JP2002061155A - 自動防塵装置 - Google Patents

自動防塵装置

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JP2002061155A
JP2002061155A JP2000249999A JP2000249999A JP2002061155A JP 2002061155 A JP2002061155 A JP 2002061155A JP 2000249999 A JP2000249999 A JP 2000249999A JP 2000249999 A JP2000249999 A JP 2000249999A JP 2002061155 A JP2002061155 A JP 2002061155A
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JP
Japan
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screen
rotating disk
intake
rotary disc
automatic
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Application number
JP2000249999A
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English (en)
Inventor
Akira Yoneda
晃 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取水口の吸込水流の方向を変え、逆流させず
に円板に対する押し付け力のみを得、これにより、回転
円板スクリーンの張出部での円板の送り効率を向上させ
ることができる自動防塵装置を提供すること。 【解決手段】 多数の円板1を所定の間隔をあけて回転
軸3に固定した複数の円柱状スクリーンユニット1A
を、互いに隣接する円柱状スクリーンユニット1A、1
Aの円板10、10同士が重なり合うように配設して構
成した回転円板スクリーンAを取水口Gに配設するとと
もに、回転円板スクリーンAの下流側端部を取水口Gよ
り延設して張出部Cを形成した自動防塵装置において、
回転円板スクリーンAの張出部Cの背面に、回転円板ス
クリーンAのスクリーン面に対し略直角に案内羽根6を
立設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川等より水を引
き込む取水口に設けられる自動防塵装置に関し、特に、
取水口付近における浮遊物の払い出しを良くして取水す
るようにした自動防塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、河川や湖沼等より水を引き込む場
合、流水中を流下するごみ等の浮遊物を、取水口や分岐
水路入口(以下、「取水口」という。)に取り入れない
ように、図4に示すように、取水口Gに回転円板スクリ
ーンAを配設し、自動防塵装置を構成している。この回
転円板スクリ一ンAは、図3に示すように、多数の円板
1を所定の間隔をあけて回転軸3に固定した複数の円柱
状スクリーンユニット1Aを、互いに隣接する円柱状ス
クリーンユニット1Aの円板同士1、1が重なり合うよ
うに配設して構成されている。
【0003】ところで、取水口における取水流速の影響
は、取水口の開口部より下流側にも及んでおり、この取
水口の下流側の部分では、しばしば逆流やよどみが発生
する。そこで、この部分での浮遊物の滞留を防止するた
め、自動防塵装置では、図4に示すように、通常、回転
円板スクリーンAの下流側端部を取水口Gより延設して
張出部Cを形成し、これにより、取水口Gの下流50c
m〜100cm程度まで浮遊する異物をガイドし、主流
側に再放流するように構成している。そして、張出部C
の背面に、回転円板スクリーンAと並行するように抵抗
板8を設置することにより、張出部Cへの吸込水流の量
を減じ、これにより、河川等の主流Sに対して逆流とな
る水流S2を抑制し、張出部Cの前方に生じる浮遊物の
滞留をなるべく少なくなるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動防塵装置では、前記抵抗板によって逆向きとな
る水流を抑制する反面、回転円板スクリーンへの吸込水
流も減じることから、この吸込水流によって浮遊物が円
板端縁に強く押し付けられることにより発生する円板の
駆動力が減じ、回転円板スクリーンの張出部での円板の
送り効率が良くないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の自動防塵装置が有す
る問題点に鑑み、取水口の吸込水流の方向を変え、逆流
させずに円板に対する押し付け力のみを得、これによ
り、回転円板スクリーンの張出部での円板の送り効率を
向上させることができる自動防塵装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動防塵装置は、多数の円板を所定の間隔
をあけて回転軸に固定した複数の円柱状スクリーンユニ
ットを、互いに隣接する円柱状スクリーンユニットの円
板同士が重なり合うように配設して構成した回転円板ス
クリーンを取水口に配設するとともに、回転円板スクリ
ーンの下流側端部を取水口より延設して張出部を形成し
た自動防塵装置において、回転円板スクリーンの張出部
の背面に、該回転円板スクリーンのスクリーン面に対し
略直角に案内羽根を立設したことを特徴とする。
【0007】この自動防塵装置は、回転円板スクリーン
の張出部の背面に、スクリーン面に対し略直角に案内羽
根を立設したことから、回転円板スクリーンの背面に沿
って流れようとする吸込水流を抑制するとともに、案内
羽根によって吸込水流を回転円板スクリーンに対し略直
角に案内することができ、これにより、張出部前方での
水の逆流を防止するとともに、張出部の吸込水流を増大
させて円板への浮遊物の押し付け力を得、張出部の円板
の送り効率を向上させることができる。
【0008】この場合において、案内羽根を、主流の上
流側に開口する水平断面円弧状に形成することができ
る。
【0009】これにより、吸込水流をより円滑に案内す
ることができ、張出部前方での水の逆流を防止しなが
ら、浮遊物の押し付け力を強め、張出部の円板の送り効
率を一層向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動防塵装置の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】本発明の自動防塵装置の一実施例を図1〜
図3に示す。この自動防塵装置は、図1に示すように、
回転円板スクリーンAを、河川或いは湖沼に形成した取
水路Bの取水口Gに配設している。回転円板スクリーン
Aは、図2〜図3に示すように、多数の円板1、1をそ
れぞれスペーサ2を介し、スクリーンの目幅となる所定
の間隔をあけて回転軸3に固定して円柱状スクリーンユ
ニット1Aを形成し、この円柱状スクリーンユニット1
Aを、隣接する円柱状スクリーンユニット1A、1Aの
円板同士1、1が重なり合うように、軸受4を介してフ
レーム5に回転可能に支持されるようにして、各円柱状
スクリーンユニット1Aの回転軸3を、電動モータ等の
駆動源及び適宜の伝動機構からなる駆動機構Mにより回
転駆動するようにしている。
【0012】回転円板スクリーンAを取水路Bの取水口
Gに設置する場合、図1に示すように、河川等の主流S
に対し、取水口Gの河川上流側においては、回転円板ス
クリーンAの上流側端部がほぼ同じ位置となるように設
置し、取水口Gの河川下流側においては、回転円板スク
リーンAの下流側端部を取水口Gよりもさらに下流側に
延設して、張出部Cを形成する。
【0013】この回転円板スクリーンAの張出部Cの背
面には、取水路Bに連続する溝状の水路7が形成される
が、本実施例では、この張出部Cの背面の水路7に、回
転円板スクリーンAに対し略直角に複数の案内羽根6
を、回転円板スクリーンAに近接した状態で立設してい
る。案内羽根6は、半裁筒状の板からなり、回転円板ス
クリーンAの張出部Cの背面に沿う吸込水流を抑制する
とともに、該吸込水流を回転円板スクリーンAに対し、
略直角に案内することができる。また、この案内羽根6
は、主流Sの上流側に開口する水平断面円弧状に形成さ
れることから、吸込水流をより円滑に案内し、張出部C
前方での吸込水流の逆流を防止しながら、浮遊物の押し
付け力を強め、張出部Cの円板1、1の送り効率を一層
向上させることができる。
【0014】以下、本実施例の自動防塵装置の作用につ
いて説明する。回転円板スクリーンAを駆動すると、隣
接する円柱状スクリーンユニット1A、1Aがすべて同
じ方向に回転する。また、河川側を流下する水の一部が
回転円板スクリーンAを経て取水路B内に取り入れられ
るが、このとき、浮遊する異物は回転円板スクリーンA
にて一旦止められた後、隣接する円柱状スクリーンユニ
ット1A、1Aの回転によって上流側から順次下流側に
移送され、河川下流方向へ流下される。
【0015】この場合、本実施例では、回転円板スクリ
ーンAの張出部Cの背面に、スクリーン面に対し略直角
に複数の案内羽根6を立設したことから、回転円板スク
リーンAの背面に沿って流れようとする吸込水流S3
(図4参照)を抑制するとともに、案内羽根6によって
吸込水流S1を回転円板スクリーンAに対し略直角に案
内することができる。これにより、張出部C前方での水
の逆流S2(図4参照)を防止するとともに、張出部C
の吸込水流を増大させて円板1、1への浮遊物の押し付
け力を得、張出部Cの円板1、1の送り効率を向上させ
ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の自動防塵装置によれば、回転円
板スクリーンの張出部の背面に、スクリーン面に対し略
直角に案内羽根を立設したことから、回転円板スクリー
ンの背面に沿って流れようとする吸込水流を抑制すると
ともに、案内羽根によって吸込水流を回転円板スクリー
ンに対し略直角に案内することができ、これにより、張
出部前方での水の逆流を防止するとともに、張出部の吸
込水流を増大させて円板への浮遊物の押し付け力を得、
張出部の円板の送り効率を向上させることができる。
【0017】また、案内羽根を、主流の上流側に開口す
る水平断面円弧状に形成することにより、吸込水流をよ
り円滑に案内することができ、張出部前方での水の逆流
を防止しながら、浮遊物の押し付け力を強め、張出部の
円板の送り効率を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動防塵装置の一実施例を示す平面図
である。
【図2】同正面図である。
【図3】円柱状スクリーンユニットの説明図である。
【図4】従来の自動防塵装置を示す平面図である。
【符号の説明】
A 回転円板スクリーン B 取水路 C 張出部 G 取水口 1A 円柱状スクリーンユニット 1 円板 2 スペーサ 3 回転軸 4 軸受 5 フレーム 6 案内羽根 7 水路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の円板を所定の間隔をあけて回転軸
    に固定した複数の円柱状スクリーンユニットを、互いに
    隣接する円柱状スクリーンユニットの円板同士が重なり
    合うように配設して構成した回転円板スクリーンを取水
    口に配設するとともに、回転円板スクリーンの下流側端
    部を取水口より延設して張出部を形成した自動防塵装置
    において、回転円板スクリーンの張出部の背面に、該回
    転円板スクリーンのスクリーン面に対し略直角に案内羽
    根を立設したことを特徴とする自動防塵装置。
  2. 【請求項2】 案内羽根を、主流の上流側に開口する水
    平断面円弧状に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の自動防塵装置。
JP2000249999A 2000-08-21 2000-08-21 自動防塵装置 Pending JP2002061155A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104947635A (zh) * 2015-07-27 2015-09-30 苏州汇诚智造工业设计有限公司 一种泵站弧形阻水拦污栅栅片及其制造、施工和使用方法
CN106702975A (zh) * 2015-09-06 2017-05-24 苏州汇诚智造工业设计有限公司 一体式泵站闸门拦污栅的使用方法

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Effective date: 20060526