JP2002051543A - リンギングチョークコンバータ - Google Patents

リンギングチョークコンバータ

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JP2002051543A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流入力遮断時に、リンギングチョークコン
バータのスイッチング素子の発振を速やかに停止させ、
該素子の破損を防止する。 【構成】 コンバータトランスの1次側に全波整流回路
と、第1の平滑コンデンサと、スイッチング素子(FE
T)と、制御回路とを備え、上記制御回路に第1のNP
Nトランジスタ(以下、NPNトランジスタはQ、コレ
クタはC、ベースはB、エミッタはEと略記する。)の
Bを接続し、該QのCと第2のQのCとをスイッチング
素子(FET)のゲートに接続するとともに、第1およ
び第2のQのE同士を接続し、ついで、第2のQのBと
第3のQのCを接続してなるリンギングチョークコンバ
ータにおいて、第3のQのEと第4のQのCを接続し、
全波整流回路の入力側と第4のQのBとを入力電圧検出
回路で接続し、第4のQのB・E間に第2の平滑コンデ
ンサと第1の抵抗との平滑回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンギングチョー
クコンバータ回路に関するものであり、交流電源1から
の入力遮断時にスイッチング素子(FET)5を保護す
るとともに出力保持時間の差を少なくした回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来より用いられているリンギ
ングチョークコンバータの回路図であり、交流入力遮断
時のスイッチング素子(FET)5の保護および出力保
持時間の設定を行うもので、交流入力を遮断すると平滑
コンデンサ3の電圧が下がり、ツェナーダイオード10
がオフすると第3のNPNトランジスタ9がオフして第
2のNPNトランジスタ8がオンとなり、スイッチング
素子(FET)5のゲート・ソース間を短絡状態にする
ためスイッチング素子(FET)5の発振が停止し、出
力への電力の供給を停止することで出力保持時間が設定
される。また、第1の平滑コンデンサ3の電圧が低くな
ると、スイッチング素子(FET)5に流れる電流が増
加して、コンバータトランス4の飽和領域で破損してし
まうので、これをスイッチング素子(FET)5の発振
停止により防止している。ところが、上記のリンギング
チョークコンバータ回路においては、スイッチング素子
(FET)5を保護するため出力保持時間を設定しよう
とするとき、出力の負荷電流によって、交流入力遮断か
らスイッチング素子(FET)5の発振停止までの時間
に大きな差が生じるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題があ
ったため、出力の負荷電流に差があっても、交流入力遮
断からスイッチング素子(FET)5の発振停止までの
時間の差を少なくするとともに、速やかに発振停止させ
ることができる回路構成が要求されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、図1のように、第1の平滑コンデンサ
3の電圧を検出して作動する第3のNPNトランジスタ
9と交流入力の電圧を検出して作動する第4のNPNト
ランジスタ22をOR接続することにより、スイッチン
グ素子(FET)5の発振停止時間の差を少なくすると
共にスイッチング素子(FET)5の破損を防止しよう
とするものである。すなわち、コンバータトランス4の
1次側に全波整流回路2と、第1の平滑コンデンサ3
と、スイッチング素子(FET)5と、制御回路7とを
備え、上記制御回路7に第1のNPNトランジスタ6の
ベースを接続し、該トランジスタ6のコレクタと第2の
NPNトランジスタ8のコレクタとをスイッチング素子
(FET)5のゲートに接続するとともに、第1および
第2のNPNトランジスタ6のエミッタ同士を接続し、
ついで、第2のNPNトランジスタ8のベースと第3の
NPNトランジスタ9のコレクタを接続してなるリンギ
ングチョークコンバータにおいて、第3のNPNトラン
ジスタ9のエミッタと第4のNPNトランジスタ22の
コレクタを接続し、全波整流回路2の入力側と第4のN
PNトランジスタ22のベースとを入力電圧検出回路で
接続し、第4のNPNトランジスタ22のベース・エミ
ッタ間に第2の平滑コンデンサ27と第1の抵抗28と
の平滑回路を構成したことを特徴とするリンギングチョ
ークコンバータである。そして、上記の入力電圧検出回
路が、全波整流回路2の入力側に各々ダイオード23、
24を接続し、該ダイオード23、24と第2の抵抗2
5とツェナーダイオード26の直列回路に第4のNPN
トランジスタ22のベースを接続してなることを特徴と
するリンギングチョークコンバータである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示すリンギングチョークコ
ンバータにおいて、第3のNPNトランジスタ9のエミ
ッタと第4のNPNトランジスタ22のコレクタを接続
し、全波整流回路2の入力側と第4のNPNトランジス
タ22のベースとを入力電圧検出回路で接続し、第4の
NPNトランジスタ22のベース・エミッタ間に第2の
平滑コンデンサ27と第1の抵抗28との平滑回路を構
成する。そして、上記の入力電圧検出回路を、全波整流
回路2の入力側に各々ダイオード23、24を接続し、
該ダイオード23、24と第2の抵抗25とツェナーダ
イオード26の直列回路に第4のNPNトランジスタ2
2のベースを接続して構成する。本発明は、上記のよう
に構成されているので、低コストでスイッチング素子
(FET)5の発振停止までの時間の差を少なくし、か
つ早期に発振停止できるようにして回路の品質を高める
ことができる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例によるリンギングチ
ョークコンバータ回路の基本回路図であり、図2は従来
例による基本回路図である。また、図3は実施例の回路
の交流入力遮断時の入力コンデンサ3の電圧−時間特性
図であり、図4は従来例による特性図である。本発明の
動作原理は、交流電源1からの入力電圧を整流・平滑す
る第2の平滑コンデンサ27の電圧が交流入力の遮断に
よって低下すると、第4のNPNトランジスタ22がオ
フになり、第2のNPNトランジスタ8がオンしてスイ
ッチング素子(FET)5のゲート・ソース間が短絡状
態になり、発振を停止させるものである。ここで、第2
の平滑コンデンサ27の電圧は出力の負荷電流に無関係
であり、発振停止時間の差を小さくすることができる。
すなわち、図3と図4を比較すると明らかなように、実
施例のスイッチング素子(FET)5の発振を停止させ
る時の第1の平滑コンデンサ3の電圧Vは、従来例の
よりも第2の平滑コンデンサ27の電圧分だけ高く
なるので、第4のNPNトランジスタ22をオフにし、
第2のNPNトランジスタ8をオンにして、発振を停止
させる時間が早められることになる。また、図1の実施
例による回路は図3に示したとおり、重負荷時の第1の
平滑コンデンサ3の低下時間tが、第4のNPNトラ
ンジスタ22で決まる発振停止時間tより短い場合
(t<t)には、第3のNPNトランジスタ9によ
って時刻tで発振を停止させ、スイッチング素子(F
ET)5の破損を防止できる。
【0007】
【発明の効果】上記したように、本発明によるリンギン
グチョークコンバータ回路は、出力の負荷に差がある場
合でも、交流入力遮断からスイッチング素子(FET)
5の発振停止までの時間の差を少なくすることができ、
かつ、早期に発振停止させることができると共に、重負
荷時のスイッチング素子(FET)5の破損を速やかに
防止する効果があり、回路の保安機能を大幅に改善する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリンギングチョークコンバータの
回路図である。
【図2】従来のリンギングチョークコンバータの回路図
である。
【図3】図1の回路の交流入力遮断時の入力コンデンサ
3の電圧−時間特性図である。
【図4】図2の回路の交流入力遮断時の入力コンデンサ
3の電圧−時間特性図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 全波整流回路 3 第1の平滑コンデンサ 4 コンバータトランス 5 スイッチング素子(FET) 6 第1のNPNトランジスタ 7 制御回路 8 第2のNPNトランジスタ 9 第3のNPNトランジスタ 10 ツェナーダイオード 11、12、13、14 抵抗 15 コンデンサ 16 ダイオード 17 フォトカプラ 18 ダイオード 19 コンデンサ 20 出力電圧検出回路 21 負荷 22 第4のNPNトランジスタ 23 ダイオード 24 ダイオード 25 第2の抵抗 26 ツェナーダイオード 27 第2の平滑コンデンサ 28 第1の抵抗 V 交流入力遮断時までの入力コンデンサ3の電圧 V 本発明のリンギングチョークコンバータにおい
て、スイッチング素子(FET)5の発振が停止した時
の入力コンデンサ3の電圧 V 従来例のリンギングチョークコンバータにおい
て、スイッチング素子(FET)5の発振が停止した時
の入力コンデンサ3の電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンバータトランスの1次側に全波整流
    回路と、第1の平滑コンデンサと、スイッチング素子
    と、制御回路とを備え、上記制御回路に第1のNPNト
    ランジスタのベースを接続し、該トランジスタのコレク
    タと第2のNPNトランジスタのコレクタとをスイッチ
    ング素子に接続するとともに、第1および第2のNPN
    トランジスタのエミッタ同士を接続し、ついで、第2の
    NPNトランジスタのベースと第3のNPNトランジス
    タのコレクタを接続してなるリンギングチョークコンバ
    ータにおいて、 第3のNPNトランジスタのエミッタと第4のNPNト
    ランジスタのコレクタを接続し、全波整流回路の入力側
    と第4のNPNトランジスタのベースとを入力電圧検出
    回路で接続し、第4のNPNトランジスタのベース・エ
    ミッタ間に第2の平滑コンデンサと第1の抵抗との平滑
    回路を構成したことを特徴とするリンギングチョークコ
    ンバータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の入力電圧検出回路が、全
    波整流回路の入力側に各々ダイオードを接続し、該ダイ
    オードと第2の抵抗とツェナーダイオードの直列回路に
    第4のNPNトランジスタのベースを接続してなること
    を特徴とするリンギングチョークコンバータ。
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