JP2002050972A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2002050972A
JP2002050972A JP2000234447A JP2000234447A JP2002050972A JP 2002050972 A JP2002050972 A JP 2002050972A JP 2000234447 A JP2000234447 A JP 2000234447A JP 2000234447 A JP2000234447 A JP 2000234447A JP 2002050972 A JP2002050972 A JP 2002050972A
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JP
Japan
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power amplifier
switch
signal
power
modulation
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JP2000234447A
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English (en)
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Yutaka Murakami
豊 村上
Shinichiro Takabayashi
真一郎 高林
Masayuki Orihashi
雅之 折橋
Akihiko Matsuoka
昭彦 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の無線通信手段に対応した電力増幅手段
を提供する。 【解決手段】 電力増幅器1の103および電力増幅器
2の105は中心周波数faで使用可能な電力増幅器
で、電力増幅器3の108および電力増幅器4の110
は中心周波数fbで使用可能な電力増幅器とする。電力
増幅部に変調信号101が入力され、スイッチ制御部1
14に変調信号101の送信出力情報113が入力さ
れ、スイッチ制御信号115が出力され、送信出力情報
113が中心周波数がfaで、出力電力を大きくという
情報のとき、スイッチ102〜111の構成情報をスイ
ッチ制御情報115とし、スイッチ1の102、スイッ
チ2の104、スイッチ3の106、スイッチ4の10
7、スイッチ5の109、スイッチ6の111に入力さ
れ、電力増幅器1の103および電力増幅器2の105
を用いて、変調信号101を増幅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信に用いら
れる無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デュアルモードの電力増幅器の構成とし
て、特開平5−199127に記載されている技術が知
られている。これは図5のような構成からなり、電力増
幅器段はスイッチング手段503のスイッチ1および5
05のスイッチ2により制御される非線形電力増幅器段
502および線形電力増幅器段504を含んでいる。こ
こでは、アナログ変調とディジタル変調の2種類の変調
が可能なデュアルモード無線機であり、アナログ変調動
作モード中は、スイッチング手段503のスイッチ1に
より非線形増幅器段502が変調信号501を増幅し、
増幅された変調信号506を出力する。ディジタル変調
動作モード中に比較的低い電力出力が要求される場合に
は、非線形増幅器段502が変調信号501を増幅す
る。ディジタル変調動作モード中に高レベルの出力が要
求される場合には、非線形電力増幅器段502および線
形電力増幅器段504が変調信号を増幅する構成となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、アナログ変調およびディジタル変調のデュアルモー
ドに対応した電力増幅器にのみに対応したもので、この
構成の電力増幅器では、周波数帯、変調方式、送信出力
の異なる複数の無線通信手段に対応することは難しい。
【0004】本発明では、周波数帯、変調方式、送信出
力の異なる複数の無線通信手段に対応した電力増幅手段
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に本発明は、2個以上の電力増幅器、2個以上のスイッ
チ、送信出力情報を入力としスイッチ制御情報を出力す
る制御部を具備し、スイッチ制御情報から変調信号を送
信アンテナから送信するために使用する電力増幅器を選
択することを特徴とする無線送信装置とすることで、周
波数帯、変調方式、送信出力の異なる複数の無線通信手
段に対して変調信号を増幅することが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、2個以上の電力増幅器、2個以上のスイッチ、送信
出力情報を入力としスイッチ制御情報を出力する制御部
を具備し、スイッチ制御情報から変調信号を送信アンテ
ナから送信するために使用する電力増幅器を選択するこ
とを特徴とする無線装置としたものであり、これによ
り、周波数帯、変調方式、送信出力の異なる複数の無線
通信手段に対して変調信号を増幅することができるとい
う作用を有する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、電力増幅器が直列に接続された電力増幅部が並列に
接続されていることを特徴とする無線送信装置としたも
のであり、これにより、周波数帯、変調方式、送信出力
の異なる複数の無線通信手段に対して変調信号を増幅す
ることができるという作用を有する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1におい
て、電力増幅器が直列に接続されていることを特徴とす
る無線装置としたものであり、これにより、周波数帯、
変調方式、送信出力の異なる複数の無線通信手段に対し
て変調信号を増幅することができるという作用を有す
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、電力増幅器が並列に接続されていることを特徴とす
る無線装置としたものであり、これにより、周波数帯、
変調方式、送信出力の異なる複数の無線通信手段に対し
て変調信号を増幅することができるという作用を有す
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
において、使用する電力増幅器の選択を決定後、変調信
号を送信アンテナから出力することを特徴とする無線送
信装置としたものであり、これにより、周波数帯、変調
方式、送信出力の異なる複数の無線通信手段に対して変
調信号を増幅することができるという作用を有する。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1から5
において、使用しない電力増幅器の電源を切ることを特
徴とする無線装置としたものであり、これにより、周波
数帯、変調方式、送信出力の異なる複数の無線通信手段
に対して変調信号を増幅することができるという作用を
有する。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1から6
の無線装置を具備した複数の無線通信手段に対応した無
線通信端末としたものであり、これにより、周波数帯、
変調方式、送信出力の異なる複数の無線通信手段に対し
て変調信号を増幅することができるという作用を有す
る。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図4を用いて説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は、本実施の形態に
おける電力増幅部の構成の一例、図4は複数の無線通信
手段に対応した無線通信端末の構成の一例を示してお
り、図1において、101は変調信号、102はスイッ
チ1、103は電力増幅器1、104はスイッチ2、1
05は電力増幅器2、106はスイッチ3、107はス
イッチ4、108は電力増幅器3、109はスイッチ
5、110は電力増幅器4、111はスイッチ6、11
2は増幅された変調信号、113は送信出力情報、11
4はスイッチ制御部、115はスイッチ制御信号、11
6は送信アンテナである。
【0015】図4において、401ディジタル信号A、
402は変調部A、403は直交ベースバンド信号同相
成分A、404は直交ベースバンド信号直交成分A、4
05は直交変調部A、406は変調信号A、407はデ
ィジタル信号B、408は変調部B、409は直交ベー
スバンド信号同相成分B、410は直交ベースバンド信
号直交成分B、411は直交変調部B、412は変調信
号B、413は切替スイッチ、414は変調信号、41
5は送信出力情報、416は電力増幅部、417は増幅
された変調信号、418は送信アンテナ、419は制御
信号である。
【0016】以上、図1および図4を用いて、2個以上
の電力増幅器、2個以上のスイッチ、送信出力情報を入
力としスイッチ制御情報を出力する制御部を具備し、ス
イッチ制御情報から変調信号を送信アンテナから送信す
るために使用する電力増幅器を選択することを特徴とす
る無線送信装置、および請求項1において、電力増幅器
が直列に接続された電力増幅部が並列に接続されている
ことを特徴とする無線送信装置について説明する。
【0017】以下では、2個以上の電力増幅器、2個以
上のスイッチ、送信出力情報を入力としスイッチ制御情
報を出力する制御部を具備し、スイッチ制御情報から変
調信号を送信アンテナから送信するために使用する電力
増幅器を選択することを特徴とする無線送信装置の一例
として、請求項1において、電力増幅器が直列に接続さ
れた電力増幅部が並列に接続されていることを特徴とす
る無線送信装置の説明をする。
【0018】図4は複数の無線通信手段に対応した無線
通信端末の構成の一例として通信手段Aおよび通信手段
Bを備えた無線通信端末の構成の一例を示している。変
調部A402はディジタル信号A401を入力とし、直
交ベースバンド信号同相成分A403および直交ベース
バンド信号直交成分A404を出力する。
【0019】そして、直交変調部A405は直交ベース
バンド信号同相成分A403および直交ベースバンド信
号直交成分A404を入力とし、中心周波数faの変調
信号A406を出力する。変調部B408はディジタル
信号B407を入力とし、直交ベースバンド信号同相成
分B409および直交ベースバンド信号直交成分Bを出
力する。
【0020】そして、直交変調部B408は直交ベース
バンド信号同相成分B409および直交ベースバンド信
号直交成分B410を入力とし、中心周波数fbの変調
信号B412を出力する。切替スイッチ413は変調信
号A406および変調信号B412、および制御信号4
19を入力とし、制御信号419の選択されている通信
手段情報から、選択されている通信手段AまたはBの変
調信号を変調信号414として出力する。
【0021】電力増幅部416は変調信号414および
送信出力情報415を入力とし、変調信号414の送信
出力情報415たとえば、中心周波数、出力電力、帯
域、変調方式から適切な電力増幅部を構成し、増幅され
た変調信号417を出力する。そして、送信アンテナ4
18から、増幅された変調信号が出力される。
【0022】次に、電力増幅部416の構成について図
1を用いて説明する。図1において、電力増幅器1の1
03および電力増幅器2の105は中心周波数faで使
用可能な電力増幅器とする。そして、電力増幅器3の1
08および電力増幅器4の110は中心周波数fbで使
用可能な電力増幅器とする。電力増幅部に変調信号10
1が入力されたとき、スイッチ制御部114に変調信号
101の送信出力情報113が入力され、スイッチ制御
信号115が出力される。
【0023】そして、たとえば、送信出力情報113が
中心周波数がfaで、出力電力を大きくという情報のと
き、スイッチ1の102、スイッチ2の104、スイッ
チ3の106、スイッチ4の107、スイッチ5の10
9、スイッチ6の111の構成情報をスイッチ制御情報
115とし、スイッチ1の102、スイッチ2の10
4、スイッチ3の106、スイッチ4の107、スイッ
チ5の109、スイッチ6の111に入力され、電力増
幅器1の103および電力増幅器2の105を用いて、
変調信号101を増幅する構成となり、増幅された変調
信号112が送信アンテナ116から出力される。
【0024】このとき、使用しない電力増幅器3の10
8および電力増幅器4の109の電源を切ることで、消
費電力を抑えることが可能となる。
【0025】また、スイッチを切り替えることで、使用
する電力増幅器を決定したのち、変調信号414が電力
増幅部416に入力するようなタイミング制御を行う。
このタイミング制御をすることで、不法電波を出力する
ことをおさえることが可能となる。また、電力増幅部4
16の構成が決定するまで、変調信号414は無変調信
号とし、電力増幅部416の構成の決定後、情報が含ま
れる変調信号を変調信号414とすることで、同様に不
法電波を出力することをおさえることが可能となる。
【0026】以上により、2個以上の電力増幅器、2個
以上のスイッチ、送信出力情報を入力としスイッチ制御
情報を出力する制御部を具備し、スイッチ制御情報から
変調信号を送信アンテナから送信するために使用する電
力増幅器を選択することを特徴とする無線送信装置、お
よび請求項1において、電力増幅器が直列に接続された
電力増幅部が並列に接続されていることを特徴とする無
線送信装置とすることで、周波数帯、変調方式、送信出
力の異なる複数の無線通信手段に対して変調信号を増幅
することが可能となる。このとき、通信手段を2種類で
説明したがこれに限ったものではない。
【0027】また、電力増幅器の数を4つで説明したが
これに限ったものではない。また、図1で、電力増幅器
が直列に接続された電力増幅部が並列に接続されている
中にスイッチを挿入しているが、スイッチの位置は、こ
れに限ったものではない。また、電力増幅器の配置は、
図1に限ったものではない。
【0028】(実施の形態2)図2は、本実施の形態に
おける電力増幅部の構成の一例、図4は複数の無線通信
手段に対応した無線通信端末の構成の一例を示してお
り、図2において、201は変調信号、202は電力増
幅器1、203はスイッチ1、204は電力増幅器2、
205はスイッチ2、206は増幅された変調信号、2
07は送信アンテナ、208は送信出力情報、209は
スイッチ制御部、210はスイッチ制御信号である。
【0029】図4において、401ディジタル信号A、
402は変調部A、403は直交ベースバンド信号同相
成分A、404は直交ベースバンド信号直交成分A、4
05は直交変調部A、406は変調信号A、407はデ
ィジタル信号B、408は変調部B、409は直交ベー
スバンド信号同相成分B、410は直交ベースバンド信
号直交成分B、411は直交変調部B、412は変調信
号B、413は切替スイッチ、414は変調信号、41
5は送信出力情報、416は電力増幅部、417は増幅
された変調信号、418は送信アンテナ、419は制御
信号である。
【0030】以上、図2および図4を用いて、請求項1
において、電力増幅器が直列に接続されていることを特
徴とする無線送信装置について説明する。図4は複数の
無線通信手段に対応した無線通信端末の構成の一例とし
て通信手段Aおよび通信手段Bを備えた無線通信端末の
構成の一例を示している。変調部A402はディジタル
信号A401を入力とし、直交ベースバンド信号同相成
分A403および直交ベースバンド信号直交成分A40
4を出力する。
【0031】そして、直交変調部A405は直交ベース
バンド信号同相成分A403および直交ベースバンド信
号直交成分A404を入力とし、中心周波数faの変調
信号A406を出力する。変調部B408はディジタル
信号B407を入力とし、直交ベースバンド信号同相成
分B409および直交ベースバンド信号直交成分Bを出
力する。
【0032】そして、直交変調部B408は直交ベース
バンド信号同相成分B409および直交ベースバンド信
号直交成分B410を入力とし、中心周波数fbの変調
信号B412を出力する。切替スイッチ413は変調信
号A406および変調信号B412、および制御信号4
19を入力とし、制御信号419の選択されている通信
手段情報から、選択されている通信手段AまたはBの変
調信号を変調信号414として出力する。
【0033】電力増幅部416は変調信号414および
送信出力情報415を入力とし、変調信号414の送信
出力情報415たとえば、中心周波数、出力電力、帯
域、変調方式から適切な電力増幅部を構成し、増幅され
た変調信号417を出力する。
【0034】そして、送信アンテナ418から、増幅さ
れた変調信号が出力される。次に、電力増幅部416の
構成について図2を用いて説明する。図2において、電
力増幅器1の202および電力増幅器2の204は中心
周波数fa、fbで使用可能な電力増幅器とする。電力
増幅部に変調信号201が入力されたとき、スイッチ制
御部209に変調信号201の送信出力情報208が入
力され、スイッチ制御信号210が出力される。
【0035】そして、たとえば、送信出力情報208が
中心周波数がfaで、出力電力を小さくという情報のと
き、スイッチ1の203、スイッチ2の205の構成情
報をスイッチ制御情報210とし、スイッチ1の20
3、スイッチ2の205に入力され、電力増幅器1の2
02およびを用いて、変調信号201を増幅する構成と
なり、増幅された変調信号206が送信アンテナ207
から出力される。
【0036】このとき、使用しない電力増幅器2の20
4の電源を切ることで、消費電力を抑えることが可能と
なる。
【0037】また、スイッチを切り替えることで、使用
する電力増幅器を決定したのち、変調信号414が電力
増幅部416に入力するようなタイミング制御を行う。
このタイミング制御をすることで、不法電波を出力する
ことをおさえることが可能となる。また、電力増幅部4
16の構成が決定するまで、変調信号414は無変調信
号とし、電力増幅部416の構成の決定後、情報が含ま
れる変調信号を変調信号414とすることで、同様に不
法電波を出力することをおさえることが可能となる。
【0038】以上により、請求項1において、電力増幅
器が直列に接続されていることを特徴とする無線送信装
置とすることで、周波数帯、変調方式、送信出力の異な
る複数の無線通信手段に対して変調信号を増幅すること
が可能となる。このとき、通信手段を2種類で説明した
がこれに限ったものではない。また、電力増幅器の数を
2つで説明したがこれに限ったものではない。また、図
2で、電力増幅器が直列に接続された電力増幅器の中に
スイッチを挿入しているが、スイッチの位置は、これに
限ったものではない。
【0039】(実施の形態3)図3は、本実施の形態に
おける電力増幅部の構成の一例、図4は複数の無線通信
手段に対応した無線通信端末の構成の一例を示してお
り、図3において、301は変調信号、302はスイッ
チ1、303は電力増幅器1、304はスイッチ2、3
05はスイッチ3、306は電力増幅器2、307はス
イッチ4、308は増幅された変調信号、309は送信
アンテナ、310は送信出力情報、311はスイッチ制
御部、312はスイッチ制御信号である。
【0040】図4において、401ディジタル信号A、
402は変調部A、403は直交ベースバンド信号同相
成分A、404は直交ベースバンド信号直交成分A、4
05は直交変調部A、406は変調信号A、407はデ
ィジタル信号B、408は変調部B、409は直交ベー
スバンド信号同相成分B、410は直交ベースバンド信
号直交成分B、411は直交変調部B、412は変調信
号B、413は切替スイッチ、414は変調信号、41
5は送信出力情報、416は電力増幅部、417は増幅
された変調信号、418は送信アンテナ、419は制御
信号である。
【0041】以上、図3および図4を用いて、請求項1
において、電力増幅器が並列に接続されていることを特
徴とする無線送信装置について説明する。
【0042】図4は複数の無線通信手段に対応した無線
通信端末の構成の一例として通信手段Aおよび通信手段
Bを備えた無線通信端末の構成の一例を示している。変
調部A402はディジタル信号A401を入力とし、直
交ベースバンド信号同相成分A403および直交ベース
バンド信号直交成分A404を出力する。
【0043】そして、直交変調部A405は直交ベース
バンド信号同相成分A403および直交ベースバンド信
号直交成分A404を入力とし、中心周波数faの変調
信号A406を出力する。変調部B408はディジタル
信号B407を入力とし、直交ベースバンド信号同相成
分B409および直交ベースバンド信号直交成分Bを出
力する。
【0044】そして、直交変調部B408は直交ベース
バンド信号同相成分B409および直交ベースバンド信
号直交成分B410を入力とし、中心周波数fbの変調
信号B412を出力する。切替スイッチ413は変調信
号A406および変調信号B412、および制御信号4
19を入力とし、制御信号419の選択されている通信
手段情報から、選択されている通信手段AまたはBの変
調信号を変調信号414として出力する。
【0045】電力増幅部416は変調信号414および
送信出力情報415を入力とし、変調信号414の送信
出力情報415たとえば、中心周波数、出力電力、帯
域、変調方式から適切な電力増幅部を構成し、増幅され
た変調信号417を出力する。
【0046】そして、送信アンテナ418から、増幅さ
れた変調信号が出力される。次に、電力増幅部416の
構成について図3を用いて説明する。図3において、電
力増幅器1の303および電力増幅器2の306は中心
周波数fa、fbで使用可能な電力増幅器とする。電力
増幅部に変調信号301が入力されたとき、スイッチ制
御部311に変調信号301の送信出力情報310が入
力され、スイッチ制御信号312が出力される。
【0047】そして、たとえば、送信出力情報310が
中心周波数がfaで、出力電力を小さくという情報のと
き、スイッチ1の302、スイッチ2の304、スイッ
チ3の305、スイッチ4の307の構成情報をスイッ
チ制御情報312とし、スイッチ1の302、スイッチ
2の304、スイッチ3の305、スイッチ4の307
に入力され、電力増幅器1の303を用いて、変調信号
301を増幅する構成となり、増幅された変調信号30
8が送信アンテナ309から出力される。
【0048】このとき、使用しない電力増幅器2の30
6の電源を切ることで、消費電力を抑えることが可能と
なる。
【0049】また、スイッチを切り替えることで、使用
する電力増幅器を決定したのち、変調信号414が電力
増幅部416に入力するようなタイミング制御を行う。
このタイミング制御をすることで、不法電波を出力する
ことをおさえることが可能となる。また、電力増幅部4
16の構成が決定するまで、変調信号414は無変調信
号とし、電力増幅部416の構成の決定後、情報が含ま
れる変調信号を変調信号414とすることで、同様に不
法電波を出力することをおさえることが可能となる。
【0050】以上により、請求項1において、電力増幅
器が並列に接続されていることを特徴とする無線送信装
置とすることで、周波数帯、変調方式、送信出力の異な
る複数の無線通信手段に対して変調信号を増幅すること
が可能となる。このとき、通信手段を2種類で説明した
がこれに限ったものではない。また、電力増幅器の数を
2つで説明したがこれに限ったものではない。また、図
2で、電力増幅器が直列に接続された電力増幅器の中に
スイッチを挿入しているが、スイッチの位置は、これに
限ったものではない。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2個以上
の電力増幅器、2個以上のスイッチ、送信出力情報を入
力としスイッチ制御情報を出力する制御部を具備し、ス
イッチ制御情報から変調信号を送信アンテナから送信す
るために使用する電力増幅器を選択することを特徴とす
る無線送信装置としたものであり、これにより、周波数
帯、変調方式、送信出力の異なる複数の無線通信手段に
対して変調信号を増幅することができるという有利な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電力増幅器の構成の一例を示した図
【図2】電力増幅器の構成の一例を示した図
【図3】電力増幅器の構成の一例を示した図
【図4】複数の無線通信手段に対応した無線通信端末の
構成を示した図
【図5】従来の電力増幅部の構成を示した図
【符号の説明】
101、201、301、414 変調信号 102、203、302 スイッチ1 103、202、303 電力増幅器1 104、205、304 スイッチ2 105、204、306 電力増幅器2 106、305 スイッチ3 107、307 スイッチ4 108 電力増幅器3 109 スイッチ5 110 電力増幅器4 111 スイッチ6 112、206、308、417 増幅された変調信号 113、208、310、415 送信出力情報 114、209、311 スイッチ制御部 115、210、312 スイッチ制御信号 116、207、309、418 送信アンテナ 401 ディジタル信号A 402 変調部A 403 直交ベースバンド信号同相成分A 404 直交ベースバンド信号直交成分A 405 直交変調部A 406 変調信号A 407 ディジタル信号B 408 変調部B 409 直交ベースバンド信号同相成分B 410 直交ベースバンド信号直交成分B 411 直交変調部B 412 変調信号B 413 切替スイッチ 416 電力増幅部 419 制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折橋 雅之 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 松岡 昭彦 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 5J069 AA01 AA21 AA41 AA51 FA15 FA18 HA01 SA14 TA01 5K060 BB07 DD03 DD04 HH01 HH06 HH39 JJ23 LL01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変調器を有する変調手段と、 前記変調器の出力のいずれか選択する制御器と、 前記制御器の出力を増幅する電力増幅手段とを有し、 前記電力増幅手段は、複数個の電力増幅器と、複数個の
    スイッチと、送信する信号の中心周波数、出力電力など
    の送信出力情報を入力とし前記スイッチの制御情報を出
    力する制御部とを具備し、前記制御情報からスイッチを
    制御し、変調信号を送信アンテナから送信するために使
    用する前記電力増幅器を選択することを特徴とする無線
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、電力増幅器は、直列
    に接続された電力増幅部を並列に接続していることを特
    徴とする無線装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、電力増幅器が直列に
    接続されていることを特徴とする無線装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、電力増幅器が並列に
    接続されていることを特徴とする無線装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4において、使用する電力
    増幅器の選択を決定後、変調信号を送信アンテナから出
    力することを特徴とする無線装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5において、使用しない電
    力増幅器の電源を切ることを特徴とする無線装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の無線装置を具備した複
    数の無線通信手段に対応した無線通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024014781A1 (ko) * 2022-07-12 2024-01-18 삼성전자 주식회사 전자 장치 및 그 전자 장치에서의 무선 통신을 위한 방법

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