JP2002051023A - データ放送装置 - Google Patents

データ放送装置

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JP2002051023A
JP2002051023A JP2001118435A JP2001118435A JP2002051023A JP 2002051023 A JP2002051023 A JP 2002051023A JP 2001118435 A JP2001118435 A JP 2001118435A JP 2001118435 A JP2001118435 A JP 2001118435A JP 2002051023 A JP2002051023 A JP 2002051023A
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純一 平位
Toshiya Mori
俊也 森
Akihiro Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラブルスライドなどの無意味なデータを放送
することなく視聴者への付加データの提供を即座に停止
することができる放送装置を提供する。 【解決手段】受信機においてメモリ上に取り込まれた後
で再生される付加データをカルーセル方式で繰り返し放
送する放送装置100であって、第1付加データ及び第
2付加データを記録している付加データ保持部103
と、受信機において第1付加データの再生を禁止すべき
であることを意味する禁止事象を入手する緊急用AVデ
ータ入手部102と、第1付加データと第2付加データ
とを繰り返し放送し、禁止事象が検出された場合に第1
付加データの放送を中断する送出制御部105、付加デ
ータ送出部107と、受信機に対して第1付加データの
放送が中断した時に第1付加データの再生をやめさせて
第2付加データを再生させる切り替え指示を放送する送
出制御部105、イベントメッセージ送出部108とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV番組用のデー
タとTV番組に関連する付加データとを多重して放送す
るデータ放送装置に関し、特に、優先度の高いTV番組
の割り込みが発生した場合などに、当該関連する付加デ
ータの受信装置における取り扱いを制御する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル放送においては、映像、
音声等の通常の番組データに、文字情報等の付加データ
が多重されて放送されている。通常、多重される付加デ
ータは、例えば5〜10秒程度の周期で、同じものある
いは更新されながら、番組データに繰り返し多重されて
放送されている。
【0003】このようなデータ放送装置は、特開平10
−313449に開示されている。付加データの放送方
法に関しては、DSM−CCデータカルーセル方式(以
下「カルーセル方式」と記す)という国際標準化されて
いる繰り返し送出する方式が最も一般的である。なお詳
細は、規格書「ISO/IEC 13818−6:In
formation Technology−Gene
ric Codingof Moving Pictur
es and Associated Audio: DS
M−CC」に記述されている)。カルーセル方式による
付加データの放送は、日本においてはBSデジタル放送
等で採用されている。なお詳細は、規格書「ARIB
STD−B24 デジタル放送におけるデータ放送符号
化方式と伝送方式」に記述されている。
【0004】このような付加データを繰り返し送出する
方式によれば、データ受信装置は付加データの必要な部
分のみを順次受信して利用することができるので、デー
タ受信装置は大容量のメモリを搭載しなくても膨大な情
報を利用することができるという利点がある。ここで、
カルーセル方式により番組に関連する付加データなどを
放送している時に、重大なニュース番組の割り込みが発
生したり、当該付加データに不適切な内容が含まれてい
ることが発覚したりすることにより、当該付加データの
視聴者への提供を即座に中止させたい場合がある。
【0005】しかしながら、このような場合にデータ放
送装置において当該付加データの放送を即座に止めたと
しても、データ受信装置においては当該付加データの視
聴者への提供が中止されるとは限らない。なぜなら、デ
ータ放送装置から放送された付加データは、データ受信
装置においてメモリ上に蓄積された後で再生されるの
で、付加データが受信できなくなった後でも、付加デー
タはメモリ上に残っている限り提供され続けるからであ
る。
【0006】また、付加データは他の付加データへリン
クを張ることができ、視聴者は再生している付加データ
中の他の付加データを示すボタン等をリモコン操作等に
より選択することで他の付加データにジャンプすること
ができる。なお詳細は、「ARIB STD−B24 デ
ジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」
規格書に記述されている。
【0007】ここで放送を止めた付加データへリンクが
張られているボタン等が別の付加データ中に存在したま
まであると、視聴者が当該ボタン等を選択した場合にデ
ータ受信装置においてエラーが発生してしまう。そこ
で、従来のデータ放送装置では、視聴者への提供を即座
に中止させたい付加データの放送に代えて、「しばらく
お待ち下さい」などのあまり意味のないメッセージを提
示するだけのトラブルスライドと呼ばれる付加データを
放送し、データ受信装置においてメモリ上に蓄積された
付加データを更新させることにより、当該付加データの
視聴者への提供を即座に中止させている(詳細な説明
は、特願平10−264647に記述されている)。
【0008】しかしながら、付加データの提供を即座に
中止させたいがために、あまり意味のないメッセージを
提示することは、視聴者にとっては甚だ迷惑な事であ
り、また、トラブルスライドを放送するための伝送帯域
も無駄である。本発明は、トラブルスライドなどの無意
味な付加データを放送することなく、視聴者への付加デ
ータの提供を即座に停止することができるデータ放送装
置、データ放送方法、データ放送プログラムを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るデータ放送装置は、受信機において受
信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生される放送デ
ータをカルーセル方式で繰り返し放送するデータ放送装
置であって、第1放送データ及び第2放送データを記録
している記録手段と、受信機において前記第1放送デー
タの再生を禁止すべきであることを意味する禁止事象を
検出する検出手段と、記録手段に記録されている第1放
送データと記録手段に記録されている第2放送データと
を繰り返し放送し、検出手段により前記禁止事象が検出
された場合に当該第1放送データの放送を中断する放送
手段と、受信機に対して前記第1放送データの放送が中
断した時に当該第1放送データの再生をやめさせて前記
第2放送データを再生させる切り替え指示を放送手段に
放送させる指示手段とを備える。
【0010】これによって、禁止事象を入手した場合に
第1放送データの放送を中断するだけでなく、受信機に
第1放送データの再生をやめさせて第2放送データを再
生させる切り替え指示を放送することができる。従っ
て、無意味な放送データを放送することなく、視聴者へ
の第1放送データの提供を即座に停止することができ
る。
【0011】上記目的を達成するために、本発明に係る
データ放送装置は、受信機において受信後一旦メモリ上
に取り込まれた後で再生される放送データをカルーセル
方式で繰り返し放送するデータ放送装置であって、第1
放送データ及び第2放送データを記録している記録手段
と、受信機において前記第1放送データの再生を禁止す
べきであることを意味する禁止事象を検出する検出手段
と、記録手段に記録されている第1放送データと記録手
段に記録されている第2放送データとを繰り返し放送
し、検出手段により前記禁止事象が検出された場合に当
該第1放送データの放送を中断する放送手段と、受信機
に対して前記第1放送データの放送が中断した時に前記
第2放送データの再生中に当該第2放送データの再生を
やめて前記第1放送データを再生することを禁止する切
り替え禁止指示を放送手段に放送させる指示手段とを備
える。
【0012】これによって、禁止事象を入手した場合に
第1放送データの放送を中断するだけでなく、受信機に
おいて第2放送データの再生中に第2放送データの再生
をやめて第1放送データを再生することを禁止する切り
替え禁止指示を放送することができる。従って、受信機
においては、第2放送データから第1放送データへの再
生の切り替えを即座に禁止することができる。
【0013】上記目的を達成するために、本発明に係る
データ放送装置は、番組データを継続的に放送し受信機
において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
れる付加データをカルーセル方式で繰り返し放送するデ
ータ放送装置であって、定常的に放送すべき番組データ
である定常番組データと当該定常番組データに関連する
付加データである関連データと当該定常データと関連し
ない付加データである非関連データとを記録している記
録手段と、受信機において前記定常番組データよりも優
先的に再生すべき優先番組データを入手する入手手段
と、記録手段に記録されている定常番組データを継続的
に放送し記録手段に記録されている関連データと非関連
データとを繰り返し放送し、入手手段により前記優先番
組データが入手された場合に当該定常番組データの放送
を中断して代わりに当該優先番組データを放送する放送
手段と、受信機に対して前記定常番組データの放送が中
断した時に前記関連データの再生をやめさせて前記非関
連データを再生させる切り替え指示を放送手段に放送さ
せる指示手段とを備える。
【0014】これによって、優先番組データを入手した
場合に、定常番組データの放送を中断して、代わりに優
先番組データを放送するだけでなく、受信機に関連デー
タの再生をやめさせて非関連データを再生させる切り替
え指示を放送することができる。従って、無意味な放送
データを放送することなく、視聴者への関連データの提
供を即座に停止することができる。
【0015】上記目的を達成するために、本発明に係る
データ放送装置は、番組データを継続的に放送し受信機
において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
データ放送装置であって、定常的に放送すべき番組デー
タである定常番組データと当該定常番組データに関連す
る付加データである関連データと当該定常データと関連
しない付加データである非関連データとを記録している
記録手段と、受信機において前記定常番組データよりも
優先的に再生すべき優先番組データを入手する入手手段
と、記録手段に記録されている定常番組データを継続的
に放送し記録手段に記録されている関連データと、非関
連データとを繰り返し放送し入手手段により前記優先番
組データが入手された場合に当該定常番組データの放送
を中断して代わりに当該優先番組データを放送する放送
手段と、受信機に対して前記定常番組データの放送が中
断した時に前記非関連データの再生中に当該非関連デー
タの再生をやめて前記関連データを再生することを禁止
する切り替え禁止指示を放送手段に放送させる指示手段
とを備える。
【0016】これによって、優先番組データを入手した
場合に、定常番組データの放送を中断して、代わりに優
先番組データを放送するだけでなく、受信機において非
関連データの再生をやめて関連データを再生することを
禁止する切り替え禁止指示を放送することができる。従
って、受信機においては、非関連データから関連データ
への再生の切り替えを即座に禁止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) <概要>本発明の実施の形態1に係る放送装置は、対象
付加データの受信装置による再生を即座に中止させるた
めに、対象付加データの代わりに他の付加データを再生
させる切り替え指示を放送するものである。
【0018】また当該放送装置は、切り替え指示を放送
すると同時に、他の付加データ中の対象付加データへ張
られたリンクを無効にする無効指示を放送する。また当
該放送装置は、対象付加データの受信装置による再生を
再開させるために、他の付加データの再生をやめさせて
対象付加データの再生を再開させる戻り指示を放送す
る。
【0019】また当該放送装置は、戻り指示を放送する
と同時に、他の付加データ中の対象付加データへ張られ
たリンクを有効にする有効指示を放送する。 <構成>図1は、実施の形態1に係る放送システムの構
成を示す図である。図1に示す放送システムは放送装置
100、及び、受信装置110から構成される。
【0020】なお、図1には受信されたデータ放送に基
づいて視聴者に対して番組やデータを提示するテレビ1
11を記載している。放送装置100は、AVデータ保
持部101、緊急用AVデータ入手部102、付加デー
タ保持部103、編成情報管理部104、送出制御部1
05、AV送出部106、付加データ送出部107、イ
ベントメッセージ送出部108、及び、多重化部109
を備える。
【0021】AVデータ保持部101は、例えば市販の
VTRやビデオサーバ等であり、番組用の映像データ及
び音声データ(以下「AVデータ」と記す)を保持す
る。図2は、AVデータ保持部101に保持されるAV
データの一例を示す図である。図2に示した「ドラマA
映像201」は、「ドラマA」という題名の番組で用い
られるAVデータである。
【0022】緊急用AVデータ入手部102は、例えば
災害警報や重大ニュースの速報などの、他の番組よりも
優先的に放送すべき緊急用AVデータを突発的に入手す
る。図3は、緊急用AVデータ入手部102により入手
される緊急用AVデータの一例を示す図である。図3に
示した「緊急映像301」は、事故の発生を知らせる緊
急用AVデータである。
【0023】付加データ保持部103は、例えば市販の
VTRやビデオサーバ等であり、送出する付加データを
保持する。ここで、付加データ保持部103が保持する
付加データは、番組に関連する情報の付加データである
関連データと、番組に関連しない情報の付加データであ
る非関連データとに分類される。図4、図5は、付加デ
ータ保持部103に保持される付加データの一例を示す
図である。
【0024】図4に示す「ドラマA付加データ401」
は、「ドラマA」という題名の番組(以下「ドラマA」
番組と記す)に関連する関連データである。ドラマA付
加データ401には、番組のロケ地を表すロケ地情報4
02、これまでのあらすじを表すあらすじ情報403な
どの番組「ドラマA」に関連する各種の詳細な情報が含
まれている。また、ボタン404は、別の付加データで
ある今日のニュースの非関連データへリンクが張られて
いるボタンであり、視聴者はボタン404をリモコン等
を用いて選択することにより、今日のニュースの非関連
データに表示を切り替えることができる。ここで表示領
域405には、番組「ドラマA」が表示される。
【0025】図5に示す「ニュース付加データ501」
は、番組に関連しない非関連データである。ニュース付
加データ501には、ニュースの見出し情報502や、
ニュースの内容503など、今日のニュースの情報その
ものが含まれている。また、ボタン504は、別の付加
データであるドラマの情報の関連データへリンクが張ら
れたボタンであり、視聴者はボタン504をリモコン等
を用いて選択することにより、ドラマの情報の関連デー
タに表示を切り替えることができる。ここで表示領域5
05には、番組「ドラマA」が表示される。
【0026】編成情報管理部104は、放送すべき番組
の編成情報を記録するメモリやHDDなどの記録媒体
と、編成担当者から放送すべき番組の編成情報の入力を
受けたり閲覧させる入出力端末とからなる。編成情報管
理部104には、例えば、放送開始時刻、放送終了時
刻、AVデータの名称、及び、付加データの名称等を対
応づけて管理する管理表が保持される。
【0027】送出制御部105は、時計を内蔵し、編成
情報管理部104により管理される編成情報を参照し
て、AV送出部106、付加データ送出部107、イベ
ントメッセージ送出部108、のそれぞれが動作すべき
タイミングを管理してそれぞれに対して指示を出し、装
置全体の動作を制御する。また送出制御部105は、編
成情報管理部104によって管理される管理表を参照す
ることにより、AV送出部106へ各番組の放送開始時
刻に当該番組のAVデータ名を渡して当該番組のAVデ
ータの送出開始を指示し、当該番組の放送終了時刻に当
該番組のAVデータの送出停止を指示し、さらに、付加
データ送出部107へ各付加データの放送開始時刻に当
該付加データの付加データ名を渡して当該付加データの
送出開始を指示し、当該付加データの放送終了時刻に当
該付加データの送出停止を指示する。
【0028】また送出制御部105は、緊急用AVデー
タ入手部102により緊急用AVデータが入手された場
合に、AV送出部106へ現在放送している番組のAV
データの放送を中断して当該緊急用AVデータを放送す
るように指示を出し、さらに、付加データ送出部107
へ放送を中断した番組に関連する関連データの送出を止
めるように指示を出し、さらに、イベントメッセージ送
出部108へ受信装置に対して当該関連データの再生を
やめさせて非関連データを再生させる切り替え指示を放
送するように指示を出し、さらに、非関連データに含ま
れている関連データへのリンクを無効にする無効指示を
放送するように指示を出す。
【0029】また送出制御部105は、緊急用AVデー
タの放送が終了した場合に、AV送出部106へ放送を
中断した番組のAVデータの放送を再開するように指示
を出し、さらに、付加データ送出部107へ放送を再開
した番組のAVデータに関連する関連データの送出を再
開するように指示を出し、さらに、イベントメッセージ
送出部108へ受信装置に対して非関連データの再生を
やめさせて関連データを再生させる戻し指示を放送する
ように指示を出し、さらに、非関連データに含まれてい
る関連データへのリンクを有効にする有効指示を放送す
るように指示を出す。
【0030】AV送出部106は、送出制御部105の
指示に従い、AVデータ保持部101に保持された番組
用のAVデータを読み出して、又は、緊急用AVデータ
入手部102により入手された緊急用AVデータを多重
化部109に渡す。付加データ送出部107は、送出制
御部105の指示に従い、付加データ保持部103に保
持された各付加データを読み出して多重化部109に渡
す。
【0031】イベントメッセージ送出部108は、送出
制御部105の指示に従い、イベントメッセージを生成
して多重化部109に渡す。ここでイベントメッセージ
とは、受信装置で動作中のアプリケーションソフトウェ
アに対して、放送装置が即座にあるいは指定した時刻に
特定のイベントを実行するように指示する為に用いられ
る、データ量の小さなメッセージ情報である。
【0032】ここでは、受信装置で動作しているアプリ
ケーションソフトウェアにおいて、メッセージIDに対
応するイベントを予め定義しておき、受信装置が受信す
るメッセージIDを含むイベントメッセージに基づい
て、例えば付加データを切り替えたり、他の付加データ
へのリンクを無効にするなどのイベントを実行すること
とする。
【0033】ここでメッセージIDとは、イベントメッ
セージ送出部108により生成されるイベントメッセー
ジの識別子である。上記のようなイベントの定義は、カ
ルーセルデータ中にスクリプト言語を用いてイベントの
処理内容を記述することにより実現できる。なお、イベ
ントメッセージについての詳細、およびスクリプト言語
の記述方法については、「ARIBSTD−B24 デ
ジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」
規格書に記述されている。
【0034】本実施の形態では、ドラマA付加データ4
01の再生をやめてニュース付加データ501を再生す
ること、ニュース付加データ501の再生をやめてドラ
マA付加データ401の再生を再開すること、ニュース
付加データ501に含まれているドラマA付加データ4
01へのリンクを無効にすること、及び、無効とされた
リンクを有効とすること等を、イベントメッセージ受信
時の受信装置の動作として予め定義しておく。
【0035】多重化部109は、AV送出部106から
渡される番組用のAVデータ又は緊急用AVデータ、付
加データ送出部107から渡される付加データ、イベン
トメッセージ送出部108から渡されるイベントメッセ
ージを多重化してデータストリームを生成し、受信装置
に向けて放送する。多重化部109は、一般のデジタル
衛星放送で使用されているトランスポートストリーム多
重化装置や、それと同等の働きをするソフトウェアで構
成することができる。
【0036】受信装置110は、放送装置100が放送
するデータストリームを受信して、当該データストリー
ムに多重されたAVデータの番組をテレビ111に表示
させ、当該データストリームに多重されたイベントメッ
セージの指示に応じて、番組に関する詳細な情報等の提
示切り替えの動作を行いつつ、当該データストリームに
多重された付加データに基づいて、当該情報等をテレビ
111に表示させる。
【0037】<動作>ここで、本発明の実施の形態1に
係る放送装置100における放送動作を説明する。図6
は、本発明の実施の形態1の放送装置100における送
信動作の一例を示す図である。
【0038】なおここでは、編成情報管理部104が管
理する管理表に基づいて、「ドラマA映像201」、
「ドラマA付加データ401」、及び、「ニュース付加
データ501」が多重されて放送されているものとす
る。 (1)緊急用AVデータ入手部102が、緊急用AVデ
ータを入手するまで待つ(ステップS1)。
【0039】ここでは時刻T1に「緊急映像301」を
入手するものとする。 (2)緊急用AVデータが入手された場合は、送出制御
部105が、AV送出部106に現在放送している番組
のAVデータの放送を中断して当該緊急用AVデータを
放送するように指示し、さらに、付加データ送出部10
7に放送を中断した番組のAVデータに関連する関連デ
ータの送出を止めるように指示し、さらに、イベントメ
ッセージ送出部108に受信装置に対して当該関連デー
タの再生をやめさせて非関連データを再生させる切り替
え指示を放送するように指示し、さらに、非関連データ
に含まれている関連データへのリンクを無効にする無効
指示を放送するように指示する(ステップS2)。
【0040】ここでは、送出制御部105が、AV送出
部106へ「ドラマA映像201」の放送を中断して
「緊急映像301」を放送するように指示を出し、さら
に、付加データ送出部107へ「ドラマA付加データ4
01」の送出を止めるように指示を出し、さらに、イベ
ントメッセージ送出部108へ受信装置に対して「ドラ
マA付加データ401」の再生をやめさせて「ニュース
付加データ501」を再生させる切り替え指示を放送す
るように指示を出し、さらに、「ニュース付加データ5
01」に含まれている「ドラマA付加データ401」へ
のリンクを無効にする無効指示を出す。
【0041】(3)AV送出部106が、送出制御部1
05の指示に従い、AVデータ保持部101に保持され
た番組用のAVデータの代わりに、緊急用AVデータ入
手部102により入手された緊急用AVデータを多重化
部109に渡す。また付加データ送出部107が、送出
制御部105の指示に従い、関連データの送出を止め
る。
【0042】またイベントメッセージ送出部108が、
送出制御部105の指示に従い、切り替え指示、及び、
無効指示を示す各イベントメッセージを生成して多重化
部109に渡す(ステップS3)。ここでは、AV送出
部106が「ドラマA映像201」の代わりに「緊急映
像301」を多重化部109に渡し、付加データ送出部
107が「ドラマA付加データ401」の送出を止め、
イベントメッセージ送出部108が「ドラマA付加デー
タ401」の再生をやめさせて「ニュース付加データ5
01」を再生させる切り替え指示、及び、「ニュース付
加データ501」に含まれている「ドラマA付加データ
401」へのリンクを無効にする無効指示を示す各イベ
ントメッセージを生成して多重化部109に渡す。
【0043】(4)多重化部109が、AV送出部10
6から渡される緊急用AVデータ、付加データ送出部1
07から渡される付加データ、イベントメッセージ送出
部108から渡されるイベントメッセージを多重化して
データストリームを生成し、受信装置に向けて放送する
(ステップS4)。ここでは、多重化部109が、「緊
急映像301」、「ニュース付加データ501」、及
び、各イベントメッセージを多重化してデータストリー
ムを生成する。
【0044】(5)緊急用AVデータの放送が終了する
まで待つ(ステップS5)。ここでは時刻T2に「緊急
映像301」の放送が終了するものとする。(6)緊急
用AVデータの放送が終了した場合に、送出制御部10
5が、AV送出部106に放送を中断した番組のAVデ
ータの放送を再開するように指示し、さらに、付加デー
タ送出部107に放送を再開した番組のAVデータに関
連する関連データの送出を再開するように指示し、さら
に、イベントメッセージ送出部108に受信装置に対し
て非関連データの再生をやめさせて関連データを再生さ
せる戻し指示を放送するように指示し、さらに、非関連
データに含まれている関連データへのリンクを有効にす
る有効指示を放送するように指示する(ステップS
6)。
【0045】ここでは、送出制御部105が、AV送出
部106へ「ドラマA映像201」の放送を再開するよ
うに指示を出し、付加データ送出部107へ「ドラマA
付加データ401」の送出を再開するように指示を出
し、イベントメッセージ送出部108へ受信装置に対し
て「ニュース付加データ501」の再生をやめさせて
「ドラマA付加データ401」を再生させる戻し指示を
放送するように指示を出し、さらに、「ニュース付加デ
ータ501」に含まれている「ドラマA付加データ40
1」へのリンクを有効にする有効指示を出す。
【0046】(7)AV送出部106が、送出制御部1
05の指示に従い、AVデータ保持部101に保持され
た番組用のAVデータを多重化部109に渡す。また付
加データ送出部107が、送出制御部105の指示に従
い、関連データの送出を再開する。またイベントメッセ
ージ送出部108が、送出制御部105の指示に従い、
戻し指示、及び、有効指示を示す各イベントメッセージ
を生成して多重化部109に渡す(ステップS7)。
【0047】ここでは、AV送出部106が「ドラマA
映像201」を多重化部109に渡し、付加データ送出
部107が「ドラマA付加データ401」の送出を再開
し、イベントメッセージ送出部108が「ニュース付加
データ501」の再生をやめさせて「ドラマA付加デー
タ401」を再生させる戻し指示、及び、「ニュース付
加データ501」に含まれている「ドラマA付加データ
401」へのリンクを有効にする有効指示を示す各イベ
ントメッセージを生成して多重化部109に渡す。
【0048】(8)多重化部109が、AV送出部10
6から渡される番組用のAVデータ、付加データ送出部
107から渡される付加データ、イベントメッセージ送
出部108から渡されるイベントメッセージを多重化し
てデータストリームを生成し、受信装置に向けて放送す
る(ステップS8)。ここでは、多重化部109が、
「ドラマA映像201」、「ドラマA付加データ40
1」、「ニュース付加データ501」、及び、各イベン
トメッセージを多重化してデータストリームを生成す
る。
【0049】<具体例>図7は、本発明の実施の形態1
の放送装置100が出力するデータストリームの具体例
を示す図である。図7に示すデータストリーム700
は、上段がAVデータのデータストリーム701、中段
が関連データのデータストリーム702、下段が非関連
データのデータストリーム703である。
【0050】図7に示す矢印710は時間軸であり、左
方向から右方向へ時間が経過することを表している。A
Vデータのデータストリーム701においては、時刻T
1以前に「ドラマA映像201」が送出され、時刻T1
から「緊急映像301」の送出が開始され、時刻T2か
ら再び「ドラマA映像201」の送出が再開されてい
る。
【0051】関連データのデータストリーム702にお
いては、時刻T1以前に「ドラマA付加データ401」
が送出され、時刻T1から「ドラマA付加データ40
1」の送出が中断され、時刻T2から再び「ドラマA付
加データ401」の送出が再開され、また時刻T1から
切り替え指示を示すイベントメッセージ704が送出さ
れている。
【0052】非関連データのデータストリーム703に
おいては、時刻T1、時刻T2に関係なく「ニュース付
加データ501」が送出され、また時刻T1から無効指
示を示すイベントメッセージ705が送出され、時刻T
2から戻り指示、及び有効指示を示すイベントメッセー
ジ706が送出されている。なお、図7においてイベン
トメッセージ704、705、706を取りこぼし防止
のため3回ずつ送出しているが、送出回数は任意の回数
でよい。
【0053】図8は、受信装置110が図7に示したよ
うなデータストリーム700を受信した際に、テレビ1
11に表示される画面の遷移の具体例を示した図であ
る。以下に、受信装置110がデータストリーム700
を受信した際の動作を図8に添って説明する。 (1)時刻T1以前においては、画面801に示すよう
に、受信装置110が、データストリーム700の受信
を開始し、AVデータのデータストリーム701の「ド
ラマA映像201」を右上の表示領域に表示させ、関連
データのデータストリーム702の「ドラマA付加デー
タ401」を左下のL字型の表示領域に表示させる。
【0054】(2)時刻T1においては、画面802に
示すように、受信装置110が、AVデータのデータス
トリーム701の「緊急映像301」を右上の表示領域
に表示させ、同時に、イベントメッセージ704を受信
して、非関連データのデータストリーム703の「ニュ
ース付加データ501」を左下のL字型の表示領域に表
示させ、イベントメッセージ705を受信して「ドラマ
A付加データ401」へのリンクのボタン504を無効
にし表示枠を点線にする。
【0055】(3)時刻T2においては、画面801に
示すように、受信装置110が、にAVデータのデータ
ストリーム701の「ドラマA映像201」を右上の表
示領域に表示させ、同時に、イベントメッセージ706
を受信して、関連データのデータストリーム702の
「ドラマA付加データ401」を左下のL字型の表示領
域に表示させ、「ドラマA付加データ401」へのリン
クを有効にする。
【0056】以上のように、本発明の実施の形態1の放
送装置によれば、緊急用AVデータの放送を突発的に開
始し今まで放送していた番組用のAVデータと関連デー
タの放送を中断する時に切り替え指示を放送することが
できるので、受信装置がこの切り替え指示を受信した時
に、即座に関連データの再生をやめて非関連データを再
生することができ、トラブルスライドなどの無意味な付
加データを放送することなく、視聴者への関連データの
提供を即座に停止することができる。
【0057】また、本発明の実施の形態1の放送装置に
よれば無効指示を放送することができるので、受信装置
がこの無効指示を受信したのちには非関連データから関
連データへ張られたリンクを無効にすることができ、視
聴者が関連データの再生を選択できないようにすること
ができる。また、本発明の実施の形態1の放送装置によ
れば、緊急用AVデータの放送が終了し番組用のAVデ
ータと関連データの放送を再開する時に戻り指示を放送
することができるので、受信装置がこの戻り指示を受信
した時に、即座に非関連データの再生をやめて関連デー
タの再生を再開することができ、視聴者への関連データ
の提供を即座に再開することができる。
【0058】また、本発明の実施の形態1の放送装置に
よれば有効指示を放送することができるので、受信装置
がこの有効指示を受信したのちには非関連データから関
連データへ張られたリンクを有効にすることができ、視
聴者が関連データの再生を選択できるようにすることが
できる。なお、本発明の実施の形態1では、突発的なニ
ュースの発生時に、差替えられAVデータに関連する付
加データの再生を即座にやめさせる場合を説明したが、
付加データの内容が不適切であったり誤りがあることが
発覚した時や、送信側や受信側の装置に何らかの障害が
発生した時など、受信装置において受信後一旦メモリ上
に取り込まれた後で再生されるようなデータの再生を即
座にやめさせたい場合であれば、いかなる場合であって
もかまわない。
【0059】また、本発明の実施の形態1の放送装置で
は、各指示を受信装置に実行させたい時に放送している
が、関連データの再生を即座にやめさせたい時には、関
連データの代わりに空カルーセルを放送することとし、
空カルーセルに切り替わったことを検出した場合に切り
替え及び無効化する手順を、例えばスクリプト言語等で
記載したプログラムとして受信装置に予め指示してお
き、関連データの再生を再開させたい時には、空カルー
セルの代わりに関連データを放送することとし、空カル
ーセルでなくなったことを検出した場合に戻り及び有効
化する手順を、例えばスクリプト言語等で記載したプロ
グラムとして受信装置に予め指示しておくことにより、
本発明の実施の形態1と同様の機能を実現できる。
【0060】ここで空カルーセルとは、実質的なデータ
を含まないカルーセルデータであり、受信装置は空カル
ーセルに切り替わったことや空カルーセルでなくなった
ことを即座に検出する。空カルーセルの詳細、及び、ス
クリプト言語の記述方法については、「ARIB ST
D−B24 デジタル放送におけるデータ放送符号化方
式と伝送方式」規格書に記述されている。
【0061】図9は、空カルーセルを利用した場合の放
送装置が出力するデータストリームの具体例を示す図で
ある。図9に示すデータストリーム900は、上段がA
Vデータのデータストリーム901、中段が関連データ
のデータストリーム902、下段が非関連データのデー
タストリーム903である。
【0062】図9に示す矢印910は時間軸であり、左
方向から右方向へ時間が経過することを表している。A
Vデータのデータストリーム901においては、時刻T
1以前に「ドラマA映像201」が送出され、時刻T1
から「緊急映像301」の送出が開始され、時刻T2か
ら再び「ドラマA映像201」の送出が再開されてい
る。
【0063】関連データのデータストリーム902にお
いては、時刻T1以前に「ドラマA付加データ401」
が送出され、時刻T1から「ドラマA付加データ40
1」の代わりに空カルーセル904が送出され、時刻T
2から再び「ドラマA付加データ401」の送出が再開
され、また、時刻T1以前及び時刻T2以後の全般に渡
って、空カルーセルに切り替わったことを検出した場合
に切り替える手順を記載したプログラム905が送出さ
れている。
【0064】非関連データのデータストリーム703に
おいては、時刻T1、時刻T2に関係なく「ニュース付
加データ501」が送出され、また、時刻T1以前及び
時刻T2以後の全般に渡って、空カルーセルに切り替わ
ったことを検出した場合に無効化する手順を記載したプ
ログラム907が送出され、時刻T1から時刻T2の間
に、空カルーセルでなくなったことを検出した場合に戻
り及び有効化する手順を記載したプログラム906が送
出されている。
【0065】また、切り替えは空カルーセルを利用して
その手順を予め送出し、その他の指示はそれぞれ受信装
置に実行させたい時に放送するなど、各指示毎にどちら
の方法を用いてもよい。図10は、切り替えだけに空カ
ルーセルを利用した場合の放送装置が出力するデータス
トリームの具体例を示す図である。
【0066】図10に示すデータストリーム1000
は、上段がAVデータのデータストリーム1001、中
段が関連データのデータストリーム1002、下段が非
関連データのデータストリーム1003である。図10
に示す矢印1010は時間軸であり、左方向から右方向
へ時間が経過することを表している。
【0067】AVデータのデータストリーム1001に
おいては、時刻T1以前に「ドラマA映像201」が送
出され、時刻T1から「緊急映像301」の送出が開始
され、時刻T2から再び「ドラマA映像201」の送出
が再開されている。関連データのデータストリーム10
02においては、時刻T1以前に「ドラマA付加データ
401」が送出され、時刻T1から「ドラマA付加デー
タ401」の代わりに空カルーセル1004が送出さ
れ、時刻T2から再び「ドラマA付加データ401」の
送出が再開され、また、時刻T1以前及び時刻T2以後
の全般に渡って、空カルーセルに切り替わったことを検
出した場合に切り替える手順を記載したプログラム10
05が送出されている。
【0068】非関連データのデータストリーム1003
においては、時刻T1、時刻T2に関係なく「ニュース
付加データ501」が送出され、また時刻T1から無効
指示を示すイベントメッセージ1006が送出され、時
刻T2から戻り指示、及び有効指示を示すイベントメッ
セージ1007が送出されている。また、時刻T1から
時刻T2の間に「ドラマA付加データ401」の代わり
に、非関連データを再生するという動作を記述したダミ
ー付加データを送出してもよい。
【0069】ここでダミー付加データはスクリプト言語
等で記載したプログラムとして作成することができる。
また、本発明の実施の形態1の放送装置では、切り替え
指示、無効指示、戻り指示、及び、有効指示をイベント
メッセージを用いて放送したが、特定の識別子を有する
モジュールとして放送してもよいここでモジュールと
は、カルーセルデータを構成する所定のデータ量の一単
位の名称であり、受信装置はモジュールが追加されたり
更新されたことを即座に検出する。従って、イベントメ
ッセージを送信するのではなく、特定のモジュールを付
加データに追加することによっても、本発明の実施の形
態1と同様の機能を実現できる。
【0070】モジュールのフォーマット方法、及び、受
信装置でのモジュール追加や変更の検出方式について
は、ARIB STD−B24 デジタル放送におけるデ
ータ放送符号化方式と伝送方式」規格書に記述されてい
る。また、コンピュータに本発明のような動作を実行さ
せることができるプログラムが、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録されて流通したり、ネットワーク
で直接転送されたりして、取り引きの対象となりうる。
【0071】ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒
体とは、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、C
D、MO、DVD、メモリーカード等の着脱可能な記録
媒体、ハードディスク、半導体メモリ等の固定記録媒体
等であり、特に限定されるものではない。
【0072】
【発明の効果】本発明に係るデータ放送装置は、受信機
において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
れる放送データをカルーセル方式で繰り返し放送するデ
ータ放送装置であって、第1放送データ及び第2放送デ
ータを記録している記録手段と、受信機において前記第
1放送データの再生を禁止すべきであることを意味する
禁止事象を検出する検出手段と、記録手段に記録されて
いる第1放送データと記録手段に記録されている第2放
送データとを繰り返し放送し、検出手段により前記禁止
事象が検出された場合に当該第1放送データの放送を中
断する放送手段と、受信機に対して前記第1放送データ
の放送が中断した時に当該第1放送データの再生をやめ
させて前記第2放送データを再生させる切り替え指示を
放送手段に放送させる指示手段とを備える。
【0073】これによって、禁止事象を入手した場合に
第1放送データの放送を中断するだけでなく、受信機に
第1放送データの再生をやめさせて第2放送データを再
生させる切り替え指示を放送することができる。従っ
て、無意味な放送データを放送することなく、視聴者へ
の第1放送データの提供を即座に停止することができ
る。
【0074】また、データ放送装置において、前記切り
替え指示は受信機が当該切り替え指示を受信した時に当
該受信機に前記第1放送データの再生を禁止するタイミ
ングを指示するものであり、前記指示手段は前記検出手
段により前記禁止事象が検出された時に前記切り替え指
示を前記第1放送データの代わりに前記放送手段に放送
させ当該第1放送データを再生中の受信機に前記タイミ
ングを知らせることを特徴とすることもできる。
【0075】これによって、禁止事象を入手した時に、
第1放送データの再生を禁止するタイミングを受信機に
知らせるための切り替え指示を放送することができる。
従って、受信機においては、切り替え指示を受信したこ
とを合図にして、視聴者への第1放送データの提供を即
座に停止することができる。また、データ放送装置にお
いて、前記指示手段は前記切り替え指示をイベントメッ
セージ又は特定の識別子を有するモジュールとして前記
放送手段に放送させることを特徴とすることもできる。
【0076】これによって、切り替え指示をイベントメ
ッセージ又は特定の識別子を有するモジュールとして放
送することができる。また、データ放送装置において、
前記放送手段は前記検出手段により前記禁止事象が検出
された場合に当該第1放送データに対応する空カルーセ
ルを放送し、前記切り替え指示は受信機が前記第1放送
データに対応する空カルーセルを受信した時に当該第1
放送データの再生をやめて前記第2放送データを再生す
る手順を当該受信機に指示するものであり、前記指示手
段は前記検出手段により前記禁止事象が検出されるのを
待たずに前記切り替え指示を前記放送手段に放送させ前
記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴 とする
こともできる。
【0077】これによって、禁止事象を入手するのを待
たずに、空カルーセルを受信した時に第1放送データの
再生をやめて第2放送データを再生する手順を放送する
ことができる。 《 》従って、受信機においては、空カルーセルを受信
したことを合図にして、視聴者への第1放送データの提
供を即座に停止することができる。
【0078】また、データ放送装置において、前記切り
替え指示は受信機が前記第1放送データの受信中に当該
第1放送データの受信の中断を感知した時に当該第1放
送データの再生をやめて前記第2放送データを再生する
手順を当該受信機に指示するものであり、前記指示手段
は前記検出手段により前記禁止事象が検出されるのを待
たずに前記切り替え指示を前記放送手段に放送させ前記
手順を受信機に予め指示しておくことを特徴とすること
もできる。
【0079】これによって、禁止事象を入手するのを待
たずに、第1放送データの受信の中断を感知した時に第
1放送データの再生をやめて第2放送データを再生する
手順を放送することができる。従って、受信機において
は、第1放送データの受信の中断を感知したことを合図
にして、視聴者への第1放送データの提供を即座に停止
することができる。
【0080】また、データ放送装置において、前記検出
手段は前記禁止事象を検出した後に禁止を解除すべきで
あることを意味する解除事象を検出し、前記放送手段は
前記検出手段により前記解除事象が検出された場合に前
記第1放送データの放送を再開し、前記指示手段は、さ
らに、受信機に対して前記第1放送データの放送が再開
された時に前記第2放送データの再生をやめさせて当該
第1放送データを再生させる戻り指示を前記放送手段に
放送させることを特徴とすることもできる。
【0081】これによって、解除事象を入手した場合に
第1放送データの放送を再開するだけでなく、受信機に
第2放送データの再生をやめさせて第1放送データを再
生させる戻り指示を放送することができる。従って、受
信機においては、視聴者への第1放送データの提供を即
座に再開することができる。
【0082】また、データ放送装置において、前記戻り
指示は受信機が当該戻り指示を受信した時に当該受信機
に前記第1放送データの再生を再開するタイミングを指
示するものであり、前記指示手段は前記検出手段により
前記解除事象が検出された時に前記戻り指示を前記第2
放送データに付加して前記前記放送手段に放送させ当該
第2放送データを再生中の受信機に前記タイミングを知
らせることを特徴とすることもできる。
【0083】これによって、解除事象を入手した時に、
第1放送データの再生を再開するタイミングを受信機に
知らせるための戻り指示を放送することができる。従っ
て、受信機においては、戻り指示を受信したことを合図
にして、視聴者への第1放送データの提供を即座に再開
することができる。また、データ放送装置において、前
記指示手段は前記戻り指示をイベントメッセージ又は特
定の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に放
送させることを特徴とすることもできる。
【0084】これによって、戻り指示をイベントメッセ
ージ又は特定の識別子を有するモジュールとして放送す
ることができる。また、データ放送装置において、前記
放送手段は前記検出手段により前記禁止事象が検出され
た場合に当該第1放送データの代わりに空カルーセルを
放送し前記検出手段により前記解除事象が検出された場
合に当該空カルーセルの代わりに当該第1放送データを
放送し、前記戻り指示は、受信機が前記第1放送データ
の代わりに放送されていた空カルーセルが受信されなく
なった時に前記第2放送データの再生をやめて当該第1
放送データを再生する手順を当該受信機に指示するもの
であり、前記指示手段は前記検出手段により前記解除事
象が検出されるのを待たずに前記戻り指示を前記放送手
段に放送させ前記手順を受信機に予め指示しておくこと
を特徴とすることもできる。
【0085】これによって、解除事象を入手するのを待
たずに、空カルーセルを受信できなくなった時に第2放
送データの再生をやめて第1放送データを再生する手順
を放送することができる。従って、受信機においては、
空カルーセルを受信できなくなったことを合図にして、
視聴者への第1放送データの提供を即座に再開すること
ができる。
【0086】また、データ放送装置において、前記戻り
指示は受信機が前記第1放送データの受信の再開を感知
した時に前記第2放送データの再生をやめて当該第1放
送データを再生する手順を当該受信機に指示するもので
あり、前記指示手段は前記検出手段により前記解除事象
が検出されるのを待たずに前記戻り指示を前記放送手段
に放送させ前記手順を受信機に予め指示しておくことを
特徴とすることもできる。
【0087】これによって、解除事象を入手するのを待
たずに、第1放送データの受信の再開を感知した時に第
2放送データの再生をやめて第1放送データを再生する
手順を放送することができる。従って、受信機において
は、第1放送データの受信の再開を感知したことを合図
にして、視聴者への第1放送データの提供を即座に再開
することができる。
【0088】本発明に係るデータ放送装置は、受信機に
おいて受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生され
る放送データをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
タ放送装置であって、第1放送データ及び第2放送デー
タを記録している記録手段と、受信機において前記第1
放送データの再生を禁止すべきであることを意味する禁
止事象を検出する検出手段と、記録手段に記録されてい
る第1放送データと記録手段に記録されている第2放送
データとを繰り返し放送し、検出手段により前記禁止事
象が検出された場合に当該第1放送データの放送を中断
する放送手段と、受信機に対して前記第1放送データの
放送が中断した時に前記第2放送データの再生中に当該
第2放送データの再生をやめて前記第1放送データを再
生することを禁止する切り替え禁止指示を放送手段に放
送させる指示手段とを備える。
【0089】これによって、禁止事象を入手した場合に
第1放送データの放送を中断するだけでなく、受信機に
おいて第2放送データの再生中に第2放送データの再生
をやめて第1放送データを再生することを禁止する切り
替え禁止指示を放送することができる。従って、受信機
においては、第2放送データから第1放送データへの再
生の切り替えを即座に禁止することができる。
【0090】また、データ放送装置において、前記切り
替え禁止指示は受信機が当該切り替え禁止指示を受信し
た時に当該受信機に前記第1放送データの再生を禁止す
るタイミングを指示するものであり、前記指示手段は前
記検出手段により前記禁止事象が検出された時に前記切
り替え禁止指示を前記放送手段に放送させ当該第2放送
データを再生中の受信機に前記タイミングを知らせるこ
とを特徴とすることもできる。
【0091】これによって、禁止事象を入手した時に、
第1放送データの再生を禁止するタイミングを受信機に
知らせるための切り替え禁止指示を放送することができ
る。従って、受信機においては、切り替え禁止指示を受
信したことを合図にして、第2放送データから第1放送
データへの再生の切り替えを禁止することができる。
【0092】また、データ放送装置において、前記指示
手段は前記切り替え禁止指示をイベントメッセージ又は
特定の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に
放送させることを特徴とすることもできる。これによっ
て、切り替え禁止指示をイベントメッセージ又は特定の
識別子を有するモジュールとして放送することができ
る。
【0093】また、データ放送装置において、前記放送
手段は前記検出手段により前記禁止事象が検出された場
合に当該第1放送データの代わりに空カルーセルを放送
し、前記切り替え禁止指示は受信機が前記第1放送デー
タの代わりに空カルーセルを受信した時に当該第2放送
データの再生をやめて前記第1放送データを再生するこ
とを禁止する手順を当該受信機に指示するものであり、
前記指示手段は前記検出手段により前記禁止事象が検出
されるのを待たずに前記切り替え禁止指示を前記放送手
段に放送させ前記手順を受信機に予め指示しておくこと
を特徴とすることもできる。
【0094】これによって、禁止事象を入手するのを待
たずに、空カルーセルを受信した時に第2放送データの
再生をやめて第1放送データを再生することを禁止する
手順を放送することができる。 《 》従って、受信機においては、空カルーセルを受信
したことを合図にして、第2放送データから第1放送デ
ータへの再生の切り替えを禁止することができる。
【0095】また、データ放送装置において、前記切り
替え禁止指示は受信機が前記第1放送データの受信中に
当該第1放送データの受信の中断を感知した時に当該第
2放送データの再生をやめて前記第1放送データを再生
することを禁止する手順を当該受信機に指示するもので
あり、前記指示手段は前記検出手段により前記禁止事象
が検出されるのを待たずに前記切り替え禁止指示を前記
放送手段に放送させ前記手順を受信機に予め指示してお
くことを特徴 とすることもできる。
【0096】これによって、禁止事象を入手するのを待
たずに、第1放送データの受信の中断を感知した時に第
2放送データから第1放送データへの再生の切り替えを
禁止する手順を放送することができる。従って、受信機
においては、第1放送データの受信の中断を感知したこ
とを合図にして、第2放送データから第1放送データへ
の再生の切り替えを禁止することができる。
【0097】本発明に係るデータ放送装置は、番組デー
タを継続的に放送し受信機において受信後一旦メモリ上
に取り込まれた後で再生される付加データをカルーセル
方式で繰り返し放送するデータ放送装置であって、定常
的に放送すべき番組データである定常番組データと当該
定常番組データに関連する付加データである関連データ
と当該定常データと関連しない付加データである非関連
データとを記録している記録手段と、受信機において前
記定常番組データよりも優先的に再生すべき優先番組デ
ータを入手する入手手段と、記録手段に記録されている
定常番組データを継続的に放送し記録手段に記録されて
いる関連データと非関連データとを繰り返し放送し、入
手手段により前記優先番組データが入手された場合に当
該定常番組データの放送を中断して代わりに当該優先番
組データを放送する放送手段と、受信機に対して前記定
常番組データの放送が中断した時に前記関連データの再
生をやめさせて前記非関連データを再生させる切り替え
指示を放送手段に放送させる指示手段とを備える。
【0098】これによって、優先番組データを入手した
場合に、定常番組データの放送を中断して、代わりに優
先番組データを放送するだけでなく、受信機に関連デー
タの再生をやめさせて非関連データを再生させる切り替
え指示を放送することができる。従って、無意味な放送
データを放送することなく、視聴者への関連データの提
供を即座に停止することができる。
【0099】また、データ放送装置において、前記切り
替え指示は受信機が当該切り替え指示を受信した時に当
該受信機に前記関連データの再生を禁止するタイミング
を指示するものであり、前記指示手段は前記入手手段に
より前記優先番組データが入手された時に前記切り替え
指示を前記放送手段に放送させ前記関連データを再生中
の受信機に前記タイミングを知らせることを特徴 とす
ることもできる。
【0100】これによって、優先番組データを入手した
時に、関連データの再生を禁止するタイミングを受信機
に知らせるための切り替え指示を放送することができ
る。従って、受信機においては、切り替え指示を受信し
たことを合図にして、視聴者への関連データの提供を即
座に停止することができる。また、データ放送装置にお
いて、前記指示手段は前記切り替え指示をイベントメッ
セージ又は特定の識別子を有するモジュールとして前記
放送手段に放送させることを特徴とすることもできる。
【0101】これによって、切り替え指示をイベントメ
ッセージ又は特定の識別子を有するモジュールとして放
送することができる。また、データ放送装置において、
前記放送手段は前記入手手段により前記優先番組データ
が入手された場合に前記関連データの放送を中断して代
わりに空カルーセルを放送し、前記切り替え指示は受信
機が前記関連データの代わりに空カルーセルを受信した
時に前記関連データの再生をやめて前記非関連データを
再生する手順を当該受信機に指示するものであり、前記
指示手段は前記入手手段により前記優先番組データが入
手されるのを待たずに前記切り替え指示を前記放送手段
に放送させ前記手順を受信機に予め指示しておくことを
特徴とすることもできる。
【0102】これによって、優先番組データを入手する
のを待たずに、空カルーセルを受信した時に関連データ
の再生をやめて非関連データを再生する手順を放送する
ことができる。従って、受信機においては、空カルーセ
ルを受信したことを合図にして、視聴者への関連データ
の提供を即座に停止することができる。
【0103】また、データ放送装置において、前記放送
手段は前記入手手段により前記優先番組データが入手さ
れた場合に前記関連データの放送を中断し、前記切り替
え指示は受信機が前記関連データの受信中に当該関連デ
ータの受信の中断を感知した時に当該関連データの再生
をやめて前記非関連データを再生する手順を当該受信機
に指示するものであり、前記指示手段は前記入手手段に
より前記優先番組データが入手されるのを待たずに前記
切り替え指示を前記放送手段に放送させ前記手順を受信
機に予め指示しておくことを特徴とすることもできる。
【0104】これによって、優先番組データを入手する
のを待たずに、関連データの受信の中断を感知した時に
関連データの再生をやめて非関連データを再生する手順
を放送することができる。従って、受信機においては、
関連データの受信の中断を感知したことを合図にして、
視聴者への関連データの提供を即座に停止することがで
きる。
【0105】また、データ放送装置において、前記放送
手段は前記優先番組データの放送が終了した場合に前記
定常番組データの放送を再開し、前記指示手段は、さら
に、受信機に対して前記定常番組データの放送が再開さ
れた時に前記非関連データの再生をやめさせて前記関連
データを再生させる戻り指示を前記放送手段に放送させ
ることを特徴とすることもできる。
【0106】これによって、定常番組データの放送が再
開された場合に、受信機に非関連データの再生をやめさ
せて関連データを再生させる戻り指示を放送することが
できる。従って、受信機においては、視聴者への関連デ
ータの提供を即座に再開することができる。
【0107】また、データ放送装置において、前記戻り
指示は受信機が当該戻り指示を受信した時に当該受信機
に前記関連データの再生を再開するタイミングを指示す
るものであり、前記指示手段は前記優先番組データの放
送が終了した時に前記戻り指示を前記非関連データに付
加して前記放送手段に放送させ当該非関連データを再生
中の受信機に前記タイミングを知らせることを特徴とす
ることもできる。
【0108】これによって、優先番組データの放送が終
了した時に、関連データの再生を再開するタイミングを
受信機に知らせるための戻り指示を放送することができ
る。従って、受信機においては、戻り指示を受信したこ
とを合図にして、視聴者への関連データの提供を即座に
再開することができる。また、データ放送装置におい
て、前記指示手段は前記戻り指示をイベントメッセージ
又は特定の識別子を有するモジュールとして前記放送手
段に放送させることを特徴とすることもできる。
【0109】これによって、戻り指示をイベントメッセ
ージ又は特定の識別子を有するモジュールとして放送す
ることができる。また、データ放送装置において、前記
放送手段は前記入手手段により前記優先番組データが入
手された場合に前記関連データの放送を中断して代わり
に空カルーセルを放送し当該優先番組データの放送が終
了した場合に当該空カルーセルの代わりに当該関連デー
タを放送し、前記戻り指示は受信機が前記関連データの
代わりに放送されていた空カルーセルが受信されなくな
った時に前記非関連データの再生をやめて前記関連デー
タを再生する手順を当該受信機に指示するものであり、
前記指示手段は前記優先番組データの放送が終了するの
を待たずに前記戻り指示を前記放送手段に放送させ前記
手順を受信機に予め指示しておくことを特徴とすること
もできる。
【0110】これによって、優先番組データの放送が終
了するのを待たずに、空カルーセルを受信できなくなっ
た時に非関連データの再生をやめて関連データを再生す
る手順を放送することができる。従って、受信機におい
ては、空カルーセルを受信できなくなったことを合図に
して、視聴者への関連データの提供を即座に再開するこ
とができる。
【0111】また、データ放送装置において、前記放送
手段は前記入手手段により前記優先番組データが入手さ
れた場合に前記関連データの放送を中断し当該優先番組
データの放送が終了した場合に当該関連データの放送を
再開し、前記戻り指示は受信機が前記関連データの受信
の再開を感知した時に前記非関連データの再生をやめて
前記関連データを再生する手順を当該受信機に指示する
ものであり、前記指示手段は前記優先番組データの放送
が終了するのを待たずに前記戻り指示を前記放送手段に
放送させ前記手順を受信機に予め指示しておくことを特
徴とすることもできる。
【0112】これによって、優先番組データの放送が終
了するのを待たずに、関連データの受信の再開を感知し
た時に非関連データの再生をやめて関連データを再生す
る手順を放送することができる。従って、受信機におい
ては、関連データの受信の再開を感知したことを合図に
して、視聴者への関連データの提供を即座に再開するこ
とができる。
【0113】本発明に係るデータ放送装置は、番組デー
タを継続的に放送し受信機において受信後一旦メモリ上
に取り込まれた後で再生される付加データを、カルーセ
ル方式で繰り返し放送するデータ放送装置であって、定
常的に放送すべき番組データである定常番組データと当
該定常番組データに関連する付加データである関連デー
タと当該定常データと関連しない付加データである非関
連データとを記録している記録手段と、受信機において
前記定常番組データよりも優先的に再生すべき優先番組
データを入手する入手手段と、記録手段に記録されてい
る定常番組データを継続的に放送し記録手段に記録され
ている関連データと、非関連データとを繰り返し放送し
入手手段により前記優先番組データが入手された場合に
当該定常番組データの放送を中断して代わりに当該優先
番組データを放送する放送手段と、受信機に対して前記
定常番組データの放送が中断した時に前記非関連データ
の再生中に当該非関連データの再生をやめて前記関連デ
ータを再生することを禁止する切り替え禁止指示を放送
手段に放送させる指示手段とを備える。
【0114】これによって、優先番組データを入手した
場合に、定常番組データの放送を中断して、代わりに優
先番組データを放送するだけでなく、受信機において非
関連データの再生をやめて関連データを再生することを
禁止する切り替え禁止指示を放送することができる。従
って、受信機においては、非関連データから関連データ
への再生の切り替えを即座に禁止することができる。
【0115】また、データ放送装置において、前記切り
替え禁止指示は受信機が当該切り替え禁止指示を受信し
た時に当該受信機に前記関連データの再生を禁止するタ
イミングを指示するものであり、前記指示手段は前記入
手手段により前記優先番組データが入手された時に前記
切り替え禁止指示を前記放送手段に放送させ当該非関連
データを再生中の受信機に前記タイミングを知らせるこ
とを特徴とすることもできる。
【0116】これによって、優先番組データを入手した
時に、関連データの再生を禁止するタイミングを受信機
に知らせるための切り替え禁止指示を放送することがで
きる。従って、受信機においては、切り替え禁止指示を
受信したことを合図にして、非関連データから関連デー
タへの再生の切り替えを禁止することができる。
【0117】また、データ放送装置において、前記指示
手段は前記切り替え禁止指示をイベントメッセージ又は
特定の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に
放送させることを特徴とすることもできる。これによっ
て、切り替え禁止指示をイベントメッセージ又は特定の
識別子を有するモジュールとして放送することができ
る。
【0118】また、データ放送装置において、前記放送
手段は前記入手手段により前記優先番組データが入手さ
れた場合に前記関連データの放送を中断して代わりに空
カルーセルを放送し、前記切り替え禁止指示は受信機が
前記関連データの代わりに空カルーセルを受信した時に
前記非関連データの再生中に当該非関連データの再生を
やめて前記関連データを再生することを禁止する手順を
当該受信機に指示するものであり、前記指示手段は前記
入手手段により前記優先番組データが入手されるのを待
たずに前記切り替え禁止指示を前記放送手段に放送させ
前記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴とする
こともできる。
【0119】これによって、優先番組データを入手する
のを待たずに、空カルーセルを受信した時に非関連デー
タの再生をやめて関連データを再生することを禁止する
手順を放送することができる。従って、受信機において
は、空カルーセルを受信したことを合図にして、非関連
データから関連データへの再生の切り替えを禁止するこ
とができる。
【0120】また、データ放送装置において、前記放送
手段は前記入手手段により前記優先番組データが入手さ
れた場合に前記関連データの放送を中断し、前記切り替
え禁止指示は受信機が前記関連データの受信中に当該関
連データの受信の中断を感知した時に前記非関連データ
の再生中に当該非関連データの再生をやめて前記関連デ
ータを再生することを禁止する手順を当該受信機に指示
するものであり、前記指示手段は前記入手手段により前
記優先番組データが入手されるのを待たずに前記切り替
え禁止指示を前記放送手段に放送させ前記手順を受信機
に予め指示しておくことを特徴とすることもできる。
【0121】これによって、優先番組データを入手する
のを待たずに、関連データの受信の中断を感知した時に
非関連データの再生をやめて関連データを再生すること
を禁止する手順を放送することができる。従って、受信
機においては、関連データの受信の中断を感知したこと
を合図にして、非関連データから関連データへの再生の
切り替えを禁止することができる。
【0122】本発明に係るデータ放送プログラムは、受
信機において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再
生される放送データをカルーセル方式で繰り返し放送す
るデータ放送プログラムであって、第1放送データ及び
第2放送データを記録している記録装置を備えるコンピ
ュータに、受信機において前記第1放送データの再生を
禁止すべきであることを意味する禁止事象を検出する検
出ステップと、記録装置に記録されている第1放送デー
タと記録装置に記録されている第2放送データとを繰り
返し放送し検出ステップにより前記禁止事象が検出され
た場合に当該第1放送データの放送を中断する放送ステ
ップと、受信機に対して前記第1放送データの放送が中
断した時に当該第1放送データの再生をやめさせて前記
第2放送データを再生させる切り替え指示を放送ステッ
プで放送させる指示ステップとを実行させることを特徴
とする。
【0123】本発明に係るデータ放送方法は、受信機に
おいて受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生され
る放送データをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
タ放送装置におけるデータ放送方法であって、前記デー
タ放送装置は第1放送データ及び第2放送データを記録
している記録手段を備え、受信機において前記第1放送
データの再生を禁止すべきであることを意味する禁止事
象を検出する検出ステップと、記録手段に記録されてい
る第1放送データと記録手段に記録されている第2放送
データとを繰り返し放送し検出ステップにより前記禁止
事象が検出された場合に当該第1放送データの放送を中
断する放送ステップと、受信機に対して前記第1放送デ
ータの放送が中断した時に当該第1放送データの再生を
やめさせて前記第2放送データを再生させる切り替え指
示を放送ステップで放送させる指示ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0124】これによって、禁止事象を入手した場合に
第1放送データの放送を中断するだけでなく、受信機に
第1放送データの再生をやめさせて第2放送データを再
生させる切り替え指示を放送することができる。従っ
て、無意味な放送データを放送することなく、視聴者へ
の第1放送データの提供を即座に停止することができ
る。
【0125】また、データ放送プログラムにおいて、前
記検出ステップでは前記禁止事象を検出した後に禁止を
解除すべきであることを意味する解除事象を検出し、前
記放送ステップでは前記検出ステップにより前記解除事
象が検出された場合に前記第1放送データの放送を再開
し、前記指示ステップでは、さらに、受信機に対して前
記第1放送データの放送が再開された時に前記第2放送
データの再生をやめさせて当該第1放送データを再生さ
せる戻り指示を前記放送ステップで放送させることを特
徴とすることもできる。
【0126】また、データ放送方法において、前記検出
ステップでは前記禁止事象を検出した後に禁止を解除す
べきであることを意味する解除事象を検出し、前記放送
ステップでは前記検出ステップにより前記解除事象が検
出された場合に前記第1放送データの放送を再開し、前
記指示ステップでは、さらに、受信機に対して前記第1
放送データの放送が再開された時に前記第2放送データ
の再生をやめさせて当該第1放送データを再生させる戻
り指示を前記放送ステップで放送させることを特徴とす
ることもできる。
【0127】これによって、解除事象を入手した場合に
第1放送データの放送を再開するだけでなく、受信機に
第2放送データの再生をやめさせて第1放送データを再
生させる戻り指示を放送することができる。従って、受
信機においては、視聴者への第1放送データの提供を即
座に再開することができる。
【0128】本発明に係るデータ放送プログラムは、受
信機において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再
生される放送データをカルーセル方式で繰り返し放送す
るデータ放送プログラムであって、第1放送データ及び
第2放送データを記録している記録装置を備えるコンピ
ュータに、受信機において前記第1放送データの再生を
禁止すべきであることを意味する禁止事象を検出する検
出ステップと、記録装置に記録されている第1放送デー
タと記録装置に記録されている第2放送データとを繰り
返し放送し、検出ステップにより前記禁止事象が検出さ
れた場合に当該第1放送データの放送を中断する放送ス
テップと、受信機に対して前記第1放送データの放送が
中断した時に前記第2放送データの再生中に当該第2放
送データの再生をやめて前記第1放送データを再生する
ことを禁止する切り替え禁止指示を放送ステップで放送
させる指示ステップとを実行させることを特徴とする。
【0129】本発明に係るデータ放送方法は、受信機に
おいて受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生され
る放送データをカルーセル方式で繰り返し放送するデー
タ放送装置におけるデータ放送方法であって、前記デー
タ放送装置は第1放送データ及び第2放送データを記録
している記録手段を備え、受信機において前記第1放送
データの再生を禁止すべきであることを意味する禁止事
象を検出する検出ステップと、記録手段に記録されてい
る第1放送データと記録手段に記録されている第2放送
データとを繰り返し放送し、検出ステップにより前記禁
止事象が検出された場合に当該第1放送データの放送を
中断する放送ステップと、受信機に対して前記第1放送
データの放送が中断した時に前記第2放送データの再生
中に当該第2放送データの再生をやめて前記第1放送デ
ータを再生することを禁止する切り替え禁止指示を放送
ステップで放送させる指示ステップとを含むことを特徴
とする。
【0130】これによって、禁止事象を入手した場合に
第1放送データの放送を中断するだけでなく、受信機に
おいて第2放送データの再生中に第2放送データの再生
をやめて第1放送データを再生することを禁止する切り
替え禁止指示を放送することができる。従って、受信機
においては、第2放送データから第1放送データへの再
生の切り替えを即座に禁止することができる。
【0131】本発明に係るデータ放送プログラムは、番
組データを継続的に放送し受信機において受信後一旦メ
モリ上に取り込まれた後で再生される付加データをカル
ーセル方式で繰り返し放送するデータ放送プログラムで
あって、定常的に放送すべき番組データである定常番組
データと当該定常番組データに関連する付加データであ
る関連データと当該定常データと関連しない付加データ
である非関連データとを記録している記録装置を備える
コンピュータに、受信機において前記定常番組データよ
りも優先的に再生すべき優先番組データを入手する入手
ステップと、記録装置に記録されている定常番組データ
を継続的に放送し記録装置に記録されている関連データ
と非関連データとを繰り返し放送し、入手ステップによ
り前記優先番組データが入手された場合に当該定常番組
データの放送を中断して代わりに当該優先番組データを
放送する放送ステップと、受信機に対して前記定常番組
データの放送が中断した時に前記関連データの再生をや
めさせて前記非関連データを再生させる切り替え指示を
放送ステップで放送させる指示ステップとを実行させる
ことを特徴とする。
【0132】本発明に係るデータ放送方法は、番組デー
タを継続的に放送し受信機において受信後一旦メモリ上
に取り込まれた後で再生される付加データをカルーセル
方式で繰り返し放送するデータ放送装置におけるデータ
放送方法であって、前記データ放送装置は定常的に放送
すべき番組データである定常番組データと当該定常番組
データに関連する付加データである関連データと当該定
常データと関連しない付加データである非関連データと
を記録している記録手段を備え、受信機において前記定
常番組データよりも優先的に再生すべき優先番組データ
を入手する入手ステップと、記録手段に記録されている
定常番組データを継続的に放送し記録手段に記録されて
いる関連データと非関連データとを繰り返し放送し、入
手ステップにより前記優先番組データが入手された場合
に当該定常番組データの放送を中断して代わりに当該優
先番組データを放送する放送ステップと、受信機に対し
て前記定常番組データの放送が中断した時に前記関連デ
ータの再生をやめさせて前記非関連データを再生させる
切り替え指示を放送ステップで放送させる指示ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0133】これによって、優先番組データを入手した
場合に、定常番組データの放送を中断して、代わりに優
先番組データを放送するだけでなく、受信機に関連デー
タの再生をやめさせて非関連データを再生させる切り替
え指示を放送することができる。従って、無意味な放送
データを放送することなく、視聴者への関連データの提
供を即座に停止することができる。
【0134】また、データ放送プログラムにおいて、前
記放送ステップでは前記優先番組データの放送が終了し
た場合に前記定常番組データの放送を再開し、前記指示
ステップでは、さらに、受信機に対して前記定常番組デ
ータの放送が再開された時に前記非関連データの再生を
やめさせて前記関連データを再生させる戻り指示を前記
放送ステップで放送させることを特徴とすることもでき
る。
【0135】また、データ放送方法において、前記放送
ステップでは前記優先番組データの放送が終了した場合
に前記定常番組データの放送を再開し、前記指示ステッ
プでは、さらに、受信機に対して前記定常番組データの
放送が再開された時に前記非関連データの再生をやめさ
せて前記関連データを再生させる戻り指示を前記放送ス
テップで放送させることを特徴とすることもできる。
【0136】これによって、定常番組データの放送が再
開された場合に、受信機に非関連データの再生をやめさ
せて関連データを再生させる戻り指示を放送することが
できる。従って、受信機においては、視聴者への関連デ
ータの提供を即座に再開することができる。
【0137】本発明に係るデータ放送プログラムは、番
組データを継続的に放送し受信機において受信後一旦メ
モリ上に取り込まれた後で再生される付加データをカル
ーセル方式で繰り返し放送するデータ放送プログラムで
あって、定常的に放送すべき番組データである定常番組
データと当該定常番組データに関連する付加データであ
る関連データと当該定常データと関連しない付加データ
である非関連データとを記録している記録装置を備える
コンピュータに、受信機において前記定常番組データよ
りも優先的に再生すべき優先番組データを入手する入手
ステップと、記録装置に記録されている定常番組データ
を継続的に放送し記録装置に記録されている関連データ
と非関連データとを繰り返し放送し、入手ステップによ
り前記優先番組データが入手された場合に当該定常番組
データの放送を中断して代わりに当該優先番組データを
放送する放送ステップと、受信機に対して前記定常番組
データの放送が中断した時に前記非関連データの再生中
に当該非関連データの再生をやめて前記関連データを再
生することを禁止する切り替え禁止指示を放送ステップ
で放送させる指示ステップとを実行させることを特徴と
する。
【0138】本発明に係るデータ放送方法は、番組デー
タを継続的に放送し受信機において受信後一旦メモリ上
に取り込まれた後で再生される付加データをカルーセル
方式で繰り返し放送するデータ放送装置におけるデータ
放送方法であって、前記データ放送装置は定常的に放送
すべき番組データである定常番組データと当該定常番組
データに関連する付加データである関連データと当該定
常データと関連しない付加データである非関連データと
を記録している記録手段を備え、受信機において前記定
常番組データよりも優先的に再生すべき優先番組データ
を入手する入手ステップと、記録手段に記録されている
定常番組データを継続的に放送し記録手段に記録されて
いる関連データと非関連データとを繰り返し放送し入手
ステップにより前記優先番組データが入手された場合に
当該定常番組データの放送を中断して代わりに当該優先
番組データを放送する放送ステップと、受信機に対して
前記定常番組データの放送が中断した時に前記非関連デ
ータの再生中に当該非関連データの再生をやめて前記関
連データを再生することを禁止する切り替え禁止指示を
放送ステップで放送させる指示ステップとを含むことを
特徴とする。
【0139】これによって、優先番組データを入手した
場合に、定常番組データの放送を中断して、代わりに優
先番組データを放送するだけでなく、受信機において非
関連データの再生をやめて関連データを再生することを
禁止する切り替え禁止指示を放送することができる。従
って、受信機においては、非関連データから関連データ
への再生の切り替えを即座に禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る放送システムの構成を示す
図である。
【図2】AVデータ保持部101に保持されるAVデー
タの一例を示す図である。
【図3】緊急用AVデータ入手部102により入手され
る緊急用AVデータの一例を示す図である。
【図4】付加データ保持部103に保持される付加デー
タの一例を示す図である。
【図5】付加データ保持部103に保持される付加デー
タの一例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1の放送装置100におけ
る送信動作の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1の放送装置100が出力
するデータストリームの具体例を示す図である。
【図8】受信装置110が図7に示したようなデータス
トリーム700を受信した際に、テレビ111に表示さ
れる画面の遷移の具体例を示した図である。
【図9】空カルーセルを利用した場合の放送装置が出力
するデータストリームの具体例を示す図である。
【図10】切り替えだけに空カルーセルを利用した場合
の放送装置が出力するデータストリームの具体例を示す
図である。
【符号の説明】
100 放送装置 101 AVデータ保持部 102 緊急用AVデータ入手部 103 付加データ保持部 104 編成情報管理部 105 送出制御部 106 AV送出部 107 付加データ送出部 108 イベントメッセージ送出部 109 多重化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/16 E // H04N 7/08 7/08 Z 7/081 (72)発明者 田中 朗宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA14 BA28 CB07 CB08 DA01 DA04 DA05 5C052 AA20 AB03 AB04 AB09 AC08 CC01 CC02 CC06 DD04 DD10 5C063 AB03 AB07 CA23 DA07 EB35 EB42 5C064 BA05 BB03 BC06 BC16 BD09 BD10 5K061 AA09 AA13 BB06 BB07 CC45 GG19 JJ06 JJ07

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機において受信後一旦メモリ上に取
    り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル方
    式で繰り返し放送するデータ放送装置であって、 第1放送データ、及び、第2放送データを記録している
    記録手段と、 受信機において前記第1放送データの再生を禁止すべき
    であることを意味する禁止事象を検出する検出手段と、 記録手段に記録されている第1放送データと、記録手段
    に記録されている第2放送データとを繰り返し放送し、 検出手段により前記禁止事象が検出された場合に、当該
    第1放送データの放送を中断する放送手段と、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が中断した
    時に当該第1放送データの再生をやめさせて前記第2放
    送データを再生させる切り替え指示を、放送手段に放送
    させる指示手段とを備えることを特徴とするデータ放送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記切り替え指示は、受信機が当該切り
    替え指示を受信した時に、当該受信機に前記第1放送デ
    ータの再生を禁止するタイミングを指示するものであ
    り、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出された時に、前
    記切り替え指示を前記第1放送データの代わりに前記放
    送手段に放送させ、当該第1放送データを再生中の受信
    機に前記タイミングを知らせることを特徴とする請求項
    1に記載のデータ放送装置。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は、 前記切り替え指示を、イベントメッセージ、又は、特定
    の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に放送
    させることを特徴とする請求項2に記載のデータ放送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記放送手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データに対応する空カルーセルを放送し、 前記切り替え指示は、 受信機が前記第1放送データに対応する空カルーセルを
    受信した時に、当該第1放送データの再生をやめて前記
    第2放送データを再生する手順を、当該受信機に指示す
    るものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出されるのを待た
    ずに、前記切り替え指示を前記放送手段に放送させ、前
    記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴とする請
    求項1に記載のデータ放送装置。
  5. 【請求項5】 前記切り替え指示は、 受信機が前記第1放送データの受信中に当該第1放送デ
    ータの受信の中断を感知した時に当該第1放送データの
    再生をやめて前記第2放送データを再生する手順を、当
    該受信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出されるのを待た
    ずに、前記切り替え指示を前記放送手段に放送させ、前
    記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴とする請
    求項1に記載のデータ放送装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、 前記禁止事象を検出した後に、禁止を解除すべきである
    ことを意味する解除事象を検出し、 前記放送手段は、 前記検出手段により前記解除事象が検出された場合に、
    前記第1放送データの放送を再開し、 前記指示手段は、さらに、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が再開され
    た時に前記第2放送データの再生をやめさせて当該第1
    放送データを再生させる戻り指示を、前記放送手段に放
    送させることを特徴とする請求項1に記載のデータ放送
    装置。
  7. 【請求項7】 前記戻り指示は、受信機が当該戻り指示
    を受信した時に、当該受信機に前記第1放送データの再
    生を再開するタイミングを指示するものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記解除事象が検出された時に、前
    記戻り指示を前記第2放送データに付加して前記前記放
    送手段に放送させ、当該第2放送データを再生中の受信
    機に前記タイミングを知らせることを特徴とする請求項
    6に記載のデータ放送装置。
  8. 【請求項8】 前記指示手段は、 前記戻り指示を、イベントメッセージ、又は、特定の識
    別子を有するモジュールとして前記放送手段に放送させ
    ることを特徴とする請求項7に記載のデータ放送装置。
  9. 【請求項9】 前記放送手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データの代わりに空カルーセルを放送し、
    前記検出手段により前記解除事象が検出された場合に、
    当該空カルーセルの代わりに当該第1放送データを放送
    し、 前記戻り指示は、 受信機が前記第1放送データの代わりに放送されていた
    空カルーセルが受信されなくなった時に前記第2放送デ
    ータの再生をやめて当該第1放送データを再生する手順
    を、当該受信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記解除事象が検出されるのを待た
    ずに、前記戻り指示を前記放送手段に放送させ、前記手
    順を受信機に予め指示しておくことを特徴とする請求項
    6に記載のデータ放送装置。
  10. 【請求項10】 前記戻り指示は、 受信機が前記第1放送データの受信の再開を感知した時
    に前記第2放送データの再生をやめて当該第1放送デー
    タを再生する手順を、当該受信機に指示するものであ
    り、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記解除事象が検出されるのを待た
    ずに、前記戻り指示を前記放送手段に放送させ、前記手
    順を受信機に予め指示しておくことを特徴とする請求項
    6に記載のデータ放送装置。
  11. 【請求項11】 受信機において受信後一旦メモリ上に
    取り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル
    方式で繰り返し放送するデータ放送装置であって、 第1放送データ、及び、第2放送データを記録している
    記録手段と、 受信機において前記第1放送データの再生を禁止すべき
    であることを意味する禁止事象を検出する検出手段と、 記録手段に記録されている第1放送データと、記録手段
    に記録されている第2放送データとを繰り返し放送し、 検出手段により前記禁止事象が検出された場合に、当該
    第1放送データの放送を中断する放送手段と、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が中断した
    時に前記第2放送データの再生中に当該第2放送データ
    の再生をやめて前記第1放送データを再生することを禁
    止する切り替え禁止指示を、放送手段に放送させる指示
    手段とを備えることを特徴とするデータ放送装置。
  12. 【請求項12】 前記切り替え禁止指示は、受信機が当
    該切り替え禁止指示を受信した時に、当該受信機に前記
    第1放送データの再生を禁止するタイミングを指示する
    ものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出された時に、前
    記切り替え禁止指示を前記放送手段に放送させ、当該第
    2放送データを再生中の受信機に前記タイミングを知ら
    せることを特徴とする請求項11に記載のデータ放送装
    置。
  13. 【請求項13】 前記指示手段は、 前記切り替え禁止指示を、イベントメッセージ、又は、
    特定の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に
    放送させることを特徴とする請求項12に記載のデータ
    放送装置。
  14. 【請求項14】 前記放送手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データの代わりに空カルーセルを放送し、 前記切り替え禁止指示は、 受信機が前記第1放送データの代わりに空カルーセルを
    受信した時に当該第2放送データの再生をやめて前記第
    1放送データを再生することを禁止する手順を、当該受
    信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出されるのを待た
    ずに、前記切り替え禁止指示を前記放送手段に放送さ
    せ、前記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴と
    する請求項11に記載のデータ放送装置。
  15. 【請求項15】 前記切り替え禁止指示は、 受信機が前記第1放送データの受信中に当該第1放送デ
    ータの受信の中断を感知した時に当該第2放送データの
    再生をやめて前記第1放送データを再生することを禁止
    する手順を、当該受信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記検出手段により前記禁止事象が検出されるのを待た
    ずに、前記切り替え禁止指示を前記放送手段に放送さ
    せ、前記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴と
    する請求項11に記載のデータ放送装置。
  16. 【請求項16】 番組データを継続的に放送し、受信機
    において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
    れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
    データ放送装置であって、 定常的に放送すべき番組データである定常番組データ
    と、当該定常番組データに関連する付加データである関
    連データと、当該定常データと関連しない付加データで
    ある非関連データとを記録している記録手段と、 受信機において前記定常番組データよりも優先的に再生
    すべき優先番組データを入手する入手手段と、 記録手段に記録されている定常番組データを継続的に放
    送し、記録手段に記録されている関連データと、非関連
    データとを繰り返し放送し、 入手手段により前記優先番組データが入手された場合
    に、当該定常番組データの放送を中断して、代わりに当
    該優先番組データを放送する放送手段と、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が中断した
    時に前記関連データの再生をやめさせて前記非関連デー
    タを再生させる切り替え指示を、放送手段に放送させる
    指示手段とを備えることを特徴とするデータ放送装置。
  17. 【請求項17】 前記切り替え指示は、受信機が当該切
    り替え指示を受信した時に、当該受信機に前記関連デー
    タの再生を禁止するタイミングを指示するものであり、 前記指示手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された時
    に、前記切り替え指示を前記放送手段に放送させ、前記
    関連データを再生中の受信機に前記タイミングを知らせ
    ることを特徴とする請求項16に記載のデータ放送装
    置。
  18. 【請求項18】 前記指示手段は、 前記切り替え指示を、イベントメッセージ、又は、特定
    の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に放送
    させることを特徴とする請求項17に記載のデータ放送
    装置。
  19. 【請求項19】 前記放送手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された場
    合に、前記関連データの放送を中断して代わりに空カル
    ーセルを放送し、 前記切り替え指示は、 受信機が前記関連データの代わりに空カルーセルを受信
    した時に前記関連データの再生をやめて前記非関連デー
    タを再生する手順を、当該受信機に指示するものであ
    り、 前記指示手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手されるの
    を待たずに、前記切り替え指示を前記放送手段に放送さ
    せ、前記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴と
    する請求項16に記載のデータ放送装置。
  20. 【請求項20】 前記放送手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された場
    合に、前記関連データの放送を中断し、 前記切り替え指示は、 受信機が前記関連データの受信中に当該関連データの受
    信の中断を感知した時に当該関連データの再生をやめて
    前記非関連データを再生する手順を、当該受信機に指示
    するものであり、 前記指示手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手されるの
    を待たずに、前記切り替え指示を前記放送手段に放送さ
    せ、前記手順を受信機に予め指示しておくことを特徴と
    する請求項16に記載のデータ放送装置。
  21. 【請求項21】 前記放送手段は、 前記優先番組データの放送が終了した場合に、前記定常
    番組データの放送を再開し、 前記指示手段は、さらに、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が再開され
    た時に前記非関連データの再生をやめさせて前記関連デ
    ータを再生させる戻り指示を、前記放送手段に放送させ
    ることを特徴とする請求項16に記載のデータ放送装
    置。
  22. 【請求項22】 前記戻り指示は、受信機が当該戻り指
    示を受信した時に、当該受信機に前記関連データの再生
    を再開するタイミングを指示するものであり、 前記指示手段は、 前記優先番組データの放送が終了した時に、前記戻り指
    示を前記非関連データに付加して前記放送手段に放送さ
    せ、当該非関連データを再生中の受信機に前記タイミン
    グを知らせることを特徴とする請求項21に記載のデー
    タ放送装置。
  23. 【請求項23】 前記指示手段は、 前記戻り指示を、イベントメッセージ、又は、特定の識
    別子を有するモジュールとして前記放送手段に放送させ
    ることを特徴とする請求項22に記載のデータ放送装
    置。
  24. 【請求項24】 前記放送手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された場
    合に、前記関連データの放送を中断して代わりに空カル
    ーセルを放送し、当該優先番組データの放送が終了した
    場合に、当該空カルーセルの代わりに当該関連データを
    放送し、 前記戻り指示は、 受信機が前記関連データの代わりに放送されていた空カ
    ルーセルが受信されなくなった時に前記非関連データの
    再生をやめて前記関連データを再生する手順を、当該受
    信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記優先番組データの放送が終了するのを待たずに、前
    記戻り指示を前記放送手段に放送させ、前記手順を受信
    機に予め指示しておくことを特徴とする請求項21に記
    載のデータ放送装置。
  25. 【請求項25】 前記放送手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された場
    合に、前記関連データの放送を中断し、当該優先番組デ
    ータの放送が終了した場合に当該関連データの放送を再
    開し、 前記戻り指示は、 受信機が前記関連データの受信の再開を感知した時に前
    記非関連データの再生をやめて前記関連データを再生す
    る手順を、当該受信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記優先番組データの放送が終了するのを待たずに、前
    記戻り指示を前記放送手段に放送させ、前記手順を受信
    機に予め指示しておくことを特徴とする請求項21に記
    載のデータ放送装置。
  26. 【請求項26】 番組データを継続的に放送し、受信機
    において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
    れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
    データ放送装置であって、 定常的に放送すべき番組データである定常番組データ
    と、当該定常番組データに関連する付加データである関
    連データと、当該定常データと関連しない付加データで
    ある非関連データとを記録している記録手段と、 受信機において前記定常番組データよりも優先的に再生
    すべき優先番組データを入手する入手手段と、 記録手段に記録されている定常番組データを継続的に放
    送し、記録手段に記録されている関連データと、非関連
    データとを繰り返し放送し、 入手手段により前記優先番組データが入手された場合
    に、当該定常番組データの放送を中断して、代わりに当
    該優先番組データを放送する放送手段と、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が中断した
    時に前記非関連データの再生中に当該非関連データの再
    生をやめて前記関連データを再生することを禁止する切
    り替え禁止指示を、放送手段に放送させる指示手段とを
    備えることを特徴とするデータ放送装置。
  27. 【請求項27】 前記切り替え禁止指示は、受信機が当
    該切り替え禁止指示を受信した時に、当該受信機に前記
    関連データの再生を禁止するタイミングを指示するもの
    であり、 前記指示手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された時
    に、前記切り替え禁止指示を前記放送手段に放送させ、
    当該非関連データを再生中の受信機に前記タイミングを
    知らせることを特徴とする請求項26に記載のデータ放
    送装置。
  28. 【請求項28】 前記指示手段は、 前記切り替え禁止指示を、イベントメッセージ、又は、
    特定の識別子を有するモジュールとして前記放送手段に
    放送させることを特徴とする請求項27に記載のデータ
    放送装置。
  29. 【請求項29】 前記放送手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された場
    合に、前記関連データの放送を中断して代わりに空カル
    ーセルを放送し、 前記切り替え禁止指示は、 受信機が前記関連データの代わりに空カルーセルを受信
    した時に前記非関連データの再生中に当該非関連データ
    の再生をやめて前記関連データを再生することを禁止す
    る手順を、当該受信機に指示するものであり、 前記指示手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手されるの
    を待たずに、前記切り替え禁止指示を前記放送手段に放
    送させ、前記手順を受信機に予め指示しておくことを特
    徴とする請求項26に記載のデータ放送装置。
  30. 【請求項30】 前記放送手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手された場
    合に、前記関連データの放送を中断し、 前記切り替え禁止指示は、 受信機が前記関連データの受信中に当該関連データの受
    信の中断を感知した時に前記非関連データの再生中に当
    該非関連データの再生をやめて前記関連データを再生す
    ることを禁止する手順を、当該受信機に指示するもので
    あり、 前記指示手段は、 前記入手手段により前記優先番組データが入手されるの
    を待たずに、前記切り替え禁止指示を前記放送手段に放
    送させ、前記手順を受信機に予め指示しておくことを特
    徴とする請求項26に記載のデータ放送装置。
  31. 【請求項31】 受信機において受信後一旦メモリ上に
    取り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル
    方式で繰り返し放送するデータ放送プログラムであっ
    て、 第1放送データ、及び、第2放送データを記録している
    記録装置を備えるコンピュータに、 受信機において前記第1放送データの再生を禁止すべき
    であることを意味する禁止事象を検出する検出ステップ
    と、 記録装置に記録されている第1放送データと、記録装置
    に記録されている第2放送データとを繰り返し放送し、 検出ステップにより前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データの放送を中断する放送ステップと、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が中断した
    時に当該第1放送データの再生をやめさせて前記第2放
    送データを再生させる切り替え指示を、放送ステップで
    放送させる指示ステップとを実行させることを特徴とす
    るデータ放送プログラム。
  32. 【請求項32】 前記検出ステップでは、 前記禁止事象を検出した後に、禁止を解除すべきである
    ことを意味する解除事象を検出し、 前記放送ステップでは、 前記検出ステップにより前記解除事象が検出された場合
    に、前記第1放送データの放送を再開し、 前記指示ステップでは、さらに、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が再開され
    た時に前記第2放送データの再生をやめさせて当該第1
    放送データを再生させる戻り指示を、前記放送ステップ
    で放送させることを特徴とする請求項31に記載のデー
    タ放送プログラム。
  33. 【請求項33】 受信機において受信後一旦メモリ上に
    取り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル
    方式で繰り返し放送するデータ放送プログラムであっ
    て、 第1放送データ、及び、第2放送データを記録している
    記録装置を備えるコンピュータに、 受信機において前記第1放送データの再生を禁止すべき
    であることを意味する禁止事象を検出する検出ステップ
    と、 記録装置に記録されている第1放送データと、記録装置
    に記録されている第2放送データとを繰り返し放送し、 検出ステップにより前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データの放送を中断する放送ステップと、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が中断した
    時に前記第2放送データの再生中に当該第2放送データ
    の再生をやめて前記第1放送データを再生することを禁
    止する切り替え禁止指示を、放送ステップで放送させる
    指示ステップとを実行させることを特徴とするデータ放
    送プログラム。
  34. 【請求項34】 番組データを継続的に放送し、受信機
    において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
    れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
    データ放送プログラムであって、 定常的に放送すべき番組データである定常番組データ
    と、当該定常番組データに関連する付加データである関
    連データと、当該定常データと関連しない付加データで
    ある非関連データとを記録している記録装置を備えるコ
    ンピュータに、 受信機において前記定常番組データよりも優先的に再生
    すべき優先番組データを入手する入手ステップと、 記録装置に記録されている定常番組データを継続的に放
    送し、記録装置に記録されている関連データと、非関連
    データとを繰り返し放送し、 入手ステップにより前記優先番組データが入手された場
    合に、当該定常番組データの放送を中断して、代わりに
    当該優先番組データを放送する放送ステップと、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が中断した
    時に前記関連データの再生をやめさせて前記非関連デー
    タを再生させる切り替え指示を、放送ステップで放送さ
    せる指示ステップとを実行させることを特徴とするデー
    タ放送プログラム。
  35. 【請求項35】 前記放送ステップでは、 前記優先番組データの放送が終了した場合に、前記定常
    番組データの放送を再開し、 前記指示ステップでは、さらに、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が再開され
    た時に前記非関連データの再生をやめさせて前記関連デ
    ータを再生させる戻り指示を、前記放送ステップで放送
    させることを特徴とする請求項34に記載のデータ放送
    プログラム。
  36. 【請求項36】 番組データを継続的に放送し、受信機
    において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
    れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
    データ放送プログラムであって、 定常的に放送すべき番組データである定常番組データ
    と、当該定常番組データに関連する付加データである関
    連データと、当該定常データと関連しない付加データで
    ある非関連データとを記録している記録装置を備えるコ
    ンピュータに、 受信機において前記定常番組データよりも優先的に再生
    すべき優先番組データを入手する入手ステップと、 記録装置に記録されている定常番組データを継続的に放
    送し、記録装置に記録されている関連データと、非関連
    データとを繰り返し放送し、 入手ステップにより前記優先番組データが入手された場
    合に、当該定常番組データの放送を中断して、代わりに
    当該優先番組データを放送する放送ステップと、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が中断した
    時に前記非関連データの再生中に当該非関連データの再
    生をやめて前記関連データを再生することを禁止する切
    り替え禁止指示を、放送ステップで放送させる指示ステ
    ップとを実行させることを特徴とするデータ放送プログ
    ラム。
  37. 【請求項37】 受信機において受信後一旦メモリ上に
    取り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル
    方式で繰り返し放送するデータ放送装置におけるデータ
    放送方法であって、 前記データ放送装置は、第1放送データ、及び、第2放
    送データを記録している記録手段を備え、 受信機において前記第1放送データの再生を禁止すべき
    であることを意味する禁止事象を検出する検出ステップ
    と、 記録手段に記録されている第1放送データと、記録手段
    に記録されている第2放送データとを繰り返し放送し、 検出ステップにより前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データの放送を中断する放送ステップと、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が中断した
    時に当該第1放送データの再生をやめさせて前記第2放
    送データを再生させる切り替え指示を、放送ステップで
    放送させる指示ステップとを含むことを特徴とするデー
    タ放送方法。
  38. 【請求項38】 前記検出ステップでは、 前記禁止事象を検出した後に、禁止を解除すべきである
    ことを意味する解除事象を検出し、 前記放送ステップでは、 前記検出ステップにより前記解除事象が検出された場合
    に、前記第1放送データの放送を再開し、 前記指示ステップでは、さらに、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が再開され
    た時に前記第2放送データの再生をやめさせて当該第1
    放送データを再生させる戻り指示を、前記放送ステップ
    で放送させることを特徴とする請求項38に記載のデー
    タ放送方法。
  39. 【請求項39】 受信機において受信後一旦メモリ上に
    取り込まれた後で再生される放送データを、カルーセル
    方式で繰り返し放送するデータ放送装置における、デー
    タ放送方法であって、 前記データ放送装置は、第1放送データ、及び、第2放
    送データを記録している記録手段を備え、 受信機において前記第1放送データの再生を禁止すべき
    であることを意味する禁止事象を検出する検出ステップ
    と、 記録手段に記録されている第1放送データと、記録手段
    に記録されている第2放送データとを繰り返し放送し、 検出ステップにより前記禁止事象が検出された場合に、
    当該第1放送データの放送を中断する放送ステップと、 受信機に対して、前記第1放送データの放送が中断した
    時に前記第2放送データの再生中に当該第2放送データ
    の再生をやめて前記第1放送データを再生することを禁
    止する切り替え禁止指示を、放送ステップで放送させる
    指示ステップとを含むことを特徴とするデータ放送方
    法。
  40. 【請求項40】 番組データを継続的に放送し、受信機
    において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
    れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
    データ放送装置における、データ放送方法であって、 前記データ放送装置は、定常的に放送すべき番組データ
    である定常番組データと、当該定常番組データに関連す
    る付加データである関連データと、当該定常データと関
    連しない付加データである非関連データとを記録してい
    る記録手段を備え、 受信機において前記定常番組データよりも優先的に再生
    すべき優先番組データを入手する入手ステップと、 記録手段に記録されている定常番組データを継続的に放
    送し、記録手段に記録されている関連データと、非関連
    データとを繰り返し放送し、 入手ステップにより前記優先番組データが入手された場
    合に、当該定常番組データの放送を中断して、代わりに
    当該優先番組データを放送する放送ステップと、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が中断した
    時に前記関連データの再生をやめさせて前記非関連デー
    タを再生させる切り替え指示を、放送ステップで放送さ
    せる指示ステップとを含むことを特徴とするデータ放送
    方法。
  41. 【請求項41】 前記放送ステップでは、 前記優先番組データの放送が終了した場合に、前記定常
    番組データの放送を再開し、 前記指示ステップでは、さらに、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が再開され
    た時に前記非関連データの再生をやめさせて前記関連デ
    ータを再生させる戻り指示を、前記放送ステップで放送
    させることを特徴とする請求項40に記載のデータ放送
    方法。
  42. 【請求項42】 番組データを継続的に放送し、受信機
    において受信後一旦メモリ上に取り込まれた後で再生さ
    れる付加データを、カルーセル方式で繰り返し放送する
    データ放送装置における、データ放送方法であって、 前記データ放送装置は、定常的に放送すべき番組データ
    である定常番組データと、当該定常番組データに関連す
    る付加データである関連データと、当該定常データと関
    連しない付加データである非関連データとを記録してい
    る記録手段を備え、 受信機において前記定常番組データよりも優先的に再生
    すべき優先番組データを入手する入手ステップと、 記録手段に記録されている定常番組データを継続的に放
    送し、記録手段に記録されている関連データと、非関連
    データとを繰り返し放送し、 入手ステップにより前記優先番組データが入手された場
    合に、当該定常番組データの放送を中断して、代わりに
    当該優先番組データを放送する放送ステップと、 受信機に対して、前記定常番組データの放送が中断した
    時に前記非関連データの再生中に当該非関連データの再
    生をやめて前記関連データを再生することを禁止する切
    り替え禁止指示を、放送ステップで放送させる指示ステ
    ップとを含むことを特徴とするデータ放送方法。
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