JP2002063638A - 自動販売機におけるコンテンツ表示方式 - Google Patents
自動販売機におけるコンテンツ表示方式Info
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- JP2002063638A JP2002063638A JP2000289557A JP2000289557A JP2002063638A JP 2002063638 A JP2002063638 A JP 2002063638A JP 2000289557 A JP2000289557 A JP 2000289557A JP 2000289557 A JP2000289557 A JP 2000289557A JP 2002063638 A JP2002063638 A JP 2002063638A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテンツを表示することによって、ユーザ
の興味を引くとともに集客効果が期待でき、自動販売機
の周囲所定範囲内にユーザが不在のときには、コンテン
ツ表示しないことによって、消費電力の低減を図れる自
動販売機におけるコンテンツ表示方式の提供。 【解決手段】 自動販売機１０に、無線電話機１と、コ
ンテンツ蓄積手段２と、表示装置３と、ユーザ検出手段
４と、ユーザ検出手段４からの信号に基づいて表示装置
３にコンテンツ蓄積手段２に記憶されているコンテンツ
を表示する表示制御手段７と、自動販売機１０への金銭
投入をトリガとして表示装置３に表示されているコンテ
ンツを変更するコンテンツ切換え手８段と、を具備さ
る。
の興味を引くとともに集客効果が期待でき、自動販売機
の周囲所定範囲内にユーザが不在のときには、コンテン
ツ表示しないことによって、消費電力の低減を図れる自
動販売機におけるコンテンツ表示方式の提供。 【解決手段】 自動販売機１０に、無線電話機１と、コ
ンテンツ蓄積手段２と、表示装置３と、ユーザ検出手段
４と、ユーザ検出手段４からの信号に基づいて表示装置
３にコンテンツ蓄積手段２に記憶されているコンテンツ
を表示する表示制御手段７と、自動販売機１０への金銭
投入をトリガとして表示装置３に表示されているコンテ
ンツを変更するコンテンツ切換え手８段と、を具備さ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機におい
て、販売増に効果のある有効なタイミングでコンテンツ
を表示する方式に係るものであり、自動販売機における
コンテンツ表示方式に関する。
て、販売増に効果のある有効なタイミングでコンテンツ
を表示する方式に係るものであり、自動販売機における
コンテンツ表示方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、表示装置を備え、自動販売機が予
め蓄積しているコンテンツまたはセンタからダウンロー
ドした蓄積しておいたコンテンツを、該表示装置に常時
表示する自動販売機が知られていた。コンテンツの例と
しては、その自動販売機の商品や販売者に関するコマー
シャル（宣伝）、商品に適合する風景画ないし背景画な
どがある。このような従来のコンテンツ表示方式は、た
だ、コンテンツを表示しているだけであり、自動販売機
のユーザにとって面白味に欠け、集客効果（客寄せ効
果）や販売数量増加効果があるのか、ないのか、いささ
か疑問があった。例えば、ドライブインやサービスエリ
アなどでは、多くの業者の多くの種類の自動販売機が多
数並んでおり、ユーザがどの自動販売機を選んでくれる
かは、業者にとって、多大の関心時である。また、従来
は、コンテンツを常時表示していたので、自販機の前に
ユーザが不在の時も、余計な電力を消費していた。
め蓄積しているコンテンツまたはセンタからダウンロー
ドした蓄積しておいたコンテンツを、該表示装置に常時
表示する自動販売機が知られていた。コンテンツの例と
しては、その自動販売機の商品や販売者に関するコマー
シャル（宣伝）、商品に適合する風景画ないし背景画な
どがある。このような従来のコンテンツ表示方式は、た
だ、コンテンツを表示しているだけであり、自動販売機
のユーザにとって面白味に欠け、集客効果（客寄せ効
果）や販売数量増加効果があるのか、ないのか、いささ
か疑問があった。例えば、ドライブインやサービスエリ
アなどでは、多くの業者の多くの種類の自動販売機が多
数並んでおり、ユーザがどの自動販売機を選んでくれる
かは、業者にとって、多大の関心時である。また、従来
は、コンテンツを常時表示していたので、自販機の前に
ユーザが不在の時も、余計な電力を消費していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る自動販売
機におけるコンテンツ表示方式は、上記した従来の技術
が有する問題点に鑑みなされたもので、次の課題を解決
することを目的とする。自動販売機のユーザの興味を引
き易く、集客効果が期待できる自動販売機におけるコン
テンツ表示方式を提供する。また、当業者の所望によ
り、自動販売機の周囲の所定範囲内にユーザが不在のと
きには、コンテンツを表示しないことによって、消費電
力の低減を図れる自動販売機におけるコンテンツ表示方
式を提供する。
機におけるコンテンツ表示方式は、上記した従来の技術
が有する問題点に鑑みなされたもので、次の課題を解決
することを目的とする。自動販売機のユーザの興味を引
き易く、集客効果が期待できる自動販売機におけるコン
テンツ表示方式を提供する。また、当業者の所望によ
り、自動販売機の周囲の所定範囲内にユーザが不在のと
きには、コンテンツを表示しないことによって、消費電
力の低減を図れる自動販売機におけるコンテンツ表示方
式を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動販売機
におけるコンテンツ表示方式は、センタと各所に設置さ
れた自動販売機を含むシステムにおいて、上記した課題
を解決したものであり、次のようなものである。請求項
ごとに説明する。 ［請求項１］請求項１の自動販売機におけるコンテンツ
表示方式は、次のような構成である。自動販売機は、無
線電話機と、コンテンツ蓄積手段と、表示装置と、ユー
ザ検出手段とを具備している。また、前記自動販売機
は、前記ユーザ検出手段からの信号に基づいて前記表示
装置に、前記コンテンツ蓄積手段に記憶されているコン
テンツを表示する表示制御手段を具備している。さら
に、前記自動販売機は、前記自動販売機への金銭投入を
トリガとして、前記表示装置に表示されているコンテン
ツを変更するコンテンツ切換え手段をも具備している。
なお、ここでいう金銭とは、紙幣や硬貨以外にも、プリ
ペイドカードなどのような自動販売機で使用可能な金銭
代替物も含むものとする。
におけるコンテンツ表示方式は、センタと各所に設置さ
れた自動販売機を含むシステムにおいて、上記した課題
を解決したものであり、次のようなものである。請求項
ごとに説明する。 ［請求項１］請求項１の自動販売機におけるコンテンツ
表示方式は、次のような構成である。自動販売機は、無
線電話機と、コンテンツ蓄積手段と、表示装置と、ユー
ザ検出手段とを具備している。また、前記自動販売機
は、前記ユーザ検出手段からの信号に基づいて前記表示
装置に、前記コンテンツ蓄積手段に記憶されているコン
テンツを表示する表示制御手段を具備している。さら
に、前記自動販売機は、前記自動販売機への金銭投入を
トリガとして、前記表示装置に表示されているコンテン
ツを変更するコンテンツ切換え手段をも具備している。
なお、ここでいう金銭とは、紙幣や硬貨以外にも、プリ
ペイドカードなどのような自動販売機で使用可能な金銭
代替物も含むものとする。
【０００５】［請求項２］請求項２の自動販売機におけ
るコンテンツ表示方式は、次のような構成である。自動
販売機は、無線電話機と、コンテンツ蓄積手段と、表示
装置と、ユーザ検出手段とを具備している。また、前記
自動販売機は、前記ユーザ検出手段からの信号に基づい
て前記表示装置に、前記コンテンツ蓄積手段に記憶され
ているコンテンツを表示する表示制御手段を具備してい
る。さらに、前記自動販売機は、前記自動販売機が有す
る購入ボタンが操作されたことを示す信号をトリガとし
て、前記表示装置に表示されているコンテンツを変更す
るコンテンツ切換え手段をも具備している。
るコンテンツ表示方式は、次のような構成である。自動
販売機は、無線電話機と、コンテンツ蓄積手段と、表示
装置と、ユーザ検出手段とを具備している。また、前記
自動販売機は、前記ユーザ検出手段からの信号に基づい
て前記表示装置に、前記コンテンツ蓄積手段に記憶され
ているコンテンツを表示する表示制御手段を具備してい
る。さらに、前記自動販売機は、前記自動販売機が有す
る購入ボタンが操作されたことを示す信号をトリガとし
て、前記表示装置に表示されているコンテンツを変更す
るコンテンツ切換え手段をも具備している。
【０００６】［請求項３］請求項３の自動販売機におけ
るコンテンツ表示方式は、次のような構成である。請求
項１記載または請求項２記載の自動販売機におけるコン
テンツ表示方式において、前記自動販売機は、販売商品
数カウント手段を備え、前記自動販売機が前記センタか
らダウンロードするコンテンツの種類は、前記販売商品
数カウント手段からの信号を参照して決定するととも
に、前記無線電話機でセンタへ電話を掛けて、決定した
該コンテンツをダウンロードすることを特徴とする。
るコンテンツ表示方式は、次のような構成である。請求
項１記載または請求項２記載の自動販売機におけるコン
テンツ表示方式において、前記自動販売機は、販売商品
数カウント手段を備え、前記自動販売機が前記センタか
らダウンロードするコンテンツの種類は、前記販売商品
数カウント手段からの信号を参照して決定するととも
に、前記無線電話機でセンタへ電話を掛けて、決定した
該コンテンツをダウンロードすることを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る自動販売機
におけるコンテンツ表示方式の概要を示すブロック図で
ある。自動販売機１０は、無線の電話通信網を介して、
センタ１１と通信可能となっている。この点は、請求項
１、請求項２及び請求項３の発明とも共通である。請求
項ごとに、本発明に係る自動販売機におけるコンテンツ
表示方式の発明の実施の形態を説明する。
におけるコンテンツ表示方式の概要を示すブロック図で
ある。自動販売機１０は、無線の電話通信網を介して、
センタ１１と通信可能となっている。この点は、請求項
１、請求項２及び請求項３の発明とも共通である。請求
項ごとに、本発明に係る自動販売機におけるコンテンツ
表示方式の発明の実施の形態を説明する。
【０００８】［請求項１］図１を参照して、発明の実施
の形態を説明する。自動販売機１０は、従来の通常のも
のと同様、幾つかの購入ボタン（６ａ〜６ｅ）、金銭投
入口５及び商品見本陳列ケース（図示せず）などを具備
している。金銭投入口５には、紙幣、硬貨またはプリペ
イドカードなどを投入する。なお、釣り銭返却レバー及
び同口なども具備しているべきであるが、図示していな
い。ユーザ検出手段４には、光センサ（赤外線セン
サ）、超音波センサまたは電波送受信装置など既存の人
物検出センサを使用することができる。ユーザ検出手段
４は、必ずしもユーザそのものではなく、ユーザが所持
している機器（例、携帯型電話機）を検出するものであ
ってもよい。
の形態を説明する。自動販売機１０は、従来の通常のも
のと同様、幾つかの購入ボタン（６ａ〜６ｅ）、金銭投
入口５及び商品見本陳列ケース（図示せず）などを具備
している。金銭投入口５には、紙幣、硬貨またはプリペ
イドカードなどを投入する。なお、釣り銭返却レバー及
び同口なども具備しているべきであるが、図示していな
い。ユーザ検出手段４には、光センサ（赤外線セン
サ）、超音波センサまたは電波送受信装置など既存の人
物検出センサを使用することができる。ユーザ検出手段
４は、必ずしもユーザそのものではなく、ユーザが所持
している機器（例、携帯型電話機）を検出するものであ
ってもよい。
【０００９】本発明では、無線電話機１（例、携帯電話
機、ＰＨＳ機）と表示装置３（例、液晶表示装置）が必
須である。また、センタ１１から発信され、無線電話機
１で受信したコンテンツを記憶しておくコンテンツ蓄積
手段２を必ず設けておかなければならない。コンテンツ
蓄積手段２は、例えば、磁気記録装置（例、ハードディ
スク装置）や半導体メモリ記憶装置（例、ＲＡＭ、フラ
ッシュメモリ）などが使用できる。
機、ＰＨＳ機）と表示装置３（例、液晶表示装置）が必
須である。また、センタ１１から発信され、無線電話機
１で受信したコンテンツを記憶しておくコンテンツ蓄積
手段２を必ず設けておかなければならない。コンテンツ
蓄積手段２は、例えば、磁気記録装置（例、ハードディ
スク装置）や半導体メモリ記憶装置（例、ＲＡＭ、フラ
ッシュメモリ）などが使用できる。
【００１０】無線電話機１で受信したコンテンツは、表
示制御手段７（例、ＣＰＵもしくはプロセサ）を介して
コンテンツ蓄積手段２にて記憶・蓄積する。表示装置３
にコンテンツを表示するときは、表示制御手段７は、コ
ンテンツ蓄積手段２からコンテンツを読み出して、表示
装置３に表示させる。
示制御手段７（例、ＣＰＵもしくはプロセサ）を介して
コンテンツ蓄積手段２にて記憶・蓄積する。表示装置３
にコンテンツを表示するときは、表示制御手段７は、コ
ンテンツ蓄積手段２からコンテンツを読み出して、表示
装置３に表示させる。
【００１１】一方、表示制御手段７は、ユーザ検出手段
４からの信号を受けられるようになっており、ユーザ検
出手段４からの信号に基づき、表示装置３にコンテンツ
を表示させる。ユーザが自動販売機１０に近づくと、ユ
ーザ検出手段４は、そのことを検出するとともに、表示
制御手段７へユーザを検出したことを示す信号（以後、
ユーザ検出信号という）を出力する。表示制御手段７
は、ユーザ検出信号を受けたことに基づき、コンテンツ
蓄積手段２から所要のコンテンツを読み出し、表示装置
３に表示させる。ユーザ検出手段４がユーザ検出してい
ないとき、すなわちユーザ検出信号を表示制御手段７が
受けていないとき、表示装置３にコンテンツを表示させ
る否かは、当業者の設計上の選択事項である。ユーザ不
検出時に、コンテンツを表示装置３に表示させない設計
とすれば、自動販売機１０の消費電力の節減を大いに図
ることができる。
４からの信号を受けられるようになっており、ユーザ検
出手段４からの信号に基づき、表示装置３にコンテンツ
を表示させる。ユーザが自動販売機１０に近づくと、ユ
ーザ検出手段４は、そのことを検出するとともに、表示
制御手段７へユーザを検出したことを示す信号（以後、
ユーザ検出信号という）を出力する。表示制御手段７
は、ユーザ検出信号を受けたことに基づき、コンテンツ
蓄積手段２から所要のコンテンツを読み出し、表示装置
３に表示させる。ユーザ検出手段４がユーザ検出してい
ないとき、すなわちユーザ検出信号を表示制御手段７が
受けていないとき、表示装置３にコンテンツを表示させ
る否かは、当業者の設計上の選択事項である。ユーザ不
検出時に、コンテンツを表示装置３に表示させない設計
とすれば、自動販売機１０の消費電力の節減を大いに図
ることができる。
【００１２】ユーザが自動販売機１０に接近し、ユーザ
検出手段４と表示制御手段７とが、そのことを検出・検
知しており、表示装置３に所定のコンテンツが表示され
ている状態において、ユーザが自動販売機１０の商品を
購入するべく、金銭投入口５に、例えば硬貨を投入する
と、そのことをコンテンツ切換え手段８が検知して、表
示装置３のコンテンツを切換える。ユーザは、商品選択
・購入に際し、表示装置３に表示されたコンテンツを参
照したければ、参照し、購入ボタン（６ａ〜６ｅ）を押
すことができる。硬貨投入というユーザの行為をトリガ
（切っ掛け）として、表示装置３に表示されているコン
テンツが別のコンテンツに切換わるので、ユーザは自分
がコンテンツを切換えたような感覚を味わうことができ
るので、本発明を導入した自動販売機は、ユーザの購買
意欲増進図ることができる。
検出手段４と表示制御手段７とが、そのことを検出・検
知しており、表示装置３に所定のコンテンツが表示され
ている状態において、ユーザが自動販売機１０の商品を
購入するべく、金銭投入口５に、例えば硬貨を投入する
と、そのことをコンテンツ切換え手段８が検知して、表
示装置３のコンテンツを切換える。ユーザは、商品選択
・購入に際し、表示装置３に表示されたコンテンツを参
照したければ、参照し、購入ボタン（６ａ〜６ｅ）を押
すことができる。硬貨投入というユーザの行為をトリガ
（切っ掛け）として、表示装置３に表示されているコン
テンツが別のコンテンツに切換わるので、ユーザは自分
がコンテンツを切換えたような感覚を味わうことができ
るので、本発明を導入した自動販売機は、ユーザの購買
意欲増進図ることができる。
【００１３】なお、表示制御手段７とコンテンツ切換え
手段８は、従来から自動販売機１０が具備している制御
部９（例、マイクロコンピュータシステム）の内部に設
けることが便宜である。既存の制御部９の他に、表示制
御手段７及びコンテンツ切換え手段８を設けるよりもコ
スト的に有利である。また、コンテンツ切換え手段８
は、表示制御手段７の一部を成す構成としてもよい。
手段８は、従来から自動販売機１０が具備している制御
部９（例、マイクロコンピュータシステム）の内部に設
けることが便宜である。既存の制御部９の他に、表示制
御手段７及びコンテンツ切換え手段８を設けるよりもコ
スト的に有利である。また、コンテンツ切換え手段８
は、表示制御手段７の一部を成す構成としてもよい。
【００１４】［請求項２］図１を参照して本発明の別の
実施の一形態を説明する。請求項２の発明では、自動販
売機１０に、無線電話機１と、コンテンツ蓄積手段２
と、表示装置３と、ユーザ検出手段４と、表示制御手段
７とを具備させることは、請求項１の発明と同様であ
る。請求項２の発明では、購入ボタン（６ａ〜６ｅ）の
うちのいずれか一つが操作されたことを示す信号をコン
テンツ切換え手段８が検知することによって、既に表示
装置３に表示されているコンテンツを別のコンテンツへ
と切換えることが請求項１との違いである。コンテンツ
切換え手段８は、該信号に基づき、別のコンテンツをコ
ンテンツ蓄積手段２から読み出すとともに、表示装置３
のほうへ出力し、表示させ得るように構成してあるとい
うことである。該（購入ボタン操作）信号に基づき、コ
ンテンツ蓄積手段２からどのコンテンツを読み出して、
表表示装置３に表示させるかは、どの購入ボタン（６ａ
〜６ｅ）が操作されたかを考慮して、当業者が設計して
おく。
実施の一形態を説明する。請求項２の発明では、自動販
売機１０に、無線電話機１と、コンテンツ蓄積手段２
と、表示装置３と、ユーザ検出手段４と、表示制御手段
７とを具備させることは、請求項１の発明と同様であ
る。請求項２の発明では、購入ボタン（６ａ〜６ｅ）の
うちのいずれか一つが操作されたことを示す信号をコン
テンツ切換え手段８が検知することによって、既に表示
装置３に表示されているコンテンツを別のコンテンツへ
と切換えることが請求項１との違いである。コンテンツ
切換え手段８は、該信号に基づき、別のコンテンツをコ
ンテンツ蓄積手段２から読み出すとともに、表示装置３
のほうへ出力し、表示させ得るように構成してあるとい
うことである。該（購入ボタン操作）信号に基づき、コ
ンテンツ蓄積手段２からどのコンテンツを読み出して、
表表示装置３に表示させるかは、どの購入ボタン（６ａ
〜６ｅ）が操作されたかを考慮して、当業者が設計して
おく。
【００１５】購入ボタン（６ａ〜６ｅ）の操作によっ
て、ユーザがどの商品を購入したかを自動販売機１０が
具備する制御部９（ないしコンテンツ切換え手段８）で
認識することが可能であるので、より適切なコンテンツ
を表示装置３に表示できるという効果がある。例えば、
そのユーザが次回に、この自動販売機１０もしくは同型
の自動販売機から商品を購入しようとする際の参考とな
る情報などを、購入ボタン（６ａ〜６ｅ）が操作された
直後に、表示装置３に表示することが可能である。
て、ユーザがどの商品を購入したかを自動販売機１０が
具備する制御部９（ないしコンテンツ切換え手段８）で
認識することが可能であるので、より適切なコンテンツ
を表示装置３に表示できるという効果がある。例えば、
そのユーザが次回に、この自動販売機１０もしくは同型
の自動販売機から商品を購入しようとする際の参考とな
る情報などを、購入ボタン（６ａ〜６ｅ）が操作された
直後に、表示装置３に表示することが可能である。
【００１６】［請求項３］図２は、本発明に係る自動販
売機におけるコンテンツ表示方式の実施の一形態を示す
ブロック図である。請求項３の自動販売機１０は、請求
項１または請求項２の発明の構成要素を全て含んで構成
されている。その上で、図２の自動販売機１０は、販売
商品数カウント手段１２を備えている。販売商品数カウ
ント手段１２は、既存の制御部９内に設ける構成でもよ
く、主としてソフトウエアを利用して構築してもよい。
もちろん、論理ＩＣ、カウンタＩＣなどのハードウエア
主体で構成してもよい。
売機におけるコンテンツ表示方式の実施の一形態を示す
ブロック図である。請求項３の自動販売機１０は、請求
項１または請求項２の発明の構成要素を全て含んで構成
されている。その上で、図２の自動販売機１０は、販売
商品数カウント手段１２を備えている。販売商品数カウ
ント手段１２は、既存の制御部９内に設ける構成でもよ
く、主としてソフトウエアを利用して構築してもよい。
もちろん、論理ＩＣ、カウンタＩＣなどのハードウエア
主体で構成してもよい。
【００１７】自動販売機１０に、販売商品数カウント手
段１２を設けることによって、各購入ボタン（６ａ〜６
ｅ）が押された回数をそれぞれカウントして集計でき
る。よって、どの商品がどれだけ売れたかを、自動販売
機１０ひいてはセンタ１１で把握できる。その販売数量
情報を無線電話機１でセンタ１１へ送信することができ
る。センタ１１では、該販売数量情報を参照して、コン
テンツを選択して、自動販売機１０へ送信することがで
きる。例えば、よく売れる商品に関するコンテンツを、
この自動販売機１０に送信するとか、逆にあまり売れな
い商品に関するコンテンツを、この自動販売機１０に送
信して、該商品のてこ入れを図るとか、などである。
段１２を設けることによって、各購入ボタン（６ａ〜６
ｅ）が押された回数をそれぞれカウントして集計でき
る。よって、どの商品がどれだけ売れたかを、自動販売
機１０ひいてはセンタ１１で把握できる。その販売数量
情報を無線電話機１でセンタ１１へ送信することができ
る。センタ１１では、該販売数量情報を参照して、コン
テンツを選択して、自動販売機１０へ送信することがで
きる。例えば、よく売れる商品に関するコンテンツを、
この自動販売機１０に送信するとか、逆にあまり売れな
い商品に関するコンテンツを、この自動販売機１０に送
信して、該商品のてこ入れを図るとか、などである。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る自動販売機におけるコンテ
ンツ表示方式は、以上説明したように構成されているの
で、以下に記載する効果を奏する。自動販売機１０にユ
ーザが接近することによって、コンテンツ蓄積手段２に
記憶されているコンテンツが表示装置３に表示される。
ユーザが自動販売機の周囲に不在のときは、コンテンツ
を表示装置３に表示させないでおくこともできる。よっ
て、当業者の所望により、自動販売機１０の周囲所定範
囲内にユーザが不在のときには、コンテンツを表示しな
いことによって、消費電力の低減を図れる自動販売機に
おけるコンテンツ表示方式を提供することができる。
ンツ表示方式は、以上説明したように構成されているの
で、以下に記載する効果を奏する。自動販売機１０にユ
ーザが接近することによって、コンテンツ蓄積手段２に
記憶されているコンテンツが表示装置３に表示される。
ユーザが自動販売機の周囲に不在のときは、コンテンツ
を表示装置３に表示させないでおくこともできる。よっ
て、当業者の所望により、自動販売機１０の周囲所定範
囲内にユーザが不在のときには、コンテンツを表示しな
いことによって、消費電力の低減を図れる自動販売機に
おけるコンテンツ表示方式を提供することができる。
【００１９】自動販売機１０へのユーザ接近、金銭投入
口５へユーザが金銭を投入すること、及びユーザが購入
ボタンを操作すること、というユーザから自動販売機１
０へ向けての所定の行為によって、表示装置３にコンテ
ンツが表示されたり切換わったりするので、自動販売機
１０のユーザの興味を引き易く、集客効果が期待できる
自動販売機におけるコンテンツ表示方式を提供すること
も可能である。
口５へユーザが金銭を投入すること、及びユーザが購入
ボタンを操作すること、というユーザから自動販売機１
０へ向けての所定の行為によって、表示装置３にコンテ
ンツが表示されたり切換わったりするので、自動販売機
１０のユーザの興味を引き易く、集客効果が期待できる
自動販売機におけるコンテンツ表示方式を提供すること
も可能である。
【００２０】また、販売商品数カウント手段１２を自動
販売機１０に具備させることによって、商品ごとに販売
数をカウントし、無線電話機１を介してそのデータをセ
ンタ１１へ送信できる。センタ１１では、売れ筋の商品
を把握できるので、自動販売機１０は、センタ１１から
よりユーザの興味を引き得ることが期待できるコンテン
ツを送信してもらうことが可能となり、一層の集客効果
が期待できる、すなわち数ある自動販売機の中から、本
発明を導入した自動販売機をユーザに選んでもらう確立
が高くなること、及び、商品の販売が増加すること、が
期待できる自動販売機におけるコンテンツ表示方式を提
供することが可能である。
販売機１０に具備させることによって、商品ごとに販売
数をカウントし、無線電話機１を介してそのデータをセ
ンタ１１へ送信できる。センタ１１では、売れ筋の商品
を把握できるので、自動販売機１０は、センタ１１から
よりユーザの興味を引き得ることが期待できるコンテン
ツを送信してもらうことが可能となり、一層の集客効果
が期待できる、すなわち数ある自動販売機の中から、本
発明を導入した自動販売機をユーザに選んでもらう確立
が高くなること、及び、商品の販売が増加すること、が
期待できる自動販売機におけるコンテンツ表示方式を提
供することが可能である。
【図１】本発明に係る自動販売機におけるコンテンツ表
示方式の概要を示すブロック図
示方式の概要を示すブロック図
【図２】本発明に係る自動販売機におけるコンテンツ表
示方式の実施の一形態を示すブロック図
示方式の実施の一形態を示すブロック図
１ 無線電話機 ２ コンテンツ蓄積手段 ３ 表示装置 ４ ユーザ検出手段 ５ 金銭投入口 ６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄ、６ｅ 購入ボタン ７ 表示制御手段 ８ コンテンツ切換え手段 ９ 制御部 １０ 自動販売機 １１ センタ １２ 販売商品数カウント手段
Claims (3)
- 【請求項１】 センタと各所に設置された自動販売機を
含むシステムにおいて、 前記自動販売機は、 無線電話機と、 コンテンツ蓄積手段と、 表示装置と、 ユーザ検出手段と、 前記ユーザ検出手段からの信号に基づいて前記表示装置
に、前記コンテンツ蓄積手段に記憶されているコンテン
ツを表示する表示制御手段と、 前記自動販売機への金銭投入をトリガとして、前記表示
装置に表示されているコンテンツを変更するコンテンツ
切換え手段と、を構成要素として含んでいるものである
自動販売機におけるコンテンツ表示方式。 - 【請求項２】 センタと各所に設置された自動販売機を
含むシステムにおいて、 前記自動販売機は、 無線電話機と、 コンテンツ蓄積手段と、 表示装置と、 ユーザ検出手段と、 前記ユーザ検出手段からの信号に基づいて前記表示装置
に、前記コンテンツ蓄積手段に記憶されているコンテン
ツを表示する表示制御手段と、 前記自動販売機が有する購入ボタンが操作されたことを
示す信号をトリガとして、前記表示装置に表示されてい
るコンテンツを変更するコンテンツ切換え手段と、を構
成要素として含んでいるものである自動販売機における
コンテンツ表示方式。 - 【請求項３】 前記自動販売機は、販売商品数カウント
手段を備え、前記自動販売機が前記センタからダウンロ
ードするコンテンツの種類は、前記販売商品数カウント
手段からの信号を参照して決定するとともに、前記無線
電話機でセンタへ電話を掛けて、決定した該コンテンツ
をダウンロードすることを特徴とする請求項１または請
求項２記載の自動販売機におけるコンテンツ表示方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000289557A JP2002063638A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 自動販売機におけるコンテンツ表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000289557A JP2002063638A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 自動販売機におけるコンテンツ表示方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002063638A true JP2002063638A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18772935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000289557A Pending JP2002063638A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 自動販売機におけるコンテンツ表示方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002063638A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016097764A1 (en) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | Elstat Ltd. | Energy-saving method for a retail display or a vending unit |
-
2000
- 2000-08-18 JP JP2000289557A patent/JP2002063638A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016097764A1 (en) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | Elstat Ltd. | Energy-saving method for a retail display or a vending unit |
| GB2548064A (en) * | 2014-12-19 | 2017-09-06 | Elstat Ltd | Energy-saving method for a retail display or a vending unit |
| CN107205560A (zh) * | 2014-12-19 | 2017-09-26 | 能泰有限公司 | 节能方法 |
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Legal Events
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