JP2002061626A - ネジ脱落防止機構 - Google Patents
ネジ脱落防止機構Info
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- JP2002061626A JP2002061626A JP2000254268A JP2000254268A JP2002061626A JP 2002061626 A JP2002061626 A JP 2002061626A JP 2000254268 A JP2000254268 A JP 2000254268A JP 2000254268 A JP2000254268 A JP 2000254268A JP 2002061626 A JP2002061626 A JP 2002061626A
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- case
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- Pending
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Abstract
実にネジの脱落を防止することができるネジ脱落防止機
構を提供する。 【解決手段】 装置本体にケース14を被せ、そのケー
ス14にネジ挿入穴31を形成すると共に、そのネジ挿
入穴31に位置した装置本体の取付板13aにタップ穴
33を形成し、ケース14側からネジをねじ込んで固定
する際のネジ脱落防止機構において、ケース14を取付
板13aに固定するネジのネジ部40を十分長く形成す
ると共に、その中間部に取付板13aの厚さより長く、
かつタップ穴33よりも小径なくびれ部41を形成して
脱落防止ネジ32を構成し、その脱落防止ネジ32の先
端の先行ネジ部42をケース14のネジ挿入穴31から
取付板13aのタップ穴33にねじ込んで取付板13a
を通過させた後、根元の固定用ネジ部43をタップ穴3
3にねじ込んで固定するものである。
Description
に係り、特に、LNGタンクの内壁を検査するためのL
NG液中観察装置の組み立てに使用するネジの脱落防止
機構に関するものである。
中観察装置等の組み立てに使用されるネジは、一般に、
緩み止め効果のある皿ネジ等が用いられている。
た場合、LNGタンク内にネジが脱落する可能性があっ
た。
ネジがポンプ等の機器を破壊する虞れがあるばかりか、
ネジをタンクから取り出すためにLNGタンクを開ける
には莫大な費用がかかってしまう。
対にLNGタンク内に脱落することのないネジ脱落防止
機構が望まれていた。
メやワイヤリングといった方法があった。
液中観察装置の組み立てに使用するネジは、装置のメン
テナンス等のために頻繁に取外しが行われるため、カシ
メによる脱落防止機構は不適であった。
ることができないと共に、装置の外面に突起ができてし
まうため好ましくない。
し、頻繁に取外しを行うことができると共に、確実簡単
にネジの脱落を防止することができるネジ脱落防止機構
を提供することにある。
に、請求項1の発明は、装置本体にケースを被せ、その
ケースにネジ挿入穴を形成すると共に、そのネジ挿入穴
に位置した装置本体の取付板にタップ穴を形成し、ケー
ス側からネジをねじ込んで固定する際のネジ脱落防止機
構において、ケースを取付板に固定するネジのネジ部を
十分長く形成すると共に、その中間部に取付板の厚さよ
り長く、かつタップ穴よりも小径なくびれ部を形成して
脱落防止ネジを構成し、その脱落防止ネジの先端の先行
ネジ部をケースのネジ挿入穴から取付板のタップ穴にね
じ込んで取付板を通過させた後、根元の固定用ネジ部を
タップ穴にねじ込んで固定することを特徴とするネジ脱
落防止機構である。
してタンク内壁の検査を行うLNG液中観察装置の本体
に円筒状のケースを被せ、そのケースの円周方向に複数
のネジ挿入穴を形成すると共に、その各ネジ挿入穴に位
置した装置本体に取付板を形成し、その取付板にタップ
穴を形成して、ケース側からネジをねじ込んで固定する
際のネジ脱落防止機構において、ケースを取付板に固定
するネジのネジ部を十分長く形成すると共にその中間部
に取付板の厚さより長く、かつタップ穴よりも小径なく
びれ部を形成して脱落防止ネジを構成し、その脱落防止
ネジの先端の先行ネジ部をケースのネジ挿入穴から取付
板のタップ穴にねじ込んで取付板を通過させて装置本体
側に位置させた後、根元の固定用ネジ部をタップ穴にね
じ込んでケースを装置本体に固定することを特徴とする
ネジ脱落防止機構である。
を添付図面に基づいて詳述する。
落防止機構を示す正面図であり、図2はネジが緩んだ状
態を示す図であり、図3は、LNG液中観察装置の一部
破断正面図である。
概略を説明する。
0は、円筒状に形成されており、固定部11と回転部1
2とで構成される。
その装置本体13を覆う円筒状のケース14とで構成さ
れており、ケース14を装置本体13に固定するため
に、本発明のネジ脱落防止機構30が用いられている。
詳述する。
(図示せず)により、その周方向に回転できるようにな
っている。
ラー等からなる観察部20が設けられている。
の上部から、垂直に立てた状態でLNG液中に導入し、
回転部12を回転してLNGタンク内壁の傷等を観察す
るものである。
30を詳しく説明する。
は、ケース14の円周方向に複数個形成されたネジ挿入
穴31に脱落防止ネジ32を挿入した後、装置本体13
に設けられた取付板13aに形成されたタップ穴33に
ねじ込んでケース14を装置本体13に固定するもので
ある。
ジであり、そのネジ部40の長さは、取付板13aとケ
ース14との厚さAよりも十分に長く形成されている。
形成されている。
aの厚さlよりも長く、かつその径がタップ穴33の内
径よりも小さく形成されている。
形成されており、ネジ部40の後端部(根元部)には固
定用ネジ部43が形成されている。
じ長さを有する皿ネジを用意し、そのネジの中間部分を
旋盤等を用いて削り加工することで容易に製造すること
ができる。
合、ケース14の外側から脱落防止ネジ32をネジ挿入
穴31に挿入して、取付板13aのタップ穴33に先行
ネジ部42をねじ込む。
るまでねじ込んで装置本体13側に位置させた後、ネジ
部40を更に奥へ挿入して、根元の固定用ネジ部43を
タップ穴33にねじ込む。
じ込んでケース14を取付板13aに固定する。
を、図2を用いて説明する。
タップ穴33から外れて脱落防止ネジ32が図において
右側(ケース14の外側)へと移動すると、図2に示す
ように、くびれ部41と先行ネジ部42がタップ穴33
の縁と係合して脱落を防止する。
螺合すると、脱落防止ネジ32がケース14の外側へ脱
落することも考えられるが、くびれ部41は、タップ穴
33よりも小径であり、固定用ネジ部43がタップ穴3
3から外れると、脱落防止ネジ32は、図に示すように
傾くため、先行ネジ部42がタップ穴33と螺合するこ
とはない。
で外れたとしても、脱落防止ネジ32が脱落することを
確実に防止できる。
ンス等のために脱落防止ネジ32を取り外す場合、ま
ず、固定用ネジ部43を緩めてタップ穴33から取外し
た後、脱落防止ネジ32を水平にして図において右方向
に引っ張りながら回転して先行ネジ部42を、ケース1
4の内側からタップ穴33に螺合させる。
ジ部42をタップ穴33からとり外して脱落防止ネジ3
2をケース14の外側へ取り外す。
2は、万が一緩んだとしてもケース14の外側に脱落す
ることがないと共に、容易に取付・取外しを行うことが
できる。
は、LNG液中観察装置10の組み立てに使用するとし
て説明してきたが、本発明はこの点において限定され
ず、他の装置の組み立て、或いは部材の固定等様々な用
途に使用できるものである。
は皿ネジとして説明したが、本発明はこの点において限
定されず他の種類のネジに適用しても良い。
す如く優れた効果を発揮するものである。
示す正面図である。
示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 装置本体にケースを被せ、そのケースに
ネジ挿入穴を形成すると共に、そのネジ挿入穴に位置し
た装置本体の取付板にタップ穴を形成し、ケース側から
ネジをねじ込んで固定する際のネジ脱落防止機構におい
て、ケースを取付板に固定するネジのネジ部を十分長く
形成すると共に、その中間部に取付板の厚さより長く、
かつタップ穴よりも小径なくびれ部を形成して脱落防止
ネジを構成し、その脱落防止ネジの先端の先行ネジ部を
ケースのネジ挿入穴から取付板のタップ穴にねじ込んで
取付板を通過させた後、根元の固定用ネジ部をタップ穴
にねじ込んで固定することを特徴とするネジ脱落防止機
構。 - 【請求項2】 LNGタンク内に導入してタンク内壁の
検査を行うLNG液中観察装置の本体に円筒状のケース
を被せ、そのケースの円周方向に複数のネジ挿入穴を形
成すると共に、その各ネジ挿入穴に位置した装置本体に
取付板を形成し、その取付板にタップ穴を形成して、ケ
ース側からネジをねじ込んで固定する際のネジ脱落防止
機構において、ケースを取付板に固定するネジのネジ部
を十分長く形成すると共にその中間部に取付板の厚さよ
り長く、かつタップ穴よりも小径なくびれ部を形成して
脱落防止ネジを構成し、その脱落防止ネジの先端の先行
ネジ部をケースのネジ挿入穴から取付板のタップ穴にね
じ込んで取付板を通過させて装置本体側に位置させた
後、根元の固定用ネジ部をタップ穴にねじ込んでケース
を装置本体に固定することを特徴とするネジ脱落防止機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254268A JP2002061626A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | ネジ脱落防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254268A JP2002061626A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | ネジ脱落防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061626A true JP2002061626A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18743245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000254268A Pending JP2002061626A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | ネジ脱落防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061626A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010122878A1 (ja) * | 2009-04-21 | 2010-10-28 | 株式会社マキタ | 切断機における割り刃の固定具脱落防止構造 |
CN102465952A (zh) * | 2010-11-09 | 2012-05-23 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 防盗螺栓和防盗螺栓安装方法及其汽车 |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000254268A patent/JP2002061626A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102465952B (zh) * | 2010-11-09 | 2013-12-25 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 防盗螺栓和防盗螺栓装卸方法及其汽车 |
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