JP2002054572A - 往復動式圧縮機 - Google Patents

往復動式圧縮機

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JP2002054572A
JP2002054572A JP2000247062A JP2000247062A JP2002054572A JP 2002054572 A JP2002054572 A JP 2002054572A JP 2000247062 A JP2000247062 A JP 2000247062A JP 2000247062 A JP2000247062 A JP 2000247062A JP 2002054572 A JP2002054572 A JP 2002054572A
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貴之 飯盛
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真大 松山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流体を効率よく吸入することができ、かつ耐久
性が優れる吸入弁を備える往復動式圧縮機を提供する。 【解決手段】吸入弁98は、吸気口94a〜94cを開
閉する開閉部100と、該開閉部100の両端から延在
した第1および第2ループ状アーム部102a、102
bと、該第1および第2ループ状アーム部102a、1
02bから固定部107に亘って橋架された連結部10
4とを有する。この連結部104の幅W1を、固定部1
07の幅W2に比して小さくする。なお、第1および第
2ループ状アーム部102a、102bの幅は、開閉部
100から連結部104に指向して広くすることが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動式圧縮機に
関し、一層詳細には、ピストンに連結されるとともに該
ピストンの軸心から所定距離で離間して設けられた吸入
口を開閉する吸入弁を備えた往復動式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置は、通常、凝縮器、蒸
発器および圧縮機等を備えている。外部から導入された
エアは、蒸発器へと送られ、該蒸発器のチューブ内を流
通する液状冷媒と互いに熱交換する。その結果、エアは
潜熱を奪われることにより冷却され、この冷却されたエ
アが自動車の車内冷房に供される。一方、液状冷媒は気
化してガス状冷媒となる。
【0003】ガス状冷媒は、次いで、圧縮機により高温
・高圧状態にされる。その後、凝縮器へと送気され、該
凝縮器にて冷却されることにより凝縮して液状冷媒とな
る。ガス状冷媒が圧縮機により高温・高圧状態にされる
ことにより、凝縮器における該ガス状冷媒の凝縮が比較
的容易に起こるようになる。そして、液状冷媒が蒸発器
に送液された後、上記のサイクルが繰り返されることに
より自動車の車内冷房が連続的に行われる。
【0004】上記したような作用を営む圧縮機として
は、往復動式圧縮機が例示されるが、その中でも特に、
斜板に嵌合されたピストンが前記斜板の回転動作に伴い
シリンダ内を往復動作する、いわゆる斜板式圧縮機が広
汎に使用されている。
【0005】近年、このピストンとして、図15に示す
ように、円盤部1の中心から一端部側に吸気口2、2が
偏在して設けられたものが提案されている(例えば、特
開昭58−14683号公報および特開昭58−146
84号公報参照)。これら吸気口2、2は、ピン3等で
ピストン4に連結された吸入弁5により開閉される。
【0006】吸入弁5としては、例えば、実開平5−2
1185号公報の図2に示されるものが挙げられる。こ
の吸入弁5は、吸気口2、2を覆う開閉部5aと、該開
閉部5aの両端から延在した2本のアーム部5b、5b
と、取付孔6が形成された固定部5cと、アーム部5
b、5bと固定部5cとを橋架する連結部5dと、固定
部5cから連結部5dに亘って形成された溝5eとを有
する。そして、該吸入弁5は、ピン3によってピストン
4に連結されるとともに、ピストン4に嵌合する際にピ
ン3が塑性変形されて形成された縁部3aで押圧される
ことにより回り止めがなされている。
【0007】図示しない蒸発器から送気されてシリンダ
内に導入されたガス状冷媒は、吸気口2、2内に貯留さ
れ、該吸気口2、2内で圧力が所定値に達すると吸入弁
5を押圧する。この押圧に伴ってアーム部5b、5bが
撓むことにより、開閉部5aがピストン4から離間す
る。すなわち、吸入弁5が開き、その結果、ピストン4
とシリンダウォールとの間にガス状冷媒が導入される。
【0008】このガス状冷媒は、斜板の回転動作に伴い
ピストン4がシリンダ内を前進動作することにより圧縮
される。この圧縮によってガス状冷媒の圧力が所定値以
上となることに伴い図示しない吐出弁が開き、その結
果、圧縮されたガス状冷媒がシリンダから導出される。
このガス状冷媒は、斜板式圧縮機の導出ポート(図示せ
ず)を介して凝縮器へと送気される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した吸
入弁5には、図15に示されるように、アーム部5b、
5bの内周部の長さが短く、このために開閉部5aがピ
ストン4から離間する距離が短くガス状冷媒の吸入効率
が小さいという不具合がある。
【0010】開閉部5aのピストン4からの離間距離を
大きくして吸入効率を向上するためには、アーム部5
b、5bの幅を細くするかまたは吸入弁5の厚みを薄く
すること等によりアーム部5b、5bの可撓性を向上さ
せることが想起される。
【0011】しかしながら、前記したいずれの場合にお
いてもアーム部5b、5bの剛性が低下する。したがっ
て、長期間に亘る吸入弁5の使用に伴い、該吸入弁5が
損傷することが懸念される。すなわち、アーム部5b、
5bの幅を細くした場合や吸入弁5の厚みを薄くした場
合には、吸入弁5の耐久性が乏しくなるという不具合が
惹起される。
【0012】本発明は上記した問題を解決するためにな
されたもので、可撓性が優れたアーム部を有し、このた
めに流体の吸入効率が優れ、かつ耐久性が優れた吸入弁
を備える往復動式圧縮機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、少なくとも1つの吸入口が軸心から所
定距離で離間して貫通形成されたピストンがシリンダ内
を往復動作して流体を圧縮する往復動式圧縮機におい
て、前記吸入口を開閉する吸入弁は、前記吸入口を覆う
開閉部と、前記開閉部の両端から延在して該開閉部より
も幅狭のループ状アーム部と、固定部材が通る孔部が設
けられて前記ピストンに連結される固定部と、前記ルー
プ状アーム部と前記固定部とを橋架する連結部とを有
し、前記連結部の幅が前記固定部に比して小さく、かつ
前記開閉部、前記ループ状アーム部、前記固定部および
前記連結部が一体的に構成されていることを特徴とす
る。
【0014】このような構成とすることにより、ループ
状アーム部および連結部の連結箇所と固定部とを互いに
大きく離間させることができる。このため、ループ状ア
ーム部と連結部との連結強度が比較的小さくなるので、
ループ状アーム部の可撓性が向上する。すなわち、開閉
部がピストンから容易に離間するようになるので、ガス
状冷媒等の流体の吸入効率を向上することができる。
【0015】前記吸入弁は、前記ループ状アーム部の幅
が前記開閉部から前記連結部側に指向して広くなってい
ることが好ましい。ループ状アーム部は該連結箇所を起
点として撓むので、この場合、ループ状アーム部が撓む
ことに伴って発生する応力に対して充分な強度を確保す
ることができる。すなわち、肉厚が薄い場合であって
も、吸入弁の耐久性を確保することができる。
【0016】また、吸入弁の固定部に設けられた孔部が
前記開閉部に臨む側に開口していることが好ましい。こ
れにより、吸入弁を製造する際の打ち抜き加工を容易に
行うことができるようになるからである。
【0017】いずれの場合においても、吸入弁の開閉部
がピストンから離間した際に該開閉部を固定部材に設け
られたストッパ部に当接させることが好ましい。これに
よりループ状アーム部が必要以上に撓むことが回避され
るので、吸入弁が変形することを回避することができ
る。すなわち、吸入弁の耐久性を一層向上することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る往復動式圧縮
機につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照し
て詳細に説明する。
【0019】本実施の形態に係る往復動式圧縮機の概略
横断面図を図1に示す。この往復動式圧縮機10におい
ては、所定の角度で傾斜した状態で回転軸12に固定さ
れた円盤状の斜板14が回転動作することに伴い該斜板
14に嵌合されたピストン16がシリンダ18内を往復
動作する。すなわち、この往復動式圧縮機10はいわゆ
る斜板式圧縮機であり、自動車用空調装置においてガス
状冷媒を蒸発器から凝縮器へと送気するためのものとし
て好適に使用される。
【0020】この往復動式圧縮機10のケーシングは、
リアハウジング20、リアシリンダブロック22、フロ
ントシリンダブロック24およびフロントハウジング2
6が図1における左方からこの順序で連結されてなり、
リアハウジング20とリアシリンダブロック22との
間、およびフロントシリンダブロック24とフロントハ
ウジング26との間にはバルブプレート28、28がそ
れぞれ介装されている。そして、両バルブプレート2
8、28とリアシリンダブロック22およびフロントシ
リンダブロック24とにより、図1のII−II線矢視
概略断面図である図2に示すように、72°の角度で互
いに離間した5本のシリンダ18がケーシングの内部に
形成される。勿論、ピストン16は全てのシリンダ18
内に配置されている。
【0021】フロントハウジング26(図1参照)の一
端面の中央には中空円筒部30が突出形成されており、
該中空円筒部30の外周壁部には電磁クラッチ32がベ
アリング33を介して回転自在に嵌合されている。ま
た、リアシリンダブロック22には導入ポート34およ
び導出ポート36が形成されており、かつリアシリンダ
ブロック22とフロントシリンダブロック24には、流
路38を介して導出ポート36に連通する室40が形成
されている。
【0022】一方、リアシリンダブロック22、フロン
トシリンダブロック24およびフロントハウジング26
には貫通孔42、44、46がそれぞれ形成されてお
り、回転軸12はこれら貫通孔42、44、46を通る
ことによりケーシング内に収容されている。なお、リア
シリンダブロック22およびフロントシリンダブロック
24の各貫通孔42、44と回転軸12との間にはラジ
アルベアリング48、48がそれぞれ介装されており、
回転軸12はこれらラジアルベアリング48、48を介
してリアシリンダブロック22およびフロントシリンダ
ブロック24に回転自在に支持されている。また、フロ
ントハウジング26の貫通孔46と回転軸12との間
は、シール部材50によりシールがなされている。
【0023】フロントハウジング26の貫通孔46は、
該貫通孔46に比して小径な小貫通孔52を介して中空
円筒部30の中空部と連通している。回転軸12の一端
部は、この小貫通孔52を通って中空円筒部30の外部
に突出することによりフロントハウジング26に支持さ
れている。この突出した回転軸12の一端部にはボルト
穴54が形成されており、該ボルト穴54に螺着された
ボルト56により回転軸12と電磁クラッチ32を構成
するハブ58とが互いに連結されている。
【0024】回転軸12の中央部には第1〜第4ディス
ク60、62、64、66が嵌合されており、かつ第1
ディスク60と第2ディスク62との間には第1スラス
トベアリング68、第2ディスク62と第3ディスク6
4との間には斜板14、第3ディスク64と第4ディス
ク66との間には第2スラストベアリング70がそれぞ
れ介装されるとともに回転軸12に嵌合されている。
【0025】斜板14の円盤部は、リアシリンダブロッ
ク22、フロントシリンダブロック24および両バルブ
プレート28、28により形成されるシリンダ18内ま
で延在している。そして、この円盤部には半球状シュー
72、72を介してピストン16が嵌合されており、後
述するように、斜板14が回転動作することに伴ってピ
ストン16がシリンダ18内を往復動作する。
【0026】ピストン16は、図3に示されるように、
略左右対称である。このピストン16は、第1および第
2円盤部74a、74bと、該第1および第2円盤部7
4a、74bからそれぞれ延在してテーパ状に縮径した
テーパ部76、76および半球状溝77、77が形成さ
れたシュー受部78、78を有する第1および第2吸気
部80a、80bと、シュー受部78、78同士を連結
する連結部82とが一体的に構成されてなる。なお、第
1吸気部80aと第2吸気部80bとは、シュー受部7
8、78同士が互いに対向しかつ所定の間隔で離間する
ように配置されている。
【0027】連結部82の最大高さは、斜板14の逃げ
を確保するために、各シュー受部78の半球状溝77の
図3における中心よりやや下方となるように設定されて
いる。
【0028】この連結部82からは、図4に示すよう
に、第1および第2円盤部74a、74bの直径方向と
平行にウェブ部84が突出しており、該ウェブ部84
は、第1円盤部74aから第2円盤部74bに亘って橋
架されている。すなわち、第1および第2円盤部74
a、74bはウェブ部84を介して互いに一体的に連結
されており、これにより連結部82の剛性が向上されて
いる。
【0029】ウェブ部84の高さは、連結部82と同一
高さに設定されている(図3参照)。ウェブ部84を連
結部82に比して高くした場合、斜板14の逃げを確保
するために、該ウェブ部84におけるシュー受部78、
78同士の間の部位を切り欠く等の後加工が必要となる
からである。
【0030】第1および第2円盤部74a、74bの側
周壁部には溝86、86がそれぞれ設けられており(図
3参照)、該溝86、86にはリング状シール部材8
8、88が嵌合されている。第1および第2円盤部74
a、74bの厚みは、このリング状シール部材88、8
8よりやや大きい程度である。
【0031】第1および第2円盤部74a、74bは、
テーパ部76、76によって支持される。この場合、第
1および第2円盤部74a、74bの厚みが大きい場合
に比してピストン16の重量を小さくすることができ
る。なお、第1および第2吸気部80a、80bのテー
パ部76、76の上方は、第1および第2円盤部74
a、74bからシュー受部78、78に指向して縮径す
る途中で鈍角的に屈曲されることにより屈曲部90が設
けられている。
【0032】すなわち、このピストン16は、第1およ
び第2円盤部74a、74bがテーパ部76、76で支
持され、かつウェブ部84(図4参照)が設けられるこ
とによって軽量化がなされるとともに剛性が向上されて
いる。
【0033】ピストン16の正面図である図5に示され
るように、第1および第2円盤部74a、74bから第
1および第2吸気部80a、80bのテーパ部76、7
6の上方に至るまで、ケーシング(図1参照)の導入ポ
ート34から導入されたガス状冷媒をバルブプレート2
8、28に形成された吐出口92、92へと送気するた
めの3個の吸気口94a〜94cが貫通形成されてい
る。これら吸気口94a〜94cの第1および第2円盤
部74a、74b側の開口には、吸入弁98が配設され
ている。
【0034】この吸入弁98は、図6に示すように、吸
気口94a〜94cを開閉する開閉部100と、該開閉
部100の両端部から延在して第1および第2円盤部7
4a、74bの外周に沿い湾曲した第1および第2ルー
プ状アーム部102a、102bと、該第1および第2
ループ状アーム部102a、102bの連結箇所から立
ち上がった連結部104と、該連結部104の先端部に
配置されてU字状孔106が設けられた略U字型の固定
部107とを有し、このため、該吸入弁98には、開閉
部100、固定部107、第1および第2ループ状アー
ム部102a、102bに囲繞された孔部108が形成
されている。
【0035】連結部104は、第1および第2ループ状
アーム部102a、102bの連結箇所から固定部10
7に亘り橋架されている。また、固定部107が略U字
型であるので、該固定部107における開閉部100に
臨む側には、開口109が形成された形態となってい
る。
【0036】連結部104の幅W1は、固定部107の
幅W2に比して小さく設定されている。このため、第1
および第2ループ状アーム部102a、102bの内周
部の長さは、従来技術に係る吸入弁5のアーム部5b、
5bの内周部に比して著しく長い。これにより、後述す
るように、第1および第2ループ状アーム部102a、
102bの可撓性を向上することができる。
【0037】また、第1および第2ループ状アーム部1
02a、102bの幅は、連結部104に指向するにつ
れて広がっている。すなわち、図6に示されるように、
第1および第2ループ状アーム部102a、102bに
おける連結部104側の幅t1は、開閉部100側の幅
t2に比して広く設定されている。このような構成とす
ることにより、吸入弁98の耐久性が確保される。
【0038】吸入弁98は、U字状孔106に胴部が通
された固定部材としてのリベット110(図1、図3、
図4および図5参照)がピストン16に設けられたリベ
ット穴112(図1および図3参照)に嵌合されること
によりピストン16の両側壁部に連結されている。そし
て、吸入弁98はリベット110の塑性変形された頭部
により第1および第2円盤部74a、74bに指向して
常時押圧されており、これにより該吸入弁98の回り止
めがなされている。
【0039】ここで、図7に示されるように、リベット
110の頭部の側周壁部にはストッパ部114が突出形
成されている。そして、該ストッパ部114において開
閉部100が当接する側の端面の隅部は、湾曲形成され
ている。
【0040】該リベット110は、図5から諒解される
ように、ストッパ部114が吸入弁98の開閉部100
に対向するようにリベット穴112に嵌合されている。
開閉部100が開いた場合、後述するように、該開閉部
100はストッパ部114に当接する。
【0041】第1および第2吸気部80a、80bのシ
ュー受部78、78の半球状溝77、77(図3参照)
には半球状シュー72、72の半球部が収容されてお
り、該半球状シュー72、72の平面部同士は斜板14
の円盤部を介して対向している(図1参照)。すなわ
ち、斜板14は2個の半球状シュー72、72で挟持さ
れており、これによりピストン16が斜板14に嵌合さ
れている。
【0042】両バルブプレート28、28には、上記し
たように、シリンダ18内で圧縮されたガス状冷媒を吐
出するための吐出口92、92がそれぞれ形成されてい
る。各シリンダ18とフロントハウジング26およびリ
アハウジング20の各室40とは、これら吐出口92に
より連通されている。
【0043】図8に示されるように、各吐出口92は、
シリンダ18から室40に指向してテーパ状に縮小して
いる。また、各吐出口92の形状は、シリンダ18側ま
たは室40側のいずれにおいてもリベット110の頭部
と相似形であり、かつ該頭部に比してやや大きく形成さ
れている。すなわち、ピストン16が死点に到達した場
合、図9に示すように、リベット110の頭部は遊びが
ある状態で吐出口92に挿入される。
【0044】吐出口92の室40側の開口には、図10
に示すように、吐出弁116が配置されている。この吐
出弁116は、円環部118と該円環部118からそれ
ぞれ延在してかつ互いに72°離間した5本の枝部12
0と、各枝部120の先端部に形成された円状部122
とを一体的に有する。円環部118の中央には大貫通孔
124が形成されており、フロントハウジング26側の
吐出弁116における該大貫通孔124には回転軸12
が通されている。また、該大貫通孔124の周囲にはピ
ン125(図1参照)を通すためのピン孔126が設け
られている。一方、各円状部122は各シリンダ18の
吐出口92を開閉自在に覆っている。
【0045】吐出弁116の外側には、図11に示すよ
うに、吐出弁用バルブストッパ128が配置されてい
る。該吐出弁用バルブストッパ128は、小円環部13
0と、該小円環部130から一体的に延在して互いに7
2°離間した5本の枝部132とを有し、吐出弁116
の枝部120(図10参照)は、バルブプレート28、
28と吐出弁用バルブストッパ128の枝部132との
間に介装されている。
【0046】各枝部132は、吐出弁116の枝部12
0と円状部122との境界に対応する位置からフロント
ハウジング26またはリアハウジング20の室40側に
指向して屈曲し、かつ円状部122の端部に対応する位
置からバルブプレート28、28側に指向して屈曲した
屈曲部134を有する(図1および図11参照)。後述
するように、吐出弁116の円状部122がバルブプレ
ート28、28から離間した際、該円状部122は吐出
弁用バルブストッパ128の屈曲部134に当接して支
持される。この支持により、吐出弁116が変形するこ
とが回避される。
【0047】また、吐出弁用バルブストッパ128の枝
部132同士は、該枝部132と一体的な大円環部13
6により互いに全て連結されている(図11参照)。こ
の大円環部136には、ボルト孔137が設けられた複
数個の固定部138が突出形成されている。すなわち、
フロントシリンダブロック24とフロントハウジング2
6との間またはリアシリンダブロック22とリアハウジ
ング20との間に介装された吐出弁用バルブストッパ1
28は、ボルト孔137を通ってフロントハウジング2
6からリアハウジング20までを連結する図示しないボ
ルトによりケーシングに位置決め固定される。
【0048】さらに、吐出弁用バルブストッパ128の
小円環部130には、吐出弁116の円環部118のピ
ン孔126に対応する位置にピン孔140が設けられて
いる。これら両ピン孔126、140を通ったピン12
5(図1参照)がフロントシリンダブロック24とフロ
ントハウジング26、またはリアシリンダブロック22
とリアハウジング20に螺着されることにより、吐出弁
116がケーシングに位置決め固定される。
【0049】リアハウジング20の各室40およびフロ
ントハウジング26の各室40は流路38に連通してお
り、かつ該流路38は導出ポート36に連通している。
すなわち、各室40は流路38を介して導出ポート36
に連通しており、導入ポート34から往復動式圧縮機1
0内に導入されたガス状冷媒は、シリンダ内にてピスト
ン16で圧縮された後、吐出口92、室40を介して導
出ポート36から導出される。
【0050】フロントハウジング26の中空円筒部30
の外周壁部に嵌合された電磁クラッチ32(図1参照)
は、回転軸12を回転動作または回転停止させるための
機器である。
【0051】この電磁クラッチ32は、上記したハブ5
8と、該ハブ58にボルト141を介して連結されたク
ラッチ板142と、ロータ144と、該ロータ144内
に収容された電磁石コイル146とを具備して構成され
ている。このうち、ロータ144の側周壁部には図示し
ないベルトが装着されており、該ベルトは自動車用内燃
機関(図示せず)を構成する駆動軸(図示せず)にも装
着されている。また、ハブ58には、上記したように、
ボルト56を介して回転軸12が連結されている。
【0052】電磁石コイル146への通電または通電停
止は、自在に設定することができる。後述するように、
電磁石コイル146へ通電または通電停止することによ
り、回転軸12を回転動作または停止させることができ
る。
【0053】本実施の形態に係る往復動式圧縮機10は
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用について説明する。
【0054】吸入弁98(図6参照)は、素材をプレス
成形してU字状孔106および開口109の打ち抜き加
工を行い、孔部108を形成することにより製造され
る。この際、開口109が存在するため、すなわち、固
定部107が略U字型であるので、該固定部107と開
閉部100とが離間している。このため、孔部108を
容易に形成することができる。
【0055】そして、リベット110の頭部を塑性変形
してU字状孔106に圧入する。この圧入により、吸入
弁98の回り止めがなされる。
【0056】往復動式圧縮機10は、以下のように動作
する。
【0057】まず、図示しない自動車用内燃機関を付勢
することにより該自動車用内燃機関を構成する駆動軸
(図示せず)を回転動作させる。その結果、前記ベルト
の作用によりロータ144(図1参照)が回転付勢され
る。
【0058】ここで、電磁石コイル146への通電がな
されていない場合、クラッチ板142がロータ144に
引き寄せられることはない。このため、クラッチ板14
2とロータ144とが互いに離間した状態を維持するの
で、ロータ144が回転動作することに伴いクラッチ板
142およびハブ58が回転動作することはない。した
がって、回転軸12が回転動作することはない。
【0059】一方、電磁石コイル146に通電がなされ
た場合、磁力の発生により該電磁石コイル146にクラ
ッチ板142が引き寄せられ、その結果、クラッチ板1
42がロータ144に当接する。したがって、ロータ1
44の回転動作に伴ってクラッチ板142およびハブ5
8が回転動作し、これにより回転軸12が回転動作され
る。この場合、斜板14も回転動作し、これによりピス
トン16がシリンダ18内を往復動作するに至る。
【0060】図示しない蒸発器から導入ポート34を介
してケーシングの内部に導入されたガス状冷媒は、図示
しない供給通路を介してシリンダ18内に供給され、テ
ーパ部76、76に設けられた開口を介して吸気口94
a〜94c内に到達する。
【0061】吸気口94a〜94c内に貯留されたガス
状冷媒は、ピストン16が後退動作することにより、第
1または第2円盤部74a、74bとバルブプレート2
8、28の間、すなわち、圧縮室が負圧となると、その
圧力差により吸入弁98を押圧する。
【0062】この押圧に伴って吸入弁98の第1および
第2ループ状アーム部102a、102b(図7参照)
が撓み、その結果、開閉部100が第1または第2円盤
部74a、74bから離間する。すなわち、吸気口94
a〜94cの第1または第2円盤部74a、74b側の
開口が開放され、ガス状冷媒が圧縮室に導入される。
【0063】上記したように、連結部104の幅W1は
固定部107の幅W2に比して小さく設定されている。
このため、第1および第2ループ状アーム部102a、
102bの内周部が著しく長くなり、その結果、第1お
よび第2ループ状アーム部102a、102bと連結部
104との連結箇所と、固定部107とを従来技術に係
る吸入弁5に比して互いに大きく離間させることができ
る。このため、第1および第2ループ状アーム部102
a、102bと連結部104との連結強度が比較的小さ
くなるので、第1および第2ループ状アーム部102
a、102bの可撓性が向上する。すなわち、開閉部1
00が第1または第2円盤部74a、74bから容易に
離間するようになるので、ガス状冷媒の吸入効率を向上
することができる。
【0064】しかも、この場合、第1および第2ループ
状アーム部102a、102bの幅が開閉部100から
連結部104に指向して広くなっているので、第1およ
び第2ループ状アーム部102a、102bが撓む際に
該連結箇所に発生する応力に対して充分な強度を確保す
ることができる。換言すれば、吸入弁98の耐久性を確
保することができる。
【0065】第1または第2円盤部74a、74bから
離間した開閉部100は、図12に示されるように、リ
ベット110のストッパ部114に当接して支持され
る。すなわち、このピストン16においては、リベット
110のストッパ部114が吸入弁用バルブストッパと
して作用する。この当接支持により開閉部100がそれ
以上開くことが阻止され、これにより吸入弁98が変形
することが回避される。このため、吸入弁98の耐久性
を一層向上することができる。
【0066】換言すれば、開閉部100がストッパ部1
14で確実に支持されるので、該開閉部100が第1お
よび第2円盤部74a、74bから所定距離を超えて離
間することがない。したがって、吸入弁98が可撓性の
高い柔軟な材料から構成されている場合であっても、第
1および第2ループ状アーム部102a、102bが変
形することを回避することができる。すなわち、可撓性
の高い柔軟な材料からなる吸入弁98を使用することが
できるので、往復動式圧縮機10の吸入効率を一層向上
することができる。
【0067】そして、リベット110においては、スト
ッパ部114における開閉部100に当接する側の端面
の隅部が湾曲形成されている(図7参照)。このため、
開閉部100が当接する際にストッパ部114の隅部に
より開閉部100が損傷することを回避することができ
る。
【0068】圧縮室に導入されたガス状冷媒は、該圧縮
室内でピストン16の前進動作により圧縮される。例え
ば、図1においては、リアシリンダブロック22側の圧
縮室にガス状冷媒が導入されるとともにフロントシリン
ダブロック24側の圧縮室で圧縮されたガス状冷媒が導
出されている状態が示されている。
【0069】この圧縮に伴い、圧縮室内の圧力が第2円
盤部74b側の吸気口94a〜94c内に比して高くな
るので、第2円盤部74b側の吸入弁98の開閉部10
0が第2円盤部74bに指向して押圧される。その結
果、第2円盤部74b側の吸気口94a〜94cの開口
が開閉部100により閉塞される。
【0070】すなわち、図1に示される場合、圧縮室に
てガス状冷媒が圧縮される際、第2円盤部74bに形成
された吸気口94a〜94cは吸入弁98の開閉部10
0により閉塞されている。このため、ガス状冷媒が吸気
口94a〜94cを逆流することがないので、ガス状冷
媒を効率よく圧縮することができる。
【0071】なお、ピストン16が死点に到達した際、
リベット110の頭部は吐出口92に遊びがある状態で
挿入される。このため、リベット110の頭部のために
ピストン16の死点を後退させる必要はない。したがっ
て、リベット110が存在することにより圧縮効率が低
下することはない。
【0072】しかも、この場合、吐出口92がリベット
110の頭部と相似形であるので、圧縮室内のガス状冷
媒におけるバルブプレート28、28で遮られる量が最
少となる。すなわち、シリンダ18内にて圧縮されたガ
ス状冷媒が効率よく室40へ導出されるので、圧縮効率
が一層向上する。
【0073】図1において、シリンダ18のフロントシ
リンダブロック24側の圧縮室で圧縮されたガス状冷媒
は、バルブプレート28に設けられた吐出口92から室
40へ導出される。この際、吐出弁116がガス状冷媒
に押圧されて開き、吐出弁用バルブストッパ128の枝
部132の屈曲部134に当接する。
【0074】ガス状冷媒は、さらに、流路38を介して
導出ポート36へと送気され、次いで、該導出ポート3
6から図示しない凝縮器へと送気される。
【0075】なお、図1において、フロントシリンダブ
ロック24側の圧縮室に供給されたガス状冷媒が圧縮さ
れて室40へと導出される一方で、次に圧縮・導出され
るガス状冷媒がリアシリンダブロック22側の圧縮室に
導入される。
【0076】そして、斜板14が1/2回転動作する
と、斜板14の円盤部は、図13に示されるように図1
と逆位相となる。その結果、ピストン16が図13にお
ける右端へと移動し、これに伴いリアシリンダブロック
22側の圧縮室に導入されたガス状冷媒が圧縮・導出さ
れるとともに、次に圧縮・導出されるガス状冷媒がフロ
ントシリンダブロック24側の圧縮室に導入される。す
なわち、1本のシリンダ18においては、回転軸12が
1回転することに伴ってガス状冷媒の吸入・排気が営ま
れる。
【0077】なお、上記した実施の形態では、吸入弁9
8において、第1および第2ループ状アーム部102
a、102bの幅を開閉部100側から連結部104側
に指向して広くしているが、図14に示すように、第1
および第2ループ状アーム部102a、102bを一定
幅t3にしてその連結箇所から垂直に連結部104を立
ち上げるようにしてもよい。
【0078】また、上記した吸入弁の構成は斜板式圧縮
機に限定されて採用されるものではなく、その他の往復
動式圧縮機、例えば、クランク式圧縮機にも採用するこ
とができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る往復
動式圧縮機によれば、吸入口を開閉する開閉部と、該開
口部の両端から延在するループ状アーム部と、該ループ
状アーム部と固定部材が通される固定部とを橋架する連
結部とを有し、かつ前記連結部の幅が前記固定部に比し
て小さい吸入弁を使用するようにしている。このため、
ループ状アーム部の内周部が著しく長くなり該ループ状
アーム部と固定部とが互いに大きく離間するようになる
ので、該ループ状アーム部と連結部との連結強度が比較
的小さくなる。これにより該ループ状アーム部の可撓性
が向上するので、結局、ガス状冷媒等の流体の吸入効率
を向上することができるという効果が達成される。
【0080】また、開閉部から連結部に指向してループ
状アーム部の幅を広げるようにしているので、吸入弁の
肉厚が薄い場合であっても、ループ状アーム部が撓む際
に発生する応力に対して充分な強度を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る往復動式圧縮機の縦断面概
略構成図である。
【図2】図1のII−II線矢視概略断面図である。
【図3】図1の往復動式圧縮機が有するピストンの要部
拡大一部縦断面図である。
【図4】図3に示すピストンの概略平面図である。
【図5】図3に示すピストンの概略正面図である。
【図6】前記ピストンに連結された吸入弁の概略正面図
である。
【図7】図6の吸入弁を前記ピストンに連結するリベッ
トの拡大説明図である。
【図8】図7のリベットと、前記ピストンが死点に到達
した際に該リベットが挿入される吐出口の要部拡大説明
図である。
【図9】図7のリベットが図8の吐出口に挿入された状
態を示す要部拡大説明図である。
【図10】吐出口の開口に配置された吐出弁の全体構成
説明図である。
【図11】図10の吐出弁が開いた際に該吐出弁の円状
部に当接して支持する吐出弁用バルブストッパの全体構
成説明図である。
【図12】図6の吸入弁の開閉部が開き、図7のリベッ
トのストッパ部に当接して支持されている状態を示す要
部拡大説明図である。
【図13】シリンダ内においてピストンが図1と逆位相
となった状態を示す要部縦断面図である。
【図14】別の実施形態に係る吸入弁を示す概略全体構
成図である。
【図15】従来技術に係る吸入弁がピストンに連結され
た状態を示す概略正面図である。
【符号の説明】
10…往復動式圧縮機 12…回転軸 14…斜板 16…ピストン 18…シリンダ 28…バルブプレ
ート 32…電磁クラッチ 34…導入ポート 36…導出ポート 72…半球状シュ
ー 74a、74b…円盤部 76…テーパ部 80a、80b…吸気部 84…ウェブ部 88…リング状シール部材 92…吐出口 94a〜94c…吸気口 98…吸入弁 100…開閉部 102a、102
b…ループ状アーム部 106…U字状孔 107…固定部 108…孔部 109…開口 110…リベット 114…ストッパ
部 116…吐出弁 120…枝部 122…円状部 128…吐出弁用
バルブストッパ 142…クラッチ板 144…ロータ 146…電磁石コイル
フロントページの続き (72)発明者 戸村 嘉一 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AB07 AC03 CB04 CC06 CC12 3H058 AA13 BB40 CA19 CD14 CD24 EE01 EE13 3H076 AA06 BB22 BB26 CC12 CC20 CC41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの吸入口が軸心から所定距
    離で離間して貫通形成されたピストンがシリンダ内を往
    復動作して流体を圧縮する往復動式圧縮機において、 前記吸入口を開閉する吸入弁は、前記吸入口を覆う開閉
    部と、前記開閉部の両端から延在して該開閉部よりも幅
    狭のループ状アーム部と、固定部材が通る孔部が設けら
    れて前記ピストンに連結される固定部と、前記ループ状
    アーム部と前記固定部とを橋架する連結部とを有し、 前記連結部の幅が前記固定部に比して小さく、 かつ前記開閉部、前記ループ状アーム部、前記固定部お
    よび前記連結部が一体的に構成されていることを特徴と
    する往復動式圧縮機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の往復動式圧縮機において、
    前記吸入弁は、前記ループ状アーム部の幅が前記開閉部
    から前記連結部側に指向して広くなっていることを特徴
    とする往復動式圧縮機。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の往復動式圧縮機に
    おいて、前記吸入弁の前記固定部に設けられた孔が前記
    開閉部に臨む側に開口していることを特徴とする往復動
    式圧縮機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の往復
    動式圧縮機において、前記吸入弁の前記開閉部が前記ピ
    ストンから離間した際に該開閉部が前記固定部材に設け
    られたストッパ部に当接することを特徴とする往復動式
    圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100383385C (zh) * 2003-10-30 2008-04-23 乐金电子(天津)电器有限公司 往复式压缩机的阀门冲击缓冲装置

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CN100383385C (zh) * 2003-10-30 2008-04-23 乐金电子(天津)电器有限公司 往复式压缩机的阀门冲击缓冲装置

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