JP2002063490A - 電子カタログを利用した仮想店舗システム及び仮想店舗を構築するためのシステム - Google Patents

電子カタログを利用した仮想店舗システム及び仮想店舗を構築するためのシステム

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JP2002063490A
JP2002063490A JP2000247590A JP2000247590A JP2002063490A JP 2002063490 A JP2002063490 A JP 2002063490A JP 2000247590 A JP2000247590 A JP 2000247590A JP 2000247590 A JP2000247590 A JP 2000247590A JP 2002063490 A JP2002063490 A JP 2002063490A
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義一 高崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インターネット上に任意に選択された商品群
を展示する仮想店舗を構築すると共に、取り引きにかか
る商品についての専門家の評価を利用可能とするする仮
想店舗システム及び仮想店舗を構築するためのシステム
を提供する。 【解決手段】 複数の端末と、当該端末が接続された通
信網2と、該通信網を介して該複数の端末とデータ交換
可能に接続された制御サーバ1を具備する、仮想店舗シ
ステムであって、該サーバは、複数の商品データを格納
し、電子カタログを提供する商品DB部11と、仮想店
舗データを提供するための仮想店舗DB部12を含むデ
ータベース記憶部10を有し、該仮想店舗データの少な
くとも一部は、商品DB部の一部を電子的にコピーする
ことにより構成される。データベース記憶部は、該商品
DB部に格納された商品データに対応づけられた、評価
コメントを格納する評価コメントDB部13を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造元・販売元に
よって提供される電子カタログを利用して誰でも簡単に
ウェッブ(WWW)上に仮想店舗を構築できる電子商取
引システムに関し、より詳しくは、電子カタログを提供
する製造元・販売元が、仮想店舗を出店して商品を販売
する仮想店舗主催者に対して電子カタログに掲載された
商品毎に補助金(ポイント)を付与して、自社商品の展
示促進及び販売促進を図ることが可能な仮想店舗を構築
するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子商取引の活発化に伴い、商品
提供者がネットワーク上に仮想店舗を開設し、需要者が
これにアクセスして商品の検討し、選択し、発注を行う
等の取引き形態が一般化しつつある。
【0003】従来、斯かる仮想店舗をネットワーク上に
構築するためには、画像データや商品の特性、特徴、仕
様等をHTMLやXML言語で記述して、商品データを
登録しなくてはならなかった。ところが、このような仮
想店舗を構築し、電子商取引を行いたいと希望する事業
者は、かならずしもHTMLやXML言語などの知識を
有しているものではなく、このような知識、技術を有し
ないものには仮想店舗の構築には難しく、専門的な知識
を持った人に依頼しなければならないという不都合があ
った。
【0004】また、従来の仮想店舗を用いた電子商取引
においては、以下のような問題もあった。
【0005】マルチメディア端末機の普及により電子商
取引が活発に行われるようになってきた。なかでもB to
C(販売者と購入者間)の電子商取引に対してアメリカ
では爆発的に普及しはじめている。その理由は、中間マ
ージンを排除して直接取引きすることによる価格競争力
に他ならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】品質や安全性、義理、
人情を重要視する取り引き慣行を有する人々にとって、
電子商取引は顔の見えない相手との取引であり、したが
って不安を覚える人も多い。すなわち、見えない相手と
の取引きに不安をもつ人達が多いというのが、日本市場
における電子商取引の発展の阻害要因となっている。
【0007】本発明は、HTMLやXML記述言語など
の専門的知識・技術を有さなくとも容易にネットワーク
上に仮想店舗を構築でき、また取り引きにかかる商品に
ついての専門家の評価を利用可能とすることにより、見
えない相手との取り引きによる不安を払拭することがで
きる、仮想店舗システムを提供することを目的とする。
【0008】また、一般に業者間電子商取引カード決
済、代引き決済、振込決済という現金取引に近い形態を
とっており、また商品を卸す側(メーカー、問屋等)も
掛売りにて取引を行うことが多い。日本の商習慣では掛
売りが大半で現金決済は本の一部でしかなく、仕入れを
行う事業者も現金で仕入れるほど資金的に余裕がない場
合も多く現金決済が困難な場合も少なくない。しかし、
商品を仕入れる側では商品を現金決済にて購入すれば、
掛売りより安い値段で仕入れることが可能となるので、
現金決済の途を開きたいという要望がある。
【0009】本発明は、電子商取引において掛売りを可
能とし、また掛売りにより生じた売掛金債権を売ること
により、商品を仕入れる側に現金決済を可能とする仮想
店舗システムを提供することをさらに別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、製造元や販売元がウェッブ上に公開している電子カ
タログデータを利用してだれでも簡単に仮想店舗を作れ
る仮想店舗システムが提案される。該仮想店舗システム
は、概略以下のような特徴を有する。
【0011】[電子カタログを利用した仮想店舗の構
築]まず、あらかじめ製造元・販売元により複数の商品
データで構成される電子カタログが作製される。該電子
カタログには、商品毎に商品ジャンルIDコード等と共
に各商品の詳細な仕様を記載した属性データを設けてお
く。たとえば、製品名,メーカ名、製品番号、サイズ、
性能、特徴、仕様等である。該電子カタログは、データ
ベースとして、たとえばウェッブサーバーのハードディ
スクに記憶されている。仮想店舗経営者は、ネットワー
クを介して、該電子カタログを格納したデータベースに
アクセスし、自店に展示したい商品を検索し、該商品の
属性情報などから展示する商品を決定する。仮想店舗経
営者は、展示商品を決定したら、登録処理をする。たと
えば、登録ボタンを押して自分に割り当てられたテーブ
ルに登録したい商品の電子カタログデータをそっくりコ
ピーすることにより、該登録が行われても良い。このよ
うな商品の登録を繰り返すだけで、仮想店舗として割り
当てられた自己のHPに簡単にしかもたくさんの商品の
展示を行うことが可能となる。
【0012】その結果、製造元、販売元の作ったデータ
を利用することでカテゴリー分類や属性の付与等が必要
なく検索や絞込み等の機能がそのまま利用することがで
きる。
【0013】[電子カタログに基づいた補助金(ポイン
ト)付与]本発明にかかる仮想店舗システムによれば、
電子カタログに基づいて製造元、販売元が補助金(ポイ
ント)を付与することを可能とする。たとえば、製造元
・販売元の企業等が、電子商品カタログを制作しネット
ワーク上に公開する時点で該カタログに掲載された商品
毎に、仮想店舗を運営する経営者(以下、「仮想店舗事
業者」という)に仮想店舗運営費用の補助ができる。
【0014】仮想店舗は、仮想店舗を運営するために経
費が必要である。たとえば、回線費用、サーバー利用料
等である。仮想店舗に展示する商品数を増やせば増やす
ほどサーバーや回線に負担がかかるため、仮想店舗事業
者は、展示商品を売れ筋商品に絞ろうとする。ところ
が、製造元や販売元は、絞り込まれることで商品の展示
数が減る可能性が生ずる。そこで、自社の商品を仮想店
舗に取りこんで展示してもらえたときに、一定の経費を
補助することができれば、仮想店舗事業者による商品展
示意欲を繋ぎ止めることができる。
【0015】商品が電子カタログから仮想店舗に登録
(コピー)された時に、どの仮想店舗に登録されたかと
言う履歴を本システムは記憶する。また、その商品がど
れだけの期間店舗に展示されているかという履歴も記憶
されても良い。一方、販売元・製造元は、いくらの補助
金(ポイント)を付けるか、期間はいつまでか、先着何
軒まで補助するのかどんなお店(限定店舗)だけに補助
するのか、等の補助金支給条件をシステムに登録する。
【0016】上記の支給条件に従い、履歴を参照して、
補助金(ポイント)を製造元、販売元に請求し、かつ仮
想店舗事業者に該補助金(ポイント)を支給する。
【0017】本発明によれば、詳細な補助金支給条件を
さだめて、補助するということが可能となる。また、上
記条件にあてはまる仮想店舗の仮想店舗事業者のみにそ
の補助金支給条件を提示することも可能となる。その理
由は、仮想店舗を出店するときに色々な情報を仮想店舗
事業者から取っておくことが可能であるため、製造元・
販売元が条件にあった店だけに補助金をつけることがで
きる。
【0018】かかる補助金支給条件は、過去の実績等
(仮想店舗)に応じて変えることが可能である。これ
は、従来の商取引では大変な手間がかかっていた。例え
ばある商品の売上が高い順から何店舗に補助をつけると
か売上実績に比例した補助金をつけるなど、の補助金支
給条件も容易に実施可能である。なお、この時、清算す
るための時間及びコストが少なからず生じていたが、本
発明のようにネットワーク上に実現されたシステムを利
用することでその問題も解決される。
【0019】[評価者による評価コメント]日本の商習
慣は、アメリカとは異なる。すなわち、大量消費、大量
生産型経済とインターネットを利用したアメリカに比べ
日本では、高付加価値、少量生産多品種型の伝統文化を
頑なに守っている産業が少なからず存在している。その
ような産業では、権威ないし実績のある評価者による推
薦が、商品の購入決定に関して重要な要素となることが
多い。たとえば、特定の人物の推薦商品なら信用して買
えるという商習慣である。その日本文化的な商習慣を続
ける人達もインターネットを利用した合理的かつスピデ
ィーな商取引は必要である。本発明にかかる電子商取引
システムは、権威ないし実績のある評価者による推薦
(評価コメント)を電子商取引システムに取り入れられる
ようにしたことを特徴とする。
【0020】[電子カタログを利用した仮想店舗を構築
するためのシステム]本発明は、さらに、該システムの
制御を行う制御サーバ(1)と、該制御サーバに接続さ
れた通信網(2)と、該通信網に接続され、該通信網を
介して制御サーバと双方向通信可能な、少なくとも一つ
の製造元・販売元用端末(3)と、該通信網に接続さ
れ、該通信網を介して制御サーバと双方向通信可能な、
少なくとも一つの仮想店舗事業者用端末(5)と、を具
備する仮想店舗システムにおいて用いられる制御サーバ
であって、該サーバは、該通信網と接続された通信制御
部(7)と、該仮想店舗システムを運営するためのプロ
グラムを記憶したプログラム記憶部(8)と、該通信制
御部に接続されるとともに、該プログラム記憶部に接続
されたプロセッサ(9)と、該プロセッサに接続された
データベース記憶部(10)とから構成され、該データ
ベース記憶部は、仮想店舗事業者によって選択された複
数の商品データを格納し、電子カタログを提供する商品
DB部(11)と、仮想店舗データを提供するための仮
想店舗DB部(12)と、を含むことを特徴とする電子
カタログを利用した仮想店舗を構築するためのシステム
を提供するものである。
【0021】[掛売りに対応した仮想店舗システム]本
発明はさらに、前記データベース記憶部(10)は、購
買者に対する仮想店舗事業者の売掛金債権を記憶する売
掛金DB部(19)と購買者DB部(20)をさらに具
備しており、該サーバは前記データベース記憶部を用い
て、該売掛金債権の支払処理を行うように構成し、掛売
りに対応できるようにしてもよい。かかる構成により電
子商取引においても掛売りによる取引が可能となる。
【0022】[売掛金決済代行機能を備えた仮想店舗シ
ステム]また、本発明は、該システムが通信網を介して
制御サーバにアクセス可能に接続された債権買取人用端
末(22)をふくみ、前記売掛金DB部は、売掛債権の
譲渡に関する情報をさらに記憶しており、前記データベ
ース記憶部は、債権買取人に対して債権代金の請求を行
うために用いる情報および購買者から売掛債権代金を請
求するために用いる情報を記憶する債権買取人DB部
(21)をさらに具備しており、該サーバは、前記デー
タベース記憶部を用いて売掛金決済代行処理を行うよう
に構成し、仮想店舗事業者が売掛債権を金融機関などの
債権買取人に売却してその代金を受け取り、一方該債権
買取人は購買者から売掛金の支払いを受けることによ
り、売掛金の決済代行を行うように構成しても良い。
【0023】かかる構成により、仮想店舗事業者、債権
買取人、購買者の三者の間で売掛金の決済代行が可能と
なる。なお、債権買取人は債権買取額と債権回収額の差
により利益を受けるようにしても良いし、仮想店舗事業
者もしくは購買者から手数料を受け取ることにより利益
を受けるようにしても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0025】図1は、本発明にかかる、電子カタログを
利用した仮想店舗システムの一例の概略構成を示すブロ
ック図である。
【0026】図1に示すように、本システムは、システ
ムの制御を行う制御サーバ1が、たとえばインターネッ
トである、通信網2に接続されている。また制御サーバ
1は、該通信網2を介して製造元・販売元用端末3、評
価者用端末4、仮想店舗事業者用端末5、購買者用端末
6のそれぞれと双方向通信可能に接続されている。な
お、図中、これら端末3から6は、図の簡略化のために
一つのみ図示されているが、実際にはそれぞれ複数の端
末が通信網2を介して制御サーバ1に接続されてよい。
また、端末3から6は、たとえば、ブラウザ等の通信ソ
フトを搭載したPCであり、通信網2は、公衆回線のみ
ならず、専用回線を使用した通信網であっても良い。
【0027】制御サーバ1は、通信網2と接続された通
信制御部7と、該通信制御部に接続されるとともに、プ
ログラム記憶部8に接続されたプロセッサ9と、該プロ
セッサに接続されたデータベース記憶部10とから構成
される。
【0028】通信制御部7は、通信網2に対してデータ
の送受信可能に接続されているとともに、プロセッサ9
にもデータの送受信可能に接続されている。該通信制御
部7は、たとえば、通信プロトコル(PPP、TCP/
IP等)を実行する通信プログラムが搭載された記憶装
置と、該記憶装置に接続され、該通信プログラムを実行
するプロセッサで構成される。
【0029】該プロセッサ9は、プログラム記憶部8に
接続されているとともに、データベース記憶部10に接
続されている。プロセッサ9は、製造元・販売元用端末
3、評価者用端末4、仮想店舗事業者用端末5、購買者
用端末6からのデータを通信網2および通信管理部21
を介して受け取るとともに、これらをデータベース記憶
部10に書き込んだり、データベース記憶部22から所
望のデータを読み出しこれを通信制御部7、通信網2を
介して製造元・販売元用端末3、評価者用端末4、仮想
店舗事業者用端末5、購買者用端末6に送信する。ま
た、記憶管理、アクセス制御、問い合わせ処理等をデー
タベース記憶部10を用いて行う。該プログラム記憶部
8は、たとえば、データの管理、分析、演算等を実行す
る管理分析演算プログラムが搭載された記憶装置であ
り、プロセッサ9は、たとえば、少なくとも一つのデジ
タルマイクロプロセッサで構成される。
【0030】データベース記憶部10は、たとえば、商
品データベース(以下、「DB」)部11、仮想店舗D
B部12、評価コメントDB部13、アクセス履歴DB
部14、補助金支払条件DB部15、製造元・販売元D
B部16、仮想店舗事業者DB部17、および評価者D
B部18で構成される。各DB部11から18は、独立
したDBでなくとも良く、たとえば、製造元・販売元D
B部16は、商品DB部11の一部であり、仮想店舗事
業者DB部17は仮想店舗DB部12の一部であり、ま
た、評価者DB部18は評価コメントDB部13の一部
であるように構成されても良い。また、これらDB部
は、それぞれ相互に関連付けされて、一つのデータベー
スを形成するように構成されていても良い。
【0031】上記通信制御部7、プログラム記憶部8、
プロセッサ9、データベース記憶部10を構成する記憶
装置およびプロセッサは、それぞれ独立したものであっ
ても良いし、これらに共通して用いられる記憶装置およ
びプロセッサであってもよい。該記憶装置はたとえば、
ROM,RAM,CD−ROM,MO,磁気記憶装置な
どデータの記憶および再生可能な全ての形式の記憶装置
であって良い。また、該プロセッサは、たとえば一般に
市場に供されているマイクロプロセッサで構成されて良
い。また、これら通信制御部7、プログラム記憶部8、
プロセッサ9、データベース記憶部10は必ずしも物理
的に一つの装置で構成される必要はなく、それぞれが遠
隔して配された複数の装置(たとえばLANで接続され
た複数のPC)で構成されていても良い。
【0032】つぎに、データベース記憶部10を構成す
る、商品DB部11、仮想店舗DB部12、評価コメン
トDB部13、アクセス履歴DB部14、補助金支払条
件DB部15、製造元・販売元DB部16、仮想店舗事
業者DB部17、および評価者DB部18のそれぞれの
構成例について説明する。
【0033】図2は、商品DB部11の構成例を示す、
概念図である。図に示すように、商品DB部11は複数
のレコードRで構成されており、それぞれのレコードR
は、たとえば、商品を特定するための商品識別子(以
下、「ID」という)21、商品分類コード22、製造
・販売元ID23、製品番号24、サイズ25、性能2
6、および該製品の概観を示すための映像データファイ
ル等から構成される。なお、各レコードRが含む項目
は、商品毎に変更されても良い。
【0034】図3は、仮想店舗DB部12の構成例を示
す、概念図である。図に示すように、仮想店舗DB部1
2は複数のレコードRで構成されており、それぞれのレ
コードRは、たとえば、仮想店舗を特定するための仮想
店舗ID31、該店舗を運営する事業者を特定するため
の仮想店舗事業者ID32、および、該仮想店舗に展示
される商品を特定する商品ID33,34,35,3
6、…等で構成される。なお、商品ID33,34,3
5,36、で用いられるコードは、商品DB部11の商
品IDと共通である。また、一つのレコードに含まれる
商品IDの数は、任意に変更可能であり、該店舗に展示
する商品数に応じて増減可能である。
【0035】図4は、評価コメントDB部13の構成例
を示す、概念図である。図に示すように、該DB部13
は複数のレコードRで構成されており、それぞれのレコ
ードRは、たとえば、評価コメントを付した商品を特定
するための商品ID41、該該評価コメントを作成した
評価者を特定するための評価者ID42、および、該表
かコメントの内容である、評価内容データ43で構成さ
れる。なお、商品ID41で用いられるコードは、商品
DB部11の商品IDと共通である。
【0036】図5は、アクセス履歴DB部14の構成例
を示す、概念図である。図に示すように、該DB部14
は複数のレコードRで構成されており、それぞれのレコ
ードRは、たとえば、アクセスされた対象を特定するた
めの、仮想店舗ID51、該店舗に展示された商品の商
品ID52、該承認に評価コメントが付されている場合
には、そのコメントを特定するための評価コメントID
53などと、補助金支給条件の判定をするデータ、たと
えば、展示期間54、アクセス回数55、販売成立台数
56、売上高57等で構成される。なお、商品ID41
で用いられるコードは、商品DB部11の商品IDと共
通である。
【0037】図6は、補助金支払条件DB部15の構成
例を示す、概念図である。図に示すように、該DB部1
5は複数のレコードRで構成されており、それぞれのレ
コードRは、たとえば、商品を特定するための、商品I
D61と、支払条件を特定するための様々な項目、たと
えば必要展示期間62、必要販売台数63、必要売上高
64、必要売り上げ順位65、店舗条件66等である。
これら支払条件を特定するための項目は、製造元・販売
元の設定する支払条件に応じて任意に変更可能である。
【0038】つぎに、図7、図8、図9にそれぞれ製造
元・販売元DB部16、仮想店舗事業者DB部17、お
よび評価者DB部18の構成例を示す。図に示すよう
に、各DB部は複数のレコードRからなり、各レコード
は、製造元・販売元、仮想店舗事業者、評価者に一対一
で対応しており、製造元・販売元、仮想店舗事業者、評
価者はそれぞれ製造販売元ID71,仮想店舗事業者
(オーナー)ID81、評価者ID91によって特定さ
れる。また、各レコードはこれらIDに加えて、対象者
の連絡先(住所、電話番号等)や補助金の出納のための
口座番号等を含んでいても良い。
【0039】つぎに、本システムがどのように動作する
かについて説明する。
【0040】[製造販売元の登録、商品の電子カタログ
への登録]図10は、製造元・販売元の業者がその端末
3から商品を電子カタロクへ掲載するための概略処理を
示すフローチャートである。
【0041】業者は端末3から通信網2を介してサーバ
1に商品登録要求を行う。サーバ1において通信制御部
7が、該要求をプロセッサ9が認識可能なデータに変換
すると、プロセッサ9は該商品登録要求を認識して、該
端末3に向けて、図11のような、たとえばPCモニタ
に表示可能なインターフェイスデータを送信する。該業
者は、端末の入出力装置を用いて、該インターフェイス
データに要求されたデータを入力し、これをサーバ1に
返信する。該返信されたデータを受けたサーバ1のプロ
セッサ9は、これを前記製造販売元DB部16に格納す
る(S101)。このときプロセッサ9により製造販売
元IDが自動的に割り振られてもよい。
【0042】つぎに、該業者は電子カタログに掲載を希
望する商品データをサーバ1に送信する。該商品データ
の例を図12に示す。該データを受け取ったサーバ1の
プロセッサ9は、これを前記商品DB部11に格納する
(S102)。このときプロセッサ9により商品IDが
自動的に割り振られてもよい。なお、商品データを格納
するデータ形式は、プロセッサ9が、プログラム記憶部
8に記憶されたプログラムにしたがって、前記端末3に
向けて供給しても良いし、また、該業者3が、独自に作
成したものをサーバ1に向けて送信するようにしても良
い。
【0043】さらに、該業者は商品毎に、あるいは登録
した商品について一括して、補助金支払条件を登録す
る。該当登録には、端末3から条件入力用インターフェ
イスデータをサーバ1に要求し、これに必要条件を入力
してサーバ1に送信しても良いし、該端末3で独自に作
成したものをサーバ1に送信しても良い。該返信された
データを受けたサーバ1のプロセッサ9は、これを前記
補助金支払条件DB部15に格納する(S103)。
【0044】以上のようにして、製造販売元の登録、商
品の電子カタログへの登録が完了する。
【0045】[評価者の登録、および評価コメントの登
録]図13は、評価者がその端末4から自己の作成した
評価コメントを対象商品に附するための概略処理を示す
フローチャートである。
【0046】評価者は端末4から通信網2を介してサー
バ1に評価者登録要求を行う(S131)。サーバ1に
おいて通信制御部7が、該要求をプロセッサ9が認識可
能なデータに変換すると、プロセッサ9は該登録要求を
認識して、該端末4に向けて、図14のような、たとえ
ばPCモニタに表示可能なインターフェイスデータを送
信する。該評価者は、端末4の入出力装置を用いて、該
インターフェイスデータに要求されたデータを入力し、
これをサーバ1に返信する。該返信されたデータを受け
たサーバ1のプロセッサ9は、これを前記評価者DB部
18に格納する。このときプロセッサ9により評価者I
Dが自動的に割り振られてもよい。
【0047】つぎに、該評価者は評価コメントを付そう
とする商品データの抽出をサーバ1に要求する(S13
2)。たとえば、該評価者が厨房器具の専門家である場
合は、サーバ1に厨房器具の商品データを抽出し、端末
4に表示するよう、要求する。なお、抽出条件は商品種
類に限られず、地域、値段等、様々な項目を抽出条件キ
ーとして設定することができる。サーバ1は該要求にし
たがって、商品DB部11から条件に適合する商品デー
タを抽出し、これを端末4に向けて送出する。
【0048】端末4には、たとえば図12のようなデー
タが表示される。評価者は該商品データをみながら、図
15に示すようなインターフェイスデータに端末4の入
出力装置を用いて、該インターフェイスデータに要求さ
れたデータを入力し、これをサーバ1に返信する。該デ
ータを受け取ったサーバ1のプロセッサ9は、これを前
記評価コメントDB部13に格納する(S133)。
【0049】以上のようにして、評価者、評価コメント
の登録が完了する。
【0050】[仮想店舗事業者の登録、展示販売対象商
品の登録]図16は、仮想店舗事業者がその端末5から
仮想店舗事業者の登録、展示販売対象商品の登録をする
ための概略処理を示すフローチャートである。
【0051】仮想店舗を構築しようとする事業者は端末
5から通信網2を介してサーバ1に評価者登録要求を行
う(S161)。サーバ1において通信制御部7が、該
要求をプロセッサ9が認識可能なデータに変換すると、
プロセッサ9は該登録要求を認識して、該端末4に向け
て、図17のような、たとえばPCモニタに表示可能な
インターフェイスデータを送信する。該事業者は、端末
5の入出力装置を用いて、該インターフェイスデータに
要求されたデータを入力し、これをサーバ1に返信す
る。該返信されたデータを受けたサーバ1のプロセッサ
9は、これを前記仮想店舗事業者DB部17に格納す
る。このときプロセッサ9により仮想店舗事業者IDが
自動的に割り振られてもよい。
【0052】つぎに、該事業者は自己の仮想店舗に展示
する商品データの抽出をサーバ1に要求する(S16
2)。たとえば、該事業者が厨房器具の販売を業とする
者である場合は、サーバ1に厨房器具の商品データを抽
出し、端末5に表示するよう、要求する。なお、抽出条
件は商品種類に限られず、地域、値段等、様々な項目を
抽出条件キーとして設定することができる。サーバ1は
該要求にしたがって、商品DB部11から条件に適合す
る商品データを抽出し、これを端末5に向けて送出す
る。このとき、該商品に対応する評価コメントが評価コ
メントDB部13から抽出され、ともに送信されても良
い。
【0053】端末5には、たとえば図12のようなデー
タが表示される。事業者は該商品データをみながら、展
示する商品を選択し、該選択された商品について図18
に示すようなインターフェイスデータに端末5の入出力
装置を用いて、該インターフェイスデータに要求された
データを入力し、これをサーバ1に返信する。該データ
を受け取ったサーバ1のプロセッサ9は、これを前記仮
想店舗DB部12に格納する(S163)。
【0054】以上のようにして、仮想店舗事業者の登
録、展示販売対象商品の登録が完了する。
【0055】[購買者による商品の購入]図19は、購
買者がその端末6から商品を検索し、購入するための概
略処理を示すフローチャートである。
【0056】購買者は、その端末6からサーバ1にアク
セスし、所望の仮想店舗の表示を要求する。たとえば、
サーバ1が提供するメニュー画面にアクセスし、該メニ
ュー画面に所望の検索条件(地域、取り扱いメーカ、金
額、支払条件)を入力すると、該検索条件を受けたサー
バ1は、該条件に適合する仮想店舗を抽出し、これを購
買者の端末65に表示する。該仮想店舗の表示例を図2
0、図21に示す。該購買者は表示された仮想店舗に展
示された商品から希望の商品を選択し(S192)、そ
の他の条件等を検討して、購入を決定する。購入はたと
えば、「ショッピングカート」等の従来周知の技術によ
って行われて良い。
【0057】また商品の検索は、評価者をキーにして行
われても良い。たとえば、ある購買者がある評価者に絶
大な信頼を置いている場合、その評価者の推薦している
商品を購入したいと思う場合がある。かかる場合、端末
6から評価者を抽出する要求をサーバ1に行い、該サー
バ1は図22,23に示すようなデータを端末6に送
り、購買者はそのような情報を基に商品の購入をするこ
とも可能である。
【0058】[補助金の支払]上記のような購入は、プ
ロセッサ9がモニタしており、その履歴はプロセッサ9
によって前記アクセス履歴DB部14に書き込まれ、記
憶される。プロセッサ9は、補助金支払条件DBと、ア
クセス履歴DB部を相互に参照することにより、補助金
の支払いの決定、算出等して処理する。たとえば、条件
を満たした仮想店舗事業者、およびその金額等を一覧表
にして、該当製造販売元の業者に自動的に報告するよう
に構成しても良い。
【0059】[掛売りに対応した仮想店舗システム]本
発明にかかる仮想店舗システムは、掛売りに対応するよ
うに構成されても良い。以下に掛売りに対応した仮想店
舗システムについて説明する。
【0060】図24は本発明にかかる掛売に対応した仮
想店舗システムの構成例を示す概略ブロック図である。
図24に示す構成は、図1に示す仮想店舗システムとほ
ぼ同様であるが、データベース記憶部10が、売掛金D
B部19と購買者DB部20をさらに具備しており、か
つ、プログラム記憶部8が掛売りに対応した処理を行う
ためのプログラムを有しておりプロセッサ9が該プログ
ラムにしたがって所定の処理を行う点が加えられている
点で相違する。なお、図24では、例示的に一つの仮想
店舗事業者用端末5と、購買者A、B、Cそれぞれの購
買者用端末6のみが示されており、図示の都合上製造元
・販売元用端末3、評価者用端末4は省略してある。ま
た、売掛金DB部19と購買者DB部20はデータベー
ス記憶部10内に物理的に格納されている必要はなく、
プロセッサ9がアクセス可能であれば遠隔して配されて
いても良く、例えば制御サーバ1とデータ通信可能に接
続された別のコンピュータ内に配されていても良い。
【0061】前記売掛金DB部19は、購買者が本シス
テムの提供する仮想店舗にアクセスし、そこで商品等を
購入した場合の購入代金(以下、「売掛金」という)債
権を記憶する。図25に、売掛金DB部19の構成例を
示す。売掛金DB部19は売掛金債権ごとに該債権を特
定するための情報を記憶しており、例えば図示のよう
に、債権を区別するための債権ID、債権者を特定する
ための情報としてオーナーID,債務者を特定するため
の情報として購買者ID、その金額、決済日等をフィー
ルドとして有している。
【0062】また、前記購買者DB部20は、購買者に
対して売掛金の請求を行うために用いる情報を記憶す
る。図26に、購買者DB部20の構成例を示す。購買
者DB部20は、購買者ごとに該購買者に対して売掛金
の請求を行うための情報を記憶しており、例えば図示の
ように購買者を特定するための購買者ID、請求書を送
付するための請求書送付先住所をふくみ、また請求書を
電子的に送るための電子メールアドレス、売掛金の支払
いをするための支払(銀行)口座番号、クレジットカー
ド番号等をフィールドとして有していてもよい。
【0063】つぎに、上記仮想店舗システムにおいて、
売掛金の請求が行われる際の動作について説明する。
【0064】図27は、本システムにおける売掛金請求
処理のフローチャートである。まず、購入者が仮想店舗
事業者が開設した仮想店舗へ通信網2を介して端末6を
用いてアクセスし、該仮想店舗に掲示された商品を選択
し購入する旨の処理を行い、制御サーバ1へ通知する。
該通知は通信制御部7を介してプロセッサ9に送られ、
プロセッサ9は該通知に含まれる債権者(仮想店舗事業
者)を特定するための情報、債務者(購買者)を特定す
るための情報、購入金額、決済日等を取得する(S27
1)。なお、これらの情報を取得するには、該仮想店舗事
業者が購入者に宛てて商品等を発送した際にこれら情報
が入力されるようにし、その入力情報を用いるようにし
ても良い。
【0065】さらにプロセッサ9は債権IDを生成、付
与するとともにこれらを売掛金DB部19に書き込み、
記憶させる(S272)。なお、購入者がはじめて本シ
ステムにおける購入を行う場合には、該購入者に請求書
を送付するための請求書送付先住所、請求書を電子的に
送るための電子メールアドレス、売掛金の支払いをする
ための支払(銀行)口座番号、クレジットカード番号等
の入力を要求し、入力されたこれらの情報を受け取った
プロセッサ9は購入者DB部20にこれら情報を書き込
み、記憶させておく。
【0066】つぎに、プロセッサ9は所定のタイミング
(たとえば1日1回所定の時刻)に該売掛金DB部19
を検索し決済条件を満たした債権を抽出する。たとえば
図25に示した例においては、9月1日にプロセッサ9
が該DBを検索すると決済日が到来した債権である債権
ID「00002」、「00003」、「00004」
を抽出し、それぞれについて請求処理を行う(S27
3)。請求処理の内容としては、例えば請求書に請求先
である購買者の住所等を出力するとともに、支払い先で
ある仮想店舗事業者の支払口座名、金額等を出力してこ
れを郵送することによって行ってもよい。購買者の住所
等は購買者IDをキーにして購買者DB部20を参照す
ることにより取得する。仮想店舗事業者の支払口座名は
オーナーIDをキーにして仮想店舗事業者DB部17を
参照することにより取得できる。金額は売掛金DB部の
金額フィールドのデータを用いる。
【0067】なお、上記請求は郵送による請求である
が、電子メールを用いることも可能である。この場合に
は購買者DB部20から電子メールアドレスを取得すれ
ばよい。
【0068】[売掛金決済代行機能を備えた仮想店舗シ
ステム]本発明は、上記の売掛債権を金融機関などの第
三者(「債権買取人」という)に売却し、仮想店舗事業
者に売却代金を取得可能とすることにより売掛金決済代
行をするための機能を備えた仮想店舗システムとしても
成立する。
【0069】図28は、売掛金決済代行機能を備えた仮
想店舗システムの構成例を示す概略ブロック図である。
図28に示す構成は、図24に示す掛売に対応した仮想
店舗システムとほぼ同様であるが、債権買取人用端末2
2が通信網2を介して制御サーバ1にアクセス可能に接
続されており、売掛金DB部19’は前記売掛金DB部
19が有する情報に加えて債権譲渡に関する情報を記憶
しており、前記データベース記憶部10は債権買取人に
関する情報を記憶した債権買取人DB部21をさらに具
備しており、プログラム記憶部8が売掛金決済代行処理
を行うためのプログラムを有しておりプロセッサ9が該
プログラムにしたがって所定の処理を行う点が加えられ
ている点で相違する。
【0070】図29は、前記売掛金DB部19’の構成
例を示す図である。売掛金DB部19’は債権ID、オ
ーナーID,購買者ID、その金額、決済日等に加えて
当該債権が譲渡の対象となったことを示すための情報と
して譲渡フラグと、当該債権を買い取った者(債権買取
人)を特定するための情報として買取人IDをフィール
ドとして有している。
【0071】また、前記債権買取人DB部21は、債権
買取人に対して債権代金の請求を行うために用いる情報
および購買者から売掛債権代金を請求するために用いる
情報を記憶する。図30に、債権買取人DB部21の構
成例を示す。債権買取人DB部21は買取人ごとに、該
債権買取人に対して債権代金の請求を行うために用いる
情報および購買者から売掛債権代金を請求するために用
いる情報を記憶しており、例えば図示のように、購買者
を特定するための購買者ID、請求書を送付するための
住所をふくみ、また請求書を電子的に送るための電子メ
ールアドレス、債権代金の支払いおよび売掛金の振込先
とするための支払(銀行)口座番号、クレジットカード
番号等をフィールドとして有していてもよい。
【0072】つぎに、上記仮想店舗システムにおいて、
売掛金の決済代行が行われる際の動作について図31を
参照しながら説明する。図31は売掛金の決済代行処理
の概略を示すフローチャートである。
【0073】まず、債権買取人は債権買取人用端末22
から通信網2を介して制御サーバ1にアクセスし、買い
取りできる債権の情報を送るよう請求する。制御サーバ
1において、プロセッサ9は該請求に応答して、売掛金
DB部19’から対象となる債権の情報を抽出し、該情
報を端末22に送出する(S311)。図29に示す例
では、譲渡された債権の譲渡フラグフィールドには
「1」が記載されている。この場合プロセッサ9は譲渡
フラグフィールドには「1」が記載されていない債権の
情報のみを抽出し、送出する。なお、図示はしないが支払
済みの債権については譲渡対象とならないので別に支払
済みフラグのフィールドを設けておきこのフィールドの
記載された情報に基づいて抽出対象からはずすようにす
ることが好ましい。
【0074】該情報を受け取った端末22はその情報を
表示する。たとえば、債権ごとに支払人となる購買者、
金額、決済日など債権買取人が購入を決定するための情
報が該端末の図示しない表示装置に表示される。買取人
は該情報を参照して買い取る債権を指定し、制御サーバ
1に通知する。
【0075】該通知を受けたサーバ1において、プロセ
ッサ9は指定された債権について、その譲渡フラグフィ
ールドに譲渡された旨の情報を記入するとともに、買取
人を特定するための情報(たとえば債権買取人ID)を
売掛金DB部19’に書き込む(S312)。
【0076】さらに、所定のタイミングでプロセッサ9
は売掛金DB部19’を検索し、債権買取人から仮想店
舗事業者へ債権買取代金が支払われるように処理を行う
(S313)。たとえばプロセッサ9は各債権の情報の
譲渡フラグフィールドを見て「1」が記入された債権を
抽出し、当該債権のオーナーIDおよび買取人IDを読
取り、仮想店舗事業者DB部17および債権買取人DB
部21を参照して、該オーナーIDに対応する仮想店舗
事業者名にて該買取人IDに対応する債権買取人宛てに
当該債権の金額を表示した請求書を作成する。あるい
は、プロセッサ9は債権買取人DB部21から電子メー
ルアドレスを読取り、請求書を電子メールによって当該
債権買取人に送信するようにしても良い。あるいは銀行
等の決済システムにアクセスし、債権買取人の口座から
仮想店舗事業者の口座に代金分の金額が送金されるよう
要求を行うようにしても良い。
【0077】つぎに、プロセッサ9は所定のタイミング
(たとえば1日1回所定の時刻)に該売掛金DB部1
9’を検索し、譲渡された債権であってかつ決済条件を
満たした債権を抽出する。たとえば図29に示した例に
おいては、9月1日にプロセッサ9が該DBを検索する
と譲渡されていてかつ決済日が到来した債権である債権
ID「00002」、「00004」を抽出し、それぞ
れについて請求処理を行う(S314)。なお、支払済
みの債権を抽出対象からはずすことは先に述べたところ
と同様である。請求処理の内容としては、例えば請求書
に請求先である購買者の住所等を出力するとともに、支
払い先である債権買取人の支払口座名、金額等を出力し
てこれを郵送することによって行ってもよい。購買者の
住所等は購買者IDをキーにして購買者DB部20を参
照することにより取得する。仮想店舗事業者の支払口座
名はオーナーIDをキーにして仮想店舗事業者DB部1
7を参照することにより取得できる。金額は売掛金DB
部の金額フィールドのデータを用いる。
【0078】なお、上記請求は郵送による請求である
が、電子メールを用ることも可能である。この場合には
購買者DB部20から電子メールアドレスを取得すれば
よい。あるいは銀行等の決済システムにアクセスし、購
買者の口座から債権買取人の口座に売掛債権の金額が送
金されるよう要求を行うようにしても良い。
【0079】なお、本発明は上記の実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において
種種変形して実施することが可能である。
【0080】
【発明の効果】以上のように構成されたことにより、本
発明は、HTMLやXML記述言語などの専門的知識・
技術を有さない商品販売者等に代わって、容易にネット
ワーク上に仮想店舗を構築でき、インターネット上に商
品販売者等が任意に選択された商品群を展示する仮想店
舗を構築すると共に、取り引きにかかる商品についての
専門家の評価を利用可能とすることにより、ネット上で
の取り引きによる不安を払拭することを可能にする仮想
店舗システム及び仮想店舗を構築するためのシステムを
実現したのである。
【0081】さらに、掛売りに対応した仮想店舗システ
ムとすることにより日本での商習慣に適した電子商取引
システムを提供することが可能となる。
【0082】またさらに、掛売りにより生じた売掛金債
権を第三者(債権買取人)に売ることにより、仮想店舗
事業者は売掛債権の決済日前に現金を得ること、および
それにより得た現金で製造元・販売元に対して現金決済
が可能となり、キャッシュフローの面及び現金決済によ
る安価な商品等の仕入れが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる、電子カタログを利用した仮想
店舗システムの一例の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】商品DB部11の構成例を示す、概念図であ
る。
【図3】仮想店舗DB部12の構成例を示す、概念図で
ある。
【図4】評価コメントDB部13の構成例を示す、概念
図である。
【図5】アクセス履歴DB部14の構成例を示す、概念
図である。
【図6】補助金支払条件DB部15の構成例を示す、概
念図である。
【図7】製造販売元DB部16の構成例を示す、概念図
である。
【図8】仮想店舗事業者DB部17の構成例を示す、概
念図である。
【図9】評価者DB部18の構成例を示す、概念図であ
る。
【図10】製造元・販売元の業者がその端末3から商品
を電子カタロクへ掲載するための概略処理を示すフロー
チャートである。
【図11】商品登録要求に応じて送信されるPCモニタ
に表示可能なインターフェイスデータの例を示す図であ
る。
【図12】該商品データの例を示す図である。
【図13】評価者がその端末4から自己の作成した評価
コメントを対象商品に附するための概略処理を示すフロ
ーチャートである。
【図14】PCモニタに表示可能なインターフェイスデ
ータの例である。
【図15】評価者が評価コメントを作成する際に、提供
されるインターフェイスデータの例である。
【図16】仮想店舗事業者がその端末5から仮想店舗事
業者の登録、展示販売対象商品の登録をするための概略
処理を示すフローチャートである。
【図17】仮想店舗事業者が登録を行う際に提供される
インターフェイスデータの例である。
【図18】仮想店舗事業者が商品の登録を行う際に提供
されるインターフェイスデータの例である。
【図19】購買者がその端末6から商品を検索し、購入
するための概略処理を示すフローチャートである。
【図20】仮想店舗の表示例を示す図である。
【図21】仮想店舗の表示例を示す図である。
【図22】評価者に基づいて商品の選択を行う際に提供
されるデータ例である。
【図23】評価者に基づいて商品の選択を行う際に提供
されるデータ例である。
【図24】本発明にかかる掛売に対応した仮想店舗シス
テムの構成例を示す概略ブロック図である。
【図25】売掛金DB部の構成例を示す図である。
【図26】購買者DB部20の構成例を示す図である。
【図27】本システムにおける売掛金請求処理のフロー
チャートである。
【図28】売掛金決済代行機能を備えた仮想店舗システ
ムの構成例を示す概略ブロック図である。
【図29】前記売掛金DB部の構成例を示す図である。
【図30】債権買取人DB部の構成例を示す図である。
【図31】売掛金の決済代行処理の概略を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 … 制御サーバ 2 … 通信網 3 … 製造元・販売元用端末 4 … 評価者用端末 5 … 仮想店舗事業者用端末 6 … 購買者用端末 7 … 通信制御部 8 … プログラム記憶部 9 … プロセッサ 10 … データベース記憶部 11 … 商品DB部 12 … 仮想店舗DB部 13 … 評価コメントDB部 14 … アクセス履歴DB部 15 … 補助金支払条件DB部 16 … 製造元・販売元DB部 17 … 仮想店舗事業者DB部 18 … 評価者DB部 19、19’ … 売掛金DB部 20 … 購買者DB部 21 … 債権買取人DB部 22 … 債権買取人側端末

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末(3,4,5,6)と、該端
    末が接続された通信網(2)と、該通信網を介して該複
    数の端末とデータ交換可能に接続された制御サーバ
    (1)を具備する、仮想店舗システムであって、 該サーバは、複数の商品データを格納し、電子カタログ
    を提供する商品DB部(11)と、仮想店舗データを提
    供するための仮想店舗DB部(12)を含むデータベー
    ス記憶部(10)を有し、 該仮想店舗データの少なくとも一部は、商品DB部の一
    部を電子的にコピーすることにより構成される、ことを
    特徴とする、電子カタログを利用した仮想店舗システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の仮想店舗システムであ
    って、 該データベース記憶部は、さらに該商品DB部に格納さ
    れた商品データに対応づけられた、評価コメントを格納
    する評価コメントDB部(13)を有することを特徴と
    する、電子カタログを利用した仮想店舗システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の仮想店舗システムであ
    って、 該データベース記憶部は、商品DB部、仮想店舗DB
    部、および評価コメントDB部の少なくとも一つに関連
    付けられた、アクセス履歴データを格納するアクセス履
    歴DB部(14)と、該アクセス履歴DB部に関連付け
    られた補助金支払条件DB部(15)とをさらに具備す
    ることを特徴とする、電子カタログを利用した仮想店舗
    システム。
  4. 【請求項4】 電子カタログを利用した仮想店舗システ
    ムにおいて、 該システムの制御を行う制御サーバ(1)と、 該制御サーバに接続された通信網(2)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの製造元・販売元用端
    末(3)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの評価者用端末(4)
    と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの仮想店舗事業者用端
    末(5)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの購買者用端末(6)
    と、を具備し、 電子カタログを構成する商品データは、該製造元・販売
    元用端末から該制御サーバに供給され、該サーバは該商
    品データを電子的に再利用可能に記憶し、 仮想店舗が構築される際に、該商品データが該仮想店舗
    事業者用端末から再利用される、ことを特徴とする、電
    子カタログを利用した仮想店舗システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシステムにおいて、 該評価者用端末から該サーバに、前記商品データに関連
    付けられた評価コメントが供給され、該サーバは該評価
    コメントデータを電子的に記憶し、 該サーバは、前記仮想店舗事業者用端末(5)および購
    買者用端末(6)からの要求に応じて、該商品データと
    ともに対応する評価コメントデータをそれぞれの端末に
    提供する、ことを特徴とする、電子カタログを利用した
    仮想店舗システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のシステムにおいて、 該サーバ(1)は、前記購買者用端末(6)から発せら
    れる購買指示データをモニタし、該購買指示データの履
    歴を記憶するとともに、該製造元・販売元用端末より供
    給された補助金支払条件データを記憶しており、 該サーバは、該購買指示データの履歴と補助金支払条件
    データを相互に参照することにより、補助金支払処理を
    実行することを特徴とする、電子カタログを利用した仮
    想店舗システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の仮想
    店舗システムにおいて、前記データベース記憶部(1
    0)は、購買者と仮想店舗事業者との売掛金債権を記憶
    する売掛金DB部(19)と購買者DB部(20)をさ
    らに具備しており、該サーバは前記データベース記憶部
    を用いて、該売掛金債権の支払処理を行うことを特徴と
    する電子カタログを利用した仮想店舗システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電子カタログを利用し
    た仮想店舗システムにおいて、前記支払処理は、売掛債
    権を特定するための情報を取得し、該取得された売掛債
    権を特定するための情報を記憶し、該記憶された売掛債
    権を特定するための情報を用いて、該売掛債権の請求情
    報を生成することにより行われることを特徴とする電子
    カタログを利用した仮想店舗システム。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の電子カタログ
    を利用した仮想店舗システムにおいて、 該システムは、通信網を介して制御サーバにアクセス可
    能に接続された債権買取人用端末(22)をふくみ、 前記売掛金DB部は、売掛債権の譲渡に関する情報をさ
    らに記憶しており、 前記データベース記憶部は、債権買取人に対して債権代
    金の請求を行うために用いる情報および購買者から売掛
    債権代金を請求するために用いる情報を記憶する債権買
    取人DB部(21)をさらに具備しており、 該サーバは、前記データベース記憶部を用いて売掛金決
    済代行処理を行うことを特徴とする、電子カタログを利
    用した仮想店舗システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電子カタログを利用
    した仮想店舗システムにおいて、 前記売掛金決済代行処理は、債権買取の対象となる債権
    の情報を抽出し、該情報を債権買取人用端末に提供し、
    債権買取人用端末からの買取債権を指定する情報にもと
    づいて譲渡された旨の情報を記憶し、該譲渡された旨の
    情報を参照して債権買取代金の支払処理を行い、譲渡さ
    れた売掛債権のうち決済条件を満たした債権を抽出して
    その債権の請求処理を行うことによって行われることを
    特徴とする、電子カタログを利用した仮想店舗システ
    ム。
  11. 【請求項11】 電子カタログを利用した仮想店舗シス
    テムにおいて該システムの制御を行う制御サーバ(1)
    と、 該制御サーバに接続された通信網(2)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの製造元・販売元用端
    末(3)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの評価者用端末(4)
    と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの仮想店舗事業者用端
    末(5)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの購買者用端末(6)
    と、を具備する仮想店舗システムにおいて用いられる制
    御サーバであって、 該サーバは、 該通信網と接続された通信制御部(7)と、 該仮想店舗システムを運営するためのプログラムを記憶
    したプログラム記憶部(8)と、 該通信制御部に接続されるとともに、該プログラム記憶
    部に接続されたプロセッサ(9)と、 該プロセッサに接続されたデータベース記憶部(10)
    とから構成され、 該データベース記憶部は、 複数の商品データを格納し、電子カタログを提供する商
    品DB部(11)と、 仮想店舗データを提供するための仮想店舗DB部(1
    2)を含むことを特徴とする、仮想店舗システムにおい
    て用いられる制御サーバ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の制御サーバであっ
    て、 該データベース記憶部は、さらに該商品DB部に格納さ
    れた商品データに対応づけられた、評価コメントを格納
    する評価コメントDB部(13)を有することを特徴と
    する、制御サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の制御サーバであっ
    て、 該データベース記憶部は、商品DB部、仮想店舗DB
    部、および評価コメントDB部の少なくとも一つに関連
    付けられた、アクセス履歴データを格納するアクセス履
    歴DB部(14)と、該アクセス履歴DB部に関連付け
    られた補助金支払条件DB部(15)とをさらに具備す
    ることを特徴とする、制御サーバ。
  14. 【請求項14】 請求項11から13のいずれかに記載
    の仮想店舗システムにおいて用いられる制御サーバにお
    いて、前記データベース記憶部(10)は、購買者と仮
    想店舗事業者との売掛金債権を記憶する売掛金DB部
    (19)と購買者DB部(20)をさらに具備してお
    り、該サーバは前記データベース記憶部を用いて該売掛
    金債権の支払処理を行うことを特徴とする、仮想店舗シ
    ステムにおいて用いられる制御サーバ。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の制御サーバにおい
    て、前記支払処理は、売掛債権を特定するための情報を
    取得し、該取得された売掛債権を特定するための情報を
    記憶し、該記憶された売掛債権を特定するための情報を
    用いて、該売掛債権の請求情報を生成することにより行
    われることを特徴とする、仮想店舗システムのために用
    いられる制御サーバ。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の制御サ
    ーバにおいて、 前記仮想店舗システムは、通信網を介して制御サーバに
    アクセス可能に接続された債権買取人用端末(22)を
    ふくみ、 前記売掛金DB部は、売掛債権の譲渡に関する情報をさ
    らに記憶しており、 前記データベース記憶部は、債権買取人に対して債権代
    金の請求を行うために用いる情報および購買者から売掛
    債権代金を請求するために用いる情報を記憶する債権買
    取人DB部(21)をさらに具備しており、 該制御サーバは、前記データベース記憶部を用いて売掛
    金決済代行処理を行うことを特徴とする、仮想店舗シス
    テムに用いられる制御サーバ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の制御サーバにおい
    て、 前記売掛金決済代行処理は、債権買取の対象となる債権
    の情報を抽出し、この情報を債権買取人用端末に提供
    し、債権買取人用端末からの買取債権を指定する情報に
    もとづいて譲渡された旨の情報を記憶し、該譲渡された
    旨の情報を参照して債権買取代金の支払処理を行い、譲
    渡された売掛債権のうち決済条件を満たした債権を抽出
    して該債権の請求処理を行うことによって行われること
    を特徴とする、仮想店舗システムに用いられる制御サー
    バ。
  18. 【請求項18】 電子カタログを利用した仮想店舗を構
    築するためのシステムであって、 該システムの制御を行う制御サーバ(1)と、 該制御サーバに接続された通信網(2)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの製造元・販売元用端
    末(3)と、 該通信網に接続され、該通信網を介して制御サーバと双
    方向通信可能な、少なくとも一つの仮想店舗事業者用端
    末(5)と、を具備する仮想店舗システムにおいて用い
    られる制御サーバであって、 該サーバは、 該通信網と接続された通信制御部(7)と、 該仮想店舗システムを運営するためのプログラムを記憶
    したプログラム記憶部(8)と、 該通信制御部に接続されるとともに、該プログラム記憶
    部に接続されたプロセッサ(9)と、 該プロセッサに接続されたデータベース記憶部(10)
    とから構成され、 該データベース記憶部は、 仮想店舗事業者によって選択された複数の商品データを
    格納し、電子カタログを提供する商品DB部(11)
    と、 仮想店舗データを提供するための仮想店舗DB部(1
    2)と、を含むことを特徴とする電子カタログを利用し
    た仮想店舗を構築するためのシステム。
  19. 【請求項19】 前記制御サーバ(1)は、前記通信網
    に接続され、該通信網を介して双方向通信可能な少なく
    とも一つの評価者用端末(4)と接続されている、こと
    を特徴とする請求項18に記載された仮想店舗を構築す
    るためのシステム。
  20. 【請求項20】 前記制御サーバ(1)は、該通信網に
    接続され、該通信網を介して双方向通信可能な少なくと
    も一つの購買者用端末(6)と接続されている、ことを
    特徴とする請求項19に記載された仮想店舗を構築する
    ためのシステム。
  21. 【請求項21】 前記データベース記憶部は、さらに該
    商品DB部に格納された商品データに対応づけられた、
    評価コメントを格納する評価コメントDB部(13)を
    有する、ことを特徴とする請求項20に記載の仮想店舗
    を構築するためのシステム。
  22. 【請求項22】 前記データベース記憶部は、商品DB
    部、仮想店舗DB部、および評価コメントDB部の少な
    くとも一つに関連付けられた、アクセス履歴データを格
    納するアクセス履歴DB部(14)と、該アクセス履歴
    DB部に関連付けられた補助金支払条件DB部(15)
    と、をさらに具備する、ことを特徴とする請求項21に
    記載の仮想店舗を構築するためのシステム。
  23. 【請求項23】 請求項18から22のいずれかに記載
    の仮想店舗を構築するためのシステムにおいて、前記デ
    ータベース記憶部(10)は、購買者と仮想店舗事業者
    との売掛金債権を記憶する売掛金DB部(19)と購買
    者DB部(20)をさらに具備しており、該サーバは前
    記データベース記憶部を用いて該売掛金債権の支払処理
    を行うことを特徴とする仮想店舗を構築するためのシス
    テム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の仮想店舗を構築す
    るためのシステムにおいて、前記支払処理は、売掛債権
    を特定するための情報を取得し、該取得された売掛債権
    を特定するための情報を記憶し、該記憶された売掛債権
    を特定するための情報を用いて、該売掛債権の請求除法
    を生成することにより行われることを特徴とする仮想店
    舗を構築するためのシステム。
  25. 【請求項25】 請求項23または24に記載の仮想店
    舗を構築するためのシステムにおいて、 該システムは、通信網を介して制御サーバにアクセス可
    能に接続された債権買取人用端末(22)をふくみ、 前記売掛金DB部は、売掛債権の譲渡に関する情報をさ
    らに記憶しており、 前記データベース記憶部は、債権買取人に対して債権代
    金の請求を行うために用いる情報および購買者から売掛
    債権代金を請求するために用いる情報を記憶する債権買
    取人DB部(21)をさらに具備しており、 該サーバは、前記データベース記憶部を用いて売掛金決
    済代行処理を行うことを特徴とする、仮想店舗を構築す
    るためのシステム。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の仮想店舗を構築す
    るためのシステムにおいて、 前記売掛金決済代行処理は、債権買取の対象となる債権
    の情報を抽出し、該情報を債権買取人用端末に提供し、
    債権買取人用端末からの買取債権を指定する情報にもと
    づいて譲渡された旨の情報を記憶し、該譲渡された旨の
    情報を参照して債権買取代金の支払処理を行い、譲渡さ
    れた売掛債権のうち決済条件を満たした債権を抽出して
    その請求処理を行うことによって行われることを特徴と
    する、仮想店舗を構築するためのシステム。
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