とした、電気的な
調整を開閉蓋を外筐から取り外した状態で行うことがで
き、開閉蓋を取り外せば調整時に調整用治具が開閉蓋と
干渉することがあり得ないため、調整作業を一層適正か
つ確実に行うことができる。
【0111】請求項9に記載した発明にあっては、上記
電池収納部に収納される電池として単三形電池を用いた
ので、電池の中でも最も汎用性が高い電池を用いること
により、電池収納部や開閉蓋等の設計が容易であり、電
気的調整を行うための設計の効率の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図25と共に本発明をディスク記録再
生装置に適用した実施の形態を示すものであり、本図は
ディスク記録再生装置の斜視図である。
【図2】カバー体の平面図である。
【図3】本体ケースが開放された状態を示すディスク記
録再生装置の概略斜視図である。
【図4】ディスク記録再生装置の内部の一部の構成を示
す斜視図である。
【図5】ディスク記録再生装置の内部の一部の構成を示
す斜視図である。
【図6】本体ケースと収納ケースとオープン摘子とを示
す分解斜視図である。
【図7】カバー体と操作部と操作回路基板との関係を示
す概略斜視図である。
【図8】操作部の拡大平面図である。
【図9】操作部の拡大底面図である。
【図10】操作回路基板を示す概略拡大平面図である。
【図11】操作回路基板がカバー体に取り付けられた状
態を示す拡大断面図である。
【図12】操作釦を操作している状態を示す平面図であ
る。
【図13】規制レバーが移動範囲における後端に位置さ
れている状態を一部を断面にして示す概略拡大側面図で
ある。
【図14】規制レバーが移動範囲における前端に位置さ
れている状態を一部を断面にして示す概略拡大側面図で
ある。
【図15】開閉蓋を開いた状態で電気的調整を行う状態
を示す概略斜視図である。
【図16】開閉蓋を取り外した状態で電気的調整を行う
状態を示す概略斜視図である。
【図17】本体ケースの拡大正面図である。
【図18】本体ケースが開放された状態を示す拡大正面
図である。
【図19】スライダーの拡大正面図である。
【図20】スライダーとオープン摘子と圧縮コイルバネ
と引張コイルバネとを示す拡大分解斜視図である。
【図21】図22及び図23と共にスライダー等の動作
を示すものであり、本図はオープン摘子に対する操作が
為される前の状態を示す拡大断面図である。
【図22】オープン摘子の移動が規制レバーによって規
制された状態を示す拡大断面図である。
【図23】オープン摘子の移動が規制レバーによって規
制された状態から、さらにオープン摘子に対する操作が
為された状態を示す拡大断面図である。
【図24】ディスク記録再生装置の内部の一部の構成を
磁気ヘッド装置を分離した状態で示す概略斜視図であ
る。
【図25】第1のアース経路と第2のアース経路とを概
念的に示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ディスク記録再生装置(電子機器)(記録及び/又
は再生装置)、2…外筐、20…光学ピックアップ(記
録再生部)、27…制御回路基板、27a…調整用接
点、28…電池収納部、30…開閉蓋、31b…挿入
孔、34…単三形電池、35…調整用治具、35a…接
続端子、53…磁気ヘッド装置(記録再生部)、102
…光磁気ディスク(記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠 俊宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 川端 雅仁 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5H040 AA00 AA06 AS11 AT01 AY02 CC03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筐内に配置され、かつ、電子機器の各
    動作を制御する制御回路が設けられると共に該制御回路
    の電気的調整を行うための調整用治具の接続端子と接続
    される調整用接点を有する制御回路基板と、 外筐に設けられ上記制御回路基板に駆動電流を供給する
    電池を収納すると共に制御回路の電気的調整時に調整用
    治具の接続端子が挿入される挿入孔を有する電池収納部
    と、 該電池収納部を開閉する開閉蓋とを備えたことを特徴と
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 制御回路の電気的調整として電子機器の
    電源調整又は電圧調整を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記開閉蓋を電池収納部に対して着脱自
    在としたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記電池収納部に収納される電池として
    単三形電池を用いたことを特徴とする請求項1に記載の
    電子機器。
  5. 【請求項5】 外筐内に配置され、かつ、電子機器の各
    動作を制御する制御回路が設けられると共に該制御回路
    の電気的調整を行うための調整用治具の接続端子と接続
    される調整用接点を有する制御回路基板と、 記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行う
    記録再生部と、 外筐に設けられ上記制御回路基板に駆動電流を供給する
    電池を収納すると共に制御回路の電気的調整時に調整用
    治具の接続端子が挿入される挿入孔を有する電池収納部
    と、 該電池収納部を開閉する開閉蓋とを備えたことを特徴と
    する記録及び/又は再生装置。
  6. 【請求項6】 制御回路の電気的調整として記録及び/
    又は再生装置の電源調整又は電圧調整を行うようにした
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録及び/又は再生
    装置。
  7. 【請求項7】 制御回路の電気的調整としてサーボ調整
    を行うようにしたことを特徴とする請求項5に記載の記
    録及び/又は再生装置。
  8. 【請求項8】 上記開閉蓋を電池収納部に対して着脱自
    在としたことを特徴とする請求項5に記載の記録及び/
    又は再生装置。
  9. 【請求項9】 上記電池収納部に収納される電池として
    単三形電池を用いたことを特徴とする請求項5に記載の
    記録及び/又は再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007088590A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 電子機器およびテスト用治具
JP2014240934A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 三菱電機株式会社 液晶表示装置および液晶表示装置の検査方法

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