JP2002063398A - インターネットを利用した売買及び仲介情報の提供方法 - Google Patents

インターネットを利用した売買及び仲介情報の提供方法

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JP2002063398A
JP2002063398A JP2000247832A JP2000247832A JP2002063398A JP 2002063398 A JP2002063398 A JP 2002063398A JP 2000247832 A JP2000247832 A JP 2000247832A JP 2000247832 A JP2000247832 A JP 2000247832A JP 2002063398 A JP2002063398 A JP 2002063398A
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Kazuhiro Sumiyama
和弘 住山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 売買ないし譲渡の意思を有する所有者が個人
情報をインターネット上に公開することなしには正確な
物件の情報及び譲渡の意思を需要者が知り難かった点を
解消しつつ、動産および不動産、たとえば自動車を現認
した需要者の売買・仲介情報への接触を容易にする方法
を提供することである。 【解決手段】 インターネット回線を経由して閲覧可能
な動産および不動産の公開情報と、非公開の個人情報と
を分別して蓄積し、動産あるいは不動産に関するデータ
ベースを用いて情報登録時の入力を支援もしくはチェッ
クし、さらに該物件上に付した案内及び該物件特有の番
号に従って、情報端末から容易に閲覧可能とした売買及
び仲介情報の提供方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、売買や仲介を希望
する自動車、自動二輪車、二輪車、船舶、小型船舶等の
動産、および土地、建物等の不動産上に、譲渡の意思と
情報の蓄積先を客観的に明示させることにより、情報端
末から、WWW用ファイルサーバー上あるいはICチッ
プ上に蓄積された該物件ないし自動車の売買及び仲介情
報に関する公開データを閲覧可能とする売買情報および
仲介情報の提供をする方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や自動二輪車その他の高額
な動産の売買には、中古車等取扱業者による売買の他
に、一般に当事者間での直接的な売買(以下「個人売
買」という。)が実施されている。しかし、個人売買で
は、該物件の事故歴や状態、および金銭価値の評価が難
しく、また、自動車等では陸運局等への登録変更手続を
要し、金銭と物の引渡以外にも事務的作業があるので、
個人売買を実施するにはトラブルの要因が様々にある。
それゆえ、安易に誰もが実施できる手段とはいえなかっ
た。また、そもそも売り手と買い手が個別に交渉しよう
にも、譲渡の意思を有する者と譲受の意思を有する者と
が互いに知り合う機会が少なく、両者が接触する機会が
限定されていたため、なかなか思うような譲渡が成立し
なかった。従って、個人売買は、中間業者が複数介在す
る中古市場に比べ、売り手買い手双方にとって金銭的に
メリットが大きいにもかかわらず、容易に実施し難かっ
た。
【0003】不動産の売買においても、不動産取扱業者
による売買、仲介の他に、個人売買が実施されている。
しかし、該物件の価値そのものの評価や、査定が難し
く、また、登記等の諸手続を要し、金銭と物の引渡以外
にも様々な事務的作業を要する。個人売買を実施するに
はこれらの事情が様々なトラブルの要因となり得、安易
に誰もが実施できる手段とはいえなかった。また、そも
そも売り手と買い手が個別に交渉しようにも、譲渡の意
思を有する者と譲受の意思を有する者とが互いに知り合
う機会が少なく、両者が接触する機会が限定されていた
ため、なかなか思うような譲渡が成立しなかった。従っ
て、個人売買は、中間業者が複数介在する不動産市場で
の売買に比べ、売り手買い手双方にとって金銭的にメリ
ットが大きいにもかかわらず、実施は容易でなかった。
【0004】近年、インターネットの普及につれて、同
ネット上で車の個人売買およびオークションが多数実施
されるようになってきたため、売り手と買い手がネット
回線を介して接触しうる機会が急激に増加した。しかし
ながら、物件についての調査能力や査定、評価能力が十
分とはいえない譲受人にとっては、インターネット上で
の購入は、現物を確認、現認、及び評価する手段に乏し
い隔地者間の売買であるため、決して安全で信用のおけ
る確実な購入方法とはいえなかった。そのため、実施は
容易になったものの確実ではない。また、インターネッ
トによる情報の提供では、情報端末を通して不特定多数
の者による一方的に閲覧可能な状況が生ずるため、情報
を提供する側にとっては、不必要な個人情報の開示を可
及的に避けることが望ましい。しかしながら、物件の情
報に関する正確性を期するためには、ある程度の個人情
報の開示が必要となるので、この点矛盾が生じている。
さらに、現に気に入った自動車等を街中にて目撃した需
要者においても、譲渡の意思の有無を視覚的客観的に覚
知する方法に乏しく、該物件の詳細な情報を端的に得る
手段がなかった。また、所有者が売却の意思を明示する
に際しても、特定の場所や時間を任意に選んで意思表示
するという容易な手段も見当たらなかった。例えば、大
型駐車場等で人目を引くように効率よく意思表示しつつ
も、所有者の近隣の住人や職場等に知られずに譲渡の意
思を明示することが難しかった。また、仮に大型駐車場
などで意思表示が可能であったとしても、中古車展示場
であるかのような表示では、駐車場の目的を逸脱してし
まい、駐車場の管理者側の意思に反するため、実施は難
しかった。
【0005】同様に、不動産においても、インターネッ
トを利用しての売買をすることは可能になったが、担保
や賃貸その他、権利関係の錯綜しやすい物件である性格
上、現物を確認することなしに隔地者間で売買を実施す
ることは極めて危険であった。また、誰もが閲覧可能な
状況下のため、家の間取り等の詳細を公開すれば、侵入
の糸口となっていまい、盗難の危険性を高めてしまうお
それがあるので、不用意な公開は避けなければならなっ
た。そして、高額な資産であるため、みだりに個人情報
を開示することは望ましくなく、物件の情報に関する正
確性を期するためには、一方において個人情報の開示が
要請される点で矛盾が生じてしまう。また、売買や賃貸
の仲介を希望する場合、興味を引かれた建物を現に見か
けた者にとって、それが売買の物件であること、空き室
のある賃貸対象の物件であることを知り得ても、それら
の物件に関する情報を直ちに入手しうる容易な手段は提
供されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、売買ないし譲渡の意思を有する所有者が個
人情報をインターネット上に公開することなしには、正
確な物件の情報及び譲渡の意思を需要者が知り難かった
点を解消しつつ、該物件たとえば自動車を現認した需要
者の売買・仲介情報への接触を容易にする方法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の課題を解
決するための本発明の手段は、請求項1に記載の発明で
は、コンピューターもしくは携帯電話を利用した情報端
末とWWW用ファイルサーバー及びインターネット回線
を利用した、自動車、自動二輪車、二輪車、船舶、小型
船舶等の動産、土地、建物等の不動産(以下、「該物
件」という。)の売買情報および仲介情報の提供方法で
あって、該情報端末によって該物件に関するデータを入
力し、インターネット回線を介してファイルサーバーへ
送信すると、受信したコンピューターがホスト側のファ
イルサーバーに読出し可能な情報として蓄積し、公開す
るデータと非公開にするデータとにコンピューターによ
り自動選別せしめ、該物件を特定する数字、文字、記号
およびこれらの組合せを付した公開用データをWWW用
ファイルサーバー上に閲覧可能な公開電子情報として読
出し可能に蓄積し、他方、該公開電子情報へのアクセス
方法と該物件を特定する数字、文字、記号およびこれら
の組合せを明記した案内を該物件上の任意の位置に取り
外し自在に載置、貼付、嵌め込み、吊るす方法で該物件
上に掲示することにより、コンピューター若しくは携帯
電話を利用した情報端末を介して該物件に関する売買情
報および仲介情報の該公開電子情報の閲覧を可能とする
ことを特徴とする、売買情報および仲介情報の提供方法
である。
【0008】請求項2に記載の発明では、コンピュータ
ーもしくは携帯電話を利用した情報端末とWWW用ファ
イルサーバー及びインターネット回線を利用した自動車
の売買情報および仲介情報の提供方法であって、該情報
端末によって該自動車に関するデータを入力し、インタ
ーネット回線を介してファイルサーバーへ送信すると、
受信したコンピューターがホスト側のファイルサーバー
に読出し可能な情報として蓄積し、公開するデータと非
公開にするデータとにコンピューターにより自動選別せ
しめ、該物件を特定する数字、文字、記号およびこれら
の組合せを付した公開用データをWWW用ファイルサー
バー上に閲覧可能な公開電子情報として読出し可能に蓄
積し、他方、該公開電子情報へのアクセス方法と該自動
車を特定する数字、文字、記号およびこれらの組合せを
明記した案内を該自動車上の日除けに取付け、時・場所
に応じて自在に掲示可能とすることで、コンピューター
若しくは携帯電話を利用した情報端末を介して該物件に
関する売買情報および仲介情報の該公開電子情報の閲覧
を可能とすることを特徴とする、売買情報および仲介情
報の提供方法である。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の発明の方法において、該案内の上に
ICチップおよび赤外線通信用送受信装置を設け、該I
Cチップに、該物件ないし自動車を特定する数字、文
字、記号およびこれらの組合せと、該物件ないし自動車
に関する公開用データを閲覧可能に蓄積したWWW用フ
ァイルサーバーへのアクセス方法を読出し可能に蓄積さ
せ、赤外線通信機能を備えた情報端末に対して発信する
ことで、該情報を受信した情報端末により、インターネ
ット回線を介して、該WWW用ファイルサーバー上に読
出し可能に蓄積された該物件ないし自動車に関する公開
用データを閲覧可能とすることを特徴とする売買情報お
よび仲介情報の提供方法である。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の発明の方法において、該案内の上に
ICチップおよび赤外線通信用送受信装置を設け、該I
Cチップに、該物件ないし自動車に関する情報、該物件
ないし自動車を特定する数字、文字、記号およびこれら
の組合せ、及び該物件ないし自動車に関する公開用デー
タを閲覧可能に蓄積したWWW用ファイルサーバーへの
アクセス方法を読出し可能に蓄積させ、赤外線通信機能
を備えた情報端末に対して発信することで、該情報を受
信した情報端末によって該物件ないし自動車に関する情
報を閲覧可能とし、さらに、該情報端末によりインター
ネット回線を介して、該WWW用ファイルサーバー上に
読出し可能に蓄積された該物件ないし自動車に関する公
開用データを閲覧可能とすることを特徴とする売買情報
および仲介情報の提供方法である。
【0011】請求項5に記載の発明では、コンピュータ
ーもしくは携帯電話を利用した情報端末とWWW用ファ
イルサーバー及びインターネット回線を利用した、自動
車、自動二輪車、二輪車、船舶、小型船舶等の動産、土
地、建物等の不動産(以下、「該物件」という。)の売買
情報および仲介情報の提供方法であって、該情報端末に
よって該物件に関するデータを入力し、インターネット
回線を介してファイルサーバーへ送信すると、受信した
コンピューターがホスト側のファイルサーバーに読出し
可能な情報として蓄積し、公開するデータと非公開にす
るデータとにコンピューターにより自動選別せしめ、該
物件を特定する数字、文字、記号およびこれらの組合せ
を付した公開用データをWWW用ファイルサーバー上に
閲覧可能な公開電子情報として読出し可能に蓄積し、他
方、該物件上にICチップおよび赤外線通信用送受信装
置を設け、該ICチップに、該物件ないし自動車を特定
する数字、文字、記号およびこれらの組合せと、該物件
ないし自動車に関する公開用データを閲覧可能に蓄積し
たWWW用ファイルサーバーへのアクセス方法を読出し
可能に蓄積させ、赤外線通信機能を備えた情報端末に対
して発信することで、該情報を受信した情報端末によ
り、インターネット回線を介して、該WWW用ファイル
サーバー上に読出し可能に蓄積された該物件ないし自動
車に関する公開用データを閲覧可能とすることを特徴と
する売買情報および仲介情報の提供方法である。
【0012】請求項6に記載の発明では、請求項5記載
の発明において、該物件上にICチップおよび赤外線通
信用送受信装置を設け、該ICチップに、該物件ないし
自動車に関する情報、該物件ないし自動車を特定する数
字、文字、記号およびこれらの組合せ、及び該物件ない
し自動車に関する公開用データを閲覧可能に蓄積したW
WW用ファイルサーバーへのアクセス方法を読出し可能
に蓄積させ、赤外線通信機能を備えた情報端末に対して
発信することで、該情報を受信した情報端末によって該
物件ないし自動車に関する情報を閲覧可能とし、さら
に、該情報端末によりインターネット回線を介して、該
WWW用ファイルサーバー上に読出し可能に蓄積された
該物件ないし自動車に関する公開用データを閲覧可能と
することを特徴とする売買情報および仲介情報の提供方
法である。
【0013】請求項7に記載の発明では、情報端末によ
って該物件に関するデータを入力するに際し、自動車、
自動二輪車、二輪車、船舶、小型船舶等の動産、土地、
建物等の不動産および不動産の周辺環境に関するデータ
ベースの情報を参照せしめ、あるいは入力項目に合わせ
て、該データベースより提供された情報をコンピュータ
ー処理により抽出、列挙せしめ、列挙事項から選択させ
る形式で表示させることにより、入力を支援することを
特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の売
買情報および仲介情報の提供方法である。
【0014】請求項1及び請求項2に記載の発明によっ
て、譲渡の意思を有する所有者が該物件たとえば自動車
の情報及び譲渡形態の情報を情報端末から入力、送信す
ることによって、インターネット回線を通して該情報が
ホストのコンピューターに登録される。すなわち、自動
車の場合、自動車の所有者及び所有形態、使用者、自動
車の型式及び年式、車検日、色、グレード、装備、保管
場所及び保管状態、使用状態、疵の有無、事故歴、走行
距離メーターの改竄の有無、盗難車でないこと、担保状
況その他取引に必要な自動車に関する情報や、特定期日
に開催されるオークション、一定期間の間の入札、仲
介、先着順売買、その他の譲渡形態についての情報、お
よび引渡等の具体的手順についての情報を、各入力項目
に沿って、入力し、もしくは列挙された項目から適宜選
択させる形式の画面で、選択することにより入力し、イ
ンターネット回線を通して該情報をホストのコンピュー
ターに送信し、該コンピューターに読出し可能に蓄積す
ることで登録される。登録の時点で、適宜写真の画像デ
ータを送信するほか、登録情報のファイルの管理者もし
くは運営者は、該入力が正しく本人からなされたものか
否か、また、正しく入力されているか否かを問い合わせ
る。もしくは、自動的にコンピューターに返信させる形
式で問い合わせることが望ましい。
【0015】そして、該物件の登録情報のうち公開に適
した情報をコンピューターに選別させ、公開に適した部
分のみをWWW用のファイルサーバー上に公開情報とし
て読出し可能に蓄積し、該物件を特定する数字、文字、
記号およびこれらの組合せを入力することにより、該物
件を特定することで閲覧可能とする。登録情報と公開情
報を分けることにより、一般の情報端末から閲覧できる
情報には一定の制限がかかる。よって、プライバシー情
報を秘匿でき、個人情報はファイルサーバーの該登録情
報の管理者もしくは運営者のもとに限定することができ
る。公開情報と非公開情報の選別には、a.該登録情報
の管理者もしくは運営者側で予め非公開情報とする入力
項目を特定しておき、該情報についての入力に対して
は、登録後に非公開となるようにコンピューターをして
自動的に振り分けさせ、閲覧させる公開情報のみをWW
W用のファイルサーバー上に読み出し閲覧可能に蓄積さ
せる方法、b.情報端末から入力する所有者が非公開情
報を入力項目ごとに細かく選択するチェック項目を設け
て、非公開のイニシアチブを所有者側に与える方法、
c.公開情報の入力項目の組合せをファイルサーバー上
の登録情報の管理者もしくは運営者側で何通りか提案
し、入力時に所有者に組合せを選択させる方法、および
d.方法aと方法bの組合せで行う。
【0016】さらに、該物件たとえば自動車の情報への
アクセスを容易にするため、該物件たとえば該自動車特
有の数字、文字、記号およびその組合せからなる重複し
ない番号を付与する。これらの番号を付与することで、
情報端末からより簡易に特定の情報へのアクセスが可能
となり、閲覧者の混同や誤認を減少させることができ
る。同時にファイルサーバーの登録情報の管理者もしく
は運営者の利便性を高める。この番号は、入力と引き換
えに所有者側へ通知するか、入力の確認の際に合わせて
通知する。あるいは、あらかじめ番号を通知しておき、
その番号と合わせて該物件の情報を入力するものとす
る。
【0017】一方、該物件上の任意の位置に、取り外し
自在に載置、貼付、嵌め込み、吊るす方法で案内を表示
し、上記公開情報へのアクセス方法や物件を特定する数
字、文字、記号およびその組合せを明示させる。上記物
件上の該案内によって、該物件たとえば自動車を現に目
にし、興味を有した需要者が、視覚的、客観的に譲渡の
意思を知ることができる。また、該案内は、所有者が自
在に表明できるように、取り外し自在な手段を提供する
ものである。したがって、所有者の意思にそって、時、
場所を選び、効率よく、譲渡の意思を表明できうる手段
を提供しうる。また、プライバシーにも配慮することが
できる。たとえばヨットであれば、船体の左右や、ジ
ブ、スピンネーカー、メーンセール等に、シールを貼り
つけたり、帆に記載したりすることができる。帆に付け
たのであれば、帆走中には表示できるが、帆を閉じるだ
けで、マリーナ等では表示しないことが可能であるな
ど、場所や時間を適宜選択して案内を掲示できる。な
お、本発明でいう小型船舶には、ヨットや小型の動力船
の他、水上バイク等も含む。
【0018】本発明においては、該物件上からの案内に
従って情報の提供を受けるのであるから、該物件を現に
見た需要者は、該物件の外観を確認できる。すなわち、
外観からある程度の仕様、使用状況、保管形態などを認
識した上で、案内に従ってコンピューターや携帯電話等
の情報端末を用いてインターネット回線を介して、予め
蓄積された公開データを閲覧する。例えばIPアドレス
を入力した後、該物件を特定する番号を入力することで
容易に、該情報へたどり着ける。また、詳細な該物件も
しくは自動車のデータおよび期日を限ったオークショ
ン、一定期間の間の入札、仲介、直接取引、支払方法な
どの譲渡形態や手順の情報を入手できる。さらに譲渡形
態に応じて、需要者は、インターネット上でのオークシ
ョンや入札、仲介申し込み、該公開情報の管理者もしく
は運営者を介して所有者と連絡をとるなど、インターネ
ット上での取引に参加しうる。
【0019】以上の方法によることで、該物件ないし自
動車を現認した需要者が、該物件上そのものから譲渡の
意思を確認でき、売買・仲介情報へ容易に接触すること
が可能となる。そして、該物件自体の上に譲渡の意思の
案内を表示させるため、現物を目視し興味を持った需要
者が、インターネット上の詳細な情報を入手する形式で
あるから、現物の外観から最低限の情報収集が可能であ
る。よって、自身が現に該物件上から得た情報と、イン
ターネットで提供された情報とを対比しうる。そのた
め、一般的なネットオークションをはじめとするネット
ワーク回線のみの取引する形態と比較すれば、情報の正
確性、特に信頼性が格段に向上する。さらに、今まで、
情報の正確性、特に信頼性を裏付けるためには、個人情
報の公開がやむを得なかったが、本発明に記載の方法に
よれば、売買の成立前、不特定多数への誘因の段階で
は、個人情報を秘匿することが可能となる。
【0020】自動車、自動二輪車、二輪車、船舶、小型
船舶等の動産以外にも、土地や建物、プレハブ建築等の
不動産についても、請求項1から請求項7までに記載の
発明によって、該不動産上に案内を明示もしくはICチ
ップを設置することにより、売買および仲介すなわち売
買の仲介と賃貸の仲介に関する情報の提供が可能とな
る。すなわち、不動産の所有者が該不動産および該不動
産に関連する情報について、入力項目に従って入力、ホ
ストのコンピューターへ送信すると、読出し可能に蓄積
し、公開情報と非公開情報に選別せしめ、該情報のう
ち、公開情報についてはWWW用のファイルサーバーに
読出しに蓄積し、該物件を特定する数字、文字、記号お
よびこれらの組合せを入力することにより、該不動産を
特定することで閲覧可能とする。一方、該物件を特定す
る数字、文字、記号およびこれらの組合せを付した案内
を掲示し、もしくは案内の情報を含むICチップを設置
しておき、該不動産を現に見た需要者が、該案内に従っ
て、情報端末を通じて、WWW用ファイルサーバー上に
あらかじめ読出し閲覧可能に蓄積された該不動産に関す
る売買及び仲介に関する情報の提供を受ける。その際、
例えば建物の間取りのように、いたずらに不特定多数に
公開すると窃盗等の犯罪の手がかりとなる危険性がある
情報に関しては、非公開情報とする。身元の紹介のない
単なる閲覧者に対しては公開しないように設定し、法律
上重要事項の開示が必要となる買受人、賃借人とは区別
することができる。この結果、プライバシーに配慮した
情報の提供が可能となる。
【0021】請求項2は、該自動車上の案内を、自動車
の日除け部分に取り付ける、もしくは日除けそのものと
することで、より簡易に所有者が、時、場所に応じて、
掲示可能となる手段を提供する。本発明でいう「日除
け」とは、自動車に付属のフロントウィンドウ上方の日
差しを遮るためのサンバイザー、フロントウィンドウ全
体を覆う大きさの日除け、ならびに左右の各窓やバック
ウィンドウガラスに取り付ける日除けのことをいい、バ
ックウィンドウガラスの一部または全面に貼りつけるフ
ィルム状のものであって、日射を一部もしくは全部遮る
形状のものを含む。
【0022】自動車付属のフロントウィンドウ上方の日
差しを遮るためのサンバイザーであれば、天井に沿わせ
たり、あるいは窓に沿わせ日除けとして機能させたりと
いう取り扱いが簡易に実施できるため、大型駐車上等で
人目を引くように効率よく意思表示しつつも、所有者の
近隣の住人や職場等に知られずに譲渡の意思を表示する
ことがより容易になる。さらにフロントウィンドウ全体
を覆う大きさの日除けであれば、非常に目立つ案内とし
て、需要者の目に触れやすく効率が高い手段を提供でき
ることになる。
【0023】例えば、自動車に掲示する案内は、たとえ
ば日除け(1)に、WWW用サーバーの公開情報のIP
アドレス(3)と該自動車を特定する番号(2)を記載
する。その他に「売物」や「売出中」などの文字は記載
せず、あるいは目立つようには記載しないようにする。
このようにすることで、自動車に興味のない者の注目を
集めないようにしつつも、該案内が売買情報であること
を自動車関連の情報誌等で知っている者にだけには認知
されるようになるため、自動車に関心の高い者にのみ売
買希望の意思を知らせることになる。また、「FOR
SALE」その他のあからさまな記載では、あたかも中
古車展示場と化してしまい、駐車場の使用目的から大き
く逸脱してしまう。そのため、大規模集客施設の駐車場
や、月極駐車場などであっても、上記の記載方法であれ
ば目立たないため、それらの駐車場管理者に迷惑をかけ
ることなく実施が可能となる。特に請求項5あるいは請
求項6の方法であれば、案内を目に見える形で掲示しな
いため、駐車場管理者等に不都合を一切生ぜしめずに情
報の提供が可能となる。
【0024】請求項3に記載の発明は、赤外線通信機能
を備えたICチップを該案内に付加することによって、
可読的な請求項1および2に記載の案内に基づいて情報
端末に手動で入力するという手段の他に、さらに、赤外
線通信により、ICチップに読出し可能に蓄積された案
内のアクセス情報を直接情報端末に取り込ませ、そのア
クセス情報に従ってWWW用ファイルサーバー上の公開
用データへのアクセスさせることにより、該公開用デー
タへのアクセスをより簡易に実現可能にする方法を提供
するものである。赤外線通信機能を備えたICチップと
することで、直接接触できないような位置、たとえば自
動車の車内に置いてあった場合でも接触させずに情報端
末との通信による情報取得が可能となる。また、光の反
射その他の事情で肉眼では案内の文字情報を読み取りに
くい状況が生じても、通信によって情報取得が可能であ
る。そして、案内に対して悪戯される危険性の低い位置
に取り付けることも可能となる。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明の方法において、該案内の上にI
Cチップおよび赤外線通信用送受信装置を設ける点は、
請求項3に記載の発明と同様であるが、該ICチップ
に、該物件ないし自動車の情報についても読出し可能に
蓄積した点が異なる。需要者は、該ICチップ上の該物
件の情報を情報端末によって閲覧することができる。I
Cチップ上から該物件の情報を得た後、さらに、WWW
用ファイルサーバー上の公開用データへアクセスするこ
とも可能である。もちろん、ICチップ上から得た情報
を閲覧せずに直接インターネット経由で公開情報へアク
セスすることも可能である。インターネット経由でのア
クセスは、ICチップに読出し可能に蓄積された案内と
該物件を特定する情報に従って、あるいは手動で入力す
ることにより可能である。これにより、需要者が該物件
上の案内から該物件に関する情報を取得した上で、さら
に、最新情報を得たり、あるいはインターネット上での
入札やオークションへ参加できる手段を提供できる。
【0026】請求項5および請求項6に記載の発明にお
いては、該物件について、WWW用ファイルサーバー上
に閲覧可能に蓄積された売買情報および仲介情報へのア
クセス方法と、特定する番号を、赤外線通信機能を備え
たICチップ上に読出し可能に蓄積して該物件上に設置
し、赤外線通信機能を有するコンピューターもしくは携
帯電話等の情報端末に、該ICチップとの通信により、
上記のアクセス方法と物件を特定する番号に関する情報
を取得せしめ、取得した情報にしたがって、該情報端末
より、WWW用ファイルサーバー上に蓄積された売買情
報および仲介情報を読み出し閲覧する方法を提供する。
請求項6においては、インターネットを介して該物件の
情報を入手する前に、直接ICチップ上の該物件に関す
る情報を入手でき、その後、入札の進捗状況などの最新
情報を得たり、あるいはインターネットを介して売買等
に参加できる手段を提供する。請求項5および請求項6
に記載の方法によると、目に見える形では案内を掲示し
ないため、該方法について事前に知識を有する者へのみ
情報の提供が可能となる。さらに、自動車であれば、中
古車の展示場等、あらかじめ売買や仲介の意思が明らか
な場所においては、目に見える案内を掲示せずとも、売
買等の意思が明らかであり、自動車上に該ICチップを
設置すれば、該物件の詳細な情報が効率よく提供可能と
なる。
【0027】なお、所有者が該物件に関する情報を情報
端末より入力した情報について、ファイルサーバー上の
登録情報の管理者もしくは運営者ないしその補助者が、
該物件を実際に確認し、調査することで、より正確な情
報を公開情報として提供することができる。たとえば自
動車の場合、自動車の所有者及び所有形態、使用者、自
動車の型式及び年式、車体番号、ナンバー、車検日、
色、グレード、装備、保管場所及び保管状態、使用状
態、疵の有無、事故歴、走行距離メーターの改竄の有
無、盗難車でないこと、担保状況その他取引に必要な情
報を、登録情報の管理者もしくは運営者ないしその補助
者が、中立的に調査し、評価、査定した結果を該物件の
公開情報に付加することにより、より公平で正確な情報
の提供をすることができる。このような調査及び査定
は、該物件についての専門的技術的能力、知識に優れた
者があたることが望ましい。そして、これらの調査、評
価、査定情報及び写真の画像データが公開情報に付加さ
れることにより、該物件の調査、評価、判断能力が十分
ではない需要者にとって、情報を信頼できる度合いが格
段に向上するため、広く需要を喚起できうることにな
る。
【0028】また、該物件の公開情報で示されたインタ
ーネット上で行われる特定期日に開催されるオークショ
ンや、一定期間にわたって実施される入札については、
該公開情報上に記載されたリンクに従ってインターネッ
ト上の該当のWWW用ファイルサーバー上の閲覧可能な
情報ファイルへアクセスできるようにすることが望まし
い。仲介の場合には、電子メールもしくは公開情報の画
面上に入力可能に設けたフォームに従って入力し、該物
件の公開情報および非公開情報の管理者ないし運営者
(以下、仲介者という。)に対して送信することによ
り、需要者(以下、買受人という。)は申し込みの意思
を表示する。仲介者は買受人の個人情報のうち伝達不要
な部分を適宜伏せた上で所有者と連絡を取り、価格や売
買手続の交渉の調整を図ることができる。また、所有者
が直接買受人との連絡を希望しているような場合には、
買受人よりの申し込みがあった場合にはその連絡先を買
受人に通知する。所有者と買受人の間に法的なトラブル
が生じた場合には、両者の非公開情報を有する中立な登
録情報の管理者ないし運営者が自主的な判断のもとで、
あるいは法的な手続のもとでこれらの情報を明らかにす
ることが可能であることから、取引の安全性が従前の個
人取引よりも格段に担保される。
【0029】これらのインターネット回線を経由しての
情報の往来には、絶えず第三者の悪意ある傍受行為の危
険があるため、個人情報や、金銭授受などの重要な情報
に関しては、セキュリティ、暗号あるいはパスワードを
利用した通信により取引の安全を図ることが望ましい。
【0030】請求項7に記載の発明は、該ファイルサー
バー上の登録情報の管理者もしくは運営者において、自
動車、自動二輪車、二輪車、船舶、小型船舶等の動産及
び、土地、建物等の不動産及び不動産の周辺環境に関す
るデータベースを予め作成し、該ファイルサーバー上に
読出し可能に蓄積して利用可能な形で提供しておき、あ
るいは、既存のデータベースのデータを利用して、所有
者が該物件の情報を入力時に、該物件の機種を特定せし
め、さらに機種の中の詳細な装備やグレード、年式、型
式などについての情報を参照せしめ、あるいは物件情報
に関する入力項目に合わせて、該データベースより提供
された情報をコンピューターにより処理し、列挙された
事項から選択させる形式で表示させることにより、入力
を支援することを特徴するもので、これにより、入力が
容易に行なわれるだけでなく、正確な情報の入力が可能
となる。
【0031】例えば、不動産の場合であれば、地図、住
所、郵便番号、電話番号、下水道、上水道、電気、ガス
の整備情報、用途地域、学校、保育施設、幼稚園、店
舗、駅などの住環境、および路線価、鑑定価格に関する
データベースを用いることにし、所有者の入力時に、地
図上から該当の地区を選択させたり、あるいは、郵便番
号や電話番号から住所を大まかに特定し、入力の手間を
省くことで入力を支援する。また、上下水道などのイン
フラに関する情報を提供したり、土地の利用制限に関す
る用途地域の情報を参照させることで、詳細な正確な情
報を簡易に入力せしめたりする。また、駅等の公共交通
機関からの徒歩での所要時間の表示等では、地図情報を
利用して距離をコンピューターに演算処理させて自動的
に表示させる処理を施すなどして、画一的な客観的な情
報の作成をすることが望ましい。
【0032】さらに、入力完了時点で、所有者の入力し
た情報と、該データベースより提供された情報をコンピ
ューターにより比較せしめ、相違点を所有者に確認する
ことが正確な情報を得る上では望ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、自動車における本発明の実
施の形態を例にとって説明する。なお、自動車以外の自
動二輪車、二輪車、船舶、小型船舶その他の動産および
土地、建物等の不動産の場合であっても、自動車におけ
る本発明の実施と同様に本発明を実施することが可能で
ある。
【0034】自動車の所有者が売買もしくは仲介を希望
する場合には、情報端末によってWWW用ファイルサー
バー上に読出し閲覧可能な形で蓄積された登録用の入力
フォームの画面へアクセスし、ホームページの画面を閲
覧することができる。図1はその入力フォームの画面の
一例を示すものである。所有者の氏名、フリガナ、郵便
番号、住所、電話番号、E−mailアドレスその他の
個人情報を各項目ごとに記入する。公開してもかまわな
い項目については、入力者の判断で公開可の項目にチェ
ックを入れることができる。図1で示す物件の選択画面
のように、あらかじめ設定された項目の中から選択させ
るような入力画面を用いることもできる。
【0035】物件を選択した後の入力画面は、図1の項
目8で自動車を選択した場合を例にとると、図1におい
て点線枠の囲みで示す項目9以下の部分は、項目8で自
動車を選択した結果、自動車に特化した入力フォームの
項目を表示した状態を表している。自動車であれば、所
有者、使用者、車種、型式、年式、ナンバー、車体番
号、グレード、色、次の車検日、走行距離、保管状況や
使用状況、詳細な装備、事故歴、疵の有無の入力をする
用にして、自動車の売買に必要な情報に特化させ、必要
な情報を効率よく入力する場を提供する。
【0036】その際、請求項7に記載の発明で示すよう
に、登録事項の管理者もしくは運営者の側(以下、該ホ
ームページ運営者という。)で、自動車、自動二輪車、
二輪車、船舶、小型船舶等の動産に関するデータベース
を予め作成し、該ファイルサーバー上で利用可能に提供
しておくことで、所有者が該物件の情報を入力した際
に、入力内容に応じて、入力項目ごとに、該データベー
スより提供された情報をコンピューターにより処理せし
め、各項目を、列挙された事項から選択させる形式でも
って表示させることにより、所有者の入力作業を支援す
ることが便宜である。たとえば、図1の項目9−3で自
動車の車種の入力方法の一例を示しているが、メーカー
を選択すると、該データベースより該メーカーの自動車
の機種一覧が呼び出され、機種選択項目に列挙表示され
るので、所有者はそれらのうちから該当の機種を選択す
る。さらに機種を選ぶと、さらにその機種が販売されて
いた一定の期間が年式の項目に列挙表示されるので、そ
こから製造された年式を選択できるようにする。
【0037】さらに、希望する譲渡形式、譲渡方法につ
いての入力を行わせる。すなわち、売買の形式、例えば
インターネットを利用した一定期日になされるオークシ
ョン、一定の期間の間にわたって実施される入札による
方法、先着順の売買、該ホームページ運営者による仲介
希望、その他の形式を列挙事項から選択あるいは個別に
入力させる。そして、売約希望価格もしくは最低希望価
格、希望開催期日、期間その他の売買の詳細について記
入させると共に、引渡方法や金銭の支払い方法に関して
の入力を行なわせる。最後に該ホームページ運営者との
取決め、その他法的責任を負う場合についての説明と、
それらのルールに遵う意思を所有者に確認する。
【0038】なお、該自動車の写真、すなわち、デジタ
ルカメラによる画像データ、もしくはフィルムもしくは
印画紙からスキャナーで取り込んだ画像データについて
は、所有者が入力時に添付して送信する、もしくはメー
ルに添付する形で別途送信させることが望ましい。
【0039】一方、不動産の場合の入力フォームと入力
手順について説明する。売買もしくは仲介(売買あるい
は賃貸)を希望する不動産の所有者の場合、例えば建物
の所有者の場合、情報端末によってWWW用ファイルサ
ーバー上に読出し閲覧可能な形で蓄積された登録用の入
力フォームの画面へアクセスし、該ホームページ上の入
力フォームの項目に従って、建物の所在地、所有者、使
用者、担保権設定の有無、築年数、間取り、駐車場の有
無、用途地域、建ぺい率、敷地面積、インフラ設備、周
辺地域施設等の情報を順次入力していく。図1の項目8
で示すように物件の種類を列挙事項から選択入力するこ
とにより、以下は建物に関して必要な情報に特化させ、
効率よく入力する場を提供してもよい。
【0040】その際、請求項7に記載の発明で示すよう
に、土地建物等の不動産および周辺環境に関するデータ
ベースとして、地図、住所、郵便番号、電話番号、下水
道、上水道、電気、ガスの整備情報、用途地域、学校、
保育施設、幼稚園、店舗、駅などの住環境、および路線
価、鑑定価格に関するデータベースを作成、あるいは既
存のデータベースを利用することで、所有者の入力時
に、地図上から該当の地区を選択させたり、あるいは、
郵便番号や電話番号から住所を大まかに特定し、入力の
手間を省くことで入力を支援する。また、上下水道など
のインフラに関する情報を提供したり、土地の利用制限
に関する用途地域の情報を参照させることで、詳細な正
確な情報を簡易に入力せしめたりする。また、駅等の公
共交通機関からの徒歩での所要時間の表示等では、地図
情報を利用して距離をコンピューターに演算処理させて
自動的に表示させる処理を施すなどして、画一的な客観
的な情報の作成をする。
【0041】さらに、希望する譲渡形式、譲渡方法ある
いは賃貸方法についての入力を行わせる。すなわち、売
買の形式、例えばインターネットを利用した一定期日に
なされるオークション、一定の期間の間にわたって実施
される入札による方法、先着順の売買、該ホームページ
運営者による仲介希望、通常の賃借権、あるいは定期借
家権その他の形式を列挙事項から選択あるいは個別に入
力させる。そして、売約希望価格もしくは最低希望価
格、希望賃料、希望開催期日、期間その他の売買もしく
は賃貸の詳細について記入させると共に、引渡方法や金
銭の支払い方法、家賃の支払い方法等に関しての入力を
行なわせる。最後に該ホームページ運営者との取決め、
その他法的責任を負う場合についての説明と、それらの
ルールに遵う意思を所有者に確認する。
【0042】なお、該建物の写真、すなわち、デジタル
カメラによる画像データ、もしくはフィルムもしくは印
画紙からスキャナーで取り込んだ画像データについて
は、所有者が入力時に添付して送信する、もしくはメー
ルに添付する形で別途送信させることが望ましい。
【0043】入力フォームに入力が完了した所有者は、
インターネット回線を経由して、登録情報を蓄積するフ
ァイルサーバーへ送信する。その際、セキュリティや暗
号およびパスワードを利用することが望ましい。たとえ
ばSSLなどのセキュリティを設定した入力画面を用
い、SSL技術対応のインターネットブラウザを使用し
て入力する。また、所有者が送信する際に、入力内容や
個人情報の公開の意思の有無に誤りがないかどうかを確
認させてから送信させるようにする。また、入力内容に
ついて、登録時に、コンピューターを用いて該ホームペ
ージ運営者側のデータベースと対照せしめ、相違点があ
る場合には本人に確認を求めたりしてもよい。
【0044】ファイルサーバーに受信された情報には、
該自動車を特定する数字、文字、記号、もしくはその組
合せからなる重複しない番号(以下、該自動車を特定す
る番号(2)とする。)を付して、登録情報として読出
し可能に蓄積する。また、該自動車を特定する番号
(2)を入力者に対して返信し通知する。なお、該自動
車を特定する番号(2)には、絵文字を使用したり、色
や表示方法に工夫をこらして、たとえばホログラムを組
み合わせて使用してもよい。また、パリティによるチェ
ックを用いて、該ホームページ運営者側で、事後の処理
の際に偽造番号が容易に判別できる方式としてもよい。
たとえば、7桁の数字の場合には、(左から1桁目の数
字×1+2桁目の数字×2+3桁目の数字×3・・・7
桁目の数字×7)÷11といった計算式を用いて、割り
算で生じた余りを8桁目とするといった処理をして、8
桁目が上記の計算式と異なる数字による入力は不正なも
のとコンピューターに判断せしめるという仕組みであ
る。
【0045】該ホームページ運営者は、所有者の入力、
送信後、該ホームページ使用者の使用するファイルサー
バー上に蓄積された情報を、コンピューターを用いて公
開、非公開データに自動的に分別せしめ、公開データの
みを読出し閲覧可能な形で蓄積し、該自動車の特定の番
号に従って読出し可能な状況に供する。公開、非公開
は、該ホームページ運営者があらかじめ項目ごとに設定
する他、入力者の任意の判断で選択できるようにし、そ
れらの設定に従ってコンピューターに選別せしめる。図
1では、該ホームページ運営者が氏名や住所、連絡先と
いった個人情報に関して原則非公開と設定し、公開を希
望する入力者には、チェック項目に印をつけることで選
択させる余地をもたせた入力フォームの一例である。非
公開データを含む登録情報は、不正アクセスを回避する
ため、公開用のデータとは別個に蓄積することが望まし
い。また、公開データの情報を閲覧させる際に、該ホー
ムページ運営者側で作成した機種ごとの詳細なデータベ
ースを参照できるようにリンクせしめたり、そのデータ
を公開データと合わせてホームページ上に表示閲覧させ
うるようにコンピューターに処理せしめてもよい。
【0046】なお、所有者が該物件に関する情報を情報
端末より入力した情報について、ファイルサーバー上の
登録情報の管理者もしくは運営者ないしその補助者が、
該物件を実際に確認し、調査することで、より正確な情
報を公開情報として提供することができる。たとえば自
動車の場合、自動車の所有者及び所有形態、使用者、自
動車の型式及び年式、車体番号、ナンバー、車検日、
色、グレード、装備、保管場所及び保管状態、使用状
態、疵の有無、事故歴、走行距離メーターの改竄の有
無、盗難車でないこと、担保状況その他取引に必要な情
報を、登録情報の管理者もしくは運営者ないしその補助
者、あるいは調査機関が、中立的に調査し、評価、査定
した結果を該物件の公開情報に付加する。調査した情報
は、登録情報に付加してホストのコンピューターに読出
し可能に蓄積し、一方、WWW用ファイルサーバーに公
開情報として蓄積された情報にも、調査結果を付加す
る。すなわち、調査済と未調査を文字および画面の色等
で明示し、調査情報について、所有者が入力した情報と
対比できるように列挙したり、あるいは所有者の入力の
誤りを訂正し、入力されてない項目があれば追記し、写
真や図解を添付し参照可能としてもよい。
【0047】つぎに、所有者は該自動車の上に、公開情
報を閲覧可能なように、たとえばホームページのIPア
ドレス(3)と、該自動車を特定する番号(2)を記載
した案内を掲示する。その際、該案内は、カード形式や
シール形式のほか、請求項2に記載の発明にあるよう
に、日除け(1)に掲示してもよい。たとえば車に付属
のフロントウィンドウ(4)上方の日差しを遮るための
サンシェードや、フロントウィンドウ(4)のガラス一
面を覆う大きさの日除け(1)である。自動車であれ
ば、悪戯や風で飛ばされて紛失することを防ぐため、望
ましくは室内に案内を掲示することがよい。車内に載
置、貼りつけ、嵌め込むなどの方法で掲示するが、運転
時は取り外したり、サンバイザーを収納するするなどの
使用が可能である。たとえば、大型駐車上で駐車する際
に掲示すると、人目を引き、効率がよい。一方、自宅や
その近隣、職場の駐車場などでは周囲の目を考えて掲示
しないなど、案内を掲示する場所、時を所有者の任意に
選択、実施できるようにする。図2は、自動車に付属の
日除け(1)上に案内を載置し、フロントウィンドウ
(4)に沿わせて掲示したた図である。付属の日除け
(1)を運転席側あるいは助手席側の窓に沿わせること
も適宜可能である。図3は、自動車のフロントウィンド
ウ(4)の全体を覆う形式の日除け(1)に案内を記載
した図である。その他、側面、後方などにも日除けを設
置できるのはもちろんである。
【0048】なお、自動車に掲示する案内は、たとえば
日除け(1)に、IPアドレス(3)と該自動車を特定
する番号(2)を記載しても、その他に売買や売り出し
中などの文字を記載せず、もしくは目立つようには記載
しないことにより、自動車に興味のない者の注目を集め
ないようにしつつも、該案内が売買情報であることを自
動車関連の情報誌等で知っている者にだけには認知され
るように実施し、自動車に関心の高い者にのみ売買希望
の意思を知らせるようにしてもよい。「FORSAL
E」その他のあからさまな記載をすると、駐車場本来の
使用目的から逸脱し、展示場まがいとなってしまう。そ
れゆえ、大規模集客施設の駐車場や、月極駐車場などで
は実施することができなかった。この点、上記の記載方
法であれば目立たないため、駐車場管理者に迷惑をかけ
ずに実施が可能となる。特に請求項5あるいは請求項6
の方法であれば、案内を目に見える形で掲示しないた
め、駐車場管理者等に不都合を一切生ぜしめずに情報の
提供が可能となる。
【0049】また、インターネットを介して入力後に、
特定の番号が付与された案内を自動車に掲示する上記の
実施形態以外にも、自動車付属のサンバイザーヘ取り付
ける案内やフロントウィンドウ全体を覆う日除け(1)
に該公開情報のIPアドレス(3)や該自動車を特定す
る番号(2)をあらかじめ印刷しておき、それらを所有
者が入手した後、インターネットに該自動車を特定する
番号(2)と物件の情報を登録する順序で利用してもよ
い。該自動車を特定する番号(2)とIPアドレス
(3)の記載された日除け(1)を販売し、所有者が入
手後に、インターネットで登録、案内を車内に掲示とい
う順序で実施する場合、該自動車を特定する番号(2)
を不正に利用されるおそれがあり、予期せぬ登録やシス
テムの不正な利用が発生する可能性が生ずる。そこで、
望ましくは該自動車を特定する番号(2)をスクラッチ
カードのようにして購入前の時点では第三者の目に触れ
ないようにし、可及的に不正利用を防止する。
【0050】掲示された案内を目にした需要者は、コン
ピューターや携帯電話その他の情報端末を通じて、イン
ターネット回線を経由して、該ホームページ上の公開情
報へアクセスできる。たとえばIPアドレス(3)を入
力後、該自動車を特定する番号(2)の問い合わせに応
じて番号を入力、送信するという手順である。該自動車
を特定する番号(2)に絵文字や記号が含まれている場
合には、それらの記号や絵文字を列挙した項目を選択す
ることで入力させる。
【0051】その際、請求項3もしくは請求項5に記載
の発明にあるように、赤外線通信機能を備えたICチッ
プに読出し可能に蓄積された情報を、同じく赤外線通信
機能を備えた情報端末により取得し、IPアドレス
(3)や該自動車を特定する番号(2)を入手できるよ
うにしてもよい。赤外線通信は、例えば、IrDA(In
frared Data Association)方式のデータ交換規格を利
用し、ICチップ側の赤外線ポートと情報端末側の赤外
線ポートとを、有効範囲内かつ有効角度内で、向き合わ
せて通信させることによって行う。ICチップ等の電源
には、自動車のバッテリーを利用したり、バッテリーの
電力を蓄電して利用したり、太陽電池を利用するなどし
て供給する。ICチップより情報端末に受信した情報上
のIPアドレス(3)および該自動車を特定する番号
(2)をもとに、インターネット回線を介して、公開さ
れている該自動車に関する情報のページにアクセス可能
とし、閲覧ソフトの画面上に該公開情報を表示させる。
よって、IPアドレス(3)や該自動車を特定する番号
(2)を入力する手間が省かれ、直感的にアクセスでき
る。
【0052】請求項4もしくは請求項6に記載の発明に
あるように、ICチップ上には、該物件たとえば該自動
車についての情報も読出し可能に蓄積することとし、イ
ンターネット上の公開情報へのアクセス情報(IPアド
レス(3)や該自動車を特定する番号(2))と併せて
情報端末で閲覧することができる。需要者は、赤外線通
信により情報を取得した後、直ちにインターネット上の
情報へのアクセスを選択することもできるし、あるいは
ICチップ内の該自動車に関する情報を閲覧の後、IC
チップの情報に従ってインターネット上の公開情報へア
クセスし、さらにインターネット上のオークションその
他の売買に参加することができる。
【0053】なお、ICチップへの情報の蓄積は、該ホ
ームページ運営者が情報をICチップ上に蓄積の上で所
有者へ配布する方法と、所有者の有する情報端末上で特
定のプログラムを利用して赤外線通信にてICチップ上
の記憶装置にアップロードする形で蓄積する方法を選択
し、適宜実施する。
【0054】WWW用ファイルサーバー上に該ホームペ
ージ運営者が提供する該自動車の公開情報において、イ
ンターネット上で特定期日に開催されるオークションや
一定期間実施される入札についての情報を提供する場合
には、さらに、該公開情報のページに該当のオークショ
ンのホームページへのリンクを施し、需要者の簡易なア
クセスを可能にする。また、仲介の場合には、該公開情
報を管理する該ホームページ運営者が、該公開情報のペ
ージ上に設けた入力フォームへ需要者が入力すること、
もしくは専用の電子メールアドレスへ需要者が電子メー
ルを送信することによって申し込みを受け付ける。そし
て、申し込まれた内容のうち、売買価格や引渡方法その
他の連絡事項を該ホームページ運営者が選別し、あるい
はコンピューターによって選別せしめた後、所有者へ連
絡する。所有者の電子メールアドレスないしその他の連
絡先へ伝達する際には、個人情報に配慮した方法で実施
できるので、価格や売買手続の調整を図るだけでなく、
メールアドレスの流出などのトラブルを防ぐことができ
る。
【0055】なお、需要者が該公開情報を閲覧する際
に、請求項7に記載のデータベースを閲覧できるように
して、あるいは該物件との対比が可能な用にして、より
客観的な情報が得られるようにしてもよい。たとえば、
自動車であれば、該自動車と同型機種の標準装備との違
いを対比できるようにしたり、おおよその取引相場を参
照できるようにしたりしてもよい。また、不動産であれ
ば、周囲の地図や、周囲の施設等の住環境の情報のデー
タベースを表示可能にし、近辺の不動産の鑑定価格や路
線価なども需要者の選択に応じて呼び出し表示させるよ
うにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上、本発明の請求項1から請求項7記
載の発明によれば、売買ないし仲介を希望する物件の所
有者が、該物件上に案内を付すことにより、該物件上か
ら売買ないし仲介希望の意思を表明でき、また、所有者
の情報提供の用意があること時・所を任意に選択して表
明できる。かつ、現物を直接視認した需要者が情報端末
を用いて該物件の売買・仲介情報に容易にアクセスで
き、該物件の情報を容易に入手できるため、より正確で
的確な情報が簡易に提供できることになる。そして、現
物とインターネット上から取得する情報の二つの情報の
確保により情報の信頼性が向上するため、信頼性確保の
ための個人情報の開示を最低限に留めうるという優れた
効果を奏し得る。また物件についてのデータベースを利
用することで、所有者の登録時に正確な情報が簡易に入
力でき、情報の正確性がより向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】所有者が登録時に用いる入力フォーム画面の一
例を示す図である。
【図2】自動車に付属の日除け上に案内を載置した図で
ある。
【図3】自動車のフロントウィンドウ全面大の日除けに
案内を載置した図である。
【符号の説明】 1 日除け 2 該自動車を特定する番号 3 IPアドレス 4 フロントウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピューターもしくは携帯電話を利用
    した情報端末とWWW用ファイルサーバー及びインター
    ネット回線を利用した、自動車、自動二輪車、二輪車、
    船舶、小型船舶等の動産、土地、建物等の不動産(以
    下、「該物件」という。)の売買情報および仲介情報の
    提供方法であって、該情報端末によって該物件に関する
    データを入力し、インターネット回線を介してファイル
    サーバーへ送信すると、受信したコンピューターがホス
    ト側のファイルサーバーに読出し可能な情報として蓄積
    し、公開するデータと非公開にするデータとにコンピュ
    ーターにより自動選別せしめ、該物件を特定する数字、
    文字、記号およびこれらの組合せを付した公開用データ
    をWWW用ファイルサーバー上に閲覧可能な公開電子情
    報として読出し可能に蓄積し、他方、該公開電子情報へ
    のアクセス方法と該物件を特定する数字、文字、記号お
    よびこれらの組合せを明記した案内を該物件上の任意の
    位置に取り外し自在に載置、貼付、嵌め込み、吊るす方
    法で該物件上に掲示することにより、コンピューター若
    しくは携帯電話を利用した情報端末を介して該物件に関
    する売買情報および仲介情報の該公開電子情報の閲覧を
    可能とすることを特徴とする、売買情報および仲介情報
    の提供方法。
  2. 【請求項2】 コンピューターもしくは携帯電話を利用
    した情報端末とWWW用ファイルサーバー及びインター
    ネット回線を利用した自動車の売買情報および仲介情報
    の提供方法であって、該情報端末によって該自動車に関
    するデータを入力し、インターネット回線を介してファ
    イルサーバーへ送信すると、受信したコンピューターが
    ホスト側のファイルサーバーに読出し可能な情報として
    蓄積し、公開するデータと非公開にするデータとにコン
    ピューターにより自動選別せしめ、該物件を特定する数
    字、文字、記号およびこれらの組合せを付した公開用デ
    ータをWWW用ファイルサーバー上に閲覧可能な公開電
    子情報として読出し可能に蓄積し、他方、該公開電子情
    報へのアクセス方法と該自動車を特定する数字、文字、
    記号およびこれらの組合せを明記した案内を該自動車上
    の日除けに取付け、時・場所に応じて自在に掲示可能と
    することで、コンピューター若しくは携帯電話を利用し
    た情報端末を介して該物件に関する売買情報および仲介
    情報の該公開電子情報の閲覧を可能とすることを特徴と
    する、売買情報および仲介情報の提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の発明の
    方法において、該案内の上にICチップおよび赤外線通
    信用送受信装置を設け、該ICチップに、該物件ないし
    自動車を特定する数字、文字、記号およびこれらの組合
    せと、該物件ないし自動車に関する公開用データを閲覧
    可能に蓄積したWWW用ファイルサーバーへのアクセス
    方法を読出し可能に蓄積させ、赤外線通信機能を備えた
    情報端末に対して発信することで、該情報を受信した情
    報端末により、インターネット回線を介して、該WWW
    用ファイルサーバー上に読出し可能に蓄積された該物件
    ないし自動車に関する公開用データを閲覧可能とするこ
    とを特徴とする売買情報および仲介情報の提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の発明の
    方法において、該案内の上にICチップおよび赤外線通
    信用送受信装置を設け、該ICチップに、該物件ないし
    自動車に関する情報、該物件ないし自動車を特定する数
    字、文字、記号およびこれらの組合せ、及び該物件ない
    し自動車に関する公開用データを閲覧可能に蓄積したW
    WW用ファイルサーバーへのアクセス方法を読出し可能
    に蓄積させ、赤外線通信機能を備えた情報端末に対して
    発信することで、該情報を受信した情報端末によって該
    物件ないし自動車に関する情報を閲覧可能とし、さら
    に、該情報端末によりインターネット回線を介して、該
    WWW用ファイルサーバー上に読出し可能に蓄積された
    該物件ないし自動車に関する公開用データを閲覧可能と
    することを特徴とする売買情報および仲介情報の提供方
    法。
  5. 【請求項5】 コンピューターもしくは携帯電話を利用
    した情報端末とWWW用ファイルサーバー及びインター
    ネット回線を利用した、自動車、自動二輪車、二輪車、
    船舶、小型船舶等の動産、土地、建物等の不動産(以
    下、「該物件」という。)の売買情報および仲介情報の
    提供方法であって、該情報端末によって該物件に関する
    データを入力し、インターネット回線を介してファイル
    サーバーへ送信すると、受信したコンピューターがホス
    ト側のファイルサーバーに読出し可能な情報として蓄積
    し、公開するデータと非公開にするデータとにコンピュ
    ーターにより自動選別せしめ、該物件を特定する数字、
    文字、記号およびこれらの組合せを付した公開用データ
    をWWW用ファイルサーバー上に閲覧可能な公開電子情
    報として読出し可能に蓄積し、他方、該物件上にICチ
    ップおよび赤外線通信用送受信装置を設け、該ICチッ
    プに、該物件ないし自動車を特定する数字、文字、記号
    およびこれらの組合せと、該物件ないし自動車に関する
    公開用データを閲覧可能に蓄積したWWW用ファイルサ
    ーバーへのアクセス方法を読出し可能に蓄積させ、赤外
    線通信機能を備えた情報端末に対して発信することで、
    該情報を受信した情報端末により、インターネット回線
    を介して、該WWW用ファイルサーバー上に読出し可能
    に蓄積された該物件ないし自動車に関する公開用データ
    を閲覧可能とすることを特徴とする売買情報および仲介
    情報の提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明において、該物件上
    にICチップおよび赤外線通信用送受信装置を設け、該
    ICチップに、該物件ないし自動車に関する情報、該物
    件ないし自動車を特定する数字、文字、記号およびこれ
    らの組合せ、及び該物件ないし自動車に関する公開用デ
    ータを閲覧可能に蓄積したWWW用ファイルサーバーへ
    のアクセス方法を読出し可能に蓄積させ、赤外線通信機
    能を備えた情報端末に対して発信することで、該情報を
    受信した情報端末によって該物件ないし自動車に関する
    情報を閲覧可能とし、さらに、該情報端末によりインタ
    ーネット回線を介して、該WWW用ファイルサーバー上
    に読出し可能に蓄積された該物件ないし自動車に関する
    公開用データを閲覧可能とすることを特徴とする売買情
    報および仲介情報の提供方法。
  7. 【請求項7】 情報端末によって該物件に関するデータ
    を入力するに際し、自動車、自動二輪車、二輪車、船
    舶、小型船舶等の動産、土地、建物等の不動産および不
    動産の周辺環境に関するデータベースの情報を参照せし
    め、あるいは入力項目に合わせて、該データベースより
    提供された情報をコンピューター処理により抽出、列挙
    せしめ、列挙事項から選択させる形式で表示させること
    により、入力を支援することを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか1項に記載の売買情報および仲介情報の
    提供方法。
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