JP2002053902A - 合金粉末の製造方法 - Google Patents

合金粉末の製造方法

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JP2002053902A JP2001044088A JP2001044088A JP2002053902A JP 2002053902 A JP2002053902 A JP 2002053902A JP 2001044088 A JP2001044088 A JP 2001044088A JP 2001044088 A JP2001044088 A JP 2001044088A JP 2002053902 A JP2002053902 A JP 2002053902A
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    • B22F9/00Making metallic powder or suspensions thereof
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    • B22F9/04Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from solid material, e.g. by crushing, grinding or milling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メカニカルアロイングにおいて,ミリング時
間を大幅に短縮する。 【解決手段】 金属マトリックスと添加成分とよりなる
合金粒子の集合体である合金粉末を製造すべく,金属マ
トリックス粒子の集合体と,添加成分粒子の集合体とを
用い,メカニカルアロイングを行う。その際に,金属マ
トリックス粒子の粒径Dと添加成分粒子の粒径dとの関
係をd≦D/6に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合金粉末の製造方
法,特に,金属マトリックスと添加成分とよりなる合金
粒子の集合体である合金粉末を製造すべく,金属マトリ
ックス粒子の集合体と,添加成分粒子の集合体とを用
い,メカニカルアロイングおよびメカニカルグラインデ
ィングの一方を行う製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の製造方法においては,金
属マトリックス粒子および添加成分粒子として粒径(通
常,1μm以上)が同じか,若しくは略同じものを用
い,比較的硬い添加成分粒子を十分に微細化して,金属
マトリックス粒子内に均一に侵入分散させる,といった
方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
法においては添加成分粒子の微細化および侵入分散のた
めに,例えば数十時間のミリングを行わなければなら
ず,合金粉末の製造コストが高い,という問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は,ミリング時間
を大幅に短縮し得る前記合金粉末の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】前記目的を達成するため本発明によれば,
金属マトリックスと添加成分とよりなる合金粒子の集合
体である合金粉末を製造すべく,金属マトリックス粒子
の集合体と,添加成分粒子の集合体とを用い,メカニカ
ルアロイングおよびメカニカルグラインディングの一方
を行うに当り,前記金属マトリックス粒子の粒径Dと前
記添加成分粒子の粒径dとの関係をd≦D/6に設定す
る,合金粉末の製造方法が提供される。
【0006】メカニカルアロイング等によって,例え
ば,水素吸蔵合金粉末を製造する場合,通常,金属マト
リックス粒子としては,その粒径Dが5μm程度のもの
が用いられている。したがって添加成分粒子の粒径dは
d≦D/6であるから,D=5μmにおいてd≦834
nmとなる。このような粒径を持つ添加成分粒子は微粒
子または超微粒子であって,非常に高い活性を有する。
したがって,添加成分粒子を金属マトリックス粒子内に
侵入させるだけでなく,その金属マトリックス粒子表面
に保持させておくことによっても,高活性な水素吸蔵合
金粉末を得ることが可能である。また添加成分粒子は微
粒子または超微粒子であるからミリングによる微細化は
不要である。
【0007】これらのことから,前記方法によれば合金
粉末を得るためのミリング時間を,例えば40時間から
15分間にする,といったように大幅に短縮することが
可能である。ただし,両粒径D,dの関係がd>D/6
では前記ミリング時間が長くなり,また製造エネルギ的
にも非効率的となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1,2において,合金粉末とし
ての水素吸蔵合金粉末1は,金属マトリックス2と添加
成分3とよりなる合金粒子4の集合体である。
【0009】水素吸蔵合金粉末1の製造に当っては,金
属マトリックス粒子5の集合体(金属マトリックス粉
末)と,添加成分粒子6の集合体(添加成分粉末)とを
用い,メカニカルアロイングおよびメカニカルグライン
ディングの一方を行う,といった方法が採用される。
【0010】その際,金属マトリックス粒子5の粒径D
と添加成分粒子6の粒径dとの関係はd≦D/6に設定
される。例えば,金属マトリックス5の粒径DはD≧3
μm,好ましくはD≧5μmであり,また添加成分粒子
6の粒径dは10nm≦d≦500nm,好ましくはd
≦100nmである。両粒径D,dの関係は,好ましく
はD/10000≦d≦D/50であり,また添加成分
粒子の添加量Lは0.1原子%≦L≦65原子%,好ま
しくはL≦10原子%である。
【0011】金属マトリックス粒子5には,体心立方晶
系粒子であるMg粒子,V粒子,TiCrV系粒子,T
iCrMn系粒子等が該当し,また水素と反応する金属
元素をAとし,またそれ以外の金属元素をBとすると,
AB5 系粒子:LaNi5 粒子,MmNi5 (Mm:ミ
ッシュメタル)粒子,CaNi5 粒子等;AB2 系粒
子:MgZn2 粒子,ZrNi2 粒子等;AB系粒子:
TiNi粒子,TiFe粒子等;A2 B系粒子:Mg2
Ni粒子,Ca2 Fe粒子等が該当する。これらの粒子
から選択される一種が金属マトリックス粒子として用い
られる。添加成分粒子6としては,Ni粒子,Ni合金
粒子,Fe粒子,Fe合金粒子,V粒子,V合金粒子,
Mn粒子,Mn合金粒子,Ti粒子,Ti合金粒子,C
u粒子,Cu合金粒子,Al粒子,Al合金粒子,Pd
粒子,Pd合金粒子,Pt粒子,Pt合金粒子,Zr粒
子,Zr合金粒子,Au粒子,Au合金粒子,Ag粒
子,Ag合金粒子,Co粒子,Co合金粒子,Mo粒
子,Mo合金粒子,Nb粒子,Nb合金粒子,Cr粒
子,Cr合金粒子,Zn粒子,Zn合金粒子,Ru粒
子,Ru合金粒子,Rh粒子,Rh合金粒子,Ta粒
子,Ta合金粒子,Ir粒子,Ir合金粒子,W粒子お
よびW合金粒子から選択される少なくとも一種が用いら
れる。
【0012】メカニカルアロイングまたはメカニカルグ
ラインディングにおいて,そのミリング時間tは1分間
≦t≦5時間といったように,短時間に設定される。こ
のようにミリング時間を短縮すると,図2に明示するよ
うに,添加成分粒子6の集合体における,一部の添加成
分粒子6は金属マトリックス粒子5内に完全に侵入して
その粒子5と結合し,また他の一部の添加成分粒子6は
金属マトリックス粒子5の表面に付着してその粒子5と
結合し,さらに他の一部の添加成分粒子6は一部分を金
属マトリックス粒子5表面に露出させてその粒子5内に
埋込まれることにより金属マトリックス粒子5と結合す
る,といった状態が現出する。
【0013】前記のようにnmサイズの粒径を持つ添加
成分粒子6は超微粒子(または微粒子)であって,非常
に高い活性を有する。したがって,前記のように添加成
分粒子6を金属マトリックス粒子5内に侵入させるだけ
でなく,その金属マトリックス粒子5表面に保持させて
おくことによっても,高活性な水素吸蔵合金粉末1を得
ることが可能である。また添加成分粒子6は超微粒子
(または微粒子)であるからミリングによる微細化は不
要である。なお,両粒径D,dの関係がD/10000
>dでは金属マトリックス粒子5と添加成分粒子6との
エネルギ差が大きすぎるため添加成分粒子6が金属マト
リックス粒子5内に侵入することができなくなる。
【0014】以下,メカニカルアロイングを適用した具
体例について説明する。
【0015】〔実施例1〕純度が99.9%であり,且
つ粒径Dが10μmのMg粒子(金属マトリックス粒
子)の集合体と,純度が99.9%であり,且つ粒径d
が20nmのNi粒子(添加成分粒子)の集合体とを,
合金組成がMg2 Ni(NiのL=33.3原子%)と
なるように秤量して,合計2.5gの混合粉末を得た。
この混合粉末を遊星型ボールミル(Furitsch製,P−
5)の容量80mlのポット(JIS SUS316製)
に直径10mmのボール(JIS SUS316製)18
個と共に入れ,ポット内を1.0MPaの水素ガス雰囲
気に保持して,ポット回転数 780rpm ,ディスク回
転数360rpm ,ミリング時間t 15分間の条件でボ
ールミリングを行った。この場合,ポット内には重力加
速度Gの9倍の加速度9Gが発生していた。ボールミリ
ング後,グローブボックス中で水素吸蔵合金粉末を採取
した。この合金粉末を例(A1)とする。
【0016】比較のため,前記Mg粒子の集合体と,純
度が99.9%であり,且つ粒径dが10μm,つまり
Mg粒子と同一粒径のNi粒子の集合体とを用い,ミリ
ング時間tを40時間に設定した,ということ以外は前
記と同様の方法で水素吸蔵合金粉末を得た。この合金粉
末を例(B1)とする。
【0017】例(A1),(B1)は,そのボールミリ
ング過程において水素化されているので,それらに,3
50℃,1時間の条件で真空引きを行う脱水素化処理を
施し,次いで,例(A1),(B1)についてPCT測
定を行った。図3は例(A1),(B1)のPCT特性
(収束時間:5分間;260℃,放出)を示す。図3よ
り,例(A1)は例(B1)のミリング時間の160分
の1の短時間にて得られたものであるが,例(B1)と
同様のPCT特性を有することが判る。
【0018】〔実施例2〕純度が99.9%であり,且
つ粒径Dが10μmのMg粒子(金属マトリックス粒
子)の集合体と,純度が99.9%であり,且つ粒径d
が20nmのFe粒子(添加成分粒子)の集合体とを,
合金組成がMg97Fe3 (数値の単位は原子%)となる
ように秤量して,合計2.5gの混合粉末を得た。この
混合粉末を遊星型ボールミル(Furitsch製,P−5)の
容量80mlのポット(JIS SUS316製)に直径
10mmのボール(JIS SUS316製)18個と共
に入れ,ポット内を2.0MPaの水素ガス雰囲気に保
持して,ポット回転数 780rpm ,ディスク回転数3
60rpm ,ミリング時間t 15分間の条件でボールミ
リングを行った。この場合,ポット内には重力加速度G
の9倍の加速度9Gが発生していた。ボールミリング
後,グローブボックス中で水素吸蔵合金粉末を採取し
た。この合金粉末を例(A2)とする。
【0019】比較のため,前記Mg粒子の集合体と,純
度が99.9%であり,且つ粒径dが10μm,つまり
Mg粒子と同一粒径のFe粒子の集合体とを用い,ミリ
ング時間tを3時間に設定した,ということ以外は前記
と同様の方法で水素吸蔵合金粉末を得た。この合金粉末
を例(B2)とする。
【0020】例(A2),(B2)に実施例1と同一条
件で脱水素化処理を施し,次いで,例(A2),(B
2)についてPCT測定を行った。図4は例(A2),
(B2)のPCT特性(収束時間:5分間;310℃,
放出)を示す。図4より,例(A2)は例(B2)のミ
リング時間の12分の1の短時間にて得られたものであ
るが,例(B2)よりも優れたPCT特性を有すること
が判る。
【0021】図5は例(A2),(B2)の,測定温度
310℃における水素化速度試験結果を示す。この試験
においては,真空状態から4.0MPaの高圧水素加圧
を行った。図5から,例(A2)は,例(B2)に比べ
て水素化速度が速く,且つ水素吸蔵量が大であることが
判る。
【0022】〔実施例3〕 (1)純度が99.9%であり,且つ粒径Dが10μm
のMg粒子(金属マトリックス粒子)の集合体と,純度
が99.9%であり,且つ粒径dが20nmのNi粒子
(添加成分粒子)の集合体とを,合金組成がMg97Ni
3 (数値の単位は原子%)となるように秤量して,合計
2.5gの混合粉末を得た。この混合粉末を遊星型ボー
ルミル(Furitsch製,P−5)の容量80mlのポット
(JISSUS316製)に直径10mmのボール(JI
S SUS316製)18個と共に入れ,ポット内を
1.0MPaの水素ガス雰囲気に保持して,ポット回転
数780rpm ,ディスク回転数 360rpm ,ミリング
時間t 15分間の条件でボールミリングを行った。こ
の場合,ポット内には重力加速度Gの9倍の加速度9G
が発生していた。ボールミリング後,グローブボックス
中で水素吸蔵合金粉末を採取した。この合金粉末を例
(A3)とする。
【0023】例(A3)に実施例1と同一条件で脱水素
化処理を施し,次いで例(A3)についてPCT測定を
行った。図6は例(A3)のPCT特性(収束時間:5
分間;350℃,放出)を示し,図6において,1回の
水素吸放出を行った場合を1サイクルとして複数の黒三
角点を結んだ線で表し,また500サイクル後を複数の
黒丸点を結んだ線で表してある。
【0024】図6から,例(A3)は優れたPCT特性
を有し,また良好な耐久性を持つことが判る。
【0025】(2)前記(1)同様の混合粉末(Mg97
Ni3 )を用い,またポット回転数およびディスク回転
数を調節してポット内に発生する加速度を,0.5G,
3G,6G,9Gに変更した,ということを除き,各加
速度下にて前記(1)と同一条件で4種の水素吸蔵合金
粉末,即ち,0.5G適用による例(A4),3G適用
による例(A5),6G適用による例(A6)および9
G適用による例(A7)〔例(A3)に同じ〕を製造し
た。
【0026】例(A4)〜(A7)に実施例1と同一条
件で脱水素化処理を施し,次いで例(A4)〜(A7)
についてPCT測定を行った。また前記(1)同様の混
合粉末(Mg97Ni3 )を用い,真空アーク溶解,イン
ゴットの鋳造および大気中におけるインゴットの粉砕を
順次行って得られた粉末の例(B3)および前記合金組
成(Mg97Ni3 )を持つように秤量された前記Mg粒
子およびNi粒子の集合物を乳鉢で混合した例(C)に
ついても,同様のPCT測定を行った。
【0027】図7は例(A4)〜(A7),(B3),
(C)のPCT特性(収束時間:5分間;310℃,放
出)を示す。図7から明らかなように,乳鉢混合による
例(C)は鋳造による例(B3)よりも優れたPCT特
性を有する。これは超微粒子である高活性なNi粒子の
存在に起因する。また加速度0.5G適用による例(A
4)はMgとNiの合金化の開始とその進行に伴い例
(C)よりもPCT特性が向上している。加速度3Gお
よび6G適用による例(A5),(A6)は通常の合金
製造における加速度9G適用による例(A7)と同等の
PCT特性を有する。例(A5),(A6)においては
1つのMg粒子内へ侵入したNi粒子の数は例(A7)
に比べて少ないが,Mg粒子表面には多くの高活性なN
i粒子が付着しているため,それに起因して優れたPC
T特性が得られる。
【0028】〔実施例4〕純度が99.9%であり,且
つ粒径Dが100μmのTi粒子(金属マトリックス粒
子)の集合体と,純度がそれぞれ99.9%であり,且
つ粒径dがそれぞれ100nm以下のCr粒子(添加成
分粒子)およびMn粒子(添加成分粒子)の集合体と
を,合金組成がTi1.2 CrMn(CrのL=31.2
5原子%,MnのL=31.25原子%)となるように
秤量して,合計2.5gの混合粉末を得た。この混合粉
末を遊星型ボールミル(Furitsch製,P−5)の容量8
0mlのポット(JIS SUS316製)に直径10mm
のボール(JIS SUS316製)18個と共に入
れ,ポット内を2.0MPaの水素ガス雰囲気に保持し
て,ポット回転数 780rpm ,ディスク回転数 36
0rpm ,ミリング時間t15分間の条件でボールミリン
グを行った。この場合,ポット内には重力加速度Gの9
倍の加速度9Gが発生していた。ボールミリング後,グ
ローブボックス中で水素吸蔵合金粉末を採取した。この
合金粉末を例(A8)とする。
【0029】比較のため,前記混合粉末(Ti1.2 Cr
Mn)を用い,真空アーク溶解,インゴットの鋳造およ
び大気中におけるインゴットの粉砕を順次行って水素吸
蔵合金粉末を得た。この合金粉末を例(B4)とする。
【0030】例(A8)に実施例1と同一条件で脱水素
化処理を施し,次いで例(A8),(B4)についてP
CT測定を行った。図8は例(A8),(B4)のPC
T特性(収束時間:5分間;−10℃,放出)を示す。
図8より,例(A8)は例(B4)よりも優れたPCT
特性を有することが判る。
【0031】〔実施例5〕純度が99.9%であり,且
つ粒径Dが180μmのMg粒子(金属マトリックス粒
子)の集合体と,純度がそれぞれ99.9%であり,且
つ粒径dがそれぞれ20nmのNi粒子(添加成分粒
子)およびFe粒子(添加成分粒子)の集合体とを,合
金組成がMg99.5Ni0.33Fe0.17(数値の単位は原子
%)となるように秤量して,合計1100gの混合粉末
を得た。この混合粉末を横型ボールミルの容量24.1
Lのポット(JIS SUS316製)に直径10mmの
ボール(JIS SUS316製)5500個と共に入
れ,ポット内を1.0MPaの水素ガス雰囲気に保持し
て,ポット回転数 60rpm ,ミリング時間t 60分
間の条件でボールミリングを行った。この場合,ポット
内には重力加速度Gと同等の1Gが発生していた。ボー
ルミリング後,大気中で水素吸蔵合金粉末を採取した。
この合金粉末を例(A9)とする。
【0032】例(A9)に実施例1と同一条件で脱水素
化処理を施し,次いで例(A9)についてPCT測定を
行った。図9は例(A9)のPCT特性(収束時間:5
分間;310℃,吸蔵・放出)を示す。図9より,例
(A9)は優れたPCT特性を有し,特に,吸蔵・放出
のヒステリシスが小さいことが判る。
【0033】なお,本発明は水素吸蔵合金以外の合金粉
末,例えば磁性材料粉末,セラミックス分散強化合金用
複合粉末,耐熱合金粉末,熱電材料粉末,傾斜機能材料
粉末,ニッケル−水素電池の負極用水素吸蔵合金粉末等
の製造にも適用される。また添加成分粒子としてはセラ
ミック粒子,金属間化合物粒子等を使用することもあ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば,メカニカルアロイング
等によって合金粉末を製造するに当り,前記のような手
段を採用することによって,ミリング時間を大いに短縮
し得る合金粉末の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水素吸蔵合金粉末の説明図である。
【図2】合金粒子の要部を破断した説明図である。
【図3】水素吸蔵合金粉末の例(A1),(B1)のP
CT特性図である。
【図4】水素吸蔵合金粉末の例(A2),(B2)のP
CT特性図である。
【図5】水素吸蔵合金粉末の例(A2),(B2)の水
素吸蔵特性図である。
【図6】水素吸蔵合金粉末の例(A3)のPCT特性図
である。
【図7】水素吸蔵合金粉末の例(A4)〜(A7),
(B3),(C)のPCT特性図である。
【図8】水素吸蔵合金粉末の例(A8),(B4)のP
CT特性図である。
【図9】水素吸蔵合金粉末の例(A9)の水素吸蔵・放
出特性図である。
【符号の説明】
1………水素吸蔵合金粉末(合金粉末) 2………金属マトリックス 3………添加成分 4………合金粒子 5………金属マトリックス粒子 6………添加成分粒子
フロントページの続き (72)発明者 細江 光矢 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 後藤 肇 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 4K017 AA04 BA10 BB01 BB02 BB04 BB05 BB06 BB07 BB08 BB09 BB18 CA07 DA01 EA04 4K018 AA13 BA01 BA02 BA03 BA04 BA07 BA08 BA09 BA10 BA13 BA20 BB04 BC16 KA70

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属マトリックス(2)と添加成分
    (3)とよりなる合金粒子(4)の集合体である合金粉
    末(1)を製造すべく,金属マトリックス粒子(5)の
    集合体と,添加成分粒子(6)の集合体とを用い,メカ
    ニカルアロイングおよびメカニカルグラインディングの
    一方を行うに当り,前記金属マトリックス粒子(5)の
    粒径Dと前記添加成分粒子(6)の粒径dとの関係をd
    ≦D/6に設定することを特徴とする合金粉末の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記金属マトリックス粒子(5)の粒径
    DがD≧3μmであり,また前記添加成分粒子(6)の
    粒径dがd≦500nmである,請求項1記載の合金粉
    末の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記合金粉末(1)は水素吸蔵合金粉末
    である,請求項1または2記載の合金粉末の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属マトリックス粒子(5)がMg
    粒子であり,また前記添加成分粒子(6)がNi粒子,
    Ni合金粒子,Fe粒子,Fe合金粒子,V粒子,V合
    金粒子,Mn粒子,Mn合金粒子,Ti粒子,Ti合金
    粒子,Cu粒子,Cu合金粒子,Al粒子,Al合金粒
    子,Pd粒子,Pd合金粒子,Pt粒子,Pt合金粒
    子,Zr粒子,Zr合金粒子,Au粒子,Au合金粒
    子,Ag粒子,Ag合金粒子,Co粒子,Co合金粒
    子,Mo粒子,Mo合金粒子,Nb粒子,Nb合金粒
    子,Cr粒子,Cr合金粒子,Zn粒子,Zn合金粒
    子,Ru粒子,Ru合金粒子,Rh粒子,Rh合金粒
    子,Ta粒子,Ta合金粒子,Ir粒子,Ir合金粒
    子,W粒子およびW合金粒子から選択される少なくとも
    一種である,請求項1,2または3記載の合金粉末の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 金属マトリックス(2)と添加成分
    (3)とよりなる合金粒子(4)の集合体である合金粉
    末(1)を製造すべく,金属マトリックス粒子(5)の
    集合体と,添加成分粒子(6)の集合体とを用い,メカ
    ニカルアロイングおよびメカニカルグラインディングの
    一方を行う製造方法において,前記合金粉末(1)は水
    素吸蔵合金粉末であり,前記金属マトリックス粒子
    (5)は粒径DがD≧5μmであるMg粒子であり,ま
    た前記添加成分粒子6は,粒径dがd≦100nmであ
    り,且つNi粒子,Ni合金粒子,Fe粒子,Fe合金
    粒子,V粒子,V合金粒子,Mn粒子,Mn合金粒子,
    Ti粒子,Ti合金粒子,Cu粒子,Cu合金粒子,A
    l粒子,Al合金粒子,Pd粒子,Pd合金粒子,Pt
    粒子,Pt合金粒子,Zr粒子,Zr合金粒子,Au粒
    子,Au合金粒子,Ag粒子,Ag合金粒子,Co粒
    子,Co合金粒子,Mo粒子,Mo合金粒子,Nb粒
    子,Nb合金粒子,Cr粒子,Cr合金粒子,Zn粒
    子,Zn合金粒子,Ru粒子,Ru合金粒子,Rh粒
    子,Rh合金粒子,Ta粒子,Ta合金粒子,Ir粒
    子,Ir合金粒子,W粒子およびW合金粒子から選択さ
    れる少なくとも一種であることを特徴とする合金粉末の
    製造方法。
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