JP3834369B2 - 疑似餌 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本願発明は、一般にルアーと称されている疑似餌に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
ルアーと称される疑似餌は、水面付近を遊泳させる必要から、疑似餌全体の比重を水の比重と同等かそれより小さくなるように設定している。又、この種の疑似餌には、当然ながら道糸を繋ぐ糸掛部と釣り針を取付ける針掛部を設ける必要があり、さらに従来から疑似餌本体の前部にリップと称する抵抗板(尾部を振らせるもの)を形成することが望まれている。
【0004】
ところで、従来から市販されている疑似餌は、強化プラスチック、硬質樹木、軽量バルサ等の硬質素材で成形されたものがほとんどであり、中でも量産、強度、生産コスト等の点で強化プラスチック製のものが大部分を占めている。
【0005】
又、従来から市販の疑似餌(ルアー)の中には、塩化ビニールや軟質ウレタン樹脂等の軟質素材で魚や蛙等の形状に成形したものも散見される。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上記したように全体を硬質素材で成形した疑似餌、及び全体を軟質素材で成形した疑似餌では、それぞれ次のような問題点があった。
【0007】
全体を硬質素材で成形した疑似餌の問題点
(1) 疑似餌が表面まで硬質であると、魚が疑似餌に食い付いたときに弾かれたり食い付いた瞬間に偽物と判断され易くなり、釣果が悪くなる。
(2) 疑似餌が着水したときに、硬質素材独特の着水音が発生し、近くにいる魚が驚いて散らばるおそれがある。尚、着水音を軽減するための投下技術として、疑似餌の着水寸前にサミングと呼ばれるスピード減衰操作を行う方法があるが、その操作は面倒であるとともに、熟練を要する。
(3) 疑似餌にはその表面近接位置に釣り針(フック)が自由状態で取付けられており、疑似餌本体が水中で動くと、釣り針が疑似餌本体表面に接触するようになる。このとき、疑似餌本体表面が硬質であると、釣り針の接触によって表面の塗装が剥がれ易くなり、短期間で見栄えが悪くなる。
(4) 硬質の表面に釣り針が衝突すると、魚本来の遊泳音にはない衝撃音が発生し、又、硬質表面の疑似餌では、水中での移動音が実際の魚の遊泳音と異なり、それぞれ音によって魚に警戒心を与えるおそれがある。
【0008】
全体を軟質材料で成形した疑似餌の問題点
(1) 硬質素材(例えば強化プラスチック、硬質樹木、軽量バルサ等)で疑似餌を成形する場合には、素材自体に浮力を有するものであったり、強化プラスチック製のように内部に空洞部を設けることが容易である、等の理由により、浮力付与の点ではさほど問題が生じないが、塩化ビニールや軟質ウレタン樹脂等の軟質素材製の疑似餌では、素材自体に浮力がなく、しかも浮力付与のための加工(例えば内部を空洞にする)が比較的面倒であった。
(2) 軟質素材だけのものでは、糸掛部や針掛部等の強度を必要とする部材の形成又は取付けが面倒であり、しかもそれらの部材の取付強度が弱くなる。
(3) 軟質素材製の疑似餌では、その本体頭部に抵抗板を設けるのが難しい。又、頭部の抵抗板に代わるものとして、本体尾部に大面積の抵抗部を設けて水中での動きを活発にし得るようにしたものがあるが、本体尾部に大面積の抵抗部を設けたものでは、遠投時に空気抵抗が大きくなって飛行距離が短くなる。
(4) 従来から軟質疑似餌用として使用されている塩化ビニールや軟質ウレタン樹脂のような素材では、素材自体に着色することは可能であるが、軟質成形品の表面に塗装しようとしても、特殊な塗料以外のものでは塗料の定着性が悪く、又特殊塗料では発色に制限があって表現力の乏しい塗装しかできなかった。
【0009】
尚、従来から、特殊なものとして、前半部分を強化プラスチックで成形し、後半部分を軟質素材で成形したものを、水中での動きを良くするために長さ方向中央部で屈曲自在に結合させた疑似餌が知られているが、この場合は、両者を結合させるための部品が必要であり、しかも遠投時に両者が屈曲して空気抵抗が大きくなる(飛距離が出ない)とともに、2分割されているので外観が魚の形状に似ない、等の問題があった。
【0010】
本願発明は、上記した従来の各種問題点を改善し得るようにした疑似餌を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。即ち、本願発明の疑似餌は、硬質の補強芯材を可撓性があり且つ軟質発泡浮力素材からなる被覆材で被覆して疑似餌本体を構成するとともに、該疑似餌本体の外面適所に糸掛部と針掛部とを補強芯材に連続させて形成している。
【0012】
疑似餌本体は、使用目的(対象魚種)に応じて適宜の大きさに設定できるが、通常、5〜14cm程度の長さに設定される。又、疑似餌本体の形状は、特に限定するものではないが、細長い流線形状のものが好ましい。
【0013】
補強芯材は、例えば強化プラスチックのような硬質材で成形されている。この補強芯材の形状としては、疑似餌頭部を構成する大径部分と疑似餌胴部内に埋設される細芯部とを一体成形したものが好ましい。又、この補強芯材には、糸掛部や針掛部等を形成するための鋼線を取付けるとよい。
【0014】
被覆材に使用される軟質発泡浮力素材としては、軟質(可撓性がある)で浮力があり、且つ耐候性や復元性に優れるとともに、摩擦疲労に強い材質が好ましい。例えば、該素材として、シリコンRTVゴムが好適である。この被覆材は、上記補強芯材の全体を被覆するようにしてもよいが、補強芯材として疑似餌頭部となる大径部分と細芯部とを一体成形したものを使用する場合には、補強芯材の頭部大径部分を露出させた状態で細芯部の回りに被覆材を被覆するようにしてもよい。そして、補強芯材に被覆材を被覆させた状態では、疑似餌全体(疑似餌本体に釣り針を付けたもの)の比重が水の比重と同等かそれより小さくなるように設定している。
【0015】
この種の疑似餌には、道糸を繋ぐ糸掛部や釣り針を取付ける針掛部等が必要であるが、本願の疑似餌では、該糸掛部や針掛部は、補強芯材部分に連結させた状態で取付けている。
【0016】
又、本願の疑似餌では、補強芯材は、疑似餌本体の頭部側から該疑似餌本体の全体長さの約半分程度に長さに設定している。
【0017】
補強芯材の尾部側端部には、屈曲自在なワイヤーを連結し、該ワイヤーの尾部側端部を疑似餌本体の尾部から外方に露出させて、該ワイヤー露出部分に別の針掛部を形成している。
【0018】
そして、本願の疑似餌は、ルアー引き時に疑似餌本体の尾部側が左右に振れたときに、該疑似餌本体の尾部側が頭部側に対して左右に屈曲振動するようにしている。
【発明の実施の形態】
【0019】
以下、図1を参照して本願実施形態の疑似餌を説明する。
【0020】
この実施形態の疑似餌は、硬質の補強芯材2を可撓性があり且つ軟質発泡浮力素材からなる被覆材3で被覆して疑似餌本体1を形成し、該疑似餌本体1の外面に糸掛部41と針掛部42を露出させて構成している。
【0021】
疑似餌本体1は、細長い形状の魚に似せた流線形に形成されている。又、この疑似餌本体1の全体長さは、対象魚種によって異なるが、例えば5〜14cm程度の範囲に設定されている。
【0022】
補強芯材2は、疑似餌本体1の頭部側から疑似餌本体の全体長さの約半分程度の長さに設定している。又、この補強芯材2は、強化プラスチック(例えばポリカーボネイト)製で、疑似餌頭部を構成する大径部分22と疑似餌胴部内に埋設される細芯部23とを一体成形して構成されている。尚、細芯部23は、大径部分22の下部寄り位置において尾部側に向けて延出させている。
【0023】
補強芯材2の大径部分22には、その前部寄り下面に下斜前方に伸びる抵抗板24が一体成形されている。この抵抗板24は、疑似餌を水中で引き寄せたときに疑似餌本体1(特に尾部側)を振らせて、魚本来の遊泳状態を現出させるためのものである。又、大径部分22の上部後端には、補強芯材2と被覆材3を合体させるときの位置決め用となる突起25が一体形成されている。
【0024】
被覆材3は、可撓性のある軟質発泡浮力素材で成形されているが、この実施形態では軟質発泡浮力素材としてシリコンRTVゴムが使用されている。尚、シリコンRTVゴムのRTVとは、Room Temperature Vulcanizingの略語であり、室温で硬化するという性質を有するものに使用される。このシリコンRTVゴムは、硬さがJIS−A10程度、伸び率が120%程度のかなり軟らかいものであり、さらに内部に無数の微小気泡を有していて比重が0.24程度となかりの浮揚力を有している。尚、この素材は、耐候性及び復元性に優れている。ところで、本願発明者は、被覆材3の素材として、性状の似ているプロロプレンゴムやネオプレンゴムの採用も検討したが、これらの素材は加熱圧縮によって成形されるものであり、成形時の膨張によって型抜きに難点がある。これに対して、上記シリコンRTVゴムでは、常温で硬化し、圧縮及び加熱成形が不要なので、金型による製造が可能で、しかも高精度の成形品が得られる。
【0025】
そして、この被覆材3は、補強芯材2に対して、その大径部分(頭部)22を露出させた状態で細芯部23の回り全体を被覆するとともに、尾部側に所定長さだけ一体に連続させている。尚、この被覆材3の尾部側後半部分(補強芯材2のない部分)は、左右に屈曲振動し得る程度の柔軟性を有している。
【0026】
補強芯材2中には、糸掛部41や針掛部42を形成するための鋼線4を貫通状態で埋設している。この実施形態では、糸掛部41は、鋼線4の一部をリング状にして頭部前面から露出させ、針掛部42は、細芯部23の後部寄り位置において鋼線4をU形に曲げて疑似餌本体1の下面の穴35から下方に露出させている。
【0027】
鋼線4の尾部側端部は、細芯部23の後端部から僅かに突出させており、該鋼線4の尾部側端部に連結部44を形成している。この連結部44には、屈曲自在なワイヤー(ステンレス製)43を連結している。このワイヤー43の尾部側端部は疑似餌本体1の尾部の穴36から外方に露出させている。このワイヤー43の露出部分には、別の針掛部45を形成している。尚、ワイヤー43は、ケブラー糸、ポリエチレン糸、ダイニマー糸等の強靭な糸に変更してもよい。
【0028】
被覆材3の内部には、前後方向に長い密閉状の空洞部11が形成されており、該空洞部11内に鋼球からなる重り12を移動自在に収容している。この実施形態では、重り12は2個収容しているが、他の実施形態では1個でもよい。又、この空洞部11の容積、及び重り12の重量(あるいは個数)は、釣り針5を含む疑似餌全体の比重が水の比重と同等かそれより小さくなるように設計される。尚、このように、空洞部11内で重り12を移動自在にした構造は、例えば実開昭63−20766号公報で示されるように公知である。尚、本願の疑似餌では、被覆材3自体に浮揚力を有しているので、上記空洞部11を設けない構造のものであっても、疑似餌本体1全体の比重を水の比重より小さくすることができる。
【0029】
空洞部11の前部には、磁石13を設置している。尚、空洞部11の前部に磁石13を設けることは、上記した実開昭63−20766号公報に記載されていて公知であり、その磁石13の機能の説明は省略する。
【0030】
補強芯材2及び被覆材3は、それぞれ左右に2分割した状態で成形しておき、それらをそれぞれ接着剤で接着することにより、疑似餌本体1に一体化できる。
【0031】
疑似餌本体1の表面1aには、実際の魚の表面に似せて塗装をすることが好ましいが、その場合、疑似餌本体1の表面1a(特に塗料が定着しにくい被覆材3の表面)にプライマーを塗布しておき、該プライマー上に塗装すると塗料の定着性が良好になる。又、疑似餌本体1の表面1aに塗装した後、その上から無色透明の保護剤で皮膜を形成するとよい。この保護剤としては、RTVシリコン(硬さがJIS−A30、伸び率が400%)が使用可能であり、該保護剤により、塗装面を保護するとともに、魚本来のもっているぬめり感や質感を現出させることができる。
【0032】
この疑似餌の使用時には、糸掛部41に道糸の先端が結束され、各針掛部42,45には錨針状の釣り針5,5が取付けられる。
【0033】
本願実施形態の疑似餌では、次のような機能を有している。
(a) 疑似餌本体1の表面における頭部を除く大部分の面積が軟質の被覆材3で形成されているので、本物の魚の質感を出させることができ、魚がこの疑似餌に食い付いたときの違和感を大幅に軽減させることができる。
(b) 疑似餌本体1の頭部となる前部は、補強芯材2の大径部分22がそのまま露出し、他方、頭部(22部分)以降の部分は軟質の被覆材3で被覆されているので、実際の魚(頭部は硬く胴部は軟らかい)と同様な形態となり、疑似餌をより一層本物の魚に似せることができる。
(c) 補強芯材2が強化プラスチックで成形され、その頭部(大径部分)22を外部に露出させる構造となっているので、疑似餌本体1の頭部に形成される抵抗板24を硬質の頭部22に一体成形でき、大部分の面積を軟質材で形成したものでも、抵抗板24を簡単に形成することができる。
(d) 疑似餌本体1の大部分の面積が軟質の被覆材3で被覆されているので、この疑似餌が着水したときの着水音を穏やかにすることができるとともに、水中で移動させたときの移動音も実際の魚の遊泳音に近づけることができ、近くにいる魚に対して音による悪影響を少なくできる。
(e) 疑似餌を水中で引っ張ると、釣り針(フック)5が疑似餌本体1の表面に衝突するようになるが、該釣り針5は軟質の被覆材3に接触するので、そのときの接触音(衝撃音)はほとんど発生せず、硬質疑似餌の場合のように釣り針の接触音によって魚に警戒心を与えるという問題が生じない。
(f) 疑似餌本体1内の空洞部11内に重り12を収容したものにおいて、被覆材3の素材自体に浮揚力を有しているので、その分、上記公知(実開昭63−20766号公報)の疑似餌の場合より重量の重い重りを採用することができる。従って、同じ大きさ及び同じ比重であっても疑似餌全体の重量を重くすることができ、その分、遠投時の飛距離を長くできる。
(g) 疑似餌本体1の大部分の面積を軟質の被覆材3で形成しているが、糸掛部41や針掛部42を硬質の補強芯材2に連続させて形成しているので、軟質材のみで形成した疑似餌のように該糸掛部41や針掛部42の取付けが面倒であったり取付強度が弱くなったりすることがない。
(h) 従来の軟質素材製の疑似餌では、素材自体に浮力がなく、しかも浮力付与のための加工(例えば内部に空洞部を設ける加工)をする必要があるが、本願では被覆材3の素材自体に浮揚力があるので、疑似餌本体1の大部分を軟質材で形成したものであっても、疑似餌本体1に特別に浮力付与の構造を設けないでおくこともできる。
(i) 軟質の被覆材3の表面に塗装するのに、該被覆材表面にプライマーを塗布した後、該プライマー上に塗装するようにしているので、塗料の定着性が良好となる。
(j) 疑似餌本体1の後半部分に硬質部分がなく、且つ被覆材3部分は軟質材で形成されていて可撓性を有している。従って、ルアー引き時において抵抗板24の機能によって疑似餌本体1の尾部側が左右に振れたときに、該疑似餌本体1の尾部側が頭部側に対して左右に屈曲振動するようになり、疑似餌の動きが実際の魚の遊泳形態により一層似るようになる。
【発明の効果】
【0034】
本願請求項1に記載した発明の疑似餌では、次のような効果がある。
(イ) 疑似餌本体1の大部分の面積が軟質の被覆材3で形成されているので、本物の魚の質感を出させることができ、魚がこの疑似餌に食い付いたときの違和感を大幅に軽減させることができる。
(ロ) 疑似餌本体1の大部分の面積が軟質の被覆材3で被覆されているので、この疑似餌が着水したときの着水音を穏やかにすることができるとともに、水中で移動させたときの移動音も実際の魚の遊泳音に近づけることができ、近くにいる魚に対して音による悪影響を少なくできる。
(ハ) 疑似餌を水中で引っ張ると、釣り針(フック)5が疑似餌本体1の表面に衝突するようになるが、該釣り針5は軟質の被覆材3に接触するので、そのときの接触音(衝撃音)はほとんど発生せず、硬質疑似餌の場合のように釣り針の接触音によって魚に警戒心を与えるという問題が生じない。
(ニ) 被覆材3の素材自体に浮揚力を有しているので、その分、疑似餌本体1を大きくすることなく疑似餌全体の重量を重くすることができ、それによって遠投時の飛距離を長くできる。
(ホ) 疑似餌本体1の大部分の面積を軟質の被覆材3で形成しているが、糸掛部41や針掛部42を硬質の補強芯材2に連続させて形成しているので、軟質材のみで形成した疑似餌のように該糸掛部41や針掛部42の取付けが面倒であったり取付強度が弱くなったりすることがない。
(ヘ) 疑似餌本体1の後半部分に硬質部分がなく、且つ被覆材3部分は軟質材で形成されていて可撓性を有している。従って、ルアー引き時において疑似餌本体1の尾部側が左右に振れたときに、該疑似餌本体1の尾部側が頭部側に対して左右に屈曲振動するようになり、疑似餌の動きが実際の魚の遊泳形態により一層似るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願実施形態の疑似餌の縦断面図である。
【符号の説明】
1は疑似餌本体、2は補強芯材、3は被覆材、4は鋼線、5は釣り針、11は空洞部、12は重り、24は抵抗板、41は糸掛部、42は針掛部、43はワイヤー、45は針掛部である。
Claims (1)
- 硬質の補強芯材(2)を可撓性があり且つ軟質発泡浮力素材からなる被覆材(3)で被覆して疑似餌本体(1)を構成し、該疑似餌本体(1)の外面適所に糸掛部(41)と針掛部(42)とを前記補強芯材(2)に連続させて形成している一方、 前記補強芯材(2)は、前記疑似餌本体(1)の頭部側から該疑似餌本体(1)の全体長さの約半分程度の長さに設定し、
前記補強芯材(2)の尾部側端部に屈曲自在なワイヤー(43)を連結し、該ワイヤー(43)の尾部側端部を疑似餌本体(1)の尾部から外方に露出させて、該ワイヤー露出部分に別の針掛部(45)を形成しているとともに、
ルアー引き時に前記疑似餌本体(1)の尾部側が左右に振れたときに、該疑似餌本体(1)の尾部側が頭部側に対して左右に屈曲振動するようにしている、
ことを特徴とする疑似餌。
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JP34994296A Expired - Fee Related JP3834369B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 疑似餌 |
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