JP2002052502A - 角度定規 - Google Patents

角度定規

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JP2002052502A
JP2002052502A JP2000239583A JP2000239583A JP2002052502A JP 2002052502 A JP2002052502 A JP 2002052502A JP 2000239583 A JP2000239583 A JP 2000239583A JP 2000239583 A JP2000239583 A JP 2000239583A JP 2002052502 A JP2002052502 A JP 2002052502A
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JP
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cut
angle ruler
plate
guide
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Kazuhiro Kakimoto
和宏 柿本
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被切断材上における滑りを効果的に抑制し
て、被切断材上における安定した切断基準位置を確保
し、切断工具による正確な切断作業を容易に行うことが
できる角度定規を提供する。 【解決手段】 角度定規は、被切断材の一辺に沿う基準
面2aを有する基準板B1と、これに軸支され、切断工
具を沿わせるための案内面4aを有し、被切断材上に載
置される案内板とを有する。案内板G1、G2の被切断
材と接触する面に滑り止め部3b、7が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角度定規に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、切断工具、例えば、丸鋸を使用
して被切断材を正確に切断するために、角度定規が使用
される。
【0003】この種の角度定規は、特開平9−1690
02号及に開示されているように、基準板(即ち、コー
ナー固定用添板)と、これに対して角度調整可能に連結
された案内板とから構成される。
【0004】この種の従来の角度定規を、図7を参照し
ながら説明する。
【0005】図7に示すように、従来の角度定規は、基
準板B3と、案内板G3と、連結ピン16と、ロック手
段L3とから構成されている。
【0006】基準板B3は、長さ方向における一端部に
連結孔11aを有し、更に、この連結孔11aの近傍に
ロック手段取り付け部分11bを有する基準板本体11
と、この基準板本体11の幅方向における一方の側縁に
設けられた基準面12aを有する起立壁12とから構成
される。
【0007】案内板G3は、案内板本体13と、その幅
方向における一方の側縁に設けられた案内面14aを有
する起立壁14とから構成される。案内板本体13は、
長さ方向における一方の側から他方の側に向かって順次
幅が増大するように形成され、この幅が増大した部分に
円弧状孔13aが形成されている。また、この円弧状孔
13aに対応する円の中心の位置には、連結孔(図示せ
ず)が形成されている。この連結孔は、円弧状孔13a
と起立壁14との間に位置している。
【0008】連結ピン16は、案内板G3を基準板B3
に回動可能に連結する。即ち、上述した基準板B3は、
その連結孔11aを案内板G3の連結孔に合わせるよう
にして、案内板G3の上に載置され、連結ピン16は、
基準板B3の連結孔と案内板G3の連結孔とを貫通して
いる。このような連結状態において、基準板B3の起立
壁12と、案内板G3の起立壁14とは相互に反対方向
に突出している。
【0009】ロック手段L3は、回り止め形状付きねじ
(図示せず)と、このねじに螺合する摘み15を一体に
形成したナット(図示せず)とから構成される。このね
じは、案内板G3の円弧状孔13aを貫通し、更に、基
準板B3のロック手段取り付け部分11bを貫通してい
る。このようにしてロック手段取り付け部分11bを貫
通した回り止め形状付きねじの先端にナットが取り付け
られている。
【0010】従って、ロック手段L3の摘み15を時計
方向に回転させれば、ねじ部の締め付けに起因して、案
内板G3が基準板B3に押し付けられ、従って、案内板
G3が基準板B3にロックされる。ロック手段L3の摘
み15を反時計方向に回転させれば、ねじ部の緩みに起
因して、基準板B3に付与される押圧が解除され、基準
板B3に対する案内板G3の回動角度が変更可能にな
る。
【0011】上述した角度定規においては、ロック手段
L3を操作して、基準板B3に対する案内板G3の所望
の角度を設定した後、起立壁12を下向きにして、その
基準面12aを、被切断材の端面に当接させる。このと
き、案内板G3の下面は、被切断材の上面に載置され
る。このような状態で、起立壁14の案内面14aに沿
って、切断工具、例えば、丸鋸を移動させ、正確な切断
が可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】通常、丸鋸等の切断工
具により角度定規を使用して被切断材を直線切断する場
合、切断工具が角度定規から離れないように、切断工具
を角度定規側に押圧しながら切断作業が行われる。
【0013】しかしながら、先行技術においては、案内
板G3は一般的に薄板鋼板製であり、被切断材と接触す
る面は平坦でしかも滑り易い。即ち、上述したように、
切断工具を角度定規側に押圧しながら切断作業を行う場
合、角度定規の被切断材に対する摩擦抵抗が比較的小さ
く、角度定規は被切断材上を移動し易い。従って、適切
な切断を行うためには、角度定規を被切断材上に著しく
大きい力で押圧する必要があり、作業者に過大な労力を
強いる結果となる。
【0014】切断作業中、角度定規に付与される押圧力
が低下して、角度定規を被切断材上に保持する力が、切
断工具を角度定規側に押し付ける力よりも小さくなる
と、角度定規が不適切に移動し、正確な切断作業を行う
ことができない。
【0015】一方、切断工具を角度定規側に押し付ける
力を著しく小さくし過ぎると、角度定規に沿った切断工
具の安定した移動が確保されず、正確な切断作業を行う
ことができない。
【0016】本発明の第1目的は、被切断材上における
滑りを効果的に抑制して、被切断材上における安定した
切断基準位置を確保し、切断工具による正確な切断作業
を容易に行うことができる角度定規を提供することにあ
る。
【0017】本発明の第2目的は、切断工具と案内板と
の分離を防止して、切断工具による正確な切断作業を容
易に行うことができる角度定規を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した第1の課題を解
決するために、請求項1の本発明は、被切断材の一辺に
沿う基準面(2a)を有する基準板(B1)と、前記基
準板(B1)に軸支され、切断工具を沿わせるための案
内面(4a)を有し、前記被切断材上に載置される案内
板(G1、G2)とを具備する角度定規において、前記
案内板(G1、G2)の前記被切断材と接触する面に滑
り止め部(3b、7)が設けられていることを特徴とす
る。
【0019】請求項2の本発明は、請求項1の角度定規
において、前記滑り止め部(3b)は、前記案内板(G
1)の前記被切断材と接触する前記面に滑り止め加工を
施すことによって形成されていることを特徴とする。
【0020】請求項3の本発明は、請求項1の角度定規
において、前記滑り止め部は、前記案内板(G2)の前
記被切断材と接触する前記面上に取り付けられた柔軟性
シート(7)からなることを特徴とする。
【0021】上述した第2の課題を解決するために、請
求項4の本発明は、被切断材の一辺に沿う基準面(2
a)を有する基準板(B1)と、前記基準板(B1)に
軸支され、切断工具を沿わせるための案内面(4a)を
有し、前記被切断材上に載置される案内板(G1)とを
具備する角度定規において、前記案内面(4a)は、前
記案内板(G1)の側縁に設けられた起立壁(4)の一
方の面に形成されており、そして、前記切断工具に着脱
可能に取り付けられ、前記起立壁(4)を摺動可能に受
け入れるための案内溝(8a)を有する保持手段(R)
が設けられていることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る角度定規を、図1及び図2を参照して詳述する。
【0023】本発明の第1実施形態に係る角度定規S1
は、基準板B1と、案内板G1と、連結ピン6と、ロッ
ク手段L1とから構成される。
【0024】基準板B1は、長さ方向における一端部に
連結孔1aを有し、更に、この連結孔1aの近傍にロッ
ク手段取り付け部分1bを有する基準板本体1と、この
基準板本体1の幅方向における一方の側縁に設けられた
基準面2aを有する起立壁2とから構成される。基準板
B1としては、通常、薄板鋼板が使用されるが、特に、
これに限定されるものではなく、所定の強度、硬度及び
剛性を有していれば如何なる材料でもよく、例えば、合
成樹脂から基準板B1を形成してもよい。
【0025】案内板G1は、案内板本体3と、その幅方
向における一方の側縁に設けられた案内面4aを有する
起立壁4とから構成される。案内板本体3は、長さ方向
における一方の側から他方の側に向かって順次幅が増大
するように形成され、この幅が増大した部分に円弧状孔
3aが形成されている。また、この円弧状孔3aに対応
する円の中心の位置には、連結孔(図示せず)が形成さ
れている。この連結孔は、円弧状孔3aと起立壁4との
間に位置している。案内板G1としては、通常、薄板鋼
板が使用されるが、特に、これに限定されるものではな
く、所定の強度、硬度及び剛性を有していれば如何なる
材料でもよく、例えば、合成樹脂から案内板G1を形成
してもよい。
【0026】上述した案内板本体3の下面、即ち、被切
断材と接触する面には、その全面に亘って滑り止め部3
bが設けられている。この滑り止め部3bは、図2から
明らかなように、多数の平行な微細突条からなってお
り、これは、被切断材と接触する面に滑り止め加工とし
てのローレット加工を施すことによって得られる。これ
らの微細突条は、図1に示すように、案内板本体3の長
さ方向に伸びている。
【0027】滑り止め部3bは、上述した多数の平行な
微細突条に限定されるものではなく、被切断材との摩擦
抵抗を増加させることができるものであれば、その形態
は任意であり、例えば、格子状に形成されるものでもよ
い。又、案内板本体3の下面に、例えば、金属微粒子を
溶射したり、ショットブラスト加工を施して、滑り止め
部3bを形成してもよい。
【0028】連結ピン6は、案内板G1を基準板B1に
回動可能に連結する。即ち、上述した基準板B1は、そ
の連結孔1aを案内板G1の連結孔に合わせるようにし
て、案内板G1の上に載置され、連結ピン6は、基準板
B1の連結孔と案内板G1の連結孔とを貫通している。
このような連結状態において、基準板B1の起立壁2
と、案内板G1の起立壁4とは相互に反対方向に突出し
ている。
【0029】ロック手段L1は、回り止め形状付きねじ
(図示せず)と、このねじに螺合する摘み5を一体に形
成したナット(図示せず)とから構成される。このねじ
は、案内板G1の円弧状孔3aを貫通し、更に、基準板
B1のロック手段取り付け部分1bを貫通している。こ
のようにしてロック取り付け部分1bを貫通した回り止
め形状付きねじの先端にナットが取り付けられている。
【0030】従って、ロック手段L1の摘み5を時計方
向に回転させれば、ねじ部の締め付けに起因して、案内
板G1が基準板B1に押し付けられ、従って、案内板G
1が基準板B1にロックされる。ロック手段L1の摘み
5を反時計方向に回転させれば、ねじ部の緩みに起因し
て、基準板B1に付与される押圧が解除され、基準板B
1に対する案内板G1の回動角度が変更可能になる。
【0031】上述した角度定規S1においては、ロック
手段L1を操作して、基準板B1に対する案内板G1の
所望の角度を設定した後、起立壁2を下向きにして、そ
の基準面2aを、被切断材の端面に当接させる。このと
き、案内板G1の下面は、被切断材の上面に載置され
る。このような状態で、起立壁4の案内面4aに沿っ
て、切断工具、例えば、丸鋸を移動させ、正確な切断が
可能になる。
【0032】上述した切断作業中において、案内板G1
の下面に設けられた滑り止め部3bは、被切断材に対す
る案内板G1の摩擦抵抗を増加させ、これによって、被
切断材上における安定した切断基準位置が確保される。
従って、角度定規を被切断材上に著しく大きい力で押圧
する必要がなく、作業者の労力を軽減して、正確な切断
作業が可能になる。
【0033】次に、本発明の第2実施形態に係る角度定
規を、図3及び図4を参照して詳述する。
【0034】本発明の第2実施形態に係る角度定規S2
は、基準板B1と、案内板G2と、連結ピン6と、ロッ
ク手段L1とから構成される。ここで、基準板B1、連
結ピン6及びロック手段L1は、第1実施形態に係る角
度定規S1におけるこれらと同一であるため、これらの
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0035】案内板G2は、その下面に滑り止め部とし
ての柔軟性シート7が取り付けられていることを除き、
本発明の第1実施形態における案内板G1と同一であ
る。従って、同一の構成要素に同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0036】滑り止め部としての柔軟性シート7は、軟
質合成ゴム、軟質合成樹脂等の大きい摩擦係数を有する
材料から成形され、案内板G2の下面に部分的に設けら
れている。即ち、柔軟性シート7は、案内板本体3の下
面において、円弧状孔3aが形成された側のほぼ半分の
部分を除く他の半分の部分(図3において、上半部)に
接着剤を用いて貼り付けられている。特に、図3から明
らかなように、案内板G2に対して基準板B1が回動可
能であるが、柔軟性シート7は、基準板B1の回動を妨
げることはない。従って、図3において、基準板B1の
案内板G2に対する上方への回動限界位置において、基
準板B1の基準面2aは、案内板G2の案内面4aに対
して傾斜した状態に置かれるが、このような状態におい
ても、柔軟性シート7が基準板B1に接触しないよう
に、この柔軟性シート7は、傾斜した状態における上記
基準面2aと実質的に平行な傾斜境界線7aを有してい
る。
【0037】勿論、基準板B1の回動を妨げるものでな
ければ、案内板本体3の下面において、円弧状孔3aが
形成された側の部分に別の柔軟性シートを接着剤を用い
て貼り付けてもよい。
【0038】柔軟性シート7を案内板G2に固定する手
段としては、上述した接着以外に、柔軟性シート7を案
内板G2に焼き付けてもよい。
【0039】上述した第2実施形態に係る角度定規S2
においても、第1実施形態に係る角度定規S1と同一の
効果が得られる。更に、この角度定規S2によれば、柔
軟性シート7は、被切断材に対する案内板G2の摩擦抵
抗を増加させることのみならず、角度定規S2を被切断
材上に載置する際に発生する虞のある疵を未然に防止す
ることができる。
【0040】次に、本発明の改良された角度定規を図5
及び図6を参照して詳述する。
【0041】本発明の改良された角度定規は、上述した
第1実施形態に係る角度定規S1と、切断工具CTにお
けるベースBの起立壁Baを、角度定規S1における案
内板G1の起立壁4に摺動可能に連結するための保持手
段Rとの組合せによって構成される。
【0042】保持手段Rは、倒U字状の横断面を有して
細長い帯状に形成されたリテーナ本体8と、このリテー
ナ本体8の一方の側面においてその長さ方向に相互に間
隔をあけて設けられた一対の固定部材9、9とから構成
される。
【0043】即ち、リテーナ本体8は、立壁部8cと立
壁部8dにより画成され、下向きに開放された案内溝8
aを有しており、この案内溝8a内に、角度定規S1に
おける案内板G1の起立壁4が摺動可能に挿入される。
【0044】固定部材9、9の各々は、取り付け片9a
と、固定ねじ10とから構成される。取り付け片9a
は、リテーナ本体8の上端から略L字状に折曲して形成
され、リテーナ本体8における上記一方の側面の外側に
下向きに開放された挿入溝9bを形成している。固定ね
じ10は、先端がリテーナ本体8側に向けられるように
して、取り付け片9aにねじ込まている。
【0045】尚、リテーナ本体8の他方の側面におい
て、その長さ方向における両端部には、外側に折り曲げ
られた案内舌片8b、8bが設けられており、案内溝8
a内への案内板G1の起立壁4の挿入を容易にすると共
に、保持手段Rの起立壁4に沿った移動を容易にしてい
る。
【0046】次に、上述した保持手段Rの使用方法を以
下に説明する。
【0047】先ず、保持手段Rにおける固定ねじ10、
10をそれぞれ緩め、固定部材9、9の各々の挿入溝9
b内に十分なスペースを確保する。このような状態で、
切断工具CTにおけるベースBの起立壁Baを上記挿入
溝9b内に挿入する。次いで、固定ねじ10、10をそ
れぞれ締め付けて保持手段Rをこの起立壁Baに固定す
る。
【0048】次いで、角度定規S1においては、ロック
手段L1を操作して、基準板B1に対する案内板G1の
所望の角度を設定した後、起立壁2を下向きにして、そ
の基準面2aを、被切断材の端面に当接させる。このと
き、案内板G1の下面は、被切断材の上面に載置され、
そして、案内板G1の起立壁4は、上向きに突出する。
【0049】次いで、切断工具CTに固定された保持手
段Rの案内溝8a内に角度定規S1における案内板G1
の起立壁4を挿入する。このような状態で、切断工具、
例えば、丸鋸を上記起立壁4に沿って移動させて、切断
作業を行えばよい。
【0050】上述した切断作業の際、案内板G1の起立
壁4は、切断工具CTに固定された保持手段Rの案内溝
8a内に摺動可能に挿入されている。従って、角度定規
S1に対して、切断工具CTを起立壁4の突出方向に移
動させない限り、角度定規S1と切断工具CTとが分離
することはない。従って、先行技術におけるように、切
断工具CTを角度定規S1側に押圧しながら切断作業を
行う必要はなく、角度定規S1に対して、切断工具CT
が不適切に傾くことはない。
【0051】上述した保持手段Rは、第1実施形態に係
る角度定規S1と組み合わされたものとして説明した
が、第2実施形態に係る角度定規S2と組み合わせても
よく、更に、第1又は第2実施形態におけるような滑り
止め部が存在しない従来の角度定規と組み合わせて使用
してもよい。
【0052】尚、上述した保持手段Rは単一の部材とし
て説明したが、同一の構成を有する複数個の保持手段を
設けてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1の本発明によれば、案内板の被
切断材と接触する面に滑り止め部が設けられているの
で、被切断材上における滑りを効果的に抑制して、被切
断材上における安定した切断基準位置を確保し、切断工
具による正確な切断作業を容易に行うことができる。
【0054】本発明の角度定規において、請求項2に記
載したように、案内板の被切断材と接触する面に滑り止
め加工を施すことによって、上記滑り止め部を形成すれ
ば、滑り止め部を容易且つ安価に得ることができる。
【0055】本発明の角度定規において、請求項3に記
載したように、滑り止め部を、案内板の被切断材と接触
する面上に取り付けられた柔軟性シートから構成すれ
ば、被切断材を疵付けることがない。
【0056】又、請求項4の本発明によれば、案内面
を、案内板の側縁に設けられた起立壁の一方の面に形成
し、そして、切断工具に着脱可能に取り付けられ、起立
壁を摺動可能に受け入れるための案内溝を有する保持手
段が設けられているため、切断工具と案内板との分離を
防止して、切断工具による正確な切断作業を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る角度定規を示す底
面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】本発明の第2実施形態に係る角度定規を示す底
面図
【図4】図3に示した角度定規の側面図
【図5】本発明の改良された角度定規を示す平面図
【図6】図5のVI−VI線断面図
【図7】先行技術の角度定規を示す底面図
【符号の説明】
S1、S2 角度定規 B1 基準板 2a 基準面 G1、G2 案内板 3b、7 滑り止め部 4 起立壁 4a 案内面 R 保持手段 8a 案内溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材の一辺に沿う基準面を有する基
    準板と、前記基準板に軸支され、切断工具を沿わせるた
    めの案内面を有し、前記被切断材上に載置される案内板
    とを具備する角度定規において、 前記案内板の前記被切断材と接触する面に滑り止め部が
    設けられていることを特徴とする角度定規。
  2. 【請求項2】 前記滑り止め部は、前記案内板の前記被
    切断材と接触する前記面に滑り止め加工を施すことによ
    って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    角度定規。
  3. 【請求項3】 前記滑り止め部は、前記案内板の前記被
    切断材と接触する前記面上に取り付けられた柔軟性シー
    トからなることを特徴とする請求項1に記載の角度定
    規。
  4. 【請求項4】 被切断材の一辺に沿う基準面を有する基
    準板と、前記基準板に軸支され、切断工具を沿わせるた
    めの案内面を有し、前記被切断材上に載置される案内板
    とを具備する角度定規において、 前記案内面は、前記案内板の側縁に設けられた起立壁の
    一方の面に形成されており、そして、 前記切断工具に着脱可能に取り付けられ、前記起立壁を
    摺動可能に受け入れるための案内溝を有する保持手段が
    設けられていることを特徴とする角度定規。
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