JP2002060024A - 物品管理方法及びその装置 - Google Patents

物品管理方法及びその装置

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JP2002060024A
JP2002060024A JP2000249885A JP2000249885A JP2002060024A JP 2002060024 A JP2002060024 A JP 2002060024A JP 2000249885 A JP2000249885 A JP 2000249885A JP 2000249885 A JP2000249885 A JP 2000249885A JP 2002060024 A JP2002060024 A JP 2002060024A
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Minoru Funaki
実 船木
Kazuaki Kuratate
和明 倉立
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Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅内に配置する各種物品の名称と配置場所
を登録して管理する物品管理方法及びその装置を提供す
ること。 【解決手段】 住宅内に所有する各種物品の名称を記憶
させて管理する方法であって、記憶部10に住宅の各領
域の名称を記憶させておき、各物品名に関連付けて当該
物品が収納物、被収納物又は独立物のいずれの種類に分
類されるかを示すコードと、当該物品がいずれの領域に
配置されるかを示すコードを上記記憶部に記憶させると
ともに、各被収納物に関連付けて当該被収納物がいずれ
の収納物に収納されているかを示すコードを上記記憶部
に記憶させるようにした住宅内の物品管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅内に所有する
各種物品の名称を登録して管理する方法及びその装置並
びに上記方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】住宅内に所有する家電製品、家具及び衣
類等の各種物品については、季節等に応じて必要なもの
を使用し、不要品は部屋に付属した押入れ等の収納部又
は専用の収納部屋等に保管するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一旦、収納
部等に収納した物品が必要となった際に、いずれの収納
部等に収納したかを記憶していない場合は、当該物品を
探し出すのに手間が掛かる問題を有していた。また、住
宅内にいかなる物品を所有しているかについては、所有
者自身が十分に把握し切れないことも多いため、同一又
は類似の物品を重複して購入するような無駄が生じる場
合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決して、住宅内に配置する各種物品の名称と配置場所
を登録して管理する物品管理方法及びその装置を提供す
ることを目的とする。そのため、本発明の請求項1の住
宅内の物品管理方法は、住宅内に所有する各種物品の名
称を記憶させて管理する方法であって、記憶部に住宅の
各領域の名称を記憶させておき、各物品名に関連付けて
当該物品が収納物、被収納物又は独立物のいずれの種類
に分類されるかを示すコードと当該物品がいずれの領域
に配置されるかを示すコードを上記記憶部に記憶させる
とともに、各被収納物に関連付けて当該被収納物がいず
れの収納物に収納されているかを示すコードを上記記憶
部に記憶させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0005】ここで、住宅の各領域とは、屋内における
各部屋、廊下等の他に、屋外における庭等も含むもので
あり、その意味で、本明細書における「住宅」は建物ば
かりでなく、屋外の敷地や付属物等をも含んでいる。ま
た、「収納物」とは、例えば、引き出しを有する机や箪
笥等の他の物品を収納できる物品を意味する。
【0006】「被収納物」とは、例えば、机の引き出し
の中に収納される文房具類や箪笥の中に収納される衣類
等を意味する。更に、独立物とは、例えば、テレビ、ラ
ジオ等の収納物、被収納物のいずれにも該当しない物品
を意味する。
【0007】請求項2の住宅内の物品管理方法は、請求
項1の方法において、各物品名を当該物品を表す形状デ
ータとともに上記記憶部に記憶させるようにしたことを
特徴とするものである。ここで、形状データとは、例え
ば、電子写真データやペイントソフトを用いて描いた電
子画像データ等を含むものである。
【0008】請求項3の住宅内の物品管理方法は、請求
項2の方法において、上記住宅内をCG画像で表示する
際に、上記各物品の形状データに基づいて各物品が住宅
の所定の領域に配置されている状態をCG画像で描写す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0009】請求項4の住宅内の物品管理方法は、請求
項3の方法において、上記住宅が建築予定の住宅である
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項5の記録媒体は、請求項1乃至4の
住宅内の物品管理方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体である。
【0011】請求項6の住宅内の物品管理装置は、住宅
内に所有する各種物品の物品名を記憶させて管理する装
置であって、住宅の各領域の名称を記憶する領域名記憶
手段と、各物品の名称と、当該物品が収納物、被収納物
又は独立物のいずれの種類に分類されるかを示すコード
と、当該物品がいずれの領域に配置されるかを示すコー
ドとを記憶するとともに、各被収納物について当該被収
納物がいずれの収納物に収納されるかを示すコードを記
憶する物品名記憶手段と、上記領域名、物品名又は各種
コードを含む情報を入力する入力手段と、入力された情
報を対応する記憶手段に記憶させる制御手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、例え
ば、ユーザが一般家庭内で所有している各種物品の管理
をノート型等のパーソナルコンピュータ1(以下、パソ
コン1という)を用いて行う場合を説明する。物品管理
装置としてのパソコン1は、モニタ2と、キーボード3
及びマウス4からなる入力装置5(入力手段)とを備え
た通常の構成である。
【0013】図2に概略の内部構成を示すように、パソ
コン1は、主制御部6、画像処理部7、ディスク制御部
8、入力制御部9及び記憶装置部10(記憶部)を備
え、各機能ブロック6乃至10は双方向に通信可能なシ
ステムバス11によって接続されている。
【0014】前記主制御部6は、CPU12(制御手
段)と、CD−ROM等のディスク状の記録媒体13か
ら読み込まれたプログラム等を一時記憶するメインメモ
リ14とを備えている。
【0015】前記画像処理部7は、CPU12が発行す
る描画命令に基づいて描画を行って画像を形成するGP
U(描画処理プロセッサ)16と、該GPU16により
描画された画像を記憶するフレームバッファ17と、該
フレームバッファ17に記憶されたデータを読み出して
画面表示する前記モニタ2とを備えている。
【0016】前記ディスク制御部8は、記録媒体13に
記録されたプログラム等のデータを再生するディスクド
ライブ装置19と、該ディスクドライブ装置19からの
データを一時的に記憶するドライブ装置バッファ20と
を備えている。
【0017】前記入力制御部9は、前記入力装置5と、
これらの入力装置5とシステムバス11を介してCPU
12とのインターフェイス用のインターフェイス回路2
1とを備えている。前記記憶装置部10には、ハードデ
ィスク22等の読み出し書き込み可能な記憶装置を備え
ている。記憶装置部10内の適宜の領域に、後述する領
域名記憶手段と、物品名記憶手段とを構成する記憶領域
が設けられるとともに、記憶装置部10内にオペレーテ
ィングシステム(OS)等が記録されている。
【0018】記憶装置部10には、更に、住宅内に配置
する各種物品に関するデータベースを作成して所望の物
品についての情報を検索するためのデータベース用プロ
グラムP1と、必要により、上記伝送媒体ベースに登録
する物品に関する形状データ、例えば、電子写真データ
を作成する形状データ作成用プログラムP2と、上記各
種物品が配置された住宅内を歩き回る情景をCG画像に
より描写するためのCG画像作成用プログラムP3等が
インストールされている。
【0019】以下、住宅内に配置する各種物品について
のデータベースを記憶装置部10に作成する手順を説明
する。ここでは、住宅の建物本体各階の平面図を及び敷
地の平面図を作成することにより、上記データベースに
住宅の各領域の名称が自動的に登録するされるように構
成している。
【0020】すなわち、上記データベース用プログラム
P1を起動すると、パソコン1のモニタ2に図3に示す
ような平面図作成画面G1が表示される。この画面G1
において、まず、敷地入力ボタンB1をクリックして敷
地Qの範囲をマウス4等で指定することにより、敷地の
範囲を入力する。
【0021】その後、領域入力ボタンB2をクリック
し、領域名選択欄C1から各種部屋、廊下又は屋外に配
置する納戸等の所望の領域名を選択した後、各領域R
1、R2、…の占める範囲をマウス4等で指定すること
により、居間、厨房等の各部屋等を入力する。
【0022】なお、図3には建物本体については1階部
分のみを例示したが、2階建て以上の多層の建物につい
ては、2階より上の各階についても、各階相互の部屋等
の上下位置の対応関係を参照しながら、同様の平面図を
作成すればよい。
【0023】上記のように、平面図を作成して各部屋等
の領域R1、R2、…を入力すると、パソコン1によ
り、表1に示すような、各領域名と、対応する領域コー
ド(例えば、領域の作成順に付与される)と、各領域が
屋内のいずれのフロア(階)に配置されているか、又は
屋外に配置されているかを示すフロアコードとを組み合
わせてなる領域名テーブルが作成される。
【0024】なお、以上のような平面図に基づいて自動
的に領域名テーブルを作成する方式以外に、平面図に依
存せずに、領域名テーブルのみを表計算ソフト等を用い
て作成するようにしてもよい。
【0025】
【表1】
【0026】次に、ユーザが上記住宅内に所有している
物品名の一覧である物品名テーブルを作成する手順を説
明する。表2に示すような物品名テーブルに、順次、各
種物品の名称及び数量を入力すると、物品名の入力順に
物品コードが付与される。
【0027】続いて、当該物品が収納物、被収納物又は
独立物のいずれの種類に分類されるかを示す種別コード
と、当該物品が配置される領域の領域コードとをキーボ
ード3等を用いて入力すると、これらが物品名テーブル
に記憶される。なお、上記領域コードは、表1の領域名
テーブル上で所定の領域名をクリックしたり、図3の平
面図上で所定の領域をクリックする等の方法で入力して
もよい。
【0028】また、物品が各種被収納物である場合は、
当該被収納物が収納される収納物の物品コードである収
納物コードをキーボード3等を用いて入力する。例え
ば、領域コード“07”の「玄関」に配置される「靴
箱」(物品コード=0007)内に「スポーツ靴」(物
品コード=0008)が収納されている場合、当該「ス
ポーツ靴」の収納物コードは“0007”となる。
【0029】更に、全ての若しくは一部の物品について
電子カメラ(ディジタルカメラ)を用いて電子写真デー
タを作成し、ハードディスク22における電子写真デー
タ記憶領域(電子写真データ記憶手段)に記憶させてお
くことができる。
【0030】その場合、当該電子写真データを指定した
上で、対応する物品との関連付けをキーボード3上の所
定のキー等を用いて指示すると、当該電子写真データを
識別するための写真コードが順次自動的に付与されて物
品名テーブルに記憶される。なお、電子写真データが作
成されていない物品について、写真コードは、例えば、
“0000”となる。
【0031】
【表2】
【0032】上記のような物品名テーブルを作成してお
けば、いずれかの物品の所在が不明となったような場合
は、パソコン1のモニタ2上で上記物品名テーブルを参
照することにより、当該物品がいずれの領域(部屋等)
に存在するかを知ることができる。また、当該物品が被
収納物である場合は、いずれの収納物に収納されている
かも知ることができる。
【0033】物品名テーブルに登録されている物品数が
多い場合、その全てを参照することは非効率的であるの
で、適宜の検索ソフトを用いて、「物品名」や各種「コ
ード」に基づく検索を行うこともできる。その場合、C
PU12は検索手段の役割を果たす。なお、季節等に応
じて物品の収納位置等の変更を行った場合、それに応じ
て、各被収納物の収納物コード等のデータを修正してお
くことが好ましい。
【0034】上記電子写真データの作成された物品につ
いて、当該電子写真データに基づいて電子写真を表示さ
せたい場合、表2の写真コード、例えば、“0001”
をクリックすると、図4に示すように、当該写真コード
“0001”に対応する電子写真Aが表示される。
【0035】以下、パソコン1のモニタ2上に、上記住
宅内を歩き回っているのと同様の動画を表示させるウォ
ークスルーを行う手順を説明する。ウォークスルーを行
うためには、住宅の3次元形状データが必要となるが、
ここでは、図3の平面図作成画面G1で作成した平面図
を利用する。
【0036】なお、3次元形状データとするためには、
住宅の各階毎の平面図以外に住宅の高さ方向寸法も必要
となるが、高さ方向寸法は、予め定めた標準高さ寸法を
用いることにより、上記平面図に基づいて住宅の3次元
形状データがパソコン1で自動的に作成される。但し、
住宅の各部の高さ方向寸法は、不図示の手動設定画面を
用いて、手動で設定してもよい。
【0037】CPU12は、上記住宅の平面図に基づい
て3次元形状データを作成する3次元形状データ作成手
段としての役割を果たす一方、ハードディスク22内に
は、作成された3次元形状データを記憶する記憶領域
(3次元形状データ記憶手段)が設けられる。
【0038】本実施の形態では、住宅内の各部屋等の領
域に各種物品を配置した状態でウォークスルーを行うこ
とができるが、そのためには、まず、各領域内の所望の
位置に物品を配置する必要がある。そこで、まず、物品
を配置する手順を説明する。図3の平面図作成画面G1
で物品配置ボタンB3をクリックすると、図5の物品配
置画面G2がモニタ2に表示される。この画面G2で各
領域毎に順次物品の配置を行うことができる。
【0039】例えば、まず、「居間」内に物品の配置を
行いたい領域、平面図上で「居間」をクリックすると、
選択領域表示欄C2に「居間」と表示される一方、表2
の物品テーブルの記憶内容に基づいて物品表示欄C3に
「居間」に付属する物品群が物品表示欄C3に表示され
る。この場合、「居間」のみを拡大表示したければ、領
域拡大ボタンB5をクリックすると、図6のように、こ
の時点での選択領域である「居間」のみが拡大表示され
る。
【0040】なお、選択された領域、例えば、「居間」
に付属する物品の電子写真データがパソコン1に記憶さ
れている場合、上記物品表示欄C3には物品名と電子写
真が表示される一方、当該物品に対応する電子写真デー
タが存在しない場合、物品表示欄C3には物品名のみが
表示される。
【0041】例えば、「テレビ」を「居間」内に配置す
る場合、図6に示したように、物品表示欄C3中の「テ
レビ」を表す電子写真画像P1をマウス4で指定し、平
面図中の「居間」内までドラッグし、「居間」内の所望
の位置に配置することができる。また、写真回転ボタン
B9を用いることにより、図7に示すように、電子写真
画像P1を平面図内で、例えば、90゜単位で回転させ
ることができる。
【0042】なお、電子写真データの実際の物品に対す
る縮尺は、個々の物品の電子カメラによる撮影状況によ
り相違するため、平面図上の「居間」の大きさと「テレ
ビ」の大きさとを比較した上で、写真拡大ボタンB7又
は写真縮小ボタンB8を用いて「テレビ」を表す電子写
真画像P1を平面図上で任意に拡大又は縮小することが
できる。
【0043】以下、同様にして、「居間」内に各種物品
を配置してゆくと、例えば、図8のようになる。なお、
本実施の形態では、電子写真データは、通常、各物品に
ついて1種類のみ作成されているので、例えば、「テレ
ビ」の電子写真画像P1が概略正面から撮影されたもの
であれば、若干不自然ではあるが、平面図内に電子写真
画像P1をはめ込んだ場合にも、「テレビ」を正面から
撮影した状態が表示される。
【0044】但し、各物品の電子写真データを複数作成
している場合は、平面図内に、例えば、「テレビ」を上
方から撮影した電子写真画像をはめ込むこともできる。
なお、具体的に説明しないが、「居間」以外の各領域に
ついても、上記と同様の方法で、例えば、図9に示すよ
うに、各種物品を配置することができる。
【0045】上記表2の物品名テーブルに物品名のみが
記憶されていて、電子写真データが存在しない場合、標
準写真ボタンB10をクリックすることにより、各種物
品毎に予め準備された標準的な電子写真画像を使用する
ことができる。
【0046】ここで、上記ウォークスルー用の動画を生
成する原理を簡単に説明する。建物本体を表す3次元形
状データを単純化して、例えば、図10にDで示すよう
な形状であるものであるとし、視点をV、注視点をUと
すると、視線方向Eは視点Vから注視点Uに向かう方向
となる。
【0047】視点Vから視線方向Eを見た場合の画像を
CG画像として生成する際には、視線方向Eを左右方向
及び上下方向の中心線として所定の視野角度に対応した
四角錐Fが設定され、上記3次元形状データD中の四角
錐Fに含まれる領域を投影面H(四角錐Fの断面)に投
影した2次元画像が切り出されて、この投影面H内の画
像がパソコン1のモニタ2にウォークスルー用のCG画
像として表示される。
【0048】このような視点Vを視線方向Eへ前進させ
ると、上記3次元形状データD中の四角錐Fに含まれる
領域が縮小するため、CG画像では上記建物本体により
接近した状態が描写される。このように、視点Vの前進
又は後退或いは視線方向の転換に応じて、建物本体がC
G画像により動画又は静止画として表示される。なお、
図10では、建物本体の外部をCG画像により表示する
場合を説明したが、建物本体の内部をCG画像により表
示する場合も同様である。
【0049】以下、具体的なウォークスルーの手順を説
明する。図9等において、ウォークスルーボタンB4を
クリックすると、図11に示すウォークスルー画面G3
が表示される。このウォークスルー用画面G2の左側に
隣接して、上記物品配置画面G2が縮小表示される。
【0050】この物品配置画面G2内で、ユーザがCG
画像生成の基準となる視点V及び注視点Uを視点設定ボ
タンB11、注視点設定ボタンB13とマウス4とを用
いて設定すると、視点Vから注視点Uを見た場合の仮想
的な画像がCG画像Sによりウォークスルー画面G3に
表示される。ここでは、視点V及び注視点Uを居間内に
設定した場合が例示されている。
【0051】そして、ウォークスルーに際して、ユーザ
が「右回転」、「左回転」、「上回転」、「下回転」、
「前進」、「後退」等の各ボタンB15乃至B20を適
宜クリックすることにより、上記した視点Vの移動や視
線方向Eの転換を行わせると、これに応じて、ウォーク
スルー画面G3に視点Vや視線方向Eの変化に応じて、
住宅の室内等をCG画像Sにより動画又は静止画として
表示される。
【0052】すなわち、「前進」または「後退」ボタン
B19、B20をクリックすると視点Vが前進または後
退することにより、図示しないが、ウォークスルー画面
G3内でCG画像Sが拡大または縮小されることにな
る。
【0053】また、「右回転」又は「左回転」ボタンB
15、B16等をクリックすると、視線方向Eが右方向
又は左方向等へ変化し、それに応じて、ウォークスルー
画面G3に表示されるCG画像Sが変化する。図12は
視線方向Eを図11の視線方向Eに対して斜め左方向へ
転換させた状態を示している。
【0054】なお、本実施の形態において、建物本体の
CG画像Sは、上記した3次元形状データに基づいて図
10に示したような方法で生成されるが、建物本体内に
配置された各物品については、通常、3次元形状データ
は作成されておらず、厚み方向成分を有しない2次元的
な電子写真画像P1乃至P4が建物本体のCG画像S内
にそのまま貼り付けられる。
【0055】但し、CG画像S中の電子写真画像P1乃
至P4は、視点Vの前進又は後退に伴って建物本体の各
部を表すCG画像Sと同一の縮尺で拡大又は縮小され
る。また、図11と図12を比較すれば明らかなよう
に、視線方向Eが転換され、CG画像S中の建物本体が
回転すると、それに応じてCG画像S中の電子写真画像
P1乃至P4も回転する。このような電子写真画像P1
乃至P4の拡大、縮小と回転動作により、CG画像S中
における各物品の描写は、相当程度にリアルなものとな
る。
【0056】上記のウォークスルーにおいて、CPU1
2はCG画像S中に電子写真画像P1乃至P4を貼り付
ける貼り付け手段及び視点Vの移動や視線方向Eの転換
に伴ってCG画像S中で電子写真画像P1乃至P4の拡
大・縮小や回転を行う拡大・縮小及び回転手段の役割を
果たす。
【0057】なお、以上の実施の形態では、ユーザ自身
が所有する住宅の各領域にユーザ自身が所有する物品類
を配置する場合を説明したが、それに代えて、例えば、
ユーザの建築予定の住宅の平面図を作成して、当該建築
予定の住宅の各領域内にユーザ自身が所有する物品を配
置することもでき、そのような配置状態でウォークスル
ーを行うことも可能である。
【0058】これにより、建築予定の住宅内での各種物
品の配置が適切であるか否か等を予め確認し、所有物に
合わせて建築予定の住宅の設計変更等も行うことができ
る。なお、上記実施の形態では、各物品を表す形状デー
タとして電子写真データを用いたが、それ以外に、例え
ば、ペイントソフト等で描いた電子データを用いること
もか可能である。
【0059】更に、個々の物品について、3次元形状デ
ータを作成するようにすれば、各物品を上下左右、任意
の方角から見た状態をCG画像で描写することができる
ので、ウォークスルーを行う場合の物品の描写を一層リ
アルなものとすることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1の住宅内の物品管理方
法は、住宅内に所有する各種物品の名称を記憶させて管
理する方法であって、記憶部に住宅の各領域の名称を記
憶させておき、各物品名に関連付けて当該物品が収納
物、被収納物又は独立物のいずれの種類に分類されるか
を示すコードと当該物品がいずれの領域に配置されるか
を示すコードを上記記憶部に記憶させるとともに、各被
収納物に関連付けて当該被収納物がいずれの収納物に収
納されているかを示すコードを上記記憶部に記憶させる
ようにしたものであるから、予め住宅内の各種物品に関
する情報を上記記憶部に記憶させておくことにより、特
定の物品の所在が分からなくなった場合は、物品名に基
づいて当該物品が住宅内のいずれの領域に配置されてい
るかを検索することができ、また、当該物品が被収納物
である場合は、いずれの収納物内に配置されているかも
検索できるようになる。
【0061】請求項2の住宅内の物品管理方法は、請求
項1の方法において、各物品名を当該物品を表す形状デ
ータとともに上記記憶部に記憶させるようにしたもので
あるから、物品名のみではいずれの物品であるかが判別
しにくいような場合でも、形状データに基づいて物品の
判別を容易に行えるようになる。
【0062】請求項3の住宅内の物品管理方法は、請求
項2の方法において、上記住宅内をCG画像で表示する
際に、上記各物品の形状データに基づいて各物品が住宅
の所定の領域に配置されている状態をCG画像で描写す
るようにしたものであるから、CG画像で住宅内を描写
する際に住宅内に配置された各種物品が表示されるの
で、一層リアルな描写とすることができるとともに、予
め物品の管理用に作成した形状データをCG画像の表示
用に利用することにより、CG画像表示用の各物品の形
状データの作成の手間を省くことができる。
【0063】請求項4の住宅内の物品管理方法は、請求
項3の方法において、上記住宅が建築予定の住宅である
から、例えば、顧客が現在所有している各種物品の形状
データを建築予定の住宅の3次元形状データとを組み合
わせることにより、現在所有している各種物品を建築予
定の住宅内の各領域に配置した状態をCG画像で確認す
ることができるようになる。
【0064】請求項5の記録媒体は、請求項1乃至4の
住宅内の物品管理方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体であるから、係る記録媒体から上記プログラムをコン
ピュータにインストールすることにより、上記した有用
な物品管理方法を実現できるようになる。
【0065】請求項6の住宅内の物品管理装置は、住宅
内に所有する各種物品の物品名を記憶させて管理する装
置であって、住宅の各領域の名称を記憶する領域名記憶
手段と、各物品の名称と、当該物品が収納物、被収納物
又は独立物のいずれの種類に分類されるかを示すコード
と、当該物品がいずれの領域に配置されるかを示すコー
ドとを記憶するとともに、各被収納物について当該被収
納物がいずれの収納物に収納されるかを示すコードを記
憶する物品名記憶手段と、上記領域名、物品名又は各種
コードを含む情報を入力する入力手段と、入力された情
報を対応する記憶手段に記憶させる制御手段とを備えた
ものであるから、係る装置を用いれば、予め住宅内の各
種物品に関する情報を対応する記憶手段に記憶させてお
くことにより、特定の物品の所在が分からなくなった場
合は、物品名に基づいて当該物品が住宅内のいずれの領
域に配置されているかを検索することができるととも
に、当該物品が被収納物である場合は、いずれの収納物
内に配置されているかも検索することができ、有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で使用するパソコンを示す
概略斜視図。
【図2】上記パソコンの概略の内部構成を示すブロック
図。
【図3】上記パソコンで住宅の平面図を作成するのに使
用する平面図作成画面を示す説明図。
【図4】上記パソコンを用いてさせする物品のデータベ
ースと関連付けて記憶される電子写真データを示す説明
図。
【図5】上記平面図中に各種物品を配置する物品配置画
面を示す説明図。
【図6】上記物品配置画面を用いて物品を配置する状態
を示す説明図。
【図7】配置した物品を回転させた状態を示す説明図。
【図8】複数の物品を配置した状態を示す説明図。
【図9】複数の領域に各々物品を配置した状態を示す説
明図。
【図10】ウォークスルーの原理を示す説明図。
【図11】各種物品を配置した状態でウォークスルーを
行う様子を示す説明図。
【図12】視線方向を変えてウォークスルーを行う様子
を示す説明図。
【符号の説明】
1 パソコン(コンピュータ) 5 入力装置(入力手段) 10 記憶装置部(記憶部) 12 CPU(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 MM03 MM08 MM11 MM22 5B049 BB05 CC02 CC27 CC48 DD01 DD05 EE03 EE05 EE07 EE41 FF03 FF04 FF09 5B050 AA10 BA07 BA09 BA11 BA13 CA07 EA19 EA27 FA02 FA12 FA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅内に所有する各種物品の名称を記憶
    させて管理する方法であって、 記憶部に住宅の各領域の名称を記憶させておき、 各物品名に関連付けて当該物品が収納物、被収納物又は
    独立物のいずれの種類に分類されるかを示すコードと、
    当該物品がいずれの領域に配置されるかを示すコードを
    上記記憶部に記憶させるとともに、各被収納物に関連付
    けて当該被収納物がいずれの収納物に収納されているか
    を示すコードを上記記憶部に記憶させるようにしたこと
    を特徴とする住宅内の物品管理方法。
  2. 【請求項2】 各物品名を当該物品を表す形状データと
    ともに上記記憶部に記憶させるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の住宅内の物品管理方法。
  3. 【請求項3】 上記住宅内をCG画像で表示する際に、
    上記各物品の形状データに基づいて各物品が住宅の所定
    の領域に配置されている状態をCG画像で描写するよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載の住宅内の物品管
    理方法。
  4. 【請求項4】 上記住宅が建築予定の住宅であることを
    特徴とする請求項3記載の住宅内の物品管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の住宅内の物品管理方法
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読取可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 住宅内に所有する各種物品の物品名を記
    憶させて管理する装置であって、 住宅の各領域の名称を記憶する領域名記憶手段と、 各物品の名称と、当該物品が収納物、被収納物又は独立
    物のいずれの種類に分類されるかを示すコードと、当該
    物品がいずれの領域に配置されるかを示すコードとを記
    憶するとともに、各被収納物について当該被収納物がい
    ずれの収納物に収納されるかを示すコードを記憶する物
    品名記憶手段と、 上記領域名、物品名又は各種コードを含む情報を入力す
    る入力手段と、 入力された情報を対応する記憶手段に記憶させる制御手
    段とを備えたことを特徴とする住宅内の物品管理装置。
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