JP2002053221A - ワークの除電方法及び振動式パーツフィーダ - Google Patents

ワークの除電方法及び振動式パーツフィーダ

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JP2002053221A JP2001087307A JP2001087307A JP2002053221A JP 2002053221 A JP2002053221 A JP 2002053221A JP 2001087307 A JP2001087307 A JP 2001087307A JP 2001087307 A JP2001087307 A JP 2001087307A JP 2002053221 A JP2002053221 A JP 2002053221A
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work
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Taro Mimura
太郎 三村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に小型・薄型のワークに対して従来よりも
高い除電作用を得ることのできる除電方法を提供する。 【解決手段】 搬送導入部112aの底面には通気孔1
10aが密集した状態で配列形成されている。通気孔1
10aには通気管123から気流とともにイオンが導入
されるようになっている。気流は通気孔110aを通し
て搬送部品101を浮上させ、そこにイオンが接触して
除電を行うように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワークの除電方法及
び振動式パーツフィーダに係り、特に、小さなワークを
多量に搬送・供給する場合に好適なワークの除電技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワークを搬送する搬送面を振動
させることによってワークを所定方向に移動させる振動
式パーツフィーダが多くの製造ラインにおいて用いられ
ている。この振動式パーツフィーダにおいては、従来か
ら振動によって生ずるワークと搬送面との間の摺動やワ
ーク同士の摺動によってワークが帯電し、静電気によっ
てワークが搬送面に吸着し、搬送されにくくなって搬送
効率が低下したり、ワークが帯電することによって静電
破壊を生じたりする。
【0003】このような帯電による不具合を解消するた
めに、パーツフィーダによって搬送されるワークに対し
てイオン化されたエアを上方から吹き付けて除電する方
法が用いられている。しかしながら、パーツフィーダ等
によって搬送されるワークに対して上方からイオン化エ
アを吹き付けても、ワークと搬送面との間やワーク間に
存在する電荷を除去することができないとともに、搬送
面によってイオンの流れが妨げられることにより、実用
的な除電効果を得ることはできない。
【0004】そこで、例えば、実開平7−30220号
公報には、搬送路に穴を形成し、この穴を通して、正・
負イオンを含んだ空気を搬送部品における搬送面に接触
する表面に供給する除電方法が提案されている。
【0005】また、特開平11−342912号公報に
は、搬送面に線材を配置したり凹凸を形成したりするこ
とにより搬送部品と搬送面との間に空間部を形成し、こ
の空間部内にイオンを含む風を供給するとともに、搬送
部品の上面にもイオンを含む風を供給する方法が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の電子
部品の小型化、薄型化の進展はきわめて著しく、1mm
以下から数mm程度の寸法(外径、幅、長さなど)を備
えた半導体チップ、セラミック積層部品(セラミックコ
ンデンサ、セラミックコイルなど)、水晶振動片などを
多量に使用する製造現場が急激に増加している。このよ
うに小さく薄いワークにおいては重量の割に表面積が大
きいため、僅かな帯電量であっても搬送面に対する吸着
力が大きくなるとともに、振動によって生ずる搬送力が
小さくなるので、ワークが帯電するとたちまち搬送面や
他のワークに吸着して動かなくなり、全く搬送ができな
くなるなど、従来の比較的大きなワーク(数mmを越え
る寸法を備えているもの)に比べて帯電による搬送障害
がきわめて深刻なものとなっている。
【0007】上記のような小型・薄型のワークにおいて
は、帯電による障害の程度が従来に比べてけた違いであ
ることから、搬送面上に載置されているワークにイオン
を含んだ空気を接触させる上記従来技術によって除電を
行っても必ずしも十分な効果が得られないので、例え
ば、工場内において部分的に湿度を高めるために濡れた
雑巾を置いたり加湿器を併設したりするなどの補助的な
対策を講じて僅かでも搬送効率を高めようとする努力が
なされているのが現状である。また、ワークが小型の電
子部品の場合、その取扱量が多大であることから、搬送
速度が極めて速くなっており、除電効果を確実に得るに
は、装置の大型化、複雑化を招くという問題もあった。
【0008】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、特に小型・薄型のワークに対して
従来よりも高い除電作用を得ることのできる除電方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のワークの除電方法は、移送されるワークを除
電するためのワークの除電方法であって、前記ワークを
移送するための移送経路の搬送面に通気孔を形成し、該
通気孔を通して気流を前記ワークに吹き付けることによ
り前記ワークを前記搬送面から離反させた状態とし、当
該状態において正イオンと負イオンの少なくとも一方を
前記ワークに供給することを特徴とする。通気孔を通し
て吹き付けられる気流によりワークが搬送面から一時的
に離反され、この状態で正イオンと負イオンの少なくと
も一方が供給されることによって、搬送面と密着してい
たワークの表面にもイオンを接触させることができ、さ
らには当該表面を含むワーク表面全体にもイオンを接触
させることが可能であって、しかも、搬送面から離反し
たワークにイオンを供給することによってイオンや気流
の流れがスムーズになるため、イオンのワークに対する
接触効率が高まり除電効率が向上するので、従来方法に
比べて著しく高い除電効果を得ることができる。ここ
で、気流が弱ければワークが僅かに搬送面から離反する
程度となりワーク姿勢の乱れは少なくなるが、イオンの
接触効率は低下し、気流が強ければワークが搬送面から
大きく離反し、ワーク姿勢も大きく変化する一方で、ワ
ーク姿勢の変化によりワーク全表面のより広い範囲にイ
オンを接触させることが可能になる。
【0010】本発明において、前記正イオンと負イオン
の少なくとも一方を前記気流とともに前記通気孔を通し
て供給することが好ましい。イオンを気流と共に通気孔
を通して供給することによってワークを搬送面から離反
させると同時にイオンを供給することができ、特にワー
クにおける搬送面と接触していた表面に集中的にイオン
を接触させて除電することができる。
【0011】本発明において、前記移送経路には、前記
ワークが未整列状態でも搬送され得る第1搬送部分と、
該第1搬送部分の先に接続され前記ワークが整列状態に
規制される第2搬送部分とを設け、前記通気孔を前記第
1搬送部分に形成することが好ましい。第1搬送部分で
はワークが必ずしも整列している必要がないので、第1
搬送部分において気流によってワーク姿勢が一時的に乱
されても、パーツフィーダ全体としての搬送効率が低下
することはない。
【0012】ここで、前記通気孔を前記第2搬送部分に
も形成することが好ましい。第2搬送部分にも通気孔を
形成することによって除電効果をさらに高めることがで
きる。このとき、前記第2搬送部分に形成された前記通
気孔を通して供給される気流を前記第1搬送部分に形成
された前記通気孔を通して供給される気流よりも少なく
することが望ましい。第2搬送部分ではワークが整列す
るように規制された状態で搬送されるため、気流の吹き
付け状態を弱くすることによりワークの整列状態の乱れ
を低減することができ、搬送効率の低下を抑制できる。
【0013】本発明において、前記気流の広がりを強制
的に制限することが好ましい。通気孔から吹き出された
気流は何も制限がなければそのまま広がっていくが、こ
の気流の広がりを強制的に制限することにより、供給さ
れたイオンが気流中に存在するワーク表面に接触しやす
くなり、除電効果をより高めることができる。
【0014】次に、本発明の振動式パーツフィーダは、
ワークを移送するための振動式パーツフィーダにおい
て、前記ワークを移送するための移送経路の搬送面に通
気孔が形成され、前記通気孔を通して気流を前記移送経
路上へ吹き出させるための気流供給手段と、正イオンと
負イオンの少なくとも一方を前記移送経路における前記
通気孔の形成領域へ供給するためのイオン供給手段とが
設けられ、前記気流供給手段は、前記移送経路上を搬送
されていく前記ワークを前記通気孔を通して吹き出され
る前記気流によって一時的に前記搬送面から離反させる
ように構成されていることを特徴とする。
【0015】本発明において、前記イオン供給手段は、
前記気流供給手段が気流を供給する供給経路内に正イオ
ンと負イオンの少なくとも一方を導入し、その結果、導
入された正イオンと負イオンの少なくとも一方が前記気
流とともに前記通気孔を通して前記移送経路へ供給され
るように構成されていることが好ましい。
【0016】本発明において、前記移送経路には、前記
ワークが未整列状態でも搬送され得る第1搬送部分と、
該第1搬送部分の先に接続され前記ワークが整列状態に
規制される第2搬送部分とが設けられ、前記通気孔は前
記第1搬送部分に形成されていることが好ましい。
【0017】ここで、前記通気孔は前記第2搬送部分に
も形成されていることが好ましい。この場合にはさら
に、前記気流供給手段は、前記第2搬送部分に形成され
た前記通気孔を通して供給される気流が前記第1搬送部
分に形成された前記通気孔を通して供給される気流より
も少なくなるように構成されていることが望ましい。こ
のような気流供給手段の構成としては、例えば、第2搬
送部分の通気孔に対する気流の供給圧を第1搬送部分の
通気孔に対する気流の供給圧よりも低くすること、或い
は、第2搬送部分の通気孔に対する気流供給経路の断面
積を第1搬送部分の通気孔に対する気流供給経路の断面
積よりも小さくすること、などが考えられる。
【0018】本発明において、前記通気孔の形成された
前記搬送面に対向する位置には、前記ワークの離反距離
を制限するためのワーク制限手段が設けられていること
が好ましい。ワーク制限手段によって気流によるワーク
の離反距離が制限され、ワークの乱れが抑制されるた
め、搬送効率への悪影響やワークの損傷などを低減でき
る。また、ワーク制限手段が通気性を有する場合には、
気流やイオンの流れを極力妨げないように構成できる。
【0019】本発明において、前記ワーク制限手段は前
記気流を通過させないように構成されていることが好ま
しい。ワーク制限手段が気流を通過させないように構成
されていることにより、ワーク制限手段が気流の広がり
を強制的に制限する機能をも有することとなるので、気
流の広がりの制限によって気流中のワーク表面に対して
供給されたイオンが接触しやすくなり、さらに除電効果
を高めることができる。
【0020】本発明において、前記気流の広がりを制限
する気流制限手段を備えていることが好ましい。この場
合において、前記気流制限手段は、前記通気孔に向いた
開口を有する容器形状を備えていることが望ましい。気
流制限手段が通気孔に向いた開口を有する容器形状を備
えていることにより、通気孔から吹き出された気流が気
流制限手段に当たって通気孔に向けて戻るときに、気流
の戻り方向を通気孔の近傍に制限することができるの
で、気流の制限効果をより高めることができる。なお、
上記ワーク制限手段と、上記気流制限手段とを別々に設
けることも可能である。この場合には、ワーク制限手段
を通気孔により近く、気流制限手段を通気孔からより遠
く設けることが好ましい。これによれば、ワーク制限手
段によってワークの飛散を抑制するとともに、気流制限
手段によって気流の広がりを制限することができるの
で、より効率的にワークに対する除電を行うことができ
る。
【0021】本発明においては、正イオンと負イオンと
が共に供給されることが好ましく、特に、正イオンと負
イオンのバランス、すなわちイオンバランスがプラスマ
イナス15V以内であることが望ましい。正負の両イオ
ンが存在することによって、或いはそのイオンバランス
を良好にすることによって、どのようなワークに対して
も確実に除電を行うことができる。
【0022】また、イオン供給手段として用いられるイ
オナイザー等のイオン発生装置の放電周波数は1kHz
以上の高周波であることが好ましい。イオン発生装置に
おいて常用される50〜60Hz程度の低周波でなく、
1kHz以上の高周波を用いて放電を行うことによっ
て、イオンバランスが向上し、細孔やチューブなどを通
して供給しても確実に除電を行うことが可能になるの
で、除電効果をさらに高めることができる。
【0023】さらに、通気孔は、ワーク寸法より実質的
に小さな開口寸法を有するとともに、搬送面の一部領域
内に複数密集状態で配列形成されていることが好まし
い。小さな通気孔を多数密集させることによってワーク
に対して均一且つ確実に気流圧力を加え、確実且つ安定
的に搬送面から離反させることができる。また、通気孔
を通してイオンをも供給する場合には、イオンを均一且
つ円滑にワークに接触させることができる。
【0024】さらにまた、通気孔は、搬送経路の搬送面
のうち底面に形成され、気流がワークを底面から浮上さ
せるように構成されていることが好ましい。底面に通気
孔が形成され、ワークが底面から浮上するようになって
いるので、或る程度ワークが底面から大きく離反しても
重力によって確実に底面上に戻すことができ、搬送効率
に悪影響を与えることなく、高い除電効果を獲得するこ
とが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係るワークの除電方法及び振動式パーツフィーダの実
施形態について詳細に説明する。
【0026】最初に、本発明者らが本発明に至った経緯
について簡単に説明する。本発明者らは、従来方法のイ
オン供給による除電方法では実際に十分な除電効果が得
られないことを痛感しており、その原因について実験を
繰り返し、考察した結果、以下のような知見を得た。帯
電したワークは様々な素材によって形成されているが、
多くの場合、各種セラミックス、ガラス、樹脂モールド
等の合成樹脂、半導体結晶(多結晶)などの絶縁体や真
性半導体によって構成されている。したがって、ワーク
の一部だけを除電しても他の部分の帯電状態を解消する
ことはできず、特に搬送速度が高速化されるとこれが顕
著になり、また、帯電状態の極性が様々であるため、除
電に必要な極性のイオンを効率的にワークに接触させな
ければ除電効率が著しく低下してしまう。換言すれば、
このようなワークを除電するには、導電体を除電する場
合とは異なり、その表面の広い範囲にイオンを接触させ
なければ充分な除電効果が得られないとともに、イオン
流を規制することなくスムーズに流した状態でイオンを
接触させないと、効率的に除電を行うことはできない。
【0027】このような知見を従来技術に当てはめて考
えてみると、搬送されていくワークに対して単に上方か
らイオンエアを吹き付けるだけでは搬送面と接触してい
るワーク底面を除電することができず、また、実開平7
−30220号公報に開示された方法では搬送面上のワ
ーク自体によってイオン流が妨げられ、特開平11−3
42912号公報に開示された方法ではワーク底面と搬
送面との間の空間部が限定されているためにイオン流が
規制されてスムーズ且つ自由にイオンを流すことができ
ない。したがって、いずれの従来方法においても、ワー
クにおける搬送面に接触する表面にイオンを接触させる
こと、及び、イオン流を妨げずにスムーズに流すこと、
の2点を共に満足させてはいないことになる。これに対
して本発明は上記の2点を共に満足させる方法及びパー
ツフィーダを実現することによって大きな除電効果を実
現したものである。
【0028】図1は本発明に係る実施形態の振動式パー
ツフィーダ100における振動ボウル110近傍の断面
構造を示すものであり、図2は振動ボウル110の一部
を上方から見た状態を示す部分平面図である。この振動
式パーツフィーダ100にはアルミニウム合金、ステン
レス鋼などによって形成された振動ボウル110が設け
られている。振動ボウル110に無電解ニッケルメッキ
等によって表面処理が施される場合もある。振動ボウル
110の中央下部には図示しない振動発生装置に機械的
に接続された振動伝達部材121が取り付けられてい
る。振動伝達部材121は、振動発生装置からの振動を
適宜の弾性部材を介して旋回振動として振動ボウル11
0へ伝達する。
【0029】この振動ボウル110には、中央部に円錐
状に形成された底面部111が形成され、この底面部1
11の周縁部は最も低く形成され、搬送部品101を搬
送する搬送経路112の一部である搬送導入部112a
を構成している。搬送経路112は全体として底面部1
11の周囲を螺旋状に進みながら徐々に上方へ向かうよ
うに形成されている。搬送導入部112aは底面部11
1から段差を持って高くなった搬送選別部112bに接
続され、搬送選別部112bは、上方へ進むに従って徐
々に幅が狭くなるように構成されている。搬送選別部1
12bにおいては幅が狭くなるに従って余分な搬送部品
101が搬送経路112から押し出され、上記底面部1
11に落下するようになっている。搬送選別部112b
はさらに搬送部品101を一列に整列した状態で搬送す
る搬送整列部112cに接続されている。ここで、上記
搬送導入部112aと搬送選別部112bは搬送部品が
未整列の状態でも搬送され得る部分であり、上記搬送整
列部112cは搬送部品が整列状態で搬送される部分で
ある。
【0030】振動ボウル110の上記搬送導入部112
aの一部底面には、複数の細孔である通気孔110aが
密集した状態で配列形成されている。各通気孔110a
は搬送部品101を挿通させないように小さな開口面積
を備えており、各通気孔110aの形状は、丸、角、長
尺状等任意である。また、通気孔110aの密集した領
域は、常態において搬送導入部112aを通過する全て
の搬送部品101が通気孔110a上を通過するように
設定されている。
【0031】これらの通気孔110aは、その下方に形
成された導入孔110bに連通している。振動ボウル1
10の下面に接続部材122が取付固定され、この接続
部材122を介して導入孔110bに通気管123が接
続されている。
【0032】通気孔110aの形成された搬送導入部1
12aの上方位置には、搬送部品101を挿通させない
ように小さな目を有する網目状のワーク制限部材124
が配置されている。このワーク制限部材124は金網等
のメッシュ材で構成される。このワーク制限部材124
は、振動ボウル110の上縁部に取付固定された一対の
取付枠125,126に挟持された状態で固定されてい
る。取付枠125,126は、例えばアクリル樹脂など
の透明若しくは半透明素材で形成されていることが、上
方から搬送部品101の状態(後述する浮上状態)を視
認しやすくする点で好ましい。また、上記のワーク制限
部材を、通気性をもたない構造とし、気流制限手段を兼
ねるものとすることにより、通気孔から出た気流がワー
ク制限部材に当たってイオンの拡散が妨げられ、搬送面
近傍にイオンが篭ることによって、除電効率を高めるよ
うにすることも可能である。
【0033】図3は、本実施形態において用いる気流発
生装置及びイオン発生装置の概略構造及び接続態様を示
す概略構成図である。気流発生装置130は通常のコン
プレッサ、ボンベ等のように気体を圧送することのでき
るものであり、例えばエアコンプレッサなどが用いられ
る。気流発生装置130は送気管131に所定圧力の気
体(空気)を送る。この送気管131と、上記通気管1
23との間にはイオン発生装置140のイオン発生部1
40aが接続されている。
【0034】イオン発生部140aには、放電電極14
1と接地電極142とが相互に対向配置されている。放
電電極141は給電回路144に接続され、接地電極1
42は電気的に接地されているとともに、絶縁材143
によって被覆されている。給電回路144は例えば発振
回路と高圧トランスを内蔵するなど、所定電位の供給を
受けて放電を発生させるための所定周波数の交流電圧を
発生し、これを放電電極141へ付与するように構成さ
れている。ここで、図示の場合とは異なり交流電源を用
いる場合には、供給される交流を一旦直流に変換してか
ら発振回路やスイッチング回路で再び所定周波数の交流
に変換するように構成してもよい。
【0035】上記イオン発生装置140において、給電
回路144から供給される放電電圧の周波数を1kHz
以上に設定することによって、放電電極141と接地電
極142との間に形成される正イオンと負イオンとが通
気管123を通して導入された場合、導入位置において
正と負のイオンバランスを高めることができる。このイ
オンバランスの向上は、イオンを細孔や細管などを通し
て供給した場合でも遠方まで効率的に到達させることが
できるという効果をもたらす。また、上記接地電極14
2の表面を絶縁材143で被覆していることによって、
高い印加電圧域まで火花放電を発生させることなく安定
した放電状態を得ることができるので、発生するイオン
量を増大させることができる。なお、この実施形態では
気流発生装置130とイオン発生装置140とが別体に
なっているが、気流発生手段とイオン発生手段とが一体
の装置として構成されていてもよい。
【0036】次に、上記構成の振動式パーツフィーダ1
00の動作について説明する。気流発生手段130から
送られる空気流は、イオン発生部140aを通過して正
イオン及び負イオンを取り込んだ後、通気管123へ流
れ込み、上記導入孔110bから通気孔110aを通っ
て上方に吹き出す。一方、振動ボウル110には上記振
動伝達部材121を介して旋回振動が伝達され、底面部
111及び搬送導入部112aに配置された搬送部品1
01を搬送経路112の螺旋方向に沿って搬送する。こ
こで、搬送部品101としては、1mm以下から数m
m、10数mmの寸法を備えた直方体状の半導体チッ
プ、積層電子部品、水晶振動片などが挙げられるが、こ
のようなものに特に限定されるものではない。
【0037】搬送導入部112aに沿って搬送される搬
送部品101は、上記通気孔110aの形成領域に到達
すると、通気孔110aから吹き出す気流によって搬送
導入部112aの搬送面から浮上し、場合によっては空
中で旋回する。そして、この状態で、搬送部品101の
表面は気流中に含まれる正イオンと負イオンのいずれか
に接触し、静電気が除去される。例えば、搬送部品10
1が全体として正に帯電している場合には、気流中の正
イオンは搬送部品101と反発し、負イオンが搬送部品
101の表面に接触して静電気を消失させる。
【0038】この場合、搬送部品101は搬送面から離
反しているので、搬送部品101の底面にもイオンが接
触しやすくなり、また、搬送部品101の表面全体にイ
オンが接触しやすくなる。また、気流は搬送面から浮上
した搬送部品101の存在によって多少乱されるもの
の、その流れが大きく妨げられることがなくスムーズに
流れるので、イオンもまたスムーズに流れ、搬送部品1
01の帯電極性と反対のイオンが効率的に搬送部品10
1の表面に接触し、効果的に除電が行われる。
【0039】搬送部品101は、気流によって浮上した
り搬送導入部112aに落下したりを繰り返しながら、
搬送方向へ徐々に移動し、やがて通気孔110aの形成
領域から外れると、通常どおり搬送方向へ搬送されてい
く。このとき、振動ボウル110の上縁部よりも高く浮
上した搬送部品101があった場合、当該搬送部品10
1は上記ワーク制限部材124に当接してそれ以上の浮
上が妨げられ、搬送導入部112aに落下するようにな
っている。
【0040】通気孔110aは搬送部品101よりも小
さな開口面積を備えている必要があるので、通常、イオ
ン発生装置から送られるイオンが通気孔110aの開口
縁部によって消滅したり、正負イオンのうちいずれか一
方の極性のイオンが通気孔の開口縁部に接触することに
よって選択的に消滅してイオンバランスが崩れたりする
ことが考えられる。本実施形態では、導入孔110bを
形成することによって通気孔110aの通気方向の長さ
をなるべく小さくし、イオンを効率的に搬送面上に到達
させることができるようにしている。このように導入孔
110bを有することによって、通気孔110aの形成
加工が容易になるという利点もある。
【0041】なお、本実施形態のように、振動ボウル1
10自体に多数の通気孔110aを穿設するのではな
く、搬送面に形成された開口部に金網その他のメッシュ
材を取り付けた構造としても構わない。
【0042】上述のような微小部品は振動ボウル110
への投入時において既に強く帯電している場合が多く、
しかも、振動式パーツフィーダ100においては振動に
よってワークと搬送面との摺動やワーク同士の摺動によ
って容易に帯電するので、除電を行わなければワークが
搬送面や他のワークに貼り付き、当初から搬送そのもの
が全くできない状態となってしまう。また、従来の除電
方法を用いても、除電作用が不十分であることから短時
間の内にワークが搬送面に貼り付き、全体としてワーク
の搬送速度が10〜20%程度にまで落ち込んでしま
う。
【0043】これに対して本実施形態によって上記のよ
うな微小な搬送部品101を搬送した場合、通気孔11
0aからの気流及びイオンによって除電することによ
り、ほとんど搬送効率を低下させることなく、効率的に
部品を搬送することが可能になった。また、連続して長
時間部品を搬送していても全く搬送速度は低下せず、良
好に部品を供給することができた。
【0044】尚、本発明の除電方法及び振動式パーツフ
ィーダは、上述の図示例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論であり、フィーダも回転フィーダ
に限らずリニアフィーダであってもよい。
【0045】また、例えば、上記通気孔110aは搬送
導入部112aに設けているが、搬送選別部112bに
設けても同様に効果を得ることができる。ただし、上記
のような微小なワークは底面部111上に供給されたと
きにすでに強く帯電していることが多いので、底面部1
11に供給された直後の搬送導入部112aに通気孔を
設けることが効率的に搬送を行う上で最も好ましい。こ
こで、搬送導入部112aと搬送選別部112bの双方
に通気孔を設けても構わない。
【0046】さらに、搬送整列部112cにも通気孔を
形成することが考えられる。ただし、この場合には、搬
送整列部112cにて整列状態で搬送されていくワーク
の姿勢を大きく乱さないために、搬送導入部112aに
形成された通気孔を通して供給される気流よりも吹き付
け圧を低くしたり、吹き付け量を少なくしたりすること
が好ましい。このような状態は、気流供給経路の途中に
減圧弁等の圧力制御手段を設けて減圧すること、或い
は、気流供給経路の流通断面積を小さくすることなどに
よって容易に実現することができる。
【0047】次に、図4及び図5を参照して、本発明に
係る別の実施形態の振動式パーツフィーダ200につい
て説明する。この振動式パーツフィーダ200において
は、上記と同様に、振動ボウル210に底面部211が
形成され、この底面部211の周縁部に搬送経路212
の一部を構成する搬送導入部212aが形成されてい
る。搬送導入部212aは底面部211に対して段差を
持って徐々に上方へ伸びる搬送選別部212bに接続さ
れている。
【0048】本実施形態においては、搬送導入部212
aの途中に開口する導入孔210bが形成され、この導
入孔210bにはスリーブ221が配置されている。ス
リーブ221の図示上端部には通気孔221aが多数形
成されたメッシュ状の通気板が設けられている。また、
このスリーブ221の下部にはエアホース222が接続
され、このエアホース222はブラケット223によっ
てスリーブ221に対して取付固定されている。エアホ
ース222は半導体イオナイザー等のイオン気流発生装
置224に接続されている。
【0049】振動ボウル210の上端部には、開口22
5aを下方に、すなわち通気孔221aに向けた容器状
の気流制限部材225が取り付けられている。この気流
制限部材225は、通気孔221aから吹き出された気
流(イオン流)を上方にて受け、再び通気孔221aの
近傍に向けて戻すように機能し、気流の広がりを強制的
に制限するものとなっている。特に、通気孔に向いた開
口225aを有する容器状(すなわち椀状、箱状などの
ように、戻り気流の方向を狭める形状、例えば、平板を
ヘの字状に折り曲げた形状も含まれる。)に形成されて
いることにより、気流制限部材225によって戻される
気流の方向が狭められ、それによって搬送部品201の
表面にイオンがより接触しやすくなり、搬送部品201
に対する除電効果が大幅に向上するようになっている。
【0050】また、この気流制限部材225は、上記ワ
ーク制限部材と同様にワーク制限手段としても機能す
る。ここで、気流制限手段である気流制限部材と、ワー
ク制限手段であるワーク制限部材とを別々に設けること
も可能である。この場合には、例えば、図4に示す気流
制限手段225と通気孔221aとの間に、図1に示す
ワーク制限部材124を設置してもよい。このようにす
ると、搬送部品の飛散範囲は低く抑制される一方、気流
はより広い範囲内において制限されるので、搬送部品の
飛散範囲の外側からも気流を搬送部品に向けて吹き付け
ることができるようになり、全体としてより効率の高い
除電作用を期待できる。
【0051】以上説明した上記各実施形態では、搬送経
路の底面に通気孔を設けているが、搬送経路においてワ
ークに接触する傾斜面からなる搬送面が設けられている
場合には、当該傾斜面に通気孔を設けても構わない。こ
の場合、通気孔を通して吹き出す気流はワークを傾斜面
から離反させるように作用する。
【0052】さらに、通気孔を通してイオン化されてい
ない気流を吹き出させ、ワークを搬送面から離反させる
とともに、イオンを別の部分或いは方向からワークに供
給してもよい。例えば、搬送面から離反したワークに対
してイオン流を上方や側方或いは斜め方向から吹き付け
るようにしてもよい。この場合、イオンを効率的にワー
クに接触させるために、気流の吹き出し方向以外の方向
からイオンを供給することが望ましい。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
搬送面と密着していたワークの表面にもイオンを接触さ
せることができ、さらには当該表面を含むワーク表面全
体にもイオンを接触させることが可能であって、しか
も、搬送面から離反したワークにイオンを供給すること
によってイオンや気流の流れがスムーズになるため、イ
オンのワークに対する接触効率が高まり除電効率が向上
するので、従来方法に比べて著しく高い除電効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動式パーツフィーダの実施形態
における振動ボウルを中心とした構造を示す縦断面図で
ある。
【図2】同実施形態の振動ボウルにおける通気孔の形成
領域の近傍を示す部分平面図である。
【図3】同実施形態の気流発生装置及びイオン発生装置
の構造を示す概略構成ブロック図である。
【図4】異なる実施形態の構造を示す部分断面図であ
る。
【図5】異なる実施形態の通気孔の近傍を示す部分平面
図である。
【符号の説明】
100,200 振動式パーツフィーダ 101,201 搬送部品 110,210 振動ボウル 110a,221a 通気孔 110b,210b 導入孔 111,211 底面部 112,212 搬送経路 112a,212a 搬送導入部 112b,212b 搬送選別部 112c 搬送整列部 121 振動伝達部材 122 接続部材 123 通気管 124 ワーク制限部材 125,126 取付枠 130 気流発生装置 140 イオン発生装置 140a イオン発生部 141 放電電極 142 接地電極 143 絶縁材 144 給電回路 221 スリーブ 222 エアホース 224 イオン気流発生装置 225 気流制限部材 225a 開口

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送されるワークを除電するためのワー
    クの除電方法であって、 前記ワークを移送するための移送経路の搬送面に通気孔
    を形成し、該通気孔を通して気流を前記ワークに吹き付
    けることにより前記ワークを前記搬送面から離反させた
    状態とし、当該状態において正イオンと負イオンの少な
    くとも一方を前記ワークに供給することを特徴とするワ
    ークの除電方法。
  2. 【請求項2】 前記正イオンと負イオンの少なくとも一
    方を前記気流とともに前記通気孔を通して供給すること
    を特徴とする請求項1に記載のワークの除電方法。
  3. 【請求項3】 前記移送経路には、前記ワークが未整列
    状態でも搬送され得る第1搬送部分と、該第1搬送部分
    の先に接続され前記ワークが整列状態に規制される第2
    搬送部分とを設け、前記通気孔を前記第1搬送部分に形
    成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    ワークの除電方法。
  4. 【請求項4】 前記通気孔を前記第2搬送部分にも形成
    することを特徴とする請求項3に記載のワークの除電方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第2搬送部分に形成された前記通気
    孔を通して供給される気流を、前記第1搬送部分に形成
    された前記通気孔を通して供給される気流よりも少なく
    することを特徴とする請求項4に記載のワークの除電方
    法。
  6. 【請求項6】 前記気流の広がりを強制的に制限するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のワークの除電方法。
  7. 【請求項7】 ワークを移送するための振動式パーツフ
    ィーダにおいて、 前記ワークを移送するための移送経路の搬送面に通気孔
    が形成され、前記通気孔を通して気流を前記移送経路上
    へ吹き出させるための気流供給手段と、正イオンと負イ
    オンの少なくとも一方を前記移送経路における前記通気
    孔の形成領域へ供給するためのイオン供給手段とが設け
    られ、 前記気流供給手段は、前記移送経路上を搬送されていく
    前記ワークを、前記通気孔を通して吹き出される前記気
    流によって一時的に前記搬送面から離反させるように構
    成されていることを特徴とする振動式パーツフィーダ。
  8. 【請求項8】 前記イオン供給手段は、前記気流供給手
    段が気流を供給する供給経路内に正イオンと負イオンの
    少なくとも一方を導入し、その結果、導入された正イオ
    ンと負イオンの少なくとも一方が前記気流とともに前記
    通気孔を通して前記移送経路へ供給されるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の振動式パー
    ツフィーダ。
  9. 【請求項9】 前記移送経路には、前記ワークが未整列
    状態でも搬送され得る第1搬送部分と、該第1搬送部分
    の先に接続され前記ワークが整列状態に規制される第2
    搬送部分とが設けられ、前記通気孔は前記第1搬送部分
    に形成されていることを特徴とする請求項7又は請求項
    8に記載の振動式パーツフィーダ。
  10. 【請求項10】 前記通気孔は前記第2搬送部分にも形
    成されていることを特徴とする請求項9に記載の振動式
    パーツフィーダ。
  11. 【請求項11】 前記気流供給手段は、前記第2搬送部
    分に形成された前記通気孔を通して供給される気流が前
    記第1搬送部分に形成された前記通気孔を通して供給さ
    れる気流よりも少なくなるように構成されていることを
    特徴とする請求項10に記載の振動式パーツフィーダ。
  12. 【請求項12】 前記通気孔の形成された前記搬送面に
    対向する位置には、前記ワークの離反距離を制限するた
    めのワーク制限手段が設けられていることを特徴とする
    請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の振動式
    パーツフィーダ。
  13. 【請求項13】 前記ワーク制限手段は前記気流を通過
    させないように構成されていることを特徴とする請求項
    12に記載の振動式パーツフィーダ。
  14. 【請求項14】 前記気流の広がりを制限する気流制限
    手段を備えていることを特徴とする請求項7乃至請求項
    12のいずれか1項に記載の振動式パーツフィーダ。
  15. 【請求項15】 前記気流制限手段は、前記通気孔に向
    いた開口を有する容器形状を備えていることを特徴とす
    る請求項14に記載の振動式パーツフィーダ。
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