JP2002052518A - 陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置 - Google Patents
陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B1/00—Producing shaped prefabricated articles from the material
- B28B1/02—Producing shaped prefabricated articles from the material by turning or jiggering in moulds or moulding surfaces on rotatable supports
- B28B1/025—Potters wheels
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- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 陶芸用ロクロのターンテーブルへ
の亀板の着脱が容易であり、何回使用しても亀板の芯出
し効果が衰えず、かつ、仮に芯出し効果が狂って来ても
容易に調整できる陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置
を提供する。 【解決手段】 ターンテーブルに取り付ける亀板
の下面の周辺部の中心部より等距離を置いた軌跡の位置
に、等間隔に断面アングル形状の取付部材を複数個取り
付け、この各取付部材の支持部に取り付けた調節ネジの
先端に当接部材をネジ着させ、この当接部材と前記取付
部材の支持部との間に調節ネジに環巻きさせつつコンプ
レッションスプリングを弾設する。
の亀板の着脱が容易であり、何回使用しても亀板の芯出
し効果が衰えず、かつ、仮に芯出し効果が狂って来ても
容易に調整できる陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置
を提供する。 【解決手段】 ターンテーブルに取り付ける亀板
の下面の周辺部の中心部より等距離を置いた軌跡の位置
に、等間隔に断面アングル形状の取付部材を複数個取り
付け、この各取付部材の支持部に取り付けた調節ネジの
先端に当接部材をネジ着させ、この当接部材と前記取付
部材の支持部との間に調節ネジに環巻きさせつつコンプ
レッションスプリングを弾設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陶芸用ロクロの
ターンテーブルへ着脱可能に取り付ける亀板の着脱装置
に関する。
ターンテーブルへ着脱可能に取り付ける亀板の着脱装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】既知のごとく、陶器は、陶土や粘土等の
素材を練ったものを、ロクロのターンテーブル上へ置
き、ターンテーブルを回転させつつ所定形状に成形し、
水挽きした後糸きりをして乾燥台へ移して乾燥させ、そ
の後再びターンターブル上へ移して高台及び表面の削り
仕上げや絵付けを行い、これを直接、またはうわぐすり
をかけてから窯で焼いて作られるものである。
素材を練ったものを、ロクロのターンテーブル上へ置
き、ターンテーブルを回転させつつ所定形状に成形し、
水挽きした後糸きりをして乾燥台へ移して乾燥させ、そ
の後再びターンターブル上へ移して高台及び表面の削り
仕上げや絵付けを行い、これを直接、またはうわぐすり
をかけてから窯で焼いて作られるものである。
【0003】したがって、ターンターブル上で完成した
成形品を手に持って該ターンテーブルから持ち上げて乾
燥台へ移す際の変形を防止し、或は乾燥台上で乾燥させ
た後で再びターンテーブル上へ移して高台及び表面の削
り仕上げをしたり、絵付けをしたりする際の芯出しを容
易とするために、ターンテーブル上へ着脱可能に取り付
ける円板状の亀板が用いられている。
成形品を手に持って該ターンテーブルから持ち上げて乾
燥台へ移す際の変形を防止し、或は乾燥台上で乾燥させ
た後で再びターンテーブル上へ移して高台及び表面の削
り仕上げをしたり、絵付けをしたりする際の芯出しを容
易とするために、ターンテーブル上へ着脱可能に取り付
ける円板状の亀板が用いられている。
【0004】この亀板によって陶器の製作者は、直接成
形品に手を触れなくとも、成形品をターンターブル上よ
り乾燥台へ移し、乾燥させた後再び乾燥台上よりターン
テーブル上へ戻すことができるので、成形品を直接手で
持つことによる変形を防止できるものであるが、単に亀
板をターンテーブル上へ載置させるのみであると、作業
中に亀板が外れたり、芯が狂ってしまう恐れが多分にあ
ることから、粘土を用いてターンテーブル上へ固定させ
ることが行なわれていたが、その際も芯出しが容易では
ないという問題があった。
形品に手を触れなくとも、成形品をターンターブル上よ
り乾燥台へ移し、乾燥させた後再び乾燥台上よりターン
テーブル上へ戻すことができるので、成形品を直接手で
持つことによる変形を防止できるものであるが、単に亀
板をターンテーブル上へ載置させるのみであると、作業
中に亀板が外れたり、芯が狂ってしまう恐れが多分にあ
ることから、粘土を用いてターンテーブル上へ固定させ
ることが行なわれていたが、その際も芯出しが容易では
ないという問題があった。
【0005】そこで、図6に示したように亀板1の下面
の外周部近くに、中心部から120°間隔で断面アング
ル形状の取付部材2を3個取り付けたものが案出され
た。このものは亀板1をターンテーブルの上に置いて各
アングル部材へ当接部2aの間にターンテーブルを当て
がい押し下げると、各取付部材2の当接部2aの間にタ
ーンテーブルの外周が嵌り込み、ターンテーブルへ固定
されて同時に芯出しがなされるという構成となってい
た。
の外周部近くに、中心部から120°間隔で断面アング
ル形状の取付部材2を3個取り付けたものが案出され
た。このものは亀板1をターンテーブルの上に置いて各
アングル部材へ当接部2aの間にターンテーブルを当て
がい押し下げると、各取付部材2の当接部2aの間にタ
ーンテーブルの外周が嵌り込み、ターンテーブルへ固定
されて同時に芯出しがなされるという構成となってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のも
のは、亀板1がターンテーブル上へ容易に固定され、か
つ同時に芯出しがなされるという点で便利なものであっ
たが、何回か使用しているうちに取付部材2にガタが生
じ、一度ガタが生ずると、再度芯出し調整を行なうこと
が困難であるという問題があった。
のは、亀板1がターンテーブル上へ容易に固定され、か
つ同時に芯出しがなされるという点で便利なものであっ
たが、何回か使用しているうちに取付部材2にガタが生
じ、一度ガタが生ずると、再度芯出し調整を行なうこと
が困難であるという問題があった。
【0007】また、取付部材が亀板へ固着されているの
で、該取付部材とターンテーブルとの間をきつくする
と、ターンテーブルへの着脱が容易ではなく、弛くする
と正確な芯出しができないという問題もあった。
で、該取付部材とターンテーブルとの間をきつくする
と、ターンテーブルへの着脱が容易ではなく、弛くする
と正確な芯出しができないという問題もあった。
【0008】この発明の目的は、ターンテーブルへの亀
板の着脱が容易であり、何回使用しても亀板の芯出し効
果が衰えず、かつ、仮に芯出し効果が狂って来ても容易
に調整できる陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置を提
供せんとするにある。
板の着脱が容易であり、何回使用しても亀板の芯出し効
果が衰えず、かつ、仮に芯出し効果が狂って来ても容易
に調整できる陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置を提
供せんとするにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、陶芸用ロクロのターンテーブルに取り付ける亀板
には、その下面の周辺部の中心部より等距離を置いた軌
跡の位置に、等間隔に断面アングル形状の取付部材を複
数個取り付け、この取付部材の支持部に取り付けた調節
ネジの先端に当接部材をネジ着させ、この当接部材と前
記取付部材の支持部との間に調節ネジに環巻きさせつつ
コンプレッションスプリングを弾設することを特徴とす
る。
めに、陶芸用ロクロのターンテーブルに取り付ける亀板
には、その下面の周辺部の中心部より等距離を置いた軌
跡の位置に、等間隔に断面アングル形状の取付部材を複
数個取り付け、この取付部材の支持部に取り付けた調節
ネジの先端に当接部材をネジ着させ、この当接部材と前
記取付部材の支持部との間に調節ネジに環巻きさせつつ
コンプレッションスプリングを弾設することを特徴とす
る。
【0010】その際にこの発明は、当接部材を、首振り
可能に取り付けることができる。この発明は、また、当
接部材の内側に湾曲部を形成させることができる。そし
て、この発明は、前記当接部材のターンテーブルを挿入
する側にアール又は傾斜をつけて形成することもでき
る。
可能に取り付けることができる。この発明は、また、当
接部材の内側に湾曲部を形成させることができる。そし
て、この発明は、前記当接部材のターンテーブルを挿入
する側にアール又は傾斜をつけて形成することもでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明すると、図1乃至図4におい
て、指示記号10はロクロのハウジングであり。指示記
号11は回転シャフトである。この回転シャフト11の
上端にターンテーブル12が取り付けられている。指示
記号13は亀板であり、この亀板13はこの発明に係る
着脱装置を介してターンテーブル12の上面に着脱可能
に取り付けられるものである。
図面に基づいて詳細に説明すると、図1乃至図4におい
て、指示記号10はロクロのハウジングであり。指示記
号11は回転シャフトである。この回転シャフト11の
上端にターンテーブル12が取り付けられている。指示
記号13は亀板であり、この亀板13はこの発明に係る
着脱装置を介してターンテーブル12の上面に着脱可能
に取り付けられるものである。
【0012】ターンターブル12の形状は断面逆凹字形
状となっているが、この形状のものに限定されない。亀
板13は円板状であり、その外径は最小径が300mm
から最大径が900mmのものがあり、板厚は12mm
〜16mm程度のものが望ましい。材料は耐水合板であ
り、小口(縁部)の部分も樹脂を塗布するなどして耐水
処理を施してある。
状となっているが、この形状のものに限定されない。亀
板13は円板状であり、その外径は最小径が300mm
から最大径が900mmのものがあり、板厚は12mm
〜16mm程度のものが望ましい。材料は耐水合板であ
り、小口(縁部)の部分も樹脂を塗布するなどして耐水
処理を施してある。
【0013】この亀板13の着脱装置は、取付部14a
と支持部14bを有し、亀板13の下面に120°間隔
で中心から等距離の位置に取付部14aを取り付けた3
個のアングル形状の取付部材14と、この各取付部材1
4の支持部14bに設けた係止孔15に弛挿させてその
頭部16aを該係止孔15へ係止させた調節ネジ16
と、この調節ネジ16の先端を捻子着させる雌ネジ部1
7cを有し、亀板13の中心部と外周方向へ摺動可能と
成した当接部材17と、調節ネジ16に環巻きさせつつ
当接部材17と取付部材14の支持部14bとの間に弾
設させたコンプレッションスプリング18とから構成さ
れている。
と支持部14bを有し、亀板13の下面に120°間隔
で中心から等距離の位置に取付部14aを取り付けた3
個のアングル形状の取付部材14と、この各取付部材1
4の支持部14bに設けた係止孔15に弛挿させてその
頭部16aを該係止孔15へ係止させた調節ネジ16
と、この調節ネジ16の先端を捻子着させる雌ネジ部1
7cを有し、亀板13の中心部と外周方向へ摺動可能と
成した当接部材17と、調節ネジ16に環巻きさせつつ
当接部材17と取付部材14の支持部14bとの間に弾
設させたコンプレッションスプリング18とから構成さ
れている。
【0014】当接部材17には、亀板13の中心部側に
各々中央部を凹ませた湾曲部17aが形成されると共
に、各湾曲部17aの下面側には、アール部17bが設
けられている。
各々中央部を凹ませた湾曲部17aが形成されると共
に、各湾曲部17aの下面側には、アール部17bが設
けられている。
【0015】使用に当たっては、亀板13の上述した着
脱装置を取り付けた側を下側にして、各当接部材17を
ターンテーブル12の上縁部へ当てがい下押しすると、
各当接部材17がコンプレッションスプリング18の弾
力に抗して各調節ネジ16ごと外側へ広がることから、
容易にターンテーブル12を各当接部材17間に嵌入さ
せて亀板13をターンテーブル12上へ載置させ、か
つ、コンプレッションスプリング18が当接部材17を
中心方向へ押圧させる弾力より、亀板13をターンテー
ブル12上へしっかりと固定させることができるもので
ある。同時にその時の各当接部材17の位置関係によ
り、亀板13のターンテーブル12に対する載置固定位
置が決まり、芯出しが完了するものである。
脱装置を取り付けた側を下側にして、各当接部材17を
ターンテーブル12の上縁部へ当てがい下押しすると、
各当接部材17がコンプレッションスプリング18の弾
力に抗して各調節ネジ16ごと外側へ広がることから、
容易にターンテーブル12を各当接部材17間に嵌入さ
せて亀板13をターンテーブル12上へ載置させ、か
つ、コンプレッションスプリング18が当接部材17を
中心方向へ押圧させる弾力より、亀板13をターンテー
ブル12上へしっかりと固定させることができるもので
ある。同時にその時の各当接部材17の位置関係によ
り、亀板13のターンテーブル12に対する載置固定位
置が決まり、芯出しが完了するものである。
【0016】成形品が亀板13の上で完成したら、該亀
板13の縁部に手を掛け上方へ少し力を入れて引っ張る
か、或は若干水平方向へずらすことにより一部の当接部
材13とターンテーブル12の縁部との間に間隙が生ず
ることにより比較的簡単に上方へ取り外すことができる
ものである。したがって、成形品には一切手を触れるこ
となく亀板13ごと図示してない乾燥台上へ移すことが
できるものである。
板13の縁部に手を掛け上方へ少し力を入れて引っ張る
か、或は若干水平方向へずらすことにより一部の当接部
材13とターンテーブル12の縁部との間に間隙が生ず
ることにより比較的簡単に上方へ取り外すことができる
ものである。したがって、成形品には一切手を触れるこ
となく亀板13ごと図示してない乾燥台上へ移すことが
できるものである。
【0017】成形品が乾燥した後の高台や仕上げの削
り、さらには絵付けをする際には、乾燥台上より成形品
を亀板13ごと運んで来て、上述したようにターンテー
ブル12上へ載置固定させると、そのままで再び芯出し
がなされ、狂いを生ずることがないので、上記二次処理
作業を短時間で行なうことができるものである。
り、さらには絵付けをする際には、乾燥台上より成形品
を亀板13ごと運んで来て、上述したようにターンテー
ブル12上へ載置固定させると、そのままで再び芯出し
がなされ、狂いを生ずることがないので、上記二次処理
作業を短時間で行なうことができるものである。
【0018】亀板13をターンテーブル12上へ着脱す
る際に、各当接部材17の内側下面にアール17bを設
けると、亀板13のターンテーブル12への装着作業時
にターンテーブル12の縁部が当接部材17間へ入り易
くなり、装着作業が行ない易くよりスムーズになるもの
である。
る際に、各当接部材17の内側下面にアール17bを設
けると、亀板13のターンテーブル12への装着作業時
にターンテーブル12の縁部が当接部材17間へ入り易
くなり、装着作業が行ない易くよりスムーズになるもの
である。
【0019】また、調節ネジ16を取付部材14の支持
部14bに設けた係止孔15へ係止させる構成にする
と、係止孔15の内径を調節ネジ16の外径より若干大
きくすることによって、当接部材17が水平方向へ若干
首を振ることになり、亀板13のターンテーブル12に
対する着脱作業がより行ない易くなるものである。何回
も使用することによって、亀板13をターンテーブル1
2上へ載置固定させた際に芯が狂う場合があっても、各
調節ネジ16を回すことによって、各当接部材17を該
調節ネジ16の軸方向へ移動させることにより、簡単に
芯出しを行なうことができるものである。
部14bに設けた係止孔15へ係止させる構成にする
と、係止孔15の内径を調節ネジ16の外径より若干大
きくすることによって、当接部材17が水平方向へ若干
首を振ることになり、亀板13のターンテーブル12に
対する着脱作業がより行ない易くなるものである。何回
も使用することによって、亀板13をターンテーブル1
2上へ載置固定させた際に芯が狂う場合があっても、各
調節ネジ16を回すことによって、各当接部材17を該
調節ネジ16の軸方向へ移動させることにより、簡単に
芯出しを行なうことができるものである。
【0020】図5は、当接部材の他の実施の形態を示
し、当接部材20にはアールに替えて傾斜部20aがつ
けられている。このように構成しても各当接部材20間
へターンテーブルの縁部を嵌入し易くなるものである。
し、当接部材20にはアールに替えて傾斜部20aがつ
けられている。このように構成しても各当接部材20間
へターンテーブルの縁部を嵌入し易くなるものである。
【0021】その他の実施の形態として、取付部材の数
は実施の形態のものは3個であるが、2個以上であれ
ば、その個数に限定はない。調節ネジの種類は、実施の
形態のものは六角形のボルト頭を有するボルトである
が、このものに限定されない。+や−のドライバーを用
いるビス等のネジ頭としても良いし、その他の形状とす
ることができる。要するに調節ネジを左右へ回転させる
ことのできる構成であれば足りる。
は実施の形態のものは3個であるが、2個以上であれ
ば、その個数に限定はない。調節ネジの種類は、実施の
形態のものは六角形のボルト頭を有するボルトである
が、このものに限定されない。+や−のドライバーを用
いるビス等のネジ頭としても良いし、その他の形状とす
ることができる。要するに調節ネジを左右へ回転させる
ことのできる構成であれば足りる。
【0022】調節ネジはまた、取付部材の支持部に捻子
着させ、その先端に当接部材を固定或は首振り可能に取
り付けるようにしても良い。調節ネジはさらに当接部材
側へ固着させ、取付部材の支持部を設けた係止孔へ挿通
させ、突出した側へナットを取り付けるようにしても良
い。要するに当接部材を亀板の中心部から外周方向へ移
動調節できる構成であれば足りる。
着させ、その先端に当接部材を固定或は首振り可能に取
り付けるようにしても良い。調節ネジはさらに当接部材
側へ固着させ、取付部材の支持部を設けた係止孔へ挿通
させ、突出した側へナットを取り付けるようにしても良
い。要するに当接部材を亀板の中心部から外周方向へ移
動調節できる構成であれば足りる。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
次のような効果を奏し得る。
【0024】請求項1のように構成すると、当接部材が
取付部材に対し亀板の中心部から外周部の方向へ伸縮可
能となるので、亀板のターンテーブルへの着脱容易とな
り、着脱に際し無理な力が加わらないので、耐久性が増
すという効果を奏し得る。また、使用中に芯が狂うこと
があっても、調節ネジを左右いずれかの方向へ回すこと
によって、当接部材が調節ネジの軸方向へ移動すること
により、容易に芯出しの微調節を行なうことができると
いう効果を奏し得る。
取付部材に対し亀板の中心部から外周部の方向へ伸縮可
能となるので、亀板のターンテーブルへの着脱容易とな
り、着脱に際し無理な力が加わらないので、耐久性が増
すという効果を奏し得る。また、使用中に芯が狂うこと
があっても、調節ネジを左右いずれかの方向へ回すこと
によって、当接部材が調節ネジの軸方向へ移動すること
により、容易に芯出しの微調節を行なうことができると
いう効果を奏し得る。
【0025】請求項2のように構成すると、請求項1と
同じ効果を奏した上で、亀板のターンテーブルに対する
着脱操作がよりスムーズになるという効果を奏し得る。
同じ効果を奏した上で、亀板のターンテーブルに対する
着脱操作がよりスムーズになるという効果を奏し得る。
【0026】請求項3のように構成すると、請求項1乃
至2と同じ効果を奏した上で、当接部材の湾曲部が円板
状のターンテーブルの外縁部にフィットし易いという効
果を奏し得る。
至2と同じ効果を奏した上で、当接部材の湾曲部が円板
状のターンテーブルの外縁部にフィットし易いという効
果を奏し得る。
【0027】請求項4のように構成すると、請求項1乃
至3と同じ効果を奏した上で、亀板のターンテーブルに
対する着脱操作がし易いという効果を奏し得る。
至3と同じ効果を奏した上で、亀板のターンテーブルに
対する着脱操作がし易いという効果を奏し得る。
【図1】この発明に係る陶芸用ロクロにおける着脱装置
を実施した亀板の平面図である。
を実施した亀板の平面図である。
【図2】図1のA―A線断面図である。
【図3】この発明に係る陶芸用ロクロにおける亀板の着
脱装置の一部拡大断面図である。
脱装置の一部拡大断面図である。
【図4】この発明に係る陶芸用ロクロにおける亀板の着
脱装置の一部拡大斜視図である。
脱装置の一部拡大斜視図である。
【図5】この発明に係る陶芸用ロクロにおける亀板の着
脱装置の他の実施の形態を示す一部拡大斜視図である。
脱装置の他の実施の形態を示す一部拡大斜視図である。
【図6】従来の陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置の
底面図である。
底面図である。
10 ハウジング 11 回転シャフト 12 ターンテーブル 13 亀板 14 取付部材 14a 取付部 14b 支持部 15 係止孔 16 調節ネジ 16a 頭部 17 当接部材 17a 湾曲部 17b アール部 17c 雌ネジ部 18 コンプレッションスプリング 20 当接部材 20a 傾斜部
Claims (4)
- 【請求項1】 ターンテーブルに取り付ける亀板の下面
の周辺部の中心部より等距離を置いた軌跡の位置に、等
間隔に断面アングル形状の取付部材を複数個取り付け、
この各取付部材の支持部に取り付けた調節ネジの先端に
当接部材をネジ着させ、この当接部材と前記取付部材の
支持部との間に調節ネジに環巻きさせつつコンプレッシ
ョンスプリングを弾設したことを特徴とする、陶芸用ロ
クロにおける亀板の着脱装置。 - 【請求項2】 前記当接部材は、首振り可能に取り付け
られていることを特徴とする、請求項1に記載の陶芸用
ロクロにおける亀板の着脱装置。 - 【請求項3】 前記当接部材は、その内側に湾曲部が形
成されていることを特徴とする、請求項1乃至2のいず
れかに記載の陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置。 - 【請求項4】 前記当接部材は、ターンテーブルを挿入
する側にアール又は傾斜がつけられていることを特徴と
する、請求項1乃至3のいずれかに記載の陶芸用ロクロ
における亀板の着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244848A JP2002052518A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244848A JP2002052518A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002052518A true JP2002052518A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18735475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244848A Ceased JP2002052518A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 陶芸用ロクロにおける亀板の着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002052518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106476115A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-03-08 | 太仓美克斯机械设备有限公司 | 一种具有升降功能的陶器成型用回转台 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244848A patent/JP2002052518A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106476115A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-03-08 | 太仓美克斯机械设备有限公司 | 一种具有升降功能的陶器成型用回转台 |
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