JP2002050729A - リードフレーム、半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

リードフレーム、半導体装置の製造方法および半導体装置

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JP2002050729A JP2000230971A JP2000230971A JP2002050729A JP 2002050729 A JP2002050729 A JP 2002050729A JP 2000230971 A JP2000230971 A JP 2000230971A JP 2000230971 A JP2000230971 A JP 2000230971A JP 2002050729 A JP2002050729 A JP 2002050729A
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Yoshitaka Horie
佳孝 堀江
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Rohm Co Ltd
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    • H01L2924/014Solder alloys

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極配置の異なる種々の半導体チップを同一
のリードフレームにそれぞれ適用して半導体装置を製造
でき、しかも半導体装置およびこれが実装される回路基
板の小型化を達成できるようにする。 【解決手段】 半導体装置製造用のリードフレームにお
いて、ダイパッド部30′および第1リード部31a′を有
する第1領域66と、この第1領域66に並設され、互いに
平行に延びる一対のコモンバー部69a,69bのそれぞれ
から、他方のコモンバー部69a(69b)に向けて延びる
第2リード部4A′,4B′を有する第2領域67と、を
備え、第1および第2領域66,67のうちの一方の領域67
(66)が他方の領域66(67)を覆う位置にまで回動可能
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、半導体チップと
リード端子の接続にワイヤを用いないワイヤレス構造を
有する半導体装置に関連する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置としては、たとえば図8に示
したように面実装用として構成されたリード型のものが
ある。この図に示した半導体装置8は、たとえばトラン
ジスタとして使用される3端子型のものである。この半
導体装置8は、半導体チップ80を実装したダイパッド
部81aを有する第1リード端子81と、半導体チップ
80の上面80aに設けられた電極部(図示略)とワイ
ヤWを介して電気的に接続される2つの第2リード端子
82とをそれぞれ有している。そして、半導体チップ8
0、ワイヤWなどが樹脂パッケージ83封止されている
とともに、各リード端子81,82における樹脂パッケ
ージ83から延出する部分が外部接続用電極81a,8
2aとされている。このような半導体装置8において
は、各リード端子81,82が略同一平面上に離散して
設けられているため、半導体装置8の小型化が困難であ
る。
【0003】そのため、図9に示したようにワイヤを用
いずに半導体チップ90の上下面のそれぞれにおいて各
リード端子91,92を接続して各リード端子91,9
2を立体的に配置することにより半導体装置9の小型化
を図る方法もある。
【0004】このような半導体装置9は、たとえば図1
0に示したようなリードフレーム94から製造される。
このリードフレーム94は、ダイパッド部91a′およ
び第1リード部91b′を有するとともに、第1リード
部91b′を介してサイドフレーム部95と繋げられた
第1領域96と、第2リード部92′が設けられ、かつ
図10に一点鎖線で示した回動軸Cを中心として回動可
能とされた第2領域97と、を有している。第2リード
部92′は、回動中心となる軸フレーム部98から、各
第1リード部91b′と同一方向に延出している。
【0005】このリードフレーム94では、各ダイパッ
ド部91a′に半導体チップ90を搭載した後に、第2
領域97を回動軸Cを中心として約180度回動させる
ことにより図11に示したように各第2リード部92′
の端部が半導体チップ90の電極(図示略)と接続され
る。そして、図11に仮想線Pで示した領域に樹脂パッ
ケージ93を形成した後に各リード部91b′,92′
のカットおよびフォーミングを施すことにより図9に示
したような形態を有する半導体装置9が製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したリードフレーム94では、第2領域97を回動
させる前の状態においては、第1リード部91b′と第
2リード部92′とが互いに同一方向に延びていたか
ら、第2領域97の回動後は、半導体チップ90から
は、第1リード部91b′と第2リード部92′とが互
いに反対方向に延出することとなる。このため、図1に
示した第2リード端子4A,4Bのうちの一部の第2リ
ード端子4Aが第1リード部端子3の第1リード部31
と同一方向に延出するような形態を有する半導体装置1
を製造することはできない。
【0007】したがって、上記リードフレーム94で
は、製造できる半導体装置9のリード構成に制約が生じ
る。これにともない、半導体装置9の小型化が阻害され
るばかりか、当該半導体装置9を実装する回路基板のパ
ッドのレイアウトや配線の引回しも制約されるため、回
路基板の小型化も阻害される。また、リード構成が制約
されるということは、第2リード部92′と接続される
半導体チップ90の上面における電極配置の制約も大き
くなるため、採用できる半導体チップ90の種類も限定
されてしまう。
【0008】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、電極配置の異なる種々の半導体チ
ップを同一のリードフレームにそれぞれ適用して半導体
装置を製造でき、しかも半導体装置およびこれが実装さ
れる回路基板の小型化を達成できるようにすることをそ
の課題とする。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明の第1の側面により提
供されるリードフレームは、ダイパッド部および第1リ
ード部を有する第1領域と、この第1領域に並設され、
かつ互いに平行に延びる一対のコモンバー部のそれぞれ
から、他方のコモンバー部に向けて延びる複数の第2リ
ード部を有する第2領域と、を備え、上記第1領域およ
び上記第2領域のうちの一方の領域が他方の領域を覆う
位置にまで回動可能とされていることを特徴としてい
る。
【0011】好ましい実施の形態においては、上記第1
リード部および上記第2リード部は、同一または略同一
方向に延びている。
【0012】好ましい実施の形態においては、上記第1
リード部は、回動軸に対して平行に延び、上記一対のコ
モンバー部は、上記回動軸に対して直交状に延びるとと
もに、上記各第2リード部は、各コモンバー部に対して
垂直または略垂直に延びている。
【0013】本願発明の第2の側面では、上述した第1
の側面に記載したリードフレームを用いた半導体装置の
製造方法であって、上記ダイパッド部に対して半導体チ
ップを搭載する工程と、上記第1領域および上記第2領
域のうちの一方の領域を他方の領域の直上に位置させ、
上記複数の第2リード部のうちの少なくとも一部の第2
リード部を上記半導体チップの上面に設けられた電極に
接続する工程と、を含むことを特徴とする、半導体装置
の製造方法が提供される。
【0014】好ましい実施の形態においては、上記複数
の第2リード部は、上記電極の数よりも多く設けられて
いるとともに、上記電極と接続されない不要な第2リー
ド部を除去する工程をさらに含んでいる。
【0015】また、本願発明の第3の側面においては、
上述した本願発明の第2の側面に記載した製造方法によ
り得られることを特徴とする、半導体装置が提供され
る。
【0016】本願発明に係るリードフレームは、第1お
よび第2領域のうちの一方の領域が他方の領域に対して
相対的に回動可能とされている。そして、第2領域は、
一対のコモンバー部のそれぞれから他方のコモンバーに
向けて延びる第2リード部を有している。このため、本
願発明に係るリードフレームにおいては、ダイパッド上
に半導体チップを搭載した後に、一方の領域を約180
度回動させた場合には、半導体チップの電極に対応する
第2リード部を当該電極を接触させることができる。そ
して、当該第2リード部と電極とを接続すれば、半導体
チップからは、当該第2リード部のうちの一部の第2リ
ード部と他の一部の第2リード部とが互いに反対方向に
延出することとなる。このように、本願発明では、第2
リード部が互いに反対方向に延びる半導体装置が提供で
きる。これにより、本願発明では種々の端子構成の半導
体装置が提供できるようになる。このため、端子構成に
制約を受けて半導体装置の小型化が阻害されることもな
く、当該半導体装置を実装すべき回路基板に設けるべき
端子パッドの位置や配線の引回しパターンの制約が小さ
くなり、回路基板の小型化にも寄与できる。
【0017】また、第2リード部を、当該半導体装置に
おいて使用される半導体チップの上面に設けられた電極
の数よりも多く設けておき、当該電極に対応する第2リ
ード部のみを選択的に半導体チップと接続し、不要な第
2リード部を除去するようにすれば、一種類のリードフ
レームを用いて、様々な半導体チップを適用して半導体
装置を製造できるようになる。
【0018】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0020】図1は、本願発明に係る半導体装置1の一
例を示す全体斜視図である。この半導体装置1は、ワイ
ヤレス構造を有するとともに面実装型として構成された
ものであり、たとえばトランジスタとしての機能を有し
ている。半導体装置1は、半導体チップ2を搭載した第
1リード端子3と、半導体チップ2の上面20に設けら
れた電極20aに接続された複数の第2リード端子4
A,4Bと、を備えているとともに、半導体チップ2お
よびその接続部分がエポキシ樹脂などにより形成された
樹脂パッケージ5内に封止されている。
【0021】第1リード端子3は、ダイパッド部30
と、一対の第1リード部31と、を有している。ダイパ
ッド部30は、長矩形板状の形態を有しており、その長
手方向に並んで2つの半導体チップ2がそれぞれ搭載さ
れている。各第1リード部31は、ダイパッド部30に
おける長手方向の両端部から幅方向に延出しており、樹
脂パッケージ5内に封止された内部リード部32と、樹
脂パッケージ5から延出する外部リード部33と、を有
している。外部リード部33は、クランク状に屈曲され
ており、先端部33aが樹脂パッケージ5の底面と略面
一とされた水平状とされている。
【0022】第2リード端子4 A,4Bは、それぞれが
帯状の形態とされているとともに、一方の第2リード端
子4Aの一部分は、第1リード部31の一部分と樹脂パ
ッケージ5における同じ側から延出しており、他方の第
2リード端子4Bの一部分は、第1リード部31の一部
分と樹脂パッケージ5における反対側から延出してい
る。各第2リード端子4A,4Bは、樹脂パッケージ5
内に封止された内部リード部40A,40Bと、樹脂パ
ッケージ5から延出する外部リード部41A,41B
と、を有している。内部リード部40A,40Bおよび
外部リード部41A,41Bのそれぞれは、クランク状
に屈曲されており、内部リード部40A,40Bの先端
部40a,40bが半導体チップ2の上面20に設けら
れた電極20aに接続されているとともに、外部リード
部41A,41Bの先端部41a,41bが樹脂パッケ
ージ5の底面と略面一とされた水平状とされている。
【0023】各半導体チップ2は、たとえば上面20に
2個の電極20aが形成されており、下面の全体が電極
(図示略)とされたベアチップである。
【0024】このような構成とされた半導体装置1は、
図2に示したようなリードフレーム6を用いて製造され
る。このリードフレーム6は、互いに平行に延びる一対
のサイドフレーム部60,61の間が複数のクロスフレ
ーム部62,63により繋げられており、サイドフレー
ム部60,61および互いに隣合うクロスフレーム部6
2,63により囲まれる矩形領域64がサイドフレーム
部60,61の長手方向に連続して複数設けられてい
る。
【0025】各矩形領域64には、一方のサイドフレー
ム部60および一方のクロスフレーム部62のそれぞれ
に付属した第1領域65と、隣合うクロスフレーム部6
2,63のそれぞれ付属した第2領域66と、が形成さ
れている。
【0026】第1領域65は、矩形板状とされたダイパ
ッド部30′の両側縁部30a′30b′のそれぞれか
ら幅方向に延出して複数の第1リード部31a′,31
a″,31b″が形成されている。一方の側縁部30
a′から延出する第1リード部31a′,31a″は、
一定間隔隔てて互いに平行に延びており、端部において
一方のクロスフレーム部62と繋げられている。他方の
側縁部30b′から延出する第1リード部31b″もま
た一定間隔隔てて互いに平行に延びており、これらの第
1リード部31b″は端部においてブリッジ部31c″
を介して一体化されている。
【0027】第2領域66は、第1領域65に対してリ
ードフレームの幅方向に並んで設けられている。この第
2領域66は、一対の吊りリード部67を介してクロス
フレーム部62,63に対して支持された長矩形状の基
部68と、この基部68の長手方向の両端部のそれぞれ
から基部の幅方向に延出する一対のコモンバー部69
a,69bと、を有している。各コモンバー部69a
(69b)からは、他方のコモンバー部69b(69
a)に向けて延びる複数の第2リード部4A′,4A″
(4B′,4B″)が互いに横並びして設けられてい
る。この第2領域は、各吊りリード部67が捩じれるこ
とにより、図2に一点鎖線で示した回動軸Cを中心とし
て回動可能とされている。
【0028】このような形態を有するリードフレーム6
は、たとえばNi製の板材に打ち抜き加工を施すことに
より、あるいは薬剤を用いたウエットエッチング処理を
施すことにより形成される。
【0029】このリードフレーム6に対しては、図3に
示したように各第1領域65のダイパッド部30′に2
つの半導体チップ2が搭載される。各半導体チップ2と
ダイパッド部30′との間は、たとえば導体ペーストを
用いて電気的に導通するように接続される。
【0030】次いで、図4にクロスハッチィングで示し
た不要部分(第1リード部31a″,31b″、ブリッ
ジ部31c″、第2リード部4A″,4B″)を、たと
えば金型を用いたプレスにより除去し、第1および第2
領域65,66のそれぞれを図5に仮想線で示した形態
とする。このとき、プレス用の金型により、各第2リー
ド部4A′,4B′における中央よりも先端側の領域
(後において内部リード40A,40Bとなるべき領
域)がクランク状とされる。これにより、第2領域66
を回動させて第1領域65の直上に位置させた場合に
は、コモンバー部69a,69bおよび第2リード部4
A′,4B′の基端側が第1リード部31a′と略面一
となるとともに、第2リード部4A′,4B′が半導体
チップ2の電極20aと接触する(図6参照)。
【0031】続いて、図5に示したように第2領域66
を回動軸Cを中心として第1領域65の直上まで回動さ
せるとともに、第2リード部4A′,4B′の先端部4
0a′,40b′を各半導体チップ2の上面20に形成
された電極20aと接続する。このとき、半導体チップ
2からは、一部の第2リード部4A′と他の一部の第2
リード部4B′とが互いに反対方向に延出することとな
る。このような第2リード部4A′,4B′の接続は、
たとえばダイパッド部30′に対する半導体チップ2の
接続と同様に導体ペーストを用いて行ってもよいし、ま
た第2リード部4A′,4B′の先端部40a′,40
b′に予めクリームハンダを塗布しておき、あるいは各
電極20aの表面にハンダメッキを施しておき、ハンダ
を再溶融・固化させることにより行ってもよい。
【0032】次いで、図5においてダイパッド部30′
を囲むようにして仮想線で示した矩形領域Pに樹脂パッ
ケージ5を形成する。この樹脂パッケージ5は、図6に
示したように上下の金型7A,7Bによって形成される
キャビティ空間70内に、半導体チップ2およびこれと
第1および第2リード部4A′,4B′との接続部分を
含めた樹脂パッケージ5を形成すべき領域を収容した状
態とする。次いで、キャビティ空間70内に、たとえば
エポキシ樹脂を注入してこれを硬化させた後に金型7
A,7Bを外し、リードカットおよびリードフォーミン
グ工程などを経て、図1に示したような個別の半導体装
置1が得られる。
【0033】このように、本実施形態のリードフレーム
6を用いれば、樹脂パッケージ5から互いに反対方向に
延出する第2リード端子4A,4Bを有する半導体装置
1が提供できる。この種の半導体装置1は、従来のリー
ドフレームでは製造できないものであった。そして、半
導体チップ2の電極配置などを適宜選択するとともに除
去すべき第1リード部31a″,31b″および第2リ
ード部4A″,4B″を適宜選択することにより、従来
では製造困難であった形態の半導体装置1を含め、一種
類のリードフレーム6から、種々の端子構成の半導体装
置を幅広く提供できるようになる。このため、端子構成
に制約を受けて半導体装置1の小型化が阻害されること
はなく、また当該半導体装置1を実装すべき回路基板に
設けるべき端子パッドの位置や配線の引回しパターンの
制約も小さくなり、回路基板の小型化にも寄与できる。
【0034】ところで、図1に示した半導体装置1は、
図2に示した構成を有するリードフレーム6ばかりでな
く、たとえば図7に示した構成を有するのリードフレー
ム7によっても製造することができる。この図に示した
リードフレーム7は、サイドフレーム部70およびクロ
スフレーム部72に付属した第1領域75と、吊りリー
ド77を介してクロスフレーム部72に付属し、かつ第
1領域75を覆う位置まで回動可能とされた第2領域7
6と、を有する点において先に説明したリードフレーム
6と共通する。その一方、第1領域75の第1リード部
4A′,4A″,4B′,4B″および第2領域76の
第2リード部31a′,31a″,31b″のそれそれ
が、リードフレーム7の幅方向(クロスフレーム部72
の延びる方向)に延びている点において異なっている。
【0035】より具体的には、第1領域75は、矩形板
状とされたダイパッド部30′の両側縁部30a′30
b′のそれぞれから幅方向の延出して複数の第1リード
部31a′,31a″,31b′,31b″が形成され
ている。一方の側縁部30a′から延出する第1リード
部31a′,31a″は、一定間隔隔てて互いに平行に
延びており、端部において一方のサイドフレーム部70
と繋げられている。他方の側縁部30b′から延出する
第1リード部31b″もまた一定間隔隔てて互いに平行
に延びており、これらの第1リード部31b″は端部に
おいてブリッジ部31c″を介して一体化されている。
この第2領域75は、ダイパッド部30′からリードフ
レーム7の長手方向に延びる吊りリード部73を介して
クロスフレーム部72に支持されている。
【0036】一方、第2領域76は、第1領域75に対
してリードフレーム7の幅方向に並んで設けられてい
る。この第2領域76は、一対のサイドメンバ部79
a,79bと、これらの間を繋ぐ一対のクロスメンバ部
79c,79dによって囲まれる矩形領域79内におい
て、各サイドメンバ部79a,79bから第2リード部
4A′,4A″,4B′,4B″が他方のサイドメンバ
部79b,79aに向けて延びている。一方のサイドメ
ンバ部79aはまた、クロスフレーム部72に対して一
対の吊りリード部77を介して支持されており、これら
の吊りリード部77が捩じれることによ回動軸Cを中心
として第2領域76が回動可能とされている。
【0037】このような形態を有するリードフレーム7
においても、ダイパッド部30′への半導体チップ2の
搭載、図にクロスハッチィングを施した不要部分(第1
リード部31a″,31b″、第2リード部4A″,4
B″およびブリッジ部31c″)の除去、第2領域76
の回動、半導体チップ2の電極と第1および第2リード
部31a′,4A′,4B′の接続、樹脂パッケージン
グ工程などを経て図1に示した個別の半導体装置1が得
られる。
【0038】各実施形態では第2領域66,76が回動
するように構成されていたが、第1領域65,75を回
動するようにサイドフレーム6,7を構成してもよい。
この場合、第2領域のクロスフレーム部がコモンバー部
を兼ねていてもよい。
【0039】また、リードフレームの第1および第2リ
ード部の配置、個数、大きさなどは設計事項であり、採
用する半導体チップの種類や大きさ、あるいは電極の個
数や配置などに応じて、適宜設計変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る半導体装置の一例を示す全体斜
視図である。
【図2】本願発明に係るリードフレームの一例を示す要
部平面図である。
【図3】本願発明に係る半導体装置の製造方法を説明す
るための要部平面図である。
【図4】本願発明に係る半導体装置の製造方法を説明す
るための要部平面図である。
【図5】本願発明に係る半導体装置の製造方法を説明す
るための要部平面図である。
【図6】本願発明に係る半導体装置の製造方法を説明す
るための断面図である。
【図7】本願発明に係るリードフレームの他の例を示す
要部平面図である。
【図8】従来の半導体装置の一例を示す全体斜視図であ
る。
【図9】従来の半導体装置の他の例を示す全体斜視図で
ある。
【図10】従来のリードフレームの一例を示す要部平面
図である。
【図11】図9に示した半導体装置の製造方法を説明す
るための要部平面図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 半導体チップ 20 上面(半導体チップの) 20a 電極(半導体チップの) 6,7 リードフレーム 65,75 第1領域(リードフレームの) 66,76 第2領域(リードフレームの) 69a,69b コモンバー部(リードフレームの) 31a′,31a″,31b″ 第1リード部(リード
フレームの) 4A′,4A″,4B′,4B″ 第2リード部(リー
ドフレームの) C 回動軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイパッド部および第1リード部を有す
    る第1領域と、この第1領域に並設され、かつ互いに平
    行に延びる一対のコモンバー部のそれぞれから、他方の
    コモンバー部に向けて延びる複数の第2リード部を有す
    る第2領域と、を備え、上記第1領域および上記第2領
    域のうちの一方の領域が他方の領域を覆う位置にまで回
    動可能とされていることを特徴とする、リードフレー
    ム。
  2. 【請求項2】 上記第1リード部および上記第2リード
    部は、同一または略同一方向に延びている、請求項1に
    記載のリードフレーム。
  3. 【請求項3】 上記第1リード部は、回動軸に対して平
    行に延び、 上記一対のコモンバー部は、上記回動軸に対して直交状
    に延びるとともに、上記各第2リード部は、上記各コモ
    ンバー部に対して垂直または略垂直に延びている、請求
    項2に記載のリードフレーム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載した
    リードフレームを用いた半導体装置の製造方法であっ
    て、 上記ダイパッド部に対して半導体チップを搭載する工程
    と、 上記第1領域および上記第2領域のうちの一方の領域を
    回動させて他方の領域の直上に位置させ、上記複数の第
    2リード部のうちの少なくとも一部の第2リード部を上
    記半導体チップの上面に設けられた電極と接続する工程
    と、 を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記複数の第2リード部は、上記電極の
    数よりも多く設けられているとともに、上記電極と接続
    されない不要な第2リード部を除去する工程をさらに含
    んでいる、請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載した製造方法に
    より得られることを特徴とする、半導体装置。
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