JP2002055866A - 情報管理サーバ、利用者端末及び記録媒体 - Google Patents

情報管理サーバ、利用者端末及び記録媒体

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JP2002055866A
JP2002055866A JP2000242817A JP2000242817A JP2002055866A JP 2002055866 A JP2002055866 A JP 2002055866A JP 2000242817 A JP2000242817 A JP 2000242817A JP 2000242817 A JP2000242817 A JP 2000242817A JP 2002055866 A JP2002055866 A JP 2002055866A
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JP2000242817A
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Masashi Watanabe
真史 渡辺
Yuriko Tsuzuki
由里子 都築
Hidenori Endo
秀則 遠藤
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NTT Data Group Corp
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収集した情報を効率良く共有できる情報管理
サーバ等を提供する。 【解決手段】 利用者端末1は、開始ボタンの押下に応
じて記録モードを開始し、記録モード中に、記録ボタン
の押下を検出した場合、閲覧中のサイトのURL等を記
憶し、停止ボタンの押下に応じて記録モードを終了し、
記録モード中にURL等が記憶された各サイトについ
て、データの入力を受け付け、各サイトについて、入力
されたデータとURL等を含む情報源データを生成し、
データベース2に登録する。ファイルサーバ3は、デー
タベース2に登録された情報源データにおけるURLに
アクセスし、アクセス先がアクセス不可能である場合、
内容が類似するファイルを検索し、ファイルが検出され
た場合には、そのファイルのアクセス先を新たなアクセ
ス先として情報源データを更新し、類似ファイルが検出
されない場合には、その情報源データを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して取得した情報を共有するシステムで使用する情報管
理サーバ及び利用者端末等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、個人がウェブ上にある情報源を保
存するときには、ブラウザのブックマーク機能等を使用
しており、その情報源の情報を複数の端末で共有する場
合には、各自が作成したブックマークや、HTML等で
作られたリンク集をサーバで保存する等していた。ま
た、ダウンロードした情報(電子ファイル)をサーバに
保存して、情報の共有化を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
方法では、共有しているブックマークやリンク集がリン
ク切れになることが多いため、管理者は確認作業や修正
作業を行う必要があり、このような作業にかなりの時間
と労力が必要とされていた。また、ダウンロードしてデ
ータベースに保存した電子ファイルのダウンロード元で
は、その電子ファイルが更新される場合もあり、この場
合、データベースで保持している電子ファイルは古いも
のとなってしまう。
【0004】また、共有化のための登録操作は通常の利
用者にとっては煩雑で困難な作業であった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、収集した情報を効率良く共有することができる
情報管理サーバ及び利用者端末等を提供することを目的
とする。また、共有している情報を最新の状態で維持管
理することができる情報管理サーバ等を提供することを
目的とする。また、容易な操作で情報の共有化を図るこ
とができる利用者端末等を提供するこを他の目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る情報管理サーバは、ファ
イルのアクセス先を示すアクセス先情報を含む情報源デ
ータを記憶するデータベースを備えるネットワークシス
テム用の情報管理サーバであって、前記データベースに
登録された情報源データにおけるアクセス先情報が示す
アクセス先にアクセスし、アクセス先情報が示すアクセ
ス先がアクセス不可能である場合、内容が類似する代替
ファイルを検索し、代替ファイルが検出された場合に
は、代替ファイルのアクセス先を新たなアクセス先とし
て前記情報源データを更新し、前記代替ファイルが検出
されない場合には、当該情報源データを削除する、こと
を特徴とする。
【0007】このような構成によれば、データベースに
登録されている情報源データにおけるアクセス先をチェ
ックし、例えばリンク切れ等を検出した場合には、自動
的に修正又は更新して、データベースに登録されている
情報を最新の状態で維持し、効率の良い情報の共有化を
可能とする。
【0008】また、本発明の第2の観点に係る情報管理
サーバは、ネットワークを介してダウンロードされたフ
ァイルを記憶するデータベースを備えるネットワークシ
ステム用の情報管理サーバであって、前記データベース
に登録されたファイルのダウンロード元にアクセスし、
前記ダウンロード元に存在するファイルが、前記データ
ベースに登録されているファイルより新しいか否かを判
別し、前記ダウンロード元におけるファイルの方が新し
いと判別した場合、該ファイルをダウンロードして、前
記データベースに登録されているファイルを更新する、
ことを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、ダウンロードし
てデータベースに登録されているファイルが古くなって
いるかをチェックし、古い場合には最新のファイルをダ
ウンロードしてデータベースを更新することにより、デ
ータベースの内容を最新の状態で維持し、効率の良い情
報の共有化を可能とする。
【0010】また、本発明の第3の観点に係る利用者端
末は、データベースを共有するネットワークシステム用
の利用者端末であって、所定の開始要求の入力に応じて
記録モードを開始し、前記記録モード中に、所定の記録
要求の入力を検出した場合には、閲覧中のサイトのアク
セス先を示すアクセス先情報を取得して記憶領域に蓄積
して記憶し、所定の停止要求の入力に応じて前記記録モ
ードを終了するとともに、前記記録モード中にアクセス
先情報が記憶された各サイトについて、データの入力を
受け付け、各サイトについて、入力されたデータと、前
記記憶されたアクセス先情報と、を含む情報源データを
生成し、前記データベースに登録する、ことを特徴とす
る。
【0011】このような構成によれば、簡易な操作でサ
イトの情報等をデータベースに登録することができる。
また、簡易な操作で、各サイトに対する利用者のコメン
ト等も登録することができる。
【0012】また、本発明の第4の観点に係る記録媒体
は、コンピュータを、ファイルのアクセス先を示すアク
セス先情報を含む情報源データを記憶するデータベース
を備えるネットワークシステム用の情報管理サーバとし
て機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、該コンピュータを、
前記データベースに登録された情報源データにおけるア
クセス先情報が示すアクセス先にアクセスする手段、ア
クセス先情報が示すアクセス先がアクセス不可能である
場合、内容が類似する代替ファイルを検索し、代替ファ
イルが検出された場合には、代替ファイルのアクセス先
を新たなアクセス先として前記情報源データを更新し、
前記代替ファイルが検出されない場合には、当該情報源
データを削除する手段、として機能させるためのプログ
ラムを記録する。
【0013】また、本発明の第5の観点に係る記録媒体
は、コンピュータを、ネットワークを介してダウンロー
ドされたファイルを記憶するデータベースを備えるネッ
トワークシステム用の情報管理サーバとして機能させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、該コンピュータを、前記データベ
ースに登録されたファイルのダウンロード元にアクセス
する手段、前記ダウンロード元に存在するファイルが、
前記データベースに登録されているファイルより新しい
か否かを判別する手段、前記ダウンロード元におけるフ
ァイルの方が新しいと判別した場合、該ファイルをダウ
ンロードして、前記データベースに登録されているファ
イルを更新する手段、として機能させるためのプログラ
ムを記録する。
【0014】また、本発明の第6の観点に係る記録媒体
は、コンピュータを、データベースを共有するネットワ
ークシステム用の利用者端末として機能させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、該コンピュータを、所定の開始要求の入力
に応じて記録モードを開始する手段、前記記録モード中
に、所定の記録要求の入力を検出した場合には、閲覧中
のサイトのアクセス先を示すアクセス先情報を取得して
記憶領域に蓄積して記憶する手段、所定の停止要求の入
力に応じて前記記録モードを終了するとともに、前記記
録モード中にアクセス先情報が記憶された各サイトにつ
いて、データの入力を受け付ける手段、各サイトについ
て、入力されたデータと、前記記憶されたアクセス先情
報と、を含む情報源データを生成し、前記データベース
に登録する手段、として機能させるためのプログラムを
記録する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
情報収集システムについて図面を参照して説明する。本
発明の実施の形態に係る情報収集システムのシステム構
成図を図1に示す。図示されるように、この情報収集シ
ステムは、利用者端末1と、データベース2と、ファイ
ルサーバ3と、を備え、これらはLAN等によって相互
に接続されている。また、利用者端末1とファイルサー
バ3は、インターネット等の外部ネットワークにも接続
可能である。
【0016】利用者端末1は、通常のパーソナルコンピ
ュータ等を含み、例えば図2に示すように、制御部11
と、記憶部12と、入力部13と、表示部14と、通信
制御部15と、を備える。また、利用者端末1は、イン
ターネット上の情報等の閲覧機能を実現するためのブラ
ウザ(ソフトウェア)を装備する。
【0017】制御部11は、ブラウザに対する利用者の
入力操作に従って、インターネット上の情報源をデータ
ベース2に登録する情報源登録処理を行う。なお、本実
施例で使用されるブラウザは、例えば図3に示すよう
に、開始ボタン、記録ボタン、停止ボタン等の制御ボタ
ンを備える。記録ボタンは、開始ボタンの押下後から停
止ボタンの押下時までの間で、その押下が有効となる。
この情報源登録処理において、制御部11は、開始ボタ
ンの押下を検出すると、所定のモード(ログ取りモー
ド)に入り、このログ取りモードにおいて、記録ボタン
の押下を検出した場合、そのときブラウザで表示されて
いるサイトのURLとサイト名を取り込んで所定の記憶
領域に記録する。そして、停止ボタンの押下を検出する
と、ログ取りモードを終了し、所定の記憶領域に蓄積し
ていた各サイトのURLとサイト名等を所定の画面(取
捨選択画面)に表示する。そして、取捨選択画面にて、
利用者からの各サイトに対するコメントの入力等を受け
付ける。
【0018】取捨選択画面は、例えば図4に示すよう
に、サイト名欄E1、URL欄E2、コメント欄E3、
カテゴリ欄E4、チェックボックスE5等を、記録され
たサイト毎に備える。サイト名欄E1とURL欄E2に
は、記録されたサイトのサイト名とURL名がそれぞれ
表示される。また、コメント欄E3には、サイトの内容
や利用者の着眼点を示すコメントやキーワードが利用者
により入力される。また、カテゴリ欄E4では、記録さ
れたサイトのカテゴリが利用者により選択入力される。
また、チェックボックスE5は、利用者がデータベース
2に登録すると判断したサイトについてチェックを入れ
るためのものである。また、取得選択画面には、登録者
名を記入(又は選択)するための登録者欄E6も設けら
れている。なお、この取得選択画面では、記録ボタンが
押下された順に各サイトの入力欄等が表示されるように
してもよい。
【0019】制御部11は、取得選択画面において各サ
イトについての入力を受け付けた後、例えば所定の登録
ボタンの押下に応じて、チェックボックスE5がチェッ
クされた各サイトについて、画面上で設定された情報
(URL名、サイト名、登録者、カテゴリ、コメント
等)に基づく所定の情報源データを生成し、データベー
ス2に登録する。
【0020】また、制御部11は、上記の情報源登録処
理によりデータベース2に登録された情報源データに対
する閲覧要求が入力されると、データベース2から情報
源データを取得して表示する。このとき、時系列順に、
又はカテゴリリンクで辿ることで所望の情報源データを
検索することができる。また、キーワード検索等で所望
の情報源データを検索することができる。そして、例え
ば、一の情報源データが選択された場合には、その選択
された情報源データが示すリンク先(URL)にアクセ
スし、供給されるページを表示する。
【0021】また、制御部11は、閲覧中のサイトにお
いて、データベース2に登録されている情報源データと
関連のあるハイパーリンクについて強調表示を行い、コ
メントを表示等する表示制御処理を行う。この表示制御
処理は、ブラウザにおける開始ボタンの押下に応じて開
始され、停止ボタンの押下に応じて終了する。本処理に
おいて、制御部11は、閲覧中のサイト内にあるハイパ
ーリンクを認識し、そのハイパーリンクをデータベース
2に記憶される情報源データのURLと照合する。照合
の結果、閲覧中のサイト内にあるハイパーリンクがデー
タベース2に保存されているURLと合致する場合、そ
のURLに対応するコメントをデータベース2から抽出
する。そして、閲覧中のサイトにおけるそのハイパーリ
ンクを強調表示するようなタグと、そのハイパーリンク
がポインタで指し示された場合に、データベース2から
抽出されたコメントが表示されるようなタグと、を閲覧
中のページのソースに追記する。
【0022】これにより、閲覧しているページに、デー
タベース2に登録されている情報源データと関連のある
ハイパーリンクがある場合には、そのハイパーリンクが
強調表示され、さらにそのハイパーリンクが指し示され
た場合にはデータベース2に登録されているコメントが
表示される。
【0023】また、制御部11は、ウェブ上のページを
ダウンロードし、その電子ファイルをデータベース2に
登録するファイル登録処理を行う。このファイル登録処
理において、制御部11は、例えばウェブ上からダウン
ロードした電子ファイルを保存する旨の入力操作に応じ
て、所定の登録画面を表示する。この登録画面は、例え
ば、保存対象の電子ファイルについて、制御部11が取
得したファイル名とダウンロード元のURL(ダウンロ
ード元URL)等が表示され、利用者によるコメント等
の入力を受け付ける入力欄が設けられている。そして、
画面上の所定のボタンの押下等に応じて、ファイル名と
ダウンロード元URLと入力されたコメント等を含むフ
ァイル情報を、ダウンロードされた電子ファイルととも
にデータベース2に登録する。
【0024】また、制御部11は、上記のファイル登録
処理によりデータベース2に登録されたファイル情報に
対する閲覧要求が入力されると、データベース2からフ
ァイル情報を取得して表示する。このとき、時系列順に
表示させて所望のファイル情報を検索することができ
る。又、キーワード検索等で所望のページファイル情報
を検索することもできる。そして、例えば、一のファイ
ル情報が選択された場合には、その選択されたページ情
報が示す電子ファイルをデータベース2から取得して表
示等する。
【0025】記憶部12は、上記の処理を実現するため
の制御プログラム及びデータ等を記憶する。また、ログ
取りモード中に取得されたURL名、サイト名等を記憶
する。入力部13は、キーボード、マウス等の入力装置
を含み、利用者により入力された情報を制御部11に供
給する。表示部14は、CRT、液晶ディスプレイ等か
らなり、制御部11からの指示に応じて種々の画面を表
示する。通信制御部15は、外部との通信を制御する。
【0026】データベース2は、情報源データのテーブ
ル、ファイル情報のテーブル、ファイル情報に対応する
電子ファイル等を記憶する。情報源データは、例えば図
5に示すように、URL、タイトル、最終更新日時、登
録者、カテゴリ、コメント、フラグ、代替リンク等のデ
ータを備える。また、重要度の高いリンク先を示すデー
タ項目をさらに備えてもよい。最終更新日時は、例えば
利用者端末1が各サイトを記録した日時が初期値として
設定され、その後、後述するファイルサーバ3により更
新される。また、フラグ、代替リンク等の設定処理につ
いては後述する。
【0027】また、ファイル情報は、例えば図6に示す
ように、ファイル名、タイトル、ダウンロード元UR
L、最終更新日時、登録者、カテゴリ、コメント、フラ
グ等を備える。最終更新日時は、例えば利用者端末1が
各電子ファイルをダウンロードした日時が初期値として
設定され、その後、後述するファイルサーバ3により更
新される。フラグ等の設定処理については後述する。
【0028】なお、データベース2に登録された情報源
データ及びファイル情報は、例えば、時系列順、関連す
るキーワード(コメント等)順等に分類されてリスト化
される。キーワードの登録や更新は、利用者又はシステ
ム管理者が自由に行うことができる。
【0029】ファイルサーバ3は、各利用者端末1によ
りデータベース2に登録された情報源データや電子ファ
イル等を管理するためのサーバであり、例えば図7に示
すように、制御部31と、記憶部32と、入力部33
と、表示部34と、通信制御部35と、を備える。
【0030】制御部31は、データベース2に登録され
た情報源データにおけるURLのリンク切れを自動的に
チェックし、リンク切れを検出した場合に類似サイト
(代替サイト)へのURLを自動的に追記する自動修正
処理を行う。この自動修正処理において、制御部31
は、データベース2に記憶されている情報源データにお
ける全てのURLに所定のタイミングでアクセスする。
そして、アクセスの結果、リンク先に該当データが存在
する場合には、正常である旨のフラグ(例えば「0」
等)をデータベース2の情報源データに設定し、最新更
新日時を更新する。
【0031】また、リンク先に該当データが存在しない
場合には、再度アクセスを試みるとともに、該当する情
報源データに所定のフラグを段階的に設定する。具体的
には、初回から所定回までのアクセスを第一段階とし、
初回のアクセスでリンク切れが検出された場合には、リ
ンク先の消滅を示すフラグ(例えば「1」等)を該当す
る情報源データに設定し、最新更新日時を更新する。第
一段階では、一時的なサーバダウンの可能性があるた
め、情報源データをすぐにデータベース2から削除しな
い。
【0032】そして、アクセス回数が所定回数を超えた
場合を第二段階とし、消去対象であることを示すフラグ
(例えば「2」等)を該当する情報源データに設定し、
最新更新日時を更新する。第二段階では、明らかにリン
ク切れと認められるため、修正を試み、修正が不可能で
ある場合には該当する情報源データを消去する修正処理
を行う。
【0033】この修正処理では、制御部31は、消失し
たリンク先のディレクトリ内で類似したファイルを検索
する。類似したファイルの検索は、例えば、タイトルや
コメント等をキーワードとして検索する。該当するファ
イルが無い場合、そのディレクトリの一つ上のディレク
トリにさかのぼって、消失したファイルと類似するファ
イルを検索する。なお、ディレクトリのさかのぼりは、
例えばURLのディレクトリ記号(/)を削除すること
で行う。なお、該当するファイルを検出した場合には、
そのURLを取り込み、変更先候補(代替リンク先)と
してデータベース2に記憶し、管理者等からの更新の指
示に応じて代替リンク先を通常のリンク先として更新す
る。また、ディレクトリをさかのぼり続けても類似サイ
トが見つからない場合やリンク先のサーバ自体が閉鎖さ
れた場合には、修正不能であることを示すフラグ(例え
ば「3」等)を設定する。そして、修正不能のフラグが
設定された情報源データについて、所定のタイミングで
データベース2から消去する。
【0034】なお、リンク先に「このページは○○に移
動しました」等の記述がある場合には、移動先の新しい
URLを取り込み、データベース2の該当する情報源デ
ータのURLを更新するようにしてもよい。この場合、
制御部31は、リンク先のページのHTMLソースにお
いて、新しいリンク先に飛ぶためのMETA文を検出
し、その記述において指定されているリンク先を読み取
る。
【0035】なお、上記の自動修正処理において、デー
タベース2の情報源データにおける各URLへのアクセ
スは一定の周期(又は任意のタイミング)で行ってもよ
い。このアクセス周期は、例えば所定の管理者モードに
おいて管理者からの入力により設定される。また優先度
の高いURLについては独自のアクセス周期を設定する
等、各URLに応じたアクセス周期を用いるようにして
もよい。
【0036】また、制御部31は、データベース2に保
存されたページの電子ファイルについて自動的に同期を
取る自動同期処理を行う。この自動同期処理では、制御
部31は、所定時間毎に、データベース2に保存された
電子ファイルについて、そのファイル情報を参照してウ
ェブ上のダウンロード元にアクセスし、データベース2
で保存している電子ファイルの最終更新日時を、ダウン
ロード元における電子ファイルの日時と比較する。そし
て、ダウンロード元における電子ファイルの方が新しい
ときには、その電子ファイルをダウンロードしてデータ
ベース2に保存されている電子ファイルを更新し、ファ
イルを更新したことを示すフラグを設定する。また、電
子ファイルの更新の有無にかかわらず、ファイル情報の
最終更新日時を更新する。
【0037】記憶部32は、上記の処理を実現するため
の制御プログラム及びデータ等を記憶する。入力部33
は、キーボード、マウス等の入力装置を含み、管理者等
により入力された情報を制御部31に供給する。表示部
34は、CRT、液晶ディスプレイ等からなり、制御部
31からの指示に応じて種々の画面を表示する。通信制
御部35は、外部との通信を制御する。
【0038】次に、情報源登録処理における利用者端末
1の動作について図8のフローチャートを参照して説明
する。まず、利用者端末1は、ブラウザ画面における開
始ボタンの押下を検出し、ログ取りモードに入る(ステ
ップS1)。ログ取りモードにおいて、記録ボタン又は
停止ボタンの押下を待つ(ステップS2)。
【0039】ステップS2において、記録ボタンの押下
を検出した場合、利用者端末1は、閲覧中のページのU
RL、サイト名を取得して所定の記憶領域に記録し(ス
テップS3)、ステップS2に戻る。また、ステップS
2において、停止ボタンの押下を検出した場合、利用者
端末1は、ログ取りモードを終了して、取得選択画面を
表示する(ステップS4)。
【0040】利用者端末1は、取得選択画面において、
サイトに対するコメントの入力や登録対象のサイトのチ
ェック等を受け付ける(ステップS5)。そして、画面
上の登録ボタンの押下等に応じて、ステップS3で取得
したURL等やステップS5で入力されたデータ等に基
づいて各サイトの情報源データを生成し、生成した情報
源データをデータベース2に登録して(ステップS
6)、本処理を終了する。
【0041】次に、自動修正処理におけるファイルサー
バ3の動作について図9のフローチャートを参照して説
明する。まず、ファイルサーバ3は、データベース2に
登録されている一の情報源データが示すURLにアクセ
スし(ステップS11)、そのURLについてアクセス
可能であるかを判別する(ステップS12)。
【0042】ステップS12において、アクセス可能で
あると判別された場合、ファイルサーバ3は、そのUR
Lに対応する情報源データのフラグは変更せず、最終更
新日時を更新して(ステップS13)、本処理を終了す
る。
【0043】また、ステップS12において、アクセス
不可能と判別された場合、ファイルサーバ3は、情報源
データに、「リンク先消滅」を示すフラグを設定し(ス
テップS14)、所定回数までアクセスを試みる(ステ
ップS15)。
【0044】ステップS15で所定回数のうちにアクセ
ス可能となった場合(ステップS16)には、ステップ
S14で設定したリンク先消滅を示すフラグを消して
(S17)、本処理を終了する。また、ステップS15
により所定回数のアクセスを試みても、アクセス不可能
である場合には、情報源データに「消去対象」を示すフ
ラグを設定し(ステップS18)、所定の修正処理を実
行して(ステップS19)、本処理を終了する。ファイ
ルサーバ3は、データベース2に登録されている各情報
源データについて、この自動修正処理を所定のタイミン
グで行う。
【0045】上記自動修正処理における修正処理につい
て図10のフローチャートを参照して説明する。まず、
ファイルサーバ3は、アクセス不可能なリンク先の直上
のディレクトリにアクセスし(ステップS21)、その
ディレクトリがアクセス可能であるかを判別する(ステ
ップS22)。
【0046】ステップS22において、直上のディレク
トリがアクセス不可能であると判別された場合には、ア
クセスできるまで、直上のディレクトリにアクセスし続
け(ステップS23)、アクセスが可能となったかを判
別する(ステップS24)。
【0047】ステップS22又はステップS24でアク
セス可能と判別された場合、ファイルサーバ3は、その
ディレクトリにあるファイルについて、データベース2
の情報源データに登録されているコメントやキーワード
等をキーとして検索し、消失した(アクセス不可となっ
た)ファイルの類似ファイルを探す(ステップS2
5)。そして、検出した類似ファイルのURLをデータ
ベース2に代替リンクとして登録し(ステップS2
6)、管理者の更新指示に応じて(ステップS27)、
代替リンクのURLを通常のリンク先のURLに変更し
て(ステップS28)、本処理を終了する。
【0048】また、ステップS24でアクセス不可能で
あると判別された場合、ファイルサーバ3は、修正不能
を示すフラグを情報源データに設定して(ステップS2
9)、本処理を終了する。
【0049】次に、自動同期処理におけるファイルサー
バ3の動作について図11のフローチャートを参照して
説明する。まず、ファイルサーバ3は、データベース2
に登録されている一のファイル情報が示すダウンロード
元URLにアクセスし(ステップS31)、そのダウン
ロード元URLにおける電子ファイルの更新日時が、デ
ータベース2に登録されている最終更新日時よりも新し
いか否かを判別する(ステップS32)。
【0050】ダウンロード元における電子ファイルの日
時の方が新しい場合には、その電子ファイルをダウンロ
ードしてデータベース2の電子ファイルを更新し、「更
新済み」のフラグを設定する(ステップS33)。そし
て、ファイル名やタイトルの変更があるか否かを判別し
(ステップS34)、変更がある場合にはデータベース
2のファイル情報のテーブルにおけるファイル名等を変
更し(ステップS35)、データベース2の該当するフ
ァイル情報の最終更新日時を更新して(ステップS3
6)、本処理を終了する。
【0051】また、ステップS34において変更無しと
判別された場合、データベース2の該当するファイル情
報の最終更新日時を更新して(ステップS36)、本処
理を終了する。
【0052】また、ステップS32で、ダウンロード元
URLにおけるファイルが新しいと判別されない場合に
は、データベース2の該当するファイル情報の最終更新
日時を更新して(ステップS36)、本処理を終了す
る。
【0053】ファイルサーバ3は、データベース2に登
録されている各ファイル情報について、この自動同期処
理を所定のタイミングで行う。
【0054】このようにして、ファイルサーバ3が、デ
ータベース2に登録されている情報源データのURL
や、ダウンロードされた電子ファイルをチェックし、リ
ンク切れやファイルが古くなっていることを検出した場
合には、自動的に修正又は更新等して、データベース2
に登録されている情報を最新の状態で維持する。これに
より、効率の良い情報の共有化が可能となる。また、簡
易な操作でサイトの情報等をデータベース2に登録する
ことができる機能を利用者端末1に持たせることによ
り、利用者がウェブ上から取得した情報を容易にデータ
ベース2に登録し、その共有化を図ることができる。
【0055】なお、上記説明におけるデータベース2
は、例えば、ディスク装置等の記憶装置に設けられても
よく、ファイルサーバ3内の記憶部32に設けられてい
てもよい。
【0056】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実
行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM等)から該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
する利用者端末1、ファイルサーバ3等を構成すること
ができる。なお、上述の機能を、OSが分担又はOSと
アプリケーションの共同により実現する場合等には、O
S以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0057】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データベースに登録されている情報源データにおけるア
クセス先をチェックし、必要に応じて自動的にデータベ
ースの修正又は更新を行うことで、データベースに登録
されている情報を最新の状態で維持し、効率の良い情報
の共有化を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報収集システムのシ
ステム構成図である。
【図2】利用者端末の構成を説明するための図である。
【図3】利用者端末で使用されるブラウザ画面を説明す
るための図である。
【図4】利用者端末に表示される取捨選択画面を説明す
るための図である。
【図5】情報源データを説明するための図である。
【図6】ファイル情報を説明するための図である。
【図7】ファイルサーバの構成を説明するための図であ
る。
【図8】情報源登録処理における利用者端末の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図9】自動修正処理におけるファイルサーバの動作を
説明するためのフローチャートである。
【図10】自動修正処理における修正処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】自動同期処理におけるファイルサーバの動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 利用者端末 2 データベース 3 ファイルサーバ 11 制御部 12 記憶部 13 入力部 14 表示部 15 通信制御部 31 制御部 32 記憶部 33 入力部 34 表示部 35 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 240 G06F 17/30 240A (72)発明者 遠藤 秀則 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5B075 ND36 NR03 PP02 PP03 PP22 PQ02 PQ22 PQ33 5B082 FA12 FA16 GB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルのアクセス先を示すアクセス先情
    報を含む情報源データを記憶するデータベースを備える
    ネットワークシステム用の情報管理サーバであって、 前記データベースに登録された情報源データにおけるア
    クセス先情報が示すアクセス先にアクセスし、 アクセス先情報が示すアクセス先がアクセス不可能であ
    る場合、内容が類似する代替ファイルを検索し、代替フ
    ァイルが検出された場合には、代替ファイルのアクセス
    先を新たなアクセス先として前記情報源データを更新
    し、前記代替ファイルが検出されない場合には、当該情
    報源データを削除する、 ことを特徴とする情報管理サーバ。
  2. 【請求項2】ネットワークを介してダウンロードされた
    ファイルを記憶するデータベースを備えるネットワーク
    システム用の情報管理サーバであって、 前記データベースに登録されたファイルのダウンロード
    元にアクセスし、 前記ダウンロード元に存在するファイルが、前記データ
    ベースに登録されているファイルより新しいか否かを判
    別し、 前記ダウンロード元におけるファイルの方が新しいと判
    別した場合、該ファイルをダウンロードして、前記デー
    タベースに登録されているファイルを更新する、 ことを特徴とする情報管理サーバ。
  3. 【請求項3】データベースを共有するネットワークシス
    テム用の利用者端末であって、 所定の開始要求の入力に応じて記録モードを開始し、 前記記録モード中に、所定の記録要求の入力を検出した
    場合には、閲覧中のサイトのアクセス先を示すアクセス
    先情報を取得して記憶領域に蓄積して記憶し、 所定の停止要求の入力に応じて前記記録モードを終了す
    るとともに、前記記録モード中にアクセス先情報が記憶
    された各サイトについて、データの入力を受け付け、 各サイトについて、入力されたデータと、前記記憶され
    たアクセス先情報と、を含む情報源データを生成し、前
    記データベースに登録する、 ことを特徴とする利用者端末。
  4. 【請求項4】コンピュータを、ファイルのアクセス先を
    示すアクセス先情報を含む情報源データを記憶するデー
    タベースを備えるネットワークシステム用の情報管理サ
    ーバとして機能させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 該コンピュータを、 前記データベースに登録された情報源データにおけるア
    クセス先情報が示すアクセス先にアクセスする手段、 アクセス先情報が示すアクセス先がアクセス不可能であ
    る場合、内容が類似する代替ファイルを検索し、代替フ
    ァイルが検出された場合には、代替ファイルのアクセス
    先を新たなアクセス先として前記情報源データを更新
    し、前記代替ファイルが検出されない場合には、当該情
    報源データを削除する手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】コンピュータを、ネットワークを介してダ
    ウンロードされたファイルを記憶するデータベースを備
    えるネットワークシステム用の情報管理サーバとして機
    能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体であって、 該コンピュータを、 前記データベースに登録されたファイルのダウンロード
    元にアクセスする手段、 前記ダウンロード元に存在するファイルが、前記データ
    ベースに登録されているファイルより新しいか否かを判
    別する手段、 前記ダウンロード元におけるファイルの方が新しいと判
    別した場合、該ファイルをダウンロードして、前記デー
    タベースに登録されているファイルを更新する手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】コンピュータを、データベースを共有する
    ネットワークシステム用の利用者端末として機能させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 該コンピュータを、 所定の開始要求の入力に応じて記録モードを開始する手
    段、 前記記録モード中に、所定の記録要求の入力を検出した
    場合には、閲覧中のサイトのアクセス先を示すアクセス
    先情報を取得して記憶領域に蓄積して記憶する手段、 所定の停止要求の入力に応じて前記記録モードを終了す
    るとともに、前記記録モード中にアクセス先情報が記憶
    された各サイトについて、データの入力を受け付ける手
    段、 各サイトについて、入力されたデータと、前記記憶され
    たアクセス先情報と、を含む情報源データを生成し、前
    記データベースに登録する手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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