JP2002055751A - 表示方法およびその装置 - Google Patents

表示方法およびその装置

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JP2002055751A
JP2002055751A JP2000247950A JP2000247950A JP2002055751A JP 2002055751 A JP2002055751 A JP 2002055751A JP 2000247950 A JP2000247950 A JP 2000247950A JP 2000247950 A JP2000247950 A JP 2000247950A JP 2002055751 A JP2002055751 A JP 2002055751A
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displaying
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JP2000247950A
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Kiyoshi Satake
清 佐竹
Yasushi Kanamaki
裕史 金巻
Ritsu Takeda
立 武田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上に起動された複数のウィンドウを、ユ
ーザが容易に把握して管理できる表示方法を提供する。 【構成】 ウィンドウ生成指示に応じて、複数のウィン
ドウのそれぞれについて、当該ウィンドウのX,Y平面
の形状とZ方向の位置とを規定し(ステップST2,S
T3)、前記複数のウィンドウのそれぞれを、対応する
前記X,Y平面上の形状と前記Z方向の位置とに基づい
て3次元表示する表示データを例えば1点透視図法を用
いて生成する(ステップST4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面内に表示する
ウィンドウを3次元表示する表示方法およびその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどのディスプレイ上に、
同じあるいは異なるアプリケーションやインターネット
を介して受信したデータなどを複数のウィンドウを使っ
て表示する場合がある。従来のウィンドウ表示では、そ
れぞれのウィンドウについて2次元的な形状および大き
さを規定し、机の上に何枚もの紙を重ねて配置するイメ
ージで、複数のウィンドウを重ねて表示する。このよう
なウィンドウ表示では、ユーザが他のウィンドウの下に
隠れているウィンドウを表示する場合に、手前のウィン
ドウをアイコン化するなどの操作を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1画面
に表示するウィンドウの数が多いと、ユーザは、自らが
見ようとするウィンドウを画面上で探すのに手間がかか
るという問題がある。また、手前のウィンドウに隠れて
いる他の不要なウィンドウの存在を忘れてしまい、不要
なウィンドウおよびアプリケーションを起動することに
より、コンピュータの処理負担が大きくなる場合がある
という問題もある。また、従来のコンピュータのディス
プレイ表示では、ウィンドウのサイズを変更しても、そ
のウィンドウ内に表示される文字や画像の大きさは変わ
らないため、例えば、ウィンドウのサイズを縮小した場
合に、それまで表示されていた文字および画像の一部が
ウィンドウの縮小後に当該ウィンドウ内に表示されなく
なる場合がある。そのような場合に、ユーザは、当該表
示されなくなった部分を見るために画面スクロールなど
の操作を行う必要が生じ、不便であるという問題があ
る。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、画面上に起動された複数のウィンドウを、ユ
ーザが容易に把握して管理できる表示方法およびその装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、ウィ
ンドウの大きさを変更した場合でも、ウィンドウ内の表
示内容を保持できる表示方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明表
示方法は、1画面に複数のウィンドウを表示する表示方
法であって、複数のウィンドウのそれぞれについて、当
該ウィンドウのX,Y平面の形状のみならず加えてZZ
方向の位置とを規定し、前記複数のウィンドウのそれぞ
れを、対応する前記X,Y平面上の形状と前記Z方向の
位置とに基づいて3次元表示する表示データを生成す
る。
【0006】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
X,Y,Z座標系内に規定された視点または無限遠と、
前記ウィンドウの前記X,Y平面の形状を規定する外枠
上の所定の点と、前記Z方向の位置とを用いて、1点透
視図法に基づいて処理を行い、前記ウィンドウを3次元
表示する表示データを生成する。
【0007】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
前記複数のウィンドウのそれぞれについて、当該ウィン
ドウの前記X,Y平面の形状として四角形を規定し、前
記視点と、前記ウィンドウの前記四角形の4隅のX,Y
座標と、前記Z方向の位置とを用いて、1点透視図法に
基づいて処理を行い、前記ウィンドウを俯瞰するごとく
3次元表示する表示データを生成する。
【0008】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
前記ウィンドウの前記Z方向の位置を指示に応じて変更
し、当該変更した後の前記Z方向の位置に基づいて、前
記ウィンドウを3次元表示する表示データを生成する。
【0009】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
前記Z方向の位置に応じて、前記ウィンドウ内に表示す
る文字または画像の大きさを決定する。
【0010】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
前記ウィンドウを所定の厚みを持つように3次元表示す
る表示データを生成する。
【0011】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
所定の曲面に前記ウィンドウを張り付けたイメージを3
次元表示する表示データを生成する。
【0012】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
回転指示に応じて、前記複数のウィンドウがX方向また
はY方向に伸びる所定の軸を中心に回転された状態を俯
瞰するために3次元表示する前記表示データを生成す
る。
【0013】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
前記ウィンドウの消去指示に応じて、前記画面上に表示
された所定の表示パターンに向かって前記ウィンドウが
縮小しながら移動する表示を行うための前記表示データ
を生成する。
【0014】また、本発明の表示方法は、好ましくは、
X,Y,Z座標系内に規定された視点と、前記ウィンド
ウの前記X,Y平面の形状を規定する外枠上の所定の点
と、前記Z方向の位置とを用いて、1点透視図法に基づ
いて処理を行い、前記ウィンドウを3次元表示する表示
データを生成する場合に、前記表示パターンを、前記視
点に対応する表示画面内の消失点上に配置するように前
記表示データを生成する。
【0015】また、本発明の表示装置は、1画面に複数
のウィンドウを表示するための表示データを生成する表
示装置であって、複数のウィンドウのそれぞれについ
て、当該ウィンドウのX,Y平面の形状とZ方向の位置
とを規定し、前記複数のウィンドウのそれぞれを、対応
する前記X,Y平面上の形状と前記Z方向の位置とに基
づいて3次元表示する表示データを生成する処理手段を
有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
表示装置について説明する。図1は、本実施形態の表示
装置1の機能ブロック図である。図1に示すように、表
示装置1は、例えば、操作部2、記憶部3、処理部4お
よびディスプレイ5を有する。ここで、表示装置1は、
例えば、パーソナルコンピュータや、テレビ受信装置な
どの文字および画像の表示を行う装置である。本実施形
態では、処理部4が本発明の処理手段に対応している。
【0017】操作部2は、例えば、マウスやキーボード
などの入力手段であり、ユーザの操作に応じて所定の指
示を生成し、これを処理部4に出力する。
【0018】記憶部3は、処理部4において、画像デー
タ、文字データおよび表示データを生成する上で必要と
なる各ウィンドウの四隅のX,Y座標、各ウィンドウの
Z座標、1点透視図法で使用する視点のX,Y,Z座標
などのデータ、消失点のX,Y,Z座標、並びにウィン
ドウ内などに表示する文字のフォントなどのデータを記
憶する。
【0019】処理部4は、操作部2から入力した指示に
基づいて、必要に応じて記憶部3から読み出した所定の
データを用いて、新たなウィンドウを作成するウィンド
ウ作成処理、表示中のウィンドウを他のウィンドウより
手前(視点側)に移動するウィンドウ前進処理、表示中
のウィンドウを他のウィンドウより奥(視点側と反対
側)に移動するウィンドウ後退処理、表示中のウィンド
ウを所定の回転軸に対して回転させて斜めから見れるよ
うにするウィンドウ回転処理、表示中のウィンドウを消
去するウィンドウ消去処理などを行う。
【0020】ディスプレイ5は、処理部4から入力した
表示データに応じた表示を行うCRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶などのディスプレイである。
【0021】以下、表示装置1の各種の動作例を説明す
る。 〔ウィンドウ生成指示に応じた動作〕図2は、ユーザに
よる操作部2の操作に応じて、操作部2から処理部4に
ウィンドウ生成指示が出力された場合の表示装置1の動
作例を説明するためのフローチャートである。ここで
は、例えば、図3に示すように、1枚のウィンドウ10
がディスプレイ5に生成されている状態で、新たなウィ
ンドウを生成することを指示するウィンドウ生成指示が
操作部2から処理部4に出力された場合を説明する。
【0022】ステップST1:処理部4は、操作部2か
らウィンドウ生成指示を入力したと判断すると、ステッ
プST2の処理を実行し、そうでない場合にはステップ
ST1の処理を繰り返す。
【0023】ステップST2:処理部4は、新たに生成
するウィンドウのZ座標を規定する。このとき、処理部
4は、図4に示すように、新たに生成するウィンドウ1
1のZ座標であるZ11を、既に生成されているウィンド
ウ10のZ座標であるZ10よりも小さな値に設定する。
すなわち、処理部4は、既に生成されているウィンドウ
10に対して視点P側に、新たなウィンドウ11を生成
する。なお、本実施形態では、例えば、所定の間隔でウ
ィンドウのZ座標を設定できるようになっている。
【0024】ステップST3:処理部4は、新たに生成
するウィンドウ11の4隅のX,Y座標を規定する。こ
のとき、処理部4は、例えば、ユーザの操作に応じた操
作部2からの指示、かるいは予め決められた情報に基づ
いて、ウィンドウ11の4隅のX,Y座標を規定する。
【0025】ステップST4:処理部4は、1点透視図
法に基づいて、ウィンドウ11を2次元上に3次元的に
表現した図5に示すウィンドウ11aをディスプレイ5
に表示するための画像データを生成する。
【0026】1点透視図法では、例えば、図4に示す視
点Pから見たときに、視点Pとウィンドウ10,11と
の間に位置する面20上に、ウィンドウ10,11を透
視変換する。このとき、面20上に透視変換された画像
がディスプレイ5に表示される。例えば、処理部4は、
ウィンドウ11について、視点Pとウィンドウ11の四
隅A,B,C,Dとの間を直線で結んだときに、当該直
線と面20との交点によって、ディスプレイ5に表示さ
れるウィンドウ11aの四隅A’,B’,C’,D’を
規定する。処理部4は、ウィンドウ10についても、同
様に、ディスプレイ5に表示される四角形(平行四辺形
または矩形)のウィンドウ10aの四隅を規定する。
【0027】ステップST5:処理部4は、ウィンドウ
11a内に表示する画像およひ文字の大きさを決定す
る。処理部4は、当該決定に基づいて、ウィンドウ11
a内に表示する画像および文字の画像データおよび文字
データを生成する。このとき、処理部4は、ウィンドウ
11aの大きさに応じて、ウィンドウ11a内に表示す
る画像および文字の大きさを決定する。
【0028】ステップST6:処理部4は、ステップS
T4で生成した画像データと、ステップST5で生成し
た画像データおよび文字データとを用いて、ウィンドウ
11a内に所定の画像および文字を表示するための表示
データを生成する。処理部4は、当該生成した表示デー
タをディスプレイ5に出力する。これにより、当該表示
データに応じて、図5に示すように、ウィンドウ10a
の上に重なるように新たなウィンドウ11aがディスプ
レイ5に表示される。すなわち、ウィンドウ10aの手
前(視点側)にウィンドウ11aが表示される。
【0029】〔ウィンドウ後退指示に応じた動作〕図6
は、ユーザによる操作部2の操作に応じて、操作部2か
ら処理部4にウィンドウ11aのウィンドウ後退指示が
出力された場合の表示装置1の動作例を説明するための
フローチャートである。ここでは、例えば、図5に示す
ように、ウィンドウ10aの上にウィンドウ11aが重
なり合って表示されている状態で、ウィンドウ11aを
後退させることを指示するウィンドウ後退指示が操作部
2から処理部4に出力された場合を説明する。
【0030】ステップST11:ユーザは、図5に示す
ディスプレイ5の画面上で、マウスなどを用いて、ウィ
ンドウ11aの左下隅の表示パターン31をクリック
(指定)すると、ウィンドウ11aのウィンドウ後退指
示が操作部2から処理部4に出力される。処理部4は、
ウィンドウ11aのウィンドウ後退指示を入力したと判
断すると、ステップST12の処理を実行し、そうでな
い場合にはステップST11の処理を繰り返す。
【0031】ステップST12:処理部4は、ウィンド
ウ11のZ座標を、図4に示すZ11から、図7に示すZ
11aに変更する。このとき、処理部4は、図7に示すよ
うに、Z11aを、ウィンドウ10のZ座標であるZ10
りも大きな値に設定する。すなわち、処理部4は、ウィ
ンドウ10に対して視点Pと反対側に、ウィンドウ11
を移動させるように処理を行う。
【0032】ステップST13:処理部4は、新たに生
成するウィンドウ11の4隅のX,Y座標を規定する。
処理部4は、例えば、ウィンドウ11の4隅のX,Y座
標として、それまでのX,Y座標を保持する。処理部4
は、上述したように規定したX,Y,Z座標を用いて、
1点透視図法に基づいて、ウィンドウ11を2次元上に
3次元的に表現した図5に示すウィンドウ11bをディ
スプレイ5に表示するための画像データを生成する。
【0033】ステップST14:処理部4は、ウィンド
ウ11b内に表示する画像およひ文字の大きさを決定す
る。このとき、処理部4は、図2に示すステップST5
で決定した大きさより、大きな大きさで、画像および文
字を表示するように当該画像および文字の大きさの決定
を行う。処理部4は、当該決定に基づいて、ウィンドウ
11b内に表示する画像および文字の画像データおよび
文字データを生成する。
【0034】ステップST15:処理部4は、ステップ
ST13で生成した画像データと、ステップST14で
生成した画像データおよび文字データとを用いて、ウィ
ンドウ11b内に所定の画像および文字を表示する表示
データを生成する。処理部4は、当該生成した表示デー
タをディスプレイ5に出力する。これにより、当該表示
データに応じて、図8に示すように、ウィンドウ10a
の下に重なるようにウィンドウ11に対応したウィンド
ウ11bがディスプレイ5に表示される。
【0035】〔ウィンドウ前進指示に応じた動作〕図9
は、ユーザによる操作部2の操作に応じて、操作部2か
ら処理部4にウィンドウ11aのウィンドウ前進指示が
出力された場合の表示装置1の動作例を説明するための
フローチャートである。ここでは、例えば、図8に示す
ように、ウィンドウ10aの下にウィンドウ11bが重
なり合って表示されている状態で、ウィンドウ11bを
前進させることを指示するウィンドウ後退指示が操作部
2から処理部4に出力された場合を説明する。
【0036】ステップST21:ユーザは、図8に示す
ディスプレイ5の画面上で、マウスなどを用いて、ウィ
ンドウ11bの左上隅の表示パターン41をクリックす
ると、ウィンドウ11bのウィンドウ前進指示が操作部
2から処理部4に出力される。処理部4は、ウィンドウ
11bのウィンドウ前進指示を入力したと判断すると、
ステップST22の処理を実行し、そうでない場合には
ステップST21の処理を繰り返す。
【0037】ステップST22:処理部4は、ウィンド
ウ11のZ座標を、図7に示すZ11aから、図4に示す
11に変更する。このとき、処理部4は、図7に示すよ
うに、Z11を、ウィンドウ10のZ座標であるZ10より
も小さな値に設定する。すなわち、処理部4は、ウィン
ドウ10に対して視点P側に、ウィンドウ11を移動さ
せるように処理を行う。
【0038】ステップST23:処理部4は、新たに生
成するウィンドウ11の4隅のX,Y座標を規定する。
処理部4は、例えば、ウィンドウ11の4隅のX,Y座
標として、それまでのX,Y座標を保持する。そして、
処理部4は、上述したように規定したX,Y,Z座標を
用いて、1点透視図法に基づいて、ウィンドウ11を2
次元上に3次元的に表現した図5に示すウィンドウ11
aをディスプレイ5に表示するための画像データを生成
する。
【0039】ステップST24:処理部4は、ウィンド
ウ11a内に表示する画像およひ文字の大きさを決定す
る。このとき、処理部4は、図6に示すステップST1
4で決定した大きさより、小さな大きさで、画像および
文字を表示するように当該画像および文字の大きさの決
定を行う。処理部4は、当該決定に基づいて、ウィンド
ウ11a内に表示する画像および文字の画像データおよ
び文字データを生成する。
【0040】ステップST25:処理部4は、ステップ
ST23で生成した画像データと、ステップST24で
生成した画像データおよび文字データとを用いて、ウィ
ンドウ11a内に所定の画像および文字を表示する表示
データを生成する。処理部4は、当該生成した表示デー
タをディスプレイ5に出力する。これにより、当該表示
データに応じて、図5に示すように、ウィンドウ10a
の上に重なるようにウィンドウ11に対応したウィンド
ウ11aがディスプレイ5に表示される。
【0041】〔ウィンドウ回転指示に応じた動作〕図1
0は、ユーザによる操作部2の操作に応じて、操作部2
から処理部4にウィンドウの回転指示が出力された場合
の表示装置1の動作例を説明するためのフローチャート
である。ここでは、例えば、図11に示すように、四角
形のウィンドウ51,52,53がディスプレイ5に表
示されている状態で、ウィンドウ回転指示が操作部2か
ら処理部4に出力された場合を説明する。この場合に、
ウィンドウ51,52,53の順で、ウィンドウ51か
ら53に向かうに従って、図4に示すZ座標が大きく設
定されている。すなわち、ウィンドウ51が視点Pに最
も近い位置に置かれている。
【0042】ステップST31:ユーザは、図11に示
すディスプレイ5の画面上で、マウスなどを用いて、回
転軸54をクリックすると、ウィンドウ回転指示が操作
部2から処理部4に出力される。処理部4は、ウィンド
ウ回転指示を入力したと判断すると、ステップST32
の処理を実行し、そうでない場合にはステップST31
の処理を繰り返す。
【0043】ステップST32:処理部4は、図11に
示す回転軸54に対応してX,Y,Z座標系内に規定さ
れている所定の回転軸に対して、ウィンドウ51,5
2,53を回転した状態を表示するように、ウィンドウ
51,52,53の各々の4隅のX,Y座標およびZ座
標を用いて所定の変換処理を行う。
【0044】ステップST33:処理部4は、ステップ
ST32で得たX,Y,Z座標を用いて、1点あるい複
数点の透視図法に基づいて、ウィンドウ表示用の画像デ
ータを生成する。また、処理部4は、回転後の各ウィン
ドウ内に表示する画像およひ文字の大きさを決定する。
処理部4は、当該決定に基づいて、各ウィンドウ内に表
示する画像および文字の画像データおよび文字データを
生成する。
【0045】ステップST34:処理部4は、ステップ
ST33で生成した画像データおよび文字データとを用
いて、ウィンドウ内に所定の画像および文字を表示する
表示データを生成する。処理部4は、当該生成した表示
データをディスプレイ5に出力する。これにより、当該
表示データに応じて、図5に示すように、図11に示す
ウィンドウ51,52,53を回転軸に対して回転させ
た状態を示す台形のウィンドウ51a,52a,53a
がディスプレイ5に表示される。
【0046】なお、処理部4は、上述したウィンドウ回
転指示に応じて、例えば、図13に示すように、回転後
のウィンドウ51a,52a,53aが所定の厚みを持
つように画像データを生成してもよい。
【0047】〔ウィンドウ消去指示に応じた動作〕処理
部4は、図4に示す視点P(Px,Py,Pz)と同じ
X,Y座標を持つ面20上の消失点O(Px,Py,
0)に、例えば図5に示すようにゴミ箱をイメージした
表示パターン70を表示するように画像データを作成す
る。ユーザは、例えば、図5に示すディスプレイ5の画
面上で、マウスなどを用いて、ウィンドウ11aの右上
隅の表示パターン71をマウスなどを用いてクリックす
ると、ウィンドウ11aのウィンドウ消去指示が操作部
2から処理部4に出力される。処理部4は、ウィンドウ
消去指示を入力すると、ウィンドウ11aが縮小されて
ごみ箱の表示パターン70に向かって移動するイメージ
した表現する画像データを生成する。
【0048】以上説明したように、表示装置1によれ
ば、ディスプレイ5に表示される複数のウィンドウを3
次元表示するため、ユーザは、画面と直交する方向にお
けるウィンドウの前後関係を容易に把握できる。また、
表示装置1によれば、ユーザの指示に応じて、ウィンド
ウを所定の回転軸に対して回転したイメージを表示でき
ることから、他のウィンドウによって表示されていない
奥のウィンドウの存在をユーザは容易に把握できる。そ
のため、ユーザは、起動されているウィンドウを容易に
整理および探索できる。また、不要なウィンドウが長時
間起動されることを回避でき、処理部4の処理負担を軽
減できる。
【0049】また、表示装置1によれば、ウィンドウの
Z方向の位置や、ウィンドウの大きさに応じて、当該ウ
ィンドウに表示される文字および図形の大きさを変更す
ることで、ディスプレイ5上でのウィンドウの大きさが
変更された場合でも、変更前と同じ内容をウィンドウ内
に表示できる。そのため、ユーザは、必要な文字および
画像をウィンドウ内に表示させるために画面スクロール
などの操作を行う必要がなく、手間が軽減される。
【0050】また、表示装置1によれば、ウィンドウ内
に3次元画像などを表示する場合に、ウィンドウ自体も
3次元的に表示されることから、ディスプレイ5に表示
される画像全体を3次元的なものとして表現でき、高い
リアリティを持った画像を提供できる。
【0051】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、本実施形態では、例えば、図14に示すよ
うに、処理部4は、円柱の曲面90に、単数または複数
の四角形のウィンドウ91,92,93を張り付けたイ
メージをディスプレイ5に表示するようにウィンドウ表
示用の画像データを生成してもよい。なお、処理部4
は、円柱の他にも、球などの曲面にウィンドウを張りつ
けて表示する表示用の画像データを生成してもよい。ま
た、本実施形態では、ウィンドウ内に表示される画像
は、静止画および動画の何れもよい。また、上述した実
施形態では、ディスプレイ5に表示されるウィンドウの
大きさに応じて(例えば、各ウィンドウのZ座標に応じ
て)、当該ウィンドウ内に表示される文字および画像の
大きさを動的に決定する場合を例示したが、各ウィンド
ウ内に表示される文字および画像の大きさを従来と同様
に一定にしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画面上に起動された複数のウィンドウを、ユーザが容易
に把握して管理できる表示方法およびその装置を提供で
きる。また、本発明によれば、ウィンドウの大きさを変
更した場合でも、ユーザによる画面スクロールなどの操
作を不要にできる表示方法およびその装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態の表示装置の機能ブ
ロック図である。
【図2】図2は、ユーザによる操作部の操作に応じて、
操作部から処理部にウィンドウ生成指示が出力された場
合の図1に示す表示装置の動作例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】図3は、図1に示すディスプレイの画面の一例
を説明するための図である。
【図4】図4は、図1に示す処理部が行う1点透視図法
の原理を説明するための図である。
【図5】図5は、図1に示すディスプレイの画面の一例
を説明するための図である。
【図6】図6は、ユーザによる操作部の操作に応じて、
操作部から処理部にウィンドウのウィンドウ後退指示が
出力された場合の図1に示す表示装置の動作例を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図7は、図6に示す動作例を説明するための図
である。
【図8】図8は、図1に示すディスプレイの画面の一例
を説明するための図である。
【図9】図9は、ユーザによる操作部の操作に応じて、
操作部から処理部にウィンドウのウィンドウ前進指示が
出力された場合の図1に示す表示装置の動作例を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】図10は、ユーザによる操作部の操作に応じ
て、操作部から処理部にウィンドウ回転指示が出力され
た場合の図1に示す表示装置の動作例を説明するための
フローチャートである。
【図11】図11は、図10に示す動作を説明するため
の図である。
【図12】図12は、図10に示す動作を説明するため
の図である。
【図13】図13は、図10に示す動作の変形例を説明
するための図である。
【図14】図14は、図1に示す表示装置においてディ
スプレイに表示される画面のその他の例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…表示装置、2…操作部、3…記憶部、4…処理部、
5…ディスプレイ 10,11,10a,11a…ウィンドウ、70…ゴミ
箱をイメージした表示パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 立 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA02 CA02 CB02 CB09 EA14 FA06 FA27 FA44 FB02 FB03 FB22 FB24 FB43

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画面に複数のウィンドウを表示する表示
    方法であって、 複数のウィンドウのそれぞれについて、当該ウィンドウ
    のX,Y平面の形状とZ方向の位置とを規定し、 前記複数のウィンドウのそれぞれを、対応する前記X,
    Y平面上の形状と前記Z方向の位置とに基づいて3次元
    表示する表示データを生成する表示方法。
  2. 【請求項2】X,Y,Z座標系内に規定された視点ある
    いは無限遠と、前記ウィンドウの前記X,Y平面の形状
    を規定する外枠上の所定の点と、前記Z方向の位置とを
    用いて、1点透視図法に基づいて処理を行い、前記ウィ
    ンドウを3次元表示する表示データを生成する請求項1
    に記載の表示方法。
  3. 【請求項3】前記複数のウィンドウのそれぞれについ
    て、当該ウィンドウの前記X,Y平面の形状として四角
    形を規定し、 前記視点と、前記ウィンドウの前記四角形の4隅のX,
    Y座標と、前記Z方向の位置とを用いて、1点透視図法
    に基づいて処理を行い、前記ウィンドウを3次元表示す
    る表示データを生成する請求項2に記載の表示方法。
  4. 【請求項4】前記ウィンドウの前記Z方向の位置を指示
    に応じて変更し、 当該変更した後の前記Z方向の位置に基づいて、前記ウ
    ィンドウを3次元表示する表示データを生成する請求項
    1に記載の表示方法。
  5. 【請求項5】前記Z方向の位置に応じて、前記ウィンド
    ウ内に表示する文字または画像の大きさを決定する請求
    項1に記載の表示方法。
  6. 【請求項6】前記ウィンドウを所定の厚みを持つように
    3次元表示する表示データを生成する請求項1に記載の
    表示方法。
  7. 【請求項7】所定の曲面に前記ウィンドウを張り付けた
    イメージを3次元表示する表示データを生成する請求項
    1に記載の表示方法。
  8. 【請求項8】回転指示に応じて、前記複数のウィンドウ
    がX方向またはY方向に伸びる所定の軸を中心に360
    °以内で回転された状態を3次元表示する前記表示デー
    タを生成する請求項1に記載の表示方法。
  9. 【請求項9】前記ウィンドウの消去指示に応じて、前記
    画面上に表示された所定の表示パターンに向かって前記
    ウィンドウが縮小しながら移動する表示を行うための前
    記表示データを生成する請求項1に記載の表示方法。
  10. 【請求項10】X,Y,Z座標系内に規定された視点
    と、前記ウィンドウの前記X,Y平面の形状を規定する
    外枠上の所定の点と、前記Z方向の位置とを用いて、1
    点透視図法に基づいて処理を行い、前記ウィンドウを3
    次元表示する表示データを生成する場合に、 前記表示パターンを、前記視点に対応する表示画面内の
    消失点上に配置するように前記表示データを生成する請
    求項9に記載の表示方法。
  11. 【請求項11】1画面に複数のウィンドウを表示するた
    めの表示データを生成する表示装置であって、 複数のウィンドウのそれぞれについて、当該ウィンドウ
    のX,Y平面の形状とZ方向の位置とを規定し、前記複
    数のウィンドウのそれぞれを、対応する前記X,Y平面
    上の形状と前記Z方向の位置とに基づいて3次元表示す
    る表示データを生成する処理手段を有する表示装置。
  12. 【請求項12】前記処理手段は、X,Y,Z座標系内に
    規定された視点と、前記ウィンドウの前記X,Y平面の
    形状を規定する外枠上の所定の点と、前記Z方向の位置
    とを用いて、1点透視図法に基づいて処理を行い、前記
    ウィンドウを3次元表示する表示データを生成する請求
    項11に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】前記処理手段は、前記複数のウィンドウ
    のそれぞれについて、当該ウィンドウの前記X,Y平面
    の形状として四角形を規定し、前記視点と、前記ウィン
    ドウの前記四角形の4隅のX,Y座標と、前記Z方向の
    位置とを用いて、1点透視図法に基づいて処理を行い、
    前記ウィンドウを3次元表示する表示データを生成する
    請求項12に記載の表示装置。
  14. 【請求項14】前記処理手段は、前記ウィンドウの前記
    Z方向の位置を指示に応じて変更し、当該変更した後の
    前記Z方向の位置に基づいて、前記ウィンドウを3次元
    表示する表示データを生成する請求項11に記載の表示
    装置。
  15. 【請求項15】前記処理手段は、前記Z方向の位置に応
    じて、前記ウィンドウ内に表示する文字または画像の大
    きさを決定する請求項11に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】前記処理手段は、前記ウィンドウを所定
    の厚みを持つように3次元表示する表示データを生成す
    る請求項11に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】前記処理手段は、所定の曲面に前記ウィ
    ンドウを張り付けたイメージを3次元表示する表示デー
    タを生成する請求項11に記載の表示装置。
  18. 【請求項18】前記処理手段は、回転指示に応じて、前
    記複数のウィンドウが所定の軸を中心に回転された状態
    を3次元表示する前記表示データを生成する請求項11
    に記載の表示装置。
  19. 【請求項19】前記処理手段は、前記ウィンドウの消去
    指示に応じて、前記画面上に表示された所定の表示パタ
    ーンに向かって前記ウィンドウが縮小しながら移動する
    表示を行うための前記表示データを生成する請求項11
    に記載の表示装置。
  20. 【請求項20】前記処理手段は、X,Y,Z座標系内に
    規定された視点と、前記ウィンドウの前記X,Y平面の
    形状を規定する外枠上の所定の点と、前記Z方向の位置
    とを用いて、1点透視図法に基づいて処理を行い、前記
    ウィンドウを3次元表示する表示データを生成する場合
    に、 前記表示パターンを、前記視点に対応する表示画面内の
    消失点上に配置するように前記表示データを生成する請
    求項11に記載の表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011529233A (ja) * 2008-07-25 2011-12-01 マイクロソフト コーポレーション 曲面ディスプレイを用いたタッチ対話
JP2018523186A (ja) * 2015-05-22 2018-08-16 スタジオ シード コリア インク 平面要素の属性を表示する方法及びその装置

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