JP2002053702A - ラテックス組成物及び水系接着剤 - Google Patents
ラテックス組成物及び水系接着剤Info
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Abstract
ックス組成物及びそれを使用した水系接着剤を提供す
る。 【解決手段】 クロロプレン系重合体と、ハイドロタル
サイト類化合物を含有することを特徴とするポリクロロ
プレン系ラテックス組成物及びそれを用いた水系接着
剤。配合比は、クロロプレン系重合体を100質量部に
対し、ハイドロタルサイト類化合物が0.01質量部以
上100質量部未満であることが好ましく、さらにハイ
ドロタルサイト類化合物はハイドロタルサイトであるこ
とが好ましい。
Description
バインダー、ラテックス含浸紙、浸漬製品等の原料とな
る、ポリクロロプレン系ラテックスを含有するラテック
ス組成物に関するものである。更に詳しくは、本発明は
優れた耐光変色性を示す上記のラテックス組成物に関す
る。
成物の耐光変色性を向上させる主な方法としては、有機
光安定剤を配合する方法が主流である。有機光安定剤を
配合する方法とは、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェ
ノン系、トリアジン系、ヒンダードアミン系、有機ニッ
ケル系、フェノール系等の有機光安定剤を配合して変色
を抑制したり、変色速度を遅延する方法である。例え
ば、特開2000−86821号公報(出願人:電気化
学工業株式会社)では、特定構造のフェノール系化合物
をポリクロロプレンラテックスに配合することにより、
波長300nm未満の紫外線に対する変色性を改良する
ことを提案している。しかし、有機光安定剤の大部分が
水に不溶であり、ポリクロロプレン系ラテックス組成物
に均一に分散させるためには、湿式粉砕分散機等で分散
液を作成するなどの工夫が必要である。また、上記の有
機光安定剤の中には、高価であったり、あるいは黄色ま
たは緑色の色調を有するものが多く、コストや色相の面
から配合量が限定され、その結果、クロロプレン系ラテ
ックス組成物の耐光変色性の改良にも限界がある。
ロロプレン系ラテックス組成物に耐光変色性を付与させ
ることができる新規な配合処方が求められていた。
技術が有する欠点を改良し、従来技術以上に耐光変色性
を改良することができる、新規なポリクロロプレン系ラ
テックス組成物の配合処方を提供することを目的として
いる。
ねた結果、ポリクロロプレン系ラテックス組成物にハイ
ドロタルサイト類化合物を配合することで、透明性を保
持しながら、耐光変色性に優れたポリクロロプレン系ラ
テックス組成物が得られることを見出し、本発明を完成
させた。すなわち本発明は、クロロプレン系重合体と、
ハイドロタルサイト類化合物を含有することを特徴とす
るポリクロロプレン系ラテックス組成物である。また、
本発明は上記のポリクロロプレン系ラテックス組成物と
粘着付与樹脂を含有することを特徴とする水系接着剤で
ある。
は、クロロプレン系重合体の水分散液であり、このクロ
ロプレン系重合体とは、2−クロロ−1,3−ブタジエ
ン(以下クロロプレンと記す)の単独重合体またはクロ
ロプレンとクロロプレンと共重合可能な単量体の1種類
以上とを共重合して得られる共重合体のことである。ク
ロロプレンと共重合可能な単量体としては、例えば、
2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−
1,3−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、スチレ
ン、アクリロニトリル、アクリル酸及びそのエステル
類、メタクリル酸及びそのエステル類等が挙げられ、必
要に応じて2種類以上用いても構わない。
実際には、上記のモノマーを水中において乳化重合して
得られるラテックスの形で得られる。ラテックスの乳化
に使用される乳化剤及び/または分散剤は特に限定する
ものではなく、通常クロロプレンラテックスに使用され
ている各種アニオン型、ノニオン型、カチオン型が使用
できる。アニオン型の乳化剤としては、カルボン酸型、
硫酸エステル型等があり、例えば、ロジン酸のアルカリ
金属塩、炭素数が8〜20個のアルキルスルホネート、
アルキルアリールサルフェート、ナフタリンスルホン酸
ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物等が挙げられ
る。ノニオン型の具体例としては、ポリビニルアルコー
ルまたはその共重合体(例えば、アクリルアミドとの共
重合体)、ポリビニルエーテルまたはその共重合体(例
えば、マレイン酸との共重合体)、ポリビニルピロリド
ンまたはその共重合体(例えば、酢酸ビニルとの共重合
体)、あるいは、これら(共)重合体を化学修飾したも
の、あるいは、セルロース系誘導体(ヒドロキシエチル
セルロース)等を挙げることができる。カチオン型の具
体例としては、脂肪族アミン塩、脂肪族4級アンモニウ
ム塩等があり、例えば、オクタデシルトリメチルアンモ
ニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロ
リド、ジラウリルジメチルアンモニウムクロリド等が挙
げられる。
/または分散剤の添加量は、初期仕込み単量体の合計1
00質量部に対して0.5〜20質量部が好ましい。
0.5質量部未満の場合には、乳化力が十分でなく、貯
蔵安定性に悪影響を及ぼす可能性がある。また、20質
量部を超えると、ポリクロロプレン系ラテックス組成物
の粘接着力、凝集力、造膜性を低下させてしまう。
合方法は、特に限定されるものではなく、重合温度、重
合触媒、連鎖移動剤、重合停止剤、最終重合率、脱モノ
マー、濃縮条件等を適切に選定、制御することで、固形
分濃度、トルエン可溶部の分子量、トルエン不溶分(ゲ
ル含有量)等を調整することが可能である。
合温度は特に限定されるものではないが重合反応を円滑
に行うために、重合温度を10〜50℃とすることが好
ましい。重合触媒は、過硫酸カリウム等の加硫酸塩、第
3−ブチルヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物等で
あり、特に限定されるものではない。
されるものではなく、通常クロロプレンの乳化重合に使
用されるものが使用できるが、例えばn−ドデシルメル
カプタンやtert−ドデシルメルカプタン等の長鎖ア
ルキルメルカプタン類、ジイソプロピルキサントゲンジ
スルフィドやジエチルキサントゲンジスルフィド等のジ
アルキルキサントゲンジスルフィド類、ヨードホルム等
の公知の連鎖移動剤を使用することができる。
ものでなく、例えば、2,6−ターシャリ−ブチル−4
−メチルフェノール、フェノチアジン、ヒドロキシアミ
ン等が使用できる。
に限定するものではなく、任意に調節することができ、
未反応のモノマーは脱モノマー操作によって除去される
が、その方法は特に限定するものではない。本発明のク
ロロプレン系重合体を含むラテックスは、濃縮あるい
は、水等の添加で希釈することで、固形分濃度を必要な
濃度に制御することができる。濃縮の方法としては、減
圧濃縮などがあるが、特に限定するものではない。しか
し、ポリクロロプレン系ラテックス組成物を接着剤また
は不織布のバインダーとして使用する場合の乾燥速度、
及び配合物の貯蔵安定性を考慮すると、ラテックスの固
形分濃度は、40〜65質量%が好ましい。
物とは、次の一般化学式(I)で表される化合物であ
る。式中、M2+は、Mg、Niなどの2価の金属原子を
示す。M3+は、Al、Fe、Cr、Mnなどの3価の金
属原子を示す。An-はn価のアニオン、例えば、O
H-、Cl-、NO3-、CO3 2-、SO4 2-などの1〜4価
のアニオンを示す。xは0<x、yは2x≦y、mは0
<mを満たす整数を示す。 [M2+ y-xM3+ x(OH)2y][An- x/n・mH2O] (I) つまり、[M2+ y-xM3+ x(OH)2y]は基本層、[An- x/n・
mH2O]は中間層と呼び、正電荷の基本層と負電荷の中
間層が交互に積み重なった多層構造の結晶構造をもつ化
合物である。
天然物であっても合成物であってもよく、結晶水を脱水
したものであってもよい。天然物の具体例としては、ハ
イドロタルサイト(Hydrotalcite、化学
式:[Mg6Al2(OH)16][CO3・4H2O])、
ピローライト(Pyroaurite、化学式:[Mg
6Fe2(OH)16][CO3・4.5H2O])、スチシ
タイト(Stichtite、化学式:[Mg6Cr
2(OH)16][CO3・4H2O])、デソーテルサイ
ト(Desautelsite、[Mg6Mn2(OH)
16][CO3・4H2O])、タコバイト(Takovi
te、化学式:[Ni6Al2(OH)16][CO3・4
H2O])、リーベサイト(Reevesite、化学
式:[Ni6Fe2(OH)16][CO3・4H2O])等
が挙げられる。
号公報、特公昭50−30039号公報、特公昭51−
29129号公報などに例示されているような、既知の
方法によって合成することができる。具体例としては、
合成ハイドロタルサイトの場合、塩化マグネシウム(M
gCl2)と塩化アルミニウム(AlCl3)の混合水溶
液に、水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液及び炭酸ナ
トリウム(Na2CO3)水溶液を攪拌しながら注加し
て、pH10前後にすれば白色沈殿物としてハイドロタ
ルサイトが得られる。各金属原料としては可溶性塩類の
水溶液以外に、海水を用いることもできる。2価金属原
子がMgであり、3価金属原子がAlである、ハイドロ
タルサイトが安価であり、最も好適である。
色は、クロロプレン系重合体の脱塩酸反応によって生じ
ると一般的に考えられており、本発明は、ハイドロタル
サイト類化合物の層構造中にある炭酸イオン(C
O3 2-)が塩素イオン(Cl-)によって容易に置換さ
れ、450℃の温度になるまで取り込まれた塩素イオン
は結晶構造から離脱しないという特異な性質を利用し、
ポリクロロプレン系ラテックス組成物の変色を抑制する
ものである。従って、本発明のポリクロロプレン系ラテ
ックス組成物は、多層構造を持たない無機化合物や、塩
酸を層内に吸着する性質を持たない無機化合物を、充填
剤または補強剤または顔料として配合した従来のポリク
ロロプレン系ラテックス組成物とは区別される。
求性能に合わせて任意に決めることができるが、ポリク
ロロプレン系ラテックス組成物中に均一かつ安定に分散
させる上で、クロロプレン系重合体を固形分で100質
量部に対して、0.01質量部以上100質量部未満で
あることが好ましい。0.01質量部未満の配合量で
は、十分な耐光変色性が得られ難い。また100質量部
以上の配合量では、ポリクロロプレン系ラテックス組成
物の粘度が高過ぎて、塗布や浸漬、含浸といった加工作
業が困難になることが懸念される。
は、特に制限されないが、分散剤または乳化剤を用いて
水性分散液を作成してから配合すれば、均一で安定に配
合することができるため好適である。もちろん、粉末状
態で配合することも可能である。
成物は、クロロプレン系重合体とハイドロタルサイト類
化合物を必須成分とするが、使用目的に応じて、通常ラ
テックスに配合される配合剤、例えば粘着付与樹脂、老
化防止剤、pH調整剤、増粘剤、加硫剤(架橋剤)、加
硫促進剤、硬化剤、ゲル化剤、界面活性剤、起泡剤、消
泡剤、防菌剤、防黴剤、付香剤、充填剤などを任意に使
用できる。例えばポリクロロプレン系ラテックス組成物
の粘度を調節する場合には、増粘剤を添加すれば良く、
具体的な増粘剤としては、ポリアクリル酸ナトリウム、
水溶性ポリウレタン、会合型ポリウレタン系エマルジョ
ン、アルカリ膨潤型アクリル系エマルジョン、カルボキ
シメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(M
C)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロ
キシプロピルセルロース(HPC)、ポリビニルアルコ
ール、合成スメクタイト等が挙げられる。また、製品コ
ストを下げるためには、安価な充填剤を添加することが
有効であり、具体的な充填剤としては、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、酸化チタン、硫酸バリウム、
タルク等が挙げられる。
物に、通常接着剤に使用される粘着付与樹脂等の各種配
合剤を混合することにより接着剤を得ることができる。
この接着剤に使用される粘着付与樹脂は特に限定される
ものではない。具体的には、ロジン樹脂、重合ロジン樹
脂、α−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂、テルペンフェノ
ール樹脂、C5留分系石油樹脂、C9留分系石油樹脂、C
5/C9留分系石油樹脂、DCPD系石油樹脂、アルキル
フェノール樹脂、キシレン樹脂、クマロン樹脂、クマロ
ンインデン樹脂などが挙げられる。十分な初期接着力を
得るためには、軟化点温度が80〜160℃の樹脂が好
ましい。
ものではないが、接着剤中に樹脂を均一に分散させるた
めに、水性エマルジョンとしてから添加することが好ま
しい。さらに粘着付与樹脂の水性エマルジョンの製法に
は、トルエン等の有機溶剤に溶解させたものを乳化剤を
用いて水中に乳化/分散させた後、有機溶剤を減圧しな
がら加熱して取り除く方法と、微粒子に粉砕して乳化/
分散させる方法などがあるが、より微粒子のエマルジョ
ンが作成できる前者が好ましい。
クロロプレン系重合体を固形分で100質量部に対し
て、20〜100質量部が好ましい。20質量部未満で
は初期接着力が不十分であり、100質量部を越えると
接着剤被膜の形成が阻害され接着不良が起こりやすくな
る。
を説明するが、これらの実施例は本発明を限定するもの
ではない。以下の説明において使用する%、部は特に断
りのない限り質量基準で表す。
T−6(協和化学工業株式会社製)を40質量部、ポリ
カルボン酸系分散剤ポイズ530(花王株式会社製)を
2質量部、純水を38質量部混合し、ボールミルで4日
間攪拌分散させて、DHT−6の50%水分散液を作成
した。この水分散液を、水分散液Aとする。固形分濃度
60%のデンカクロロプレンラテックスALX−600
(電気化学工業株式会社製)を固形分換算で100質量
部に対し、水分散液Aを固形分換算で10質量部混合
し、ポリクロロプレン系ラテックス組成物Aとした。ポ
リクロロプレン系ラテックスAを以下の方法で評価し
た。
ン系ラテックス組成物Aを、吸取紙シム−1(コクヨ株
式会社製)に刷毛で200g/m2塗布し、23℃で3
時間乾燥させ、キセノンウェザーメーター(スガ試験機
株式会社製)で10時間照射させた。なお、照射中は、
ブラックパネル温度が63℃に制御されており、湿度5
0%Rhに設定されている。色調は、多光源分光測色計
Multi Spectro Colour Mete
r(スガ試験機株式会社製)により、イエローネスイン
デックス(YI)を測定した。
て、水分散液Aを作成した。固形分濃度60%のポリク
ロロプレンラテックスのデンカクロロプレンラテックス
ALX−600(電気化学工業株式会社製)を固形分換
算で100質量部に対し、固形分濃度53%の粘着付与
樹脂エマルジョンのタマノルE−100(荒川化学工業
株式会社製)を固形分換算で50質量部、固形分濃度1
7%のポリアクリル酸ナトリウム系増粘剤のアロンA−
20L(東亞合成株式会社製)を固形分換算で0.57
質量部、水分散液Aを固形分換算で10質量部混合し、
ポリクロロプレン系ラテックス組成物Bとした。ポリク
ロロプレン系ラテックス組成物Bの耐光変色性を実施例
1と同様の方法で評価した。
ロロプレンラテックスALX−600(電気化学工業株
式会社製)単独を、吸取紙シム−1(コクヨ株式会社
製)に刷毛で200g/m2塗布し、23℃で3時間乾
燥させ、耐光変色性を実施例1と同様の方法で評価し
た。
ロプレンラテックスのデンカクロロプレンラテックスA
LX−600(電気化学工業株式会社製)を固形分換算
で100質量部に対し、固形分濃度53%の粘着付与樹
脂エマルジョンのタマノルE−100(荒川化学工業株
式会社製)を固形分換算で50質量部、固形分濃度17
%のポリアクリル酸ナトリウム系増粘剤のアロンA−2
0L(東亞合成株式会社製)を固形分換算で0.57質
量部配合し、ポリクロロプレン系ラテックス組成物Cと
した。ポリクロロプレン系ラテックス組成物Cの耐光変
色性を実施例1と同様の方法で評価した。
(浅田製粉株式会社製)を40質量部、ポリカルボン酸
系分散剤ポイズ530(花王株式会社製)を2質量部、
純水を38質量部混合し、ボールミルで4日間攪拌分散
させて、SW−Bの50%水分散液を作成した。この水
分散液を、水分散液Bとする。固形分濃度60%のポリ
クロロプレンラテックスのデンカクロロプレンラテック
スALX−600(電気化学工業株式会社製)を固形分
換算で100質量部に対し、固形分濃度53%の粘着付
与樹脂エマルジョンのタマノルE−100(荒川化学工
業株式会社製)を固形分換算で50質量部、固形分濃度
17%のポリアクリル酸ナトリウム系増粘剤のアロンA
−20L(東亞合成株式会社製)を固形分換算で0.5
7質量部、水分散液Bを固形分換算で10質量部配合
し、ポリクロロプレン系ラテックス組成物Dとした。ポ
リクロロプレン系ラテックス組成物Dの耐光変色性を実
施例1と同様の方法で評価した。
に示した。
カクロロプレンラテックスALX−600(電気化学工
業株式会社製) 注2)テルペンフェノール樹脂エマルジョン/タマノル
E−100(荒川化学工業株式会社製) 注3)ポリアクリル酸ナトリウム系増粘剤/アロンA−
20L(東亞合成株式会社製) 注4)比表面積13m2/gの合成ハイドロタルサイト
/DHT−6(協和化学工業株式会社製)の50%水分
散液 注5)タルク/SW−B(浅田製粉株式会社製)の50
%水分散液
ロロプレンラテックス組成物(実施例1)及び水系接着
剤(実施例2)は、従来のポリクロロプレンラテックス
組成物(比較例1)及び水系接着剤(比較例2)及び従
来一般的に用いられている多層構造を有する無機充填剤
を同量配合した水系接着剤(比較例3)よりも優れた耐
光変色性を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 クロロプレン系重合体と、ハイドロタル
サイト類化合物を含有することを特徴とするポリクロロ
プレン系ラテックス組成物。 - 【請求項2】 クロロプレン系重合体を100質量部に
対し、ハイドロタルサイト類化合物を0.01質量部以
上100質量部未満含有することを特徴とする請求項1
記載のポリクロロプレン系ラテックス組成物。 - 【請求項3】 ハイドロタルサイト類化合物がハイドロ
タルサイトである請求項1または請求項2記載のポリク
ロロプレン系ラテックス組成物。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
記載のポリクロロプレン系ラテックス組成物と粘着付与
樹脂を含有することを特徴とする水系接着剤。
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