JP2002054873A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2002054873A
JP2002054873A JP2000242431A JP2000242431A JP2002054873A JP 2002054873 A JP2002054873 A JP 2002054873A JP 2000242431 A JP2000242431 A JP 2000242431A JP 2000242431 A JP2000242431 A JP 2000242431A JP 2002054873 A JP2002054873 A JP 2002054873A
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Japan
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showcase
display
opening
heat insulating
display room
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Application number
JP2000242431A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Miyatake
俊明 宮武
Yutaka Matsuoka
豊 松岡
Masaki Negishi
正樹 根岸
Wataru Murono
亘 室野
Kazuo Tetsukawa
和夫 鉄川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ショーケースの前面開口に設けられる支柱付
近に陳列される商品であってもショーケース前面から商
品をアピールすることができるショーケースを提供す
る。 【解決手段】 断熱壁2内に前面に開口する陳列室11
を構成し、この陳列室11の前面開口7を透視可能な扉
8、9にて開閉自在に閉塞して成るショーケース1にお
いて、開口7に設けられ、扉8、9を閉じたときに当該
扉8、9が当接する上下方向の支柱25を備え、該支柱
25は、当該支柱25の後部において幅寸法が狭くなる
形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱壁内に前面に
開口する陳列室を構成し、この陳列室の前面開口を透視
可能な扉にて開閉自在に閉塞して成るショーケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のショーケースは、例え
ば、コンビニエンスストアやスーパーなどの店舗に設置
されるショーケースであって、特に、陳列室内が冷却又
は加熱されることにより、前面開口を扉にて閉塞して成
るものである。
【0003】ここで、図10を参照して、従来のショー
ケース100について説明する。図10は、従来のショ
ーケース100の横断平面図を示している。このショー
ケース100は、上述の如く断熱箱体(断熱壁)2内に
前面開口7を形成する陳列室11を構成している。この
断熱箱体2は、前面に開口する外箱3及び同じく前面に
開口する内箱4とから構成されていると共に、この外箱
3及び内箱4間に断熱材5を発泡充填することにより構
成されている。
【0004】また、この前面開口7には、観音開き式の
透視可能とされるガラス扉8、9が設けられている。そ
して、陳列室11の前面開口7の例えば中央部に上下に
渡って柱状に形成された支柱101が設けられている。
そして、この支柱101の前面とガラス扉8、9のそれ
ぞれの開放側の側端部後面が密着することにより、陳列
室11内が閉塞されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ショーケース100では、前面開口7に設けられたガラ
ス扉8、9を密着して閉塞するための支柱101は、角
柱状であったため、ショーケース100の前面からガラ
ス扉8、9越しに陳列室11内を見た場合に、特に、支
柱101付近に陳列される商品Sが支柱101に遮ら
れ、係る商品Sを認識することができないという問題が
あった。
【0006】また、これにより、ショーケース100の
陳列室101内が狭く感じられると共に、ショーケース
100全体として商品Sをアピールすることができない
問題がある。
【0007】そこで、本発明は従来の技術的課題を解決
するために成されたものであり、ショーケースの前面開
口に設けられる支柱付近に陳列される商品であってもシ
ョーケース前面から商品をアピールすることができるシ
ョーケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のショーケース
は、断熱壁内に前面に開口する陳列室を構成し、この陳
列室の前面開口を透視可能な扉にて開閉自在に閉塞して
成るものであって、開口に設けられ、扉を閉じたときに
当該扉が当接する上下方向の支柱を備え、該支柱は、当
該支柱の後部において幅寸法が狭くなる形状とされてい
ることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、断熱壁内に前面に開口す
る陳列室を構成し、この陳列室の前面開口を透視可能な
扉にて開閉自在に閉塞して成るものであって、開口に設
けられ、扉を閉じたときに当該扉が当接する上下方向の
支柱を備え、該支柱は、当該支柱の後部において幅寸法
が狭くなる形状とされているので、支柱付近の後部に陳
列される商品であってもショーケース前面から商品をア
ピールすることができるようになる。
【0010】請求項2の発明のショーケースは、断熱壁
内に前面に開口する陳列室を構成し、この陳列室の前面
開口を左右に複数設けられる透視可能な扉にて開閉自在
に閉塞して成るものであって、開口に設けられ、扉を閉
じたときに各扉が当接する上下方向の支柱を備え、この
支柱の左右両側面を、当該支柱の後部において相互に近
接する方向に傾斜させたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、断熱壁内に前面
に開口する陳列室を構成し、この陳列室の前面開口を左
右に複数設けられる透視可能な扉にて開閉自在に閉塞し
て成るものであって、開口に設けられ、扉を閉じたとき
に前記各扉が当接する上下方向の支柱を備え、この支柱
の左右両側面を、当該支柱の後部において相互に近接す
る方向に傾斜させたので、支柱付近の後部に陳列される
商品であってもショーケース前面から商品をアピールす
ることができると共に、支柱に対して反対側に陳列され
る商品であっても、当該扉越しに認識することができる
ようになる。
【0012】これにより、ショーケースの前面全体から
商品をアピールすることによりディスプレイ効果を向上
させることができるようになり、顧客の購買意欲を増加
させることができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明を適用したショーケー
ス1の正面図、図2はショーケース1の背面図、図3は
ショーケース1の斜視図、図4はショーケース1の縦断
側面図を示している。ショーケース1は、駅の売店やコ
ンビニエンスストアなどに設置される冷却/加温ショー
ケースであり、前面に開口した断熱箱体(断熱壁)2よ
り本体が構成されている。この断熱箱体2は前面に開口
する鋼板製の外箱3と、この外箱3内に間隔を存して組
み込まれた前面に開口する鋼板若しくは硬質合成樹脂製
の内箱4と、外箱3及び内箱4間に発泡充填された発泡
ポリウレタンから成る断熱材5とから構成されている。
【0014】そして、内箱4内の例えば中央よりやや上
方には、断熱箱体2の前方から後方に渡って断熱仕切板
10が形成されており、係る断熱仕切板10の上方には
第1陳列室6が形成され、断熱仕切板10の下方には第
2陳列室11が形成されている。そして、第1陳列室6
に対応する断熱箱体2の背面には、後面開口12が形成
されており、係る後面開口12は、透視可能とされる引
き戸式のガラス扉13、14によって開閉自在に閉塞さ
れている。また、第2陳列室11に対応する断熱箱体2
の背面には、後面開口15が形成されており、係る後面
開口15は、同じく透視可能とされる引き戸式のガラス
扉16、17によって開閉自在に閉塞されている。
【0015】また、断熱箱体2の前面開口7は、前面開
口7の上端から下端に渡って透視可能とされる観音開き
式のガラス扉8、9によって開閉自在とされる。ここ
で、図5を参照してガラス扉8、9の閉塞状態を説明す
る。図5は第2陳列室11におけるショーケース1の横
断平面図を示している。断熱箱体2の前面開口7の中央
には、上下に渡って支柱25が設けられている。
【0016】係る支柱25は、例えば断熱材によって構
成される柱状の部材であり、この支柱25の前面は、前
記ガラス扉8、9のそれぞれの開放側の側部後面と密着
することにより、陳列室6及び11内を閉塞している。
【0017】更に、この支柱25の両側面は、上下に渡
って、支柱25の後部において相互に近接する方向に傾
斜した傾斜面26が形成されている。
【0018】これにより、支柱25付近に陳列される商
品Sであっても、支柱25の側面等によって遮ることな
く、ショーケース1前面からガラス扉8及び9を透視
し、商品Sの銘柄等を表示した所謂フェイス面をアピー
ルすることができるようになる。また、ショーケース1
の前面全体から商品Sをアピールすることによりディス
プレイ効果を向上させることができるようになり、顧客
の購買意欲を増加させることができるようになる。
【0019】尚、本実施例では、例えば、観音開き式の
扉8、9に対応して支柱25の両側面は、後部において
相互に近接する方向に傾斜した傾斜面26が形成されて
いるが、片側開き式の扉である場合には、支柱の一方の
側面のみに後部の幅寸法を狭くするように傾斜面を形成
してもよい。
【0020】一方、第1陳列室6内には、後方から前方
に向けて徐々に傾斜して架設される棚20が複数段設け
られており、これらの棚20の前端には、商品を保持す
るための商品保持部材19が形成されている。また、こ
の商品保持部材19には、係る棚20上に陳列される商
品のプライス等を表示するための掲示部材が設けられて
いるものとする。また、第1陳列室6の前部であって前
面開口7付近には、第1陳列室6内を照明するための照
明装置24が設置されている。
【0021】ここで、第1陳列室6内に架設される最下
段の棚20の下方には、前記断熱仕切板10上面との間
に第1陳列室6の冷却室21が形成されている。この冷
却室21内には、別置きで設置される図示しない圧縮機
及び凝縮器等と所謂冷凍サイクルを構成する冷却装置の
冷却器22が設置されている。そして、この冷却器22
の近傍には、この冷却器22にて冷却された冷気を第1
陳列室6内に吐出するための送風機23が設置されてい
る。また、係る冷却室21には、図示しない電気ヒータ
が設置されている。
【0022】以上の構成により、第1陳列室6内を低温
として使用する際には、図示しないコントロールパネル
を操作することにより、第1陳列室6内の冷却を行う。
これにより、別置きとされた圧縮機が運転されることに
より冷却室21に設置された冷却器22が冷却され、係
る冷却器22によって、冷却室21の空気が冷却され
る。また、前記送風機23が運転されることにより、冷
却器22によって冷却された冷気は、第1陳列室6内に
吐出される。第1陳列室6内に吐出された冷気は第1陳
列室6内を循環した後、最下段の棚20の前端から冷却
室21内に帰還する。これによって、第1陳列室6内は
所定の温度に冷却される。
【0023】また、第1陳列室6内を加温として使用す
る際には、コントロールパネルを操作することにより、
前記図示しない電気ヒータによって第1陳列室6内の加
温を行う。これにより、第1陳列室6内は、所定の温度
に加温される。
【0024】尚、第1陳列室6と第2陳列室11とは、
断熱仕切板10によって区画されているため、両陳列室
6、11から生じる熱の移動は無いものとする。
【0025】他方、第2陳列室11内には、例えば略中
央に前方から後方に渡って、詳細は後述する仕切部材と
しての断熱仕切板30が設けられている。これにより、
第2陳列室11には、断熱仕切板30より上方に上陳列
部31が形成され、断熱仕切板30より下方に下陳列部
32が形成される。上陳列部31及び下陳列部32内に
は、それぞれ棚33が架設されている。本実施例では棚
33は上陳列部31及び下陳列部32にそれぞれ一段ず
つ架設されているが、複数であってもよい。また、これ
らの棚33及び断熱仕切板30の前端には、前記棚20
と同様に商品を保持するための商品保持部材34が形成
されており、係る棚33上に陳列される商品のプライス
等を表示するための掲示部材が設けられているものとす
る。また、第2陳列室11の前部であって前面開口7付
近には、第2陳列室11内を照明するための照明装置3
5が設置されている。
【0026】ここで、第2陳列室11の下陳列部32の
底部には、断熱箱体2の底部と所定の間隔を存してデッ
クパン36が設けられおり、このデックパン36の下方
には、断熱箱体2の底部との間に第2陳列室11の冷却
室37が形成されている。この冷却室37内には、別置
きで設置される図示しない圧縮機及び凝縮器等と所謂冷
凍サイクルを構成する冷却装置の冷却器38が設置され
ている。そして、この冷却器38の近傍には、係る冷却
器38にて冷却された冷気を第2陳列室11内に吐出す
るための送風機39が設置されている。
【0027】また、デックパン36の一方の側端部に
は、第2陳列室11と連通する冷気吐出口40が形成さ
れていると共に、他方の側端部には、同じく第2陳列室
11と連通する冷気吸込口41が形成されている。そし
て、冷気吐出口40が形成される断熱箱体2の側壁に
は、係る側壁と所定間隔を存して冷気ダクト板50が形
成されている。そして、この冷気ダクト板50と断熱箱
体2の側壁との間には、冷気吐出ダクト42が形成され
ている。この冷気吐出ダクト42は下端が冷却室37と
連通して形成される冷気吐出ダクト42と連通して形成
されると共に、上端は、断熱仕切板30の少許下方まで
形成されており、上方に開放されている。更に、この冷
気吐出ダクト42は、下陳列部32に架設された棚33
及び断熱仕切板30の下方に対応する位置にそれぞれ冷
気吹出口43が複数形成されている。
【0028】また、断熱仕切板30の両側端部には、図
6に示される如く上陳列部31と下陳列部32を連通さ
せるための連通部44、45がそれぞれ形成されてお
り、係る連通部44、45には、それぞれダンパー4
6、47が設けられている。
【0029】ここで、図8及び図9を参照してダンパー
46、47について説明する。図8はダンパー46を開
いた状態のダンパー46の正面図、図9はダンパー46
を閉じた状態のダンパー46の正面図を示している。図
8及び図9において、48は断熱仕切板30を断熱箱体
2の側壁に保持するための仕切板保持具であり、この仕
切板保持部48は、断熱仕切板30と断熱箱体2との間
に形成される前記連通部44又は45を閉塞しないもの
とする。
【0030】また、断熱仕切板30の両側端部には、そ
れぞれダンパー46又は47が設けられており、係るダ
ンパー46又は47は、垂直方向から略90度外方に向
けて回動可能に構成されるものである。また、このダン
パー46又は47の先端には、例えば軟質合成樹脂又は
ゴムなどによって構成される変形部材49が設けられて
おり、この変形部材49は、先端方向に向けて先細り形
状とされている。このダンパー46又は47は、外方に
向けて略90度外方に回動された際に、先端に形成され
る変形部材49が断熱箱体2の側壁に密着し、変形部材
49が変形することによって連通部44又は45を閉塞
するものとする。また、このダンパー46及び47は、
例えば断熱箱体2の外方側の側壁に設けられるダンパー
操作部によって、ダンパー46又は47の開閉操作を行
うことにより、連通部44又は45の開閉を行う。
【0031】以上の構成により、第2陳列室11の上陳
列部31及び下陳列部32を同様に低温として使用する
際には、先ず、前記図示しないダンパー操作部によっ
て、ダンパー46又は47を垂直状態とし、連通部44
及び45を開放する。そして、図示しないコントロール
パネルを操作することにより、上陳列部31及び下陳列
部32の冷却を行う。これにより、別置きとされた圧縮
機が運転されることにより冷却室37に設置された冷却
器が冷却され、係る冷却器38によって、冷却室の空気
が冷却される。また、送風機39が運転されることによ
り、冷却器38によって冷却された冷気は、冷気吐出ダ
クト42に吐出される。冷気吐出ダクト42に吐出され
た冷気は冷気吐出ダクト42内を上昇し、一部の冷気
は、下陳列部32に架設された棚33及び断熱仕切板3
0の下方に位置する冷気吹出口43から吐出する。ま
た、残りの冷気は、冷気吐出ダクト42の上端開口から
吐出された後、連通部44を通過して上陳列部31内に
吐出される。
【0032】これにより、冷気吐出口40から吐出され
た冷気は、断熱仕切板30下方まで延在して形成された
冷気吐出ダクト42によって冷気を連通部44に積極的
に導くことができるようになり、上陳列部31内に冷気
を積極的に吐出することができるようになる。そのた
め、連通部44を介して吐出された冷気は、上陳列部3
1内を循環し、上陳列部31内を冷却することができる
ようになる。
【0033】そして、上陳列部31内を循環した冷気
は、連通部45を介して下陳列部32内に流入される。
その後、下陳列部32内に流入した冷気は、下陳列部3
2内に吐出された冷気と共に、下陳列部32内を循環
し、下陳列部32内を冷却した後、冷気吸込口41から
冷却室37内に帰還する。係る冷気の流れを繰り返すこ
とにより、上陳列部31及び下陳列部32内は所定の温
度に冷却される。
【0034】また、上陳列部31内に例えばサンドイッ
チや米飯類などを陳列し、下陳列部32内に飲料類など
を陳列して使用する場合には、上陳列部31内を比較的
高い冷却温度とし、下陳列部32内を比較的低い冷却温
度とする必要がある。係る場合には、先ず、前記図示し
ないダンパー操作部によって、ダンパー46又は47を
外方に向けて例えば90度回動させた状態とし、連通部
44及び45を閉鎖する。そして、図示しないコントロ
ールパネルを操作することにより、上陳列部31は消極
的な冷却を行い、下陳列部32は積極的な冷却を行う。
【0035】即ち、別置きとされた圧縮機が運転される
ことにより冷却室37に設置された冷却器が冷却され、
係る冷却器38によって、冷却室の空気が冷却される。
また、送風機39が運転されることにより、冷却器38
によって冷却された冷気は、冷気吐出ダクト42に吐出
される。冷気吐出ダクト42に吐出された冷気は冷気吐
出ダクト42内を上昇し、一部の冷気は、下陳列部32
に架設された棚33及び断熱仕切板30の下方に位置す
る冷気吹出口43から吐出する。また、残りの冷気は、
冷気吐出ダクト42の上端開口から吐出された後、連通
部44が閉鎖されていることから、下陳列部32内に吐
出される。
【0036】これにより、下陳列部32内に吐出された
冷気は、下陳列部32内を循環し、下陳列部32内を冷
却した後、冷気吸込口41から冷却室37内に帰還す
る。係る冷気の流れを繰り返すことにより、下陳列部3
2内は所定の温度に冷却される。
【0037】このとき、前記ガラス扉8、9と、棚33
の前端及び断熱仕切板30との間には、隙間が形成され
ていることから、下陳列部32内を循環する冷気の一部
は、上陳列部31内に侵入される。これにより、上陳列
部31は、消極的な冷却を行うことができるようにな
り、比較的高い冷却温度の環境を形成することができる
ようになる。
【0038】以上の構成により、ダンパー46、47を
開放することにより、上陳列部31及び下陳列部32は
同じ温度環境を形成することができる。また、ダンパー
46、47を閉鎖することにより、上陳列部31への冷
気の流入を抑え、下陳列部32のみ積極的に冷却するこ
とができるようになり、上陳列部31には、比較的温度
の高い冷却環境を形成することができると共に、下陳列
部32には、上陳列部に比べて低い温度の冷却環境を形
成することができる。
【0039】そのため、比較的高い冷却環境で冷却する
ことが望ましいサンドイッチや米飯類などを上陳列部3
1に陳列することができるようになると共に、比較的低
い冷却環境で冷却することが望ましい飲料類などを下陳
列部32に陳列することができるようになる。これによ
り、一台のショーケース1に比較的高い冷却環境で冷却
することが望ましいサンドイッチや米飯類と、比較的低
い冷却環境で冷却することが望ましい飲料類を同時に陳
列することができるようになり、特に、ショーケースの
設置面積が限定される設置場所において好適なものとな
る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、断熱
壁内に前面に開口する陳列室を構成し、この陳列室の前
面開口を透視可能な扉にて開閉自在に閉塞して成るもの
であって、開口に設けられ、扉を閉じたときに当該扉が
当接する上下方向の支柱を備え、該支柱は、当該支柱の
後部において幅寸法が狭くなる形状とされているので、
支柱付近の後部に陳列される商品であってもショーケー
ス前面から商品をアピールすることができるようにな
る。
【0041】請求項2の発明によれば、断熱壁内に前面
に開口する陳列室を構成し、この陳列室の前面開口を左
右に複数設けられる透視可能な扉にて開閉自在に閉塞し
て成るものであって、開口に設けられ、扉を閉じたとき
に前記各扉が当接する上下方向の支柱を備え、この支柱
の左右両側面を、当該支柱の後部において相互に近接す
る方向に傾斜させたので、支柱付近の後部に陳列される
商品であってもショーケース前面から商品をアピールす
ることができると共に、支柱に対して反対側に陳列され
る商品であっても、当該扉越しに認識することができる
ようになる。
【0042】これにより、ショーケースの前面全体から
商品をアピールすることによりディスプレイ効果を向上
させることができるようになり、顧客の購買意欲を増加
させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの正面図である。
【図2】本発明のショーケースの背面図である。
【図3】本発明のショーケースの斜視図である。
【図4】本発明のショーケースの縦断側面図である。
【図5】第2陳列室におけるショーケースの横断平面図
である。
【図6】ダンパーが開放された状態のショーケースの正
面図である。
【図7】ダンパーが閉鎖された状態のショーケースの正
面図である。
【図8】ダンパーが開放された状態のダンパーの拡大正
面図である。
【図9】ダンパーが閉鎖された状態のダンパーの拡大正
面図である。
【図10】従来のショーケースの横断平面図である。
【符号の説明】
1 ショーケース 2 断熱箱体 6 第1陳列室 7 前面開口 8、9、13、14、16、17 ガラス扉 10 断熱仕切板 11 第2陳列室 12、15 後面開口 20、33 棚 21、37 冷却室 22、38 冷却器 23、39 送風機 25 支柱 26 傾斜面 30 断熱仕切板 31 上陳列部 32 下陳列部 35 照明装置 40 冷気吐出口 41 冷気吸込口 42 冷気吐出ダクト 43 冷気吹出口 44、45 連通部 46、47 ダンパー 49 変形部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根岸 正樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 室野 亘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 鉄川 和夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B110 FA17 HA01 3L102 JA03 KA04 KD11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱壁内に前面に開口する陳列室を構成
    し、この陳列室の前面開口を透視可能な扉にて開閉自在
    に閉塞して成るショーケースにおいて、 前記開口に設けられ、前記扉を閉じたときに当該扉が当
    接する上下方向の支柱を備え、該支柱は、当該支柱の後
    部において幅寸法が狭くなる形状とされていることを特
    徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 断熱壁内に前面に開口する陳列室を構成
    し、この陳列室の前面開口を左右に複数設けられる透視
    可能な扉にて開閉自在に閉塞して成るショーケースにお
    いて、 前記開口に設けられ、前記扉を閉じたときに前記各扉が
    当接する上下方向の支柱を備え、この支柱の左右両側面
    を、当該支柱の後部において相互に近接する方向に傾斜
    させたことを特徴とするショーケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102028370A (zh) * 2009-09-25 2011-04-27 三洋电机株式会社 陈列柜
JP2011245214A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Sanyo Electric Co Ltd 低温ショーケース

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