JP2002057778A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2002057778A
JP2002057778A JP2000243695A JP2000243695A JP2002057778A JP 2002057778 A JP2002057778 A JP 2002057778A JP 2000243695 A JP2000243695 A JP 2000243695A JP 2000243695 A JP2000243695 A JP 2000243695A JP 2002057778 A JP2002057778 A JP 2002057778A
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Isao Masunaga
功 増永
Jiro Haneda
次郎 羽田
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば全ての機能情報が利用者の目に触れら
れるようにしつつ、機能情報の選択時に利用者により行
われるキー操作を簡易化する携帯端末を提供する。 【解決手段】 携帯端末Tは複数の機能を有し、表示手
段1が機能を特定するための機能情報を画面表示し、設
定受付手段2が機能情報を選択可能とするか否かの設定
を利用者から受け付け、記憶手段3が利用者により設定
された選択設定情報を機能情報に対応付けて記憶し、機
能情報表示制御手段4が選択可能と設定されている機能
情報と選択可能と設定されていない機能情報とを表示手
段1により画面表示させ、選択指示受付手段2が利用者
から機能情報の選択指示を受け付け、選択制御手段5が
画面表示させられた機能情報に対して、選択設定情報に
従って選択可能と設定されている機能情報のみを利用者
により選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機能を有し
て、これら機能の情報を利用者に画面表示して提示する
携帯端末に関し、特に、画面表示される複数の機能情報
の内で選択可能とするものとしないものとを利用者が選
択して設定することができる携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機や無線選択呼出受信機
(ページャ)等に代表される携帯無線通信端末装置の高
機能化は目覚ましく、携帯電話機においては、周囲の雑
音を抑えて送受話の声を明瞭にするノイズキャンセラ機
能、通話中の相手の声を録音する音声メモ機能、名前と
電話番号を登録する電話帳機能等が備えられ、また、無
線選択呼出受信機においては、受信したメッセージの内
で重要なメッセージをメモリから削除されないように保
護する保護機能、その保護機能を解除するメッセージ保
護解除機能、指定した時刻にアラームを出力するアラー
ム機能、名前と電話番号を登録する電話帳機能等が備え
られており、多種多様な機能が組み込まれるようになっ
てきている。
【0003】ここで、このような携帯電話機や無線選択
呼出受信機は、携帯性を高めて商品価値を高めるために
小型化が進んでいるが、表示画面については利用者の視
認性を考慮してできる限り大きくする必要があり、ま
た、操作スイッチについても利用者の操作性を考慮して
或る程度の大きさにする必要がある。
【0004】このように小型化によってかなり限られた
スペースに表示画面と操作スイッチを配置しなければな
らないことから、操作スイッチをあまり数多く設けるこ
とができず、携帯無線通信端末装置に備えられた各種の
機能を起動させるために、各機能情報を画面表示して利
用者によるスイッチ操作により機能を選択させる場合に
も、数少ないスイッチ操作で機能の選択ができるよう
に、一般に、機能情報を1つずつ画面表示してその中か
ら利用者にスイッチ操作で選択させる、或いは、複数の
機能情報をメニュー形式で画面表示してその中から利用
者にスイッチ操作で選択させるようにしている。
【0005】しかしながら、上記したように携帯無線通
信端末装置には数多く(例えば、20種類)の機能が備
えられることから、機能情報を順次1つずつ画面表示す
る場合であっても、或いは、複数の機能情報をメニュー
形式で画面表示する場合であっても、その中から所望の
機能情報を見つけ出して目的とする機能を起動させるた
めには、利用者に数多くの煩雑なスイッチ操作を強いる
こととなって使い勝手が悪いものとなっていた。
【0006】このように、従来の携帯無線通信端末装置
では、多機能化されて、利用者により選択可能な機能が
増加するに伴って、例えばメニュー画面において利用者
が目的の機能を選択するまでに行うことが必要な画面ス
クロール等のためのキー操作が非常に多くなってしまっ
て、このようなキー操作に時間がかかってしまい、利用
者にとって非常に煩わしいといった問題があった。
【0007】また、このような問題に対処するために、
従来の携帯無線通信端末装置では、例えば利用者から
(例えば使用頻度の高い)機能の選択を受け付けて、当
該選択された機能の情報のみをメニュー画面に表示する
ことにより、利用者が目的の機能を選択するまでに行う
ことが必要なキー操作を簡易化する方法が検討等されて
いる。しかしながら、この方法では、利用者によって選
択された機能以外の機能の情報については、画面表示さ
れなくなってしまって、利用者の目に触れられる機会が
少なくなってしまうため、利用者にとってどんなに便利
な機能であっても、利用者によって忘れられてしまうと
いった問題があった。
【0008】また、例えば特開平6−152497号公
報には、利用者が機能を選択した頻度に応じて自動的に
表示順序を変更して、機能情報を画面表示する無線選択
呼出受信機が開示されている。 この無線選択呼出受信
機にあっては、よく使用される機能の情報は機能選択画
面において最初の方に表示され、逆にあまり使用されな
い機能の情報は最後の方に表示されるようになる。
【0009】しかしながら、このような表示方法では、
利用者の意思が反映されず、また、表示される全ての機
能情報が利用者により選択可能なものであるため、利用
者が目的の機能を選択するまでに行うことが必要なキー
操作が利用者にとって面倒となってしまうことも生じて
いた。また、例えば携帯無線通信端末装置に備えられる
機能の中には、それほどの頻度では使用されなくとも利
用者にとって非常に便利な機能も存在するが、このよう
な機能の情報が最後の方に表示されてしまうことで利用
者の目に触れられることが無くなり、その存在が忘れら
れてしまうことが生じ易いといった事情もあった。
【0010】なお、上記の事情は、携帯無線通信端末装
置に限らず、電子手帳や、文書作成やスケジュール管理
機能等を有する携帯情報処理装置等といった機能選択画
面を有する携帯端末一般に広く言えることである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
携帯端末では、多くの機能の中から利用者により目的の
機能を選択させるに際して、例えば利用者により選択さ
れた機能情報のみを画面表示させるような場合には画面
表示させないようにした機能情報に係る機能が利用者に
より忘れられてしまうといった問題があり、また、例え
ば全ての機能情報を選択可能に画面表示してこれら全て
の機能情報の中から利用者により目的の機能情報を選択
させるような場合には利用者によるキー操作が面倒とな
ることが生じてしまうといった問題があった。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、例えば選択可能と設定されて
いない機能の情報も(例えば全ての機能の情報が)画面
表示されて利用者の目に触れられるようにしつつ、機能
情報の選択時に利用者により行われるキー操作を簡易化
することができる携帯端末を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る携帯端末では、複数の機能を有してお
り、次のようにして、機能情報の画面表示及びその選択
指示の受け付けを行う。すなわち、設定受付手段が機能
情報を選択可能とするか否かの設定を利用者から受け付
け、記憶手段が利用者により設定された選択設定情報を
機能情報に対応付けて記憶する。また、機能を特定する
ための機能情報を画面表示する表示手段を備えており、
機能情報表示制御手段が選択可能と設定されている機能
情報と選択可能と設定されていない機能情報とを表示手
段により画面表示させ、選択指示受付手段が利用者から
機能情報の選択指示を受け付け、この場合に、画面表示
させられた機能情報に対して、選択制御手段が記憶され
た選択設定情報に従って選択可能と設定されている機能
情報のみを利用者により選択可能とする。
【0014】従って、選択可能と設定されている機能情
報と共に選択可能と設定されていない機能情報も画面表
示させられるため、選択可能と設定されていない機能の
情報についても利用者の目に触れられるようにすること
ができ、且つ、画面表示させられた機能情報の中で選択
可能と設定されている機能情報のみが利用者により選択
可能とされるため、機能情報の選択時に利用者により行
われるキー操作を簡易化することができ、これにより、
利用者が目的とする機能表示を容易に探し出して当該機
能を迅速に起動させることが実現される。
【0015】ここで、携帯端末に備えられる機能の内容
や機能の数としては、種々なものであってもよい。ま
た、機能情報としては、例えば利用者に対して機能の内
容を示すことができるようなものであれば種々なもので
あってもよく、具体的には、文字列(例えば機能の名
称)やマーク等を用いることができる。
【0016】また、本発明に言う選択とは、例えば利用
者の操作により(起動対象となる)機能情報を指示する
ようなことを言っており、具体的に、カーソルを用いた
場合を例とすると、選択とはカーソルを或る機能情報に
合わせることを言い、或る機能情報が選択可能であると
は当該機能情報にカーソルを合わせることができること
を言い、或る機能情報が選択可能ではないとは当該機能
情報にカーソルを合わせることができないことを言う。
【0017】また、本発明に言う選択指示とは、例えば
上記のような選択を行うための指示のことを言ってお
り、具体的に、カーソルを用いた場合を例とすると、選
択指示とはカーソルを(例えば上下や左右に)移動させ
る指示のことを言う。なお、携帯端末では、本発明に言
う選択が行われた後に、例えば当該選択された機能情報
に係る機能を起動させる指示(決定)が利用者から受け
付けられたことに応じて、当該機能の処理が実行され
る。
【0018】また、選択設定情報としては、例えば各機
能情報が選択可能と設定されているか否かを識別するこ
とができるようなものであれば種々なものであってもよ
く、一例として、選択可能と設定されていることを示す
“ON”の情報及び選択可能と設定されていないことを
示す“OFF”の情報(つまり、“ON”及び“OF
F”のフラグ)を用いることができる。
【0019】また、選択設定情報と機能情報とを対応付
けて記憶する仕方としては、特に限定はないが、例えば
各機能情報と選択設定情報とをテーブルとして互いに対
応付けて記憶するようにすると、当該テーブル化によっ
て機能情報をその記憶順序に従って画面表示するための
アクセスを迅速化することが可能となる。
【0020】また、選択可能と設定されている機能情報
と選択可能と設定されていない機能情報とを画面表示さ
せる態様としては、例えば携帯端末に備えられた全ての
機能情報を画面表示させるようにするとこれら全ての機
能情報が利用者の目に触れられることとなって好ましい
が、選択可能と設定されている機能情報と選択可能と設
定されていない機能情報との両方が画面表示させられる
態様であれば、種々な態様が用いられてもよい。
【0021】また、画面表示させる対象となる機能情報
の全てが必ずしも一画面で表示されなくともよく、例え
ば画面表示させる対象となる機能情報の数が多いような
場合には、画面スクロールを行うことでこれら画面表示
対象となる機能情報の全てが表示されるようにすること
ができる。
【0022】また、選択可能と設定されている機能情報
のみを利用者により選択可能とするとは、具体的に、カ
ーソルを用いた場合を例とすると、選択可能と設定され
ている機能情報のみにカーソルが合わされるようにする
一方、選択可能と設定されていない機能情報にはカーソ
ルが合わされない(つまり、カーソルを移動させてもと
ばされる)ようにすることを言う。
【0023】ここで、本発明に関して、幾つかの実施形
態の例を示しておく。まず、第1の実施形態に係る携帯
端末では、設定受付手段から受け付けた利用者設定に従
って記憶手段に記憶した選択設定情報を変更する選択設
定機能を有しており、当該選択設定機能については画面
表示すべきものとして設定されているとともに選択可能
とすべきものとして選択設定情報が設定されて当該選択
設定情報の変更が禁止されており、更に、選択設定機能
では機能情報表示制御手段は備えられた全ての機能を対
象としてその機能情報を表示手段により画面表示させ、
選択制御手段は選択設定情報の如何に関わらずこれら全
ての機能情報を選択可能とすることを特徴とする。
【0024】また、第2の実施形態に係る携帯端末で
は、設定受付手段から受け付けた利用者設定に従って記
憶手段に記憶した選択設定情報を変更する選択設定機能
を有しており、当該選択設定機能については表示制御か
ら除外されるとともに選択設定情報による選択制御から
も除外されて、その機能情報が機能情報制御表示手段に
よって表示手段により画面表示させられるとともに選択
制御手段によって選択可能とされ、更に、選択設定機能
では機能情報表示制御手段は備えられた全ての機能を対
象としてその機能情報を表示手段により画面表示させ、
選択制御手段は選択設定情報の如何に関わらずこれら全
ての機能情報を選択可能とする。
【0025】つまり、上記した第1の実施形態や第2の
実施形態に係る携帯端末では、設定受付手段から受け付
けた利用者設定に従って記憶手段に記憶した選択設定情
報を変更する選択設定機能を有しており、この選択設定
機能の情報は機能情報表示画面(機能を選択させるため
の機能選択画面)に常に表示されて選択可能とされるよ
うにして、一旦設定した選択設定情報を利用者が後に任
意に変更することができるようにしている。
【0026】具体的には、選択設定機能については画面
表示すべきものとされているとともに選択可能とすべき
ものとして選択設定情報が設定されて当該選択設定情報
の変更が禁止されており、又は、選択設定機能について
は表示制御から除外されるとともに選択設定情報による
選択制御から除外されて機能情報制御表示手段によって
画面表示されるとともに選択制御手段によって選択可能
とされるようになっており、選択設定機能では、機能情
報表示制御手段が備えられた全ての機能を対象としてそ
の機能情報を表示手段により画面表示させ、選択制御手
段が選択設定情報の如何に関わらずこれら全ての機能情
報を選択可能とする。
【0027】従って、選択設定機能の情報は機能情報表
示画面に常に表示されるとともに選択可能とされ、この
選択設定機能を起動させた場合には、当該携帯端末に備
えられた全ての機能の情報が画面表示されて選択可能と
されるため、利用者が画面表示を見ながら各機能の選択
設定情報を任意に変更することができる。
【0028】また、本発明に係る携帯端末は、種々な装
置に適用可能なものであり、一例として、携帯電話機等
の携帯無線通信端末装置に適用されるのも好ましい。す
なわち、第3の実施形態に係る携帯端末では、携帯可能
な小型のケーシングの表面に、表示手段の表示部として
液晶パネル、設定受付手段や選択指示受付手段の操作部
としてスイッチを備え、当該ケーシングの内部に、記憶
手段の記憶部としてランダムアクセスメモリ、機能情報
表示制御手段の表示制御部や選択制御手段の選択制御部
として各種の機能プログラムを実行するプロセッサを備
えた携帯無線通信端末装置として構成した。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る携帯端末の一
実施形態である携帯電話端末装置Tの一構成例を示して
あり、本例の携帯電話端末装置Tには、表示手段1や、
受付手段2や、記憶手段3や、機能情報表示制御手段4
や、選択制御手段5や、無線通信手段6や、アンテナ7
が備えられている。また、本例の携帯電話端末装置T
は、電話帳機能や時刻設定機能等といった携帯電話端末
装置に利便性を持たせるために利用者が選択起動するこ
とができる数多くの(複数の)機能を有している。
【0030】また、本例の携帯電話端末装置Tでは、通
常モードとシンプルメニューモードとが利用者により選
択的に切り替え可能に設けられてあり、通常モードでは
全ての機能の情報を画面表示させてこれら全ての機能情
報を利用者により選択可能とする一方、シンプルメニュ
ーモードでは全ての機能の情報を画面表示させて、後述
する選択設定情報に従って選択可能と設定されている機
能情報のみを利用者により選択可能とすることを行う。
【0031】ここで、本例の携帯電話端末装置Tでは、
画面表示させられた機能情報を選択する手段として当該
画面に表示させられるカーソルが用いられており、具体
的には、利用者から受け付けた操作により画面上のカー
ソルが当該画面上の或る機能情報に合わせられたことに
応じて当該機能情報が選択され、更に、カーソルが当該
機能情報に合わせられた状態でその機能を起動させるた
めの指示(決定)が利用者から受け付けられたことに応
じて当該機能情報により表される機能の処理が起動させ
られて実行される。
【0032】表示手段1は、例えば情報を表示出力する
LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ画
面から構成されており、機能を特定するための機能情報
等といった各種の情報を表示出力する機能を有してい
る。受付手段2は、例えば利用者により操作されるスイ
ッチを備えた操作部から構成されており、各種の情報や
指示を利用者から受け付ける機能を有している。ここ
で、本例の受付手段2は、機能情報を選択可能とするか
否かの設定を利用者から受け付ける設定受付手段や、利
用者から機能情報の選択指示を受け付ける選択指示受付
手段を構成している。
【0033】記憶手段3は、例えば情報を記憶するメモ
リから構成されており、本例では、利用者により設定さ
れた選択設定情報を機能情報に対応付けて記憶する機能
を有している。なお、選択設定情報と機能情報とを対応
付けて記憶する仕方の具体例を図2を用いて後述する。
機能情報表示制御手段4は、機能情報を表示手段1によ
り画面表示させる機能を有しており、本例では、シンプ
ルメニューモードにおいて、選択可能と設定されている
機能情報と選択可能と設定されていない機能情報との両
方を含んだ全ての機能情報を画面表示させる。
【0034】なお、本例では、説明の便宜上から、シン
プルメニューモードにおいて全ての機能情報の中の一部
のみが選択可能と設定されている場合を示すが、選択設
定情報の設定状況によっては、例えば全ての機能情報が
選択可能と設定されている場合や、或いは、例えば全て
の機能情報が選択可能と設定されていない場合も生じ得
る。
【0035】選択制御手段5は、画面表示させられた機
能情報に対して、記憶手段3に記憶された選択設定情報
に従って、選択可能と設定されている機能情報のみを利
用者により選択可能とする機能を有しており、本例で
は、シンプルメニューモードにおいて、選択可能と設定
されている機能情報と選択可能と設定されていない機能
情報との両方を含んだ全ての機能情報が画面表示させら
れている場合に、選択可能と設定されている機能情報の
みを利用者により選択可能とする一方、選択可能と設定
されていない機能情報については利用者により選択でき
ないようにする。
【0036】無線通信手段6は、アンテナ7を用いて他
の装置(例えば携帯電話通信システムに備えられた無線
基地局装置等)との間で無線通信を行う機能を有してい
る。アンテナ7は、無線信号を送受信する機能を有して
いる。ここで、以上では、説明の便宜上から、本例の携
帯電話端末装置Tの概略的な構成例を示したが、例えば
他の機能手段が本例の携帯電話端末装置Tに備えられて
いてもよい。
【0037】次に、図2を用いて、選択設定情報と機能
情報とを対応付けて記憶する仕方の具体例を示す。本例
の記憶手段3では、利用者によって選択される各機能を
特定表示するための機能情報と当該機能情報を選択可能
とするか否かを制御する選択設定情報とを対応付けて格
納する。本例では、この機能情報と選択設定情報は、例
えば図2(a)、(b)に示すような書き換え可能なテ
ーブルとして格納されている。なお、図2(a)は初期
の状態を示し、同図(b)は利用者によって選択設定情
報のON/OFFが変更された状態を示している。ここ
で、本例では、ONは選択可能であることを示し、OF
Fは選択可能ではないことを示している。
【0038】また、本例では、このテーブルに利用者操
作に応じて選択起動される機能として8個の機能(機能
A〜機能H)が登録されており、これらの機能を特定表
示するためにその機能名が「機能」の欄に記憶され、当
該機能名を選択可能とするか否かを示すON/OFFの
選択設定情報が「選択設定」の欄に対応付けて記憶され
ている。
【0039】ここで、本例では、機能Aは電話帳機能、
機能Bは時刻設定機能、機能Cはアラーム設定機能、機
能Dはタイマー設定機能、機能Eは鳴音パターン設定機
能、機能Fは音量設定機能、機能Gはバイブレータ設定
機能、機能Hは選択設定機能となっている。なお、本例
では、各機能を特定する機能情報を文字表示される機能
名としているが、各機能を表象するマークを機能情報と
して用いるようにしてもよい。
【0040】ここに、選択設定機能(機能H)は、受付
手段2から受け付けた利用者による設定に従ってテーブ
ルに記憶した各選択設定情報をON/OFF切り替えし
て書き換える機能であり、この選択設定機能が起動され
ると、例えば全ての機能A〜Hを対象としてその機能情
報が表示手段1により画面表示され、また、例えば選択
設定情報の如何に関わらず、これら全ての各機能情報に
対して受付手段2からの操作で利用者がその選択設定情
報を変更できるようになっている。
【0041】また、本例では、例えば通常モードにおい
て全ての機能情報がメニュー形式で画面に一覧表示させ
られている場合に、利用者からの操作によって画面上の
カーソルが当該画面上の特定の機能情報に合わせられて
その状態で所定のキースイッチ(決定キー)が所定の時
間以上押された(長押しされた)ことに応じて、当該機
能情報を選択可能とする状態と選択可能としない状態
(解除された状態)とが切り替えられて設定される。
【0042】次に、シンプルメニューモードにおける画
面表示の具体例を示す。図3には、シンプルメニューモ
ードにおいて表示手段1により表示される画面の表示内
容の一例を示してある。ここで、同図では、上記図2
(b)に示したような選択設定情報が各機能A〜Hに対
して設定されている場合の例を示してあり、また、一画
面で表示される機能情報の数が6個である場合の例を示
してある。
【0043】具体的には、上記図3に示した画面表示で
は、例えば1番目の機能Aの情報(“メニュー1”)か
ら6番目の機能Fの情報(“メニュー6”)までがメニ
ュー形式で画面に複数行(本例では、6行)をもって一
覧表示されている。そして、利用者により選択可能と設
定されている機能情報(シンプルメニュー)である“メ
ニュー1”、“メニュー3”、“メニュー5”の表示部
分については、選択可能と設定されていない機能情報
(通常のメニュー)である“メニュー2”、“メニュー
4”、“メニュー6”の表示部分と比べて背景色が濃く
表示させられている。また、画面上でカーソルが合わせ
られている機能情報である“メニュー1”については白
黒が反転表示させられている。
【0044】また、上記図3に示した画面では表示され
ていないが、7番目の機能Gの情報である“メニュー
7”や8番目の機能Hの情報である“メニュー8”につ
いても、(本例では、上下の)画面スクロールにより画
面に表示させられる。また、シンプルメニューモードで
は、利用者により選択可能と設定されている機能情報で
ある“メニュー1”、“メニュー3”、“メニュー
5”、“メニュー7”、“メニュー8”についてのみカ
ーソルが合わせられるようになっており、これらについ
てのみ利用者により起動させて実行させることが可能と
なっている。
【0045】つまり、本例では、シンプルメニューモー
ドにおいて全ての機能情報が画面表示させられるが、利
用者の操作によってカーソルが(本例では、上下に)移
動させられる場合には、選択可能と設定されている機能
情報のみの上を当該カーソルが移動する一方、選択可能
と設定されていない機能情報についてはとばされてこの
ような機能情報の上には当該カーソルが置かれない(止
まらない)ようになっている。
【0046】なお、本例では、好ましい態様として、選
択可能と設定されている機能情報(シンプルメニュー)
と選択可能と設定されていない機能情報(通常のメニュ
ー)とを異なる態様で表示させたが、このような表示の
仕方としては、特に限定はなく、例えば色分けや網掛け
等の種々な仕方を用いて、シンプルメニューと通常のメ
ニューとを視覚的に区別可能に表示させることができ
る。また、このようにシンプルメニューと通常のメニュ
ーとを視覚的に区別可能とする表示が例えば通常モード
においても行われるようにすることもできる。
【0047】以上のように、本例の携帯電話端末装置T
では、選択可能と設定されている機能情報と共に選択可
能と設定されていない機能情報も画面表示させられるた
め、選択可能と設定されていない機能の情報についても
利用者の目に触れられるようにすることができる。これ
とともに、本例の携帯電話端末装置Tでは、画面表示さ
せられた機能情報の中で選択可能と設定されている機能
情報のみが利用者により選択可能とされて、つまり具体
的には、選択可能と設定されていない機能情報へのカー
ソル移動を省略することができるため、機能情報の選択
時に利用者により行われるキー操作の回数を少なくする
ことができる。
【0048】また、本例の携帯電話端末装置Tでは、例
えばシンプルメニューモードにおいても、通常モードに
おいて画面表示させられる機能情報の表示順序(本例で
は、“メニュー1”、“メニュー2”、…、“メニュー
8”)と同じ表示順序を用いて複数の(本例では、8個
の)機能情報が表示させられる構成であるため、利用者
にとって見慣れた表示順序で機能情報を提示することが
でき、これにより、利用者の使い勝手をよくすることが
できる。
【0049】なお、本例では、通常モードにおいては必
ず選択設定機能(機能H)の選択及び起動が可能となる
構成を用いていることから、シンプルメニューモードに
おいては選択設定機能が選択可能と設定されない場合が
あってもよいが、例えばこのような通常モードが存在し
ないような場合には、選択設定機能についてはその機能
情報が常に画面表示させられて常に利用者により選択可
能とすることが必要とされる。
【0050】これを実現するための構成としては、一例
として、選択設定機能(機能H)については、他の機能
A〜Gとは異なって、選択設定情報が選択可能とすべき
ものとして常にONに設定されて書き換えが禁止される
ようにし、画面表示された当該選択設定機能に係る機能
情報を選択することにより当該選択設定機能を起動させ
て、他の機能A〜Gについて選択可能とするか否かを随
時変更できるようにする。
【0051】ここで、このような構成では、例えば記憶
手段3を構成するメモリの或るアドレスに書き換え不可
フラグを立てる等することで、選択設定機能については
選択設定情報を書き換え禁止にすることができる。ま
た、前記実現のための他の構成例として、選択可能とす
るか否かを制御するためのテーブルから選択設定機能
(機能H)を除外して、選択設定機能については選択設
定情報を特に設けずに、表示手段1の機能選択画面に必
ず表示されて選択可能とされるようにすることもでき
る。
【0052】また、本例では、機能情報と選択設定情報
とを対応付けたテーブルを用いたが、本発明では、この
ようなテーブル化をせずともこれらの情報を対応付けて
メモリに記憶すればよく、更には、例えば、機能情報と
選択設定情報とを直接対応付けずとも、機能情報は機能
に対応付けて記憶するとともに選択設定情報も機能に対
応付けて記憶することにより、機能を介して機能情報と
選択設定情報とが対応付けられるような間接的な対応付
けが用いられてもよい。
【0053】ここで、本発明に係る携帯端末の構成とし
ては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構
成が用いられてもよい。また、本発明の適用分野として
は、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は種
々な分野に適用可能なものである。具体例として、本発
明は、携帯電話機やメッセージを双方向で送受信する無
線携帯端末装置等に適用可能であることは勿論であり、
更には、複数の機能を有するPDAや電子手帳等といっ
た種々な携帯電子機器等に適用することも可能である。
【0054】また、上記した実施形態では、本発明に係
る携帯端末により行われる各種の処理としては、例えば
プロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源におい
てプロセッサがROMに格納された制御プログラムを実
行することにより制御される構成としたが、例えば当該
処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエ
ア回路として構成されてもよい。また、本発明は上記の
制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディ
スクやCD−ROM等のコンピュータにより読み取り可
能な記録媒体として把握することもでき、当該制御プロ
グラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセッ
サに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行さ
せることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る携帯
端末では、機能を特定するための機能情報を選択可能と
するか否かの設定を利用者から受け付けて、利用者によ
り設定された選択設定情報を機能情報に対応付けて記憶
し、選択可能と設定されている機能情報と選択可能と設
定されていない機能情報とを画面表示させて利用者から
機能情報の選択指示を受け付けるに際して、画面表示さ
せられた機能情報に対して、選択設定情報に従って選択
可能と設定されている機能情報のみを利用者により選択
可能とするようにしたため、選択可能と設定されていな
い機能の情報についても利用者の目に触れられるように
することができ、且つ、機能情報の選択時に利用者によ
り行われるキー操作を簡易化することができ、これによ
り、利用者が目的とする機能表示を容易に探し出して当
該機能を迅速に起動させることが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る携帯電話端末装置の一
構成例を示す図である。
【図2】各機能と選択設定情報とを対応付けるテーブル
の一例を示す図である。
【図3】携帯電話端末装置のシンプルメニューモードに
おける画面の表示内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・表示手段、 2・・受付手段(設定受付手段、選
択指示受付手段)、3・・記憶手段、 4・・機能情報
表示制御手段、 5・・選択制御手段、6・・無線通信
手段、 7・・アンテナ、 T・・携帯電話端末装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を有する携帯端末において、 機能を特定するための機能情報を画面表示する表示手段
    と、 機能情報を選択可能とするか否かの設定を利用者から受
    け付ける設定受付手段と、 利用者により設定された選択設定情報を機能情報に対応
    付けて記憶する記憶手段と、 選択可能と設定されている機能情報と選択可能と設定さ
    れていない機能情報とを表示手段により画面表示させる
    機能情報表示制御手段と、 利用者から機能情報の選択指示を受け付ける選択指示受
    付手段と、 画面表示させられた機能情報に対して、記憶された選択
    設定情報に従って選択可能と設定されている機能情報の
    みを利用者により選択可能とする選択制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯端末。
JP2000243695A 2000-08-11 2000-08-11 携帯端末 Pending JP2002057778A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115676A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置の用紙指定方法および印刷指示装置並びに印刷指示プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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