JP2002061789A - マルチストレーナ - Google Patents
マルチストレーナInfo
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- JP2002061789A JP2002061789A JP2000247464A JP2000247464A JP2002061789A JP 2002061789 A JP2002061789 A JP 2002061789A JP 2000247464 A JP2000247464 A JP 2000247464A JP 2000247464 A JP2000247464 A JP 2000247464A JP 2002061789 A JP2002061789 A JP 2002061789A
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- strainer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短時間にスクリーンの開放の必要がなく、し
かも不純物の除去段階を知ることもできるマルチストレ
ーナを提供すること。 【解決手段】 配管の途中に連結されるフランジ部11
を両端に備えるとともに、中間部にスクリーン12が装
着される3個のスクリーンケース13を備える一方、こ
れらスクリーンケース13のうち最も下流側の前記スク
リーン12-1を、取り除くべき不純物の大きさに対応す
るメッシュとするとともに、これより上流側の前記スク
リーン12-2,12-3を下流側から順次メッシュを荒く
するようにしている。これにより、除去すべき不純物の
大きさに対応するメッシュのスクリーンを最も下流側に
配置し、その上流側に荒いメッシュのスクリーンを設け
ることで、段階的に不純物を除去することで、短時間の
目詰まりを防止でき、どのメッシュの大きさのスクリー
ンが詰まるかによって不純物の除去段階を知ることがで
きるようにしている。
かも不純物の除去段階を知ることもできるマルチストレ
ーナを提供すること。 【解決手段】 配管の途中に連結されるフランジ部11
を両端に備えるとともに、中間部にスクリーン12が装
着される3個のスクリーンケース13を備える一方、こ
れらスクリーンケース13のうち最も下流側の前記スク
リーン12-1を、取り除くべき不純物の大きさに対応す
るメッシュとするとともに、これより上流側の前記スク
リーン12-2,12-3を下流側から順次メッシュを荒く
するようにしている。これにより、除去すべき不純物の
大きさに対応するメッシュのスクリーンを最も下流側に
配置し、その上流側に荒いメッシュのスクリーンを設け
ることで、段階的に不純物を除去することで、短時間の
目詰まりを防止でき、どのメッシュの大きさのスクリー
ンが詰まるかによって不純物の除去段階を知ることがで
きるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マルチストレー
ナに関し、配管を設置した後、通常運転に入る前に行う
不純物の除去を能率良くできるようにするとともに、不
純物の除去段階を知ることができるようにしたものであ
る。
ナに関し、配管を設置した後、通常運転に入る前に行う
不純物の除去を能率良くできるようにするとともに、不
純物の除去段階を知ることができるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種プラントでは、各機器同士を配管で
接続することも多く、配管工事が終了した後、通常運転
に入る前に配管内のごみなどの不純物を除去する、いわ
ゆるフラッシングが行われている。
接続することも多く、配管工事が終了した後、通常運転
に入る前に配管内のごみなどの不純物を除去する、いわ
ゆるフラッシングが行われている。
【0003】従来、このような配管の不純物の除去は、
ポンプの吸込み側にストレーナを設置し、このストレー
ナのスクリーンのメッシュを取り除くべき不純物の大き
さ(通常運転が可能な不純物の大きさ)に合わせて設定
したものを装着することで行っている。
ポンプの吸込み側にストレーナを設置し、このストレー
ナのスクリーンのメッシュを取り除くべき不純物の大き
さ(通常運転が可能な不純物の大きさ)に合わせて設定
したものを装着することで行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、配管の不純
物の除去の初期段階では、大きな不純物も多く、スクリ
ーンが短時間で詰まり、たびたびストレーナを開放し、
スクリーンに詰まった不純物を除去しなければならない
という問題がある。
物の除去の初期段階では、大きな不純物も多く、スクリ
ーンが短時間で詰まり、たびたびストレーナを開放し、
スクリーンに詰まった不純物を除去しなければならない
という問題がある。
【0005】また、このようなスクリーンが詰まるたび
にストレーナを開放して不純物を除去するようにして
も、現時点でどの程度の大きさまでの不純物が除去さ
れ、今後どの位でフラッシングが完了できるのかを判断
することが難しいという問題もある。
にストレーナを開放して不純物を除去するようにして
も、現時点でどの程度の大きさまでの不純物が除去さ
れ、今後どの位でフラッシングが完了できるのかを判断
することが難しいという問題もある。
【0006】この発明は、上記従来技術の有する課題に
鑑みてなされたもので、短時間にスクリーンの開放の必
要がなく、しかも不純物の除去段階を知ることもできる
マルチストレーナを提供しようとするものである。
鑑みてなされたもので、短時間にスクリーンの開放の必
要がなく、しかも不純物の除去段階を知ることもできる
マルチストレーナを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明の請求項1記載のマルチストレーナは、配管の
途中に連結されるフランジ部を両端に備えるとともに、
中間部にスクリーンが装着される複数のスクリーンケー
スを備える一方、これらスクリーンケースのうち最も下
流側の前記スクリーンを、取り除くべき不純物の大きさ
に対応するメッシュとするとともに、これより上流側の
前記スクリーンを下流側から順次メッシュを荒くしたこ
とを特徴とするものである。
この発明の請求項1記載のマルチストレーナは、配管の
途中に連結されるフランジ部を両端に備えるとともに、
中間部にスクリーンが装着される複数のスクリーンケー
スを備える一方、これらスクリーンケースのうち最も下
流側の前記スクリーンを、取り除くべき不純物の大きさ
に対応するメッシュとするとともに、これより上流側の
前記スクリーンを下流側から順次メッシュを荒くしたこ
とを特徴とするものである。
【0008】このマルチストレーナによれば、配管の途
中に連結されるフランジ部を両端に備えるとともに、中
間部にスクリーンが装着される複数のスクリーンケース
を備える一方、これらスクリーンケースのうち最も下流
側の前記スクリーンを、取り除くべき不純物の大きさに
対応するメッシュとするとともに、これより上流側の前
記スクリーンを下流側から順次メッシュを荒くするよう
にしており、除去すべき不純物の大きさに対応するメッ
シュのスクリーンを最も下流側に配置し、その上流側に
荒いメッシュのスクリーンを設けることで、段階的に不
純物を除去することで、短時間の目詰まりを防止でき、
どのメッシュの大きさのスクリーンが詰まるかによって
不純物の除去段階を知るようにしている。
中に連結されるフランジ部を両端に備えるとともに、中
間部にスクリーンが装着される複数のスクリーンケース
を備える一方、これらスクリーンケースのうち最も下流
側の前記スクリーンを、取り除くべき不純物の大きさに
対応するメッシュとするとともに、これより上流側の前
記スクリーンを下流側から順次メッシュを荒くするよう
にしており、除去すべき不純物の大きさに対応するメッ
シュのスクリーンを最も下流側に配置し、その上流側に
荒いメッシュのスクリーンを設けることで、段階的に不
純物を除去することで、短時間の目詰まりを防止でき、
どのメッシュの大きさのスクリーンが詰まるかによって
不純物の除去段階を知るようにしている。
【0009】また、この発明の請求項2記載のマルチス
トレーナは、請求項1記載の構成に加え、前記スクリー
ンケースの上蓋を開閉可能に構成するとともに、この上
蓋に前記スクリーンを一体に取り付けて当該スクリーン
ケースに着脱可能としたことを特徴とするものである。
トレーナは、請求項1記載の構成に加え、前記スクリー
ンケースの上蓋を開閉可能に構成するとともに、この上
蓋に前記スクリーンを一体に取り付けて当該スクリーン
ケースに着脱可能としたことを特徴とするものである。
【0010】このマルチストレーナによれば、スクリー
ンケースの上蓋を開閉可能に構成するとともに、この上
蓋に前記スクリーンを一体に取り付けて当該スクリーン
ケースに着脱可能とするようにしており、スクリーンが
詰まった場合の不純物の除去もフランジの間に挾まれた
スクリーンを開放する場合などに比べ、上蓋を取り外す
だけで良く、簡単にスクリーンの掃除ができるようにし
ている。
ンケースの上蓋を開閉可能に構成するとともに、この上
蓋に前記スクリーンを一体に取り付けて当該スクリーン
ケースに着脱可能とするようにしており、スクリーンが
詰まった場合の不純物の除去もフランジの間に挾まれた
スクリーンを開放する場合などに比べ、上蓋を取り外す
だけで良く、簡単にスクリーンの掃除ができるようにし
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面に基づき詳細に説明する。図1および図2は
この発明のマルチストレーナの一実施の形態にかかる概
略構成図および一部分の分解斜視図である。
ついて図面に基づき詳細に説明する。図1および図2は
この発明のマルチストレーナの一実施の形態にかかる概
略構成図および一部分の分解斜視図である。
【0012】このマルチストレーナ10は、両端にフラ
ンジ部11を備えるとともに、中間部に複数個、例えば
3個のスクリーン12を装着するスクリーンケース13
を備え、それぞれの間が4本のパイプ14で連結されて
構成されている。
ンジ部11を備えるとともに、中間部に複数個、例えば
3個のスクリーン12を装着するスクリーンケース13
を備え、それぞれの間が4本のパイプ14で連結されて
構成されている。
【0013】このマルチストレーナ10のスクリーン1
2が装着されるスクリーンケース13は、図2に示すよ
うに、上端部に開口部13aが形成された矩形の箱状と
され、パイプ14と連結される前後板13bに円形の貫
通孔が形成され、これら前後板13bがスクリーン12
の厚さに対応する間隔をあけて配置してあり、上端部の
開口部13aの周囲には、雌ねじが形成されたねじ孔1
3cが形成してある。
2が装着されるスクリーンケース13は、図2に示すよ
うに、上端部に開口部13aが形成された矩形の箱状と
され、パイプ14と連結される前後板13bに円形の貫
通孔が形成され、これら前後板13bがスクリーン12
の厚さに対応する間隔をあけて配置してあり、上端部の
開口部13aの周囲には、雌ねじが形成されたねじ孔1
3cが形成してある。
【0014】このスクリーンケース13には、上端部の
開口部13aを塞ぐ上蓋13dが備えられ、開口部13
aのねじ孔13cに対応してボルトを挿通する挿入孔が
形成してある。
開口部13aを塞ぐ上蓋13dが備えられ、開口部13
aのねじ孔13cに対応してボルトを挿通する挿入孔が
形成してある。
【0015】この上蓋13dには、その下面中央部にス
クリーン12のスクリーン取付板12aが一体に接合し
てあり、上蓋13dをスクリーンケース13に取り付け
たとき、スクリーン取付板12aが前後板13bの間に
ほぼ密着する状態、あるいは少なくとも一方側に密着さ
れる状態状態で装着されるように形成してある。
クリーン12のスクリーン取付板12aが一体に接合し
てあり、上蓋13dをスクリーンケース13に取り付け
たとき、スクリーン取付板12aが前後板13bの間に
ほぼ密着する状態、あるいは少なくとも一方側に密着さ
れる状態状態で装着されるように形成してある。
【0016】そして、このスクリーン取付板12aに
は、中心部に前後板13bの貫通孔に対応する大きさの
貫通孔が形成され、所定のメッシュのスクリーン12が
取り付けられる。
は、中心部に前後板13bの貫通孔に対応する大きさの
貫通孔が形成され、所定のメッシュのスクリーン12が
取り付けられる。
【0017】また、上蓋13dの上面には、着脱を容易
にするための取手15が取り付けてある。
にするための取手15が取り付けてある。
【0018】したがって、スクリーンケース13の開口
部13aにガスケット16を介して上蓋13dを取り付
けることでスクリーン取付板12aが前後板13bの間
に位置して少なくとも一方側と密着するとともに、スク
リーン12も間に位置する状態となり、パイプ14を介
して流れる流体中の不純物をスクリーン12で除去する
ことができる。
部13aにガスケット16を介して上蓋13dを取り付
けることでスクリーン取付板12aが前後板13bの間
に位置して少なくとも一方側と密着するとともに、スク
リーン12も間に位置する状態となり、パイプ14を介
して流れる流体中の不純物をスクリーン12で除去する
ことができる。
【0019】そこで、このマルチスクリーン10では、
両端のフランジ部11,11を配管の途中に入れて連結
し、最も下流側のスクリーンケース13-1のスクリーン
12-1として通常の運転状態で支障のない大きさの不純
物を除去できるメッシュのものを取り付けておく(例え
ば、ここでは、メッシュ40とする。)。
両端のフランジ部11,11を配管の途中に入れて連結
し、最も下流側のスクリーンケース13-1のスクリーン
12-1として通常の運転状態で支障のない大きさの不純
物を除去できるメッシュのものを取り付けておく(例え
ば、ここでは、メッシュ40とする。)。
【0020】一方、次の上流側に位置する中間部のスク
リーンケース13-2のスクリーン12-2としては最も下
流側より荒いメッシュのものを取り付けておき、例え
ば、ここでは、メッシュ20とし、最も上流側に位置す
るスクリーンケース13-3のスクリーン12-3としては
中間部よりさらに荒いメッシュのものを取り付けてお
き、例えば、ここでは、メッシュ10としたものを取り
付けておく。
リーンケース13-2のスクリーン12-2としては最も下
流側より荒いメッシュのものを取り付けておき、例え
ば、ここでは、メッシュ20とし、最も上流側に位置す
るスクリーンケース13-3のスクリーン12-3としては
中間部よりさらに荒いメッシュのものを取り付けてお
き、例えば、ここでは、メッシュ10としたものを取り
付けておく。
【0021】このように構成したマルチストレーナ10
を用いて通常運転前の配管内の不純物の除去を行う。
を用いて通常運転前の配管内の不純物の除去を行う。
【0022】すると、大きな不純物は上流側のメッシュ
10としたスクリーン12-3に捕らえられて除去され、
このスクリーン12-3を通過した不純物が中間部のメッ
シュ20としたスクリーン12-2で捕らえられ、このス
クリーン12-2を通過した不純物が最も下流側のメッシ
ュ40としたスクリーン12-1で捕らえられ、運転に支
障のない大きさの不純物のみがスクリーン12-1を通過
する。
10としたスクリーン12-3に捕らえられて除去され、
このスクリーン12-3を通過した不純物が中間部のメッ
シュ20としたスクリーン12-2で捕らえられ、このス
クリーン12-2を通過した不純物が最も下流側のメッシ
ュ40としたスクリーン12-1で捕らえられ、運転に支
障のない大きさの不純物のみがスクリーン12-1を通過
する。
【0023】このような3段階の大きさの異なるメッシ
ュ40,20,10のスクリーン12-1,12-2,12
-3で不純物を除去するようにすることで、細かいメッシ
ュ40のスクリーン12-1だけで除去する場合には不純
物を除去し始めると短時間に詰まることになるが、それ
ぞれの段階の不純物が各スクリーン12-1,12-2,1
2-3で除去されることになり、スクリーン12を開放掃
除するまでの時間を延ばすことができる。
ュ40,20,10のスクリーン12-1,12-2,12
-3で不純物を除去するようにすることで、細かいメッシ
ュ40のスクリーン12-1だけで除去する場合には不純
物を除去し始めると短時間に詰まることになるが、それ
ぞれの段階の不純物が各スクリーン12-1,12-2,1
2-3で除去されることになり、スクリーン12を開放掃
除するまでの時間を延ばすことができる。
【0024】また、それぞれの段階の不純物が各スクリ
ーン12-1,12-2,12-3で除去されることから、運
転を続けていくと、最もメッシュの荒いスクリーン12
-3に不純物が捕らえられなくなり、順次細かいメッシュ
のスクリーン12-2,12-1でも不純物が捕らえられな
くなるので、配管中の不純物の除去段階を知ることがで
き、これによって今後の運転必要時間を推定することが
容易となる。
ーン12-1,12-2,12-3で除去されることから、運
転を続けていくと、最もメッシュの荒いスクリーン12
-3に不純物が捕らえられなくなり、順次細かいメッシュ
のスクリーン12-2,12-1でも不純物が捕らえられな
くなるので、配管中の不純物の除去段階を知ることがで
き、これによって今後の運転必要時間を推定することが
容易となる。
【0025】さらに、スクリーン12を開放掃除する場
合には、スクリーンケース13の上蓋13dのボルトを
外し、取手15を持って引き上げるだけで簡単にスクリ
ーン12を引き出すことができ、スクリーン12やスク
リーンケース13を簡単に掃除することができる。
合には、スクリーンケース13の上蓋13dのボルトを
外し、取手15を持って引き上げるだけで簡単にスクリ
ーン12を引き出すことができ、スクリーン12やスク
リーンケース13を簡単に掃除することができる。
【0026】なお、上記実施の形態では、マルチストレ
ーナとして3個のスクリーンケースを設けてメッシュの
異なる3つのスクリーンを設けるようにしたが、これに
限らず、2つのスクリーンで構成したり、3つ以上にす
ることもできる。
ーナとして3個のスクリーンケースを設けてメッシュの
異なる3つのスクリーンを設けるようにしたが、これに
限らず、2つのスクリーンで構成したり、3つ以上にす
ることもできる。
【0027】さらに、例えば上記実施の形態の3つのス
クリーンを用いる場合に、それぞれのスクリーンに対応
してスクリーンケースを併設して流路を切り替えること
ができるように構成すれば、スクリーンが目詰まりした
場合にポンプ等の運転を停止すること無く、流路を切り
替えてもう一方のスクリーンで不純物を除去することで
連続運転しながら不純物を除去することができる。
クリーンを用いる場合に、それぞれのスクリーンに対応
してスクリーンケースを併設して流路を切り替えること
ができるように構成すれば、スクリーンが目詰まりした
場合にポンプ等の運転を停止すること無く、流路を切り
替えてもう一方のスクリーンで不純物を除去することで
連続運転しながら不純物を除去することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、実施の形態とともに具体的に説明
したようにこの発明の請求項1記載のマルチストレーナ
によれば、配管の途中に連結されるフランジ部を両端に
備えるとともに、中間部にスクリーンが装着される複数
のスクリーンケースを備える一方、これらスクリーンケ
ースのうち最も下流側の前記スクリーンを、取り除くべ
き不純物の大きさに対応するメッシュとするとともに、
これより上流側の前記スクリーンを下流側から順次メッ
シュを荒くするようにしたので、除去すべき不純物の大
きさに対応するメッシュのスクリーンを最も下流側に配
置し、その上流側に荒いメッシュのスクリーンで、段階
的に不純物を除去することができ、短時間の目詰まりを
防止でき、どのメッシュの大きさのスクリーンが詰まる
かによって不純物の除去段階を知ることができる。
したようにこの発明の請求項1記載のマルチストレーナ
によれば、配管の途中に連結されるフランジ部を両端に
備えるとともに、中間部にスクリーンが装着される複数
のスクリーンケースを備える一方、これらスクリーンケ
ースのうち最も下流側の前記スクリーンを、取り除くべ
き不純物の大きさに対応するメッシュとするとともに、
これより上流側の前記スクリーンを下流側から順次メッ
シュを荒くするようにしたので、除去すべき不純物の大
きさに対応するメッシュのスクリーンを最も下流側に配
置し、その上流側に荒いメッシュのスクリーンで、段階
的に不純物を除去することができ、短時間の目詰まりを
防止でき、どのメッシュの大きさのスクリーンが詰まる
かによって不純物の除去段階を知ることができる。
【0029】また、この発明の請求項2記載のマルチス
トレーナによれば、スクリーンケースの上蓋を開閉可能
に構成するとともに、この上蓋に前記スクリーンを一体
に取り付けて当該スクリーンケースに着脱可能とするよ
うにしたので、スクリーンが詰まった場合の不純物の除
去もフランジの間に挾まれたスクリーンを開放する場合
などに比べ、上蓋を取り外すだけで良く、簡単にスクリ
ーンの掃除を行うことができる。
トレーナによれば、スクリーンケースの上蓋を開閉可能
に構成するとともに、この上蓋に前記スクリーンを一体
に取り付けて当該スクリーンケースに着脱可能とするよ
うにしたので、スクリーンが詰まった場合の不純物の除
去もフランジの間に挾まれたスクリーンを開放する場合
などに比べ、上蓋を取り外すだけで良く、簡単にスクリ
ーンの掃除を行うことができる。
【図1】この発明のマルチストレーナの一実施の形態に
かかる概略構成図である。
かかる概略構成図である。
【図2】この発明のマルチストレーナの一実施の形態に
かかる一部分の分解斜視図である。
かかる一部分の分解斜視図である。
10 マルチストレーナ 11 フランジ部 12 スクリーン 12a スクリーン取付板 13 スクリーンケース 13a 開口部 13b 前後板 13c ねじ孔 13d 上蓋 14 パイプ 15 取手 16 ガスケット
Claims (2)
- 【請求項1】配管の途中に連結されるフランジ部を両端
に備えるとともに、中間部にスクリーンが装着される複
数のスクリーンケースを備える一方、これらスクリーン
ケースのうち最も下流側の前記スクリーンを、取り除く
べき不純物の大きさに対応するメッシュとするととも
に、これより上流側の前記スクリーンを下流側から順次
メッシュを荒くしたことを特徴とするマルチストレー
ナ。 - 【請求項2】前記スクリーンケースの上蓋を開閉可能に
構成するとともに、この上蓋に前記スクリーンを一体に
取り付けて当該スクリーンケースに着脱可能としたこと
を特徴とする請求項1記載のマルチストレーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000247464A JP2002061789A (ja) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | マルチストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000247464A JP2002061789A (ja) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | マルチストレーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061789A true JP2002061789A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18737547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000247464A Pending JP2002061789A (ja) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | マルチストレーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061789A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100612931B1 (ko) | 2006-05-02 | 2006-08-16 | 주식회사 혜원까치종합건축사사무소 | 공동주택 배수관의 막힘 방지장치 |
JP2010175567A (ja) * | 2010-05-17 | 2010-08-12 | Toshiba Corp | 流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置 |
JP2013146714A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Idec Corp | 微細気泡生成装置 |
US20190118809A1 (en) * | 2016-04-01 | 2019-04-25 | Denso Corporation | Driving assistance device |
KR102226300B1 (ko) * | 2020-11-12 | 2021-03-11 | 주식회사 현대밸브 | 필터 제수밸브 |
CN112723572A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 新疆碧水源环境资源股份有限公司 | 一种防堵塞的污水处理装置 |
-
2000
- 2000-08-17 JP JP2000247464A patent/JP2002061789A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100612931B1 (ko) | 2006-05-02 | 2006-08-16 | 주식회사 혜원까치종합건축사사무소 | 공동주택 배수관의 막힘 방지장치 |
JP2010175567A (ja) * | 2010-05-17 | 2010-08-12 | Toshiba Corp | 流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置 |
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US20190118809A1 (en) * | 2016-04-01 | 2019-04-25 | Denso Corporation | Driving assistance device |
US10661794B2 (en) * | 2016-04-01 | 2020-05-26 | Denso Corporation | Driving assistance device |
KR102226300B1 (ko) * | 2020-11-12 | 2021-03-11 | 주식회사 현대밸브 | 필터 제수밸브 |
CN112723572A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 新疆碧水源环境资源股份有限公司 | 一种防堵塞的污水处理装置 |
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