JP2002051669A - 疑似餌 - Google Patents

疑似餌

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JP2002051669A
JP2002051669A JP2000242600A JP2000242600A JP2002051669A JP 2002051669 A JP2002051669 A JP 2002051669A JP 2000242600 A JP2000242600 A JP 2000242600A JP 2000242600 A JP2000242600 A JP 2000242600A JP 2002051669 A JP2002051669 A JP 2002051669A
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bait
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Kinya Hashimoto
欣也 橋本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 疑似餌の表面が硬質であると、魚が疑似餌に
食らいついたときに弾かれたり、食い付いた瞬時に偽物
と判断されやすくなる。以来の技術の軟質樹脂を使った
疑似餌では機能的な面で問題があった。 【解決手段】本願発明の疑似餌1は硬質の補強心材に対
して軟質樹脂を被覆して皮膜を構成するとともに疑似餌
本体の外面適所に糸掛部47と針掛部44を補強心材に
設置したことを特徴としている。被覆材に使用される軟
質素材としては、軟質で柔軟性があり、尚且つ耐候性や
耐久性、復元力に優れるとともに、磨耗疲労に強い素材
が望ましい。例えば該素材として、シリコンが最適であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、一般にルアーと
称されている疑似餌に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ルアーと称される疑似餌は水面近くを遊
泳させるものから、湖底及び海底近くを遊泳させるため
に水の比重より軽いものから、水より比重の大きな金属
類等を使用して構成される。当然ながら道糸を繋ぐ糸掛
部と釣り針を取り付ける針掛部を設ける必要があり、さ
らに以来から疑似餌本体のおもに前頭部にリップと称す
る抵抗板または水流を受ける形状を形成することが望ま
れる。(ルアー本体を泳がす動作を発生させるため)
【0003】以来から市販されている疑似餌(ルアー)
は強化プラスチック、樹木、軽量バルサ等の硬質素材で
形成されたものが多く、中でも量産、強度、生産コスト
等の理由でプラスチック製のものが多くを占めている。
【0004】又、以来から市販の疑似餌(ルアー)の中
にはワームと呼ばれる種類があり、塩化ビニールや軟質
ウレタン樹脂、ポリエチレンなどの軟質素材で魚や蛙、
ミミズ等の形状に成型したものなども散見される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに全体を硬質素材で形成した疑似餌、及び全体を軟質
素材で成形した疑似餌では、それぞれ次のような問題点
があった。
【0006】全体を硬質素材で成形した疑似餌の問題点 疑似餌が表面まで硬質であると、魚が疑似餌に食らいつ
いたときに弾かれたり、食い付いた瞬時に偽物と判断さ
れやすくなり、釣果が悪くなるのは必然である。疑似餌
が着水したときに、硬質素材独特の着水音が発生して、
近くにいる魚が驚いて逃げる恐れがある。尚、着水音を
軽減するための投下技術として、疑似餌が水面着水寸前
にサミングと呼ばれるスピード減速操作をおこなうがそ
の操作は面倒であるとともに熟練を要する。疑似餌には
その表面近接位置に釣針(フック)が自由状態で取付け
られており、疑似餌本体が水中で動くと釣針が疑似餌本
体表面に接触するようになる。このとき疑似餌本体表面
が硬質であると、釣針が胴体に接触することによって表
面の塗装が剥がれやすくなり、短期間で見栄えがわるく
なる。疑似餌が水中を泳ぐ際に硬質の表面に釣針が衝突
すると、魚本来の遊泳音にはない衝撃音が発生して釣果
に影響を与える。 また硬質表面の疑似餌では、水中で
の移動音が実際の魚の遊泳音とはことなり、それぞれの
音によって魚に警戒心を与える恐れがある。
【0007】全体を軟質樹脂で成形した疑似餌の問題点 硬質素材(例えば強化プラスチック、樹木、軽量バルサ
等)で疑似餌を成形する場合には、素材自体に浮力を有
するものであったり強化プラスチック製のように内部に
空洞部を設けることが容易である等の理由により浮力保
持の点ではさほど問題はないが、塩化ビニールや軟質樹
脂等の軟質素材単体を本体に使用した疑似餌では素材自
体には浮力が無いか、もしくは大きな浮力は望めないの
が普通である。しかも浮力保持の為の加工(例えば内部
を空洞にする)は製造技術の問題と素材自身の強度の問
題もあり現在ではこれらの理由により製造は困難とされ
ていた。軟質素材単体で作られたものでは、糸掛部や針
掛部等の強度を必要とする部材の形状又は取付けが面倒
であったり、しかもそれらの部材の取付け強度が弱くな
る。軟質素材製の疑似餌では、その本体頭部付近に抵抗
板(リップ)を設けるのが難しい。又、頭部の抵抗板に
替わるものとして、本体尾部付近に大面積の抵抗部を着
けてその抵抗部で水流を掴み本体に動きを生み出すよう
にしたものがあるが、これらは疑似餌を投げる際に空気
抵抗となり、飛距離が短くなるという欠点もある。これ
らの軟質樹脂単体では、当然のごとく重りを多めに搭載
して水面に浮くには浮力が大きくないために、事実上、
不可能であり使用用途が限定されるものである。以来か
ら軟質疑似餌として使用されている塩化ビニールや軟質
ウレタン樹脂のような素材では素材自体に射出成形の
際、顔料を混合して素材自体に練りこんで着色すること
は容易であるが、軟質成形品表面に塗装しようとして
も、塩化ビニール等の超軟質樹脂にはオイルが含まれて
おり、塗装の定着力が悪く以来の技術では、素材成形の
前の段階で顔料を練りこむ手法がとられている。このた
めに疑似餌の表面の着色方法は以来からかるワームと呼
ばれる表現方法に限られてしまう。
【0008】尚、以来から特殊なものとして前半分また
は頭部を強化プラスチックで成形し、中央部分から後部
を軟質素材で成形したもの、または軟質部分頭部に重り
となる部品と水流抵抗板(リップ)を一体化したものを
装着、及び埋め込んだものがある。頭部に重りを単体で
装着したり埋め込む手法をとっているものもみうけられ
る。これらは水中で動きを良くするために胴体を屈折自
在に結合させた構造ではあるが、重りを多く装着すると
沈むものしか対応できない欠点と、しかも遠投時に硬質
と軟質部分が屈折して空気抵抗が大きくなる。(飛距離
が出ない)とともに胴体が二分割、あるいは複数に分割
されているので、外見が魚の表面に似ていない、異色素
材のために表面の質感の違いも問題があった。
【0009】軟質素材自体の問題点 軟質素材には、塩化ビニール系、ポリエチレン等の様々
な樹脂がみうけられるが、素材自体を軟らかくするため
には、軟化剤を投入することにより素材自身の軟らかさ
はJIS−A規格の10値以下まで容易に硬度をさげる
のは可能でかるが、問題としてはオイルが含まれること
によりプラスチックと金属などと軟質樹脂を接着が困難
なことがある。このため現在までの多くの疑似餌は頭と
胴体の異色素材どうしの結合部分にストッパー部品を構
成したり、差込溝を設置する必要があり疑似餌本体の機
能として重りを設置するスペースや重りが移動するスペ
ースに制限が出てしまい機能的な面で劣ってしまう欠点
がある。また針取付け部分の設置にも以来の疑似餌と異
なる形状を用いたもので対応していた。一部特徴の物は
疑似餌頭部をプラスチック又は金属で形成し、その頭部
部品に軟質樹脂を被せて構成されるものも見受けられる
が、問題としては重りの設置と針掛部分の設置に問題が
あった。また以来の軟質素材では、接着が出来ない為に
二分割して成形しての接着方法も無理なために胴体の空
洞化が困難であり、重りの移動スペースを作ることも難
しいものである。当然軟質樹脂単体の使用では、強度も
問題である。
【0010】上記に示したとおり、軟質素材の多くには
オイル分を含んでおり、オイルせいで塗装も弾いてしま
ったり、素材に定着性が悪いので外部接触で直に剥がれ
てしまい疑似餌としての外見塗装に問題がある。色付け
の表現として素材に練りこむ手法は説明したがこの方法
は以来からのワームと呼ばれる種類の染色方法であり、
単色または数色を素材に練りこんだ手法の為に、表面に
グラディションや重ね塗りなどの微妙な色彩表現は困難
である。またプラグと呼ばれる(魚型など)は多彩な色
が要求されるものであり、外見上で表現力に制限があ
る。
【0011】軟質素材の多くに素材の硬度を下げる軟化
剤として過疎剤、DOP等の有害部質を含むものが多く
あり、これらの多くは水中で成分が溶け、環境に大きな
問題がある。また焼却時にもダイオキシン等の発生が塩
化ビニールでは問題となっている。
【0012】本願発明は上記した以来の各種問題点を改
善し得るようにした疑似餌を提供することを目的とする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。即ち
本願発明の疑似餌は硬質の補強心材に対して軟質樹脂を
被覆して皮膜を構成するとともに疑似餌本体の外面適所
に糸掛部と針掛部を補強心材に被覆させて形成したこと
を特徴としている。
【0014】疑似餌本体は使用目的(対象魚種)に応じ
て設定できるが、通常5〜14センチ程の全長に設定さ
れる。また疑似餌本体の形状としては疑似餌の外皮表面
の面積より10〜30%前後小さく設計し外皮となるシ
リコン部分を硬質材に被覆する構成である。又、この補
強心材は糸掛部や針掛部を設置するために鋼線やワイヤ
ーなどを取付ける溝を設置し、重りを設置するスペース
を持ち、重りは移動重心ができる溝をつけることが最適
である。
【0015】被覆材に使用される軟質素材としては、軟
質で柔軟性があり、尚且つ耐候性や耐久性、復元力に優
れるとともに、磨耗疲労に強い素材が望ましい。例えば
該素材として、シリコンが最適である。この被覆材は上
記補強心材の全体を被覆するように包んでもよいが、通
常使用される多くの疑似餌の形状にはリップと呼ばれる
水流抵抗板があり、この部分は釣りに使用中に岩等によ
く接触するために、耐久性を考慮して抵抗板を被覆材か
ら突出した形状にしてもよい。そして補強材(心材)に
皮膜材を被覆させた状態では、(疑似餌本体に釣針を付
けた状態)の比重が水の比重と同等かそれより小さくな
るように設定している。
【0016】補強心材自体にシリコンを被覆するために
は、当然の如くシリコン自体には接着性がなく、接着す
ることは困難であったか、発明者の試作により接着が可
能となった。接着性能は心材と軟質樹脂の接着引き裂き
強度を表記すると、せん断接着力MPa{kgf/c
m2}2,9{30}(接着面10×25mm シリコン厚み2m
m 引っ張り速度50mm/分)と素材の表面が接着面と素
材破壊に至る程の強固な接着力を持つ程に改良された。
【発明の実地形態】
【0017】以下、図1〜図6を参照して本願の実地形
態を説明すると、これらの疑似餌は硬質の心材図2の6
軟質素材からなる被覆材図1の3で被覆して疑似餌本体
を成形し、該疑似餌本体1の外面に糸掛部47と針掛部
44を露出させて構成している。
【0018】疑似餌本体1は細長い形状の魚に似せた流
線型に形成されている。又、この疑似餌本体1の長さは
対象魚によって異なるが、例えば5〜14センチ程度の
範囲に多くは設定されている。
【0019】補強心材4/6/13/34/40は強化
プラスチック等で構成され、軟質皮膜3/30/32/
41を全体に被覆して一体形成されており、糸掛部47
/7/28/31針掛部44/23/21/36を設定
して水流抵抗板5/8/26を構成している。
【0020】補強心材4/6/13/34/40の前頭
部には、その全部寄り下面に下斜め前方に伸びる抵抗板
5/8/26/が一体成形されている。この抵抗板は疑
似餌を水中、水面で引き寄せたときに疑似餌本体(特に
尾部と全体の左右の回転)を振らせて魚本来の遊泳状態
を現出させるためのものである。又、心材2/6/13
/34/40の全体各部には心材を左右で合体させると
きの位置決め用となる突起25/27/14/20/2
9が一体形成されている。
【0021】皮膜材3/30/32/41は軟質素材で
形成されているが、この実施形態では、軟質被覆素材と
してシリコンが使用されている。このシリコンは硬さは
JIS−A10からJIS−A70の範囲の硬さを設定
できるとともに、伸び率は250%〜400%程度のか
なり軟らかいものであり、さらに素材自体の比重は0,
98〜1,18の範囲で設定でき、真水、海水の比重に
合わせた設計が特徴をもっている。またこの素材は水分
吸収率が極めて低く、水中でも劣化しない特性を持ち魚
類の体内にはいっても自然と排出され悪影響を与えな
い。当然人体に対しても安全な組成をもっている。糸掛
部47/28/31は鋼線22の一部をリング状にして
頭部前部から露出させ、針掛部44/23は長さ方向中
間部の下部に1つと尾部に1つの合計2つ露出させてい
る。 尚、中間の針掛部44/23は鋼線22をU形に
曲げて擬似餌心材下部から下方向に設置している。
【0022】疑似餌本体1中には、糸掛部や針掛部を構
成するための鋼線22を貫通状態で埋没されている。図
1の実施形態では糸掛(図2の10)の下面の穴9から
下方向に露出させ、尾部の針掛部11/21/36は鋼
線22をリング状に曲げ、尾部後方の設置穴12にから
後方に露出させている。そしてこの疑似餌の使用時には
糸掛部に道糸の先端が結束され、各針掛部44には図1
に示すように錨針状の釣針45/46が取付けられてい
る。
【0023】被覆材3/30/32/41の内部には、
前後方向に長い密閉状の空洞部24/17/19/37
/38が設置されており該空洞部内に鋼球からなる重り
15/16/33を移動自在に収容している。この実施
形態では重りは2個収容しているが、他の実地形態は1
個でもよい又、この空洞部24/17/19/37/3
8の容積及び重りの重量は釣針を含む疑似餌全体の比重
が水または海水の比重と同等かそれより小さくなるよう
に設計される。一部の仕様のものでは、重りを移動自在
にした機能は例えば実開昭63−20766号公報で示
されるように公示である。
【0024】本願各実施形態の疑似餌では次のような機
能と効果を有している。
【0025】疑似餌本体の表面における大部分の面積が
軟質の透明被覆材3/30/32/41で被覆されてい
るので、本物の魚の質感を表現でき、魚がこの疑似餌に
食い付いたときの違和感を大幅に軽減させることができ
る。
【0026】補強心材図2の6が強化プラスチックで成
形され、その水流抵抗板8を外部に露出させる構造とな
っているので疑似餌本体1の頭部に一体成形ができ大部
分の面積を軟質素材で形成したものでも、抵抗板を簡単
に設置でき強度と耐久性も両立することが出来る。
【0027】疑似餌本体1の大部分の面積が軟質の皮膜
材で被覆されているのでこの疑似餌が着水したときにの
着水音を穏やかにすることができるとともに、水中で移
動したときの移動音も実際の魚の遊泳音に近づけること
ができ、近くにいる魚に対して音による悪影響を少なく
できる。
【0028】疑似餌を水中で引っ張ると、釣針(フッ
ク)45/46が疑似餌本体1の表面に衝突するように
なるが、釣針は軟質の被覆材に接触するのでその時の接
触音(衝撃音)はほとんど発生せず、硬質疑似餌の場合
のように釣針の接触音によって魚に警戒心を与えるとい
う問題が生じない。
【0029】図4に記載されている通り、シリコンの比
重を海水、または真水と同じ比重にすることにより、大
気中では8グラムの重りとなりこのシリコン部分は水中
に入ることにより、疑似餌自体の浮力を下げる作用はな
く、水と同調される重さになっている。 このために同
じ大きさ及び同じ比重の疑似餌と比べても疑似餌全体の
重量を重くすることができ、遠投時の距離を長くでき
る。
【0030】大部分の面積を軟質の樹脂で形成している
が糸掛部や針掛部の強度は軟質素材のみで成形した疑似
餌のように取付け部や水流抵抗板の設置に問題が無い構
造をもっている。
【発明の効果】
【0031】本願請求項に記載した発明の疑似餌では、
次のような効果がある。
【0032】疑似餌本体1の大部分の面積が軟質の透明
被覆材で形成されているので、本物の魚の質感を出せる
ことができ、魚がこの疑似餌に食らいついた時の違和感
を大幅に軽減させることが出来る。
【0033】疑似餌本体1の大部分の面積が軟質の透明
被覆材で形成されているので、この疑似餌が着水したと
きの着水音を穏やかにすることができるとともに、水中
で移動させたときの移動音も実際の魚の遊泳音に近づけ
ることができ近くにいる魚に対して音による悪影響を少
なくできる。
【0034】疑似餌を水中で引っ張ると、釣針が疑似餌
本体の表面に衝突するようになるが、各前後の釣針は軟
質の被覆材に接触するのでその時の衝撃音はほとんど発
生せず、硬質疑似餌のように釣針の接触音によって魚に
警戒心を与えるという問題が生じない。また接触面が軟
質な為に釣針の先端の磨耗率の低下もあり、魚を釣るよ
り良い状態を長く保てる。
【0035】図4で詳細があるようにシリコンの比重は
海水と同じに設定でき、大気中では疑似餌本体の重量と
なり飛距離をかせぐ作用となり、水面に入った瞬時より
海水と同じ比重なので、疑似餌の浮力の妨げにならな
い。空気中では疑似餌の重りの作用となり、水中では同
一比重なので、水と同調して浮力に影響を与えない。ま
た水流抵抗板は内部心材図2の6の空気層の体積に対し
て比例して面積を設置しなければならないが、表皮には
軟質樹脂が被覆されているために全体の体積より小さな
抵抗板で泳ぎがだせる。要するに抵抗板の設置面積は一
回り小さい心材に対しての設計であり、疑似餌の表面の
流水力で出す泳ぎは表面の皮膜材の表面積からとなる。
そのために抵抗板が小さくても泳ぎが出せる設計がで
き、抵抗板が小さくなることは疑似餌を投げる際に空気
抵抗も軽減される。
【0036】疑似餌本体の大部分の面積を軟質の被覆材
で形成しているが、糸掛部や針掛部は内部の心材に埋没
されているために軟質素材だけで形成した疑似餌のよう
に糸掛、針掛部の設置が面倒であったり取付け強度が弱
くなったりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一実施形態の疑似餌の側面図である。
【図2】図1の被覆材を形成していない状態の心材であ
る。
【図3】図1の形態を割った断面図である。
【図4】各部素材別の重さと全体に占める重さからの割
合の詳細
【図5】図3のIIの断面図
【図6】図3の縦点線の断面図
【符号の説明】
1 疑似餌本体全体 2、6、13、34、40 硬質心材 3、30、32、41 軟質被覆樹脂 4 軟質材を被覆した状態の心材 6 心材を左右接着した状態で鋼線を埋没している状態 7、28、31、47 糸掛部 10、11、21、23、36、44 針掛部 5、8、26 水流抵抗板 9、12 針掛部の設置穴 14、29、25、27、20 位置決めピン 15、16、33、43 重り 17、24、19、37、38 空気層 18、39 溝きり仕切り板 22、35、42 鋼線 45、46 釣針

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質の心材 【図1】(2)を軟質素材からなる被覆樹脂 【図1】(3) で被覆して疑似餌本体 【図1】(1)を構成するとともに、前記疑似餌本体
    (1)の外面適所に糸掛部(47)と針掛部(44)を
    持ち、心材(4)内部に重りとなる構造と浮力となる空
    気層を形成したことを特徴とする疑似餌。
JP2000242600A 2000-08-10 2000-08-10 疑似餌 Pending JP2002051669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003101190A1 (fr) * 2002-05-31 2003-12-11 Duel Co., Inc. Appât de pêche

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003101190A1 (fr) * 2002-05-31 2003-12-11 Duel Co., Inc. Appât de pêche

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