JP2002063578A - 動き情報検知装置及び動き情報検知方法及び動き情報検知プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

動き情報検知装置及び動き情報検知方法及び動き情報検知プログラムを記録した記録媒体

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JP2002063578A
JP2002063578A JP2000249407A JP2000249407A JP2002063578A JP 2002063578 A JP2002063578 A JP 2002063578A JP 2000249407 A JP2000249407 A JP 2000249407A JP 2000249407 A JP2000249407 A JP 2000249407A JP 2002063578 A JP2002063578 A JP 2002063578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な構成により、画像センサにより撮影さ
れた二次元画像から、動き情報を得る。 【解決手段】 画像センサにより二次元画像を撮影する
画像入力部、この二次元画像を複数の部分領域に分け、
この複数の部分領域毎の複数の二次元動きベクトルを算
出する部分動き算出部、複数の二次元動きベクトルを統
合することで空間的動きを検知する全体動き検知部を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像センサにより
撮影された二次元画像から動き情報を得る動き情報検知
装置に関し、さらに詳しくは、二次元平面的な並進運動
だけでなく、回転運動、奥行き運動等の空間的な動きに
関する情報を得ることを目的とした動き情報検知装置、
及び動き情報検知方法、及び動き情報検知プログラムを
記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間がコンピュータを操作する際に必要
な入力情報としては、マウス等のポインティングデバイ
スの画面上のカーソル位置を更新するための二次元平面
上の動きに加え、並進運動以外の操作、例えば回転等の
操作がマンマシン・インターフェースとして必要になる
場合がある。これはコンピュータゲーム機、例えば、カ
ーレース等のコンピュータゲームの場合において、ゲー
ムユーザーがゲーム専用インターフェースを介してハン
ドルの回転操作等をゲームに反映させようとする場合な
どにおいて特に顕著である。このような機能を実現させ
る従来技術の例として、特開平7-302157号公報
におけるゲームインターフェースのように、回転操作を
機械的に検出する例がある。しかし、この方式によれ
ば、機械的に検出することができる回転操作は特定の平
面上の回転にのみ限られ、また同時に並進的な操作や奥
行き方向の操作の検出は困難であった。さらに、カーレ
ースゲームに限らず、最近他のコンピュータゲームにお
いて、回転操作以外の操作も検出する必要性が高まって
きており、そのような分野においては、上記の従来技術
では対応することができなかった。すなわち、回転操作
を含む様々な操作の検出を実現するには、上記の機械的
センシング手段に加えて別の手段が必要となるため、全
体として複数のセンサを用意する必要があり、従って部
品点数が増えるのでコスト高となり、また、小型化・軽
量化が困難となりマンマシンインターフェイスとして実
用性に欠けるものとなるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためになされたもので、人間の操作対象とな
るインターフェースとして、簡便な構造で小型化、軽量
化が容易なインターフエースを提供することを目的とす
る。また、このインターフェースを動作させるための方
法を提供することを目的とする。また、このインターフ
ェースを動作させるためのプログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第一の発明
は、画像センサにより二次元画像を撮影する画像入力
部、この二次元画像を複数の部分領域に分けこの複数の
部分領域毎の複数の二次元動きベクトルを算出する部分
動き算出部、複数の二次元動きベクトルを統合すること
で二次元画像中に含まれる空間的動きを検知する全体動
き検知部、とを備えるものである。
【0005】本発明に係る第二の発明は、全体動き検知
部は、並進成分和と回転成分和と奥行き成分和として複
数の二次元動きベクトルを統合し、並進成分和が最も大
の場合、空間的動きは並進運動と検知するものである。
【0006】本発明に係る第三の発明は、全体動き検知
部は、並進成分和と回転成分和と奥行き成分和として複
数の二次元動きベクトルを統合し、回転成分和が最も大
の場合、空間的動きは回転運動と検知するものである。
【0007】本発明に係る第四の発明は、全体動き検知
部は、並進成分和と回転成分和と奥行き成分和をとして
複数の二次元動きベクトルを統合し、奥行き成分和が最
も大の場合、空間的動きは奥行き運動と検知するもので
ある。
【0008】本発明に係る第五の発明は、部分動き算出
部は、複数の部分領域毎に射影データを計算し、この射
影データを用いて複数の部分領域毎の二次元動きベクト
ルを得るものである。
【0009】本発明に係る第六の発明は、画像センサに
より二次元画像を撮影する手順と、二次元画像を複数の
部分領域に分ける手順と、複数の部分領域毎の二次元動
きベクトルを算出する手順と、二次元動きベクトルを統
合することにより二次元画像中に含まれる空間的動きを
検知する手順、とを含む検知方法に関するものである。
【0010】本発明に係る第七の発明は、空間的動きは
並進運動である検知方法に関するものである。
【0011】本発明に係る第八の発明は、空間的動きは
回転運動である検知方法に関するものである。
【0012】本発明に係る第九の発明は、空間的動きは
奥行き運動である検知方法に関するものである。
【0013】本発明に係る第十の発明は、複数の部分領
域毎に射影データを計算し、この射影データを用いて複
数の部分領域毎の二次元動きベクトルを得る検知方法に
関するものものである。
【0014】本発明に係る第十一の発明は、画像センサ
により二次元画像を撮影する手順と、二次元画像を複数
の部分領域に分ける手順と、複数の部分領域毎の二次元
動きベクトルを得る手順と、二次元動きベクトルを統合
することにより空間的動きを検知する手順のプログラム
を記録した記録媒体に関するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1について、図面を参照しながら説明する。図
1はこの発明の実施の形態1による動き情報検知装置の
構成を示すブロック図であり、画像入力部1、部分動き
算出部2、全体動き検知部3の三部分からなる。
【0016】画像センサを含む画像入力部1は二次元画
像を撮影する。部分動き算出部2は画像入力部1によっ
て撮影された二次元画像を複数の部分領域に分け、部分
領域毎の二次元動きベクトルを算出する。全体動き検知
部3は部分動き算出部2で算出された各部分領域の二次
元動きベクトルを統合することで画像に含まれる回転・
奥行き・並進運動に相当する空間的動きを検知する。
【0017】次に部分動き算出部2と全体動き検知部3
の動作を説明する。図2は、画像入力部1の撮影画像を
縦横各々二分割して、並進運動、回転運動、奥行き運動
を検出する例を説明する図である。列(A)、(B)、
(C)は検出する対象となる動きが並進運動(この例に
おいては左右運動を示す)・回転運動・奥行き運動であ
る場合を示す。行(a)は画像入力部1によって撮影さ
れた立方体を含む画像と、各場合において画像に含まれ
ると想定される部分領域毎の大域的な動き(ベクトル表
示)を示す。
【0018】行(b)は画像の動きを局所的な動きベク
トル(オプティカルフロー)として示したものである。
なお、このような画像からオプティカルフローを計算す
るには、例えば特開平4-241077号公報における
方式を用いればよいが、もちろんその他の方式を用いて
もよい。
【0019】行(c)は、4個の部分領域それぞれにつ
いて、行(b)の計算結果である動きベクトルの総和も
しくは平均を取り、表示したものである。以上の行
(b)と行(c)の処理は部分動き算出部2により行わ
れる。
【0020】次に、全体動き検知部3は行(c)の情報
を用いて並進運動、回転運動、奥行き運動に相当する空
間的動きを検知する。行(c)の各場合における点線
は、各動きベクトルから領域毎に並進成分、回転成分、
奥行き成分を抽出するための基準線である。(A)、
(B)、(C)いずれの場合も動きベクトルの基準線に
垂直な成分が寄与分となる。これを元に全体動き検知部
3は、各動きベクトルの寄与分の総和で並進運動、回転
運動、奥行き運動の量を計算し、結果として行(d)の
ような並進運動(方向は上下左右の4方向)、回転運動
(方向は時計回り、反時計回り)、奥行き運動(方向は
前進、後退)の判定を行う。
【0021】次に上記で述べた並進運動、回転運動、奥
行き運動のベクトル寄与分の総和から行(d)のような
全体の動きとして判定する方法をさらに詳細に説明す
る。図3は本願の動き情報検知方法における全体の動き
の判定方法を示したフローチャートである。図3におい
て、まず画像入力部1により二次元画像が入力される。
次に部分動き算出部2により入力された画像が適当な部
分領域に分割され、それぞれの部分領域毎に二次元動き
ベクトルが計算される。
【0022】次に、各部分領域において、それぞれの二
次元動きベクトルについて基準線に対する垂直成分が計
算される。ここで、基準線の決め方を説明する。まず並
進運動(左右方向)の場合、図4に示すように各部分領
域の中心Bを通り、画像全体に対し垂直な線分を基準線
とする。従って部分領域における動きベクトルをVとし
た場合、垂直成分はvとなる。また、並進運動(上下方
向)の場合、図5に示すように各部分領域の中心Bを通
り、画像全体に対し水平な線分を基準線とする。従って
部分領域における動きベクトルをVとした場合、垂直成
分はvとなる。また、回転運動の場合、図6に示すよう
に各部分領域の中心Bと画像全体の中心Aとを結ぶ線分
を基準線とする。従って部分領域における動きベクトル
をVとした場合、垂直成分はvとなる。また、奥行き運
動の場合、図7に示すように各部分領域の中心Bと画像
全体の中心Aとを結ぶ線分に対し、Bを通る垂直な線分
を基準線とする。従って部分領域における動きベクトル
をVとした場合、垂直成分はvとなる。
【0023】図3に戻って、各部分領域毎の基準線に対
する垂直成分が計算されると、今度は全ての部分領域の
総和が計算される。すなわち、各部分領域の並進運動
(左右方向)基準線の垂直成分の総和および並進運動
(上下方向)基準線の垂直成分の総和が合成され並進成
分和ΣFPが算出される。また、各部分領域の回転運動
の基準線の垂直成分の総和が合成され回転成分和ΣRT
が算出される。また、各部分領域の奥行き運動の基準線
の垂直成分の総和が合成され奥行き成分和ΣDTが算出
される。
【0024】図8に列A、B、Cに代表される並進、回
転、奥行き運動のそれぞれのケースにおいて、並進成分
和ΣFPおよび回転成分和ΣRTおよび奥行き成分和Σ
DTをそれぞれ計算して求めた例を示す。ここで、並進
成分和ΣFPと回転成分和ΣRTと奥行き成分和ΣDT
の絶対値が比較され、並進成分和ΣFPの絶対値である
|ΣFP|が最大となる場合は、並進運動と判定され、
|ΣFP|の平均値をその並進運動の大きさとすること
ができる。さらに、回転成分和ΣRTの絶対値である|
ΣRP|が最大となる場合は、回転運動と判定され、|
ΣRP|の平均値をその回転運動の大きさとすることが
できる。さらに、奥行き成分和ΣDTの絶対値である|
ΣDP|が最大となる場合は、奥行き運動と判定され、
|ΣDP|の平均値をその奥行き運動の大きさとするこ
とができる。
【0025】以上述べたような撮影画像からの動き情報
検知演算は、図3に示すそれぞれのステップについて動
き情報検知用プログラムとしてコンピータにて動作可能
な形にプログラム化され、このプログラムは記録媒体に
して記録した形で保存され、必要なときに読み出すこと
により使用される。
【0026】なお、本実施の形態では画像全体を縦横二
つに等分割して4個の部分領域に分ける例で示したが、
図9(a)のように縦横三個に等分割する場合や、もし
くは図9(b)のように縦横三分割で、縦横いずれも中
央の幅を周辺よりも狭くする場合でも同様の回転運動、
奥行き運動、並進運動に相当する空間的動きを検知する
ことが可能である。さらには縦横いずれも三分割以上の
分割数でもよい。また、本実施の形態では画像全体を動
き検出の処理対象範囲としたが、図9(c)や(d)の
ように丸印を付けた部分領域だけを対象として、計算量
を削減するようにしてもよい。
【0027】このように、本実施の形態によれば、撮影
される二次元画像を複数の部分領域に分け、領域毎に二
次元動きベクトルを検知し、さらにこれらを統合して画
像全体に含まれる回転運動、奥行き運動、並進運動を検
知するので、一個の画像センサだけで空間的動きが検知
でき、その結果システムの部品点数削減による低コスト
化や小型化、軽量化が可能となる。
【0028】実施の形態2.以下、本発明の実施の形態
2について説明する。本実施の形態では部分動き算出部
2は、部分領域毎に列方向および行方向の二方向に関す
る画素値の総和(以下、それぞれ列射影、行射影と呼
ぶ)を計算し、この二つの射影データを用いて部分領域
毎の二次元動きベクトルを計算する場合を説明する。
【0029】図10はある部分領域の射影データの例で
あり、二次元画像4から得られる列射影データ5と行射
影データ6を示す。この図10から明らかなように、連
続した二フレーム分の射影データから抽出される動きは
それぞれ二次元動きベクトルの水平(X)成分と垂直
(Y)成分に相当する。これらを合成すれば、各部分領
域の射影データから領域毎に含まれる動きベクトルを計
算することができる。
【0030】次に射影データを用いた一次元オプティカ
ルフローの計算過程を図11〜図14を用いて説明す
る。なお、列射影と行射影については同じアルゴリズム
が適用されるので、以下の説明ではこれらの射影を区別
しない。
【0031】図11は射影データの各要素を画像におけ
る画素値と見なし、隣接する三つの画素値により作られ
るコントラスト(以下明暗エッジ)が左右に動く4通り
の場合を示し、一次元オプティカルフローを計算するた
めの基本的な概念となるものである。図11の「射影の
動き」で示される行は、(a)〜(d)の4通りの場合
について、明暗エッジ(明るい方の画素値を50、暗い
方を10とし、細線は前時刻、太線は現時刻を示す)が
図中矢印の方向に動く場合を示し、「射影値の変化」で
示される行は各場合の画素値の変化を示す。
【0032】図11より、射影値(画素値)の変化と射
影の動きを考慮して、ある画素位置における動き方向検
知に関して次のような三つの法則(以下動き検知法則)
が仮定される。 (1)ある画素位置において画素値の変化が0のとき
か、あるいは画素値の変化があっても前時刻における隣
接二画素が同じ画素値を持つときは、動き方向は0(動
きなし)と検知される。 (2)ある画素位置において画素値の変化が正の値のと
き、動き方向は前時刻における隣接二画素のうち画素値
の小さい方向と検知される。 (3)ある画素位置において画素値の変化が負の値のと
き、動き方向は前時刻における隣接二画素のうち画素値
の大きい方向と検知される。
【0033】上記の法則を利用して、前時刻と現時刻の
射影値の変化からどのように一次元オプティカルフロー
が得られるかを図12を用いて簡単な例について説明す
る。図12(a)、(b)は8個の要素からなる射影値
の例であり、それぞれ前時刻と現時刻における射影値を
示す。簡単のために各要素は10〜50の値を取るとす
る。図12(c)は既に述べた動き検知法則が各射影の
配列要素毎にどのように適用されるかを具体的に説明す
るための表である。
【0034】まず、要素#1に関しては、前時刻と現時
刻の差分が0であることから、法則(1)を適用して検
知方向は0である。要素#2に関しては差分値が負の値
であることから法則(3)を適用して検知方向は#2→
#3の向きである(#3と#4も同様)。要素#5に関
しては差分値は正の値であるが、前時刻射影において#
4と#6が同じ値であることから法則(1)を適用して
検知方向は0である(#8も同様)。要素#6に関して
は差分値は正の値であることから法則(2)を適用して
検知方向は#6→#7の向きである(#7も同様)。
【0035】このように、動き検知法則を前時刻射影と
差分射影の値を利用することで射影の一次元的な動きベ
クトル(オプティカル・フロー)が計算できる。これを
基本とした部分動き算出部2の動作を図13のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0036】まず、部分領域毎に計算された射影データ
を取得し、配列curr_projへ現時刻射影として
格納する(ステップ#1)。次に配列curr_pro
jと前時刻射影が格納されているprev_projの
差分を計算し、結果を配列diff_projへ格納す
る(ステップ#2)。次に配列diff_proj,p
rev_projを用いて要素毎に一次元オプティカル
フロー計算を行い、結果を配列vect_projに格
納する(ステップ#3)。次に配列prev_proj
へ配列curr_projを前時刻射影データとして格
納する(ステップ#4)。最後にステップ#3で得られ
たオプティカルフローのノイズを削減するために配列v
ect_projを平滑化して出力する(ステップ#
5)。
【0037】上記のステップ#3における射影要素毎の
オプティカルフロー計算は前記の動き検知法則に基づい
ている。射影配列インデックスk毎の計算過程を図14
のフローチャートを用いて説明する。まず、prev_
proj[k−1]とprev_proj[k+1]の
大小比較を行う(ステップ#1)。この値が等しいとき
はvect_proj[k]に0を代入して(ステップ
#2)、計算は終了する。等しくないときは配列インデ
ックスk,k+1のうちprev_projの値が小さ
い方をL、大きい方をGとする(ステップ#3)。次に
diff_proj[k]の符号を調べ、0であればv
ect_proj[k]に0を代入して(ステップ#
2)計算は終了し、負の値であれば方向k→Gを選択
(ステップ#4)、正の値であれば方向k→Lを選択
(ステップ#5)する。ステップ#4と#5の場合、G
(またはL)がk−1であればvect_proj
[k]に−1を代入、G(またはL)がk+1であれば
vect_proj[k]に1を代入する。さらにve
ct_proj[k]の値をdiff_proj[k]
の絶対値で重み付けして(ステップ#6)、計算を終了
する。
【0038】次に、部分動き算出部2によって計算され
る部分領域毎の二次元動きベクトル計算の過程を、図1
5のフローチャートを用いて説明する。まず、列射影お
よび行射影の一次元オプティカルフローを取得する(ス
テップ#1)。次に、それぞれのオプティカルフローか
ら代表ベクトルを計算し、列射影および行射影に対応す
る代表ベクトルをそれぞれXベクトルとYベクトルとす
る(ステップ#2)。この代表ベクトルは、オプティカ
ルフローを構成する動きベクトルの平均で計算するが、
別の方法としては構成する動きベクトルのうち最大のノ
ルムを持つものを代表ベクトルとしてもよい。最後に、
上記XベクトルとYベクトルを合成して部分領域毎の二
次元的動きに関する検知ベクトルを求める。この部分領
域毎の検知ベクトルは、実施の形態1で説明した方法に
より、画像入力部1により入力された二次元画像の並進
運動、回転運動、奥行き運動の判定がなされる。
【0039】以上述べたような撮影画像からの動き情報
検知演算は、図13〜図15に示すそれぞれのステップ
について動き情報検知用プログラムとしてコンピータに
て動作可能な形にプログラム化され、このプログラムは
記録媒体にして記録した形で保存され、必要なときに読
み出すことにより使用される。
【0040】また、上記のような部分動き算出部2の部
分領域毎の射影計算に関しては、これが直接出力される
ような画像センサを用いれば、処理の高速化が可能であ
る。このような画像センサの例として、例えば雑誌「N
ature, ”Artificial Retina
s − Fast, Versatile Image
Processors”」(vol.372, N
o.6502, pp197−198, 1994)、
および特開平8−242265号公報に記載された人工
網膜LSIを用いれば、入力画像から直接列射影と行射
影を出力でき、かつ部分領域毎の射影計算が可能なの
で、実施の形態1で実現されるシステムの動作をさらに
高速化することが可能であり、さらに上記LSIを利用
することで後段の処理に必要なプロセッサを安価なもの
で置き換えられるので、システム全体としてのコストダ
ウンが可能になる。
【0041】このように、本実施の形態によれば、分割
された二次元画像の各部分領域における動きベクトルの
計算を、直接二次元画像から計算するのではなく、一旦
射影データに変換してから二次元動きベクトルを計算す
るので、二次元画像をそのままもちいるよりも必要な計
算量と記憶容量が削減される。さらにこのような部分領
域毎の射影データが直接出力されるような画像センサを
用いることで処理をより高速化することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、第一〜第四の発明に係る
動き情報検知装置によれば、画像センサにより二次元画
像を撮影する画像入力部、この二次元画像を複数の部分
領域に分け、部分領域毎の二次元動きベクトルを算出す
る部分動き算出部、上記各部分領域の二次元動きベクト
ルを統合することで画像全体に含まれる回転運動、奥行
き運動、並進運動に相当する空間的動きを検知する全体
動き検知部を備えているので、一個の画像センサで並進
運動だけでなく、回転や奥行き等の動きが検出可能であ
り、その結果従来方式では複数のセンサが必要であった
システムが単一のセンサで構成できるので、小規模かつ
低コストで、人間の様々な空間操作をコンピュータに反
映させることが可能なユーザインタフェースの機能が実
現できる。
【0043】また、第五の発明に係る動き情報検知装置
において、部分動き算出部は、撮影された二次元画像の
複数の部分領域毎に射影データを計算し、この射影デー
タを用いて部分領域毎に二次元動きベクトルを計算する
ことが可能なので、二次元画像から動きベクトルを計算
するよりも計算量を削減でき、かつこのような画像の部
分領域毎の射影データを出力するような画像センサを用
いることで、後段のプロセッサにかかる処理を軽減する
ことができる。
【0044】第六〜第九の発明に係る動き情報検知方法
によれば、画像センサにより二次元画像を撮影する手順
と、この二次元画像を複数の部分領域に分ける手順と、
複数の部分領域毎の二次元動きベクトルを算出する手順
と、上記各部分領域の二次元動きベクトルを統合するこ
とで二次元画像全体に含まれる回転運動、奥行き運動、
並進運動に相当する空間的動きを検知する手順とを含ん
でいるので、一個の画像センサで並進運動だけでなく、
回転や奥行き等の動きが検出可能であり、その結果従来
方法では複数のセンサが必要であったのが単一のセンサ
で達成できるので、小規模かつ低コストで、人間の様々
な空間操作をコンピュータに反映させることが可能なユ
ーザインタフェースの方法が実現できる。
【0045】また、第十の発明に係る動き情報検知方法
において、撮影された二次元画像の複数の部分領域毎に
射影データを計算し、この射影データを用いて部分領域
毎に二次元動きベクトルを計算することが可能なので、
二次元画像から動きベクトルを計算するよりも計算量を
削減でき、かつこのような画像の部分領域毎の射影デー
タを出力するような画像センサを用いることで、後段の
プロセッサにかかる処理を軽減することができる。
【0046】また、第十一の発明に係る動き情報検知プ
ログラムを記録した記録媒体によれば、撮影画像の複数
の部分領域毎の二次元動きベクトルを計算する手順と、
上記二次元動きベクトルを統合することにより、回転運
動、奥行き運動、並進運動に相当する空間的動きを検知
する手順とをコンピュータに実行させるようにしたの
で、単一画像センサを用いて撮影された画像に含まれる
回転運動、奥行き運動、並進運動に相当する空間的動き
を検知することが可能になる。
【0047】また、本発明による動き情報検知装置およ
び動き情報検知方法および動き情報検知プログラムを記
録した記録媒体によれば、パソコンで使用するマウスや
会議や講演などで使用するポインティングデバイスへの
応用だけでなく、ビデオゲーム等のジョイスティック
等、既存のインタフェースに代わるゲームインタフェー
スを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による動き情報検知装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る部分動き算出部
と全体動き検知部の動作を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る空間的動きを判
定するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る並進運動(左右
方向)の基準線および垂直成分を説明した図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る並進運動(上下
方向)の基準線および垂直成分を説明した図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る回転運動の基準
線および垂直成分を説明した図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る奥行き運動の基
準線および垂直成分を説明した図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る並進運動、回転
運動、奥行き運動の判定のためのアルゴリズムを説明し
た図である。
【図9】 本発明の実施の形態1に係る部分動き算出部
の画像の部分領域分割に関する例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態2における部分領域画
像の例および列射影と行射影の計算結果を示す図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態2に係る部分動き算出
部の動作原理を説明するための図である。
【図12】 本発明の実施の形態2に係る部分動き算出
部の動作例を説明するための図である。
【図13】 本発明の実施の形態2に係る部分動き算出
部のオプティカルフロー計算の全体の処理の流れを説明
するためのフローチャートである。
【図14】 本発明の実施の形態2に係る部分動き算出
部のオプティカルフロー計算の具体的手続きを説明する
ためのフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態2に係る部分動き算出
部の二次元動きベクトル計算を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像入力部、2 部分動き算出部、3 全体動き検
知部、4 入力画像の例、5 列射影の計算例、6 行
射影の計算例。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE20 DA20 DC03 DC08 DC19 5L096 EA45 FA38 FA39 HA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像センサにより二次元画像を撮影する
    画像入力部、前記二次元画像を複数の部分領域に分けこ
    の複数の部分領域毎の複数の二次元動きベクトルを算出
    する部分動き算出部、前記複数の二次元動きベクトルを
    統合することで前記二次元画像中に含まれる空間的動き
    を検知する全体動き検知部、とを備えることを特徴とす
    る動き情報検知装置。
  2. 【請求項2】 前記全体動き検知部は、並進成分和と回
    転成分和と奥行き成分和として前記複数の二次元動きベ
    クトルを統合し、並進成分和が最も大の場合、前記二次
    元画像中に含まれる空間的動きは並進運動と検知するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の動き情報検知装置。
  3. 【請求項3】 前記全体動き検知部は、並進成分和と回
    転成分和と奥行き成分和として前記複数の二次元動きベ
    クトルを統合し、回転成分和が最も大の場合、前記二次
    元画像中に含まれる空間的動きは回転運動と検知するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の動き情報検知装置。
  4. 【請求項4】 前記全体動き検知部は、並進成分和と回
    転成分和と奥行き成分和として前記複数の二次元動きベ
    クトルを統合し、奥行き成分和が最も大の場合、前記二
    次元画像中に含まれる空間的動きは奥行き運動と検知す
    ることを特徴とする請求項1に記載の動き情報検知装
    置。
  5. 【請求項5】 前記部分動き算出部は、前記複数の部分
    領域毎に射影データを計算し、この射影データを用いて
    前記複数の部分領域毎の前記二次元動きベクトルを得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の動き情報検知装置。
  6. 【請求項6】 画像センサにより二次元画像を撮影する
    手順と、前記二次元画像を複数の部分領域に分ける手順
    と、前記複数の部分領域毎の二次元動きベクトルを算出
    する手順と、前記二次元動きベクトルを統合することに
    より前記二次元画像中に含まれる空間的動きを検知する
    手順、とを含む動き情報検知方法。
  7. 【請求項7】 前記空間的動きは並進運動であることを
    特徴とする請求項6に記載の動き情報検知方法。
  8. 【請求項8】 前記空間的動きは回転運動であることを
    特徴とする請求項6に記載の動き情報検知方法。
  9. 【請求項9】 前記空間的動きは奥行き運動であること
    を特徴とする請求項6に記載の動き情報検知方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の部分領域毎に射影データを
    計算し、この射影データを用いて前記複数の部分領域毎
    の前記二次元動きベクトルを得ることを特徴とする請求
    項6に記載の動き情報検知方法。
  11. 【請求項11】 画像センサにより二次元画像を撮影す
    る手順と、前記二次元画像を複数の部分領域に分ける手
    順と、前記複数の部分領域毎の二次元動きベクトルを得
    る手順と、前記二次元動きベクトルを統合することによ
    り空間的動きを検知する手順のプログラムを記録した記
    録媒体。
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