JP2002063200A - カスタムメイド製品の仕様情報表示方法およびシステム並びに同システム用サーバおよび端末並びにカスタムメイド製品の仕様選択方法並びにカスタムメイド製品の仕様情報表示プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】外観にかかる仕様の選択時には購入希望者が実
際の外観を把握可能にして、外観仕様の選択を容易に行
なえるようにするとともに、実際に購入した商品の外観
と仕様選択時の予想外観とが異なるといった不具合の発
生を防止する。 【解決手段】端末２０側において、まず、外観仕様に関
する情報として複数の外観イメージ情報をサーバ１０か
ら端末２０に送信して表示部２１に一覧表示させ、その
外観仕様についての選択に応じて、内部仕様に関する情
報をサーバ１０から端末２０に送信して表示部２１に表
示させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターネ
ット上で販売される商品、特に、顧客によって選択され
た仕様をそなえたカスタムメイド製品（具体的にはパー
ソナルコンピュータ等）を対象とした技術であり、カス
タムメイド製品の仕様情報を端末側で表示するための方
法およびシステム、並びに、そのシステムで用いられる
サーバおよび端末、並びに、カスタムメイド製品の仕様
を選択する方法、並びに、仕様情報表示プログラムおよ
び同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットを利用した商品販
売が急速に普及している。インターネットを利用して商
品を購入する場合、購入希望者（顧客）は、パーソナル
コンピュータ（以下、パソコンと呼ぶ場合がある）を、
通信回線を介してインターネットに接続し、商品販売事
業者が提供する商品販売サイトを、パソコンのディスプ
レイに表示させる。

【０００３】例えば、商品がオールインワンタイプのパ
ソコンである場合、商品販売サイトには、販売される全
種類のパソコンが一覧的に表示される。また、商品が、
好みや予算などに応じて仕様を購入希望者により選択す
ることのできるカスタムメイドのパソコンである場合、
商品販売サイトには、ＣＰＵの種類，メモリ容量，ハー
ドディスク容量，ディスプレイ装置の種類などの主な仕
様（機能）が、文字情報により一覧表として表示されて
いる。

【０００４】購入希望者によって選択される仕様の中
で、完成品の外観に影響を与える仕様としては、例えば
ディスプレイ装置の種類があるが、上述のような商品販
売サイトの表示方式では、文字情報でしか仕様が表示さ
れていない。従って、購入希望者は、選択した仕様をも
つパソコンが最終的にどのような外観で、どのような設
置イメージになるかについては、自分で選択したディス
プレイ装置の種類とパソコン本体との組み合わせを頭の
中で想像することになる。

【０００５】また、ディスプレイ上に表示される一覧表
では、通常、仕様種別（スペック種別）と仕様種類（ス
ペック種類）とが対になって表示されている。仕様種別
は、ＣＰＵ，メモリ，ハードディスク，ディスプレイ等
の、仕様名称であり、仕様種類は、各仕様種別について
の具体的な複数の選択候補である。例えば、仕様種別が
ディスプレイの場合、仕様種類（選択候補）は、１５型
液晶，１５型ＣＲＴ，１７型ＣＲＴ，ディスプレイ無し
となっている。

【０００６】そして、従来、一覧表では、各仕様種別に
対し、一つの仕様種類（デフォルト値として設定されて
いる選択候補、もしくは、購入希望者によって選択され
た選択候補）が表示される。従って、ディスプレイ上で
仕様種類を選択する際、購入希望者は、ある一つの仕様
種別（機能）についてどのような選択肢（選択候補）が
あるかを確認したければ、その都度、仕様毎に指定され
た選択ボタンをクリックして、選択候補をプルダウン表
示させている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カスタ
ムメイド製品（ここではパソコン）をインターネットに
より販売する場合、従来、上述のごとく仕様情報が文字
情報により一覧表示されるため、商品の外観にかかる仕
様を選択する際、購入希望者が重要視する購入後の外観
や設置イメージをつかみづらい。現状では、購入希望者
は、自らの頭の中で、選択したディスプレイ装置単体と
パソコン本体とを組み合わせ、外観や設置イメージを想
像するしかない。従って、実際に購入した商品の外観
が、仕様選択時に購入希望者が想像していたものと異な
ってしまうおそれもある。

【０００８】また、前述したように、購入希望者は、各
仕様の選択候補を確認する際には、一々、選択ボタンを
クリックして選択候補をプルダウン表示させる必要があ
る。このため、選択候補としてどのようなものがあるか
の全体像を把握しづらく、仕様種別毎に存在する様々な
仕様種類（選択候補）を組み合わせていくのには手間が
かかるだけでなく、トータルな機能バランス（例えば、
ＣＰＵの性能に合わせたメモリやハードディスクの容量
選択等）を考慮した上での仕様選択が困難になる。

【０００９】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、外観にかかる仕様の選択時には購入希望者が
実際の外観を把握・認識可能にして、外観仕様の選択を
容易に行なえるようにするとともに、実際に購入した商
品の外観と仕様選択時の予想外観とが異なるといった不
具合の発生を確実に防止し、さらには、各種仕様選択に
際し、選択候補の全体像を把握してトータルな機能バラ
ンスを考慮しながら仕様選択を容易に行なえるようにし
た、カスタムメイド製品の仕様情報表示方法およびシス
テム並びに同システム用サーバおよび端末並びにカスタ
ムメイド製品の仕様選択方法並びにカスタムメイド製品
の仕様情報表示プログラムおよび同プログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを目
的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカスタムメイド製品の仕様情報表示方法
（請求項１）は、カスタムメイド製品の各種仕様に関す
る情報をサーバから端末に送信して該端末の表示部に表
示させる方法であって、該サーバ側において、該カスタ
ムメイド製品の外観に影響を与え且つ複数の選択候補を
有する外観仕様については、各選択候補を選択した時の
該カスタムメイド製品の外観イメージ情報を、選択候補
毎に予め記憶するとともに、該カスタムメイド製品の内
部仕様に関する情報を予め記憶しておき、該端末側にお
いて、まず、前記外観仕様に関する情報として複数の前
記外観イメージ情報を該サーバから該端末に送信して該
表示部に一覧表示させ、前記外観仕様についての選択に
応じて、前記内部仕様に関する情報を該サーバから該端
末に送信して該表示部に表示させることを特徴としてい
る。

【００１１】また、本発明のカスタムメイド製品の仕様
情報表示システム（請求項４）は、本システム用サーバ
（請求項５）および端末（請求項６）により構成される
ものであって、サーバが、前記外観イメージ情報を選択
候補毎に予め格納するとともに前記内部仕様に関する情
報を予め格納したデータベースを有し、複数の前記外観
イメージ情報を該データベースから読み出して該端末に
送信し該表示部に一覧表示させ、前記外観仕様について
の選択に応じて、前記内部仕様に関する情報を該データ
ベースから読み出して該端末に送信し該表示部に表示さ
せる。

【００１２】さらに、本発明のカスタムメイド製品の仕
様選択方法（請求項７）は、複数の前記外観イメージ情
報を端末の表示部に一覧表示させる外観仕様情報表示ス
テップと、該外観仕様情報表示ステップでの表示に応じ
て顧客により前記外観仕様を選択する外観仕様選択ステ
ップと、前記外観仕様の選択に応じて前記内部仕様に関
する情報を端末の表示部に表示させる内部仕様情報表示
ステップと、該内部仕様情報表示ステップでの表示に応
じて該顧客により前記内部仕様を選択する内部仕様選択
ステップとを有することを特徴としている。

【００１３】このとき、端末側での前記内部仕様に関す
る情報の表示に際し、前記内部仕様の種別とともに、各
種別についての全ての選択候補を表示部に一覧表示して
もよいし（請求項２，８）、各選択候補の予定納期に関
する情報をサーバから端末に送信して表示部に表示させ
てもよいし（請求項３，９）、前記外観仕様および前記
内部仕様の選択が行なわれた後に、その選択結果に応じ
たカスタムメイド製品の外観イメージ情報を含む確認画
面を、サーバで作成して端末に送信し、表示部に表示さ
せてもよい（請求項１０）。また、カスタムメイド製品
をパーソナルコンピュータとし、前記外観仕様をディス
プレイ仕様としてもよい。

【００１４】また、本発明のカスタムメイド製品の仕様
情報表示プログラム（請求項１１）は、カスタムメイド
製品の外観に影響を与え且つ複数の選択候補を有する外
観仕様について、各選択候補を選択した時の該カスタム
メイド製品の外観イメージ情報を、選択候補毎に予め格
納するとともに、該カスタムメイド製品の内部仕様に関
する情報を予め格納したデータベースをそなえるととも
に、各種情報の表示を行なう表示部を有する端末と通信
可能に接続されたコンピュータに、前記外観仕様に関す
る情報として複数の前記外観イメージ情報を該データベ
ースから読み出して該端末に送信し該表示部に一覧表示
させる外観仕様情報表示ステップと、前記外観仕様につ
いての選択に応じて、前記内部仕様に関する情報を該デ
ータベースから読み出して該端末に送信し該表示部に表
示させる内部仕様情報表示ステップとを実行させること
を特徴としている。そして、本発明のコンピュータ読取
可能な記録媒体（請求項１２）は、上述した仕様情報表
示プログラムを記録したものである。

【００１５】上述の構成により、本発明では、カスタム
メイド製品の購入を行なう際、端末の表示部に、まず、
複数の外観イメージ情報が表示され、その表示を参照し
た顧客により外観仕様が選択・決定されると、内部仕様
に関する情報が表示部に表示される。これにより、顧客
（購入希望者）は、複数の外観イメージ情報を同時に参
照して相互に比較し、カスタムメイド製品の外観を把握
・認識した上で所望の外観仕様を選択することができ、
外観仕様の選択後に内部仕様の選択を行なうことができ
る（請求項１，４〜７，１１，１２）。

【００１６】このとき、内部仕様の種別とともに、各種
別についての全ての選択候補を表示部に一覧表示するこ
とにより、顧客は、選択できる機能仕様を一覧で参照す
ることができ、選択候補の全体像を把握することができ
る（請求項２，８）。また、各選択候補の予定納期に関
する情報を表示部に表示することにより、顧客は、表示
された予定納期を参考にして仕様の決定を行なうことが
できる。つまり、顧客がカスタムメイド製品を所定の期
日までに手に入れたいような場合、選択候補の予定納期
を参照することで、カスタムメイド製品が前記所定の期
日までに納品されるように仕様の選択を行なうことがで
きる（請求項３，９）。

【００１７】さらに、外観仕様や内部仕様の選択結果に
応じた確認画面（外観イメージ情報を含む）を表示部に
表示することにより、顧客は、その確認画面を参照し
て、仕様選択結果をカスタムメイド製品の外観とともに
確認することができる（請求項１０）。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、本発明の実施形態では、イ
ンターネット上で販売される商品（カスタムメイド製
品）が、本体商品であるパーソナルコンピュータ（パソ
コン）と、その付属商品である周辺機器〔プリンタ，メ
モリ，ハードディスク装置，補助記憶装置（例えばＭＯ
ドライブ，ＤＶＤ−ＲＯＭドライブ）など〕とである場
合を例にして説明する。

【００１９】〔１〕本発明の一実施形態の説明 図１は本発明の一実施形態としてのシステムの構成を示
すブロック図であり、この図１に示すように、本実施形
態のシステムは、サーバ１０，クライアント端末２０，
インターネット３０などをそなえてなるコンピュータネ
ットワークとして構成されている。

【００２０】サーバ１０および複数のクライアント端末
（以下、単に端末と呼ぶ）２０は、それぞれ通信回線３
１を通じてインターネット３０に接続され、相互に通信
可能になっている。サーバ１０は、本実施形態における
インターネット商品販売サイトを提供するものであっ
て、後述するごとく、その商品販売サイトのためのＨＴ
ＭＬファイル１３や、メインプログラムファイル１４，
商品データベース１５などを有している。さらに、サー
バ１０には、後述するごとく、納期管理端末４０および
納期管理データベース５０が接続されている。

【００２１】また、各端末２０は、例えば、ユーザ（顧
客，購入希望者）のパーソナルコンピュータであって、
ＣＰＵなどからなる制御装置（図示省略）や、ＣＲＴデ
ィスプレイや液晶ディスプレイなどの表示部２１や、ユ
ーザによって操作されるキーボードやマウスなどの入力
装置（図示省略）を有している。そして、端末２０に
は、サーバ１０からＨＴＭＬファイルを取得し、それを
表示部２１上で画面表示するためのブラウザ２２がイン
ストールされている。

【００２２】本実施形態におけるサーバ１０の構成をよ
り詳細に説明すると、このサーバ１０は、制御装置１
１，通信装置１２，ＨＴＭＬファイル１３，プログラム
ファイル１４および商品データベース１５をそなえて構
成されるほか、納期管理端末４０を介して納期管理デー
タベース５０を接続されている。ここで、制御装置１１
は、ＣＰＵ（図示省略）などから構成され、ファイルの
読み出し制御，ファイルの転送制御，サーバ１０内の各
装置の制御，商品データベース１５の検索，各種演算処
理などを行なうものである。

【００２３】通信装置１２は、ファイルの送受信を制御
するもので、例えば、インターネット３０および通信回
線３１を通じて端末２０からのデータを受信するとその
データを制御装置１１に転送する一方、制御装置１１か
ら転送されたファイルを端末２０に送信するように機能
するものである。また、本実施形態では、以下のファイ
ルが、サーバ１０内の所定の記憶装置に格納されてい
る。

【００２４】ＨＴＭＬファイル１３は、インターネット
商品販売サイトを構成する複数のページのファイルであ
って、ＨＴＭＬ（Hyper Text Markup Language）言語で
記述されている。メインプログラムファイル１４は、制
御装置１１を成すＣＰＵによって実行されるもので、Ｈ
ＴＭＬファイル１３を読み出して端末２０に転送するた
めのプログラムや、クライアント端末２０からのデータ
を処理するプログラムや、商品データベース３０を検索
するプログラムや、その検索結果をＨＴＭＬファイル１
３に埋め込むプログラムなどを有するとともに、後述す
る仕様情報表示プログラムを有している。

【００２５】商品データベース（データベース）１５
は、取り扱う全商品に対応する複数の属性情報を格納す
るものである。例えば、カスタムメイド製品である商品
がパソコンである場合、属性情報は、パソコンの金額，
形態（デスクトップ型またはノートブック型か），各種
仕様情報などである。各種仕様情報は、ＣＰＵの種類，
メモリの容量，ハードディスクの容量，ディスプレイの
種類，ＣＤ−ＲＯＭまたはＤＶＤ−ＲＯＭの有無などで
あり、具体的には、図２や図３を参照しながら後述する
ようなものである。

【００２６】つまり、本実施形態の商品データベース１
５には、カスタムメイド製品（本実施形態ではパソコ
ン）の外観に影響を与え且つ複数の選択候補を有する外
観仕様（本実施形態ではディスプレイの種類）について
は、各選択候補を選択した時のカスタムメイド製品の外
観イメージ情報が、選択候補毎に予め格納されるととも
に、カスタムメイド製品の内部仕様（本実施形態ではＣ
ＰＵの種類，メモリの容量，ハードディスクの容量な
ど）に関する情報が予め格納されている。

【００２７】図２および図３を参照しながら、本実施形
態における仕様情報の具体例について説明する。なお、
図２および図３は、それぞれ、本実施形態の商品データ
ベース５０に予め格納される仕様情報（内部仕様情報お
よび外部仕様情報の両方を含む）と外観仕様情報（外観
イメージ情報）との具体例を示す図である。本実施形態
では、サーバ１０は、図２に示すごとく、販売商品毎
に、各商品が有する機能（仕様）についてのデータを、
スペック種別と、各スペック種別についての選択候補で
あるスペック種類とに分解して、商品データベース１５
に記憶・保持させている。

【００２８】図２に示す例では、スペック種別は、「Ｃ
ＰＵ」，「メモリ」，「内蔵ハードディスク」，「ディ
スプレイ」，「ドライブ」，「カード」，「アプリケー
ション」，「キーボード」である。また、スペック種
類、即ち選択候補は、「ＣＰＵ」に対して「XXXX-650MH
z」の1種類、「メモリ」に対して「６４ＭＢ」および
「１２８ＭＢ」の２種類、「内蔵ハードディスク」に対
して「３０ＧＢ」および「４５ＧＢ」の２種類、「ディ
スプレイ」に対して「１５型ＣＲＴ」，「１７型ＣＲ
Ｔ」，「１５型液晶」および「ディスプレイ無し」の４
種類、「ドライブ」に対して「ＣＤ−ＲＯＭ」，「ＤＶ
Ｄ−ＲＯＭ」，「ＣＤ−Ｒ／Ｗ」および「コンボ」の４
種類、「カード」に対して「無し」および「ＬＡＮカー
ド」の２種類、「アプリケーション」に対して「ユーテ
ィリティのみ」および「フルセット」の２種類、「キー
ボード」に対して「ワンタッチボタン付ＫＢ」の１種類
である。図２に示す仕様情報のうち、「キーボード」の
みが、外観に影響を与え且つ複数の選択候補を有する外
観仕様であり、それ以外のものが、パソコンの内部仕様
である。また、選択候補が１種類しかないものは、当
然、登録された候補以外のものを選択することはできな
い。

【００２９】上述のような仕様のうち、商品全体の外観
を決定する要素であるディスプレイ（外観仕様）につい
て、サーバ１０は、販売商品毎に、図３に示すように、
そのスペック種類（選択候補）毎に、「１５型ＣＲ
Ｔ」，「１７型ＣＲＴ」，「１５型液晶（ＬＣＤ）」お
よび「ディスプレイ無し」の４種類のそれぞれについ
て、パソコン本体と組み合わせた時の外観イメージ情報
（外観や設置イメージの画像）を、商品データベース１
５に記憶・保持させている。

【００３０】納期管理端末４０は、通常は商品の営業担
当者が商品の手配を行なう際に操作され、商品やその商
品を構成する各種部品やソフトウェアの納期を管理する
もので、各種部品やソフトウェアの納期データを記憶・
保持する納期管理データベース５０に接続されている。
本実施形態では、このような納期管理データベース５０
が、納期管理端末４０を介してサーバ１０に接続されて
おり、サーバ１０の制御装置１１は、商品データベース
１５に登録されているスペック種類（選択候補）それぞ
れの納期を、納期管理データベース５０から読み出せる
ようになっている。

【００３１】そして、本実施形態のサーバ１０は、複数
の外観イメージ情報（図３参照）を商品データベース１
５から読み出して端末２０に送信し表示部２１に一覧表
示させる外観仕様情報表示機能を有するほか、端末２０
での外観仕様選択に応じて、内部仕様および外部仕様の
両方を含む仕様情報（図２参照）を商品データベース１
５から読み出して端末２０に送信し表示部２１に表示さ
せる内部仕様情報表示機能を有している。その際、サー
バ１０は、各選択候補の予定納期に関する情報を、納期
管理データベース５０から読み出し、クライアント端末
２０に送信して表示部２１に表示させる予定納期表示機
能も有している。

【００３２】上述した外観仕様情報表示機能および内部
仕様情報表示機能は、メインプログラムファイル１４に
保持された仕様情報表示プログラムを制御装置１１（Ｃ
ＰＵ，コンピュータ）が実行することによって実現され
るものである。つまり、仕様情報表示プログラムは、サ
ーバ１０（制御装置１１）に、外観仕様情報表示ステッ
プ（図４のステップＳ１６参照）および内部仕様情報表
示ステップ（図４のステップＳ１８参照）を実行させる
ものである。なお、上記予定納期表示機能も、上記仕様
情報表示プログラムもしくはメインプログラムファイル
１４に保持される専用プログラムを制御装置１１が実行
することによって実現される。

【００３３】なお、上述した仕様情報表示プログラム
は、例えばフレキシブルディスク，ＣＤ−ＲＯＭ等のコ
ンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供
されてもよいし、例えば磁気ディスク，光ディスク，光
磁気ディスク等の記憶装置（記録媒体）に記録してお
き、その記憶装置から通信経路を介してサーバ１０とし
て機能するコンピュータに提供されてもよい。

【００３４】次に、図４〜図９を参照しながら、図１〜
図３にて説明した本実施形態のシステムの動作について
説明する。なお、図４は、本実施形態のサーバ１０によ
るカスタムメイド製品の仕様情報表示手順を説明するた
めのフローチャート（ステップＳ１０〜Ｓ２０）、図５
は、本実施形態の端末２０側における購入希望者（顧
客）による購入手続きの流れを説明するためのフローチ
ャート（ステップＳ３０〜Ｓ３５）、図６〜図９は、そ
れぞれ本実施形態におけるトップメニュー画面，商品種
類選択画面，商品イメージ選択画面および商品スペック
選択画面の表示例を示す図である。また、以下では、図
４および図５により、本実施形態での仕様情報表示手順
と、商品の購入希望者による購入手続き（仕様選択手
順）とを並行して説明する。

【００３５】まず、購入希望者（顧客，ユーザ）は、カ
スタムメイドのパソコンを購入する際に、通信回線３１
およびインターネット３０を通じて、端末２０をサーバ
１０に接続し、商品販売サイトに対するアクセス操作を
行なう（図５のステップＳ３０）。サーバ１０は、端末
２０からのアクセスを受けると（図４のステップＳ１０
のＹＥＳルート）、図６に示すようなトップメニュー画
面に対応するＨＴＭＬファイル１３を端末２０に送信
し、そのトップメニュー画面を端末２０の表示部２１に
表示させる（図４のステップＳ１１）。

【００３６】購入希望者は、表示部２１に表示されたト
ップメニュー画面を参照し、その画面中の「カスタムメ
イドＰＣを選ぶ」もしくは「カスタムメイド」をクリッ
クして選択する（図５のステップＳ３１）。サーバ１０
は、端末２０において「カスタムメイド」以外のものが
選択された場合（図４のステップＳ１２のＮＯルー
ト）、選択された商品（オールインワンまたはアウトレ
ット）についての表示処理（図４のステップＳ１３）へ
移行する一方、端末２０において「カスタムメイド」が
選択された場合（図４のステップＳ１２のＹＥＳルー
ト）、図７に示すような商品種類選択画面に対応するＨ
ＴＭＬファイル１３を端末２０に送信し、その商品種類
選択画面を端末２０の表示部２１に表示させる（図４の
ステップＳ１４）。つまり、スペック種別に応じた仕様
（機能，スペック種類）を自由に選択して組み合わせる
ことができる商品、つまりカスタムメイドのパソコンの
種類が表示されている。

【００３７】図７に示す商品種類選択画面では、パソコ
ンの種類として例えば「デスクトップタイプ」および
「ノートブックタイプ」の２種類がそれぞれ商品の代表
イメージとともに表示され、ＯＳ（Operating System）
の種類として例えば「AAAA98」および「AAAA2000」の２
種類が表示されている。購入希望者は、表示部２１に表
示された商品種類選択画面を参照し、カスタムメイド製
品の中から、さらにパソコンの種類を選択するととも
に、そのパソコンに搭載するＯＳの種類を選択する（図
５のステップＳ３２）。本実施形態では、購入希望者
が、図７に示す商品種類選択画面上で、パソコンの種類
として「デスクトップタイプ」を選択するとともにＯＳ
の種類として「AAAA98」を選択したものとする。

【００３８】なお、本実施形態において、パソコンの内
部仕様にあたるＯＳの種類を商品種類の選択と同時に行
なっている理由は、ＯＳ製作会社（例えばMicrosoft
社）とのライセンスの関係上、パソコンメーカがＯＳの
種類毎に商品の型名をパソコンメーカが管理しなければ
ならないことに起因している。このような制約がある場
合、ＯＳの種類を他の内部仕様と同時期に（つまり図５
のステップＳ３４の段階で）選択するとなると、ＯＳの
種類が決定されるまで、システムとして、「AAAA98」を
選択した時の型名と「AAAA2000」を選択した時の型名と
の両方を保持・管理する必要があるため、各種仕様を検
索・選択する際の速度が遅くなってしまう。そこで、最
初にＯＳの種類を選択して商品の型名を決定しておくこ
とにより、以降の処理速度が低下するのを防止している
のである。上述のような制約がなければ、ＯＳの種類
を、内部仕様の一つとして、図９に示す商品スペック選
択画面で選択する。

【００３９】さて、サーバ１０は、端末２０において商
品の種類やＯＳの種類が選択されると（図４のステップ
Ｓ１５のＹＥＳルート）、選択された商品種類に応じ且
つ商品データベース１５に格納された複数の外観イメー
ジ情報を含む、図８に示すような商品イメージ選択画面
に対応するＨＴＭＬファイル１３を端末２０に送信し、
その商品イメージ選択画面を端末２０の表示部２１に表
示させる（図４のステップＳ１６；外観仕様情報表示ス
テップ）。つまり、商品のスペック種別の一つであるデ
ィスプレイ装置とパソコン本体とを組み合わせた外観イ
メージ情報を、端末２０の画面に一覧表示させる。本実
施形態では、ディスプレイ装置について「１５型ＣＲ
Ｔ」，「１７型ＣＲＴ」，「１５型液晶（ＬＣＤ）」お
よび「ディスプレイ無し」の４種類をパソコン本体と組
み合わせた時の外観イメージ情報（外観や設置イメージ
の画像）が一覧表示される。

【００４０】そして、購入希望者は、表示部２１に表示
された商品イメージ選択画面、つまり外観イメージの一
覧表示を参照しながら、ディスプレイ装置の選択候補の
中から、ディスプレイ装置の種類を選択する（図５のス
テップＳ３３；外観仕様選択ステップ）。ここで、購入
希望者は、図８に示す商品イメージ選択画面上で、ディ
スプレイ装置の種類として「１５型ＣＲＴ」を選択した
ものとする。

【００４１】なお、図４のステップＳ１６で、サーバ１
０は、各ディスプレイ装置の予定納期を納期管理データ
ベース５０から読み出し、その予定納期を外観イメージ
とともに商品イメージ選択画面で表示させてもよい。こ
のようにすれば、購入希望者は、図５のステップＳ３３
でディスプレイ装置を選択する際に、外観イメージだけ
でなく予定納期を参考にしてディスプレイ装置の種類を
選択することができるようになる。

【００４２】サーバ１０は、端末２０において外観イメ
ージつまりディスプレイ装置の種類が選択されると（図
４のステップＳ１７のＹＥＳルート）、商品データベー
ス１５に格納された仕様情報（図２参照）を含む、図９
に示すような商品スペック選択画面に対応するＨＴＭＬ
ファイル１３を端末２０に送信し、その商品スペック選
択画面を端末２０の表示部２１に表示させる（図４のス
テップＳ１８；内部仕様情報表示ステップ）。

【００４３】商品スペック選択画面では、複数のスペッ
ク種別（機能）と、各スペック種別に対応した、デフォ
ルト値としてのスペック種類（選択候補）とが表示され
ている。さらに、サーバ１０は、商品スペック選択画面
に表示されるスペック種類（選択候補）の予定納期を、
納期管理データベース５０から読み出し、その予定納期
を商品スペック選択画面で表示させている。ただし、ス
ペック種別「ディスプレイ」のデフォルト値は、前述の
ごとくステップＳ３３で選択されたものとする。

【００４４】ここで、図９に示す商品スペック選択画面
上では、予定納期が「お届け期間」として表示され、全
てのスペックの「お届け期間」として「ｎ日間程度」と
表示されているが、実際には、日数ｎとしては、スペッ
ク毎に異なる数値が表示される。このとき、完成品のパ
ソコンの予定納期（お届け期間）は、全てのスペックの
予定納期の中で最も遅い日数（最も大きな日数）とな
る。

【００４５】そして、購入希望者は、表示部２１に表示
された商品スペック選択画面を参照しながら、仕様種別
（内部仕様および外部仕様の両方を含む）毎に、仕様種
類を選択する（図５のステップＳ３４；内部仕様選択ス
テップ）。その際、購入希望者は、ある一つの仕様種別
（機能）についてどのような選択肢（選択候補）を確認
して変更する場合、仕様毎に指定された選択ボタン（図
９中の▽マーク）をクリックして、選択候補をプルダウ
ン表示させ、スペック種類の選択を行なう。図９では、
仕様種別の一つ「メモリ」についてプルダウン表示を行
なった状態が示されている。

【００４６】また、図９に示す商品スペック選択画面上
では、「ＣＰＵ」として「XXXX-650MHz」が、「内蔵ハ
ードディスク」として「３０ＧＢ」が、「ディスプレ
イ」として「１５型ＣＲＴ」が、「ドライブ」として
「ＤＶＤ−ＲＯＭ」が、「カード」として「無し」が、
「アプリケーション」として「フルセット」が、「キー
ボード」として「ワンタッチボタン付ＫＢ」が選択され
た状態を示している。

【００４７】なお、購入希望者は、図９に示す商品スペ
ック選択画面上で、ステップＳ３３で選択したディスプ
レイの種類を変更することも可能である。また、図９に
示す商品スペック選択画面上で、ステップＳ３３で選択
したディスプレイの外観イメージ（設置イメージ）を表
示してもよい。さらに、図９に示す商品スペック選択画
面上で全てのスペック種別およびスペック種類を同時に
表示することができない場合には、部分的な表示を行な
い、スクロール操作によって表示位置を移動するように
する。

【００４８】このようにして、購入希望者がディスプレ
イ以外の本体内蔵品（内部仕様）について希望する機能
を選択し、商品の内容を確定すると、サーバ１０は、端
末２０からの確定指示を受け（図４のステップＳ１９の
ＹＥＳルート）、購入手続き画面（図示せず）に対応す
るＨＴＭＬファイル１３を端末２０に送信し、その画面
を端末２０の表示部２１に表示させ、購入処理へ移行す
る（図４のステップＳ２０）。そして、購入希望者は、
表示部２１に表示された購入手続き画面を参照しなが
ら、商品の購入手続きを行なう（図５のステップＳ３
５）。

【００４９】このように、本発明の一実施形態によれ
ば、カスタムメイドのパソコンを購入する際、端末２０
の表示部２１に、まず、ディスプレイ装置とパソコン本
体とを組み合わせた商品全体の外観を一覧表示し、その
表示（商品イメージ選択画面）を参照した顧客により外
観仕様が選択・決定されると、内部仕様に関する情報が
表示部２１に表示され、パソコン本体の内部的な仕様が
選択される。

【００５０】これにより、購入希望者は、外観にかかる
ディスプレイ装置の選択時に、複数の外観や設置イメー
ジを同時に参照して相互に比較しながら実際の外観を把
握・認識することができ、外観仕様の選択を容易に且つ
安心して行なえるとともに、実際に購入した商品の外観
と仕様選択時の予想外観とが大きくかけ離れてしまうと
いった不具合の発生が確実に防止され回避されることに
なる。

【００５１】また、商品スペック選択画面において各選
択候補の予定納期に関する情報を表示することにより、
購入希望者は、表示された予定納期を参考にして仕様の
決定を行なうことができる。つまり、顧客がカスタムメ
イドのパソコンを所定の期日までに手に入れたいような
場合、選択候補の予定納期を参照することで、そのパソ
コンが前記所定の期日までに納品されるように仕様の選
択を行なうことが可能になり、顧客（購入希望者）に対
するサービス向上に大きく寄与する。

【００５２】〔２〕本実施形態の変形例の説明 次に、図１０〜図１２を参照しながら本実施形態の変形
例について説明する。なお、図１０は本実施形態の変形
例を説明するためのフローチャート（ステップＳ３４
１，Ｓ３４２）、図１１および図１２は、それぞれ本実
施形態の変形例における商品スペック選択画面およびス
ペック確認画面の表示例を示す図である。なお、図１０
に示すステップＳ３４１およびＳ３４２は、図５に示す
ステップＳ３４に代えて実行されるものである。

【００５３】この変形例において、サーバ１０は、図９
に示したような商品スペック選択画面に代えて例えば図
１１に示すような商品スペック選択画面を表示部２１に
表示させる機能を有している。つまり、内部仕様を含む
仕様情報の表示に際し、サーバ１０が、内部仕様および
外部仕様のスペック種別とともに、各スペック種別につ
いての全ての選択候補つまりスペック種類を表示部２１
に一覧表示させるようになっている。

【００５４】さらに、サーバ１０は、顧客による選択結
果に応じたスペック確認画面（例えば図１２参照）を作
成し、端末２０に送信し、表示部２１に表示させる機能
を有している。つまり、購入希望者がスペック種類を選
択した後、サーバ１０は、購入希望者によって選択され
た機能仕様の組み合わせを有する商品を検索し、その結
果を端末２０に表示させるようになっている。

【００５５】次に、本実施形態の変形例の動作について
より具体的に説明すると、この変形例では、図４に示す
ステップＳ１８において、サーバ１０は、図１１に示す
ような商品スペック選択画面に対応するＨＴＭＬファイ
ル１３を端末２０に送信し、その商品スペック選択画面
を端末２０の表示部２１に表示させる。これにより、表
示部２１では、図１１に示すように、商品データベース
１５に保持されているスペック種別およびスペック種類
（図２参照）の一覧表がそのまま表示されることにな
り、購入希望者は、表示部２１に表示された選択項目
（スペック種類）の中から適当なものをクリック操作に
より選択する（図１０のステップＳ３４１）。

【００５６】このとき、図１１に示す商品スペック選択
画面上では、「ＣＰＵ」として「XXXX-650MHz」が、
「メモリ」として「６４ＭＢ」が、「内蔵ハードディス
ク」として「３０ＧＢ」が、「ディスプレイ」として
「１５型ＣＲＴ」が、「ドライブ」として「ＤＶＤ−Ｒ
ＯＭ」が、「カード」として「無し」が、「アプリケー
ション」として「ユーティリティのみ」が、「キーボー
ド」として「ワンタッチボタン付ＫＢ」が選択された状
態（強調表示された状態）を示している。図１１では、
実線の枠線で囲まれたスペック種類が、仕様として選択
されたもの、つまり強調表示されたものを示している。

【００５７】また、サーバ１０は、商品スペック選択画
面で選択されているスペック種類（選択候補）の予定納
期を、納期管理データベース５０から読み出し、その予
定納期を商品スペック選択画面で表示させている。この
とき、サーバ１０は、購入希望者によって選択された仕
様種類だけでなく、図１１の商品スペック選択画面に表
示されている全ての仕様種類の予定納期を納期管理デー
タベース５０から読み出して商品スペック選択画面で表
示してもよく、このようにすれば、購入希望者は、全て
の仕様種類の予定納期を一度に認識・把握することが可
能になる。

【００５８】ここで、図１１に示す商品スペック選択画
面上でも、予定納期が「お届け期間」として表示され、
全てのスペックの「お届け期間」として「ｎ日間程度」
と表示されているが、実際には、日数ｎとしては、スペ
ック毎に異なる数値が表示される。このとき、完成品の
パソコンの予定納期（お届け期間）は、全てのスペック
の予定納期の中で最も遅い日数（最も大きな日数）とな
る。

【００５９】なお、購入希望者は、図１１に示す商品ス
ペック選択画面上でも、ステップＳ３３で選択したディ
スプレイの種類を変更することが可能である。また、図
１１に示す商品スペック選択画面では、ステップＳ３３
で選択したディスプレイの外観イメージ（設置イメー
ジ）が表示されている。さらに、図１１に示す商品スペ
ック選択画面上で全てのスペック種別およびスペック種
類を同時に表示することができない場合には、部分的な
表示を行ない、スクロール操作によって表示位置を移動
するようにする。また、ＯＳの種類を、内部仕様の一つ
として、図１１に示す商品スペック選択画面で選択する
ようにしてもよい。

【００６０】このようにして、購入希望者がディスプレ
イ以外の本体内蔵品（内部仕様）について希望する機能
を選択し商品の内容を確定すると、サーバ１０は、図４
に示すステップＳ２０の購入処理に先立ち、図１２に示
すようなスペック確認画面を作成して端末２０に送信し
表示部２１に表示させる。このスペック確認画面では、
図５のステップＳ３３で選択したディスプレイの外観イ
メージ（設置イメージ）が表示されるとともに、図１０
のステップＳ３４１で選択した全ての内部仕様情報（商
品スペックの内容）が整理されて表示されており、購入
希望者は、そのスペック確認画面を参照して、商品のス
ペック選択結果を外観イメージとともに確認する（図１
０のステップＳ３４２）。

【００６１】そして、サーバ１０は、端末２０からの確
認指示に応じ、上述した本実施形態と同様、購入手続き
画面（図示せず）に対応するＨＴＭＬファイル１３を端
末２０に送信し、その画面を端末２０の表示部２１に表
示させ、購入処理へ移行する（図４のステップＳ２
０）。そして、購入希望者は、表示部２１に表示された
購入手続き画面を参照しながら、商品の購入手続きを行
なう（図５のステップＳ３５）。

【００６２】このように、本実施形態の変形例によれ
ば、前述した本実施形態と同様の作用効果が得られるほ
かに、商品の機能仕様を選択する際、選択できるスペッ
ク種別およびスペック種類が端末２０の表示部２１にお
いて図１１に示すごとく一覧表示されるので、購入希望
者は、選択可能な機能仕様を一覧で参照することができ
る。従って、各種スペックの選択に際し、選択候補（ス
ペック種類）の全体像を把握してトータルな機能バラン
スを考慮しながら、商品のスペックを容易に選択するこ
とができる。

【００６３】さらに、図１２に示すごとく、商品のスペ
ック選択結果に応じたスペック確認画面が端末２０の表
示部２１に表示されるので、購入希望者は、そのスペッ
ク確認画面を参照することにより、商品のスペック選択
結果をカスタムメイド製品の外観とともに確認すること
ができる。従って、購入希望者は、スペック種類の誤選
択を見つける機会を得ることができ、誤選択した仕様の
カスタムメイド製品を発注してしまうのを確実に防止し
回避することができる。

【００６４】〔３〕その他 なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。例えば、上述した実施形態では、
カスタムメイド製品がパソコンであり、外観に影響を与
える仕様（外観を決定する仕様）がディスプレイ仕様で
ある場合について説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、外観に影響を与える仕様をもつカス
タムメイド製品の販売に際して上述と同様に適用され、
上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。

【００６５】〔４〕付記 （付記１）カスタムメイド製品の各種仕様に関する情報
をサーバから端末に送信して該端末の表示部に表示させ
る方法であって、該サーバ側において、該カスタムメイ
ド製品の外観に影響を与え且つ複数の選択候補を有する
外観仕様については、各選択候補を選択した時の該カス
タムメイド製品の外観イメージ情報を、選択候補毎に予
め記憶するとともに、該カスタムメイド製品の内部仕様
に関する情報を予め記憶しておき、該端末側において、
まず、前記外観仕様に関する情報として複数の前記外観
イメージ情報を該サーバから該端末に送信して該表示部
に一覧表示させ、前記外観仕様についての選択に応じ
て、前記内部仕様に関する情報を該サーバから該端末に
送信して該表示部に表示させることを特徴とする、カス
タムメイド製品の仕様情報表示方法。

【００６６】（付記２）該端末側での前記内部仕様に関
する情報の表示に際し、前記内部仕様の種別とともに、
各種別についての全ての選択候補が該表示部に一覧表示
されることを特徴とする、付記１記載のカスタムメイド
製品の仕様情報表示方法。 （付記３）各選択候補の予定納期に関する情報を該サー
バから該端末に送信して該表示部に表示させることを特
徴とする、付記１または付記２に記載のカスタムメイド
製品の仕様情報表示方法。

【００６７】（付記４）前記外観仕様および前記内部仕
様の選択が行なわれた後に、その選択結果に応じた該カ
スタムメイド製品の外観イメージ情報を含む確認画面
を、該サーバで作成して該端末に送信し、該表示部に表
示させることを特徴とする、付記１〜付記３のいずれか
一つに記載のカスタムメイド製品の仕様情報表示方法。 （付記５）該カスタムメイド製品がパーソナルコンピュ
ータであり、前記外観仕様がディスプレイ仕様であるこ
とを特徴とする、付記１〜付記４のいずれか一つに記載
のカスタムメイド製品の仕様情報表示方法。

【００６８】（付記６）カスタムメイド製品の外観に影
響を与え且つ複数の選択候補を有する外観仕様について
は、各選択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の
外観イメージ情報を、選択候補毎に予め格納するととも
に、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予
め格納したデータベースを有するサーバと、該サーバと
通信可能に接続され、各種情報の表示を行なう表示部を
有する端末とをそなえ、該サーバが、前記外観仕様に関
する情報として複数の前記外観イメージ情報を該データ
ベースから読み出して該端末に送信し該表示部に一覧表
示させ、前記外観仕様についての選択に応じて、前記内
部仕様に関する情報を該データベースから読み出して該
端末に送信し該表示部に表示させることを特徴とする、
カスタムメイド製品の仕様情報表示システム。

【００６９】（付記７）該端末側での前記内部仕様に関
する情報の表示に際し、該サーバが、前記内部仕様の種
別とともに、各種別についての全ての選択候補を該表示
部に一覧表示させることを特徴とする、付記６記載のカ
スタムメイド製品の仕様情報表示システム。 （付記８）該サーバが、各選択候補の予定納期に関する
情報を該端末に送信して該表示部に表示させることを特
徴とする、付記６または付記７に記載のカスタムメイド
製品の仕様情報表示システム。

【００７０】（付記９）該サーバが、前記外観仕様およ
び前記内部仕様の選択が行なわれた後に、その選択結果
に応じた該カスタムメイド製品の外観イメージ情報を含
む確認画面を作成して該端末に送信し、該表示部に表示
させることを特徴とする、付記６〜付記８のいずれか一
つに記載のカスタムメイド製品の仕様情報表示システ
ム。

【００７１】（付記１０）各種情報の表示を行なう表示
部を有する端末と通信可能に接続されるサーバであっ
て、カスタムメイド製品の外観に影響を与え且つ複数の
選択候補を有する外観仕様について、各選択候補を選択
した時の該カスタムメイド製品の外観イメージ情報を、
選択候補毎に予め格納するとともに、該カスタムメイド
製品の内部仕様に関する情報を予め格納したデータベー
スをそなえ、前記外観仕様に関する情報として複数の前
記外観イメージ情報を該データベースから読み出して該
端末に送信し該表示部に一覧表示させ、前記外観仕様に
ついての選択に応じて、前記内部仕様に関する情報を該
データベースから読み出して該端末に送信し該表示部に
表示させることを特徴とする、カスタムメイド製品の仕
様情報表示システム用サーバ。

【００７２】（付記１１）該端末側での前記内部仕様に
関する情報の表示に際し、前記内部仕様の種別ととも
に、各種別についての全ての選択候補を該表示部に一覧
表示させることを特徴とする、付記１０記載のカスタム
メイド製品の仕様情報表示システム用サーバ。 （付記１２）各選択候補の予定納期に関する情報を該端
末に送信して該表示部に表示させることを特徴とする、
付記１０または付記１１に記載のカスタムメイド製品の
仕様情報表示システム用サーバ。

【００７３】（付記１３）前記外観仕様および前記内部
仕様の選択が行なわれた後に、その選択結果に応じた該
カスタムメイド製品の外観イメージ情報を含む確認画面
を作成して該端末に送信し、該表示部に表示させること
を特徴とする、付記１０〜付記１２のいずれか一つに記
載のカスタムメイド製品の仕様情報表示システム用サー
バ。

【００７４】（付記１４）サーバと通信可能に接続さ
れ、各種情報の表示を行なう表示部を有する端末であっ
て、該表示部が、該サーバから送信されてきた情報に応
じて、カスタムメイド製品の外観に影響を与え且つ複数
の選択候補を有する外観仕様については、各選択候補を
選択した時の該カスタムメイド製品の外観イメージ情報
の一覧表示を行なうとともに、該表示部における前記外
観イメージ情報の一覧表示に応じて前記外観仕様が選択
されると、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情
報の表示を行なうことを特徴とする、カスタムメイド製
品の仕様情報表示システム用端末。

【００７５】（付記１５）該表示部が、前記内部仕様に
関する情報の表示に際し、前記内部仕様の種別ととも
に、各種別についての全ての選択候補の一覧表示を行な
うことを特徴とする、付記１４記載のカスタムメイド製
品の仕様情報表示システム用端末。 （付記１６）カスタムメイド製品の外観に影響を与え且
つ複数の選択候補を有する外観仕様を顧客に選択させる
べく、各選択候補を選択した時の該カスタムメイド製品
の外観イメージ情報を、前記外観仕様に関する情報とし
てサーバから端末に送信して該端末の表示部に一覧表示
させる外観仕様情報表示ステップと、該外観仕様情報表
示ステップでの表示に応じて、該顧客により該カスタム
メイド製品についての前記外観仕様を選択する外観仕様
選択ステップと、前記外観仕様についての選択に応じ
て、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情報を該
サーバから該端末に送信して該表示部に表示させる内部
仕様情報表示ステップと、該内部仕様情報表示ステップ
での表示に応じて、該顧客により該カスタムメイド製品
についての前記内部仕様を選択する内部仕様選択ステッ
プとを有することを特徴とする、カスタムメイド製品の
仕様選択方法。

【００７６】（付記１７）該内部仕様情報表示ステップ
において、前記内部仕様の種別とともに、各種別につい
ての全ての選択候補を該表示部に一覧表示させることを
特徴とする、付記１６記載のカスタムメイド製品の仕様
選択方法。 （付記１８）該外部仕様情報表示ステップおよび該内部
仕様情報表示ステップにおいて、各選択候補の予定納期
に関する情報を該サーバから該端末に送信して該表示部
に表示させることを特徴とする、付記１６または付記１
７に記載のカスタムメイド製品の仕様選択方法。

【００７７】（付記１９）該外部仕様選択ステップおよ
び該内部仕様選択ステップのでの選択結果に応じた、該
カスタムメイド製品の外観イメージ情報を含む確認画面
を、該サーバで作成して該端末に送信し、該表示部に表
示させる確認画面表示ステップをさらに有することを特
徴とする、付記１６〜付記１８のいずれか一つに記載の
カスタムメイド製品の仕様選択方法。

【００７８】（付記２０）該カスタムメイド製品がパー
ソナルコンピュータであり、前記外観仕様がディスプレ
イ仕様であることを特徴とする、付記１６〜付記１９の
いずれか１項に記載のカスタムメイド製品の仕様選択方
法。

【００７９】（付記２１）カスタムメイド製品の外観に
影響を与え且つ複数の選択候補を有する外観仕様につい
て、各選択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の
外観イメージ情報を、選択候補毎に予め格納するととも
に、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予
め格納したデータベースをそなえるとともに、各種情報
の表示を行なう表示部を有する端末と通信可能に接続さ
れたコンピュータに、前記外観仕様に関する情報として
複数の前記外観イメージ情報を該データベースから読み
出して該端末に送信し該表示部に一覧表示させる外観仕
様情報表示ステップと、前記外観仕様についての選択に
応じて、前記内部仕様に関する情報を該データベースか
ら読み出して該端末に送信し該表示部に表示させる内部
仕様情報表示ステップとを実行させることを特徴とす
る、カスタムメイド製品の仕様情報表示プログラム。

【００８０】（付記２２）カスタムメイド製品の外観に
影響を与え且つ複数の選択候補を有する外観仕様につい
て、各選択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の
外観イメージ情報を、選択候補毎に予め格納するととも
に、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予
め格納したデータベースをそなえるとともに、各種情報
の表示を行なう表示部を有する端末と通信可能に接続さ
れたコンピュータに、前記外観仕様に関する情報として
複数の前記外観イメージ情報を該データベースから読み
出して該端末に送信し該表示部に一覧表示させる外観仕
様情報表示ステップと、前記外観仕様についての選択に
応じて、前記内部仕様に関する情報を該データベースか
ら読み出して該端末に送信し該表示部に表示させる内部
仕様情報表示ステップとを実行させる、カスタムメイド
製品の仕様情報表示プログラムを記録したコンピュータ
読取可能な記録媒体。

【００８１】

【発明の効果】以上詳述したように、本発明のカスタム
メイド製品の仕様情報表示方法（請求項１〜３）および
システム（請求項４）並びに同システム用サーバ（請求
項５）および端末（請求項６）並びにカスタムメイド製
品の仕様選択方法（請求項７〜１０）並びにカスタムメ
イド製品の仕様情報表示プログラム（請求項１１）およ
び同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体（請求項１２）によれば、以下のような効果ないし
利点を得ることができる。

【００８２】（１）まず複数の外観イメージ情報が表示
部に表示され、その表示を参照した顧客により外観仕様
が選択・決定されると、内部仕様に関する情報が表示部
に表示される。これにより、顧客は、外観にかかる仕様
の選択時に、複数の外観イメージ情報を同時に参照して
相互に比較しながら実際の外観を把握・認識することが
でき、外観仕様の選択を容易に行なえるとともに、実際
に購入した商品の外観と仕様選択時の予想外観とが異な
るといった不具合の発生が確実に防止されることになる
（請求項１，４〜７，１１，１２）。

【００８３】（２）内部仕様の種別とともに、各種別に
ついての全ての選択候補を表示部に一覧表示することに
より、顧客は、選択できる機能仕様を一覧で参照するこ
とができるので、各種仕様選択に際し、選択候補の全体
像を把握してトータルな機能バランスを考慮しながら仕
様選択を容易に行なうことができる（請求項２，８）。

【００８４】（３）顧客は、表示された予定納期を参考
にして仕様の決定を行なうことができるので、カスタム
メイド製品が所定の期日までに納品されるように仕様の
選択を行なうことが可能になり、顧客に対するサービス
向上に寄与することができる（請求項３，９）。 （４）外観仕様や内部仕様の選択結果に応じた確認画面
（外観イメージ情報を含む）を表示部に表示することに
より、顧客は、その確認画面を参照して、仕様選択結果
をカスタムメイド製品の外観とともに確認できるので、
仕様の誤選択を見つける機会を得ることができ、誤選択
した仕様のカスタムメイド製品を発注してしまうのを確
実に防止することができる（請求項１０）。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態としてのシステムの構成を
示すブロック図である。

【図２】本実施形態の商品データベースに予め格納され
る仕様情報（内部仕様情報および外観仕様情報の両方を
含む）の具体例を示す図である。

【図３】本実施形態の商品データベースに予め格納され
る外観仕様情報（外観イメージ情報）の具体例を示す図
である。

【図４】本実施形態のサーバによる、カスタムメイド製
品の仕様情報表示手順を説明するためのフローチャート
である。

【図５】本実施形態の端末側における購入希望者（顧
客）による購入手続きの流れを説明するためのフローチ
ャートである。

【図６】本実施形態におけるトップメニュー画面の表示
例を示す図である。

【図７】本実施形態における商品種類選択画面の表示例
を示す図である。

【図８】本実施形態における商品イメージ選択画面の表
示例を示す図である。

【図９】本実施形態における商品スペック選択画面の表
示例を示す図である。

【図１０】本実施形態の変形例を説明するためのフロー
チャートである。

【図１１】本実施形態の変形例における商品スペック選
択画面の表示例を示す図である。

【図１２】本実施形態の変形例におけるスペック確認画
面の表示例を示す図である。

【符号の説明】

１０ サーバ １１ 制御装置 １２ 通信装置 １３ ＨＴＭＬファイル １４ メインプログラムファイル １５ 商品データベース（データベース） ２０ クライアント端末（パーソナルコンピュータ） ２１ ディスプレイ（表示部） ２２ ブラウザ ３０ インターネット ３１ 通信回線 ４０ 納期管理端末 ５０ 納期管理データベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 カスタムメイド製品の仕様情報表示方法およびシステム並びに同システム用サーバおよび端末並 びにカスタムメイド製品の仕様選択方法並びにカスタムメイド製品の仕様情報表示プログラムお よび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カスタムメイド製品の各種仕様に関する
   情報をサーバから端末に送信して該端末の表示部に表示
   させる方法であって、 該サーバ側において、該カスタムメイド製品の外観に影
   響を与え且つ複数の選択候補を有する外観仕様について
   は、各選択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の
   外観イメージ情報を、選択候補毎に予め記憶するととも
   に、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予
   め記憶しておき、 該端末側において、まず、前記外観仕様に関する情報と
   して複数の前記外観イメージ情報を該サーバから該端末
   に送信して該表示部に一覧表示させ、前記外観仕様につ
   いての選択に応じて、前記内部仕様に関する情報を該サ
   ーバから該端末に送信して該表示部に表示させることを
   特徴とする、カスタムメイド製品の仕様情報表示方法。
2. 【請求項２】 該端末側での前記内部仕様に関する情報
   の表示に際し、前記内部仕様の種別とともに、各種別に
   ついての全ての選択候補が該表示部に一覧表示されるこ
   とを特徴とする、請求項１記載のカスタムメイド製品の
   仕様情報表示方法。
3. 【請求項３】 各選択候補の予定納期に関する情報を該
   サーバから該端末に送信して該表示部に表示させること
   を特徴とする、請求項１または請求項２に記載のカスタ
   ムメイド製品の仕様情報表示方法。
4. 【請求項４】 カスタムメイド製品の外観に影響を与え
   且つ複数の選択候補を有する外観仕様については、各選
   択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の外観イメ
   ージ情報を、選択候補毎に予め格納するとともに、該カ
   スタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予め格納し
   たデータベースを有するサーバと、 該サーバと通信可能に接続され、各種情報の表示を行な
   う表示部を有する端末とをそなえ、 該サーバが、前記外観仕様に関する情報として複数の前
   記外観イメージ情報を該データベースから読み出して該
   端末に送信し該表示部に一覧表示させ、前記外観仕様に
   ついての選択に応じて、前記内部仕様に関する情報を該
   データベースから読み出して該端末に送信し該表示部に
   表示させることを特徴とする、カスタムメイド製品の仕
   様情報表示システム。
5. 【請求項５】 各種情報の表示を行なう表示部を有する
   端末と通信可能に接続されるサーバであって、 カスタムメイド製品の外観に影響を与え且つ複数の選択
   候補を有する外観仕様について、各選択候補を選択した
   時の該カスタムメイド製品の外観イメージ情報を、選択
   候補毎に予め格納するとともに、該カスタムメイド製品
   の内部仕様に関する情報を予め格納したデータベースを
   そなえ、 前記外観仕様に関する情報として複数の前記外観イメー
   ジ情報を該データベースから読み出して該端末に送信し
   該表示部に一覧表示させ、前記外観仕様についての選択
   に応じて、前記内部仕様に関する情報を該データベース
   から読み出して該端末に送信し該表示部に表示させるこ
   とを特徴とする、カスタムメイド製品の仕様情報表示シ
   ステム用サーバ。
6. 【請求項６】 サーバと通信可能に接続され、各種情報
   の表示を行なう表示部を有する端末であって、 該表示部が、該サーバから送信されてきた情報に応じ
   て、カスタムメイド製品の外観に影響を与え且つ複数の
   選択候補を有する外観仕様については、各選択候補を選
   択した時の該カスタムメイド製品の外観イメージ情報の
   一覧表示を行なうとともに、該表示部における前記外観
   イメージ情報の一覧表示に応じて前記外観仕様が選択さ
   れると、該カスタムメイド製品の内部仕様に関する情報
   の表示を行なうことを特徴とする、カスタムメイド製品
   の仕様情報表示システム用端末。
7. 【請求項７】 カスタムメイド製品の外観に影響を与え
   且つ複数の選択候補を有する外観仕様を顧客に選択させ
   るべく、各選択候補を選択した時の該カスタムメイド製
   品の外観イメージ情報を、前記外観仕様に関する情報と
   してサーバから端末に送信して該端末の表示部に一覧表
   示させる外観仕様情報表示ステップと、 該外観仕様情報表示ステップでの表示に応じて、該顧客
   により該カスタムメイド製品についての前記外観仕様を
   選択する外観仕様選択ステップと、 前記外観仕様についての選択に応じて、該カスタムメイ
   ド製品の内部仕様に関する情報を該サーバから該端末に
   送信して該表示部に表示させる内部仕様情報表示ステッ
   プと、 該内部仕様情報表示ステップでの表示に応じて、該顧客
   により該カスタムメイド製品についての前記内部仕様を
   選択する内部仕様選択ステップとを有することを特徴と
   する、カスタムメイド製品の仕様選択方法。
8. 【請求項８】 該内部仕様情報表示ステップにおいて、
   前記内部仕様の種別とともに、各種別についての全ての
   選択候補を該表示部に一覧表示させることを特徴とす
   る、請求項７記載のカスタムメイド製品の仕様選択方
   法。
9. 【請求項９】 該外部仕様情報表示ステップまたは該内
   部仕様情報表示ステップにおいて、各選択候補の予定納
   期に関する情報を該サーバから該端末に送信して該表示
   部に表示させることを特徴とする、請求項７または請求
   項８に記載のカスタムメイド製品の仕様選択方法。
10. 【請求項１０】 該外部仕様選択ステップおよび該内部
    仕様選択ステップのでの選択結果に応じた、該カスタム
    メイド製品の外観イメージ情報を含む確認画面を、該サ
    ーバで作成して該端末に送信し、該表示部に表示させる
    確認画面表示ステップをさらに有することを特徴とす
    る、請求項７〜請求項９のいずれか１項に記載のカスタ
    ムメイド製品の仕様選択方法。
11. 【請求項１１】 カスタムメイド製品の外観に影響を与
    え且つ複数の選択候補を有する外観仕様について、各選
    択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の外観イメ
    ージ情報を、選択候補毎に予め格納するとともに、該カ
    スタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予め格納し
    たデータベースをそなえるとともに、各種情報の表示を
    行なう表示部を有する端末と通信可能に接続されたコン
    ピュータに、 前記外観仕様に関する情報として複数の前記外観イメー
    ジ情報を該データベースから読み出して該端末に送信し
    該表示部に一覧表示させる外観仕様情報表示ステップ
    と、 前記外観仕様についての選択に応じて、前記内部仕様に
    関する情報を該データベースから読み出して該端末に送
    信し該表示部に表示させる内部仕様情報表示ステップと
    を実行させることを特徴とする、カスタムメイド製品の
    仕様情報表示プログラム。
12. 【請求項１２】 カスタムメイド製品の外観に影響を与
    え且つ複数の選択候補を有する外観仕様について、各選
    択候補を選択した時の該カスタムメイド製品の外観イメ
    ージ情報を、選択候補毎に予め格納するとともに、該カ
    スタムメイド製品の内部仕様に関する情報を予め格納し
    たデータベースをそなえるとともに、各種情報の表示を
    行なう表示部を有する端末と通信可能に接続されたコン
    ピュータに、 前記外観仕様に関する情報として複数の前記外観イメー
    ジ情報を該データベースから読み出して該端末に送信し
    該表示部に一覧表示させる外観仕様情報表示ステップ
    と、 前記外観仕様についての選択に応じて、前記内部仕様に
    関する情報を該データベースから読み出して該端末に送
    信し該表示部に表示させる内部仕様情報表示ステップと
    を実行させる、カスタムメイド製品の仕様情報表示プロ
    グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。