JP2002063327A - 支出管理システム、支出管理方法及び記憶媒体 - Google Patents

支出管理システム、支出管理方法及び記憶媒体

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JP2002063327A
JP2002063327A JP2000248308A JP2000248308A JP2002063327A JP 2002063327 A JP2002063327 A JP 2002063327A JP 2000248308 A JP2000248308 A JP 2000248308A JP 2000248308 A JP2000248308 A JP 2000248308A JP 2002063327 A JP2002063327 A JP 2002063327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費税の取り扱いを正確に行うことができ、
経費計上及び取り崩し用のマスターデータと組織内での
振替用のマスターデータとを作成して多面的な管理を行
うことができる支出管理システムを提供する。 【解決手段】 料金の自動振替サービスに対応して支出
管理を行う支出管理システムにおいて、明細データ入力
部10と、この明細データを格納する仕訳前明細データ
ベース30と、マスターデータを格納するマスターデー
タベース40と、この明細データとこのマスターデータ
とを照会し、仕訳データを作成するデータ照会・仕訳部
50と、仕訳データを格納する経費計上データベース6
0及び振替仕訳データベース70とを備え、このデータ
照会・仕訳部50は、支出管理上の処理の内容に応じて
複数種類の仕訳データを作成し、このマスターデータベ
ース40は、このデータ照会・仕訳部50による複数種
類の仕訳データに応じて複数種類のマスターデータを格
納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料金の自動振替サ
ービスに応じて経費計上及び取り崩しや組織内部での振
替などの会計及び経理処理に関する管理を行うシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、銀行などの金融機関における口座
引き落としにより、公共料金や定期的に購入する商品
(定期購読している刊行物など)の代金の自動支払いを
行う自動振替サービスが広く普及している。この種の振
替サービスでは、取引先(料金の支払先)である公的機
関などにおいて料金に関する明細データが作成され、支
払い主体に提供されるが、一般に、この明細金額は支払
金額1本となっている。これに対し、日本国では一般の
消費に対して5パーセントの消費税が課せられるため、
明細データから消費税を把握するためには、支払金額に
5/105という値を掛けることにより消費税額を算出
していた。
【0003】また、企業などの比較的複雑な組織におい
ては、コンピュータを用いた経理システムにより組織内
での仕訳などを含む会計処理や財務管理を行うことが一
般化している。この場合、組織内において経費の取り扱
いを管理するためのマスターデータを作成し、自動振替
サービスにおける取引先からの明細データとマスターデ
ータとを照会した上で、経理システムで利用できる仕訳
データの作成や会計処理などが行われる。
【0004】図7は、自動振替サービスを管理する従来
の経理システムの構成例を示す図である。同図は電話料
金の自動振替を行う例を示している。図7において、ま
ず組織100における電話の使用に応じて、電話会社2
00において使用データが発生する。これと共に、組織
100においても同じ使用に応じてマスターデータが作
成され、マスターデータベース110に蓄積される。
【0005】次に、電話会社200から使用データに基
づいて通話明細データ201が作成され、組織100に
提供される。組織100は、通話明細データ201を受
領し、データ照会部120において、通話明細データ2
01とマスターデータベース110に蓄積されたマスタ
ーデータ101とを、電話番号を照会キーとして照会す
る。
【0006】この照会によって得られる経費計上及び取
り崩し仕訳用の経費計上/取り崩し仕訳(振替)データ
102が、現金出納帳データベース130及び総勘定元
帳データベース140に格納される。そして、銀行など
の金融機関300において電話料金の口座引き落としが
行われた後、財務・資金管理部150において、組織1
00の口座残高の記録データと、現金出納帳データベー
ス130及び総勘定元帳データベース140のデータと
が比較されて、自動振替の正誤が確認される。
【0007】以上のようなシステムにて自動振替サービ
スを管理する場合、マスターデータを経費の計上及び取
り崩し用に一括で作成する方法と、組織の部門間での振
替を考慮してサービスの利用や商品の購買の単位(以
下、利用単位)ごとに作成する方法とがある。規模の大
きな組織においては、組織内での仕訳の都合上、利用単
位ごとにマスターデータを作成するのが一般的である。
図7に示した例では、1回の通話ごとにマスターデータ
101が作成され、通話明細データ201との照会が行
われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の自動振替サービスにて作成される料金の明細データか
ら消費税を把握する場合、この明細データにおいて提示
される支払金額に5/105という値を掛けることによ
って消費税額が算出されていた。しかし、このように一
律な計算により消費税額を計算することは、問題が生じ
る場合があった。例えば、電話料金の支払いに自動振替
サービスを適用する場合、国内電話に関しては、5パー
セントの消費税が課せられているので、上記の計算で消
費税額を算出することが可能である。しかし、国際電話
に関しては、消費税が課せられていないので、明細デー
タの支払金額に対して上記の計算を行うことはできな
い。同様に、国際間での取引を含む明細データに基づい
て上述した一律の計算により算出される消費税額は、実
際の支払金額に課せられるべき消費税額とは一致しな
い。
【0009】また、企業などの組織でコンピュータを用
いた経理システムにより自動振替サービスの管理を行う
場合、上述したように従来は、一般に利用単位ごとに経
費の取り扱いを管理するためのマスターデータを作成
し、取引先からの明細データとの照会を行っている。こ
れは、大きな組織では、組織全体で一括して料金を支払
うのではなく、部門ごとに料金の支払いを行う場合が多
く、この場合、自動振替サービスによって支払われた料
金を部門ごとに振り分ける必要がある。したがって、部
門間での振替を行い、料金の支払いを行う部門を特定す
るために、マスターデータが利用単位ごとに作成されて
いる必要があるからである。しかし、利用単位ごとにマ
スターデータを作成し自動振替サービスの管理を行う場
合、金融機関における口座引き落としも利用単位ごとに
行われることとなる。このため、引き落としに伴う口座
残高の記録データが膨大になり会計処理が煩雑となって
いた。
【0010】そこで、本発明は、消費税の取り扱いを正
確に行うことができる支出管理システムを提供すること
を目的とする。
【0011】また、本発明は、経費計上及び取り崩し用
のマスターデータと組織内での振替用のマスターデータ
とを作成して多面的な管理を行うことができる支出管理
システムを提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明は、料金の自動振替サービスに対応して支出管理を行
う支出管理システムにおいて、この料金に関する明細デ
ータを入力する明細データ入力部と、明細データ入力部
にて入力されたこの明細データを格納する仕訳前明細デ
ータベースと、この明細データとの照会を行って仕訳を
行うために用いるマスターデータを格納するマスターデ
ータベースと、仕訳前明細データベースに格納されたこ
の明細データとマスターデータベースに格納されたこの
マスターデータとを照会し、仕訳データを作成するデー
タ照会・仕訳部と、このデータ照会・仕訳部にて作成さ
れたこの仕訳データを格納する仕訳データベースとを備
え、このデータ照会・仕訳部は、支出管理における処理
の内容に応じて複数種類の仕訳データを作成し、このマ
スターデータベースは、このデータ照会・仕訳部による
複数種類の仕訳データに応じて複数種類のマスターデー
タを格納することを特徴とする。ここで、支出管理にお
ける処理としては、例えば所定の組織において自動振替
サービスを利用する場合において、組織全体で一括して
経費計上及び取り崩しを行う処理や、組織内部の部門間
で振替を行う処理などがある。
【0013】また、この支出管理システムは、明細デー
タ入力部にて入力された明細データを統一されたデータ
フォーマットに変換するデータフォーマット変換部をさ
らに備える構成とし、このデータフォーマット変換部に
て変換された明細データを仕訳前明細データベースに格
納することを特徴とすることができる。これにより、取
引先(料金の支払先)において作成される明細データの
データフォーマットが各取引先に固有であったとして
も、共通のデータフォーマットにて統一的に扱うことが
できる。
【0014】ここで、このデータフォーマット変換部に
て変換される統一されたデータフォーマットは、少なく
とも、振替キーと、振替キーごとの金額と、前記データ
照会・仕訳部による仕訳に応じて分類されたデータの種
類を示す識別データとを含むものとすることができる。
【0015】さらに、このマスターデータベースは、支
出管理における処理として経費計上及び取り崩しを行う
ために用いる、明細データにおける料金のうち消費税を
含まない本体価格の合計額を管理する第1のマスターデ
ータと、支出管理における処理として振替を行うために
用いる、明細データにおける振替キーごとの金額を管理
する第2のマスターデータとを格納することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の支出管理システムは、上記
の構成に代えて、この料金に関する明細データを格納す
る明細データ格納手段と、この明細データを仕訳する仕
訳手段とを備え、明細データ格納手段は、この明細デー
タを、振替キーごとのデータと、消費税を含まない本体
価格全体の合計額に関するデータと、全体の消費税額に
関するデータとに分類して格納し、仕訳手段は、この明
細データとの照会を行って仕訳を行うために仕訳の内容
に応じて用意されるマスターデータと、この明細データ
のうちのこの仕訳に必要なデータとを照会し、仕訳を行
うことを特徴とする。
【0017】ここで、さらに詳しくは、この明細データ
における振替キーごとのデータを、消費税の課税対象金
額と、非課税金額とに分類する構成とすることができ
る。
【0018】また、この仕訳手段は、明細データ格納手
段に格納されているこの本体価格全体の合計額に関する
データ及び消費税額に関するデータと、この本体価格全
体の合計額に関するデータに対応するマスターデータと
を照会して、経費計上及び取り崩しのための仕訳を行う
ことを特徴とする。
【0019】さらに、この仕訳手段は、明細データ格納
手段に格納されているこの振替キーごとのデータと、こ
の振替キーごとのデータに対応するマスターデータとを
照会して、振替のための仕訳を行うことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、料金の自動振替サービス
に対応して支出管理を行う支出管理方法において、料金
に関する明細データを取得するステップと、この明細デ
ータとの照会を行って仕訳を行うために用いるマスター
データを、仕訳の内容に応じて複数作成するステップ
と、この明細データとこのマスターデータとを照会し、
支出管理における処理の内容に応じて複数種類の仕訳デ
ータを作成するステップとを含むことを特徴とする。
【0021】また、上記の支出管理方法は、明細データ
を取得するステップの後に、取得した明細データを統一
されたデータフォーマットに変換するステップをさらに
含む構成とすることができる。
【0022】さらに、上記の支出管理方法は、明細デー
タを取得するステップの後に、取得した明細データを振
替キーごとのデータと消費税を含まない本体価格全体の
合計額に関するデータと全体の消費税額に関するデータ
とに分類するステップをさらに含む構成とすることがで
きる。
【0023】ここで、さらに詳しくは、この明細データ
を分類するステップは、前記明細データにおける振替キ
ーごとのデータのうち、消費税の課税対象分における本
体価格の合計額に対して消費税率に相当する値を乗ずる
ことにより、この消費税額に関するデータの消費税額を
算出するステップを含むことを特徴とする。
【0024】さらにまた、上述したマスターデータを作
成するステップは、この明細データにおける料金のうち
消費税を含まない本体価格の合計額を管理する第1のマ
スターデータを作成するステップと、この明細データに
おける振替キーごとの金額を管理する第2のマスターデ
ータを作成するステップとを含み、仕訳データを作成す
るステップは、この明細データとこの第1のマスターデ
ータとを照会して、経費計上及び取り崩しを行うための
仕訳データを作成するステップと、この明細データとこ
の第2のマスターデータとを照会して、振替を行うため
の仕訳データを作成するステップとを含むことを特徴と
する。
【0025】また、本発明は、次のように構成されたこ
とを特徴とするコンピュータプログラムを格納した記憶
媒体を提供することができる。すなわち、このコンピュ
ータプログラムは、料金に関する明細データを取得する
処理と、仕訳の内容に応じて複数用意された、この明細
データとの照会を行って仕訳を行うために用いるマスタ
ーデータを取得する処理と、この明細データとこのマス
ターデータとを照会し、支出管理における処理の内容に
応じて複数種類の仕訳データを作成する処理とを前記コ
ンピュータに実行させる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態における支出管理システムの全体構成を説明する
図である。図1において、符号10は明細データ入力部
であり、取引先から発行される明細データを入力する。
符号20はデータフォーマット変換部であり、明細デー
タ入力部10にて受け付けた明細データを共通のデータ
フォーマットに変換する。符号30は仕訳前明細データ
ベースであり、データフォーマット変換部20により変
換された明細データにIDを付して格納する。符号40
はマスターデータベースであり、自動振替サービスを受
けている組織における経費の取り扱いを管理するための
マスターデータを格納する。符号50はデータ照会・仕
訳部であり、仕訳前明細データベース30に格納されて
いる明細データとマスターデータベース40に格納され
ているマスターデータとを照会する。そして、照会後の
データの仕訳を行う。符号60は経費計上データベース
であり、データ照会・仕訳部50にて照会されたデータ
を経費計上及び取り崩し用のデータとして格納する。符
号70は振替仕訳データベースであり、データ照会・仕
訳部50にて照会されたデータを組織内の部門間におけ
る振替用のデータとして格納する。
【0027】上記の構成において、明細データ入力部1
0は、電話、電気、水道、ガスなどの使用に対して発生
する公共料金やその他、金融機関における口座引き落と
しによる自動振替サービスにて支払いを行う料金の明細
データの入力を行う。明細データは、MO(magnetic o
ptical disk)やCD−ROMなどの種々の記憶媒体に
格納されたり通信ネットワークを介して明細データ入力
部10に入力される。したがって、明細データ入力部1
0は、各種の記憶媒体のドライブ装置や、通信用のイン
タフェースにて実現される。
【0028】データフォーマット変換部20は、例えば
プログラム制御されたCPUで実現され、明細データ入
力部10にて受け付けた明細データを決まったデータフ
ォーマットに変換する。明細データは、通常、当該明細
データを発行する公的機関や企業などに応じてデータフ
ォーマットが異なっている。そこで、これらのデータを
統一されたデータフォーマットに変換する。ここで、統
一されたデータフォーマットとしては、データ項目とし
て、少なくともマスターデータとの照会を行うための振
替キー、振替キーごとの金額、データの種類を示すデー
タIDを含む。ここで、振替キーは、例えば電話料金の
明細データの場合、電話番号とすることができる。これ
により、電話番号ごとに料金の明細データが作成される
こととなる。また、データIDとは、後述する仕訳にお
いて明細データに記載されている料金を区分する必要が
ある場合に、その区分の内容に応じてデータに付される
識別データである。例えば、自動振替サービスに対して
支出の管理を行う上では、振替キーの金額に対して消費
税が課せられるかどうかが計算上の重要な要素となる。
したがって、課税金額か非課税金額かの別を示すデータ
IDを設定することができる。当然ながら、後述する仕
訳の内容などに応じて他の分類でデータを区分けし、こ
の区分を示すデータIDを設定することもできる。デー
タフォーマット変換部20にて統一されるデータフォー
マットのデータ項目としては、この他、データの利用形
態などに応じて、台帳を特定する台帳コードや取引先を
特定する取引先コードなどを含むことができる。
【0029】仕訳前明細データベース30は、磁気ディ
スク装置や半導体メモリなどの記憶装置にて実現され、
データフォーマット変換部20にてデータフォーマット
を統一された明細データを格納する。また、当該明細デ
ータに関して、合計額、消費税額、割引金額などの加工
データを対応付けて格納する。図2は、電話会社に対し
て支払う電話料金に関して仕訳前明細データベース30
に格納されるデータの構成例を示す図である。なお、仕
訳前明細データベース30には、図示のように構成され
た仕訳前の明細データが取引先ごとに格納されている
が、図示の例では取引先を特定する取引先コードは省略
されている。図2を参照すると、振替キーである電話番
号ごとに本体価格、付記情報、データIDが記入されて
いる。ここで、本体価格とは、課税金額については実際
に支払われる料金のうち消費税を含まない本体のみの価
格、非課税金額については実際に支払われるべき価格で
ある。付記情報としては、消費税の課税の有無が記入さ
れている。データIDとしては、課税対象であるデータ
には「A」、非課税のデータには「B」が割り当てられ
ている。また、同一名称の振替キーに対して課税金額と
非課税金額とが発生している場合(図中の「電話番号
3」及び「電話番号4」の場合)は、それぞれ別の項目
として記入されている。
【0030】また、割引金額、料金の本体価格の総額、
全体の消費税額の各科目が記入されている。全体の消費
税額は、各振替キーの金額のうち、課税対象である料金
の本体価格の合計に対する消費税額である。また、デー
タIDは、消費税の課税対象とならない割引金額には非
課税のデータと同じ「B」、本体価格の総額には
「C」、消費税額には「D」が割り当てられている。し
たがって、各振替キーの金額と本体価格の総額及び消費
税額との間には、データIDで表すと、次のような関係
が成り立つ。 C=(Aの合計)+(Bの合計) D=(Aの合計)×5/100 なお、割引金額には、マイナス符号(−)が表記されて
いる。
【0031】以上のように、発生した料金を消費税の課
税対象である料金と非課税の料金とに分類し、料金の合
計を本体価格の合計額と消費税額とで表現することによ
り、発生したどの部分に消費税が課せられているのかが
分かり易く、正確な取り扱いを行うことができる。
【0032】マスターデータベース40は、磁気ディス
ク装置や半導体メモリなどの記憶装置にて実現され、経
費の支払いを自動振替にて行うために必要な諸情報を含
むマスターデータを格納する。マスターデータの構成
は、システムにおける当該マスターデータの利用態様に
応じて任意に設定できるが、仕訳前明細データベース3
0に格納されている明細データとの照会を行うために、
少なくとも、明細データの振替キーに対応する照会キー
と、データID、そして明細データに台帳コードや取引
先コードが存在する場合はこれらのコードデータとが含
まれる。また、後に仕訳を行うために必要な、勘定科目
コードや実際に料金の支払いを行う賦課部門を特定する
賦課部門コードが含まれる。
【0033】さらに、本実施の形態では、仕訳前明細デ
ータベース30に格納された明細データから、経費計上
及び取り崩し用の仕訳データと組織内の振替用の仕訳デ
ータとを作成する。したがって、後述するデータ照会に
おいて、これらの仕訳に応じた照会を行えるように、2
種類のマスターデータを作成する。このため、マスター
データには、いずれの照会に用いるマスターデータかを
識別するためのマスタータイプを示す情報が含まれる。
【0034】マスターデータベース40へのマスターデ
ータの登録は、例えばHTMLにて作成されたウェブペ
ージの入力フォーマットを入力用端末装置に表示し、こ
の入力フォーマットに必要な情報を入力することにより
行うことができる。図3は、このような入力フォーマッ
ト(入力画面)の構成例を示す図である。図3を参照す
ると、入力フォーマットには、台帳コード(図ではLC
と表記)、取引先コード、マスタータイプの識別データ
などが指定されている。そして、マスターデータの管理
情報の入力欄310として、申請者を特定する情報の入
力欄311、管理者を特定する情報の入力欄312、承
認者を特定する情報の入力欄313が設けられている。
また、経理情報の入力欄320として、仕訳後の明細デ
ータにおける勘定科目を特定する勘定科目コードの入力
欄321、賦課部門コードの入力欄322、照会キーの
入力欄323が設けられている。勘定科目コードの入力
欄321及び賦課部門コードの入力欄322は、消費税
課税用と消費税非課税用の二つが設けられており、これ
により、仕訳前明細データベース30の明細データにお
けるデータIDに対応する情報が含まれることとなる。
【0035】データ照会・仕訳部50は、例えばプログ
ラム制御されたCPUで実現され、仕訳前明細データベ
ース30に格納されている明細データとマスターデータ
ベース40に格納されているマスターデータとを照会
し、明細データの仕訳を行う。上述したように、仕訳デ
ータは、経費計上及び取り崩し用の経費計上仕訳データ
と、組織内の振替用の振替仕訳データとがある。したが
って、データ照会・仕訳部50は、経費計上仕訳データ
を作成する動作と、振替仕訳データを作成する動作とを
行う。原則として両方の動作を行い、2種類の仕訳デー
タを作成するが、システムの稼働状態や、明細データの
構成、支払形態などに応じて、いずれか一方の動作によ
り1種類の仕訳データのみを作成することも可能であ
る。
【0036】図4は、データ照会・仕訳部50による経
費計上仕訳データを作成する動作を示す図である。図4
を参照すると、まず、取引先コードなどにより処理対象
の明細データを特定する(ステップ401)。そして、
経費計上仕訳データを作成するために必要な明細データ
の種類をデータIDで特定し、照会対象とする(ステッ
プ402)。本動作では、組織が取引先に対して支払う
経費を計上する(または取り崩す)ための仕訳データを
作成するので、照会対象は発生した経費の合計額であ
り、図2に示した例では、データIDが「C」のデータ
である。また、マスターデータにおいては、経費計上仕
訳データの作成に用いることを示すマスタータイプのマ
スターデータが照会対象となる。
【0037】次に、照会対象となった明細データとマス
ターデータとにおいて、台帳コード、取引先コード、振
替キー(照会キー)、データIDを照会する。これらの
データが一致する場合は、データIDが「C」の明細デ
ータにおいて、借方にマスターデータの勘定科目コード
と賦課部門コードとを割り振り、貸方に買掛金勘定科目
コードを割り振る。また、データIDが「D」の明細デ
ータにおいて、借方に消費税勘定科目コードを割り振
り、貸方に買掛金勘定科目コードを割り振る(ステップ
403、404)。
【0038】一方、照会データが一致しなかった場合
は、データIDが「C」の明細データにおいて、借方に
ミスコード救済用の勘定科目コードと賦課部門コードと
を割り振り、貸方に買掛金勘定科目コードを割り振る。
また、データIDが「D」の明細データにおいて、借方
に消費税勘定科目コードを割り振り、貸方に買掛金勘定
科目コードを割り振る(ステップ403、405)。
【0039】図5は、データ照会・仕訳部50による振
替仕訳データを作成する動作を示す図である。図5を参
照すると、まず、取引先コードなどにより処理対象の明
細データを特定する(ステップ501)。そして、振替
仕訳データを作成するために必要な明細データの種類を
データIDで特定し、照会対象とする(ステップ50
2)。本動作では、組織内において振替を行うための仕
訳データを作成するので、照会対象は振替キーごとの金
額であり、図2に示した例では、データIDが「A」と
「B」のデータである。また、マスターデータにおいて
は、振替仕訳データの作成に用いることを示すマスター
タイプのマスターデータが照会対象となる。
【0040】次に、照会対象となった明細データとマス
ターデータとにおいて、台帳コード、取引先コード、振
替キー(照会キー)、データIDを照会する。これらの
データが一致する場合は、データIDが「A」、「B」
の明細データにおいて、借方にマスターデータの勘定科
目コードと賦課部門コードとを割り振り、貸方に振替対
象の勘定科目コードを割り振る(ステップ503、50
4)。
【0041】一方、照会データが一致しなかった場合
は、データIDが「A」、「B」の明細データにおい
て、借方にミスコード救済用の勘定科目コードと賦課部
門コードとを割り振り、貸方に振替対象の勘定科目コー
ドを割り振る(ステップ503、505)。
【0042】経費計上データベース60は、磁気ディス
ク装置や半導体メモリなどの記憶装置にて実現され、デ
ータ照会・仕訳部50における図4に示した動作により
作成された経費計上仕訳データを格納する。振替仕訳デ
ータベース70は、磁気ディスク装置や半導体メモリな
どの記憶装置にて実現され、データ照会・仕訳部50に
おける図5に示した動作により作成された振替仕訳デー
タを格納する。経費計上データベース60に格納された
経費計上仕訳データは、支払いデータとして料金の支払
い処理において使用され、現金出納帳データベース13
0に格納される。また、振替仕訳データベース70に格
納された振替仕訳データと共に、総勘定元帳データベー
ス140に格納される。そして、現金出納帳データベー
ス130及び総勘定元帳データベース140に格納され
た各データにより経理及び資金管理における処理が行わ
れる。
【0043】本実施の形態は、最も一般的な使用形態に
おいては、上述した図4、図5の動作を順次行い、経費
計上仕訳データ及び振替仕訳データの両方を作成する。
しかしながら、システムの導入時や組織における経理及
び資金管理の形態、料金の支払形態などによっては、こ
れら2種類の仕訳データを必要としない場合がある。ま
た、本実施の形態を他の経理システムなどと組み合わせ
て利用する場合、いずれか一方のデータのみを必要とす
る場合がある。例えば、他のシステムで経費計上及び取
り崩しを行って、各部門への経費振替を行う場合、振替
仕訳データのみがあれば良い。そこで、図4または図5
のいずれか一方の動作を行い、経費計上仕訳データまた
は振替仕訳データの一方のみを作成して使用することも
可能である。
【0044】さらに、本実施に形態は、明細データを所
定の基準で分類し、データIDを付して管理しているの
で、任意のアルゴリズム(ロジック)を用意することに
より、所望のデータをデータ照会の対象とし、任意の仕
訳データを作成することができる。例えば、データID
「A」のデータとデータID「D」のデータとをデータ
照会の対象として仕訳データを作成することにより、課
税対象である料金のみの仕訳データを作成することがで
きる。
【0045】次に、具体的な処理の例を説明する。図6
は、統一フォーマットに変換された明細データとマスタ
ーデータとから経費計上仕訳データ及び振替仕訳データ
を生成した様子を示す図である。図示の例では、電話番
号(振替キー、照会キー)が「012-345-xxxx」である電
話に関して発生した通話料金の自動振替サービスを行う
ための処理を示している。明細データを参照すると、取
引先が取引先コード「E00001」の電話会社であり、課税
対象の通話料金(データID「A」)が1000円、非
課税の通話料金(データID「B」)が500円、通話
料金の合計(データID「C」)が1500円(=10
00円+500円)、消費税額(データID「D」)が
50円(=1000円×(5/100))となってい
る。また、マスターデータを参照すると、振替仕訳デー
タの作成用のマスタータイプを「マスタータイプ1」と
し、経費計上仕訳データの作成用のマスタータイプを
「マスタータイプ2」として、マスタータイプ1の課税
対象の通話料金(データID「A」)に関して勘定科目
コードが「02-626-7406」、賦課部門コードが「H2500
0」、マスタータイプ1の非課税の通話料金(データI
D「B」)に関して勘定科目コードが「02-626-740
2」、賦課部門コードが「H25000」、マスタータイプ2
の通話料金の合計(データID「C」)に関して勘定科
目コードが「09-624-7400」、賦課部門コードが「571ED
0」となっている。
【0046】次に、経費計上仕訳データの作成におい
て、明細データにおけるデータID「C」、「D」のデ
ータとマスターデータにおけるマスタータイプ2のデー
タとが用いられる。そして、借方/貸方の仕訳におい
て、図4のステップ404に示した通り、データID
「C」のデータに関しては、借方にマスターデータの勘
定科目コードと賦課部門コードとが割り振られ、貸方に
買掛金勘定科目コードが割り振られる。また、データI
D「D」のデータに関しては、借方に消費税勘定科目コ
ードが割り振られ、貸方に買掛金勘定科目コードが割り
振られる。したがって、図6の経費計上仕訳データを参
照すると、 09-624-7400 571ED0(全体の通話料金)/買掛金勘定 1500円 全体の消費税/買掛金勘定 50円 というデータが作成されている。また、取り崩し時に
は、 買掛金勘定/代金 1550円(=1500円+50円) となる。
【0047】次に、振替仕訳データの作成において、明
細データにおけるデータID「A」、「B」のデータと
マスターデータにおけるマスタータイプ2のデータとが
用いられる。そして、借方/貸方の仕訳において、図5
のステップ504に示した通り、借方にマスターデータ
の勘定科目コードと賦課部門コードとが割り振られ、貸
方に買掛金勘定科目コードが割り振られる。したがっ
て、図6の振替仕訳データを参照すると、 02-626-7406 H25000/09-624-7400 571ED0(全体の通話料金) 1000円 02-626-7402 H25000/09-624-7400 571ED0(全体の通話料金) 500円 というデータが作成されている。
【0048】以上のようにして、本実施の形態により経
費計上仕訳データ及び振替仕訳データを作成することに
より、経費計上、取り崩し、組織内の部門間での振替と
いった全ての仕訳を行うことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
消費税の取り扱いを正確に行うことができる支出管理シ
ステムを提供することができる。
【0050】また、本発明によれば、経費計上及び取り
崩し用のマスターデータと組織内での振替用のマスター
データとを作成して多面的な管理を行うことができる支
出管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における支出管理システムの全
体構成を説明する図である。
【図2】 本実施の形態において、電話会社に対して支
払う電話料金に関して仕訳前明細データベースに格納さ
れるデータの構成例を示す図である。
【図3】 本実施の形態のマスターデータベースにマス
ターデータを登録するための入力フォーマットの構成例
を示す図である。
【図4】 本実施の形態のデータ照会・仕訳部による経
費計上仕訳データを作成する動作を示す図である。
【図5】 本実施の形態のデータ照会・仕訳部による振
替仕訳データを作成する動作を示す図である。
【図6】 本実施の形態において、統一フォーマットに
変換された明細データとマスターデータとから経費計上
仕訳データ及び振替仕訳データを生成した様子を示す図
である。
【図7】 自動振替サービスを管理する従来の経理シス
テムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10…明細データ入力部、20…データフォーマット変
換部、30…仕訳前明細データベース、40…マスター
データベース、50…データ照会・仕訳部、60…経費
計上データベース、70…振替仕訳データベース

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金の自動振替サービスに対応して支出
    管理を行う支出管理システムにおいて、 前記料金に関する明細データを入力する明細データ入力
    部と、 前記明細データ入力部にて入力された前記明細データを
    格納する仕訳前明細データベースと、 前記明細データとの照会を行って仕訳を行うために用い
    るマスターデータを格納するマスターデータベースと、 前記仕訳前明細データベースに格納された前記明細デー
    タと前記マスターデータベースに格納された前記マスタ
    ーデータとを照会し、仕訳データを作成するデータ照会
    ・仕訳部と、 前記データ照会・仕訳部にて作成された前記仕訳データ
    を格納する仕訳データベースとを備え、 前記データ照会・仕訳部は、支出管理における処理の内
    容に応じて複数種類の仕訳データを作成し、 前記マスターデータベースは、前記データ照会・仕訳部
    による複数種類の前記仕訳データに応じて複数種類のマ
    スターデータを格納することを特徴とする支出管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記明細データ入力部にて入力された明
    細データを統一されたデータフォーマットに変換するデ
    ータフォーマット変換部をさらに備え、 前記仕訳前明細データベースは、前記データフォーマッ
    ト変換部にて変換された明細データを格納することを特
    徴とする請求項1に記載の支出管理システム。
  3. 【請求項3】 前記データフォーマット変換部は、前記
    明細データ入力部にて入力された明細データを、少なく
    とも、振替キーと、振替キーごとの金額と、前記データ
    照会・仕訳部による仕訳に応じて分類されたデータの種
    類を示す識別データとを含むデータフォーマットに変換
    することを特徴とする請求項2に記載の支出管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記マスターデータベースは、 支出管理における処理として経費計上及び取り崩しを行
    うために用いる、前記明細データにおける料金のうち消
    費税を含まない本体価格の合計額を管理する第1のマス
    ターデータと、 支出管理における処理として振替を行うために用いる、
    前記明細データにおける振替キーごとの金額を管理する
    第2のマスターデータとを格納することを特徴とする請
    求項1に記載の支出管理システム。
  5. 【請求項5】 料金の自動振替サービスに対応して支出
    管理を行う支出管理システムにおいて、 前記料金に関する明細データを格納する明細データ格納
    手段と、 前記明細データを仕訳する仕訳手段とを備え、 前記明細データ格納手段は、 前記明細データを、振替キーごとのデータと、消費税を
    含まない本体価格全体の合計額に関するデータと、全体
    の消費税額に関するデータとに分類して格納し、 前記仕訳手段は、 前記明細データとの照会を行って仕訳を行うために仕訳
    の内容に応じて用意されるマスターデータと、前記明細
    データのうちの当該仕訳に必要なデータとを照会し、仕
    訳を行うことを特徴とする支出管理システム。
  6. 【請求項6】 前記明細データ格納手段は、前記明細デ
    ータにおける前記振替キーごとのデータを、さらに消費
    税の課税対象金額と、非課税金額とに分類することを特
    徴とする請求項5に記載の支出管理システム。
  7. 【請求項7】 前記仕訳手段は、前記明細データ格納手
    段に格納されている前記本体価格全体の合計額に関する
    データ及び前記消費税額に関するデータと、当該本体価
    格全体の合計額に関するデータに対応するマスターデー
    タとを照会して、経費計上及び取り崩しのための仕訳を
    行うことを特徴とする請求項5に記載の支出管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記仕訳手段は、前記明細データ格納手
    段に格納されている前記振替キーごとのデータと、当該
    振替キーごとのデータに対応するマスターデータとを照
    会して、振替のための仕訳を行うことを特徴とする請求
    項5に記載の支出管理システム。
  9. 【請求項9】 料金の自動振替サービスに対応して支出
    管理を行う支出管理方法において、 前記料金に関する明細データを取得するステップと、 前記明細データとの照会を行って仕訳を行うために用い
    るマスターデータを、仕訳の内容に応じて複数作成する
    ステップと、 前記明細データと前記マスターデータとを照会し、支出
    管理における処理の内容に応じて複数種類の仕訳データ
    を作成するステップとを含むことを特徴とする支出管理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記明細データを取得するステップの
    後に、取得した明細データを統一されたデータフォーマ
    ットに変換するステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項9に記載の支出管理方法。
  11. 【請求項11】 前記明細データを取得するステップの
    後に、取得した明細データを振替キーごとのデータと消
    費税を含まない本体価格全体の合計額に関するデータと
    全体の消費税額に関するデータとに分類するステップを
    さらに含むことを特徴とする請求項9に記載の支出管理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記明細データを分類するステップ
    は、前記明細データにおける振替キーごとのデータのう
    ち、消費税の課税対象分における本体価格の合計額に対
    して消費税率に相当する値を乗ずることにより、前記消
    費税額に関するデータの消費税額を算出するステップを
    含むことを特徴とする請求項11に記載の支出管理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記マスターデータを作成するステッ
    プは、 前記明細データにおける料金のうち消費税を含まない本
    体価格の合計額を管理する第1のマスターデータを作成
    するステップと、 前記明細データにおける振替キーごとの金額を管理する
    第2のマスターデータを作成するステップとを含み、 前記仕訳データを作成するステップは、 前記明細データと前記第1のマスターデータとを照会し
    て、経費計上及び取り崩しを行うための仕訳データを作
    成するステップと、 前記明細データと前記第2のマスターデータとを照会し
    て、振替を行うための仕訳データを作成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の支出管理方
    法。
  14. 【請求項14】 コンピュータに実行させるプログラム
    を当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記
    憶媒体において、 前記プログラムは、 料金に関する明細データを取得する処理と、 仕訳の内容に応じて複数用意された、前記明細データと
    の照会を行って仕訳を行うために用いるマスターデータ
    を取得する処理と、 前記明細データと前記マスターデータとを照会し、支出
    管理における処理の内容に応じて複数種類の仕訳データ
    を作成する処理とを前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記プログラムによる明細データを取
    得する処理の後に、取得した明細データを統一されたデ
    ータフォーマットに変換する処理をさらに前記コンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項14に記載の
    記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記プログラムによる明細データを取
    得する処理の後に、取得した明細データを振替キーごと
    のデータと消費税を含まない本体価格全体の合計額に関
    するデータと全体の消費税額に関するデータとに分類す
    る処理をさらに前記コンピュータに実行させることを特
    徴とする請求項14に記載の記憶媒体。
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